ShounBlog
プログレス探究A「阪大基礎工学部で最先端科学にふれる」
8月2日(金)午後、第3回プログレス探究Aで阪大基礎工学部を訪問しました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。
「大阪大学基礎工学部で最先端科学にふれる」というテーマで、大学の紹介、実験体験をさせていただきました。
まず、基礎工学部の説明です。工学部の違いが今一つわかっていなかった私(教員)も納得のお話でした。
次に、祥雲館の卒業生である大学院生からお話を聴くことが出来ました。祥雲館1年次生の時の文化祭での写真から始まり、生徒は一気に親近感をもって聞き入っていました。右は最後のまとめのスライドですが、今回参加した25名だけでなく、祥雲生全員に聞いてもらいたい内容でした。こんなにステキな先輩がいることがわかり、とてもうれしかったです。
その後は、先輩や先生方へ質疑応答です。先生方がみな気さくな方々で、何でも聞いていいねと促しくださり、途切れることなく30分も質問が続きました。中には、「入試の面接はどんなところをみるのですか?」というものもあり、その回答を聞けて、参加した生徒はかなり得をしたと思います。
次は、いよいよ実験体験です。実験は、1光ピンセット、2有機EL、3極低温 の3つに分かれました。
1光ピンセットの実験の様子です。実際にレーザー光の力で3㎛の粒子を捕まえることができ、まさに「最先端科学に触れ」ました。
【生徒の感想】
・初め基礎工学部で授業をすると聞いて正直自分には何にもわからないのではないかと、不安に思っていたけど先生方がわかりやすく教えてくれたおかげで、難しいことでもしっかり理解することができました。私はまだ進路があんまり決まっていないけど、今回のことを生かしたりして自分の進路を決めて行きたいなと思いました。自分にとってとてもいい経験になりました。
・大学でも基礎の中学の時の勉強の内容も関係していて自分が以前から持っている知識を利用して、新しいことを理解していくことがワクワクしたし、何より楽しかったです。今まで文系にするか理系にするか悩んでいたのですが、この経験を通して、実験や、新しいことを発見することが好きなことが分かったので、理系に進みたいと感じました。
・祥雲館を卒業した先輩の実際の話を聞いて、自分の高校卒業後の進路について少し現実的に考えられるようになった。
探究心 SHOUNKAN 集まれ!(オープンハイスクール)
8月1日(火)
令和6年度第1回オープンハイスクール
が実施されました。
学校の様子や雰囲気をお伝えできるよう努めました。
学校説明
体験授業
部活動見学
個別相談、在校生・卒業生との懇談、探究・SSH紹介
三田祥雲館高等学校をじっくりご覧ください。
今年も「さんだサイエンスフェスティバル」に出展いたしました。(SSH)
7月27日(土)まちづくり協働センター(キッピーモール6F)にて「さんだサイエンスフェスティバル」が開催されました。
今年は三田市内から29団体が参加、本校からは科学部(天文班・生物班・Robotics班)の3団体が出展いたしました。
まずはRobotics班【ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦】
今年12年目となる「自律制御型ロボット」の研究の成果及び、小学生に体験していただくために、リモート型ロボットを出展しました。
皆さんが操縦する「リモートロボット」も第3世代となりました。
自律制御ロボットに勝てましたか?
天文班【宇宙まで届け! かさ袋ロケット】
宇宙を観察することがメインの私たちですが、今日はその「宇宙に届くようなロケットの開発?」を小学生の皆さんとチャレンジしました。
「真っすぐ安定した飛行をする」ためにはロケットの重心をどこに持っていけばよいでしょうか?
あなたの記録は何mでしたか?
生物班【藍のたたき染めに挑戦!!】
藍染めといえば、藍の葉を発酵させて 濃い紺色に染色する「建て染め」が有名ですが、生の葉っぱでも、きれいな青色に染まります。今回は、簡単にできる「生葉染め」に挑戦します。
プランターで育成した「タデアイ」の葉を摘み取って、木槌で葉っぱをトントンたたきます。
どんな染ものができましたか?
13:30~「ロボカップジュニアサッカーの魅力」をステージで発表
ロボットは自分でボールを探し相手ゴールにシュートを打ちます。どんなプログラムで動くのか?
競技ロボットはどのように考えているのか「アルゴリズム」伝えます。
本校のチーム【team.shoun】は「RoboCupJunior Japan Open 2024名古屋」第2位を受賞し、
「RoboCup 2024 Eindhoven(オランダ世界大会 7/24~28)」に出場、ベスト16入りをしました。
中学生の皆さん、「SSH&科学部」は8/1「祥雲館オープンハイスクール」で、管理棟1Fホールにて展示紹介をします。是非見に来てくださいね。お待ちしています。
プログレス探究A 農業チャレンジ第2回
7月24日(水)15時~、6月にスタートした今年度の新企画プログレス探究A「農業チャレンジ~栽培した作物を販売しよう~」第2回を1年次生13名が参加して実施しました。暑い夏の午後、みんな麦わら帽子が似合っています。
今回も堂阪農園の堂阪先生のご指導のもと、農作業に取組みました。
先月植えた落花生の苗は元気に育っていますが、雑草まみれです。まずは、草抜き。その後、肥料をやって土寄せしました。 暑い中の重労働で、農業の大変さが身に沁みました。それでも、みんな元気に作業を楽しんでいて頼もしかったです。
栽培している落花生は9月28日(土)の祥雲SSHシンポジウム ミニマルシェで販売します。それまで、水やり、草引き、しっかり頑張りましょう。
落花生の作業が終わった後、3人が残って「園芸入門」でやり残していたサツマイモの苗植えの作業をしてくれました。耕運機の使い方を教えていただき、畝を耕しました。初めての耕運機に振りまわされ、悪戦苦闘しましたが、最後までやり遂げました。へとへとになりましたが、良い体験ができました。耕した畝には、サツマイモを植えました。秋には、おいしい焼き芋を食べられますように。
心の健康講演会
7月17日(水)2限に2年次生を対象に「ストレスコーピング~『ふ・れ・あ・い』でセロトニンを増やそう~」というテーマで心の健康講演会を実施しました。
本校キャンパスカウンセラーの角田圭子先生を講師に迎え、ストレスチェックやセルフタッピングの演習を取り入れ、ストレスにうまく対処する具体的な方法についてお話していただきました。