龍野高等学校 ブログ

揖龍小学校理科部会の夏季実験・実技講習会

揖龍小学校理科部会の夏季実験・実技講習会が開催されました

令和3年8月4日(水)龍野高校において揖龍小学校理科部会の21名の小学校教員が参加する夏季実験・実技講習会が開催された。

始めに、龍野高校自然科学部1年生により、「生物多様性」や「生物多様性龍高プラン」について発表があった。

その後、龍野高校の田村統教諭(理科・生物)を講師に「植物の見分け方 各小学校の樹木を中心に」をテーマとして、葉のつくりやつき方、鋸歯の有無など樹木を同定する時の着目点について、校内の樹木を手に説明があった。

その後、校内の植物を実際に観察しながら、クスノキなど植物や昆虫との関係など解説を行った。

参加していただいた、先生方の希望者にはハエトリソウやサラセニア、ヨツマタモウセンゴケなど耐寒性のある食虫植物を提供した。コロナ禍でなければ、夏休みには「科学の祭典」や「科学の屋台村」などの科学イベントで多くの児童・幼児と保護者に不思議な食虫植物を知っていただくのであるが、昨年に続き今年もイベントが中止となった。

提供した食虫植物によって、揖龍地域の小学生が自然への好奇心を喚起する一助となることを期待したい。

 

自然科学部生徒の発表

実物の植物を例に同定のコツを伝授

 

校内での野外観察
    

「人権文化をすすめる市民運動」中央大会  2年生女子2名が人権作文で入賞

 8月1日(土)、たつの市赤とんぼ文化ホールで、たつの市民の人権文化を高揚するための、「人権文化をすすめる市民運動中央大会」が開催された。
 例年この大会は龍野高校および龍野北高校の放送部員が司会進行を務めている。今年は、龍野高校から男女1年生部員2名が務めた。
 記念式典では、人権作品入賞者の表彰式と人権作文市長賞受賞者による作文朗読、基調講演があった。人権作文では龍野高校から教育委員会賞を嵯峨山小梅さんが、優秀賞を田中芹奈さんが受賞した。
 記念式典の後、元NHKアナウンサーの小野塚康之さんによる「アナウンサーから見たオリンピック・パラリンピック」の記念講演があった。メダルの獲得が注目されるなかで、試合後の選手の言葉が印象に残る。特にロンドン五輪男子20㎞競歩で銀メダルを獲得した、エリック・バロンドは、内戦後も不安定な状態が続くグアテマラに初の五輪メダルをもたらした。「この銀メダルがグアテマラの子供たちに勇気を与え、彼らが銃やナイフを置き、その代わりに、トレーニング・シューズを手に取ってくれたらいい。そうしたら自分は世界一の幸せ者だ・・・」と語った。この話を鹿児島の中学生が作文に書き綴った話などがあった。  
 ロビーでは、地域の高校・特別支援学校からの生徒作品展があり、龍野高校からはSSH事業の紹介と、課題研究や自然科学部の研究成果を展示した。各校の特色を多くの参加者に知っていただいた。  
    
記念式典
 
人権作文受賞 田中芹奈さん(左)と嵯峨山小梅さん(右)
 
司会をつとめる放送部員
 
司会をつとめる放送部員
 
龍野高校の展示ブース SSH事業と課題研究などの研究ポスターなど
 

着任式・全校集会・壮行会

 令和3年7月20日(火)に、着任式・全校集会・壮行会を行いました。

 今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、3年生は体育館、1・2年生は各教室にてリモートで行いました。

 着任式では、6月28日から本校に着任されたケナ=リード先生が挨拶され、「9月にまたみんなと会えるのを楽しみにしている。」と英語で話されました。

 全校集会では、校長先生が時間を大切に過ごすこと、生徒指導部長がSNSの使い方などを話されました。

壮行会では、全国大会に出場する百人一首部と放送部、近畿大会に出場する女子卓球部が壇上に上がり、校長先生、同窓会長、生徒会長から激励の言葉をかけていただきました。

 

令和3年度 国際交流のための日本文化に関する学習会

 7月19日(月)、台湾オンライン研修に参加する生徒21名を対象に、京連鶴作家の尾崎氏とたつの市揖保川ボランティア協会・会長の満田氏を招き、日本の伝統文化である折り紙について学びました。日本文化を学ぶだけでなく、生徒たちが作成した連鶴は今後の国際交流事業においても使用する予定です。 

 

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薬物乱用防止講話

 令和3年7月16日(金)に、薬物乱用防止講話を行いました。

 今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1・2年生は体育館、3年生は各教室でのリモート開催としました。

 講話では、私たちの身近にあるタバコも依存性薬物の1つであり、薬物乱用者の多くが喫煙経験があることを話されました。また、飲酒も正しく飲まないと危険であることなど、これから成人を迎える生徒達にとって有意義な話がなされました。薬物に関しては、薬物とはわからないように違う呼び名で呼ばれていることや1度でも手を付けてしまうと人生が取り返しのつかないことになることなどをスライドとビデオによって伝えられました。

 生徒は、ビデオに出てくる人物が薬物によって変わっていく様子を観て、肌で薬物の怖さを感じ取りました。