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松陽日誌

人権講演会開催

 三木市から春川政信先生をお迎えし、人権講演会が開催されました。先生は三木市立
小・中学校の教員・教頭・校長を歴任され、長年人権教育を実践されてきた方です。三木
市立別所中学校校長でこの3月ご退職。現在は三木市人権・同和教育協議会副会長を
務めていらっしゃいます。

 本日は、「身近なところにある人権―気づきと行動―」と題して、車椅子のマークの正式
な名称と意味、点字ブロックの種類と意味、何気ない日常会話でも相手の立場を思いや
ること、差別の種類、就職差別、交際上の差別等々・・・。目からうろこの知識の数々。知ら
ないことは恐ろしい。住民票を他者が取ったことを知らせる本人通知制度。まだ知ってい
る人が少ないので、是非自治体に行って登録を・・・。先生の講話はご自分の教育活動に
かかわる実話ばかり。配られたレジュメに真剣にメモをする生徒も多く、有意義なひととき
でした。
  

心の教育講演会

心の教育講演会 「常勝軍団名将から学ぶ」講師 鈴木英之 氏

  12月18日(金)の3、4限の時間帯に、同窓会主催の心の講演会が開催されました。

講師は、関西国際大学 准教授 野球部監督の鈴木英之氏で「常勝軍団名将から学ぶ」
の演題で自らの豊富な経験を全校生、保護者、同窓会の皆さんに語られました。

 時にはユーモアなお話しや時には苦しかった時の体験などを小気味よい口調で語られ、
生徒たちは鈴木監督の話に目を輝かせ集中して聞き入っていました。

 みんなで行動するよりは、自分の頭を使い、自発的に周囲の空気をよみ、今何をすべき
か考え、気配り、心配りができる人間が一番伸びるなど、生徒は人生訓として心に刻み込
みました。

 生徒を代表して、お礼に言葉の中に、講演会で学んだ内容を今後の生活に生かしていく
ことを含め、同窓会の先輩方に感謝の心を伝え、講演会を終了しました。

  
講師紹介 : 鈴 木 英 之 氏
  

        PL学園-駒澤大学-神戸製鋼
         元神戸製鋼監督(1999-2002
         PL
学園では桑田、清原の1年先輩で3番外野手として甲子園で活躍し、
         1984年の春夏準優勝に貢献。駒澤大学では8シーズンで4度リーグ優勝
         を飾り、1988年には東都リーグ首位打者のタイトルを獲得。
         神戸製鋼では主に外野手として10年連続都市対抗野球大会に出場する
         などチームの中心選手として活躍。
         1999
年からは監督を務め、4年間でチームを都市対抗へ2回、日本選手
         権大会へ4回導く。

こどものまち高砂 2015

11月23日(月・祝)、「こどものまち高砂 2015」のイベントに、
ボランティアとして、生徒会13名が参加しました。

「こどものまち高砂」は、「子ども達が考えて、子ども達がつくる街」をテーマに、
子ども達が自分たちの力でお店を作り運営するとともに、
その街の住民になって、働いて、お給料をもらって買い物をするといった
『まちづくり』を体験します。

生徒たちは、エネルギーあふれる子ども達のなかにいたことで、
元気をもらい、彼らの顔にも自然と笑顔が。楽しいひとときだったようです。
また、主催された方からも、とてもためになるお話をいただきました。
このボランティアを通して、彼らの視野がまた一段と広がることができました。

「熟議2015 in 兵庫大学」に参加

11月22日(日)、兵庫大学で開催された「熟議2015 in 兵庫大学」に
生徒会6名が参加しました。
熟議では「加古川地域のちから」~安心・安全を創る~をテーマに、
高校生や学生、一般市民の方々、合わせて約60名が参加し、
ワークショップ形式で議論がおこなわれました。

各テーブルに分かれた生徒たちは、はじめ不安な気持ちだったそうですが、
アイスブレイキング(初対面の者どうしが打ち解けやすくするために行うレクリエーション)
があったことで、お互いの距離が一気に縮まり、話しやすい雰囲気になったことで、
積極的に楽しんで議論に参加できたとのことです。

生徒たちの感想文には、
「自分の考えをまとめて、わかりやすく発表することが難しかった」
「弱い意見を殺すのではなく、どんな意見も活かして一つの結論に導く方法を知った」
「一つの事柄について深く考えることの大切さを知った」
などがあり、なかでも生徒たち全員が共通して感じたことは、
「若者から高齢の方まで、世代や職種を超えた人たちと、
『共通の目的』をもって話せたことで、自分の視野がとても狭いことに気づかされると同時に、
多くの人たちの意見を共有することで、広がりのある考えになることを学んだ」とのことでした。
 

彼らにとって、とても有意義な時間を過ごせたようです。
またこのような機会がありましたら、積極的に参加させたいと思います。