ShounBlog

カテゴリ:スーパーサイエンスハイスクール

第1回プログレス探究A「人博でEureka!」

6/10(土)、人と自然の博物館で第1回のプログレス探究Aが開講されました。

 

まずは、中濱直之先生に「博物館標本の魅力と意義」について教えていただきました。

 

その後は、3グループに分かれて、植物・動物・昆虫の標本をたくさん見学させていただきました。

初めてみる貴重な標本の数々に、写真を撮る手が止まりませんでした。

 

お昼休憩を挟んで、それぞれ博物館の中を見学してまわりました。

次の発表に向けての準備に緊張しているようでした。

 

本日のまとめとして、全員が「1分間スピーチ」を行いました。

それぞれが興味の湧いたものを、時に笑いを交えながら一生懸命プレゼンしました。

質疑応答では、何人も自主的に手を挙げてくれました。

 

最後に、三橋先生から講評をいただきました。

博物館の展示には、文理の幅を超えた学際的な知見が詰め込まれています。これからの高校生活を通じて、貪欲に知識・考え方を吸収して、自分のものにしていきましょう。

SS探究Ⅲ 論文執筆

現在「SS探究Ⅲ」では、論文を執筆しています。

今までの研究成果を、4000字以上の論文にわかりやすく詳しくまとめるのは、これまでに制作したポスターとはまた違う難しさがあります。

6月には提出締切日が設定されています。

どのような論文が出来上がるか楽しみです!

【探究Ⅲ・SSH】英語プレゼンテーションのスキルアップをめざして!

5月11日木曜日、山梨学院大学幸野邦男先生による英語プレゼンテーションのスキルアップ講座をオンラインで開催しました。英語プレゼン指導をご専門とされている先生に、実際の発表に基づいて個別のフィードバックをいただける貴重な機会です。理系・文系合わせて7つの班が、研究内容を英語で発表し、内容と発表方法についてそれぞれ個別に助言をいただきました。幸野先生から、「Good job! Good job!」と温かく発表をねぎらっていただいたのちに、とても大切な改善ポイントを英語・日本語で説明していただき、生徒たちは研究と発表への意欲をさらに高めていました。この経験を次につなげていきましょう!モニタリングしていた本校の教員からも「発表時の声かけや質問の勉強になった。」という声があがりました。幸野先生、ありがとうございました。

【SSH】タイ王国基礎教育省のSSH事業視察訪問

5月10日(水)、タイ王国基礎教育省よりDr. Sapsombatを代表とする10名の視察団が本校のSSH事業を視察に来られました。レセプションでは、歓迎のご挨拶や本校SSH事業の紹介をおこないました。本校SSHが目指すShoun STREAM構想について等、視察団の方々から多くのご質問をいただきました。

 

次に、校内ツアーへとご案内。まず、科学部ロボティクス班生徒が、サッカーロボの説明とデモンストレーションをおこないました。熱心に聞いていただき、説明にも力が入ります。科学部生物班は「野菜クレヨン」の研究を英語で発表しました。

 

2年生理系クラスでは「Human & Science」の授業で浸食のプロセスを考える実験に取り組みました。この授業はALTが英語でおこないます。1年生の「探究Ⅰ」のグループでのデータ分析練習、2年生の「数学」と「化学基礎」の授業も視察していただきました。

 

本校とタイ王国の交流は長い間続いており、さらなる教育の発展と交流を目指していきます。そのためにも、今後も、タイ王国基礎教育省との協力を深め、パートナーシップの構築を促進していきたいと考えています。視察団の皆さま、ご訪問ありがとうございました。

 

 

祝 全国大会第3位【team.祥雲】科学部Robotics班

3月25日26日の2日間、愛知県「名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)」にて「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2023名古屋」が開催されました。
阪神ブロック第1位【A Edition】第2位【S Edition】の2チームが「World League SoccerOpen」に出場しました。

 

全国各ブロックから勝ち抜いた15チームが、7ラウンドのスイス式トーナメント方式による競技を行い、7月にボルドー(フランス)で開催される世界大会の出場権を競います
広い会場に入ると、大人(メンター)との接触は禁止されます。大人との相談や技術指導を受けた段階で「失格」となります。選手だけでの対応が求められます。


前日は午後2時より、バッテリー点検及び車検が行われました。車検では、規格通りにロボットが製作されているか、安全性は確保されているかなど自作ロボットの点検が行われます。

ここで、合格できないと試合コートでの調整ができません。実は、競技を行うより緊張します。困る
車検の後、キャプテンミーティングを行い、明日からの試合に備えます。

 

いよいよ2日間の大会がスタートしました。
パドック(整備場)に入場し、簡易車検を受け調整・練習に入ります。


事前にプログラムを組んでいますが、以下の要素を確認しなければ思うように動きません。
【方位確認】会場の柱(鉄骨)、電力線等により、同一フィールド上でも異なる。
【ビジョンシステム】カメラでボール・ゴールを認識するため、その場での調整が必要。
【フィールド】白線ペイントの濃淡、カーペットの深さ等、ロボットの制御に影響する。
ロボット輸送に伴う不具合、バッテリーの充電量等、現地で確認しなければなりません。
特に本大会より、白線内フィールドエリアが拡大(壁と白線間のアウトエリアが縮小)しました。
このため、ボールは白線外にでても「ピンボール」のように跳ね返って戻ってきます。よりスピーディーな試合が展開されます。

 

11:00  競技スタート 25日:4ラウンド 26日:3ラウンドが行われました。

スイス式トーナメントは最初のラウンドは抽選で対戦相手を決定しますが、第2ラウンド以降は、【勝ち点】-【得失点】などを参考にランキングの近いチーム同士を対戦させます。ラウンドを重ねて行くことにより正確なランキングを定めることが出来ます。


順位は【勝ち点】(勝ち2点、負け0点、引き分け1点)で定め、同順位の場合は、事前提出された【プレゼンテーションポスター】で決定します。


試合結果 ロボカップジュニア公式HP
お祝い 第3位 【team.祥雲 A Edition】勝ち点12 6勝1敗  
お祝い 第5位 【team.祥雲 S Edition】勝ち点9  4勝2敗 引き分け 1  


世界大会(フランス大会)にはつながりませんでしたが、今後も全国第3位に恥じぬようがんばります。
大会役員、ロボカップOBOG、ボランティアの皆様、3日間本当にありがとうございました。キラキラ