相高ブログ

令和5年度相生歴史巡検 Part1(相生駅~得乗寺「しだれ栗」)

 9月24日(日)、秋晴れの快晴の中、松本恵司先生を講師に迎え、相生歴史巡検を行いました。今年度の巡検は、2年生4名・1年生1名の5名が参加しました。

 今回のテーマは「【中世】地頭海老名氏による鎌倉文化の移植と【近代】鈴木商店の進出による相生の発展」とし、JR相生駅の南側の地域を中心に、松本先生の解説を交えて散策しました。

 相生高校を出発して最初に、JR相生駅の南口を出たすぐのところにある狐塚古墳跡へ向かいました。狐塚古墳は古墳時代中期の横穴式石室をもつ古墳で、発掘調査の結果、遺物も確認されているそうですが、今や古墳は解体され建物が建っています。わずかに古墳をしのぶモニュメントがたたずんでいます。松本先生いわく「古墳は海側から見える目印となるものだから、今よりも海岸線が駅側に近かったことが予想される」とのことで、相生の地形の歴史的変遷についても思いをはせることができました。

 次に得乗寺へ向かいました。得乗寺には、平安歌人として名高い和泉式部ゆかりの栗の木があります。和泉式部が相生近辺を訪れた際、急な雨に遭い、栗の木の下で雨宿りをしたのですが、その栗の木が突如、和泉式部を守るかのように枝をしだれさせたというのです。こうした伝承のある「しだれ栗」の木が得乗寺に保存されています。今回、住職さんのご厚意により拝観する機会を得ました。「しだれ栗」の木は近畿にはここ一本しかないとのことで、貴重なものを見ることができた感慨に生徒も教員も皆ひたっていました。

狐塚古墳のモニュメント

狐塚古墳のモニュメント

しだれ栗のある得乗寺へ

しだれ栗のある得乗寺へ

しだれ栗

しだれ栗

 

さわやか挨拶運動

10月27日(金),秋晴れで肌寒い天気の中,相生駅北側ロータリーでは相生高校生徒会が,相生駅南側では1年1組が,それぞれ「さわやか挨拶運動」を実施しました。

 

早朝,生徒会は挨拶運動前のごみ拾いが行われました。たばこの吸い殻や空き缶などたくさんのごみを拾い,

町の美化に微力ながらも貢献できたと思います。

1年1組と生徒会の笑顔と元気な挨拶が印象的な「さわやか挨拶運動」でした。

 

ごみ拾い ごみ拾い
ごみ拾い ごみ拾い
1年生の挨拶運動 生徒会の挨拶運動
1年生の挨拶運動 生徒会の挨拶運動

車いす体験講習会を実施しました。

 10月25日(水)放課後に「車いす体験講習会」を実施しました。相生市社会福祉協議会から塩田様含め4名、ボランティアグループ「こころ」から10名のスタッフの方を本校にお招きし、車いすを使っての介助方法を学びました。総勢70名ほどの参加者となりましたが、砂利道、スロープ、段差、坂道、リフト付き自動車などたくさんの介助方法を学ぶことができ、有意義な時間となりました。

 相生市社会福祉協議会の塩田様はじめ、スタッフの方、ボランティア介助グループ「こころ」の皆様、どうもありがとうございました。

   
   
   
   

修学旅行を終えて

小樽「ルタオ」前の石碑に刻まれた車イスプロカメラマン田島隆宏さんの言葉より引用

 

碑文

悲しみが多ければ そんなに悲しいとは思わない
苦しみが多ければ そんなに苦しいとは思わない
人は誰だってひとつやふたつ いや
それ以上の悲しみや苦しみを持ちながら
生きているのかもしれない
悲しみが多ければ それだけ人を思いやれる
苦しみが多ければ それだけ人に優しくできる
『人』っていう字は互いに助け合っている
ひとりでは誰だって生きていけない
だから人は誰かを求めながら生きている
それが人生という旅なのかもしれない

 

我々46回生は、この修学旅行を通じて、一人の人間としても集団としても大きく成長することができました。

この経験を活かし、高校生活の集大成に向けて邁進してまいりますので、今後ともご理解、ご協力よろしくお願いいたします。

解散しました

相生駅、姫路駅ともに解散しました。

お迎えに来ていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました!