R7年度 第5回姫路城学の実施
7月29日(火)の午後、兵庫県立歴史博物館にて第5回姫路城学を実施しました。
講師の学芸員 竹内信さんに現在開催中の特別展「描かれたお城と城下町」および常設展の解説をしていただきました。
姫路城に関する時代の異なる古地図や屏風絵を見て、それぞれの史料から読み取れる姫路城や城づくりのイメージに関してお話しいただきました。
この特別展を企画した竹内さんならではの専門的なお話を伺うことができ、生徒からは多くの質問が出ていました。その質問にも丁寧に答えていただきつつ新たな視点を提示してくださり、とても贅沢な時間を過ごしました。
次回は8月19日(火)の午後、今回に引き続き、歴史博物館にて学芸員の竹内信さんによるワークショップを予定しています。
【生徒の感想】
・私は特に、現存12天守の50分の1の模型の展示のところで見た、姫路城の大きさ、立派さにはとても目を惹かれました。徳川家光によって建設された「寛永度江戸城天守(3代目)」の方が姫路城より大きかったので、もし現存していれば…と思うと面白いです。姫路城が世界遺産であることが当たり前になりつつあるので、今こそ「姫路城の何がすごいのか」を考えなければいけないという言葉が印象に残りました。
・私は歴史博物館に訪れるのが初めてだったので、新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。姫路城展の中では、皆が、私では思いつかないような視点での質問をたくさんしていて、知見を深めることが出来ました。竹内さんの解説も詳しくて、まだまだ沢山の知らないことがあるのだなと感じました。50分の1のサイズの城の模型も、姫路城の大きさが他のお城に比べてすごく大きくて、他のお城についてあまり詳しくない私は、他のお城の構造に驚くと同時に、改めて姫路城のすごさを感じられました。