活動の記録

5月 東播大会 5月25日(土) 氷ノ山

 来月に控えている県大会に備え、私たちは東播大会に参加しました。加古川西高校や西脇工業高校さんと一緒にバスで氷ノ山のふもとに到着。県大会と同じ装備でぶん回しコースという県大会と同じコースをたどります。「天気晴朗なれど風強し」といった感じでしょうか。とても爽やかな天候の一日でした。

 どの学校にも初めて氷ノ山に登る新入生がいて、地図をみながら丁寧にコースをたどりました。またポイントごとに現在地の確認を何度も行いました。

 氷ノ山山頂には何故か顔出しパネル?が設置されていました。あればやらない訳にはいきません。部長、よろしく!

 真剣に、そして和気あいあいと楽しんでいるうちに鉢伏高原に到着。ぶん回しコースはとても長いコースではありますが、ゴール地点の鉢伏高原は一面草原地帯で絶景です。疲れが吹っ飛びますね。

 さあ、いよいよ次は県大会。それまでお互いしっかり準備してまた一緒に楽しみましょう。お疲れ様でした。

 

4月 新歓登山 4月27日(土) 高御位山

 新年度最初の登山は恒例の新入生歓迎登山。高御位山(たかみくら)です。が、なんと新入生は他の用事で来られず、しかも3年生1名も欠席となり、現役部員二人と顧問3人だけの登山となりました。でも、新しく来られた島先生の新顧問歓迎登山ということで…。

 気になっていた雨も降らず、日差しも強くなく快適な登山となりました。勝手知ったる高御位山ではありますが、慎重に地図を読みながら現在地を確認する練習を何度も繰り返しました。いつものことではありますがここの山頂からの眺めは最高ですね。でも、新入生歓迎の最初に登るコースとしてはちょっときつくないかなぁ。などと相談も。

 今年度はどんな山に登ろうかな。どんな活動をしようかな。楽しみです。そして島先生、これからよろしくお願いします。

 

3月 月例登山 3月16日(土) 大岩岳・丸山湿原

 今年度最後の月例登山となりました。JR福知山線道場駅から出発し、千刈ダムを眺めてから大岩岳に登り、風吹き岩、丸山湿原を抜けて道場駅に戻るコースです。

 それほど難所もなく地図もわかりやすいイージーなコースかと思いきや、先頭を行く3人の部員たちは所々で立ち止まり、何度も地図を見て確認を怠りません。実は顧問も部員も全員初めて通るコース。先導隊は慎重にならざるを得ません。頼むよ君たち。無事に私を連れて帰っておくれ。

 これまで部員たちは何度も何度も地図読みを教わってきました。特に顧問の中江先生からは手取り足取り丁寧に、また時には厳しく現在地の特定の仕方から目的地への距離の測り方などあらゆることを教わってきました。それでもロストして、山道を後戻りをしたことが何度もありました。これだけスマホやGPSが発達している時代に、紙の地図とコンパスだけで山を歩くこと。私たちはそれにこだわり続けることに美学を貫きたいのかもしれません。

 地図読みだけではありません。中江先生からは山行中にあらゆることを教わりました。山で見かけた植物や昆虫、鳥の名前、天候や地形の読み方から落ちているフンの分析まで。幕営するときはテントの立て方や干し方たたみ方、おいしいキャンプ飯のアイデアも。思い出は尽きません。立山で一緒に見た満点の星空や六甲山で夜中に盛り上がった火起こし大会など。

 中江先生はまた新しい頂を目指し明石高校ワンダーフォーゲル部から旅立っていかれます。またどこかの山で会いましょう。中江先生ありがとう。

 さて、大岩岳を無事に踏破した一行は丸山湿原の途中でお湯を沸かし簡単な昼食。カップ麺とおにぎりで済ます者が多い中、なんと中江先生はアルコールバーナーを使ってマグカップで炊飯。グリーンカレーをご堪能。やるな。

 予定通り無事に下山。お疲れさまでした。さあ、来年度はしっかり新入生を勧誘しなければ。しっかり頼んだぞ。

 

2月 月例登山 2月10日(土) 六甲山滝めぐり

 2月の月例登山は例年、六甲山の氷瀑をいくつかめぐるのですが、今年は暖冬で可能性はゼロ。仕方なく、ただの滝めぐりとなりました。

 唐櫃台駅からスタートしてまずは六甲山頂付近を目指します。天気も良く和気あいあいとピクニック気分で登ります。山頂付近ではお湯を沸かしてそれぞれが持参したカップラーメンをいただきます。これがまた山の上だと格別な味に。

 さて、今度は下山しながら滝めぐりです。ここから一転、なかなかの傾斜あり、がけ下りありの難行苦行に…。こんなん思ってたんと違うぅ~。しかもたどり着いた先はただの滝。まあ当たり前か。百閒滝、七曲りの滝、ガマ滝などを見学。いつか氷瀑を見せてあげたいね。観光客でにぎわう有馬温泉がゴール。お疲れさまでした。

1月 月例登山 1月27日(土) 愛宕山(京都)

 今年最初の月例登山は、京都の愛宕山です。雪山でアイゼンを装着して登山行動する貴重なチャンスでもあります。今年は暖冬で心配しましたが、ちょうどタイミングよく寒波が到来。無事アイゼンのお出ましとなりました。

 阪急嵐山駅からバスに乗り清滝で下車。山頂の愛宕神社を目指し出発。それほど寒くもなく、登り始めてすぐ、みんな上着を脱ぎ始めました。私も背中にカイロを2枚も張り付けてきたことを思いっきり後悔することに。中腹辺りから足元に雪が目立ち始め、山頂手前でアイゼンを装着。雪景色を楽しみながらの快適な山行となりました。山頂の愛宕神社にある休憩所には素敵な薪ストーブがあり、そこでゆっくり暖まりながら昼食をとりました。別のコースから景色を楽しみながらの下山。途中で鹿の親子にも会いました。みなさんお疲れさまでした。