創造科学科ブログより抜粋
創造基礎Sスライド発表会
2月4日(火)6,7限で創造基礎S(理数探究)のスライド発表会が本校同窓会館のゆ~かり館で実施されました。この授業では昨年9月より、神戸大学人間発達環境学研究科の佐賀 達也 先生を始め、同科大学院生8名にサポートしていただき、5名ずつ8班のグループ単位で自然科学分野の探究活動を進めてきました。各班の発表タイトルは以下の通りです。
[1班]利便性の高い瞬間冷却パックの模索
[2班]利き足と軸足の能力差に迫る
[3班]アリのコロニーを見分ける力を探る
[4班]除草剤を用いない効果的な除草の検討
[5班]ARSASの定理
[6班]環境DNA調査法を用いた新湊川の生態系調査
[7班]ヤゴの生態を探る
[8班]型崩れしにくいメレンゲの作成
当日はお世話になった大学関係者と観覧を希望された保護者にも参加いただき実施しました。生徒の感想を見れば「模擬発表と本番発表を通して、前に出て発表する機会を重ねることで研究内容の理解がより深まったと思います。」、「1月の授業はポスターやスライドの発表準備が中心でしたが、発表することの難しさと大切さを学ぶことができました。」などがあり、週末に実施される予定の神戸高校、兵庫高校、明石北高校との合同発表会でも十分成果を期待できる発表会となりました。
プレベトナム研修(2025年1月実施)
2025年度ベトナム研修参加希望者を対象に、事前研修として国内でプレベトナム研修を実施しました。ベトナム連携校(HUS High School for Gifted Students)の生徒が来日し、延べ3日間を一緒に過ごしました。次年度の研修に先駆けて、研修テーマの理解や異文化理解、また様々な文化・世代の方々との交流を通じた自己理解を深めることができました。本研修の実施にあたっては、大阪大学に多大なるご協力を賜りました。
<日程概要>
<研修内容>*すべての研修は主に英語で実施。
1月17日(金)
zoomによる参加者のオンラインミーティングを実施しました。オリエンテーションで研修の目的を確認した後、大阪大学の学生、HSGSの生徒、兵庫高校生の順に自己紹介を行いました。続けて、本研修のテーマとなる「半導体」に関して、レクチャーを受講しました。
1月21日(火)
大阪大学理学研究科で研修を行いました。中心となる大阪大学の方々やベトナムの高校生と対面の後、グループに分かれて理学研究科のラボツアーに参加しました。半導体の開発に関連する研究室を中心に、実験装置や機器を見学したり、レクチャーを受講するなどしました。細胞の微細構造を観察できる非線形光学顕微鏡や量子コンピューターの演算のしくみなど、日常生活を支えるミクロの科学技術について学ぶことができました。
1月23日(水)
ダイキン工業株式会社のダイキンテクノロジーイノベーションセンターを視察しました。社内の展示から、半導体を製品にデザイン化していく行程を知ることができました。また、この施設では、デスクや実験室内での製品開発だけでなく、建物そのものにも様々なアイディアを組み込み、試験的な取り組みが行われていました。さらに、研修中にも多くの海外からの訪問者をお見かけし、グローバル社会で人・技術・知識が交流する様子を垣間見ることができました。
1月24日(金)
大阪大学理学部で、研修のまとめと交流会を行いました。交流会では、研修で学んだことだけでなく、お互いの学校紹介プレゼンテーションやフリートークを通じて、交流を深めることができました。HSGS、兵庫高校の両校生徒とも、ラボツアーや企業視察では、新しいことを学ぶのに一生懸命でしたが、交流会ではリラックスした様子で会話が弾み、親睦を深めることもできました。
1月19日創造科学科 アグリテック甲子園2024
1月19日に2年生創造科学科の生徒3名がアクリエ姫路で開催されたアグリテック甲子園2024に参加しました。「育てる教室 べジラボ」のタイトルで発表し、優秀賞(2位)をいただきました。
8月の東京みらいフロンティアツアーでの農業関係の学びをきっかけに、アグリテック甲子園に挑戦を決めました。書類審査を通過し、本選でのプレゼンテーションまで、何度も放課後にミーティングを重ねました。直前まで上手くいかず不安を抱えた中での本番でしたが、自分たちの想いを伝えることができたかと思います。
今回の経験をそれぞれの探究活動にも活かしていけたらと思います。発表に際してご尽力いただきました皆さま、このような貴重な機会を設けてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
11月16~17日創造科学科 第18回全日本高校模擬国連大会
11月16~17日に1年生創造科学科の生徒2名が第18回全日本高校模擬国連大会に参加しました。9月にオンラインで実施された西日本予選を通過し、東京の国際連合大学で開催される全国大会の切符を手にしました。国際会議場に各国大使たちが集まり、「Youth for Disarmament, Non-Proliferation and Peace」をテーマに2日間みっちりと議論を交わしました。
以下、参加生徒による感想です。
In November of this year, I took part in the "All Japan High School Model United Nations(AJHSMUN)." In Model United Nations(Model UN), we discussed international issues standing in the position of the ambassador of each country.
By joining MUN, I leaned that it is important to look around and understand what is needed action. All participants of MUN were looking around and ahead, trying to play the role needed by everyone, and conducting the meeting by saying well-founded opinions.
In addition , I leaned about the true meaning of a word, "positivity." Positivity doesn't mean only saying lots of opinions. It means expressing thoughtful opinions while considering things from multiple perspectives, such as how to make the meeting progress, and how to reflect on my own opinions in it.
Lastly, I could promote my English skills. I had to make a speech, political measures, and the resolution. So, I think my writing skills progressed especially.
AJHSMUN was a special and valuable experience for me. I want to participate in it again.
11月26日創造科学科 創造基礎S 自然科学分野の探究活動の発表準備①
11月26日(火)、創造科学科9期生1年生が創造基礎S(理数探究)の授業で自然科学分野の探究活動の発表準備を行いました。この日はPCルームで発表当日までのスケジュールを確認し、スライドとポスターの作り方についてのレクチャーを受けました。
発表については、来年2月4日(火)の6,7限にお世話になった神戸大学の佐賀先生と大学院生の皆さんをお招きしてスライド発表を、8日(土)に神戸高校の講堂で神戸高校、明石北高校と合同でポスター発表をそれぞれ行う予定です。どちらについても希望される保護者は参加可能です。
当日の授業では班ごとにポスターとスライドの設計図を作成しながら、役割分担を決めました。