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カテゴリ:スーパーサイエンスハイスクール

SSEnglish 授業風景

5月9日(金)5時間目の「SSEnglish」の授業風景です。「SSEnglish」は3年次生の理系対象の学校設定科目で、Scienceを題材として英語を学んでいます。

この日のテーマは「Fireworks」。まず始めに、化学の小田先生による炎色反応の演示がありました。

  

その後、ALTのブランドン先生の英語での解説を聞き、炎色反応の原理を考えました。炎色反応は中学校でも学習したことですが、全て英語での解説となると、一気に難しく感じられます。それでも、ブランドン先生に丁寧な問いかけにより、しっかりと理解できるようになっていました。

  

武庫川日出坂洗いぜきで魚とり 科学部生物班

5月3日(土)、科学部生物班新歓イベント第2弾として、JR藍本駅近くの武庫川日出坂洗いぜきで魚とりをしました。網で魚を捕るのは、簡単なようでとても難しいのですが、みんなとても上手です。日頃から学校裏の川で活動している3年次生を中心に、魚やエビをどんどん捕まえていきます。今回は、なんと教頭先生も参加されました。生きものが大好きで、ご自宅の水槽で飼う魚を採りたいということでした。

  

どんなものが採れたかな?ヨシノボリ、アブラボテ、カワムツ、スジエビ、ヌマエビ・・・。2時間ほどで教頭先生が帰られた後も、生徒たちは嬉々として魚とりを続けました。よいお天気のもと、本当に楽しそうです。

  

採った魚は、学校に持ち帰り、生物教室の水槽に入れました。

  

生きものに興味のある人、是非、生物教室をのぞいてみてください。

教室の看板を3Dプリンタで作りました!!

理数棟2階のSRルームとSTREAMルームの教室表示の看板が新しくなりました。実はこれ、科学部Robotics班のエンジニア(3年次生)の手作りなのです!!

 

3D CADソフトで図面を作り、3Dプリンターで打ち出します。文字だけでなく、文字を置いている黒い板も3Dプリンタで作ったものです。文字の形にくぼみがあるのがわかりますか?白色で作った文字が、パズルのようにぴったりとはまるように設計されているんです。

  

この春、STREAMルームをこれまでの情報教室2に引っ越しました。(昨年度までのSTREAMルームの場所は、理化講義室に変更されています。)情報教室2の表示の上に新しく作った看板を貼り付けて、エンジニア自ら設置します。

  

SRルームはSSH2期が始まる年、STREAMルームはSSH3期が始まる年に整備されました。前者は、生徒が自由に使えるミーティングルーム、後者は、3Dプリンターやフライス盤、高性能のパソコンなどを備え自由にモノ作りが行える部屋です。この新しい看板のもと、どんどん活用してくださいね。

ちなみにSRとは、Student Researcher =探究する生徒 のことです。祥雲館では、生徒全員がStudent Researcherです!! 

有馬富士で生きもの観察 科学部生物班

4月29日(火)、科学部生物班新入生歓迎イベント第1弾「有馬富士ハイキング」を行いました。

9時に新三田駅に集合し、鳥や植物を観察しながら福島大池まで歩きます。フジやツツジなどが満開でとてもきれいでした。鳥だけでなくカエルやカナヘビも見ました。今年は、昆虫が大好きな新入生が入部しており、捕虫網持参でチョウを探し回っていました。

 

 

 

福島大池からは、希望者だけで有馬富士山頂アタック。たった374mとは思えない絶景を見ることができました。

 

新歓イベント第2弾は、5月3日(土)「武庫川日出坂洗いぜきで魚とり」です。

科学部生物班は、前回のブログでお知らせした「アップサイクルクレヨン」による環境保全活動や、生きもの観察・採集・飼育など、はばひろーく活動しています。現在生物班の新入生は2人。今からでも間に合います。少しでも興味をもった人は、顧問まで声をかけてくださいね。

人博オープンセミナーを開催 科学部生物班&美術部

4月26日(土)の午後、科学部生物班と美術部がコラボし、人と自然の博物館で「アップサイクルクレヨン体験」セミナーを開催しました。  https://www.hitohaku.jp/MusePub/eventdetail/?id=24373

5月末まで開催されている企画展「価値の手直し展」に「祥雲アップサイクルクレヨン」の展示を行っていますが、今回は、このクレヨン作りを実際に体験してもらおうという企画です。(展示をつくった時のブログはこちら→https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/shoun-hs/NC3/blogs/blog_entries/view/157/8adf9d35e955d04abd85bb1aa32aa2ce?frame_id=2953)

 

事前に美術部の3年次生がぬりえ用の絵と、実際に8色のクレヨンを使って色塗りの見本を作ってくれました。かわいいでしょう。

   

セミナーには、大勢の子どもたちが集まってくれました。まず、この企画展を担当しておられる衛藤先生のあいさつから始まり、その後、祥雲生がクレヨンについて説明しました。奥に見えている「アケボノゾウ」の化石がエモいですね。

 

つくるクレヨンは下の写真の6種類から選んでもらいます。紙コップに色の粉とミツロウと油を入れたら、電子レンジでチン。ミツロウが溶けたら型に流し込みます。

 

クレヨンの型は、3Dプリンタで連結したクレヨンの模型からシリコンで作ったものです。クレヨンが固まるのを待っている間には、あらかじめ用意していたクレヨンでぬりえをしたり、絵を描いたりしてもらいます。お絵描き用のクレヨンは、オオキンケイギクの黄色を加えて7種類あります。

  

美術部のお絵描きおねえさんたちも大活躍。リクエストされた絵を次々と描いてあげました。右の恐竜の絵はお絵描きおねえさん作です。また、お絵描き用紙の両サイドに押してあるスタンプは、生物班3年次生のハンコ職人が作ったものです。

 

子どものたちのお絵描きパワーにはびっくりです。私たちのクレヨンを使って、こんな素敵な絵を描いてくれました。

 

最後に衛藤先生と振返り。この日のために準備してきた成果が発揮できて、充実した半日になりました。衛藤先生に褒めていただき、みんな笑顔です。

 

 

東京学芸大学附属高校 Science Fair に参加

4月18日(金)、東京学芸大学附属高等学校で開催された「2025 Science Fair」に、本校の3年次生2名が参加しました。このScience Fairは、東京学芸大学附属高校がタイの Princess Chulabhorn's Science High School Chiang Rai 校(PCSHSCR)を招待して行っているイベントです。今回参加したのは、昨年度「プログレス探究B」を受講し、PCSHSCRの生徒とオンライン共同研究に取り組んだ3年次生です。

講堂での開会式、口頭発表(全て英語です)の後、体育館でポスター発表が行われました。本校の2名は、ここで昨年行った共同研究の内容を発表しました。

  

午後は、PCSHSCRの物理の先生の特別授業に加えていただき、東京学芸大学付属高校、PCSHSCRの高校生と共に、英語でディスカッションしながら実験を行いました。

  

英語に苦戦しながらも、発表や授業に一生懸命取り組む姿は、実に頼もしいものでした。異文化に触れ、自分の学びを発信する貴重な体験になったと思います。招待してくださった東京学芸大学附属高校のみなさま、本当にありがとうございました。

 

PCSHSCRとの交流は、今年度さらに深めていきます。1,2年次生のみなさん、先輩の後に続いてください!!

 

 

2年連続世界大会出場権獲得!(科学部Robotics班)

3月29日30日の2日間、愛知県「名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)」にて「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2025名古屋」が開催されました。
阪神ブロック 第1位【Noa.h】 第2位【S Edition】 第3位【Z Edition】の3チームが「Soccer World League Open」に出場しました。
全国各ブロックから勝ち抜いたチームと海外参加2チーム合わせて14チームが、6ラウンドのスイス式トーナメント方式による競技を行い、7月にSalvador(ブラジル)で開催される世界大会の出場権を競います
広い会場に入ると、大人(メンター)との接触は禁止されます。大人との相談や技術指導を受けた段階で「失格」となります。選手だけでの対応が求められます。

前日は午後2時より、バッテリー点検及び車検が行われました。車検では、規格通りにロボットが製作されているか、安全性は確保されているかなど自作ロボットの点検が行われます。ここで、合格できないと試合コートでの調整ができません。実は、競技を行うより緊張します車検の後、キャプテンミーティングを行い、明日からの試合に備えます。

いよいよ2日間の大会がスタートしました。
事前にプログラムを組んでいますが、以下の要素を確認しなければ思うように動きません。
【方位確認】会場の柱(鉄骨)、電力線等により、同一フィールド上でも異なる。
【ビジョンシステム】カメラでボール・ゴールを認識するため、その場での調整が必要。
【フィールド】白線ペイントの濃淡、カーペットの深さ等、ロボットの制御に影響する。
ロボット輸送に伴う不具合、バッテリーの充電量等、現地で確認しなければなりません。

競技スタート 29日:4ラウンド 30日:2ラウンド が行われました。

 

スイス式トーナメントは最初のラウンドは抽選で対戦相手を決定しますが、第2ラウンド以降は、【勝ち点】-【得失点】などを参考にランキングの近いチーム同士を対戦させます。ラウンドを重ねて行くことにより正確なランキングを定めることが出来ます。
第4ラウンド【Noa.h】vs【S Edition】
第5ラウンド【S Edition】vs【Z Edition】同門対決がありました。

順位は【勝ち点】(勝ち2点、負け0点、引き分け1点)で定め、総合成績は、【勝ち点】と事前提出された【プレゼンテーションポスター】、現地での【インタビュー】で決定します。

試合結果 ロボカップジュニア公式HP
  第2位 【Noa.h】勝ち点10 5勝1敗 得失点+14
  第4位 【team.祥雲 S Edition】勝ち点7 3勝2敗1引き分け 得失点+0

  
国内第1位 (本大会第1位EMM-Soccerは海外枠)三田祥雲館史上最高順位!とはなりました。
   CKD賞(スポンサー賞)も同時に受賞しました。

大会役員、ロボカップOBOG、ボランティアの皆様、3日間本当にありがとうございました。

科学部生物班が人博企画展に参加

人と自然の博物館で開催されている企画展「価値の手直し展」に科学部生物班が出展しています。テーマは「祥雲印のアップサイクルクレヨン」です。

 

3月8日と19日の2回にわたって人博を訪れ、研究員の衛藤先生やお手伝いの大学生のアドバイスを受けながら、自分たちでレイアウトを考え展示物を準備しました。

  

衛藤先生に企画展をじっくり解説していただき、「アップサイクル」についても学びなおしました。

  

3年前にアップサイクルクレヨン(当時は「もったいないクレヨン」)の取組みを始めた卒業生の先輩も応援に来てくれました。三田祥雲館の課題研究で行ったアップサイクルに関する課題研究のポスターも展示しています。とても素敵な企画展なので是非、足を運んでください。5月31日(土)までです。

   

 

↓ 「アップサイクルクレヨンができるまで」をまとめています。QGIS(地理情報システム)や3DCAD,3Dプリンターを利用した力作です!

 

農業チャレンジ ジャガイモ植え

3月18日(火)、久しぶりの「農業チャレンジ」。1年次生プログラス探究A選択者有志4名が参加して、ジャガイモを植えました。

11月から放置していた雑草だらけの畑を耕して、畝たてをするところから始めます。鍬の使い方を教えていただくところから始めて約2時間。みんなの動きも様になり、いい感じの畑になりました。

  

耕した畑から、次々とテントウムシが出現。冬眠していたところを起こしてしまったかな。右の写真は何でしょう? のんびりリラックスムードのニンジンです。

 

畑の準備が出来たら、種芋の処理をして、畑に植えていきました。最後に霜よけのマルチシートをかけて完成です。大変な作業でしたが、6月頃の収穫が楽しみですね。

  

「農業チャレンジ」は、三田祥雲館型STEAM教育の一環です。STEAMの「A」をAgricultreとみなしています。

令和7年度も「農業チャレンジ」続けていきます。祥雲生のみなさん、是非参加してくださいね!!

西はりま天文合宿

2月28日(金)~3月1日(土)、SSH事業「祥雲STREAMプログラム」の一環で、西はりま天文合宿を実施しました。科学部天文班のメンバーに加え、一般生徒も加わり、1,2年次生43名が参加し、兵庫県立大学西はりま天文台を訪問しました。

  

明るいうちに天文班が自前の望遠鏡を設置しました。夕食後は、いよいよ天体観測です。まず、天文台の観測会に参加しました。西はりま天文台のなゆた望遠鏡は、日本国内最大にして公開望遠鏡としては、世界最大級を誇る口径2mの経緯台式の望遠鏡です。天体ドームに入り、巨大な望遠鏡を見るだけで、大きな歓声があがっていました。木星、スバル、アルデバラン、オリオン星雲、プレセペ星団・・・、たくさんの星を見せていただきました。その後は、天文班と一般生徒に分かれて、それぞれ星空を楽しみました。新月で快晴という絶好の天体観測日和となり、満点の星空に大感動の一夜でした。

  

 天文班生徒が撮影し、三田天文クラブの方に画像処理をしていただいた「オリオン星雲」の写真です。

探究DAY(SS探究Ⅰ・SS探究Ⅱ)

3月7日(金)はキラキラ探究DAYキラキラでした。

1、2時間目は「1年次・2年次合同探究活動」として、2年次生がこれまで取り組んできた探究活動の成果を1年次生にシェアしました。研究発表、質疑応答、さらには探究学習の進め方についてのアドバイスなど、活発な交流をしました。

 

3、4時間目、1年次生は講座別に分かれ探究テーマの検討をしました。

 

2年次生は、大講義棟に移動。大阪大学から長岡先生をお招きして「生成AIとのつきあい方」の講演会が行われました。そのあと、3年次生で論文を書く準備としてのガイダンスがありました。

いよいよ論文執筆が始まります。それぞれの研究をさらに深く探究していきましょう!

ひとはく 共生のひろば

2月11日(火)、人と自然の博物館で開催された第20回共生のひろばに、科学部生物班と2年次生SS探究Ⅱの2グループが参加しました。子どもから大人まで様々な様々な立場の方が地域の自然や環境、地域づくり等について研究発表する場です。たくさんのユニークな発表を聴き多くの人と交流が出来てとても楽しい1日になりました。

  

科学部生物班のアップサイクルクレヨンの取組みは、2月15日から人博で開催される「価値の手直し展」でも紹介されます。ぜひ見に来てください。

 

プログレス探究B チェンライ校オンライン共同研究発表会

2月10日(月)15:30~ 2年次生希望者選択の「プログレス探究B」で進めていたタイ王国プリンセスチュラボーンハイスクール・チェンライ校とのオンライン共同研究の最終発表会を行いました。

  

チェンライ校生2名と祥雲生2名でグループを作り、共通のテーマを決めて研究したことをまとめて発表しました。

  

終了後、それぞれの校長名を記した修了証が渡されました。

  

【生徒の感想】

・英語でしかコミュニケーションをとれない環境は自分にとって大きな刺激でした。力量を知らされると同時に自分への伸び代や今まで持っていなかった言語に対する興味に気付かされ英語に対する意欲がとても上がったように感じられます。
・最初の交流の際に、全く英語が話せなかったのが悔しすぎて、それ以降しゃべlunchに通うようになったり、秋からは毎日リスニング問題を解いたりして英語力の向上に努めました。おかげで英語の模試の点数(特にリスニング)が上がり、以前よりもはるかに英語を話せるようになりました。

全国大会出場権獲得!(RoboCupJunior2025阪神ブロック大会)

3月28日~3月30日 ポートメッセなごや(国際展示場)開催される

【RoboCupJunior JAPAN OPEN 2025 名古屋】の出場権をかけた阪神ブロック大会に今年は科学部Robotics班 が参加しました。

・ WorldLeagueOpen 3チーム
 【Noa.h】(丸岡・山本・古市・加治)
 【team祥雲 S Edition】(中川・澤・岩坪)
   【team祥雲 Z Edition】(植田・中村・久代)

・WorldLeagueLightWeight 6チーム
  三田学園物理部は部内戦で勝ち進んだ6チームがブロック大会に出場しました。


3チームによるリーグ戦を行い、その結果からトーナメント戦が行われました。
結果
 WorldLeagueOpen        お祝い優勝 三田祥雲館【Noa.h】 
 WorldLeagueLightWeight  お祝い優勝 三田学園   【Queue】

阪神ブロックからは、Open3チーム・LightWeight2チームの全国への推薦を受けました。
【RoboCupJunior JAPAN OPEN 2025 名古屋】までに、ロボットの精度をもっと上げて、念願の「全国大会優勝」を目指して頑張ります。


コロナ禍後、ロボット製作ノウハウを持つ中学校・高等学校が全国的にも減少してしまいましたが、

ロボカップの魅力は変わりません。「バトルしようぜ!」待ってまーす!

科学部生物班 有馬富士バードウォッチング

2月2日(日)、科学部生物班の3名が丹有地区自然科学部交流会に参加しました。篠山東雲高校の4名と共に、新三田駅から有馬富士公園福島大池まで歩きながら、バードウォッチングを楽しみました。

 

毎年行っている企画ですが、今年観察できた鳥の種類は過去最高でした!!ただ種類が多いだけでなく、エナガやヤマガラ、メジロなどをまじかで見ることができてテンションが上がりました。下右の写真の中には、たくさんのエナガが写っているはずです。そしてさらに、「空飛ぶ宝石」といわれるカワセミにも出会うことができました。極寒の中でしたが、最高の1日になりました。鳥の解説をしてくださった東雲高校の先生、遠くにいる鳥を即座に見つけてくださった東雲高校のみなさん、ありがとうございました。

 

【今日観察できた鳥】スズメ、ヒバリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、イソヒヨドリ、トビ、モズ、シジュウカラ、ノスリ、カケス、ジョウビタキ、トラツグミ、ヒヨドリ、アオジ、カシラダカ、コゲラ、エナガ、カイツブリ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カルガモ、メジロ、オオバン、カワセミ、カワウ、ウグイス、コガモ、カンムリカイツブリ、ヤマガラ、キジバト、シロハラ、ハシビロガモ、ハシブトガラス、ルリビタキ 計37種類!!

 

SS探究Ⅱ 学園小学校にてイベントをしました

1月27日の放課後、SS探究Ⅱで「バスの運転手不足を考える」をテーマに

課題研究をしている探究班が小学生を対象としたイベントを行いました。

ご協力いただいたのは神姫バスの職員の方々と学園小学校放課後児童クラブの皆さんです。

真剣な表情で紙芝居を聞いてくれています。

イベント内容は

・事前アンケート

・手作り紙芝居

・クイズ大会

・神姫バス職員様へのインタビュー

・事後アンケート

 

 

でした。元気な小学生の皆さんの素直な反応に高校生も全力でイベントを行いました。

クイズ大会の様子

運転士のやりがいについてお話してくださっています

 

 

 

 

 

 

 

放課後児童クラブのスタッフの皆さんに助けていただきながらイベントを終えた

高校生たちは「元気だった」「自分たちも小さかったなあ」と

イベントの感想を話し合っていました。

 

今週はSS探究Ⅱ【文系】で分野外の人に探究の成果を発表します。

いただいた貴重な結果を反映させてまとめを頑張ります。

三田市高校生議会

1月26日(日)に、三田市役所で開催された三田市高校生議会に本校生2名が参加しました。

それぞれ探究活動で深めてきたテーマについて、三田市の取り組みを調べる中で考えたことを三田市に提案しました。生徒の提案に対しては、市長をはじめ市の職員の方々から丁寧な回答をいただき、理解を深めることができました。

さらに、他校の生徒とともに市の取り組みについて意見を交換し、考えを深めていく中で、自分が住んでいる地域に対して関心が高まったのではないかと考えます。

このような機会をいただき、三田市の関係者の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

第17回 サイエンスフェア in 兵庫「飛び込め科学の世界 繋ぐこれからの未来」

1月26日(日)、ポートアイランドにある計算科学センター駅周辺一帯で、標記の会が開かれました。
この場所には、スーパーコンピュータ「富岳」を管理する理化学研究所もあります。

このイベントは、兵庫県のSSH指定校16校をはじめ、神戸大学、兵庫県立大学、甲南大学などの大学や、最先端技術を扱う企業・機関が参加し、これまでの研究成果を発表し合う大規模な場です。

本校からは、SS探究Ⅱで取り組んでいる課題研究を2年次が8チーム発表しました。
※SS探究について詳しく知りたい方はこちらから
 

本イベントでは、生徒たちがこれまで取り組んできた研究成果を発表する貴重な機会となりました。それぞれの発表には多くの方々が興味を持って耳を傾けてくださり、生徒たちは自らの研究を堂々と伝える姿が印象的でした。

   

また、質疑応答の場では、参加者から多くの質問や意見をいただき、生徒たちはその場で考えを言語化しながら応答する経験を積むことができました。特に、新たな視点や気づきが得られる場面も多く、研究をさらに深めるための大きなヒントを得る機会となりました。

 

言葉にすることの難しさや、伝えることの奥深さを感じながらも、生徒たちは全力で挑戦し、大きな成長を遂げたと実感しています。この経験を今後の研究や学びに活かしてほしいと思います。

探究発表だヨ!三田の皆さん全員集合!!

1月25日(土)、三田市総合文化センター郷の音ホールで、標記の会が開かれました。三田市内6校の高校から代表生徒が集まった実行委員会で企画したイベントです。午後の開催ですが、実行委員と発表者は、朝から集まり準備をしました。初めて楽屋や舞台袖に入った生徒も多く、緊張感が高まります。

  

本校からは、SS探究Ⅱで取組んでいる課題研究を2年次生が発表しました。

大ホールでの口頭発表は、①福祉ネイルがもたらす効果 ②おいしく三田の野菜を食べよう ③地域コミュニティと学力格差 の3本です。大きなステージでも臆することなく堂々と発表していました。

  

展示室でのポスター発表は、①シンデレラ雑巾の製作を通した世代間交流の実現 ②日本に来たイスラム教徒が食事に困らない環境づくり ③Shoun Poster Finder   ④教室での短時間かつ寒くない換気法とは ⑤女性と子どもが安心できる避難所設営 の5本です。ポスター発表の良いところは、多くの人とコミュニケーションがとれることです。他校生だけでなく、多くの大人の方に研究内容を紹介し、有益なアドバイスをいただくことが出来ました。

  

探究だけでなく、科学部生物班は体験ワークショップ「アップサイクルって何?」アップサイクルクレヨンお絵描き体験とアップサイクル草木染小物販売を行いました。外来植物のオオキンケイギクや職員室で廃棄されるコーヒーかすなどを使ったクレヨンと染め物を紹介し、楽しみながらアップサイクルについて考えてもらいました。

  

三田市内の高校が集まる初めてのイベントでしたが、高校でどんな取組みが行われているのかを市民のみなさまに知っていただく良い機会になったと思います。

「GIS(地理情報システム)を探究活動に利用する」研修会開催

1月11日(土)、12日(日)の2日間、本校マルチメディア教室で「GIS(地理情報システム)を探究活動に利用する」研修会を開催しました。これは、兵庫咲いテク委員会(兵庫県のSSH校主催)の取組みとして、8年前より実施しているものです。今回は、京都府や大阪府からも申込みがあり、11校の高校から教員16名、高校生11名が参加しました。

1日目基礎編 人と自然の博物館の三橋先生による「地理情報システムとは何か、これを利用することで何ができるか」について講義を行い、フリーソフトであるQGISの基本的な使い方を学びました。また、GISを探究活動に利用する実例の紹介として、昨年の研修会に参加し、今年度、GISを使って課題研究を行っている2年次生に研究を発表してもらいました。

 

  

2日目応用編 環境保全事務所EnVisionの工藤知美先生による「環境保全対策にGISがどのように使われているか」についての講義の後、参加者がテーマを決めて地図を作成する実習を行いました。「クマの生息地と地形」「人口の増加率と交通網」「三田市の昆虫と森林」など、それぞれユニークなテーマを設定し、地図による可視化に取組みました。

   

参加者の感想

・GISについてよくわからずに興味だけで参加してしまっていましたが、情報と地理を合わせ見ることで何が必要なのかを考えられると知り、自分でもいろいろなデータを統合して新たな視点を見出してみたいな、と思いました。

・QGISについての情報をあまり詳しく知りませんでしたが、実際に研修を受けてみて、学校でやっている探究活動でできることの範囲が一気にこれまでと比べて広がったように感じました。今回だけにとどまらず、実際に利用していこうと考えています。

・非常に有意義な研修でした。大阪から来た甲斐がありました。

 

研修会の情報はこちら⇓

https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/shoun-hs/NC3/setting/9afa1f90813ba4be2bdc406ff3c54bbd/page_20240723074124/page_20240723074245

SSH講演会が行われました

12月17日、アハメド・シャハリアル三条市立大学学長をお招きして、2024年度SSH講演会

「グローバルな視点からキャリアを考える」が1,2年次生対象に開催されました。

 

シャハリアル大学長は、バングラディシュから日本に入学された後、数々の経歴を経てご活躍されておられます。工学経営、グローバルの考え方、自分のキャリア形成、日本についてなど、多くの示唆に富んだ講演をしていただきました。

また、終了後は会議室にて希望者との座談会が行われました。生徒から次々と出る質問に熱意をもって答えていただき、時間があっという間に過ぎました。

このお話は、生徒のみなさんのキャリア形成の1つのヒントになることでしょう。

 

 2年次生は大講義棟

1年次生は教室で聴講 1年次生は教室で聴講

 アハメド・シャハリアル学長

座談会 20名が出席しました 座談会 20名が出席しました

サンテレビ「NEWS×情報キャッチ+」出演しました

12月18日 サンテレビ「NEWS×情報キャッチ+」部活中継が放映されました。

本校ロボカップジュニアサッカーチーム「team.祥雲」の活動を取り上げていただきました。

 リンク 放映内容 Youtube動画

さすが機械好きの集まり、撮影機材に興味津々です。サンテレビスタッフの皆様お付き合いいただきありがとうございます。

「ブルーウエーブ」すみかわさん・四番サード西澤さんに放映中多くのフォローを入れてもらい活動報告をすることができました。

ロボカップジュニアJAPAN サッカー初優勝をめざしてがんばります。

祥雲SSHシンポジウム 宇宙への挑戦

12月14日(土)、祥雲SSHシンポジウム「宇宙への挑戦」を開催しました。毎年2回行っている三田市こうみん未来塾「祥雲星空教室スペシャル」との共催イベントです。大講義棟に、小・中学生から高校生、大学生、社会人、計190名が集まり、宇宙の話題を楽しみました。

シンポジウムの前半は、いろいろな団体の研究発表です。まず始めは、こうみん未来塾探究コース「天文・宇宙」クラスで活動した小学生4人です。一人一人が自分で考え、調べたことを堂々と発表していました。次に、三田祥雲館高校科学部天文班の研究発表「撮像からポンブルックス彗星の位置を推測する」です。他校の高校生から質問もあり、高校生どうしの良い交流の場にもなったと思います。

 

3番目は、関西学院大学理学部物理・宇宙学科の研究室紹介です。関学の大学生が、NASAでロケットを打ち上げる研究をしていることを知り、みんなびっくりでした。

 

後半は、いよいよ基調講演。大阪大学理学部教授の寺田健太郎先生による「月と地球の不思議な関係~月の科学の最前線」です。寺田先生は、地球の酸素が月まで到達していることを発見し、世界中から注目された研究者です。とても楽しくてわかりやすくお話してくださったため、会場から鋭い質問が次々と出て大いに盛り上がりました。

 

下の写真は、寺田先生が持ってきてくださった月の石です。講演の中に、月には白い石と黒い石があるというお話がありましたが、実物を見ることができて感激でした。

 

講演会の後は、観望会です。これまで4年連続で天気が悪く、観望会を開催できませんでしたが、今年はやっと晴天に恵まれました。里山駐車場に、祥雲館と三田天文クラブの望遠鏡を並べて、土星や星雲など、いろいろな星を見ていただくことが出来ました。肉眼でもじゅうぶんに見えるお月様も、月のお話を聞いた後に、天体望遠鏡で見ると感慨もひとしおです。里山駐車場での観望会と並行して、関学の天体ドームの見学会も実施しました。右の写真は、真っ暗な中、関学へ移動しているところです。大きなツリーのイルミネーションが素敵でした。

 

関学の天体ドームでは、大学生による丁寧な解説と共に、木星の4つの衛星や土星の環を見せていただきました。

 

小学生から大人まで、みんなが宇宙について学べる大変充実した会となりました。ご協力いただいた皆さま、参加してくださった方々、本当にありがとうございました。また、来年も三田祥雲館高校でお会いしましょう!

【高校生の感想】宇宙について知らないことばかりだったので、今回このプログラムに参加して、とてもたくさんのことを学ばさせていただきました。私は質問をすることが苦手なのですが、たくさんの人たちが熱心に講義や研究発表を聞き、質問していて、知らなかったことを知ることや物事を追求することの楽しさなどを知ることができました。また、小学生の子たちもたくさん質問をしていて、負けないように頑張らないとなと勇気をもらうこともできとても楽しい時間を過ごせました。

 

 

ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ2024 に参加しました

12月14日(土)に大阪大学で行われた

「ひょうご×大阪大学 質問力を鍛えるワークショップ」に8名が参加しました。

これは、大阪大学と兵庫県教育委員会が主催するワークショップで

「良い質問とはなにか?」「課題研究を深化させるためにどんな考え方ができるか」

を兵庫県内の高校生が学校の垣根を越えて交流するものです。

阪大のキャラクター「ワニ博士」がお出迎え

やってきました大阪大学

 

 

 

 

 

 

始めに、 立命館大学の柿澤寿信准教授から

「良い質問とはなにか?」を考えるための講義を聞き、

その後、自分たちの課題研究を他校生や大阪大学の大学院生にむけてプレゼンしました。

「論理的」とは? この問は「知識」「論拠」のどの点に関する質問か。

など、を細かく分類して考えました。

積極的に発言しています

熱心にメモを取っています

 

 

 

 

 

 

 

午後はいよいよ自分たちの課題研究をスライド形式で発表しました。

他校生からの質問や大学院生からの指摘を受けながら課題研究を見つめなおしました。

発表を頑張っています

付箋ごとに内容を分類しています

 

 

 

 

 

 

 

参加した生徒は「思っていたよりずっと楽しかった!」や

「自分たちの課題研究の足りない部分が見えてきた」と感想を話しました。

議論を記録しています

しっかり発表をしています

 

 

 

 

 

 

 

昼休みには広大な豊中キャンパスのツアーもあり、受験に向けて大学の雰囲気を味わう

貴重な機会になりました。

キャンパスツアーの様子

8人が力を出し切りました

液体窒素実験(サイエンス探究基礎)

11月26日(火)7限目

大講義棟にて「サイエンス探究基礎」の時間に、大阪大学基礎工学部電子物理科学科物性物理科学コースの井澤公一先生をお招きして、「極低温の世界 電子が織りなす不思議な量子現象」と題して講義をしていただきました。

 

常温での物質の性質を高等学校では学びますが、極低温の世界では性質(電導性・磁性等)が変わり不思議な現象が見えます。

講義の後も残った生徒に、液体窒素を使用した実験や説明をしてくださいました。

1年次生「プログレス探究A」里山学習

11月23日(土)、1年次生希望者対象のSSH特別科目「プログレス探究A」の第6回授業を行いました。テーマは「里山学習」。「里山」という言葉は、よく耳にするけれど実態はよくわからない人が多いと思います。そこで、人と自然の博物館の橋本佳延先生に講師をお願いし、この日1日、里山についてしっかりと学びました。

午前中は座学です。里山の保全が生物多様性の維持につながることを知りました。右端の写真は、午後の実習の装備を確認しているところです。腰に剪定ばさみとノコギリをぶらさげ、ヘルメットをかぶります。

  

本格的な装備を身に付け、午後は、博物館の近くの「ブイブイの森」で実習です。この森の管理を行っておられるボランティア団体「ブイブイの森クラブ」のみなさんにお手伝いいただきました。まずは挨拶、そして準備体操です。

  

森の管理の基本は、林床に光を入れるため常緑樹を減らしていくことです。始めに大きな木を1本切り倒し、処理をすることになりました。選ばれたのは、高さ約10m、樹齢50年~60年のアラカシです。まず、橋本先生が木を切り倒すための目印を付けます。木を切るには切口の反対側に受口が必要なことは、午前の座学で学びました。目印を目安に受口を切り取ります。みんな少しずつのこぎりを挽いてみました。簡単そうに見えたのに、実際やってみると、とても硬くて少しずつしか切ることが出来ず、とても大変な作業だということが身に沁みました。

  

受口が出来たら、反対側から切り倒します。ゆっくりと倒れるように切り方にもコツがあります。

  

切り倒したら終わり、ではありません。枝をはらい、短くカットして1カ所にまとめていきます。

  

幹も1mくらいに切り分けます。生徒全員が、のこぎり体験!

  

たった1本の木を伐り処理をするだけでも大変な作業でしたが、みんな楽しそうに取組んでいました。休憩中に大きなカブトムシの幼虫を見つけて大喜びの生徒もいました。ブイブイの森は腐葉土がたっぷりなので、カブトムシやクワガタがたくさんいるそうです。

   

後半は、班ごとに細めの木を伐り処理しました。道具の使い方にも慣れてきましたね。

  

最後の記念撮影。橋本先生、ブイブイの森クラブのみなさま、ご協力ありがとうございました! 真ん中の写真でみんなが見ているのは・・・虹です。作業中、雨がパラパラと降り、途中で撤収しないといけないかとヒヤヒヤしましたが、予定通り無事実習を行うことが出来ました。そして最後にこんな素敵な光景を見ることが出来、本当に良い1日になりました。

  

【生徒の感想】木を切ることは大変だったけれど、同じグループの人と話したり、ボランティアの方々からお話を聞きながら活動ができて楽しかった。里山を管理することは思っていたよりも大変で手がかかるけれど、1度手を加えたからには責任をもって管理し続けることが大切で、人が手を加えることで壊れてしまう環境があると同時に人が手を加えることで守られる環境もあると学べた。

プレ探究発表会(SS探究Ⅰ)

11月13日(水)3,4時間目

1年次生のキラキラ「プレ探究発表会」キラキラが開催されました!

 

事前に行われた分野別発表会で選ばれた代表班が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに取り組んできた成果を披露します。各班が発表資料を作成し、自分のタブレットをスクリーンに映して発表しました。

 

発表後の質疑応答も活発に行われ、有意義な発表会となりました。

関西学院大学研究室訪問(サイエンス探究基礎)

11月12日(火)7限目

2年次「サイエンス探究基礎」受講の理系生徒が8グループに分かれて、関西学院大学の理学部物理宇宙学科、生命環境学部生物科学科、建築学部建築学科、工学部物質工学課程の研究室うち1つを訪問し、化学学生実験室と環境応用化学学生実験室のうち1つを見学させていただきました。

 

 研究内容の説明を受けたり、高校にはない整った実験環境や高価な装置などを見せていただき、みんな興味津々、大学生活のイメージもふくらんだようです。お時間を作ってくださった大学の先生方、学生のみなさん、ありがとうございました!

兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会

11月9日(土)~10日(日)、神戸市の青少年科学館にて第48回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会が開催され、科学部Robitics班、天文班、生物班の30名が参加しました。

1日目は、口頭発表。天文班が「撮像からポン・ブルックス彗星の位置を推定する」というテーマで発表しました。

2日目は、ポスター発表。写真左から、Robo班、天文班、生物班です。各班それぞれ日頃の成果を発揮し、個性豊かな発表を行いました。

  

生物班は、ポスター発表優秀賞と環境・普及活動発表優秀賞を受賞しました。

 

竹炭つくりに挑戦 科学部生物班

10月26日(土)、科学部生物班が、学校の敷地で広がっている竹を使って竹炭づくりに挑戦しました。

まずかまどを作ります。煙突も立てて本格的です。右の写真の奥に写っているペール缶の中に炭にするための竹をぎっしりと詰めてあります。

 

竹の詰まったペール缶を火の上に伏せて置き、蒸し焼きにします。煙を見て燃やす時間などを判断する、とネットの情報にはありますが、なかなか火加減がわかりません。

 

こんなものかなと、出してみましたが・・・生焼けでした。それでも端の方は炭になっているものあったので、その部分だけ集めたものが、右下の写真です。

 

 

ついでに入れていた芋は上手く焼けており、みんなで美味しくいただきました。

 

きれいな炭ができるよう、作戦を立て直しまた挑戦します。

放置竹林問題は、日本の大きな課題です。竹の有効活用法を楽しみながら考えていきたいと思っています。

 

プログレス探究A「プログラミング&電子工作入門講座」

10月26日(土)午後、1年次生対象SSH特別授業である「プログレス探究A」第5回授業「プログラミング&電子工作入門講座」を行いました。

 

Arduinoとブレッドボードを使って、電子回路をプログラミングで制御する方法を学びました。「ボタンを押すとLEDが点灯する」という簡単なものから徐々にレベルを上げ、最後は「手をかざすとブザーが鳴る(防犯装置)」という課題に挑戦しました。

 

【生徒の感想より】

・プログラミングにはとても苦手なイメージがありましたが、今回の授業を受けて少しそのイメージが減りました。実際にやってみて、LEDがついたり、音が鳴ったり、プログラミングした事がちゃんと伝わっているのが嬉しかったです。ピーという音じゃなくて代わりに音楽が鳴るプログラムとかにしてみても面白いなと思いました。情報の授業も頑張りたいです。

・私の中学校の技術の授業では半田付けをして回路を組んだのですが、もしブレッドボードを使用して回路を組むことになると火傷のリスクも下がり安全です。さらに半田ごての数が限られていたので進度がばらばらになってしまっていたのですがクラス内の進度もばらばらにならずに済むのではないのかなと思い、もしかしたらブレッドボードを使用するほうが半田付けよりいいのではないかと今回の活動を通して考えました。プログラミングと聞いて難しく複雑なイメージでついていけるか心配だったのですが今回の活動を通して入力する数字を変えるだけで手をかざすと音が止まるプログラムから手をかざすと音が鳴るように変わったりととても面白かったです!!

 

宇和島東高校 SSH科学部交流

10月12日(土)午後、愛媛県立宇和島東高校の物理部、化学部、生物部、地学部の27名の生徒が来校し、祥雲館の科学部25名と交流しました。まず、情報2教室に集まり、お互いの学校や活動を紹介しました。

  

交流は3部構成としました。まず第1部は、宇和島東高校生のポスターセッションです。 SRルームと理数センターに12本のポスターを並べました。始めはどちらも緊張していましたが、徐々に打ち解け積極的なセッションが出来ていました。ミカンなど特産品に関する研究も多く、とても興味深い内容でした。

  

2部は、本校の活動紹介・体験です。科学部の3つの班がそれぞれこの日のためにプログラムを準備しました。

Robotics班 ロボカップの紹介の後、Arduinoを用いた電子工作を体験してもらいました。Robo班の生徒がサポートし、箱を開けるとブザーが鳴るシステムを作ってみました。

  

天文班 日頃行っている小惑星の観測について説明しました。また、天体望遠鏡の仕組みの解説も行いました。簡単なようにみえて、とても難しい天体観測の実際をわかってもらえたと思います。

  

生物班 まずドローンで上空から里山を見ていただきました。その後、実際に里山に入りました。生物教室では、里山のトレールカメラで撮影した動物たちの動画やアップサイクルクレヨンなどを紹介しました。

  

3部は、共同実習「ホバーシューター作成コンペ~じゃこ天カップ~」です。宇和島東生と祥雲生で3~4人の班を作り、規定の材料を使って、ゴム動力によってプロペラで動くホバークラフトを作成し、360cmのレーン上のターゲットの近い位置に到達させる、という競技です。ああでもない、こうでもないと話し合い、どの班も楽しそうに工作を進めていました。

  

ユニークなホバークラフトが出来上がっています。どの形がうまく進むでしょうか。

  

競技は3回行い、その平均で勝敗を決めます。左の写真のテーブルに貼ってある黒シールがターゲットです。2枚目の写真が優勝チームの記録です。(テーブルから落ちたり、進まなかったものは、200cmと記録されます。)練習では、ターゲットに数センチのところまで到達したチームもありましたが、本番ではなかなかうまくいかなかったようです。優勝チームと最も近くまで達したチームには、宇和島東の先生から、宇和島名物「じゃこ天」が贈られました。

   

このような他県の高校生との交流は初めてのことでしたが、とても充実した半日になりました。宇和島東高校のみなさん、三田まで来てくださりありがとうございました。

最後の写真は、おみやげにいただいたお餅を早速食べているところです。美味しい!!とみんな喜んでいました。

  

第5回祥雲探究祭 Part 4

星3年次 課題研究ポスター発表星

第3部 3年次生がポスター発表を行いました。第1部では緊張気味でしたが、いきいきと研究を発表する姿が見られました。

星閉会式星

関西学院大学の先生方よりご講評をいただきました。

今年度も3年次生は全員発表をしました。他学年との交流もあり、様々な分野の研究を知ることができた研究を楽しむ1日になりました。

第5回祥雲探究祭 Part 3

星2年次生 課題研究中間発表星

第2部 2年次生は8つの教室に分かれ、中間発表を行いました。2年次生の発表に3年次生と大学教員がアドバイスします。

1ツ星4枚プレゼンで発表しています。

1ツ星2年次生の発表を聞いて、3年次生がアドバイスをしています。

1ツ星大学教員よりアドバイスをいただいています。

これからの研究に活かしていきましょう!

 

Part 4へつづく

第5回祥雲探究祭 Part 2

 星1年次生 Share our Experiences!!星

第2部 1年次生は大講義棟にて、「1年次生の体験発表(ミュージアムツアー、プログレス探究A、オーストラリア研修)」「3年次生発表」「SS探究Ⅰ活動シェア」を行いました。

1ツ星ミュージアムツアー

1ツ星プログレス探究A

1ツ星オーストラリア研修

うまくまとめてわかりやすく発表する工夫をしていて、お互いの体験を共有しました。

積極的に質問の手もあがり、みんな素晴らしかったです。

1ツ星3年次生発表

先輩の活動報告や探究活動で大切なこと等を教えてくれました。さすが3年生!でも、先輩たちも1年次の時は「みんなの前で発表なんて…。」と言っていましたね。「伝えたい思いが大切!」です。

1ツ星SS探究Ⅰ

お互いの活動をシェアしました。

 

Part 3へつづく

第5回祥雲探究祭 Part 1

9月27日(金)

キラキラ「第5回祥雲探究祭 研究を楽しむ1日~伝えよう、考えよう、語り合おう~」キラキラが開催されました。

星3年次課題研究口頭発表星

第1部では、3年次生全員が23教室に分かれ、1グループ1回15分の口頭発表を行いました。今まで研究してきたことを聴衆者に伝えます。

Part 2へつづく

祥雲SSHシンポジウム「生物多様性って誰のため?」開催

9月28日(土)、令和6年度第1回祥雲SSHシンポジウム「生物多様性って誰のため?」を開催しました。三田市こうみん未来塾との共催で、地域の小中学生、高校生や大人が集まり、科学について語り合うイベントです。毎年、秋のシンポジウムは「生物多様性」をテーマとし、人と自然のあり方について考えを深めています。

  

今年で5回目となる生物多様性シンポジウムですが、今回初めて開会前にミニマルシェを開きました。販売したものは・・・

① 1年次生対象のSSH学校設定科目「プログレス探究A」の農業チャレンジチームによる落花生。6月に苗を植え、少しずつ農業について学びながら栽培に挑戦し、当日の朝、収穫したものです。いくらでどのように売るかも自分たちで考えました。袋に注目してください。校内の不用品のリサイクルですが、個性豊かな手書きのパッケージです。

  

② 科学部生物班は、藍染小物を販売しました。種から育てたタデアイの生葉で染めた布で、アイデアを出し合いポーチ、髪ゴムなど色々な小物を手作りしました。藍色を活かしたクジラ、かわいいですね。その他に生物班では、4月から取り組んでいる「アップサイクルクレヨン」の展示も行いました。描き心地を試してもらい、アンケートに答えた方には、コーヒーかすで作った茶色のクレヨンをプレゼントしました。

  

③ ゲストとして有馬高校人と自然科に来ていただきました。きゅうり、にんにく、サツマイモの他に、なんと青パパイヤにバナナまで!!学校の温室で栽培した国産のバナナ、その場で食べましたが絶品でした。人と自然科の底力を感じました。

 

2時からは、いよいよ大講義棟でシンポジウムです。第1部は、10分ずつの研究・活動発表。1番は、有馬高校人と自然科果樹と緑班の3人による「放置竹林問題に立ち向かえビートルズ!」。竹パウダーのカブトムシ飼育マットに始まり、幼虫の糞の利用も考えるなど、とても興味深い内容でした。2番目は、株式会社コスモス食品による「おいしいをつくる多様な生きものたち」。コスモス食品はフリーズドライの会社ですが、「全活循環」を目指して農業にも関連し、様々な取組みを行っておられます。地域の乳酸菌や酵母菌、糀菌を使った調味料を開発されているというお話が印象的でした。フリーズドライ、奥が深いです。最後は、「三田市皿池湿原公園の生物多様性」。三田市テクノパークのすぐ近くにある皿池湿原には、多くの絶滅危惧種の昆虫や植物が生息していること、人が手を入れることでその自然が守られていることを学びました。こんな近くにそのような場所があることを、会場の多くの人が初めて知ったと思います。

  

2部は、コンサベーションインターナショナル・ジャパンの浦口あやさんの講演「自然を守ることは人間を守ること」です。世界中で起こっている自然破壊の現状とその原因について、丁寧にわかりやすく語っていただきました。「人間は自然を必要としているけれど、自然は人間を必要としていない」という言葉に感銘を受けた人が多いのではないでしょうか。3部は、人と自然の博物館の研究員の三橋弘宗先生にファシリテーターをお願いし、今回発表してくださった方々と祥雲館科学部班長をパネラーとしてパネルディスカッションを行いました。会場からの質問に答える形で、生態系をどうやって守っていくのがよいのか、人と自然のあり方について考えを深めていきました。プロ探Aの生徒もよい質問をしていましたね。

  

 今回も大変有意義な会となりました。ご協力してくださった皆様、ありがとうございました。

次回は、12月14日(土)「宇宙への挑戦~月と地球の微妙な関係~」です。夜の観望会もやります。ご期待ください。

  

SSH生徒研究発表会

8月7日(水)~8日(木)、神戸国際展示場でSSH生徒研究発表会が開催されました。全国のSSH校代表による課題研究発表会です。

  

三田祥雲館高校からは、「海水を避ける海の貝~タマキビガイの謎にせまる~」というテーマで、科学部生物班の生徒2名がポスター発表を行いました。また、1,2年次生希望者35名も見学として参加しました。全国から集まる大勢の方々とお話することができ、これからの探究を考える大変良い機会になりました。

 

全国高校生プレゼン甲子園5

大会終了後、決勝出場チームと主催者や協賛企業の方々が交流する機会が

設けられていました。

出場の感想を語っています。

和気あいあいと意見交換

 

 

 

 

 

 

協賛企業の方からプレゼントも

他チームの話も興味深いです

 

 

 

 

 

 

 

全国各地からこのプレゼン甲子園のために集まった高校生が

お互いの取り組みについてさらに詳しく意見を交換していました。

「一緒に何かやりませんか?」「このアイデアすごく面白いです!」

など、もうここから新たなプロジェクトが生まれそうな勢いです。

企業の方との名刺交換をしています

他校の生徒さんとの話も弾みます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校生徒も「自分たちのプレゼンをきっかけに食物アレルギーの視点を

他校の人が持ってくれたことがうれしい」

「三田市から福井県に来て、全国の高校生に出会えた。まるで外国に来たみたい」

と新たな仲間との出会いを楽しんでいました。

地域も学校も全く違う方とのつながりができました

 

 

 

 

 

 

 

明日は「福井の魅力発見ツアー」に参加します。

今日、交流した他校の方々ともさらに仲が深まりそうです。

 

 

 

【決勝大会結果発表】全国高校生プレゼン甲子園4

いよいよ本番を迎えました。

「緊張しすぎて胃がキリキリします…」というメンバーもいる中、

トップバッターの重圧を跳ね飛ばしてプレゼンに臨みました。

緊張の出だしです。

決めポーズ

 

 

 

 

 

 

 

質疑応答では「なぜ、この活動がウェルビーイングにつながると思ったのか」

「近畿ブロック予選からブラッシュアップしたアイデアについて」

「アレルギーそのものの知識について」様々な視点からの質問が飛び交う中、

3人で助け合って答えていました。

質疑応答の様子

質疑応答2

 

 

 

 

 

 

 

気になる大会の結果は…

特別賞受賞の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別賞を受賞することができました!

10チームのうち1チームしか受賞できない文字通り「特別な賞」です。

いい笑顔です

受賞の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

努力が形になりました。

これからもプロジェクトは続くそうです!

みなさん応援ありがとうございました!

このあとは企業の方々、参加チームの交流会があります。

全国高校生プレゼン甲子園2

ホテルで打ち合わせをした後、

会場となる「ハピリンホール」にて

リハーサルが行われました。

順番は…トップバッターです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スライドの映り方や立ち位置、マイクの調整を行います。

プロジェクターとの接続を確認中

無事、投影できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他のチームの姿に刺激を受け、積極的に交流する場面も見られました。

会場はあたたかな雰囲気で、マイクで話す人に対して拍手が響いていました。

どのチームも興味深い内容で明日の発表が楽しみです。

夕飯はそれぞれ福井の名物をチョイス。夜も打ち合わせをするそうです。

しっかり食べて明日に臨みます。

 

 

 

 

 

 

 

明日はいよいよ本番です。今大会はライブ配信が行われます。

(URLは明日掲載します。「プレゼン甲子園」公式サイトでも確認できます。)

皆さん応援よろしくお願いします。

 

 

全国高校生プレゼン甲子園1

本日から福井県で開催される

「第4回全国高校生プレゼン甲子園」決勝大会。

その様子をお届けします。

 

特急サンダーバードと北陸新幹線「はくたか」を乗り継ぎ、福井を目指します。

琵琶湖を望む車窓からは鮮やかな空と稲穂のコントラストが見えました。

サンダーバードの車窓から

北陸新幹線で福井を目指します。

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ福井駅に到着しました。

駅前では恐竜たちがお出迎えをしてくれます。

決めポーズとともに

 

 

 

 

 

 

 

本日は夕方から会場でのリハーサルが行われます。

宿泊手続きをすませ、最終確認を頑張っています。

 

 

全国高校生プレゼン甲子園0

明日から「プレゼン甲子園」の決勝大会に出発する

探究Ⅲ人文社会C班の3年生が

本日大講義棟にて前日リハを行いました。

スライドの映り具合や立ち位置など

確認する中で更なる改善点が見えてきました。

スライドを確認しながら話しています。

 

 

 

 

 

 

 

本番は明後日24日です。明日は福井県の現地会場にて

リハーサルを行います。

質疑応答にも答えます。

アドバイスを熱心に聞く生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

さらに工夫を重ねて本番に挑みます。応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

ミュージアムバスツアー

8月6日にミュージアムバスツアーを行いました。

このイベントは

「兵庫の魅力発見」と「専門家に出会う」

という二つの目的をもとに昨年から開催しています。

今回は姫路市立美術館と兵庫県立考古博物館に訪問しました。

姫路市立美術館の前でポーズ

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは姫路市立美術館です。姫路城をバックに、

美しい赤レンガの建物が迎えてくれました。

開館と同時に期間限定展示の「霧の彫刻」を体感ました。

霧なのに彫刻?

霧によって姿を変える美術館

 

 

 

 

 

 

 

 

噴霧された「霧」によって姿をがらりと変えた美術館。

没入型のアート体験でした。

学芸員さんの講義

 

 

 

 

 

 

 

 

学芸員さんに「美術館の役割」「作品保護」について

のお話を聞き、彫刻や絵画を鑑賞しました。

中庭でのレクチャー                           

 

 

 

 

 

 

 

「この作品を一つもらえるとしたら?」「この彫刻、どこから風が吹いている?」

自由な鑑賞のコツを教えてもらえました。

 

お昼を食べて、午後は兵庫県立考古博物館に向かいます。

物見やぐらを目指して歩きます。

カンカン照りの中、学芸員さんがお迎えしてくださいました。

ウェルカムボードを作ってくださっていました。

 

 

 

 

 

 

 

考古博物館では「火おこし体験」を行いました。

「小さい子はなかなか難しいけれど高校生はどうかな!?」

ボランティアさんの力を借りて、まずは二人で火をおこします。

「押す」のがコツらしいです

 

 

 

 

 

 

 

「煙が出るだけではダメ!炎を見ないと!」

「もっと強く押すよ~」「点火カウント10.9.8.7・・・」

みんなの声援を受けて、無事全員が火おこしに成功。

全員で摩擦をかけ、火種を作ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員が協力してきりもみ式(高難易度)の火おこしも体験。

これは着火する確率がかなり低いのですが、参加者全員で何とか点火することができました。

「ガスって便利…」「昔の人はすごい…」身をもって体感しました。

 

体験の後は学芸員さんによるレクチャーです。

「学芸員の仕事とは?」に始まり

熱心にメモをする人の姿も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「進路の決め方」「歴史を学ぶ楽しさ」まで様々な視点から専門家のお話を聞くことができました。

発掘現場の様子を再現した展示

土器を復元してみよう!

 

 

 

 

 

 

 

館内には体験コーナーが多数あり、兵庫の歴史を実際に展示物を触って楽しみました。

家に帰るまでがミュージアムツアーです

 

 

 

 

 

 

参加した人からは「学芸員の仕事に興味があり、実際に参加してみて良かった!」

「兵庫にこういう場所があるということを初めて知った!」といううれしい意見が

寄せられました。

この後もオプショナルイベントは続きます。皆さん、ぜひ参加してみてください。

プログレス探究A「阪大基礎工学部で最先端科学にふれる」

8月2日(金)午後、第3回プログレス探究Aで阪大基礎工学部を訪問しました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。

「大阪大学基礎工学部で最先端科学にふれる」というテーマで、大学の紹介、実験体験をさせていただきました。

まず、基礎工学部の説明です。工学部の違いが今一つわかっていなかった私(教員)も納得のお話でした。

 

次に、祥雲館の卒業生である大学院生からお話を聴くことが出来ました。祥雲館1年次生の時の文化祭での写真から始まり、生徒は一気に親近感をもって聞き入っていました。右は最後のまとめのスライドですが、今回参加した25名だけでなく、祥雲生全員に聞いてもらいたい内容でした。こんなにステキな先輩がいることがわかり、とてもうれしかったです。

 

その後は、先輩や先生方へ質疑応答です。先生方がみな気さくな方々で、何でも聞いていいねと促しくださり、途切れることなく30分も質問が続きました。中には、「入試の面接はどんなところをみるのですか?」というものもあり、その回答を聞けて、参加した生徒はかなり得をしたと思います。

 

次は、いよいよ実験体験です。実験は、1光ピンセット、2有機EL、3極低温 の3つに分かれました。

1光ピンセットの実験の様子です。実際にレーザー光の力で3㎛の粒子を捕まえることができ、まさに「最先端科学に触れ」ました。

 

 

【生徒の感想】

・初め基礎工学部で授業をすると聞いて正直自分には何にもわからないのではないかと、不安に思っていたけど先生方がわかりやすく教えてくれたおかげで、難しいことでもしっかり理解することができました。私はまだ進路があんまり決まっていないけど、今回のことを生かしたりして自分の進路を決めて行きたいなと思いました。自分にとってとてもいい経験になりました。

・大学でも基礎の中学の時の勉強の内容も関係していて自分が以前から持っている知識を利用して、新しいことを理解していくことがワクワクしたし、何より楽しかったです。今まで文系にするか理系にするか悩んでいたのですが、この経験を通して、実験や、新しいことを発見することが好きなことが分かったので、理系に進みたいと感じました。

・祥雲館を卒業した先輩の実際の話を聞いて、自分の高校卒業後の進路について少し現実的に考えられるようになった。

今年も「さんだサイエンスフェスティバル」に出展いたしました。(SSH)

7月27日(土)まちづくり協働センター(キッピーモール6F)にて「さんだサイエンスフェスティバル」が開催されました。

今年は三田市内から29団体が参加、本校からは科学部(天文班・生物班・Robotics班)の3団体が出展いたしました。 


まずはRobotics班【ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦】
今年12年目となる「自律制御型ロボット」の研究の成果及び、小学生に体験していただくために、リモート型ロボットを出展しました。

皆さんが操縦する「リモートロボット」も第3世代となりました。
自律制御ロボットに勝てましたか?


天文班【宇宙まで届け! かさ袋ロケット】
宇宙を観察することがメインの私たちですが、今日はその「宇宙に届くようなロケットの開発?」を小学生の皆さんとチャレンジしました。


「真っすぐ安定した飛行をする」ためにはロケットの重心をどこに持っていけばよいでしょうか?
あなたの記録は何mでしたか?

 

生物班【藍のたたき染めに挑戦!!】
藍染めといえば、藍の葉を発酵させて 濃い紺色に染色する「建て染め」が有名ですが、生の葉っぱでも、きれいな青色に染まります。今回は、簡単にできる「生葉染め」に挑戦します。


プランターで育成した「タデアイ」の葉を摘み取って、木槌で葉っぱをトントンたたきます。
どんな染ものができましたか?

 

13:30~「ロボカップジュニアサッカーの魅力」をステージで発表
ロボットは自分でボールを探し相手ゴールにシュートを打ちます。どんなプログラムで動くのか?
競技ロボットはどのように考えているのか「アルゴリズム」伝えます。


本校のチーム【team.shoun】は「RoboCupJunior Japan Open 2024名古屋」第2位を受賞し、

「RoboCup 2024 Eindhoven(オランダ世界大会 7/24~28に出場、ベスト16入りをしました。

 

中学生の皆さん、「SSH&科学部」は8/1「祥雲館オープンハイスクール」で、管理棟1Fホールにて展示紹介をします。是非見に来てくださいね。お待ちしています。

プログレス探究A 農業チャレンジ第2回

7月24日(水)15時~、6月にスタートした今年度の新企画プログレス探究A「農業チャレンジ~栽培した作物を販売しよう~」第2回を1年次生13名が参加して実施しました。暑い夏の午後、みんな麦わら帽子が似合っています。

今回も堂阪農園の堂阪先生のご指導のもと、農作業に取組みました。

 

先月植えた落花生の苗は元気に育っていますが、雑草まみれです。まずは、草抜き。その後、肥料をやって土寄せしました。 暑い中の重労働で、農業の大変さが身に沁みました。それでも、みんな元気に作業を楽しんでいて頼もしかったです。

 

栽培している落花生は9月28日(土)の祥雲SSHシンポジウム ミニマルシェで販売します。それまで、水やり、草引き、しっかり頑張りましょう。

   

落花生の作業が終わった後、3人が残って「園芸入門」でやり残していたサツマイモの苗植えの作業をしてくれました。耕運機の使い方を教えていただき、畝を耕しました。初めての耕運機に振りまわされ、悪戦苦闘しましたが、最後までやり遂げました。へとへとになりましたが、良い体験ができました。耕した畝には、サツマイモを植えました。秋には、おいしい焼き芋を食べられますように。

 

SSH ロボカップ2024 オランダ 10

今朝は7時に朝食をとり、9時前にアイントホーヘン中央駅に移動しました。11時前にスキポール空港に到着し、チェックインおよび出国審査を終え、14時の搭乗開始を待っています。予定通りいけば、日本時間の10時20分に到着予定です。

この10日間オランダでたくさんの貴重な経験ができました。今後は世界大会で新たに見つかった課題に取り組み、さらにパワーアップしていきたいと思います。

私たちを支えて下さった多くの方々に感謝を申し上げ、「SSH ロボカップ2024 オランダ」シリーズを終了します。

ありがとうございました!

SSH ロボカップ2024 オランダ 9

今日は「テクニカルチャレンジ」2日目でした。ジュニアサッカーとジュニアサッカーライトウェイトの競技の枠組みを超えた試合にも挑戦し、特別で充実した時間を過ごすことができました。

その後、閉会のセレモニーが行われ、この1週間の健闘を讃え合いました。また、大会終了後には日本チームで記念写真を撮りました。

ホテル帰着後、最後の市内観光に出かけ、一緒に夕食をとりました。21時過ぎにはホテルに戻り、明日のフライトに向けて荷物の整理をしました。

明日は9時過ぎの特急電車に乗って、スキポール空港に向かいます。現地時間14:40発の飛行機に搭乗予定です。

SSH ロボカップ2024 オランダ 8

本日は他チームと協力して試合を行う、「スーパーチーム」がありました。結果は2試合とも敗れてしまいましたが、海外のチームと一緒に試合する貴重な機会となりました。

その後、「テクニカルチャレンジ」という課題挑戦型のイベントが行われ、チーム祥雲は4つ中2つのチャレンジに臨みました。課題に合わせて機体を調整することに苦労しながらも、最後まで他国のチームと一緒に取り組んでいました。明日は残り2つが実施される予定です。

本日は気温が30度近くまで上がり、会場内も熱気で大変暑い中、生徒たちは最後の競技までやり遂げました。

現地時間20時過ぎにホテルに無事帰着しました。今夜も機体の調整を行った後、就寝します。

SSH ロボカップ2024 オランダ 7

本日は昨日に引き続き残り4試合が行われました。

5試合目 VS カナダ

前半より終始相手チームのペースで試合が進み、6対19で敗れました。

6試合目 VS シンガポール

前半は接戦で互角の試合展開でしたが、後半は相手チームの力が勝り、8対14で敗れました。

7試合目 VS オーストラリア

前半は接戦で同点で後半戦に突入しました。後半は相手チームのミスにも助けられ、12対9で見事に勝利しました。

8試合目 VS イタリア

前半より相手の正確なロングシュートに苦しみ、最後までうまく対応できず、8対15で敗れました。

最終結果は、4勝4敗で25チーム中16位でした。世界大会という慣れない環境の中で、思うように行かないことが多く、苦労しましたが、上位チームと試合を重ねる中で多くの刺激をもらい、チームの課題を再認識することができました。

明日は他チームと協力して(3〜4チームで1組)試合を行う「スーパーチーム」が行われます。

土日で交通の便が悪いようですが、明日も早朝より頑張ってきます。

プログレス探究B PCSHSチェンライ校オンライン交流

2年次生対象のSSH学校設定科目「プログレス探究B」では、タイ王国のプリンセスチュラボーンサイエンスハイスクールチェンライ校(PCSHSCH)とオンラインで共同研究を行います。

7月18日(木)、今年度の受講者6名が第1回目の交流を行いました。

 

   

お互いの学校の生徒がそれぞれ2名ずつ3班に分かれてチームを作ります。今回は、自己紹介と研究テーマについて相談しました。

 

英語の得意・不得意に関わらず、何とか相手の言っていることを理解し、こちらの意見を伝えようと、みんな頑張り、活発なコミュニケーションがとれていました。

この取組みは、おおよそ1か月に1回のペースで約半年間続けます。どんな研究になっていくのか楽しみです。

 

SSH ロボカップ2024 オランダ 7

本日より大会がスタートしました。本大会はスイス式トーナメントにより順位を決定していきます。本日は全8試合のうち4試合が行われました。

1試合目 VS ドイツチーム

相手の勢いと慣れない会場への調整不足が響き、3対16で敗れました。

2試合目 参加チームが奇数のため、不戦勝扱いとなりました。

3試合目 VS スロバキアチーム

1試合目の課題を見事に克服し、前半こそ接戦でしたが、後半はチーム祥雲のリズムで得点を重ね、15対8で勝利しました。

4試合目 VS 香港チーム

相手チームの機体が本調子ではなく、一方的な展開となりました。結果28対1で勝利しました。

初日は機体の調整にかなり苦労しましたが、3勝1敗とまずまずのスタートを切ることができました。

試合後にはジュニアパーティが開催され、参加チーム同志で交流を深めました。現地時間21時にホテルに無事に帰着しました。

今夜も明日に向けて機体のメンテナンスを行い、就寝します。明日も楽しんできます!

全国高校プレゼン甲子園_神戸新聞取材

本日、神戸新聞様による

8月に行われる「第4回全国高校プレゼン甲子園」決勝大会出場

についての取材がありました。

探究の経緯を話しています

現在実施中のアンケートのそばで

 

 

 

 

 

 

 

 

チームのメンバーそれぞれ自分の言葉で大会に対する思いを語っていました。

新聞に掲載されるのが楽しみですね。

プログレス探究A 地理情報システム入門

7月16日(火)午後、第2回プログレス探究Aで「地理情報システム入門」を行いました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。

講師として、人と自然の博物館から三橋弘宗先生をお招きし、地理情報の意義から、オープンソースのフリーソフトであるQGISの基本的な使い方までを学びました。

 

 

 

世の中の情報の70~80%には地理情報が含まれていること、したがって、地理情報を解析することはあらゆる分野で有効であることを知り、驚きました。3時間という短い時間に講義、実習が詰め込まれ、みんなへとへとになっていましたが、情報分析の技術の一端を習得することで、視野がぐっと広がる授業となりました。

【生徒の感想より】

今まで1つの情報、例は飲食店の多さ、など1つの情報のことしか考えることができなかったけれど、このQGISというものを使えば、飲食店が多いところはどういう土地との関わりがあるのかなどを知ることができた。そして、このソフトを使えばさらに3つ、4つの情報を合せて見ることができて、すごいなと感じた。

地理情報システムは、思っているよりもとても身近で、今の生活や、安全のために必要不可欠なものだと思った。中高生の間に学んでおくことが将来にとても役立つのでもっと学びたいと思いました。

これからAIが大きな役割を担っていくであろう社会の中で、AIに全部任せるのではなくて、どんな情報を組み合わせてどんな資料を作るのか、どう活用できるのかは人間が考えて、そのバラバラの情報を組み合わせてまとめ、活用できるデータ資料とするのはコンピューターに任せるという形が理想だと考えた。また、うまくデータを持ってこれなくて質問ばかりになっていまった部分もあったから悔しかったけど、この技術を活用できるようになればあらゆる分野で必ず大きな力になると感じた。だからこそ信用できる情報の提供と入手、情報モラルが重要だと思う。

SSH ロボカップ2024 オランダ 6

現地時間9時過ぎよりセットアップを開始し、途中オープニングセレモニーを経て18時30分ごろまで機体の調整を行いました。会場の照明に対するビジョンシステムの調整や、サーフェスの違いに苦労しながら何とかセットアップを終えました。19時にホテルに帰着し、機体の最終調整を行いながら、今晩は明日に向けて身体を休めます。

SSH ロボカップ2024 オランダ 4

現地時間14:30ごろに本大会の開催地であるアイントホーフェンに到着しました。その後、最寄りのホテルにチェックインし、会場の下見に向かいました。会場まではバスで10分ほどの距離でした。ホテル周辺には多くのレストランやお店があり、周辺を散策して本日の活動を終えました。明日からは会場内でのセットアップを行います。

SSH ロボカップ2024 オランダ 2

およそ14時間のフライトを経て昨夜日本時間深夜2時過ぎに無事にアムステルダムに到着しました。ホテルにチェックインしたのは日本時間5時ごろでした。今朝は現地時間6時30分より朝食をとり、8時過ぎにホテルをチェックアウトして、アムステルダム中心地に移動します。空港には同じくロボカップに出場する関係者が多く見られました。今日から大会に向けて準備を整えていきます。

皿池湿原観察会 科学部生物班

7月13日(土)、三田市里山保全課のご協力により、科学部生物班6名が皿池湿原の視察を行いました。皿池湿原は、県下有数の生物多様性を誇る貴重な湿原で、兵庫県天然記念物にも指定されています。普段は、立ち入り禁止の区域に入れていただき、ハッチョウトンボやヒメタイコウチ、ヒナノシャクジョウなど、貴重な動植物を沢山観察することが出来ました。また、里山は人の手で管理することで生物多様性が維持されていることを知り、環境の保全の在り方について考える貴重な機会となりました。

 

 

 

9月28日(土)に本校で開催する祥雲SSHシンポジウムにおいて、「皿池湿原の生物多様性」を紹介します。ぜひ、ご参加ください。

SSH ロボカップ2024 オランダ 1

昨日7/14 18:30発成田空港行きの便で、成田にひとまず移動し、21時30分にホテルに到着しました。今朝は6:30より朝食をとり、現在成田空港第一ターミナルにてチェックインカウンターのオープンを待っています。科学部robotics班の3人は元気で、のんびり過ごしています。12時35分発のアムステルダム行きに搭乗予定です。

決勝大会出場へ!「第4回プレゼン甲子園近畿ブロック大会」

SS探究Ⅲ 人文社会C「食物アレルギーってなあに?~みんなに伝えるホントの情報~」

の探究チームが「第4回全国高校生プレゼン甲子園」の近畿ブロック予選を勝ち抜き、

8月24日に福井で行われる決勝大会に駒を進めました。

 

全国高校生プレゼン甲子園は、テーマについて深く考察し、自分の考えや念(おも)いを
「伝える」ことで、論理的思考力、表現力、創造力等を養うとともに、
互いの発表を通して、総合的なプレゼンテーション能力の向上を図ることを目的とする大会です。

 

第1次予選大会は全国から755チームが参加し、

“Well-beingな社会をつくるために今私たちができること“

をテーマにそれぞれが学校の内外で考えたり、実際に実践したアイデアを

動画で発表しました。

 

今回行われた第2次ブロック予選はその中から選ばれた21組が決勝を目指して

zoomでの質疑応答を行いました。

 

結果が出た後、出場した生徒たちは

「取り組みの積み上げが評価されてうれしい」

3人でこれまでやってきた頑張りを称え合いました。

 

真剣にメモを取る出場者たち

プログレス探究A 農業チャレンジ

三田祥雲館のSSH事業では、本校独自のSTEAM教育=祥雲STREAMプログラムを開発しています。その中で、祥雲館の特色と魅力を活かし、STEAMの「A」を「Agricultre(農業)」、「E」を「Environment」と位置付けています。そこで、1年次生対象の希望者選択科目「プログレス探究A」では、この2年間、放課後農業体験実習行っていました。今年度は、その内容を発展させ、農業の専門家からアドバイスを受けながら栽培・販売までを体験し、これからの農業経営について考えるプログラムを開発します。名付けて「農業チャレンジ」!。

6月19日(水)の放課後、第1回目を行いました。プロ探Aの中でも希望者を対象としましたが、半数以上の19名が集まりました。

9月28日(土)に開催する祥雲SSHシンポジウムで販売できる作物を作ることを目標に、落花生栽培します。「畑仕事は初めて」という生徒が半分以上で、農業の先生に方法を教えていただきながら、1人1株の苗を丁寧に植え付けていきました。

 

苗を植えた後、倉庫の前で車座になり、農業経営についてのお話を聴きました。「大量生産大量消費の考えから安いものを大量に売ること」、「ブランド化をはかり高くても品質や売り方にこだわること」、どちらが正しいというわけではなく、最適解を考え選択することが大切だということを学びました。「つくる責任、つかう責任」について真剣に考える良い機会となりました。また、先生の農場で開発中のクラフトコーラの試飲をさせていただく、というお楽しみもありました。香ばしく爽やかな甘酸っぱさがとても美味しく、高校生からも好評でした。

 

これから、みんなで交代で世話をしながら落花生を育て、収穫出来たら販売方法まで考えていきます。ちゃんと売れる作物ができるか、これを読んでくださっている皆さまも9月28日のミニマルシェを楽しみにしていていください。

オランダ世界大会に向けて 科学部Robotics班

リツモリカップ(立命館守山高校主催)に参加しました。
4月に行われた「ロボカップジュニアジャパン2024名古屋」Soccer OPEN第1位~第3位、Soccer Lightweight第1位、第2位チームが参加。交流会が行われました。

オランダ世界大会に向けての最終調整ができる貴重な交流会です。
新開発のドリブラー機のデビュー戦です。

第1位Crescent(Re) vs 第2位team.祥雲 A Edition ですが、ドリブラー機は電源まわりの故障のため急遽2台のキッカー機で戦います。

 

 第1位Crescent(Re) やはり強いです。7-1で負けます。
パドック(調整ブース)では、試合画像がライブ中継されています。

科学部Robotics班からは、2年次2チーム、1年次2チームが参加、部内戦のような時間もありました。

試合後、各チームによるテクニカルプレゼンを行いました。今年4月から始めた1年次生にとっては先輩ロボカッパーの話を聞き質問できる貴重な体験ができました。

RoboCup 2024 Eindhoven(オランダ世界大会)
17 – 21 July Genneper Parken Eindhoven

7/14よりオランダに向けて出国します。がんばります!

科学部の祥雲祭

祥雲館の科学部は、天文班、生物班、Robotics班の3つのグループに分かれて活動しています。祥雲祭でも、それぞれが日頃の活動を活かした展示を行い、理数棟2階を盛り上げました。

天文班 「プラネタリウム~宇宙の旅路~」 天体観測で撮影した写真のポストカードなどの販売とプラネタリウムです。プラネタリウムは大人気で行列ができていました。教室で寝転んでみる星空は、ここでしか体験できません。

 

生物班 「藍染に挑戦」 4月から畑で栽培しているタデアイの葉を使った「たたき染め」体験、学校周辺のオオキンケイギクを駆除して作ったアップサイクルクレヨンの紹介、生飼育している魚や昆虫などの展示、と盛りだくさんの内容でした。  

 

Robotics班 「世界一のプログラマーでなければ世界一のロボカッパーにはなれない」 自律制御型のサッカーロボの実演を行いました。Robo班は、この競技で全国大会2位!の成績を誇り、7月には、オランダで開催される世界大会に出場することが決まっています。祥雲祭には、OBが応援に来てくれました。

 

 

SS探究Ⅲ 論文執筆

現在「SS探究Ⅲ」では、論文を執筆しています。

今までの研究成果を、4000字以上の論文にわかりやすく詳しくまとめるのは、これまでに制作したポスターとはまた違う難しさがあります。

もうすぐ提出締切日です。

どのような論文が出来上がるか楽しみです!

23回生「プログレス探究A」開講 人と自然の博物館

6月8日(土)、23回生32名の参加で「プログレス探究A」が始まりました。「プログレス探究A」は、1年次生希望対象のSSH学校設定科目で、SSH第3期で新たに開発している祥雲STREAMプログラムの一環として開講しています。Science,Technology,Robotics,Environment,Agriculture,Mathematicsなど幅広く「学びを拡げる」ことがテーマです。第1回は、自然科学への興味関心を拡げることを目的として、人と自然の博物館で授業を行いました。

  

まず、中濱主任研究員から「博物館の標本の意義」について講義を受けた後、収蔵庫を見学させていただきました。普段は入ることのできないバックヤードで、様々な種類、形態の標本を見ることができ、貴重な体験となりました。収蔵庫の入口が二重になっていることや特別の防火、防虫設備があることなども興味深いことでした。

 

 

午後は自由見学。この日の課題は「博物館でEureka!みつけた」。自分の一推しを見つけて、写真を見せながら1分間スピーチをすることです。みんな真剣に推しを探して見学し、写真を撮ったり原稿を考えたりしていました。

 

 

ホロンピアホールで発表会「Show & Tell 博物館で見つけたわたしの発見」を行いました。みんな原稿を見ずに堂々と発表ができました。それぞれ個性があって、聞いていてとても面白かったです。質疑応答も活発でした。最後に、三橋主任研究員からご講評を兼ねていろいろな展示物の裏話などを聞き、さらに深く自然科学への興味を深めることが出来ました。

 

参加した生徒から、人博の先生方へのお礼と感想を紹介します。

本日は貴重なお話をしてくださりありがとうございました。どの話も資料もおもしろかったですし、生物とひとくくりで言っても特に自分がひかれるものがあるのだと思いました。私は菌類や植物でした。朝ドラ「らんまん」のモデル牧野富太郎先生の標本を見ることができましたし、自然の生物の偉大さに驚き、私たちはその生命力に勝てるのだろうかと思いました。最後にはどうして違う生物が生まれるのだろうと自分が生きていること、周りが一色でないことすら不思議になりました。また、博物館などで展示する側のひとは見せ方を工夫し演出にもこだわっているのだと知りました。授業で学んだ言葉もたくさん出てきて、勉強しててよかったと思いました。とても面白く刺激的な時間でした。

タイ・日本共同プロジェクト発表会

5月28日(火)、タイ王国プリンセスチュラボーンサイエンスハイスクール・チェンライ校との共同プロジェクト発表会をオンラインで開催しました。21回生6名が履修したSSH特別授業「プログレス探究B」の一環で、昨年度7月より行っていたプロジェクトをまとめる発表会です。

気象警報発令で休校となったため、祥雲生は全員自宅からの参加となりました。

 

それぞれの学校から3本ずつの研究発表を行いました。発表の後は質疑応答。何度も聞き返しながら相手の言うことを一生懸命聞き取り、真摯に受け答えをしていた姿が印象的でした。

 

このような機会を一緒につくってくださったチェンライ校の生徒のみなさん、先生方に感謝です。また、人と自然の博物館の竹中敏弘先生にアドバイザーをお願いし、両校の生徒に的確なアドバイスを頂きました。ありがとうございました。

 

プログレス探究C【1日目】

一般社団法人イヒさんご協力のもと

地元の企業であるコスモス食品さんにて

3日間の実習が始まりました。

 

コスモス食品さんでの1日目は

・企業の紹介

・チームの立ち上げ

・ゴールの設定

・企業理念の講義受講

を行いました。

 

チーム決めを行なっています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チーム「プロベナゾール」ゴール:失われゆく文化の継承

チーム「ノリノリ(海苔海苔)」ゴール:地域の発展に寄与する

チーム「T.E.C」ゴール:環境問題を解決する

この3つのチームで3回の活動を行い、5月31日に

コスモス食品の社員のみなさんの前で社員としてプレゼンを行います。

 

自らのミッションを遂行するためには企業の理解が欠かせません。

動画を見たり、職員の方から企業の変遷について学んでいきます。

互いにプレゼンを行い、テーマを決定します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから、コスモス食品さんの商品や企業の活動を通じて

社会を変えるアクションを考えていきます。

コスモス食品さんの商品をどう活かしていくかが重要です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと2回の活動も楽しみです。

どんなアイデアが飛び出すでしょうか?

プログレス探究C始動しました!

雨の日、コスモス食品さんの会議室にてプログレス探究が始まりました。

名刺を受け取り、今日から3回のCosmos creative campの間、社会人として

活動していきます。

1日目はチームの立ち上げを行います。

「好きなもの」「ビジネスに生かせる得意分野」を付箋に書き

名前を隠して3つのチームを立ち上げます。

無事、最終日の社内プレゼンを乗り切ることができるのでしょうか?

スキルや好きなものを見ながらチーム分けをしています

祝 全国大会第2位・第3位 【team.祥雲】科学部Robotics班

 

3月23日24日の2日間、愛知県「名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)」にて「キラキラロボカップジュニア・ジャパンオープン2024名古屋」が開催されました。
阪神ブロック第1位【S Edition】第2位【A Edition】の2チームが「World League SoccerOpen」に出場しました。
全国各ブロックから勝ち抜いた11チームが、7ラウンドのスイス式トーナメント方式による競技を行い、7月にキラキラEINOHOVEN(オランダ)で開催される世界大会の出場権を競います。
広い会場に入ると、大人(メンター)との接触は禁止されます。大人との相談や技術指導を受けた段階で「失格」となります。選手だけでの対応が求められます。

前日は午後2時より、バッテリー点検及び車検が行われました。車検では、規格通りにロボットが製作されているか、安全性は確保されているかなど自作ロボットの点検が行われます。ここで、合格できないと試合コートでの調整ができません。実は、競技を行うより緊張します車検の後、キャプテンミーティングを行い、明日からの試合に備えます。 

 

いよいよ2日間の大会がスタートしました。

パドック(整備場)に入場し、簡易車検を受け調整・練習に入ります。

 

事前にプログラムを組んでいますが、以下の要素を確認しなければ思うように動きません。
【方位確認】会場の柱(鉄骨)、電力線等により、同一フィールド上でも異なる。
【ビジョンシステム】カメラでボール・ゴールを認識するため、その場での調整が必要。
【フィールド】白線ペイントの濃淡、カーペットの深さ等、ロボットの制御に影響する。
ロボット輸送に伴う不具合、バッテリーの充電量等、現地で確認しなければなりません。
前回大会より、白線内フィールドエリアが拡大(壁と白線間のアウトエリアが縮小)しました。
このため、ボールは白線外にでても「ピンボール」のように跳ね返って戻ってきます。よりスピーディーな試合が展開されます。

11:00  競技スタート 23日:4ラウンド 24日:3ラウンドが行われました。
ROUND_1 最初の試合が【team.祥雲】同士の対決となりました。

 

スイス式トーナメントは最初のラウンドは抽選で対戦相手を決定しますが、第2ラウンド以降は、【勝ち点】-【得失点】などを参考にランキングの近いチーム同士を対戦させます。ラウンドを重ねて行くことにより正確なランキングを定めることが出来ます。

 

順位は【勝ち点】(勝ち2点、負け0点、引き分け1点)で定め、総合成績は、【勝ち点】と事前提出された【プレゼンテーションポスター】、現地での【インタビュー】で決定します。

 

 選手交流会

 

 試合結果 ロボカップジュニア公式HP
 お祝い第2位 【team.祥雲 A Edition】勝ち点8 5勝2敗 得失点+24
 お祝い第3位 【team.祥雲 S Edition】勝ち点8 5勝2敗 得失点+20  

 

全国第2位 【team.祥雲】過去最高順位更新とはなりませんでしたが、第1位を目指してがんばります。

 

大会役員、ロボカップOBOG、ボランティアの皆様、3日間本当にありがとうございました。

 

プログレス探究A振返り発表会

「プログレス探究A」は1年次生の希望者が選択するSSH学校設定科目です。Science,Technology,Robotics,Engineering,Environment,Art,Agriculture,Mathematics の分野を広く学び、人と自然が共生する未来を切り拓く人材育成を目的としています。今年度は、29名が受講し、様々な学習を積み重ねてきました。

3月4日(月)、プログレス探究Aの振返り発表会を開催しました。

前半は、4つのグループに分かれて「プログレス探究Aの学びを2年次の課題研究にどう生かすか」というテーマで、3分間スピーチを行いました。

 

 

 後半は、それぞれのグループの代表者2名が全体の前で発表しました。

 

 SSH運営指導委員の先生方にもご協力いただき、それぞれの生徒が学びを深めることができました。

 

「SSH台湾海外研修」結団式をおこないました

3月13日から16日に、4年ぶりとなるSSH台湾科学研修を実施します。昨日3月4日午後に、研修に向けた結団式をおこないました。

    

    学校長激励の言葉          参加生徒代表挨拶         旅行社さんより

生徒代表挨拶では、学びたいこと、楽しみにしていること、残りの準備期間におこなうこと、などを話してくれました。期待と緊張が伝わってくる心のこもった挨拶でした。

式に先立って、英語プレゼンテーションのリハーサル会もおこなわれました。

    

英語教員やALTの質問になかなか答えられず苦労していましたが、より一層何を準備すればよいのか明確になりました。

今回の研修では課題研究交流や大学訪問に加えて、台南光華高校さんと共同で「地震」について研究発表やディスカッションをおこないます。学んできた内容は研修後、全校生徒に発表をします。参加生徒の皆さん、本日の温かな応援を力に、頑張りましょう!

 

 

祥雲館里山 シイタケ菌打ち

知る人ぞ知る、祥雲館の里山でシイタケを栽培しています。

3月2日(土)、地域団体「ごもくやさん」のみなさんにご指導いただき、科学部生物班のメンバーでシイタケの菌打ちを行いました。

菌打ちに取りかかる前に、古くなって朽ち果てた榾木(ほだぎ:しいたけを植え付ける原木のこと)を1カ所に集めます。こうしておくと、カブトムシやクワガタが集まるかも?です。

いよいよ、菌打ちです。榾木は、2か月前に「ごもくやさん」が用意してくださいました。里山で切ったコナラです。まず、電動ドリルで榾木に穴を開けます。そして、その穴に駒菌を打ち込みます。菌を打ち込んだ榾木は、林に運び、日が当たらないようにして1年間寝かせます。この榾木からシイタケが栽培できるのは、2年後です。

 

 

2時間働いて、40本の榾木の植え付け(駒菌の数800個!!)ができました。作業の後に、収穫したシイタケを焼いて食べました。このシイタケは、4,5年前に植え付けたものです。祥雲里山の原木シイタケ、とっても美味しかったです。

 

全国大会出場権獲得!(RoboCupJunior2024阪神ブロック大会)

3月22日~3月24日 ポートメッセなごや(国際展示場)開催される

RoboCupJunior JAPAN OPEN 2024 名古屋】の出場権をかけた阪神ブロック大会にteam.祥雲が参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ WorldLeagueOpen 2チーム

 【team祥雲 A Edition】(丸岡・山本・古市)

 【team祥雲 S Edition】(松浦・上月・倉本)

・WorldLeagueLightWeight 5チーム

 三田学園物理部は部内戦で勝ち進んだ5チームがブロック大会に出場しました。

 

 昨年から復活したオンサイトでの大会となりましたが、コロナ禍による近隣ロボット教室の休校、学校関連もロボット製作ノウハウの消失、競技規定の多くの改定された結果、「県立三田祥雲館高校」「三田学園」のみが活動を継続し、全国大会常連校の意地を見せることとなりました。

 WorldLeagueOpenの2024年の主な競技規定の変更点を紹介します

1)ビジョンシステムの複数搭載可(2023~)

2)  バッテリー電圧上限の緩和

 競技規定が年々更新され、規定に即したロボットを自作する競技であるため、「競技ロボットの開発力」「プログラミングスキル」「試合における判断」が問われる「各種ロボコン大会」や「魔改造の夜」のような予選会が行われました。

調整風景

 

 

【team.祥雲 A Edition】vs【team.祥雲 S Edition】

第1戦

2台vs2台で試合が行われますが、【A Edition】の1台がビジョンシステムの不調の為か、思うように動きません。

前半A(0-3)Sで折り返します。後半【A Edition】調子を取り戻しますが、結果 A(2-6)Sとなります。

 

第2戦

毎日のように対戦を行い相手のロボットの動きの特徴やコンディションすら分かっています。【A Edition】は大会直前まで、機器の不調が多く、プログラム熟成が進みませんでした。【S Edition】が優位な試合展開が進みに働き、S(6-2)Aで【S Edition】が勝ちました。

 成績発表

WorldLeagueOpen

お祝い 第1位【team祥雲 S Edition】 第2位【team祥雲 A Edition】

RoboCupJunior JAPANでは、大会期間中、8から10試合を実施します。競技規定をクリアする機体設計だけでなく、全戦を戦い抜く耐久性、故障時の対応力が必要となります。

[2台のロボットが故障することなく全試合フィールド上にいるチーム]が勝ち残ります。

 

 大会役員の皆さん、メンター(保護者)の皆さん本当にありがとうございました。

RoboCupJunior JAPAN OPEN 2024 名古屋までに、ロボットの精度をもっと上げて、「全国大会歴代最高順位2位」以上、優勝を目指して頑張ります。 

そして夢の世界大会キラキラRoboCup 2024 Eindhoven Netherlands】キラキラ(オランダ開催)へ行きたいな。

「地理情報システムを探究活動に利用する」研修会

1月27日(土)、28日(日)、兵庫県内の高校教員、高校生を対象とした「地理情報システム研修会」を開催しました。探究活動にフリーのオープンソフトであるQGISを利用できるよう、地理情報の意義や使い方を学ぼうという研修です。5校から教員5名、生徒5名、本校生10名が参加しました。

初日は基礎編。人と自然の博物館の三橋先生より、QGISの操作を体験しながら、地理情報が自分たちの生活にどれだけ深く関わっているかを教えていただきました。

 

2日目は応用編。まず、北海道のNPO法人エンヴィジョン環境保全事務所の工藤さんから、実際にGISを使った環境保全活動のお話を聞きました。情報を可視化し共有することが大切であるということがよくわかるお話でした。その後、それぞれがテーマを決めて地図を作ることに挑戦しました。

 

最後に、作った地図について発表を行いました。「フクロウとカラスの分布」や「人口と鉄道」など、それぞれユニークな面白い発表でした。

 

 

生徒の感想を紹介します。「コンピューターについてすごく興味が湧きました。将来どんな学科の大学に行くことになって、どんな職業に就くことになっても、gisは役に立つと思いました。もっとスキルを向上させるために使い込んでいきたいです。」この研修を通して、「課題解決のためにアイデアを出して考える力」が向上したという生徒も大勢いました。今回学んだことを、学校で行う課題研究だけでなく、様々な場面で役立てていきましょう。

サイエンスフェアin兵庫

1月21日(日)サイエンスフェアin兵庫が開催されました。

祥雲館からは口頭発表3班、ポスター発表5班が神戸大学統合教育拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス・甲南大学FIRSTの3会場に分かれて、SS探究Ⅱの探究成果の発表を行いました。発表会場では高校生同士の質疑応答だけではなく、大学教授や、企業の研究者、専門家の方からの助言もいただき、より研究内容を深めることができました。

また、高校生の発表に加えて、スーパーコンピュータ「富岳」の見学会や、大学・研究機関による最先端の研究発表、研究成果がいかに社会で実装され活かされていくのかを学ぶ機会もあり、大変有意義な一日となりました。この機会に得られた知識や体験を今後の探究活動に活かし、より深い学びへつなげていきましょう。

 

▼ポスター発表の様子

 

祥雲SSHシンポジウム

三田祥雲館高校ではSSH事業の取組みとして、三田市こうみん未来塾と連携し「祥雲SSHシンポジウム」を毎年2回開催しています。高校生を中心に、小・中学生から大学生、地域の方々まで、多世代が集まりサイエンスについて学び、語り合う場です。各回とも、第1部に学校や地域団体の研究や活動発表、第2部に基調講演、第3部にディスカッションや質問タイムを設けています。

令和5年度第1回 9月23日(土)「動物園から見る生物多様性」

第1回目のテーマは「生物多様性」です。1部は、本校科学部生物班の「海水を避ける海の貝:タマキビガイ」に関する研究発表、地域活動団体の里山の保全や標本として未来へ残すための剥製づくりのお話がありました。

 

第2部基調講演は、横浜動物園ズーラシアの村田園長による「動物園から見る生物多様性」です。動物園には、娯楽だけではなく、教育や調査研究、野生生物保護の役割があることを学びました。

 

最後に、人博の三橋先生がファシリテーター、発表者4名をパネラーとして「生物多様性」について話し合いました。小学生からもたくさんの質問があり、様々な考えを知ることが出来ました。

 

おまけ: 「ためになるけど面白くないのが学校、面白いけどためにならないのがディズニーランド、面白くてためになるのが動物園!!」だそうです。みなさん、動物園に行きましょう!!

 

令和5年度第2回 12月16日(土)「宇宙への挑戦」

2回目のテーマは「宇宙」です。三田天文クラブ、関西学院大学理学部宇宙・物理学科のご協力での開催です。1部では、三田こうみん未来塾の「天文・宇宙コース」の塾生である小中学生の研究発表と関西学院大学松浦研究室の大学生による研究紹介でした。

 

基調講演は、JAXAの岩田先生による「リュウグウから火星へ はやぶさ2の成果とMMX計画」です。はやぶさ2プロジェクトに関わっておられる岩田先生には、毎年ご来校いただき、最新の話題をお話頂いています。

 

シンポジウムの後は、昨年新しく設置された関学の天体観測ドームの見学と本校里山駐車場での観望会を計画していました。が、残念ながら曇っていたため、観望会は中止となりました。今年で3年連続の観望会中止です。天気はままなりませんね。下の左の写真は、観望会の代わりとして、科学部天文班の生徒が星空クイズなどをしているところです。関学のドームの見学は実施できました。学生さんたちに解説していただき、「身近なところで、こんなにすごいことをやっているんだ」と一同、感激して帰りました。

 

液体窒素実験(サイエンス探究基礎)

11月21日(火)7時間目

大講義棟にて「サイエンス探究基礎」の時間に、大阪大学基礎工学部電子物理科学科物性物理科学コースの井澤公一先生をお招きして、「極低温の世界における物理現象」と題して講義をしていただきました。

 

 講義の後も残った生徒に実験や説明をしてくださいました。

 

プレ探究発表会(SS探究Ⅰ)

11月15日(水)3,4時間目

1年次生の「プレ探究発表会」が開催されました!

 

事前に行われた分野別発表会で選ばれた代表班が、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに取り組んできた成果を披露します。各班が発表資料を作成し、自分のダブレットをスクリーンに映して発表しました。

発表後の質疑応答も活発に行われ、有意義な発表会となりました。

 

分野別発表会(SS探究Ⅰ)

11月8日(水)3時間目

1年次生の「プレ探究発表会」に向けて、代表班を決める「分野別発表会」を行いました。

 

今まで探究してきた内容を、皆の前で発表するのはとても緊張しますが、発表する方も発表を聞く方も真剣な表情です。

 

代表に選ばれた班は、11月15日(水)の「プレ探究発表会」でも頑張ってください!

第4回祥雲探究祭 Part4

星3年次生 課題研究ポスター発表星

第3部 3年次生がポスター発表を行いました。第1部では、緊張気味でしたが、生き生きと研究を発表する姿が見られました。

星閉会式星

人と自然の博物館、関西学院大学の先生方よりご講評をいただきました。

 

今年度も3年次生は全員発表をしました。他学年との交流もあり、様々な分野の研究を知ることができた研究を楽しむ1日になりました。

第4回祥雲探究祭 Part3

星2年次生 課題研究中間発表星

第2部 2年次生は8つの教室に分かれ、中間発表を行いました。2年次生の発表に3年次生と大学教員がアドバイスします。

1ツ星4枚プレゼンで、中間発表をしています。

 

1ツ星2年次生の発表を聞いて、3年次生がアドバイスしています。

 

1ツ星大学教員よりアドバイスをいただいています。

 

これからの研究に活かしていきましょう!

 

Part4へつづく

第4回祥雲探究祭 Part2

星1年次生 Share our Experiences!!星

第2部 1年次生は大講義棟にて、「1年次生の体験発表(人文バスツアー、プログレス探究A、オーストラリア研修)」「クラス代表によるビブリオバトル」を行いました。

1ツ星人文バスツアー

 

1ツ星プログレス探究A

 

1ツ星オーストラリア研修

 

うまくまとめてわかりやすく発表する工夫をしていて、お互いの体験を共有しました。

 

1ツ星ビブリオバトル

 

本の魅力を熱く語っていました!前を向いてしっかり発表できていたし、積極的に質問の手があがり、みんな素晴らしかったです!

 

Part3へつづく

第4回祥雲探究祭 Part1

9月29日(金)

「第4回祥雲探究祭 研究を楽しむ1日~伝えよう、考えよう、語り合おう~」が開催されました興奮・ヤッター!

 

星3年次課題研究口頭発表星

第1部では、3年次生全員が18教室に分かれ、1グループ1回15分の口頭発表を行いました。今まで研究してきたことを聴衆者に伝えます。

 

Part2へつづく

講座内発表会(SS探究Ⅲ)

9月21日(木)3,4時間目

「SS探究Ⅲ」で講座内発表会がありました。

2年次から今まで各グループで探究してきたことを講座内で発表しました。

 

より分かりやすく伝えるにはどうすればよいか、みんな工夫していました。

来週(9月29日(金))は祥雲探究祭です。

伝えよう!考えよう!語り合おう!

第3回プログレス探究A 「京大アイセムスで最先端科学にふれる」

本日は,京都大学アイセムスで最先端の科学について学びました。

 

樋口雅一先生による特別講義

 

 

施設見学では貴重な設備について惜しみなく説明していただきました。

 

 

 

 


アイセムス研究者との座談会

 

 

 

 

最後にご協力いただいた皆さんとの記念撮影をしました。

ありがとうございました。 

令和5年度 SSH生徒研究発表会に参加しました!

8月9日(水)・10日(木)の2日間、神戸国際展示場で令和5年度生徒研究発表会が開催されました。

本校からは20回生・SS探究Ⅲを代表して「誰でもフィッシャーキューブマスターに!~解法のフローチャートと3Dモデルの作製~」をテーマに研究発表を行いました。全国から集まったSSH代表校が数学・情報・物理・生物・科学などの各分野の研究成果を披露する中、本校の生徒2名も堂々とポスター発表を行いました。

 

キラキラブースでのポスター発表

 

キラキラ全体会の様子

 

キラキラ斎藤兵庫県知事も訪問されました。

 

キラキラJ:COMの取材を受けました。

 

キラキラ発表者の2人お疲れさまでした!

 

令和5年度 さんだサイエンスフェスティバル 出展いたしました。(SSH)

8月5日(土)まちづくり協働センター(キッピーモール6F)にて「さんだサイエンスフェスティバル」が開催されました。

今年は三田市内から27団体が参加、本校からは科学部(天文班・生物班・Robotics班)の3団体が出展いたしました。



まずは天文班【宇宙まで届け! かさ袋ロケット】

宇宙を観察することがメインの私たちですが、今日はその「宇宙に届くようなロケットの開発?」を小学生の皆さんとチャレンジしました。


あなたの記録は何mでしたか?

Robotics班【ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦】
今年11年目となる自律制御型ロボットの研究の成果及び、小学生に体験していただくために、リモート型ロボットを出展しました。


生物班【プラナリアのかんさつ】
「切っても切ってもプラナリア」で有名な驚くべき再生能力をもつ小さな生物の研究。

驚くほどの再生能力。見ていただけましたか?

14:00~「ロボカップジュニアサッカーロボットの研究&模擬戦」をステージで発表

三田学園物理部とともに自作自律制御ロボットによるサッカー競技を見てもらいました。

多くの小学生の皆さん見に来ていただいてありがとうございます。
この後も、三田祥雲館では、星空教室・祥雲シンポジウムなどのこうみん未来塾のお手伝いをします。是非参加してくださいね。お待ちしています。音楽

1年次探究アワー

7月18日(火)3,4限目

講師をお招きし、6つのグループに分かれて講義を受けました。

A 貧困をなくそう 質の高い教育をみんなに

B エネルギーをみんなにそしてクリーンに 産業と技術革新の基盤をつくろう

C 住み続けられるまちづくりを

D つくる責任 つかう責任

E 気候変動に具体的な対策を

F 陸の豊かさも守ろう

講師の方から地域の課題解決に関する取り組みの話を聞き、自分たちには何ができるか、どのようなことを考えていくべきか、自分自身と社会との関わりについて考えました。夏休みは自分たちでSDGsのゴール向けた具体的な取り組みについて調べ、レポートを作成していきます。

【SSH Global】科学協働研究@プログレス探究Bが始まりました

7月13日午後、プログレス探究Bの受講者が、タイ王国プリンセスチュラボーンサイエンスハイスクールチェンライ校(PCSHSCR)の生徒さんとオンラインで科学ディスカッションをおこないました。これは本校とPCSHSCRでおこなう科学協働研究計画の最初の授業として実施しました。

今回はそれぞれの学校の教員と生徒の自己紹介のあと、3つのチームに分かれて、協働で取り組みたいと思っているテーマについて発表しました。本校生徒のチーム1は竹炭による脱炭素化について、チーム2はナノファイバーについて、チーム3はドローンの災害救助への利用についてプレゼンをおこないました。お互いに質問をしたり、自由に会話をしたりして、パートナーシップの構築へ向けていいスタートが切れたようです。

今後、2校で数名ずつでチームを構成し、チームメンバーが確定したら、授業内外でのやりとりを通じてテーマを絞っていき、協働研究をすすめていきます。成果もそこに至るプロセスも楽しみですね!

関西学院大学研究室訪問(サイエンス探究基礎)

6月27日(火)7限目

2年次「サイエンス探究基礎」受講の理系生徒が8グループに分かれて、関西学院大学の理学部化学科、理学部数理科学科、工学部情報工学課程、工学部物質工学課程、生命環境学部生物科学科、生命環境学部生命医科学科、建築学部建築構造・地震工学研究室、建築学部ユニバーサル建築・都市計画研究室のうち2つを訪問し、見学をさせていただきました。

   

研究内容の説明を受けたり、高校にはない整った実験環境や高価な装置などを見せていただき、みんな興味津々、大学生活のイメージもふくらんだようです。お時間を作ってくださった大学の先生方、学生のみなさん、ありがとうございました!