学年・専門部

人と自然科 地域自然保護 夢プログラム実施報告会に向け中間発表会実施

 9月13日(火)人と自然科3年生選択科目『地域自然保護』の授業で、県立有馬富士公園についての中間発表会を実施しました。

 有馬高校から車で約15分にある県立有馬富士公園は、地域の方が自分の特技を生かして、来園者に体験プログラムを提供するという取り組みを行っているユニークな公園です。そして有馬高校人と自然科の生徒も自分たちの特技を生かして来園者を楽しませようというのが地域自然保護の授業の最終目標です。4月からスタートし、今日まで公園の職員から説明を受けたり、実際に公園で活躍されている夢プロ団体の皆さんから体験プログラムを受けたり、自分たちで公園内を調査したり・・・とにかく公園を知る活動を続けてきました。

 学校設定科目 地域自然保護 今年もスタートしましたに関する記事はこちら

 フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろうに関する記事はこちら

 フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験に関する記事はこちら

 フィールドワークその3 有馬富士公園の生きものに触れように関する記事はこちら

 フィールドワークその4 里山の管理体験に関する記事はこちら

 フィールドワークその5 棚田の管理を通した夢プログラム体験に関する記事はこちら

  この日は約4か月間の成果をまとめ、発表する会です。この日に向けて生徒は一生懸命準備してきました。

 

 そして発表直前も、原稿や模造紙を前に、役割分担など最後の打ち合わせです。緊張感が増してきますね。

  発表にはアドバイザーとしてお世話になっている、人と自然の博物館研究員の先生方、管理者であるパークセンター職員、行政からは宝塚土木事務所の職員にも来校いただき、忌憚のないご意見、アドバイスを頂きました。

 いよいよ発表スタート。1班10分から15分の持ち時間で発表を行います。発表では夢プロ体験や調査して感じたこと、有馬富士公園の魅力や改善点を行政や管理者であるパークセンターの方に直接伝えることができました。

 そして最後は自分たちがホストとして提供したい夢プログラムの企画案を紹介しました。

・公園の植物を使ったテラリウムづくり

・公園に生息している植物を観察するツアー

・公園の木の実や枝を使った雑貨づくり

・外来種の駆除を兼ねた魚釣り

・園内で人気の遊具 ターザンロープのリメイク

などなど・・・ユニークで高校生らしいアイデアの体験が次々に発表されました。聴衆者も評価シートを用いて、他の班、そして自分たちの班の発表や模造紙を評価しながら真剣に聞いていました。

 各班が作成した模造紙はこちら。どれも力作ですね。これらの模造紙は、有馬富士公園パークセンターに一定期間展示させていただきます。公園を訪れた際はぜひご覧ください。

 さて中間発表も終わり、いよいよ今回の発表をもとに、実際に来園者に提供する夢プログラムを企画していきます。テーマは有馬富士公園の利用が最も少ない世代である『高校生が有馬富士公園の魅力を感じることが出来る体験プログラム』です。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。大変ですが楽しみながら頑張っていきましょう。

 最後に中間発表を聞きに来てくださいました皆様、忙しい中お越しいただきありがとうございました。