お知らせ

R7年度 第1回姫路城学

4月30日(水)放課後、「まずは姫路城に登城しよう!」というテーマのもと、2年次の希望者8名で姫路城へ行きました。限られた時間の中でしたが、生徒たちは石垣や狭間の形状、瓦の紋様の違いに気づき、武具掛けの傾きや釘隠しの材質などの疑問に思った所を写真に残したり、メモを取るなど積極的に観察していました。

次回以降の姫路城学で、生徒それぞれの疑問が解決し、気づきを深めることができると今後の学習への期待も膨らんだようです。

次回は、5月29日(木)城郭ライターの萩原さちこ氏を講師に迎え、「お城座談会」を開催する予定です。

【生徒の感想】

・小学生の時からたびたび訪れていた姫路城も、高校生になって来てみると今まで気にとめて いなかった部分が目に付いて新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。新たな発見が沢山あり、疑問に思う部分も多くみつけられて、10月頃に解説を聞きながら姫路城に登る機会にその疑問が解消出来たらと思いました。漆喰の塗り方も今まで意識していなかったので、漆喰に施された工夫に驚きました。またお話を聞く機会が今から楽しみです。

・毎日何度も見かけている身近な存在の姫路城も、意外と隠された仕掛けや工夫が多くあり、初めて登城したような純粋な気持ちで城を探索できました。また、小学生のときには気にならなかったような、例えば姫路城の天守閣には大きな空間がいくつかありましたが、それぞれの部屋を障子や襖で区切るのではなく、段差や柱で区切っているところなど、新たな視点で疑問を見つけることもできました。屋根の瓦一つ一つに塗り込まれている盛り上がった漆喰も、特別な技術で作られており、とても興味深く感じました。