明石高校 美術科の紹介

明石高校の美術科棟は柔らかい自然光が入ってくるように設計されています。3階の素描室では整った環境の中で、授業中だけでなく放課後もデッサンを頑張っている生徒が多数います。充実した環境のもと、生徒たちは仲間と切磋琢磨しながら描写力を身につけていきます。
*美術科についての概要はこのページの下欄に掲載しています。ご参照ください。

 

美術科ニュース

8月17日(木)全国高校軟式野球選手権ポスター原画展始まりました。

明石公園パークギャラリーにて、全国高校軟式野球選手権ポスター原画展が始まりました。

全国高校軟式野球選手権のポスターは、2015年から明石高校美術科の生徒が原画の制作を行っています。

ポスター原画に選ばれた作品に加え、提出された作品全26点を展示しています。

会期は30日(水)まで。ぜひお越しください。

夏季合宿 最終日

8月11日(金)14時

晴天。朝は涼しく昼は暑いです!

講評会で気づいたことを中心に今日も早朝から絵を描きに出かけました。疲れもありますが、より良い作品を目指して皆一生懸命に頑張っています。

お昼は牛丼。最後に教員からご褒美にアイスクリームの差し入れを渡しました。皆さん喜んでくれました。

晴天に恵まれ(風には吹かれましたが‥)体調不良で離脱する生徒もなく無事に二泊三日を終えられました。絵を描く事に没頭して過ごしたことはきっと今後の作品作りにも活きてくることだと思います。

保護者の皆様。夏季合宿へのご理解とご協力ありがとうございました。風に吹かれて服が絵の具まみれになっている生徒もいます。洗濯等大変ですがよろしくお願いします。

夏季合宿 講評会

8月6日(木)20時

風に吹かれながらも何とか作品を完成させて講評会に臨みました。10人ごとに分かれて担当教員の指導のもと各自が自分の絵について語り、意見を出し合いながら作品の良さや改善点などを話し合いました。

他の作品と並べることで自身の作品についてより一層深く考えることができました。

 

 

 

夏季合宿 風にも負けず描いてます。

8月10日(木)

風が強いです。

風にも負けず皆元気に描いています。時折り風でキャンバスが飛ばされそうになりながらも着実に完成度が上がって来ました。

お昼ご飯はカレーとスイカでした。風があって涼しいこともあって食が進みます。2杯も3杯もおかわりしている生徒もいました。

午後も頑張りましょう。

 

 

 

 

夏季合宿 日の出

8月10日5時

おはようございます。涼しい!

外の涼しさに感動しました。生徒は日の出と共に絵を描きに出かけていきました。今日は日中とても暑くなりそうですので朝の時間に描いて、昼はちょっと休憩しても良いかもしれません。熱中症にならないように気をつけて頑張りたいと思います。

夏季合宿 夕食BBQ

8月9日18時

夕方から涼しくなってきました。午後は集中して絵を描き始めました。17時半まで描きました。

集中して頑張ったあとはBBQです。おいしく楽しく食べています。

 

夏季合宿にやって来ました

8月9日(水)12時

神鍋高原 晴れ

美術科毎年恒例の夏季合宿にやってきました。

台風も心配されましたが晴天に恵まれ良いスタートが切れています。

美術科長の野外でのスケッチの心得を聞いたあと全員で散策。いい場所を見つけて描き始めました!!

令和5年度美術科夏季集中授業

1学期末考査を終えて、7月11日(火)から19日(水)にかけて、美術科夏季集中授業を行いました。

3年生は11日から13日までの3日間で人物デッサンと固定静物デッサンに分かれて制作に取り組みました。

1,2年生は14日、18日、19日の3日間で、1年生は初めての石膏デッサン、2年生は静物木炭デッサンに取り組みました。

真夏の美術科棟で、こまめに休憩・水分補給をしながら、頭に氷袋をのせたりしながら、生徒たちは真摯に制作に取り組んでいました。

生徒の皆さん、お疲れ様。集中授業が終わるといよいよ夏休み、3年生は進路実現に向けて有意義な時間を過ごしてください。1,2年生は8月9日からのスケッチ合宿でまた会いましょう。

7月21日(金)広島市立大学 説明会

美術科の卒業生も多く進学している広島市立大学芸術学部の

田中圭介先生に来校いただき、大学の概要説明やご自身の制作

のことなどについてお話を聞きました。

また、大学入試の参考作品を見させていただき貴重な機会となりました。

 

 

7月20日(木)美術科夏季作品展搬入展示

明石公園内、パークギャラリーにて

美術科夏季作品展の作品搬入展示を行いました。

出品する2年生の生徒代表が会場で作品配置を決め

作品の間隔や高さの調整から題名札の貼付けなどを行いました。

展示は7月26日(水)までです。

是非ご覧ください。

 

美術科

県下唯一の公立美術科

  • 特色ある学科」として、昭和58(1983)年明石高校に設置されました。美術科とは美術を専門的に学習する学科で、美術の履修単位数は30単位以上となっています。
  • 美術の専門学習を通して美術文化の発展に寄与する人材を育てます。
  • 「パリ研修旅行」、「校外学習」の実施を通して本物の美術に学びます。
  • 少人数制による美術専門授業(日本画、油彩画、彫刻、ビジュアルデザイン、クラフトデザイン)
  • 美術科展を実施し、授業成果を発表します。
  • 地域に根差した授業の推進として小高連携授業、大学授業体験等の実施

教育目標

  • 「自治・協同・創造」の校訓のもと、高い知性と豊かな感性を備える、調和のとれた人間形成をめざしています。
  • 美術の専門的学習を通して、美術全般にわたる基礎的・基本的な知識や技能を身につけ、創造と表現の能力・適性を伸ばして、美術文化の発展に寄与できる人材育成をめざしています。

専門科目の概要

専門科目の学習

 美術の学習が全体のほぼ3分の1を占め、美術系進学に必要な専門科目を中心に学習します。
 1年生では全員、美術史、素描、構成、絵画、彫刻を学習し、美術の基礎知識や基本技術を身につけます。実習授業は20名単位で行われます。
 2年生では素描の他、日本画、油彩画、彫刻、ビジュアルデザイン、クラフトデザインの5科目の中から、主専攻として1科目、副専攻として1科目、それぞれ異なった科目を選択して学習します。いずれの専門科目も少人数制の指導が受けられます。
 3年生では素描の他、2年生に選択学習した2つの専門科目のいずれか1つを選び、継続して学習します。さらに、課題研究でより自主的な学習を行います。いずれの科目も少人数制で行き届いた指導が受けられます。

普通科目の学習

 美術系進学中心の進路希望に配慮したカリキュラムで学習します。進路に応じた学習ができるように普通科目にも選択制が取り入れられています。

卒業生の進路

 創設以来すでに1000名を超える卒業生が巣立っています。
 その中には美術家として歩み始めた人達、企業デザイナーあるいはフリーのデザイナー、教職についた人達や公務員になった人達がいます。
 これら卒業生は主に美術系大学・短大から専門学校まで美術系の進学を果たした人達で占められています。
 教職についた人達には美術大学出身者ばかりでなく、一般大学の教育学部や教育系大学出身者もいます。特に、教育系大学の中には美術の専門教育が受けられる課程を設置した大学があり、このような進路を実現した卒業生の数が増えてきました。
 また、就職希望者は極少数ですが、郵政・税務・海上保安関係などの公務員になったり、民間企業に就職した卒業生もいます。
 さらに、美術科卒業生の組織として美術科同窓会が本校同窓会の中に1992年発足し、美術科同窓会展などの行事を通じて、それぞれの活躍ぶりを披露するとともに互いに親睦を深めています。

美術の学習に関わる経費について

 入学時に当初必要な用具・材料を一括購入します。そのための費用は約3~5万円です。その後は課題に応じた材料の購入費用が必要です。
 2・3年生では専門科目の選択状況によって経費が異なります。例えば、油絵や日本画を選択すると新たに用具を購入しなければならないので、そのための費用が別途必要になります。さらに、材料費については、学年が上がるにつれてより大きな作品を制作するので、出費も増える傾向にあります。

 美術科の行事

  • 美術科対面式 4月
    美術科は各学年40名です。アットホームな生徒同士の交流は、4月の美術科対面式から始まります。
  • 校外学習
    1,2年生の美術科行事として、美術館見学を行います。徳島県の大塚国際美術館、岡山県倉敷市の大原美術館を隔年で訪れます。実際の作品に触れるとともに、美術館の社会的役割や見学マナーについて学びます。
  • 実技テスト
    定期考査中に実技テストを行います。3年生にとっては各自の進路にも密接に結びつきますので緊張感をもった真剣な様子で受験しています。
  • 集中授業
    夏期と春期の年2回、集中実技指導を行っています。平常授業は2時間単位ですが、集中授業では2ヶ月分の制作を連続で行います。短期間で作品を仕上げるため、いつも以上の集中力、体力が試されます。
  • スケッチ合宿
    1,2年生を対象に夏季休業中に行います。クラスの友人たちと寝食を共にし、制作に熱中する2泊3日間です
  • 研修旅行
    美術科では、2年次に研修旅行としてパリに行きます。芸術の都パリで、過去の偉大な芸術作品を鑑賞したり、異国の風景をスケッチしたりします。 西洋美術史で学習した作品を、実際に自分の目で見ることは大きな感動体験です。また、 総合的な学習で調べたフランスの文化に触れ、フランス語の学習の成果を現地で活かします。 各自の表現に様々な面で大きく影響を与えるに違いない行事です。
  • 作品展
    1年間の集大成がここにあります。特に、3年生の卒業制作である大作が出品されています。