HYOGO's Blog

第77回卒業証書授与式をおこないました。

2月28日(金)に講堂で第77回卒業証書授与式を挙行しました。

77回生の行事スライドが上映される中、保護者の方々が入場された後に来賓の方々が入場されました。

その後、弦楽部の演奏と共に卒業生が入場し、第77回卒業証書授与式が始まりました。

最初に、国歌斉唱をおこなった後に卒業証書授与をおこないました。

次に井上校長が、本校3年間の学びでの根幹にあった四網領の精神を卒業後もどう実践し続けるかに

おいて式辞を述べました。式辞の中で質素とは真に大切な事を見極める力を持つことで、考え方や習慣に無分別知の概念を持つ事を大切にしてもらいたいと考えること。次に剛健とは、困難や変化に負けないしなやかな体と心の強さを持つ事。加えて変化の激しいこの世の中を生き残るには、変化に適応するだけではなく個性主義の方法にたよらず自己を見つめ、自分が社会にどう貢献できるのかという公的な視点をもつことこそが真に成功するための鍵であると考える。ではその揺るがない自分の芯をどのように育てることができるのか?について述べました。次にそれは自重によってできる。自重とは、自分の価値を知り自分に誇れる力をもつこと、そのために不断の努力を続けることが大切。最後に自治は、

自由と責任のバランスを学ぶ場であり、自由な言動や発想は自らの責任の上に成り立つもので、社会の一員として責任感と主体性を持ち、自分と他の人も大切にし共同してよい未来をつくることは難しいがその実践こそが社会全体のウエルビーイングに結び付く礎となる。本校で3年間学んだ卒業生なら、

これからもここで得た知識や経験を糧として社会のあらゆる分野で活躍している武陽会の先輩のようにこの広い世界を飛び回ることだと思う。数多くの有為の人材を輩出してきた兵庫高等学校の卒業生であることを誇りに思ってもらいたい。その人生の飛翔の途中で悩んでどうしようもなくなったら、自分は誰なのか?何を大切にしているのか?を自身に問いかけてみて、時には本校に羽を休めにきて

もらいたい。今日から本校は母校となるのだから、という式辞を述べられました。

その後、武陽会理事長が四綱領この誇るべき伝統の精神を受け継ぎ、後から続く後輩のために力を

尽くせる武陽人となって下さい。先般のコロナを含め兵庫高校は、幾多の困難を乗り越え今日に

至ります。そしてそこに学ぶ生徒や卒業生のたゆまない努力や母校愛が伝統を今日まで継承し未来へと 

継承されていきますという式辞を述べました。

最後にPTA会長が、兵庫高校生はバランスと要領が良い。何より自由を楽しめる心がある。困難に

ぶつかった時は、この要領の良さを思い出し、うまく周りの人々を巻き込むことによって一人では

どうしようもない事でも乗り越えられる。どうぞ先輩を頼って下さいという式辞を述べました。

次に来賓の紹介があり、その後祝詞の披露が行われました。

そして、在校生代表が送辞を述べ、卒業生代表が答辞を述べました。

その後、記念品贈答がおこなわれました。

最後に卒業式歌斉唱、そして校歌斉唱をし、卒業生が退場し在校生・保護者の方々・教職員が拍手で

見送りしました。

 

その後卒業生の保護者を代表して本校卒業生で朝日放送テレビ(ABCテレビ)アナウンサーである

小縣裕介様より謝辞をいただき、最後に、3学年主任より保護者の皆様にご挨拶をして、

第77回卒業証書授与式全日程を終了しました。