活動の記録

4月 新歓登山 4月27日(土) 高御位山

 新年度最初の登山は恒例の新入生歓迎登山。高御位山(たかみくら)です。が、なんと新入生は他の用事で来られず、しかも3年生1名も欠席となり、現役部員二人と顧問3人だけの登山となりました。でも、新しく来られた島先生の新顧問歓迎登山ということで…。

 気になっていた雨も降らず、日差しも強くなく快適な登山となりました。勝手知ったる高御位山ではありますが、慎重に地図を読みながら現在地を確認する練習を何度も繰り返しました。いつものことではありますがここの山頂からの眺めは最高ですね。でも、新入生歓迎の最初に登るコースとしてはちょっときつくないかなぁ。などと相談も。

 今年度はどんな山に登ろうかな。どんな活動をしようかな。楽しみです。そして島先生、これからよろしくお願いします。

 

3月 月例登山 3月16日(土) 大岩岳・丸山湿原

 今年度最後の月例登山となりました。JR福知山線道場駅から出発し、千刈ダムを眺めてから大岩岳に登り、風吹き岩、丸山湿原を抜けて道場駅に戻るコースです。

 それほど難所もなく地図もわかりやすいイージーなコースかと思いきや、先頭を行く3人の部員たちは所々で立ち止まり、何度も地図を見て確認を怠りません。実は顧問も部員も全員初めて通るコース。先導隊は慎重にならざるを得ません。頼むよ君たち。無事に私を連れて帰っておくれ。

 これまで部員たちは何度も何度も地図読みを教わってきました。特に顧問の中江先生からは手取り足取り丁寧に、また時には厳しく現在地の特定の仕方から目的地への距離の測り方などあらゆることを教わってきました。それでもロストして、山道を後戻りをしたことが何度もありました。これだけスマホやGPSが発達している時代に、紙の地図とコンパスだけで山を歩くこと。私たちはそれにこだわり続けることに美学を貫きたいのかもしれません。

 地図読みだけではありません。中江先生からは山行中にあらゆることを教わりました。山で見かけた植物や昆虫、鳥の名前、天候や地形の読み方から落ちているフンの分析まで。幕営するときはテントの立て方や干し方たたみ方、おいしいキャンプ飯のアイデアも。思い出は尽きません。立山で一緒に見た満点の星空や六甲山で夜中に盛り上がった火起こし大会など。

 中江先生はまた新しい頂を目指し明石高校ワンダーフォーゲル部から旅立っていかれます。またどこかの山で会いましょう。中江先生ありがとう。

 さて、大岩岳を無事に踏破した一行は丸山湿原の途中でお湯を沸かし簡単な昼食。カップ麺とおにぎりで済ます者が多い中、なんと中江先生はアルコールバーナーを使ってマグカップで炊飯。グリーンカレーをご堪能。やるな。

 予定通り無事に下山。お疲れさまでした。さあ、来年度はしっかり新入生を勧誘しなければ。しっかり頼んだぞ。

 

2月 月例登山 2月10日(土) 六甲山滝めぐり

 2月の月例登山は例年、六甲山の氷瀑をいくつかめぐるのですが、今年は暖冬で可能性はゼロ。仕方なく、ただの滝めぐりとなりました。

 唐櫃台駅からスタートしてまずは六甲山頂付近を目指します。天気も良く和気あいあいとピクニック気分で登ります。山頂付近ではお湯を沸かしてそれぞれが持参したカップラーメンをいただきます。これがまた山の上だと格別な味に。

 さて、今度は下山しながら滝めぐりです。ここから一転、なかなかの傾斜あり、がけ下りありの難行苦行に…。こんなん思ってたんと違うぅ~。しかもたどり着いた先はただの滝。まあ当たり前か。百閒滝、七曲りの滝、ガマ滝などを見学。いつか氷瀑を見せてあげたいね。観光客でにぎわう有馬温泉がゴール。お疲れさまでした。

1月 月例登山 1月27日(土) 愛宕山(京都)

 今年最初の月例登山は、京都の愛宕山です。雪山でアイゼンを装着して登山行動する貴重なチャンスでもあります。今年は暖冬で心配しましたが、ちょうどタイミングよく寒波が到来。無事アイゼンのお出ましとなりました。

 阪急嵐山駅からバスに乗り清滝で下車。山頂の愛宕神社を目指し出発。それほど寒くもなく、登り始めてすぐ、みんな上着を脱ぎ始めました。私も背中にカイロを2枚も張り付けてきたことを思いっきり後悔することに。中腹辺りから足元に雪が目立ち始め、山頂手前でアイゼンを装着。雪景色を楽しみながらの快適な山行となりました。山頂の愛宕神社にある休憩所には素敵な薪ストーブがあり、そこでゆっくり暖まりながら昼食をとりました。別のコースから景色を楽しみながらの下山。途中で鹿の親子にも会いました。みなさんお疲れさまでした。

 

 

11月 五支部大会 11月18日(土)・19日(日) 七種山

 

 県下の山岳系部活動が一堂に会する大会『五支部大会』に参加しました。

一日目は神崎郡福崎町にある野外活動センターでテント泊。二日目は七種山に登ります。

 とにかく初日の夜の寒かったこと。テント設営のあとは夕食の準備。男子部員3人がガタガタ震えながら作ったポトフは絶品!暖まるう!!そして今回はホットサンドも。感涙!!!

 夜は全部員が集まっての交歓会。練習方法や活動場所などの情報交換から、顧問の紹介など。かくし芸大会もあり大いに盛り上がりました。

 翌日は朝4時30分起床で、朝食の準備。我々はいつものワンゲルラーメン(〇〇タイ〇ラーメン)。

 7時ころから登山活動開始。8校合わせて60人以上の部員たちが一斉に七種山を巡ります。中上級者向けのなかなか険しい難コースもあり、緊張もしますが、天候に恵まれ絶景も楽しめました。昼過ぎには下山。七種の滝も水量が多く見ものでした。

 部員たちは寒い中チームワークを発揮し、よくがんばりました。お疲れさまでした。

 

10月強化登山 10月21日(土) 武田尾廃線~大峰山~中山

 中間考査も無事に乗り越え、気候も落ち着いた登山日和。まず我々が目指したのは武田尾の廃線跡。JR生瀬駅を朝9時に出発して、武庫川沿いに旧福知山線の廃線跡をたどります。トンネルの中は完全に真っ暗でヘッドランプが必携です。とても素敵なハイキングコース。今度は紅葉の頃にもう一度来たい。

 ところがハイキングコース後半で山道へ。ここからは急登が続く本格的な登山コースに。いよいよワンゲルの本領発揮といったところか。うわっ、いきなりきつい!こんなん思ってたんと違う!!

 大峰山から中山までなかなかの登山コース。大峰山山頂からは部員たちに先頭を任せます。「君たち、よろしく頼むよ。我々を無事に連れて帰ってくれよ。」(顧問Y) 初めて通るコースでもあり、部員たちも地図とコンパスに首っ引きで進んでいきます。

 紆余曲折を経て、中山山頂を通り何とか無事に登山。山頂付近は分岐が多い上に案内の看板も少なく、コンパスワークの良い練習にもなりましたね。皆さんお疲れさまでした。

9月 月例登山 9月16日(土) 雪彦山

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は関西百名山、近畿百名山に選定されている姫路にある雪彦山に行きました。

岩場や細い道、鎖を使う場所など、大変だけど楽しい登山道です。

8:55に登山行動を開始して、11:20に雪彦山(915m)に到着しました。

鉾立山を経由して、13:12には登山口に戻りました。

部員は体力的にはまだまだ余裕がありそうに見えました。

今回はあまり写真を撮れていなかったので、次回はしっかり撮っておきます。

夏合宿 8月1日(火)~4日(金) 北アルプス立山連峰

 

 ワンダーフォーゲル部にとって夏休みの最大のイベント、夏合宿に行ってきました。今年は加古川西高校のワンダーフォーゲル部さんと合同で行いました。

 1日目は早朝明石駅前に集合。バスに乗り込み一路立山を目指します。途中の道の駅で休憩や昼食をとり昼過ぎに立山の室堂に到着。皆で記念写真を撮った後は、雷鳥沢キャンプ場へ移動。テントを張り夕食の準備です。思いのほかキャンプ場も混まず、良い場所にテントが張れました。練習の甲斐もあり、アヒージョも大成功。明日は3時半起床なので早く就寝しました。夜は寒く、星がきれい。

 2日目は3時半起床で立山三山を踏破します。室堂で水を汲み、一の越からまず雄山(3003m)を目指します。そこから大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)まで素晴らしいパノラマを楽しみながらの山行です。天気も良く山頂からは黒部ダムが見下ろせました。立山三山からは真砂岳(2860m)、別山(2874m)などを通り劔御前小舎からキャンプ場へと戻りました。夕方、キャンプ場では一時土砂降りの雨に。傘を差しながらの夕食の準備となりましたが無事にトマトリゾットも完成。なかなか頼もしい部員たちです。明日も朝は早いぞ!

 3日目は奥大日岳(2606m)を通って大日岳(2501m)までの往復コース。高低差は前日ほどではないものの、かなりのロングトレイル。疲れ気味の体にはかなり厳しいコースかと思いきや、皆元気にどんどん進んでいきます。がれ場や鎖場もあり一筋縄ではいかないコースでしたが、ところどころに高山植物の花畑が出現し、私たちの目を楽しませてくれます。雷鳥の親子?の姿も確認できました。昨日に引き続き、勇壮な剱岳に見守られながらの山行。気持ちが引き締まりました。疲れましたが明日はもう帰るだけ。今日はゆっくり眠れます。夕食はレトルトのカレーでした。食後には加古西さんのメンバーと両校で楽しいレクリエーション。盛り上がりました。

 4日目は朝食を済ませ、テントを干してから片付け、室堂まで移動します。バスが来るまでは、そこでお土産を買ったり自由行動。あとはのんびりバスの旅。今日も好天。日本海がきらきらと輝いて見えます。思ったよりも早く明石駅に到着。終わりの会を全体で、そして各校で行い解散。お互いの部員同士仲良くなりました。また参加、協力してくれた二人のOBにも感謝。思い出いっぱいの充実した夏合宿となりました。お疲れさまでした。おーっと、明日は学校に集合して、シート洗ったりテント干したりするよ!テントが片付くまでが合宿です。お忘れなく!!

 

トレーニング登山 7月29日(土) 須磨浦公園~高取山

 8月1日から出発する立山合宿に向けてのトレーニング登山もいよいよ最終回。8時30分に須磨浦公園駅を出発し、名勝「馬の背」を越えて一気に高取山を目指します。今日は軽装備でのスピード登山。しかし朝からとにかく暑い。高取山頂でも30℃。歩きなれたいつものコースのはずが思いのほか体力を削られる。大学生のOBも2名駆けつけてくれました。昼過ぎには板宿駅で解散しました。さあ次はいよいよ北アルプスだ。待ってろ立山!

トレーニング登山 7月21日(金)22日(土) 市ケ原他

 先週に引き続き、夏合宿のトレーニングとして活動しました。今回はテント泊を伴います。   

 一日目は、JR神戸駅を出発し、烏原貯水池から菊水山、鍋蓋山を通過して市ケ原へ。そこで加古川西高校のワンダーフォーゲル部と合流し、テントを張りました。夕食は立山でのメニューの一つ、「アヒージョ」!!慣れない手つきの部員たちでしたが、バゲットに浸しながら食べると、これが意外と旨い

トレーニング登山 7月15日(土) ロックガーデン ‐ 六甲山山頂

 期末考査終了後の最初の登山行動は、8月の立山での夏合宿を見据えたトレーニング登山です。加古川西高校のメンバーと一緒に活動しました。芦屋駅からスタートし、ロックガーデンから六甲山頂を目指します。猛暑の続く中、水分補給など細心の注意を払いながらの登山でしたが、中腹から上はガスが出て視界は悪く、足場は悪いし蒸し暑いしで最悪のコンディションでした。下山コースは熊笹の中を通って五助堰堤から住吉駅へ。メンバー一同かなり消耗した一日でした。本番に向けての良いトレーニングとなりました。ただし顧問一名、下山中の転倒あり、川に転落ありでご迷惑おかけしました。ご心配なく、元気です。次回は頑張るぞ!

 

県総合体育大会登山大会(氷ノ山)6月10日(土)11日(日)

 6月10日(土)11日(日)は、いよいよ待ちに待った県高校総体の登山大会です。私たちワンダーフォーゲル部は男子チーム4名と女子チーム4名の合計8名がエントリーしました。

 一日目は晴天でした。幕営審査(テントの張り方の審査)や筆記試験(知識テスト・天気図作成)がありました。もちろん夜は各チームごとに炊事し、テント泊です。

 二日目は、あいにくの雨の中、3時30分に起床。朝食を済ませテントを片付けました。ザックの重量を測定し(男子合計60キロ以上、女子合計48キロ以上)スタート地点へ。

 鉢伏高原から氷ノ山登山口まで歩いて移動し縦走開始です。6時40分ごろに男子、女子の順番にスタートしました。スタートしてから特区(男子:神大ヒュッテ・女子:東尾根避難小屋)まではタイムレースですので、どのチーム一斉に走り出します。

 残念ながら同行した顧問3名もそれぞれ書類審査やチェックポイントなどでの役割があり、レースの様子はゴールするまで判りません。もちろん写真も撮れませんでした。

 全員が無事下山した後も、縦走中の読図地点のチェックや、行動記録の審査などがあり、一日目の審査と合わせた総合得点で順位が決まります。

 結果は、本校部員は男女とも入賞には至りませんでしたが、日ごろの練習の成果をしっかりと発揮できたと感じられました。特に女子チームは入賞圏内である4位の高校との得点差はなんとコンマ以下でした。う~ん、ちょっとだけ残念!

 スタート直後、猛ダッシュを見せたわが部のキャプテン。そして、それに遅れまいと必死でついていった残りの女子チームのメンバー。その勇猛果敢な姿には胸が熱くなりました。

 部員のみなさんお疲れさまでした。

東播支部春季登山大会(氷ノ山) 5月27日(土)

 

 5月27日(土)は東播地区春季大会に参加しました。全部で4校が参加しました。開会式の後は各校それぞれのペースでスタートしました。

 先ずは氷ノ山の山頂を目指し、そこからは鉢伏高原の方へ降りていく、いわゆる「ぶん回しコース」です。6月10日11日にある県大会のコースと同じ行程をたどります。コースの途中には番号が書かれた札が10枚かけてあり、その位置をコンパスを使って地図の中で特定する「読図」の練習もありました。

 私たちワンダーフォーゲル部の面々は本番である県大会に備えてかなりの重量(15キロ前後)を背負い、最後までしっかりと歩き通しました。中には20キロを背負ってきた強者も!

 下山後は「読図」の答え合わせをし、閉会式の後解散。バスで帰りの途へ。なかなかハードな一日でしたが、充実した一日でもありました。

摩耶山トレーニング登山 5月13日(土)

今日も東播大会、県大会に備えてそれぞれ十数キロの負担重量を背負っての登山です。

いつものコースとは違い、新神戸駅の東側にある、雷聲寺の奥から続く旧摩耶道から

出発するというマイナールートをたどりました。ひんやりとした林道が続く心地よい

コースが続きました。心配していた雨も下山するまで全く降らず、快適な山行となり

ました。私たちはついている⁉

それにしてもメンバーは皆逞しくなりましたね。この調子で本番も頑張ろう!

 

 

 

小野アルプス登山 5月5日(金)

ゴールデンウィークのど真ん中、私たちは小野アルプス縦走を楽しみました。

今回は加古川西高校も参加しての合同練習でした。

「日本一低いアルプス」でお馴染みの小野アルプスですが、実際に登ってみると

なかなかの急こう配。しかも背中に十数キロの荷物を背負っている者も。

緊張が走りました。

天気は下り坂の予報でしたが、一日好天に恵まれ、厳しくも楽しい

トレーニングとなりました。

 

 

 

トレーニング登山 4月30日(日)

 

今日はトレーニング登山を実施しました。東播大会と県大会を想定して

、一人15キロ前後の重量を背負っています。

その状態で須磨浦公園をスタートし、旗振り山、鉄拐山、

栂尾山などの昇り降りを2回往復します。

そして解散はJR塩屋駅。

なかなかタフな一日となりました。

 

高御位登山 4月22日(土)

明石高校ワンダーフォーゲル部、新年度最初の登山は

恒例の高御位(たかみくら)山です。

実は一週間前にもトレーニング登山を予定していたのですが雨で中止に・・・

久し振りの登山行動でしたが、新しい顧問の先生を迎え、好天にも恵まれ

楽しい一日となりました。

メンバーがいくつかのグループに分かれて交代でリーダーを務めました。

それぞれ地図とコンパスを手に、時には立ち止まって首をかしげるシーンも。

顧問による即席のコンパスによる読図講座も交えながら無事に下山。

お疲れさまでした。

 

 

ワンダーフォーゲル部 有馬氷瀑

1月21日(土)は有馬周辺の滝を巡りました。

雪のちらつく、有馬温泉駅から出発し、

足場の悪い場所を3点確保やロープで進みました。

一部は凍っていましたが、まだ氷瀑といえるほどは

凍っていませんでした。

またアイゼンを使うほどの山に登ってみたいものです。

 

ワンダーフォーゲル部 高御位山

10月29日(土)は月例登山として高御位山で登山を実施しました。

5月に登った時には炎天下の地獄と化しましたが、

この時期には涼しく登りやすい山になりました。

天候に恵まれたので、炊事訓練と読図訓練をしたのですが、

読図はまだまだで、部員だけでは生きて帰れそうにないことも分かりました。

これから練習あるのみです。

ワンダーフォーゲル部 秋合宿中止→那岐山

9月23日(金)~24日(土)に計画していた秋合宿は、

徳島県の剣山を予定していましたが、

天気に不安があったために急遽、中止としました。

そこで、借り上げバスを10月2日(日)に変更し、

岡山県と鳥取県の県境にある、那岐山に向かいました。

氷ノ山後山那岐山国定公園にも指定されている山で、

1,255 mからの眺望は素晴らしく、

四国の剣山まで見渡すことができました。

帰りには、一部の業界でで絶大な人気を誇る、

なぎビカリアミュージアムに立ち寄り、

化石発掘をしてから帰りました。