美術科ニュース

4月16日(火) 3年素描授業風景

3年生の素描の時間は週に6時間。火曜日と木曜日の午後3時間ぶっ通しで描き続けます。

進路希望や専攻に応じて、卓上静物デッサン(鉛筆)、固定静物デッサン(鉛筆、木炭)、石膏デッサン(鉛筆、木炭)に分かれて1年間研鑽を積むことになります。

 

卓上静物デッサン

今年は2講座に分かれて授業を行っています。与えられたモチーフを自分で配置してデッサンします。大体週1枚くらいのペースで制作します。

 

固定静物デッサン(鉛筆)

目を皿のようにして、与えられたモチーフを観察し、描写していきます。皆で一つのモチーフを囲んで制作します。

 

固定静物デッサン(木炭)

今回はごろんとした大きなモチーフが3点。どのようにとらえて表現してくれるか楽しみにしています。

 

石膏デッサン(鉛筆)

パジャントという石膏像を描いています。今日は、パジャントとは何者で、頭の上にあるひらひらはいったい何なのかということが話題になりました。

 

石膏デッサン(木炭)

ブルータスという石膏像を描いています。昨年度末に実技テストで出題された像をもう一回描きます。愛をもって石膏像と向き合いましょう。

3年 専門3はじまりました

令和6年度の専門3の授業が始まりました。

美術科では、2年で専門1(週4時間)、専門2(週2時間)の授業で2つの専攻(日本画、油彩画、彫刻、ビジュアルデザイン、クラフトデザイン)を選んで作品制作について学びます。そして、3年ではそのどちらか一つを専門3(週4時間)として専攻し、鑑賞研究(週2時間)の授業と関連付けながら学びを深めていきます。

 

日本画

日本画室の畳の間で春休みの課題の「樹のデッサン」の講評を行いました。自然をしっかり観察することが大切です。

 

油彩画

静物画の制作に取り組んでいます。モチーフも生徒たちが組みました。スタイリッシュなモチーフを組むのがなかなか難しい・・・。

 

彫刻

人物モデル実習、塑像制作中です。写真はモデルさんの休憩時間の一幕。過去の先輩の参考作品を鑑賞中。

 

ビジュアルデザイン

作品制作に向けての調べ学習中です。デザインの仕事は絵をかくことだけに在らず!いろんな情報収集をして、それを組み立てる力も大切です。

 

クラフトデザイン

卒業作品制作に向けての実験作品制作中です。一言にクラフトと言ってもいろんな素材や技法があり、研究が欠かせません。

 

美術科40回生の皆さん、1年間しっかり制作・研究に取り組みましょう!

新入生、新学期スタート

新入生の美術授業が始まりました。

今日は絵画と構成の授業に別れて初めての 授業です。3年間でどっぷりと美術の世界にはまって、たくさんの経験を積んで欲しいです。

令和6年度 美術科対面式

昨日4月8日は始業式・入学式があり、いよいよ新学期が始まりました。
今日は新入生と2・3年生の対面式がありました。


学校長や1学年主任の挨拶では、
・学年の垣根を越えて人間関係を築くことができるように
・新しい価値を創るため、先輩や先生達から「まねぶ(真似ぶ)=まなぶ(学ぶ)」ように
とのお話がありました。


後半では新入生が一人一人自己紹介を行い、先輩たちとの距離を縮めました。
美術科長からは、
・自分から積極的に制作(特に自主制作)を行うように
・最高に良いものを見たり、体験したりするように
・友達同士や他学年、先生達と円滑な人間関係を気づくために挨拶を大切に
とのお話がありました。
その他、年間の行事予定や美術科棟の使用上の諸注意について説明がありました。

授業での制作・自主制作等、たくさん良い作品を制作する一年になってほしいと思います。

新入生へ画材の受け渡し

4月4日

本日は新入生への物品受け渡しの日です。美術科の生徒は制服などの物品に加え、画材の受け渡しをします。

筆やパレット、クロッキー帳など使いやすい物をセレクトした明石高校特別セットになります。高額になりますがこれから3年間(物によっては一生もの?)使う物です。一つ一つ名前を記入して大切に扱うように伝えました。

新入生の皆さん、新しい画材でこれから素敵な作品を制作してください。期待しています。

1・2年生 集中授業 講評会

3日間の制作を終え、講評会を行いました。

20名単位で作品を並べ、それぞれ自分の作品について説明をします。

制作中に意識したこと、気づいたことなどを制作を振り返って言語化することで、客観的な視点を得ることができます。

友達の作品を見て考えることも、対象の見方を深めてくれます。

 

 

1・2年生 集中授業

3月 5日(火)、6日(水)、7日(木) 13:15~16:15

4名のモデルさんに来ていただいて人物デッサンの授業を行います。

3日で8時間かけ一気に描き、最後に1時間の講評会を行います。

普段は2時間ずつの授業で制作していますが、連続した制作をすることも貴重な経験です。

また、人体デッサンには基本的な学びが多くあり、新たな気づきのチャンスです。

1.2年生実技テスト

3月4日(月)

今日は1.2年生の実技テストです。6時間で木炭紙サイズのデッサンを仕上げます。

1年生は石膏像「カラカラ帝」を木炭で描きます。

2年生は石膏像「ブルータス」or「牛骨」をそれぞれの希望に応じて木炭や鉛筆で描きます。

鉛筆や木炭の擦れる音だけが聞こえます。生徒の集中した雰囲気が素描室の空気をピリッとさせています。

完成が楽しみです。

日展神戸展に行ってきました

学年末考査も終わり、今日は午前中授業でした。放課後の時間を使い六甲アイランドで開催中の日展神戸展に行ってきました。

1.2年生の生徒15人ほどの参加でしたが美術科の職員の彫刻作品もあり、生徒は皆じっくり鑑賞していました。

他にも日本画、洋画、工芸など見応えのある作品がたくさんあって良い勉強になりました。

春休みはたくさんの作品を鑑賞しましょう。

 

1年生絵画 自画像制作

3学期の絵画の授業では自画像制作に取り組みました。

写真は講評会の様子です。

2学期に制作した校内風景の作品も併せて並べています。並べてみると、「その人らしさ」みたいなものも見えてきます。また、少しずつ油絵具にも慣れて、表現が変化したり深まったりしている様子もよく見えてうれしいものです。