美術科ニュース

スケッチ合宿2日目!!

8月10日(日)神鍋高原

雨でした。しとしとと降り続くあめで、絵を描くには厳しい天候でした。

そんな中でも午前中は合羽や傘を工夫して使いながら何とか描き進めました。

午後も天候が優れず宿の方にお願いして屋根のある施設をお借りしてそこで何とか仕上げました。濡れながらも皆頑張っていました。

夕食後は学年ごとに合評会です。合評ではこの絵を描いた狙いや、工夫を発表し、クラスメイト同士で意見を出し合います。自分の絵について、皆んなで話し合う事で大きな気づきに繋がったようでした。

明日は、もう少し描き足してさらに完成度を上げたいと思います。

写真は合評会の様子です。

スケッチ合宿に来ました!1日目

8月9日(土)〜11日(月)の日程で神鍋高原に行ってきました。

3日間で1枚の油絵を仕上げます。

神鍋高原は30度ほどの気温で過ごしやすい暑さです。学年ごとにスケッチ場所の下見をした後、各班で油絵セットを持って制作スタート。今日は途中雨に降られましたが濡れないように工夫しながら描いていました。

明日も雨予報で心配ですが、何とか1枚仕上げたいです。

夜はレクレーション。腕相撲や気配斬りなど2年生が企画したレクレーションをみんなでたのしみました。

美術科1・2年生校外学習(美術館)

先日、兵庫県立美術館で美術科の1・2年生が鑑賞学習を行いました。

美術の勉強では作ることと同時に見ることが大切な勉強です。

1年生2年生それぞれ2班に分かれ、展示作品を囲んでギャラリートークを行い、

自分一人で見るときには気づかなかったことに気づくなど新しい発見がありました。

県立美術館の学芸員さんには大変お世話になりました。

対面式

4月9日(水)

対面式を行いました。昨日入学したばかりの1年生と2.3年生が向かい合って初めて顔を合わせました。

3年生代表生徒からの歓迎の言葉の後、1年生代表生徒の挨拶、そして1年生全員に自己紹介をしてもらいました。初々しい1年生の姿に会場は温かい空気に包まれました。

新しい仲間を迎え、これからまた新たな1年が始まります。先輩も後輩もお互いに切磋琢磨しながら刺激し合えるように頑張って欲しいと思います。

日本美術家連盟近畿地区会員展「きのうとあすの対話」生徒作品出品について

日本美術家連盟展に美術科の生徒が作品を賛助出品します。

ご高覧ください。

        「きのうとあすの対話」Ⅴ展

会  場:原田の森ギャラリー全館 2025.4.15(火)~20(日)

会  期:令和7年2025年 4/15(火)から4/20(日) 10:00~18:00

                初日は14:00~  最終日は16:00まで

 

    ※最終日:4/20(日) 10:00 生徒と作家とのギャラリートークを開催

1.2年生実技テスト

3月3日(月)

学年末考査も終わり、ほっとするのも束の間。美術科では実力テストを行いました。

2年生は石膏像のブルータス像や静物モチーフを木炭や鉛筆を使って描きました。

1年生は石膏像のカラカラ帝を木炭で描きました。

試験は6時間。悪戦苦闘しながらも素描の授業で培った描写力を発揮できるよう最後まで集中して取り組みました。

「それぞれの風景日本画展」お知らせ

2年生日本画専門1の生徒9名が兵庫県日本画家連盟さん主催の「それぞれの風景日本画展」に出品します。

学校で一生懸命取り組んだ作品が現在活躍されている作家さん達と一緒の空間に展示されるのはとても良い経験になることでしょう。作品を描くだけでなく展示することで見えてくることがたくさんあります。この経験を糧にまた頑張ってほしいと思います。

明石市立文化博物館2階ギャラリーにて

2月5日(水)から9日(日)まで

9日14時からギャラリートークも予定しています。

是非ご高覧ください。

 

11月27日(水)県立図書館展示作品を更新しました

兵庫県立図書館のスペースをお借りして美術科生徒の作品を展示しています。11月27日(水)に展示替えを行いました。

 

今回は、「美術科スケッチ合宿」にて、神鍋高原で制作した油彩画の第2弾、10点です。美術科1,2年生の作品から選抜して展示しています。

 

 

まだまだ拙いところも多くありますが、力作を揃えています。図書館をご利用の際にはぜひお立ち寄りください。ご高覧いただけましたら幸いです。

 

次回は1月末頃に展示替えを予定しています。


兵庫県立図書館

 明石市明石公園1-27

 開館時間:9:30~18:00

 休館日:毎週月曜日、毎月第3木曜日、年末年始、その他図書館のホームページをご確認ください。

【美術科1年生】小高連携授業

11月18日(月)午後、美術科小高連携授業を行うため中崎小学校へ行きました。

美術科1年生40名が先生となって、中崎小学校5・6年生の水彩画制作を指導しました。

 

生徒は事前に自分たちで水彩画を描いて、「絵具を使うとき、小学生たちは何で困るだろう?」「どんなことに気を付けて教えていけばいいだろう?」と、準備を進めてきました。

 

たくさんの小学生を前に最初は緊張した様子の生徒達でしたが、

「もっと画用紙いっぱいに描いてみよう!」「その色とってもいいね!!」「こうやって塗ってみたら??」など、水彩画制作を通じてたくさんコミュニケーションをとっていました。

小学生からは、「たのしかった!」「いろんな色をつかって描けた!」と、うれしい感想をたくさんもらうことができました。

小学生、生徒とも、貴重な時間を過ごせたようです。

美術科OBパネルディスカッション

100周年記念展の際に、美術科のOBが各自の仕事についてパネルディスカッションを行いました。

美術科生にとって各自の進路の参考になることもあるかと思います。YouTubeに動画があがっていますので、下記にリンクを貼ります。

木野内 美里
高38回/美術科1回
チョコレートバイヤー
臨床美術士
https://youtu.be/XZ08I3tPS_Q

岡村 奈津子
高39回/美術科2回
高校非常勤講師
https://youtu.be/t9YV2JWdjXc

大久保 真理子(旧姓 伊勢)
高42回/美術科5回
セラミックアーティスト
https://youtu.be/iHdEF4ArwFc

竹内 暢
高52回
舞台美術リアライザー
兵庫県立芸術文化センター舞台技術部職員
https://youtu.be/UWfBqQeJg2E

浅野 真一
高53回/美術科16回
画家
https://youtu.be/EqUJcLpN9hc

10月3日(木)3年素描授業風景

 

こう見えて至極真面目にクロッキー大会中です。

3時間描きまくりました。ポーズ取りまくりました。

体育大会は中止になりましたが、今日はそれ以上に体を使ったかもしれません。

 

第7回あかし若手アートチャレンジ

9月29日(日)より明石市立文化博物館2階ギャラリーにて「第7回あかし若手アートチャレンジ」が開催されています。本校美術科2~3年生・22名が参加しています。

この展覧会は作品をただ出品するだけでなく、展示計画、搬入作業、ギャラリートーク、搬出作業など、展覧会をつくりあげていく工程そのもに生徒自身が携わっていくのが特徴となっています。
28日(土)に搬入・展示作業、29日(日)には生徒によるギャラリートークが行われました。

本校を含め明石市内の高校8校と神戸学院大学の学生が参加しています。
会期は10月6日(日)15時まで。ぜひお越しください。

詳しくは、明石市立文化博物館のHPをご確認ください。

 

9月27日 専門3授業風景

専門3の授業で卒業制作が進んでいます。

日本画

先日貼った箔の余分を刷毛で払っていきます。日本画室に払われた箔が舞い散ります。

掃除機、掃除機…。

 

油彩画

これだけキャンバスが並ぶと広い油絵教室狭く感じられます。絵の具もたくさん使うので、教室にはいつも以上に油の匂いが充満しています。

 

彫刻

順調に制作が進み、もうとっくに原型は完成して、型取り作業が進行中です。張り子の型が抜けました。粘土原型に新聞を貼り付けて型取りしました。

 

ビジュアルデザイン

デザインする企画自体は固まっています。現在はPCも使ったりしながら具体的な形やイメージを作っています。

 

クラフトデザイン

1学期の研究内容をもとに本制作に取り組んでいます。写真は紙をつかった作品作り。大きな紙に延々と折形をつける作業が続きますが、作者曰く、「このあとどんな形ができるかイメージができているから全く苦にならない」とのこと。

日本画3年生銀箔を貼る

9月20日

3年生日本画では卒業制作に向けて本紙の制作に入りました。今日は銀箔を貼ります。日本画では古来からの伝統的な素材を使って絵を描きます。完成は1月の美術科展でご覧ください。

9月13日(金)専門3油彩画 授業風景

卒制で使用するキャンバスを張っています。

画面が大きいので張るのにも一苦労。慎重に進めています。

 

…この時期には毎年、油絵教室に「キャンバス星人」が出没します。

2年生2学期素描(木炭デッサン)

2年生の素描、2学期の木炭デッサン講座では「マルス」の石膏デッサンに取り組んでいます。

研修旅行では本物のマルスにも会えるはず!

9月11日(水)県立図書館展示作品を更新しました

兵庫県立図書館のスペースをお借りして美術科生徒の作品を展示しています。9月11日(水)に展示替えを行いました。

新しく展示した作品は、夏休み中に行った「美術科スケッチ合宿」にて、神鍋高原で制作した油彩画10点です。美術科1,2年生の作品から選抜して展示しています。

まだまだ拙いところも多くありますが、力作を揃えています。図書館をご利用の際にはぜひお立ち寄りください。ご高覧いただけましたら幸いです。


兵庫県立図書館

 明石市明石公園1-27

 開館時間:9:30~18:00

 休館日:毎週月曜日、毎月第3木曜日、年末年始、その他図書館のホームページをご確認ください。

夏季作品展

「令和6年度 県立明石高等学校 美術科夏季作品展」

場所:明石公園内 パークギャラリー

会期:7月18日(木)~7月24(水)

開館時間:9:30~16:30

入場無料

 

油彩画・日本画・ビジュアルデザインの各専攻の生徒作品が展示されています。いずれも1学期の授業にて制作したものです。

明石駅から徒歩すぐです。ぜひお立ち寄りください。

 

小学生へ水彩画指導体験

2年生は近くの小学校へ水彩画指導体験に出かけました。

小学校6年生にどんな言葉で教えれば良いかよく考えて準備してきました。小学生も興味津々で積極的に授業に参加してくれて大変盛り上がりました。人に教えることで自分自身のためになることの多い体験となりました。小学生の皆さんありがとうございました。

美術科1年生 大学等授業体験

京都伝統工芸大学校で、実技授業体験をさせてもらいました。

午前中は学校全体の概要説明をきき、午後は、陶芸・木工・漆芸・染色・仏像彫刻・竹工芸の6つのコースに分かれて実技授業の体験を行いました。

普段なかなかできない実技の内容で、生徒達はみんな真剣に、また楽しそうに作業を進めていました。

京都伝統工芸大学校の先生方、学生のみなさま、本当にありがとうございました。

 

小高連携授業

明石市立人丸小学校で。小高連携授業を行いました。自分の手 をモチーフにしてよく見て描き水彩で着色します。

手は関節が沢山あって複雑ですが、高校生に教えてもらいながら、一生懸命描けていました。

6月16日(日) 武蔵野美術大学 説明会

文化祭後の日曜日午前中というハードスケジュールでしたが、美術科の生徒を対象に武蔵野美術大学の説明会が行われました。

企画グループの千羽氏と、彫刻学科の保井教授にきていただきました。

・武蔵野美術大学の概要説明

・入試傾向

・彫刻分野について

・デザイン分野について

など、様々なお話を聞かせていただきました。

質疑応答も盛り上がり、生徒達にとって有意義な時間になったようです。実際の入試合格作品もたくさん見せていただきました。

 

 

 

 

5月30日(木)専門3授業風景

日本画

机の上で制作する人と畳の上で制作する人。制作の工程によってとか、その人の好みとか、その時の気分でとのことです。

 

油彩画

今日は教育実習生からたくさんアドバイスをもらいました。

 

クラフト

木で机を作るにあたっての実験小作品の制作が進んでいます。

専門1 ビジュアルデザイン 「ポスタリゼーション」

連続的な階調をもつ画像を、意図的に階調数を調整して表現することをポスタリゼーションといいます。イラスト的な表現ができたり、もとの画像とは異なった印象を持たせることができます。

今回は「スプーンを持つ手」をiPadの写真アプリで撮影したものをもとにして、ポスタリゼーションの課題に取り組んでいます。

細かい作業が続きます、頑張りましょう!

5月27日(月)専門3授業風景

中間考査を終え、実技テストも終えて、再び制作の日々です。

日本画

プリントをもって何をしているかというと・・・画面を扇いで絵具を乾かしています。画面の状態と対話をしながら制作を進めていきます。

 

油彩画

人物画の制作中です。写真は20日の様子です。制作の序盤ですが、同じものを描いているのに見事に色が黄・青・緑・赤!

 

彫刻

首像の制作が進んでいます。モデルさんの休憩中に自分の作品の進捗について話をし、今後の制作方針を検討しています。

 

ビジュアルデザイン

絵具のパッケージのデザイン。少しずつデザインの全貌が見え始めてきました。この後模型も作っていくそうです。

 

クラフト

丸い木の棒を曲げている真っ最中。自作の木型に万力で固定して乾かしています。

こちらは折り型の研究。いちまいの紙を折ってできているとのことです。光を透かすと花の形が浮かび上がります。

5月24日 1年生校外学習

美術科1年生は兵庫県立美術館にいき、校外学習をおこないました。

学芸員の方から事前レクチャーを受けた後、2班に分かれて行動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片方のグループが自由に作品を鑑賞している間に、もう片方のグループは、ある一つの作品について学芸員さんを中心として、互いに意見を出し合いながら鑑賞をしました。

立体作品を鑑賞したのですが、

男性に見える/女性に見える/顔の中心を境にして、右側は女性、左側は男性にみえる…

陰影でたくさんの色があるように見える/もしかして照明の当たり方によって表情、見え方が変わる?…

など、本当に多様な意見がでてきました。

 

まとめでは

・作品を鑑賞するときは、まず自分で考えてみることが大事、そのあとほかの人と意見交換をすると見え方が広がる。

・想像力を働かせて作品をみる面白さもあるし、キャプション(作品名や作者、制作年、サイズ、材料等が記載されているプレート)を見ることで知識を得るからこそ見える面白さもある。

など、学芸員さんから作品鑑賞のたのしさについてお話がありました。

 

一つ一つの作品をじっくりをみたせいで、すべての作品を見ることができなかった生徒もいたようです。

今回みたのは常設展です。見れなかった作品がある人は、ぜひ改めて美術館へ見に行きましょう!

5月24日(金)実技テスト(素描)

実技テストを行いました。

美術科の3年生は定期考査の度に実技テストに取り組みます。今回は素描のテストです。

進路や専攻に応じて石膏(木炭デッサン、鉛筆デッサン)、固定モチーフ(木炭デッサン、鉛筆デッサン)、個別モチーフ(鉛筆デッサン)を選択して受験します。

 今回の出題は

石膏デッサン:マルス像(半身)

 

固定モチーフ:瓶ケース、コーラ瓶、鏡、ロープ、リンゴ

 

個別モチーフ:霧吹き、四角い箱(のようなもの)、テニスボール2個、ロープ

でした。

テストは午前、午後合わせて6時間。1日集中して一枚の作品を描き上げます。

3年生の皆さん、手応えはどうでしたか?

この経験をもとに、受験に向け、卒業制作に向けてしっかり力を伸ばしていきましょう。

5月16日(木) 専門3授業風景

日本画

人によって進展は違いますが・・・作品制作に入った人もいます。水干絵具でカラフルな下地を作っています。その上に方解末という岩絵の具を重ねて塗っているので光を当てると表面がキラキラ光ります。草稿(大下絵)を下地の上に転写して、胡粉(白い絵の具)でなぞっています。

 

クラフト

紙の折り跡による光の透け具合の様子を研究しています。折っては広げ、光に透かして確認します。

5月13日(月)専門3授業風景

日本画

スケッチから草稿(大下絵)をおこしています。少しずつ作品のイメージをつかみながら制作を進めているようです。色がつくとどんな作品になるのでしょうか。

 

油彩画

構想画の制作中です。自分で作り上げた世界を油絵具の表情を生かして描き上げることが目標です。どんな作品ができるかな。完成を楽しみにしています。

 

彫刻

モデル実習tが続いています。今日が制作日程の折り返し地点。結構人物の形ができてきました。ここからどんどん作りこんでいきます。制作の佳境です。

 

ビジュアルデザイン

ビンと布巾がモチーフの色彩構成が完成しました。本日は講評会を行った後、新しい課題の制作を始めました。新しい課題は「絵具のパッケージデザイン」です。かっこいいのを作ってください!

 

クラフト

本日も技法の研究です。丸い木の棒が曲がっています!棒を蒸して、4/22のブログで写真を掲載していた三日月形の木型で押し曲げて固定し乾かしたとのことです。木ってこんなに曲がるんですね。

4月22日(月)専門3授業風景

日本画

パネルと紙の準備もできて、次は大下絵の制作にうつります。

 

油彩画

本日は講評会でした。3年生になると制作のペースアップです。

 

彫刻

モデルさんの骨格を確認しながら粘土をつけたりとったりしています。

 

ビジュアルデザイン

色彩構成の制作が進んでいます。アイディアが固まって、鉛筆で下絵を描いています。

 

クラフトデザイン

組み継ぎの研究中。やってみて初めて分かることもたくさんあります。

4月22日(月)専門3授業風景

日本画

紙にドーサという液体を塗りつけています。にじみ止めです。

 

油彩画

静物画の制作を進めています。次回の授業で完成&講評会の予定です。

 

彫刻

モデル実習再開。芯棒に粘土をつけて、モデルさんの頭部の大まかな塊の感じをとらえ始めています。

 

ビジュアルデザイン

卒制の準備と並行して、色彩構成にも取り組んでいます。モチーフはビンと布巾。

 

クラフト

人によって扱っている素材も技法もバラバラです。これは何をしている所でしょうか?

4月18日(木)専門3授業風景

日本画

作品に使うパネルを自分で製作しています。

 

油彩画

静物画進行中・・・

 

彫刻

今日はモデル実習はお休みで、卒業制作に向けての研究中。

 

ビジュアルデザイン

作品制作に向けて調べた内容をまとめていっています。

 

クラフトデザイン

今日も卒業制作に向けて研究中。ネットでもいろんな情報が調べられます。

4月16日(火) 3年素描授業風景

3年生の素描の時間は週に6時間。火曜日と木曜日の午後3時間ぶっ通しで描き続けます。

進路希望や専攻に応じて、卓上静物デッサン(鉛筆)、固定静物デッサン(鉛筆、木炭)、石膏デッサン(鉛筆、木炭)に分かれて1年間研鑽を積むことになります。

 

卓上静物デッサン

今年は2講座に分かれて授業を行っています。与えられたモチーフを自分で配置してデッサンします。大体週1枚くらいのペースで制作します。

 

固定静物デッサン(鉛筆)

目を皿のようにして、与えられたモチーフを観察し、描写していきます。皆で一つのモチーフを囲んで制作します。

 

固定静物デッサン(木炭)

今回はごろんとした大きなモチーフが3点。どのようにとらえて表現してくれるか楽しみにしています。

 

石膏デッサン(鉛筆)

パジャントという石膏像を描いています。今日は、パジャントとは何者で、頭の上にあるひらひらはいったい何なのかということが話題になりました。

 

石膏デッサン(木炭)

ブルータスという石膏像を描いています。昨年度末に実技テストで出題された像をもう一回描きます。愛をもって石膏像と向き合いましょう。

3年 専門3はじまりました

令和6年度の専門3の授業が始まりました。

美術科では、2年で専門1(週4時間)、専門2(週2時間)の授業で2つの専攻(日本画、油彩画、彫刻、ビジュアルデザイン、クラフトデザイン)を選んで作品制作について学びます。そして、3年ではそのどちらか一つを専門3(週4時間)として専攻し、鑑賞研究(週2時間)の授業と関連付けながら学びを深めていきます。

 

日本画

日本画室の畳の間で春休みの課題の「樹のデッサン」の講評を行いました。自然をしっかり観察することが大切です。

 

油彩画

静物画の制作に取り組んでいます。モチーフも生徒たちが組みました。スタイリッシュなモチーフを組むのがなかなか難しい・・・。

 

彫刻

人物モデル実習、塑像制作中です。写真はモデルさんの休憩時間の一幕。過去の先輩の参考作品を鑑賞中。

 

ビジュアルデザイン

作品制作に向けての調べ学習中です。デザインの仕事は絵をかくことだけに在らず!いろんな情報収集をして、それを組み立てる力も大切です。

 

クラフトデザイン

卒業作品制作に向けての実験作品制作中です。一言にクラフトと言ってもいろんな素材や技法があり、研究が欠かせません。

 

美術科40回生の皆さん、1年間しっかり制作・研究に取り組みましょう!

新入生、新学期スタート

新入生の美術授業が始まりました。

今日は絵画と構成の授業に別れて初めての 授業です。3年間でどっぷりと美術の世界にはまって、たくさんの経験を積んで欲しいです。

令和6年度 美術科対面式

昨日4月8日は始業式・入学式があり、いよいよ新学期が始まりました。
今日は新入生と2・3年生の対面式がありました。


学校長や1学年主任の挨拶では、
・学年の垣根を越えて人間関係を築くことができるように
・新しい価値を創るため、先輩や先生達から「まねぶ(真似ぶ)=まなぶ(学ぶ)」ように
とのお話がありました。


後半では新入生が一人一人自己紹介を行い、先輩たちとの距離を縮めました。
美術科長からは、
・自分から積極的に制作(特に自主制作)を行うように
・最高に良いものを見たり、体験したりするように
・友達同士や他学年、先生達と円滑な人間関係を気づくために挨拶を大切に
とのお話がありました。
その他、年間の行事予定や美術科棟の使用上の諸注意について説明がありました。

授業での制作・自主制作等、たくさん良い作品を制作する一年になってほしいと思います。

新入生へ画材の受け渡し

4月4日

本日は新入生への物品受け渡しの日です。美術科の生徒は制服などの物品に加え、画材の受け渡しをします。

筆やパレット、クロッキー帳など使いやすい物をセレクトした明石高校特別セットになります。高額になりますがこれから3年間(物によっては一生もの?)使う物です。一つ一つ名前を記入して大切に扱うように伝えました。

新入生の皆さん、新しい画材でこれから素敵な作品を制作してください。期待しています。

1・2年生 集中授業 講評会

3日間の制作を終え、講評会を行いました。

20名単位で作品を並べ、それぞれ自分の作品について説明をします。

制作中に意識したこと、気づいたことなどを制作を振り返って言語化することで、客観的な視点を得ることができます。

友達の作品を見て考えることも、対象の見方を深めてくれます。

 

 

1・2年生 集中授業

3月 5日(火)、6日(水)、7日(木) 13:15~16:15

4名のモデルさんに来ていただいて人物デッサンの授業を行います。

3日で8時間かけ一気に描き、最後に1時間の講評会を行います。

普段は2時間ずつの授業で制作していますが、連続した制作をすることも貴重な経験です。

また、人体デッサンには基本的な学びが多くあり、新たな気づきのチャンスです。

1.2年生実技テスト

3月4日(月)

今日は1.2年生の実技テストです。6時間で木炭紙サイズのデッサンを仕上げます。

1年生は石膏像「カラカラ帝」を木炭で描きます。

2年生は石膏像「ブルータス」or「牛骨」をそれぞれの希望に応じて木炭や鉛筆で描きます。

鉛筆や木炭の擦れる音だけが聞こえます。生徒の集中した雰囲気が素描室の空気をピリッとさせています。

完成が楽しみです。

日展神戸展に行ってきました

学年末考査も終わり、今日は午前中授業でした。放課後の時間を使い六甲アイランドで開催中の日展神戸展に行ってきました。

1.2年生の生徒15人ほどの参加でしたが美術科の職員の彫刻作品もあり、生徒は皆じっくり鑑賞していました。

他にも日本画、洋画、工芸など見応えのある作品がたくさんあって良い勉強になりました。

春休みはたくさんの作品を鑑賞しましょう。

 

1年生絵画 自画像制作

3学期の絵画の授業では自画像制作に取り組みました。

写真は講評会の様子です。

2学期に制作した校内風景の作品も併せて並べています。並べてみると、「その人らしさ」みたいなものも見えてきます。また、少しずつ油絵具にも慣れて、表現が変化したり深まったりしている様子もよく見えてうれしいものです。

 

専門1油彩画 テンペラ画体験

現在、専門1の油彩画ではテンペラ画の制作に取り組んでいます。

卵で溶いた絵具(テンペラ絵の具)と油絵具を塗り重ね、いいとこどりをしながら描いていきます。

生徒たちは慣れない絵具、慣れない技法に戸惑いながらも、周りから見ていると、これがなかなかテンペラの特徴を生かした表現が生まれ始めています。

楽しみながらいい作品を作っていきましょう。

1年生人物クロッキー

3月の集中授業では絵画モデルさんに来てもらって人物デッサンに取り組みます。

いきなり人物デッサンをするのは大変難しいので練習がてらお互いにモデルを務める即席クロッキー大会を開催しました。

素描の時間を使って10分間のクロッキーを何度も繰り返しました。

最初は骨格のバランスが取れず苦労していましたが何度も描き直しているうちにだんだんそれらしく描けるようになってきました。「似てる!」「バランスよく描けた!」など友達同士描くたびに感想を伝え合いながら楽しく学んでいます。

3月の人物デッサンも楽しみです。

ダブルサムホールの日本画展

兵庫県日本画家連盟と明石高校美術科がコラボ展示をします。

美術科2年生の日本画専攻生6名が出品します。

【会期】2月7日(水)~11日(日)10時~17時(最終日は16時まで)
【場所】兵庫県民アートギャラリー特別展示室 (兵庫県民会館1階)

主催 (公財)兵庫県芸術文化協会
共催 兵庫県
後援 神戸新聞社
協力 兵庫県日本画家連盟
企画 ひょうごアーティストサロン

ダブルサムホールとは作品のサイズのことで、寸法:WSM(45.4×15.8cm)です。