兵庫高校Blog
修学旅行を実施しました(79回生)
12月8日(月)~11日(木)に、第2学年(79回生)が沖縄本島にて修学旅行を実施しました。
初日の平和祈念公園では、資料館見学と島守の塔での献花、聴講、フィールドワークなどの平和学習を行いました。献花の後、全員で合唱して献歌し、沖縄2中である沖縄県立那覇高校 地歴公民科の教諭 上原先生による沖縄戦と当時の島田叡元沖縄県知事に関するご講和に耳を傾けました。その後、上原先生のご案内とご説明により「平和の礎」にある刻名碑など公園間、資料館などを歩きつつ、戦争の悲惨さと平和の尊さに思いを馳せました。この訪問は先輩 島田元知事の後輩として貴重な経験となりました。
2日目、3日目は、生徒が6~7つのコース(班)に分かれて選択別体験活動を行いました。マリンアクティビティや琉球ガラス製作体験といった活動を通して、沖縄の自然や風土を体験する良い機会とすることができました。その中には嘉手納米軍基地周辺の「コザまち歩き」を通して基地の島である沖縄の歴史を学ぶコースもあり、非常に意義深い活動となりました。3日目夕食後の学年レクリエーションでは、各クラスと有志グループが工夫を凝らしたダンスやユニークなパフォーマンスを披露しました。最後に学年主任から、修学旅行中に誕生日を迎える生徒をみんなで祝うサプライズもあり、思い出に残る時間を過ごすことができました。
最終日は国際通りでお土産を買ったり、スイーツを食べたりして観光気分を十分味わった後、伊丹便、神戸便に分かれて帰路に就き、最後に各空港で解団式を行いました。
今回の修学旅行は天候にも恵まれ、また修学旅行委員を中心に79回生がしっかり各自の役割を果たすことができたため、全てのプログラムを滞りなく実施することができました。以下、生徒の感想を抜粋して掲載します。
◆私は1日目の平和学習での献花式で、校歌の指揮を担当しました。結団式での校歌の練習では学年の先生から何度も声が小さいと指摘をされましたが、練習を重ねた結果、本番は十分大きな声量で島田叡先輩に私たちの歌声を届けられたのではないかと思います。 その後の那覇高校の先生のお話や資料館での見学を通して、戦争の悲惨さを学ぶとともに、先輩島田叡さんの偉大さを感じることができました。
◆沖縄への修学旅行は記憶に残る出来事がたくさんありました。アクティビティでは、琉球ガラスづくり体験が印象的です。アツアツのガラスに息を吹き入れ、形を整えてグラスを作りました。息を吹き込むときに間違えて吸ってしまったら喉が焼けるといわれた時の心の内は、ガラスとは反対にヒヤヒヤしていました。また、国際通りの路地で迷ったときに地元のおばさんが助けてくれたことや買い物中に店員さんではない人がたくさん話しかけてくださったことも嬉しかったです。私は修学旅行委員をしていたのですがクラスの皆さんにたくさん助けてもらいました。この場を借りて感謝を伝えさせてください。本当にありがとうございました! この修学旅行での経験を大切にし、生かしていこうと思います。
◆自分は 3 日目にコザウォークとマリン体験をしました。午前のコザウォークでは、沖縄の歴史や街について学びました。車ナンバーが本島とは違っていたり、兵隊さんのために横文字看板が多かったり、現地の方からしか聞けない生の情報を聞けて有意義でした。午後のマリン体験では沖縄の海を満喫することができました。海がとにかく綺麗だったし魚がたくさんいて感動しました。また、バナナボートでは、沖縄の海を爆走してまるでトビウオになったかのような感覚になり震えました。砂浜でしたバレーなどのマリンスポーツをして熱い闘いを繰り広げたのも振り返ると楽しかったです。沖縄での四日間はとても短く濃いものになりました。もう一度行きたいです。最高でした。
◆ブセナビーチではエメラルドグリーンの海が本当にきれいで思わずみとれてしまいました。この日は強風の為予定していたグラスボートは欠航になってしまい残念でしたが、海中展望塔で魚のえさを買って展望塔の上からあげると大きな魚がたくさん寄ってきてとてもかわいかったです。屋我地島のマングローブは砂浜より柔らかく、泥よりは固い土の感触が気持ちよかったです。足踏みをすると足がどんどん埋まっていき、おもしろかったです。シーカヤックでは海の真ん中に漕ぎ出し、流されそうになりましたが、力いっぱいに漕ぐのは楽しかったです。
令和7年度秋季定期戦本校優勝!
10月30日(木)、兵庫高校にて神戸高校との秋季定期戦が開催されました。
朝から校内は熱気に包まれました。テニスコートでは男女テニス部、講堂では男女卓球部の白熱したラリーが繰り広げられました。また、体育館では男女剣道部の気迫のこもった試合があり、続いて男子バスケットボール部の試合が多くの生徒の声援を受けながらおこなわれました。グラウンドでは陸上部が様々な種目で激しい攻防を展開しました。
昼休み後には、両校の全生徒がグラウンドに集まり、ファンファーレの後、生徒会旗・自治会旗の交換、エール交換、そして応援合戦がおこなわれました。
そして、定期戦のメインイベントであるラグビー部の試合が始まり、両校の選手たちは一歩も譲らぬ激闘を繰り広げ、観客席から大きな声援が飛び交いました。
全競技終了後、閉会式がおこなわれました。成績は、兵庫高校が5勝4敗で接戦を制して、総合優勝を果たし、神戸高校の新谷校長より表彰を受けました。
続いて、兵庫高校の井上校長からの挨拶があり、両校の校歌斉唱、エール交換で両校の健闘を
称えあい、生徒会旗・自治会旗交換をもって、令和7年度秋季定期戦は春季に続き本校に勝利の女神が微笑んで幕を閉じました。
令和7年度第2学期始業式・全校集会を実施しました。
令和7年9月1日(月)、兵庫高等学校では第2学期始業式および全校集会を行いました。1・2年生は講堂にて、3年生は教室での配信を通じて参加しました。
始業式では、井上校長より以下のような式辞が述べられました。
「私は、この夏、感激したことがあります。1つ目は、猛暑の中、部活動でグラウンド・体育館・講堂で汗を流しながら活動している皆さんの姿を見て感激しました。私は、なかなか皆さんと指導で接する機会がないので、ベトナム研修・東京研修などで皆さんと接すると、今自分に与えられていること、今自分がしなければいけないことに精一杯取り組んでいる兵庫高校生のポテンシャルは非常に高いと思いました。皆さんが部活動・生徒会活動・研修で活躍できたのは、それを支えてくれるご家族の方々・先生方がいらっしゃるからです。ぜひ感謝してほしいと思います。2つ目は、卒業生・OBの皆さんです。色々な研修会で『武陽会』の方々にお世話になりました。社会の色々な分野で活躍しておられて、私は本当に様々な人材を輩出してきたすごい学校の校長をさせてもらっているのだと思いました。皆さんも自分がしたい・やりたいと思ったところで、卒業後活躍できるように、2学期頑張ってほしいと思います。
さて、卒業生でいらっしゃる田辺先生の『兵庫かいわい歴史を歩く』という本は、兵庫高校への想いが一杯詰まった本です。田辺先生は、今年の終戦の日に神戸新聞の一面を飾り、戦争と平和に関する思いを語っておられます。また、神戸新聞の夕刊には野球部の沖縄訪問が取り上げられています。これだけの活躍を在校生・卒業生がされています。2学期の皆さんのさらなる活躍を期待しています。
1年生の皆さん、2年生になってから理系・文系の選択の時期になっています。自分の人生にとってどちらの方向がベストなのか、しっかり考えてもらう時期になります。
2年生の皆さん、3年生に向かって探究活動が本格化します。探究活動で一番大事な事は、データです。ぜひ探究活動では実際に足を運んで、アンケートをとり、自分で動いてみて、その結果が探究活動に反映するようにしてください。
3年生の皆さん、最後まで諦めずに自分の行きたい学校・行きたい学校に近い学校に行けるように頑張ってください。今からもう1年頑張るとするのではなく、全力でやりきった結果無理だったらもう1年頑張るというスタンスです。
最後に、兵庫高校生は皆さん優秀だと思います。そして尊敬しています。しかし1点、これまで言わなかったことですが、挨拶ができていないと思います。社会に出た際、当たり前のこと・当然のことを身につけて下さい。ぜひ、自分が兵庫高校生として、どう過ごしていけばいいのかということを考えて、今日から頑張りましょう。」
式辞の後、校歌斉唱を行い、令和7年度第2学期始業式を終了しました。
始業式に続いて、全校集会を実施しました。夏休みに行われたベトナム研修の報告会を、代表生徒4名が行いました。家庭科・書道部・ギターアンサンブル部・男子テニス部の表彰伝達を行いました。体育祭実行委員長・生徒会長から諸連絡がありました。最後に、生徒指導部長からのお話があり、令和7年度第2学期始業式および全校集会を終了しました。
令和7年度オープンハイスクールを実施しました
7月29日と7月30日の2日間、本校で令和7年度オープンハイスクールを実施しました。中学生と保護者あわせて1500名を超える方々が参加されました。
生徒会・部活動の生徒達も協力し、少しでも参加して頂いた方々に本校ならではの特色・魅力を知って頂くために生徒主体で行いました。両日ともに3つの班に分かれて頂き、学校説明会・生徒質問会・生徒パフォーマンスを行いました。
講堂では、最初に井上校長が次のように学校説明を行いました。
「私の1番の自慢は、現役の生徒たちです。生徒アンケートをとってみても、いじめ・生徒関係の悩み等を書く生徒が非常に少ない。これは、自由闊達な校風から多様性を受け入れる素地があると考えられます。それ以外に3つの自慢があり、1つめは、高レベルの授業・部活動・学校行事が皆さんを待っています。2つめは、DXハイスクール・兵庫リーダーハイスクールの指定校であり、元京都大学の講師の先生・神戸大学の博士課程の先生に特別免許を出していただき、データサイエンス・ICT教育を毎回行っています。3つめは、グローバル教育に力を入れています。大阪大学の教授2名が帯同してくださるベトナム研修。また創造科学科主体の研修で、ケンブリッジ大学・大使館・ジェトロなど様々な所に出かけて研修を行うイギリス研修。そして普通科主体の研修で、現地のトップ校と連係してホームステイをしながら、グローバル教育を行うオーストラリア研修。他にも様々な体験活動が豊富にあり、それらを卒業生の「武陽会」の皆さんが全面バックアップしてくれます。また、トップ大学の教授陣にもサポートして頂いています。
そして卒業生は、映画にもなった沖縄知事であられた島田叡さん等、法曹界・経済界・芸術・科学など様々な分野で大変活躍しています。
本校は、「自重自治」自分で自分を治める、自分を大切にするという校風があり、自由でいろいろなことにチャレンジでき。いろいろなチャンスがある。そういう学校です。楽しい兵庫高校の一員になりたい、そういうことを感じ取っていただける1日にして頂ければいいと思います。」
その後、ギターアンサンブル部・空手道部・弦楽部・ダンス部・器械体操部のパフォーマンスが行われました。
学校説明は、それぞれの教室に配信で行われ、学科説明・生徒会・数学理科甲子園報告が
行われました。
生徒質問会は、本校生徒と中学生・保護者がそれぞれの教室にわかれて行われました。
その後、部活動を自由に見学していただき、令和7年度オープンハイスクールを終了しました。
The 9th day(9/13) -Gatwick Airport to Kansai International Airport
日本に帰るためにガドウィック空港に着きました!空港についてお土産を買う最後の機会を楽しみました。その後2時間のフライトを経てイスタンブール空港に着きました。
イスタンブールに着き、これからまた、10時間のフライトがあるという事実を確認し、イギリスは日本からとても離れたところにある国なんだと実感しました。その後関西空港に向けて出発しました。
飛行機の中では機内食を食べながらも、楽しかった日々を思い出し、少し寂しい気持ちになりました。
関西空港に到着してみんな無事帰国することができました。全員が安全に戻れたことにまずは大きな安心を感じつつも、どこか寂しさが込み上げてきました。それだけ濃く充実した日々を過ごせたのだと実感しています。
帰国後は軽いミーティングをした後、解散となりました。今回イギリス研修を通して自分の生きていた世界はなんてちっぽけなものだったんだと感じもっと世界を知りたいと思いました。また、人とのコミュニケーションの大切さを感じるとともに、勉強としての英語とコミュニケーションとしての英語の違いを感じ、勉強としての英語はもちろん勉強するとしてコミュニケーションとしての英語も勉強していきたいと感じました。今回学んだことをこれからの人生につなげていきたいです。
We arrived at Gatwick Airport to return to Japan! We enjoyed our last chance to buy souvenirs at the airport. After a two-hour flight, we arrived at Istanbul Airport.
Arriving in Istanbul and realising we still had a ten-hour flight ahead made me truly appreciate how far away the UK is from Japan. We then departed for Kansai Airport.
On the plane, while eating the in-flight meal, I recalled the enjoyable days and felt a little sad.
We arrived safely at Kansai Airport, all returning home without incident. Whilst feeling immense relief that everyone had returned safely, a certain sadness welled up inside me. It made me realise just how rich and fulfilling those days had been.
After returning, we had a brief meeting before dispersing. This UK training programme made me realise how small the world I had been living in was, and it sparked a desire to learn more about the wider world. I also felt the importance of communication with others, and recognised the difference between English as a subject of study and English as a tool for communication. I want to continue studying English as a subject, but also focus on developing English for communication. I hope to connect what I learned this time to my future life.