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ワンダーフォーゲル部
概要
ワンダーフォーゲル部は、野山を歩き、自然と親しむクラブです。「ワンダーフォーゲル」は、ドイツ語で「渡り鳥」を意味する言葉で、渡り鳥のように自然の中を旅することがクラブ名の由来となっています。
男子3人、女子1人で日々の練習に励んでいます。月例登山では、3人の顧問の先生方と一緒に、安全に気をつけて、元気に楽しく山に登っています。
週3日の練習と月1回の登山があります。活動場所は校内や校外周辺です。
アピールポイント
私達は、普段見ることのできない景色や、普段味わえない体験を、この部活を通して経験しています!例えば、仲間とテント泊をしたり、山で料理をしたりなどです。特に、仲間と一緒に山を登って見た山頂の景色は、どんな風景や写真よりも綺麗です!
初心者さんも大歓迎です!私達と一緒に山に登りましょう!
活動の記録
月例登山 12月14日(土) 石楠花山
12月の月例登山はJR六甲道駅からスタート。杣谷(そまだに)峠を越えて穂高湖、シェール槍を通って石楠花(しゃくなげ)山へ。天狗岩や烏帽子岩などにもちょいと寄り道してJR谷上駅でゴールという南北に六甲山乗り越えるコース。徳川道という歴史のあるコースの一部でもあり、どこもとてもきれいに整備されていました。
今回は残念ながら参加者少なめでした。気温が低い上、風が強めで山頂付近はずっとあられが降りしきる中の山行。いやあ寒かった。穂高湖で食べたカップ麺が旨いこと旨いこと。冬の登山はカップ麺に限りますな。
歩きなれているはずの六甲山ですがいろいろなコースがあり、季節ごとに新たな発見も多数あり飽きることがありません。場所によって(高度によって?)様々な色の組み合わせに変化する落ち葉の絨毯を眺め、そして踏みしめながら歩くことがこれほど楽しいなんて。
さて今年の登山行動はこれで終了。来年はどこに行きましょう。この冬は寒い日が多いらしい。来年こそは六甲山でも立派な氷瀑がみられるかも!みなさん今年一年お疲れさまでした。また来年もよろしくな!!
11月 月例登山 11月9日(土) 新龍アルプス
11月の月例登山は生徒のプロデュースで、全員が初めて登る「新龍アルプス」へ。それにしてもこの国にはたくさんありますね、アルプスが。JR播磨新宮駅からスタートして、祇園嶽、亀山、的場山などを通って龍野城址へと下山するコース。秋晴れの絶好の登山日和。暑くもなく寒くもなく最高の一日でした。祇園嶽の入り口でちょっと戸惑いましたが、あとは快適な登山コースでした。部員が3人仲良く歩く姿を後ろから眺めつつ、顧問2人ものんびり語らいながらの山行。こんなのもありだね。素敵なコースのプロデュースありがとう。楽しかったよ。また行きましょう。お疲れさまでした。
9月 月例登山 9月14日(土) 小野アルプス
9月の月例登山は小野アルプスでした。部員3名と顧問2名の参加です。部員たちは全員小野アルプスは初めて。朝8時40分には全員加古川線「小野町駅」に集合。なんと朝からカンカン照り。暑いのなんの。9月半ばとは思えません。参ったなぁ。気を取り直して出発!
小野アルプスと言えばなんといっても紅山。日本一低いアルプスとは言えなかなかの迫力。そして頂上からの見晴らしは最高でした。とにかく暑い。たまに通り抜ける林道の木陰とたまに吹く風だけが僅かな救いでしたね。
そこからはいくつもの山々を通りゴールの温泉「ゆぴか」をひたすら目指します。あまりに暑くてゆっくり休憩もできません。もうちょっと涼しくなったらまた来ましょう。お疲れさまでした。
夏合宿 8月5日(月)~8日(木) 上高地・西穂高・焼岳
報告がすっかり遅くなってしまいましたが、今年の夏もワンダーフォーゲル部は恒例の夏合宿に行ってきました。今年は顧問2名と部員2名そして頼りになるOB2名(去年も来てくれました)の6名のパーティーです。
1日目はほぼ移動。青春時18きっぷ!と時短のためちょっとだけ急行を使って上高地へ。小梨平キャンプ場にテントを張りました。皆さん、ここまで20キロ近いメインザックを背負っての移動、お疲れさまでした。夕食は高野豆腐で作った麻婆豆腐!う~ん絶品。
当初は二日目に涸沢キャンプ場へ移動し、奥穂高を目指すルートも案にありましたが、天候の状況なども踏まえ、ここ小梨平を拠点とすることに決定。案の定、その夜は結構な雨が降りましたね。
2日目の朝は5時から登山行動開始。昨夜の雨はありがたいことに止んでいました。今日は西穂高岳山頂を目指します。木々の間を通り抜けながら少しずつ高度を上げ、まずは西穂高山荘に到着。ここでひと休み。天候にも恵まれ暑いくらい。この山荘はラーメンが名物だそうだが、われわれはコカ・コーラで乾杯!すごく高価なコーラだけど山の上で飲むのは最高!
さてここからがいよいよ難関コース。西穂高独標という地点で引き返すのがよくあるルート設定ですが、われわれはその先にある西穂高岳山頂を目指します。独標まででも十分難コースでしたが、そこから先はかなりの難所の連続。岩山を登っては降り登っては降りを繰り返します。やっと山頂かと思えばその向こうにまた山が・・・。何度も心をへし折られそうになります。しかも急こう配の岩場の連続。本当に厳しい場所は私も岩にへばりつくのがやっとでカメラを出すこともできず。残念ながら画像はございません。やっとのことで山頂に立った時は本当にうれしかった。この達成感!でもこのあとは今来たコースをまた戻るのよね・・・。
キャンプ地に戻ったのは17時。ほとんど12時間の活動でした。そして夕食はなんとチャーハンとラーメンのセット!しっかりとカロリーを摂取して明日に備えねば。
3日目は焼岳登頂へ。昨日はかなりハードだったので今日は少しゆっくりスタート。昨日よりは標高が少し低い焼岳を目指します。活火山ではありますが最近まで高かった噴火警戒レベルも安全なレベルまで下がったのを確認しての出発です。リゾート感たっぷりの上高地の景色を楽しみながらの軽快なハイキングコース?いやいや、すぐにがっつり登山に。途中3階建ての家くらいの高さの垂直な崖に鉄の梯子が一本。これ登るの?そして帰りは降りるの?ぞぞぞぞぞぞっ。そして山頂周辺は活火山ならでは様相。SF映画の撮影に使えそうな荒廃した未来惑星といった感じ?あちこちから煙出てるし。硫黄の臭いも強く、山頂では記念写真を撮ったらそそくさと退散。また一味違った登山となりました。テントに戻って夕食は焦がしネギラーメン。ネギを焦がすあたりが憎い。どうやらうちの部員には専属シェフがいるみたいだ。しかも明日の朝食は、なんと朝からペペロンチーノらしい。
4日目はいよいよ帰ります。ペペロンチーノを堪能した後はテントや荷物を片付け下山の準備。さらば上高地よ、そしてお世話になった山々よ。上高地のバスステーションからアルピコ交通のバスで下山。そしてアルピコ鉄道で松本駅へ。来てくれたOBのうちの一人とはそこでお別れしました。そこからは青春18きっぷでの長い旅の始まり。名古屋経由で明石まで。長かったけど途中の駅で蕎麦食べたり、これもまた楽しかったね。天候に恵まれたのが何よりですが、現役部員もしっかりと活動してくれましたし二人のOBも現役部員をやさしく見守りながらあらゆる場面で適切なサポートをしてくれました。本当に楽しい充実した夏合宿になりました。みんなありがとう。そしてまた行きましょう。お疲れさまでした。
県総合体育大会登山大会(氷ノ山)6月7日(金)~9日(日)
報告が遅くなりましたが、私たちワンダーフォーゲル部は県大会に参加いたしました。残念ながら当日不調者が出て、部員は二人だけの参加となってしまいました。一日目、加古川西高校や西脇工業のメンバーと一緒にバスで会場を目指しました。会場である鉢伏高原に着いてまず初日は、テントの設営審査や装備審査(持ち物チェック)、そして天気図を含む筆記試験があります。体力だけでは通用しないのがこの世界。山で安全に行動ができるための様々な知識や行動が審査され、点数化されるのです。
二日目は、いよいよ登山行動開始です。朝3時30分には起床し、準備を始めます。部員一人ずつ約15キロの装備を背負い(これも厳密に計量されます)出発地点の氷ノ山へと向かいます。朝6時30分頃に一斉にスタート。山腹にある神大ヒュッテまではタイムレースですので、みなさん装備を背負って走り出します。我々は、いってらっしゃい!と言う他ありません。
神大ヒュッテに到着すると、各チーム20分の休憩をとり、その後氷ノ山の山頂を越えて「ぶん回しコース」という鉢伏高原がゴールの長距離を移動します。その途中で10か所の読図ポイントを地図に書き込み(これも後で採点されます)、手帳に行動記録を残します(もちろんこれも採点要素)。山行中の服装や歩行の様子も各所に立っている審査員にチェックされます。例えば段差を「エイッ」とジャンプなどすると減点です。
無事下山をすると今度は炊事審査です。本当に部員たちは大変です。他にも計画書審査などもあります。炊事審査とはいえ、別に料理の味とか出来栄えを審査するわけではありません。刃物や火器の安全な使用やごみの処理など、部員の安全と環境に対する配慮が大事なポイントです。絶品のポトフを作ったうちの部員の調理の腕前は残念ながら得点化されません。長い一日お疲れさまでした。
残念ながら最終日は朝から雨。夜もしっかり降った様子。風も強い。全体で鉢伏登山を楽しむ日でしたがやむなく中止となりました。早々と閉会式を行い、解散となってしまいました。山の天気は本当に目まぐるしく変わります。
みなさん、お疲れさまでした。さて、いよいよ次は夏合宿だ!
5月 東播大会 5月25日(土) 氷ノ山
来月に控えている県大会に備え、私たちは東播大会に参加しました。加古川西高校や西脇工業高校さんと一緒にバスで氷ノ山のふもとに到着。県大会と同じ装備でぶん回しコースという県大会と同じコースをたどります。「天気晴朗なれど風強し」といった感じでしょうか。とても爽やかな天候の一日でした。
どの学校にも初めて氷ノ山に登る新入生がいて、地図をみながら丁寧にコースをたどりました。またポイントごとに現在地の確認を何度も行いました。
氷ノ山山頂には何故か顔出しパネル?が設置されていました。あればやらない訳にはいきません。部長、よろしく!
真剣に、そして和気あいあいと楽しんでいるうちに鉢伏高原に到着。ぶん回しコースはとても長いコースではありますが、ゴール地点の鉢伏高原は一面草原地帯で絶景です。疲れが吹っ飛びますね。
さあ、いよいよ次は県大会。それまでお互いしっかり準備してまた一緒に楽しみましょう。お疲れ様でした。
4月 新歓登山 4月27日(土) 高御位山
新年度最初の登山は恒例の新入生歓迎登山。高御位山(たかみくら)です。が、なんと新入生は他の用事で来られず、しかも3年生1名も欠席となり、現役部員二人と顧問3人だけの登山となりました。でも、新しく来られた島先生の新顧問歓迎登山ということで…。
気になっていた雨も降らず、日差しも強くなく快適な登山となりました。勝手知ったる高御位山ではありますが、慎重に地図を読みながら現在地を確認する練習を何度も繰り返しました。いつものことではありますがここの山頂からの眺めは最高ですね。でも、新入生歓迎の最初に登るコースとしてはちょっときつくないかなぁ。などと相談も。
今年度はどんな山に登ろうかな。どんな活動をしようかな。楽しみです。そして島先生、これからよろしくお願いします。
3月 月例登山 3月16日(土) 大岩岳・丸山湿原
今年度最後の月例登山となりました。JR福知山線道場駅から出発し、千刈ダムを眺めてから大岩岳に登り、風吹き岩、丸山湿原を抜けて道場駅に戻るコースです。
それほど難所もなく地図もわかりやすいイージーなコースかと思いきや、先頭を行く3人の部員たちは所々で立ち止まり、何度も地図を見て確認を怠りません。実は顧問も部員も全員初めて通るコース。先導隊は慎重にならざるを得ません。頼むよ君たち。無事に私を連れて帰っておくれ。
これまで部員たちは何度も何度も地図読みを教わってきました。特に顧問の中江先生からは手取り足取り丁寧に、また時には厳しく現在地の特定の仕方から目的地への距離の測り方などあらゆることを教わってきました。それでもロストして、山道を後戻りをしたことが何度もありました。これだけスマホやGPSが発達している時代に、紙の地図とコンパスだけで山を歩くこと。私たちはそれにこだわり続けることに美学を貫きたいのかもしれません。
地図読みだけではありません。中江先生からは山行中にあらゆることを教わりました。山で見かけた植物や昆虫、鳥の名前、天候や地形の読み方から落ちているフンの分析まで。幕営するときはテントの立て方や干し方たたみ方、おいしいキャンプ飯のアイデアも。思い出は尽きません。立山で一緒に見た満点の星空や六甲山で夜中に盛り上がった火起こし大会など。
中江先生はまた新しい頂を目指し明石高校ワンダーフォーゲル部から旅立っていかれます。またどこかの山で会いましょう。中江先生ありがとう。
さて、大岩岳を無事に踏破した一行は丸山湿原の途中でお湯を沸かし簡単な昼食。カップ麺とおにぎりで済ます者が多い中、なんと中江先生はアルコールバーナーを使ってマグカップで炊飯。グリーンカレーをご堪能。やるな。
予定通り無事に下山。お疲れさまでした。さあ、来年度はしっかり新入生を勧誘しなければ。しっかり頼んだぞ。
2月 月例登山 2月10日(土) 六甲山滝めぐり
2月の月例登山は例年、六甲山の氷瀑をいくつかめぐるのですが、今年は暖冬で可能性はゼロ。仕方なく、ただの滝めぐりとなりました。
唐櫃台駅からスタートしてまずは六甲山頂付近を目指します。天気も良く和気あいあいとピクニック気分で登ります。山頂付近ではお湯を沸かしてそれぞれが持参したカップラーメンをいただきます。これがまた山の上だと格別な味に。
さて、今度は下山しながら滝めぐりです。ここから一転、なかなかの傾斜あり、がけ下りありの難行苦行に…。こんなん思ってたんと違うぅ~。しかもたどり着いた先はただの滝。まあ当たり前か。百閒滝、七曲りの滝、ガマ滝などを見学。いつか氷瀑を見せてあげたいね。観光客でにぎわう有馬温泉がゴール。お疲れさまでした。
1月 月例登山 1月27日(土) 愛宕山(京都)
今年最初の月例登山は、京都の愛宕山です。雪山でアイゼンを装着して登山行動する貴重なチャンスでもあります。今年は暖冬で心配しましたが、ちょうどタイミングよく寒波が到来。無事アイゼンのお出ましとなりました。
阪急嵐山駅からバスに乗り清滝で下車。山頂の愛宕神社を目指し出発。それほど寒くもなく、登り始めてすぐ、みんな上着を脱ぎ始めました。私も背中にカイロを2枚も張り付けてきたことを思いっきり後悔することに。中腹辺りから足元に雪が目立ち始め、山頂手前でアイゼンを装着。雪景色を楽しみながらの快適な山行となりました。山頂の愛宕神社にある休憩所には素敵な薪ストーブがあり、そこでゆっくり暖まりながら昼食をとりました。別のコースから景色を楽しみながらの下山。途中で鹿の親子にも会いました。みなさんお疲れさまでした。