STEAM探究科では、「好きを突きつめ 未知を拓く」をモットーに
京都教育大学 村上 忠幸 先生をお迎えし、2年次STEAM探究科の生徒対象に「ロウソク船の謎を探る」 というテーマでワークショップを実施しました。
パットに水を入れ、そこにアルミホイルの上に置いたロウソクをアルミホイルごと浮かべます。そこに、上からビーカーをかぶせると、アルミホイルの上にあるロウソクは水面ごと浮かび(上昇し)ます。
この現象を題材に、その現象が起こる理由について、グループで議論、視点を見出す、仮説を立て再度実験する、などの探究を行いました。
化学の知識や思い込みによる視点の見逃しもある中で、お互い協力し活動をしていました。 また、最終的には現象の核心に迫る視点や考察が生徒の方から出てきました。
授業後には、生徒が引き続き議論をしたり、もうちょっとでわかった のにという悔しがる言う声もありました。
また、村上先生からは自分で考えること、自分がどう考えたかを見つめる、表出するなどの「自分にベクトルを向ける」ことの大切さもご教授頂きました。
2年STEAM探究科は、課題研究に励んでおり、12月、1月は外部での発表の機会も多くあります。
今回の講義で再確認させて頂いたように自分たちで考えたことプロセスを大切に、しっかり頑張ってくれるでしょう。
12月13日(土) STEAM探究科説明会を開催して、約80名の中学生とその保護者に参加して頂きました。
説明会では、学校長の泉村靖治からのあいさつのあと、STEAM探究科長の多田から
・STEAM探究科の立ち上げた経緯や時代にマッチする理由
・カリキュラムの概要
・入学試験や対策について
お話させていただきました。
続いては、STEAM探究科に所属する現役生徒による学校生活についての説明です。
1年生徒発表 学校生活や兵庫県内研修旅行についての説明
ランキング形式のSTEAM探究科での学校生活だけでなく、中学生向けのメッセージ動画まであり、とても充実した様子が伝わる内容でした!
2年生徒発表 関東研修旅行についての紹介と課題研究に関する実際の発表
東京の大学や研究施設を訪問していたり、実際に研究している内容の発表があり、圧巻の内容となりました!
続いては生徒が操縦する本格的なドローンによる全体写真撮影を行いました。
続いては、先端機器体験として①VRゴーグル ②デジタル望遠鏡 ③3Dプリンター ④デジタル望遠鏡の4つに分かれてSTEAM探究科生徒が講師を務めました。
また2年次の「サイエンス探究」という授業を履修している4人の実験講座も行いました
参加された中学生や保護者からは、
「案内してくださった一年生の方や、実験で教えてくださった二年生の方、皆さんすごくしっかりしていて魅力的でした。」
「先輩方がすごくしっかりしててかっこよかった。花火の実験が楽しかった。」
「生徒の皆さんが生き生きしていて印象的でした!先生のお話も、とても良かったです!」
という嬉しい声が多く寄せられました。
中学3年生のみなさん、来年の春にSTEAM探究科で会えることを楽しみにしています♪
12/18(木)に京都大学の学びコーディネーター事業として、大学院博士課程の2名の学生さんにお越しいただきました。以下の2つの講座を開いていただき、STEAM探究科1,2年生80名がそれぞれどちらか一つを選んで受講しました。
①「役を演じる行為は一体何をしているのか?演劇実践から考える他者とのコミュニケーション」
②「利他の建築 自分のためより、誰かのために頑張れる力を活かす」
①「役を演じる行為は一体何をしているのか?演劇実践から考える他者とのコミュニケーション」
高齢者が演劇を行うことで、他者とのコミュニケーションにどのような影響が起こるかの研究例をご紹介いただきました。実際に演劇を行う様子の動画も見せていただきました。
②「利他の建築 自分のためより、誰かのために頑張れる力を活かす」
高齢者のための建築に関する研究例をご紹介いただきました。実際に分析で用いられる機材の使用も体験させていただきました。
いずれの講義でも、探究活動や進路決定につながるお話もいただき、大変有意義な時間となりました。生徒の皆さんは本日感じた「ホンモノ」に今度は自分たちがなれるよう、勉強や活動に取り組んでいってください。
STEAM探究科1年生の授業で、株式会社モリサワの方に「フォントをつくるという仕事」と題して講義をしていただきました。
身の回りに溢れている文字はすべてデザインされているという話から始まり、フォントの役割についての説明や、文字を表示する技術の歴史(活版印刷・写植・デジタルフォントへの変遷)の紹介、デザインしたフォントをパソコン上で表示するために必要なエンジニア視点からのお話など、文字にまつわる様々なお話を伺うことができました。
7時間目からは美術科1年生も数名参加して文字デッサン(レタリング)を行いました。終始和やかな雰囲気の中での授業となりました。
講師の方の、「文字も含めて、身の回りのものはすべてデザインされている」という言葉が印象的でした。
講義をしてくださった株式会社モリサワの皆様、ありがとうございました。
7月30日~8月1日の2泊3日でSTEAM探究科2年生が関東方面へ研修旅行に行ってきました。
自立した学習者を目指すために自身の見聞を広めて興味や知的財産を増やすこと、将来の選択肢や人物像を知ることでリーダーとしての資質を培うことを目的に、国の中心である関東を訪問しました。
訪れたのは、千代田テクノル大貫台事業所・JAXA宇宙センター・東京大学駒場キャンパスおよび本郷キャンパス・国立科学博物館の5施設です。
==千代田テクノル大貫台事業所==
神戸空港から茨城空港に着き、バスで移動して茨城県大洗の千代田テクノル大貫台事業所に訪問しました。千代田テクノルの細田会長は本校の卒業生です。原子力防災についての講義や施設見学など、とても丁寧に案内していただきました。
今回の研修旅行のためにと資料持ち帰り用の「関東研修旅行トートバッグ」を制作してくださっていました。
==JAXA宇宙センター==
バスで移動してつくば市へ。JAXA宇宙センター内の様々な施設見学や、JAXAの永松愛子教授による講義を受けたりしました。
**東京自彊会との懇親会**
JAXAを後にして再びバスに乗って都内へ。宿泊場所のオリンピック記念青少年センターで、1日目最後のイベントとして東京自彊会との懇親会が開催されました。
各テーブルでOBOGの方のご活躍について伺ったり、生徒それぞれが現在取り組んでいる課題研究についてアドバイスをいただいたりしました。最後の全員での校歌斉唱はとてもあたたかい雰囲気で、大変印象的な時間となりました。東京自彊会の皆様、本当にありがとうございました。
==東京大学駒場キャンパスおよび本郷キャンパス==
2日目は東京大学の2つのキャンパスに伺いました。駒場キャンパスでは「建築のデザイン」と題した川添善行先生の講義を聞きました。本郷キャンパスでは情報学環の苗村教授と大学院生による講義でした。
東京大学安田講堂前で集合写真。
**2日間の振り返り**
宿泊場所に戻り、夜は2日間の振り返りを行いました。
==国立科学博物館==
最終日は朝から上野の国立科学博物館を見学しました。
見学後は各自自主研修の時間として過ごし、夕方に東京駅を出発して新幹線で新神戸に向かいました。
この3日間では関東を訪問しないと知ることができないこと、出会うことができなかった人達との多くの出会いがありました。生徒たちは自身の興味や知的財産を増やすことができた、充実した2泊3日になったと思います。探究活動でなく、さらに先の将来につながるものとなったのではないでしょうか。
たくさんの方々のご協力のおかげで3日間が充実したものとなりました。携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。
7月28日、29日の1泊2日でSTEAM探究科1年生が研修旅行に行ってきました。
自身の見聞や知識を増やすこと、宿泊を通じてマナーを身につけたり親睦を深めたりすることを目的に、兵庫県内の5つの施設・大学を巡りました。
訪れたのは、神戸芸術工科大学、シスメックス(株)、西はりま天文台(宿泊)、理化学研究所(SPring-8・SACLA)、兵庫県立大学の5施設です。
==神戸芸術工科大学==
ここでは、2つの体験講座から生徒が希望した講座を受講しました。
①驚き盤でアニメーションを創ろう!
②3Dプリンターでつくる2.5Dのオブジェ
これまでの授業での経験も活かしながら、貴重な体験ができました。
==シスメックス(株)==
施設内設備や最新機器のほかに、社員のクリエイトな発想を促す工夫もご紹介頂きました。
==西はりま天文台==
宿泊地です。夕食ののち、日本一のサイズを誇る望遠鏡「なゆた」を用いた観望会に参加しました。また、本校が所有するデジタル望遠鏡「SeeStar」で天体の撮影も行いました。普段なかなか見れないきれいな星空に、歓声の声が上がりました。
==理化学研究所 SPring-8・SACLA ==
ここでは大型放射光施設SPring-8の見学や、実際に勤務されている研究者の方から、研究のプロセスやポイントをレクチャーして頂きました。英語での講義や難しい内容もありましたが、頑張ってついていっていました。
==兵庫県立大学姫路工学キャンパス==
ここでは研究室の見学を行いました。また兵庫県立大学工学部の教授から、情報や携帯電話の成り立ちについてのお話を伺いました。将来の自分の姿を想像した人もいたのではないでしょうか。
その後、たくさんの先生方にお出迎えして頂きながら、全員無事に帰校しました。
このツアーを通して受けた刺激を財産とし、今後の生活・活動の励みにしてもらえればと思います。
令和7年6月3日(火)「探究を探究する」というテーマで、甲南大学サイエンスフロンティア学部 甲元一也先生に講義をしていただきました。
講義内容は、企業や大学で求められる能力が「指示待ちではなく自分で考える力」「リーダーシップ」「文理を超えた力」と変化してきたこと、探究活動のおもしろさ、意義や重要性、探究活動によって培われる能力などを、具体例やワークショップを交えてお話して頂きました。
特に企業が採用したいのは、主体性と実行力がある人物、課題設定・解決能力を持っている人物、そしてチームワーク・リーダーシップを発揮できる協調性がある人物だというデータも示してもらいました。
また課題設定能力・課題解決能力を分けて、この2つの力を身につけるのに、文理の枠を超えた探究活動を重ねくSTEAM探究科の学びは最適であるとも言っていただきました。
また、3つの体験ワークも盛り込んで頂きました。
ワーク①思考・自身の意思表明のトレーニングで 「Chat GPTが開発され、その活用が各方面で模索されている。このChat GPTの使い方を学校でも教えるべきか。それはなぜか」という問いに対して、個人の考え、グループの考えをまとめました。
さらに、異なる立場で考えるというステージでは「子育て中の親」「政治家」「教師」「通訳」それぞれの立場からChat GPTを教えるべきがどうかを役割になり切って考えました。
ワーク②では、検索能力を探るという活動で、必要な情報を検索して探し出しました。
ワーク③ グラフの読み取りのトレーニングとして、グラフからわかることを箇条書きにする体験をしました。
その他、他者理解や実行力の重要性にも触れて頂き、大変わかりやすく有意義な講義となりました。
生徒たちはこれから今日の学びを普段の学びに結びつけてくれるでしょう。
スタートしたばかりのSTEAM探究科2回生、これからの成長が楽しみです!
令和7年5月31日(土)STEAM探究科説明会を行いました。
中学生、保護者の方、中学校の教員、総勢約170名もの方が参加してくれました。
①全体会
・STEAM探究科の概要説明
学校長の挨拶のあと、STEAM探究科担当者から、
STEAM探究科のカリキュラムや探究的な学びの例、なぜSTEAMや探究的な学びが重要になっていくのかなどを、時
代背景とともにお話しました。
・STEAM探究科1年生4名によるSTEAM探究科のカリキュラムや学校生活についての発表
4月に入学した2期生が、これまでの授業の内容や取り組み、これから楽しみなことなどをスライドを用いてわかり
やすく発表しました。
・2年生2組による課題研究のテーマ発表
1期生2年生は3月からテーマを考え始めて現在、17テーマに分かれて課題研究を始めたところです。
そのうちの2つのテーマを中学生に向けてわかりやすく発表してもらいました。
後半は、3Dプリンター、VRゴーグル、デジタル望遠鏡、ドローン、サイエンス探究の体験ブースに分かれ、それぞれ高校生が丁寧にレクチャーしました。
参加した中学生や保護者からは「先輩の発表の内容がすごく良かった」「先端機器体験が楽しかった」「雰囲気がすご
く良かったです」などの感想が口々に聞かれました。
STEAM探究科の1,2年生は発表はもちろん、受付や誘導、丁寧なレクチャーに質問対応と大活躍でした。
参加された中学生、保護者の方、教員方ありがとうございました!
次回は冬に第2回を開きますので、引き続きよろしくお願いいたします。
令和7年5月15日STEAM探究科2年課題研究のテーマ発表会を行いました。
今回は発表内容を「テーマ・テーマ設定の背景・目的」「リサーチクエスチョンとそれに対する仮説」「検証・考察方法」の3つに絞って、全17テーマの発表がありました。
また、兵庫教育大学から濱野先生、兵庫県立大学から福本先生を指導助言としてお招きしており、それぞれの見地からアドバイスを頂きました。
また各テーマを深堀するだけでなく、生徒がきちんと数値化しにくい対象に尺度を設定としているところや積極的に質問していることにお褒めのことばを頂きました。
生徒は3月からテーマ設定を進めてきて、この発表はまだまだ通過点です。これから、テーマを見つめ直したり、本格的な検証に入ります。
生徒は頂いた内容を熱心にメモをしたり、議論したり姿が見られ、これからの成長や進捗が楽しみになるような発表会でした。
令和7年4月10日(木)
STEAM探究科の対面式が行われました。
STEAM探究科の1期生(79回生)と2期生(80回生)が、初めて顔を合わせました。教頭先生、1年次副主任の久保先生からのお話の後、79回生代表のT君が歓迎の言葉を述べました。STEAM探究科に必要な3つの力(聞く力・話す力・質問する力)について語り、一緒に頑張りましょうと呼びかけていました。
その後、80回生代表のAさんが、「これから多くのことに挑戦する中で、不安な面もありますが、先輩方に色々と教えていただきながら頑張っていこうと思います」と、初々しく決意を述べました。
対面式の後は、小グループに分かれて交流会を行いました。自己紹介をしたり、先輩からのアドバイスをもらったり、これからの学校生活の不安を先輩に聞いてもらったりと、楽しく和やかな雰囲気の交流会となりました。
これから様々な場面で先輩後輩の交流があると思います。
一緒によき歴史を紡いでいきましょう。