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兵庫高校Blog

令和6年度オープン・ハイスクールを開催しました。

7月23日・24日の2日間、オープン・ハイスクールを開催しました。

中学生と保護者あわせて2000人を超える方々の参加がありました。

生徒会・部活動の生徒達も協力し、参加していただいた方々に

少しでも本校ならではの魅力・特色を知って頂くために生徒主体で行いました。

午前中は学校概要説明、生徒会生徒による学校生活紹介、部活動生徒による

生徒質問会、生徒パフォーマンスを行い、午後は部活動見学を実施しました。

暑い中、多くの方々に参加していただきました。

秋(10月5日)には、創造科学科の説明会もあります。

ご参加ありがとうございました。

令和6年度離任式と1学期の終業式等を行いました。

7月19日(金)コロナ後初めてとなる全校生が体育館に集合しての

1学期終業式を行いました。

最初に、本校で5年間にわたりご指導下さり、また様々な場面で活躍された

ALTのリズ(Elizabeth Coles)先生の離任式を行いました。

次に終業式では井上校長が1学期中の生徒の頑張りに感動したという内容の式辞を述べ

先日の合唱コンクールでの3年生の映像を流しました。

その後、全員で校歌を斉唱しました。

つづく全校集会では,卓球部・女子バレーボール部・ダンス部・山岳部・陸上競技部・

放送部・書道部の表彰伝達を行いました。

 

KOBE研修(医療分野)

 7月26日(金)、KOBE研修(医療分野)に生徒22名、引率教員3名が参加しました。参加者は13:20にポートアイランドの医療機器メーカー:エア・ウォーターグループに属する「国際くらしの医療館・神戸」前に集合し13:30~同施設を見学させていただきました。施設内には病院の手術室やICUに設置される最新鋭の高度医療機器やデモンストレーションができる機器が設置されており、それらを間近で見学することができました。その後神戸市立神戸アイセンター病院の栗本康夫先生に再生医療に関する講義を受けました。そして最後に神戸医療都市推進機構の宮原あゆみさんより神戸医療産業都市についての説明を受けました。ここには「メディカルクラスター」、「バイオクラスター」、「シュミュレーションクラスター」の3つのエリアがあり、それぞれ「医療」「生命科学」、「情報」に関する高度な研究開発が行われているという説明を受けました。

KOBE研修(データサイエンス分野)

 7月25日(木)、KOBE研修(データサイエンス分野)に生徒10名、引率教員3名が参加しました。参加者は13:20にポートアイランド理化学研究所計算科学研究センター前に集合し、13:30~同研究センターの佐藤三久先生から講義を受け、スーパーコンピュータ「富岳」を見学させていただきました。その後イノベーションパークに移動し兵庫県立大学大学院情報科学研究科の大島裕明准教授によるデータサイエンスに関する講義を受け、最後に神戸医療産業都市推進機構の原川朋矢氏から神戸産業医療都市についての説明を受けました。ポートアイランドにこのような情報と医療に関する高度な研究施設が集約されていることを初めて知り驚かされることが多かったです。

ベトナム研修 まとめ

 渡航までの数ヶ月間では、オンラインでのレクチャーを受けたり、エネルギーに関する施設に足を運んだりと、渡航先での学習をより良いものにするための事前研修を計4回行いました。現地では、その事前研修をいかした学習ができました。日本では見れないような施設や研究所を見学できてよかったです。例えば原子力研究所やたくさんの風車(風力タービン)、だだっ広い土地に並べられた太陽光パネル、そしてバイオエネルギーのための豚などです。また、現地では、エネルギーに関する学習のほかに、食事やトイレの文化の違いを実感しながら生活する1週間でした。食事は好みが分かれていました。私個人としては、食事は楽しみにしていたことの1つで、とても楽しい時間でした。トイレは紙を流さずにゴミ箱に捨てる方式が多かったですが、日本ではそのようなトイレを使ったことがなかったので、最初は驚きました。ですが帰国後、関空のトイレで「あれ、ゴミ箱がない」と無意識に思ってしまいました。異文化理解という観点で、とても良い経験になったのではと思います。

 そしてこの研修に参加したからこその1番の思い出は、現地の高校生との交流です。私たちよりもはるかに知識豊富な彼らから、たくさんのインスピレーションを受けました。市内観光や食事の時には、たくさんおしゃべりをしました。みんなとお別れをする時、私は寂しさのあまり涙が止まらなくなってしまいました。たかが5日間、されど5日間、この機会がなきゃ出会うことのない彼らとの日々は、かけがえのない思い出です。どこにいてもスマホ1つで繋がることのできるこの時代、この友情を大切にしていこうと思います。

 8時ごろに全員無事に揃って関西国際空港に到着しました。関西空港にて短い時間ですが、今回の旅を引率してくださった大阪大学のムイ教授、藤山教授、そして校長先生からのお言葉をいただきました。そして生徒代表としてこの旅の団長である私が感謝の気持ちを述べました。が、そこでもまた涙を流してしまいました。まだ、ベトナムに後ろ髪を引かれる思いでいっぱいです。

 解散したあと私は銭湯に行って疲れを癒し、昼ごはんに寿司を食べて久しぶりの日本を感じました。家に帰ったらお土産を広げて、写真を見せながらベトナム研修の話を家族にたっぷりと話しました。改めて今回のベトナム研修を振り返るとすごく濃い1週間でいい経験になったし、この研修に参加できて本当に良かったと思いました。

 ベトナム研修に参加させてくれた家族、引率してくださった先生や大阪大学の教授、ベトナムのことを教えてくれたり仲良くしてくれたHSGSの生徒達、その他私たちの研修のをサポートしてくださった旅行会社の方や講義をしてくださった方など、たくさんの人のおかげでこの素晴らしいベトナム研修を終えることができ、すごく感謝しています。このベトナム研修で学んだことをこれからの学びに生かしていこうと思います。また今回の研修を通して自分の英語力の未熟さに気付いたので英語の勉強をもっと頑張ろうと思いました。

 1年生の冬頃から応募が始まり、まだまだ先のことだと思っていたベトナム研修が、とうとう終わってしまいました。ですが!ここで終わるのは、ただの旅行です。事後学習までこなしてようやく「ベトナム研修」が幕を閉じます。気を緩めず頑張ろうと思います!

ベトナム研修6日目(7月27日)

 ベトナム研修6日目、いよいよ現地で活動する最終日になりました。荷物の整理をして、HUS High School Gifted Studentに向かいました。今日はこれまでの5日間で学んだことや感じたことを班ごとでまとめてパワーポイントなどを用いて10分間で発表するというものでした。午前中は班員全員でパワーポイントや発表内容を作成し、担当を決めて準備しました。ベトナムの生徒はパワーポイントをおしゃれなデザインにしていて、私も凝ったデザインで作ってみたいなと思いました。昼食はHSGSから招待されレストランへ向かいました。この昼食が研修中のベトナム料理最後でした。ハノイは中国と近いため中国料理と似た味の料理が多いことや、ベトナム料理に慣れてきた頃だったのでお腹いっぱい食べることができました。

 午後からは高校に戻り午前中に作成したスライドを用いて、研修成果の発表をしました。ベトナムの生徒たちは英語を流暢に話し、堂々としていて私もあんな風になりたいと思いました。それぞれの研修で感じたことを共有できて良い機会になりました。日本に帰ったら学んだことや感じたことを他の生徒にしっかり伝えたいと思います。研修成果の発表の後はレクリエーションを行いました。兵庫高校生が準備した日本の文化クイズやあやとりをしたり、ベトナムの生徒がバンドでベトナムの曲を披露してくれたりと楽しい時間になりました。最後は日本からのお土産を渡して集合写真を撮りました。私と同じ班だったリリーはベトナムのカップ麺やお菓子、キーホルダー、手紙を渡してくれました。てとても親切にしてくれて別れが寂しかったですが連絡先を交換したので帰国した後も連絡を取りたいと思います!

 ベトナムの友達と別れてからホテルに戻ってチェックアウトをしてイオンモールに向かって夕食をとりました。色々な店がありましたが、みんな日本食が恋しくなったのか、全員で丸亀製麺でうどんを食べました。その他イオンモールでは、土産を買ったりしました。

 いよいよ空港に向かう時間になりました。帰りは深夜便でだったので現地時間の10時頃に空港に着きました。私はお土産が買いきれていなかったので空港の出国手続きや保安検査を通過後、お土産を買いました。そしてついに帰りの飛行機で日本に帰ります。研修をサポートして下さった皆さん、6日間ありがとうございました!

 街並み高校高校の様子昼食発表の様子夕食空港

ベトナム研修5日目(7月26日)

 

 

ベトナム研修5日目、民家の中にあるバイオガスプラントに行きました。中にはたくさんの家畜(豚)がいて、その家畜の糞からメタンガスを取り出して料理の火として使ったり、タービンを用いて電気にしているそうです。この仕組みを普及させるために、現在研究を行っているとのことでした。

 午後からは、ハノイ工科大学に行ってバイオガスについてのレクチャーを受けました。燃料にはコーンやサトウキビ等食べものばかりを使っていると思っていたのですが、今は藻類や微生物等を使っているということでした。バイオガスに対する自分の理解が以前のまま止まっていたことに気がつきました。

 レクチャー終了後、ハノイ唯一の世界遺産であるタンロン遺跡へと向かいました。歴史ある建物はやはり、見慣れてきたベトナムの町並みとはまた違った何かを感じさせるものでした。その後、ホアンキエム湖の周りを散策しました。個性豊かな店が揃っておりとても楽しかったです。ナイトマーケットでは、日本では見ることができないような屋台が多くあっておもしろかったです。

 明日はとうとう最終日!長かったベトナム研修もあっという間だったなと思うと少し名残惜しいですが……今までに学んだことを生かし、現地の人達との最後の交流を楽しみたいと思います。

 バイオガスプラントバイオガスプラントのブタハノイ工科大学の看板バイオガスを用いたコンロレクチャータンロン遺跡ナイトマーケットの様子

ベトナム研修4日目(7月25日)

 ベトナム研修4日目。5泊7日のベトナム研修もいよいよ後半に差し掛かってきました。

研修スケジュールが詰まっていたこれまでの3日間とは違い、今朝は少しゆったりしたスケジュールだったので、ホテルのプールに行く人や散歩をする人もいました。私達はお部屋でゆっくりし、その後、ホテル近くのスーパーにお土産を買いに行きました。味が全く想像出来ない初めて見る食べ物もあれば日本でよく見るものもあって、見ているだけでもとても楽しく、また現地の生活がうかがえて有意義な時間でした。

 今日の昼食は11時頃に食べました。朝ごはんにホテルの朝食を食べすぎたおかげで、この研修で一番食べる量が少ない食事だったと思いますが、いかにもお腹が膨れそうなせんべい(?)はベトナムの調味料を付けて食べるとなかなか美味しかったです。昼食後は、レストランの目の前にあるビーチに行きました。白い砂浜、青い海で、とてもきれいだったので、みんな靴を脱ぎ、海に入って遊びます。私は海を見ながら、ビーチベッドでくつろいでいました。ここまでは良かったのですが、なんと、ビーチベッドを使用したことから、あとでお金が請求されたようです。1人20,000vnd(約100円)×21人のお支払いとなりました。なお、これが正しい取引だったのかは不明です(笑)。旅行客は目をつけられやすいので、足元を掬われないように注意が必要だということを学びました。

 午後からは国内線でハノイに行くために空港へ移動しました。セキュリティチェックを済ませたらすぐ搭乗…のはずだったのですが、飛行機が遅れてしまい1時間以上待つことに。幸いゲート近くには沢山のお土産屋さんがあり、お菓子を買ったり雑貨を買ったりとそれぞれがのんびり過ごしていました。

 ハノイに移動した後、Pizza 4P’sというお店で夜ご飯を食べました。日本人の方が経営しているこのお店では、日本人でも親しみやすい食べやすい味のピザをいただくことができました。このお店ではこだわりの自家製の食材が多く使われている料理が楽しめます。日本にも展開されているお店なので、ぜひ一度ご賞味あれ。

ニャチャンのホテルに隣接するスーパー昼食ニャチャンのビーチセキュリティチェック空港のお店飛行機からのハノイの景色夕食のピザ

ベトナム研修3日目(7月24日)

 ベトナム3日目は風力発電所に行きました。バスを降りた瞬間とても強い風が吹いていました。お話を聞くとこの地域では風速20メートル以上の風が吹いているそうです。そのためこの地に風力発電所があるのだと思いました。その後実際に風車の下まで行き風車の大きさを感じることができました。

 次にバスに乗ってダニムダムに行きました。ダニムダムは日本の協力によって作られ、建設中に犠牲になった方々への慰霊碑があり、全員で線香をあげました。その後ダニムダムを操作する場所に行きました。その道中バスのタイヤがバーストしびっくりしました。ダニムダムの施設の見学後、お昼ご飯を食べました。とても辛いものが多くあり舌が痛かったです。

 その後、 TRUNGNAM GROUP の運営する風力・太陽光発電所の見学に行きました。太陽光パネルは昼は太陽の向きに合わせて動き、夜はフラットになり効率よく発電しているそうです。その後、TRUNGNAM GROUPのオフィスに行きました。そこでそのグループが行なっている事業の説明を聞きました。

 すべてのフィールドスタディを終え、1時間半ほどバスに揺られニャチャンに到着しました。とても綺麗なホテルで驚きました。その後夕食を食べに行きました。

風力発電風力発電ダム竣工碑ダニムダム上流慰霊碑ダムオフィス太陽光+風力太陽光オフィスニャチャンホテル

ベトナム研修2日目(7月23日)

 いつもなら二度寝してしまう朝ですが、なんと6時のアラームできちんと起きることができました。朝きちんと起きることができ嬉しく、その後朝食を食べに行きました。朝食はビュッフェでした!!好きなものを好きなだけ食べられるビュッフェは私の大好物ですごく気分が上がり、今日のフィールドスタディを頑張ろうと思えました。

 7:45にホテルのロビーに集合して現地の高校生と対面しました。緊張していましたが現地の高校生が積極的に話しかけてくれたおかげで、すぐに打ち解けることができました。私の班はリリーとサニーが入ってくれました。リリーはK-popを知っていたので、どのグループが好きなのかやどんな曲が好きなのかという話で盛り上がりました。サニーは、フィールドスタディ中に、わかりやすく説明してくれたり先頭に立って案内してくれたりととても頼りになりました。ダラット大学へ向かうバスの中で、サニーがベトナムのケーキをくれました。緑色のケーキだったので抹茶かなと思いましたが味を聞いてみると”sweet”だそうで食べるのが楽しみになりましたが、せっかくなので日本に持って帰りたいと思います。

 ダラット大学に着き、スクリーンと机と椅子が並ぶ部屋に案内されました。教授や先生方の紹介が終わり、いよいよall Englishの講義が始まりました。私たちが普段試験などで聞いている英語とは違うため少し聞き取りにくい部分もあり焦ってしまいましたが、聞いてみると事前学習の内容と被っていて安心しました。私のとなりにリリーが座っていたのですが、メモをとり、それを筆記体で簡潔にまとめていて、短時間できれいにまとめられることに驚きました。私も短時間できれいにまとめられるようになりたいです。

 講義が終わりバイオガスをつくる過程の演示実験を見せてもらいまた。生物由来のものを燃料に燃やしているのですが、なんとCO2を排出しない(CO(一酸化炭素)とH2を別々に排出する)そうです!環境にやさしいガスを発明した人間はすごいなと思いました。演示実験を見たあと昆虫の標本がたくさん飾られている部屋に行きました。きれいな色の蝶から私たちが見たこともないような虫までたくさんの標本があり、圧倒されました。昆虫ミュージアムを出ると大学の下あたりにある農場に行きました。そこで驚いたのは土が赤いことです。地理で熱帯の土は赤いと勉強しましたが、実際に見ることができて本当に赤いのだと実感しました。

 次にバスに乗ってダラット原子力研究所(*)に行きました。そこではこの原子炉の歴史についての動画を見たり操作室に行ってお話を聞いたり、実際に原子炉のある部屋に入って原子炉を見学したりしました。原子炉から危ない物質が漏れたときなどのに対策に原子炉の部屋と外の部屋では気圧が違い、原子炉の方が低くなっているそうです。原子炉の部屋から出るときに風圧を感じるのを楽しみにしていましたがあまり風を感じず残念でした。原子炉に着いたあたりでお腹が空き始めてお腹すいたとつぶやいていると、リリーも「I'm hungry.」といって「Me too.」と返ししました。リリーにベトナム語で「お腹すいた」を何というのか聞くと、ノイだと教えてくれました。ベトナム語は発音が難しく何度も聞きました。やっとお昼ご飯の時間になりレストランへ行きました。白ご飯が赤褐色の壺に入っていて触ると熱かったです。私はオムレツがお気に入りです。

 午後からは予定が変わり、4時間ほど市内観光の時間になりました。私たちの班はカフェとショッピングセンターとお土産屋さんにいきました。ショッピングセンターで”人生4カット”という韓国版プリクラを一緒に撮りました。楽しかったです!!

 夜ご飯はベトナムに来てから1番食べることができました。明日は7:10チェックアウトなので早く寝たいと思います!おやすみなさい!!!

 

(*) 今回見学した原子炉は、主に医療用に使用されているものです。十分に安全が確保された状態で見学し、施設から退出時にもセンサーによる安全確認を実施しております。

朝食講義演示実験大学の農園大学の農園原子力研究所原子炉市内観光市内観光