校長たより
早くも2月に突入
1月があっという間に終わり、早くも2月に突入しました。3年生は現在、自宅学習期間に入っています。3年生がいない学校は、ややもの寂しい雰囲気。教室から机・椅子が出され、今はワックスの乾燥中です。
体育の授業では、持久走をしていました。いくつかのチームに分かれての駅伝? 互いに大きな声で励まし合っている姿を見て、とても元気づけられました。(ちなみに私は、高校時代に県駅伝で丹波篠山路を走ったことがあります)
ある生徒が、校長室へ寒中見舞いを届けに来てくれました。タブレットで描いた絵はオリジナル、そのクオリティの高さに驚かされました。寒い日が続きますが、みんなで健康に気をつけて過ごしていきましょう。
大雪(?)
1月24日(水)10:15、丹波市に大雪警報が発表され、3限から臨時休校としました。翌25日(木)朝、警報は解除されていましたが、大雪でした。1週間前の初雪景色と同じ向きで写真を撮ってみました。雪の積もり具合が明らかに違います。
当日は、早朝から多くの先生方が、駐車場や通学路の雪かきをしてくださいました。私も少しだけ手伝いましたが、雪かきの大変さを身をもって実感しました。豊岡市・丹波市在住の先生方や、昨年の大雪を経験された先生方によれば、「これぐらいの雪は普通」とのこと・・・!!
25日は3学年卒業考査の最終日でもありました。3年生の皆さん、高校生活最後のテスト、お疲れさまでした。考査終了後、7人の3年生が合格体験発表会として1・2年生に思いを語ってくれました。自分の言葉で熱く語る姿に、3年間の成長の跡を感じました。ありがとうございました。
初雪景色
1月16日(火)の朝、降雪により、学校が今年度初の雪景色になりました。朝の通勤では、丹波市に入った途端、景色が真っ白になりました。雪は積もっていたものの、凍ってはいなかったので、なんとか通勤に支障はありませんでした。
昨年の1月25日、大雪で大変だったことを思い出しました。氷上西高校では、膝の高さまで雪が積もり、除雪が間に合わず、学校の駐車場に車が入れなかったと聞きました。
(→曽根前校長先生の当日のブログ記事)
私は当時、神戸の学校に勤めていました。当日の朝は降雪と凍結のため、高速道路は通行止めになり、一般道路のいたるところで事故が起こり、大渋滞になっていました。結局、途中で出勤をあきらめましたが、自宅に戻れたのはお昼を過ぎた頃でした。
来週の中頃、再び降雪の予報が出ています。昨年のようなことが起こらないよう願うとともに、安全第一で行動したいと思います。
(追伸)
明日、丹波市内高校生による能登半島地震災害支援募金活動を行います。
・日時:1月20日(土)13:00~14:30
・場所:ゆめタウン丹波 正面玄関付近
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
3学期スタート
1月9日(火)3学期始業式を行いました。校長講話では2つの話をしました。
1つ目は、災害に関する話。
・「未災」:私たちは未災者。まだ被災していないだけであり、未来に被災する可能性は高い。
・「災間に生きる」:私たちは災害と災害の間を生きている。災害は、いつか、突然、やってくる。だから、心構えや備えが大事。
・「自分事」:自分ならば災害の時どうするか。自分の命や自分の大切な人の命をどう守るか。
2つ目は、壺にまつわる話。
・「一番最初の大きな石は、一番最初にしか入らない」
・「大きな石」とは、人生にとって一番大事なもの。
大きな災害が起こっている今、改めて考えてほしいと思います。
1月9日(火)10日(水)西高近くの佐治八柱神社で、佐治えびす祭が行われていました。えびす吉兆、学校内に飾らせていただいています。ありがとうございます。
1月11日(木)am*amさんのキッチンカーがやってきました。今回の新作は「サルサハラペーニョ」。辛い物好きの私にとっては、嬉しい新作です。3学期もよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。
まずはじめに、1月1日の能登半島地震で亡くなられた方々に心からお悔やみを申しあげます。また、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。現地では、一般のボランティアや支援物資の受け入れが、まだ難しい状況だと聞きました。専門の方々による救助や支援を、願いながら見守るしかありません。今できることは、義援金など・・・微力でもできることをやるしかないとの思いです。
氷上西高校は、今日が仕事始めです。「丹波霧」に包まれた真っ白な朝となりました。第3学期のスタートに向けて、様々な会議や研修会を行っています。
校長室前には、美術の授業で制作した年賀状が飾られています。多可町の「杉原紙年賀状全国コンクール」に応募するそうです。
校長室内では、胡蝶蘭が一株だけ咲いています。すべての花が落ちた後に復活し、再び花を咲かせました。
9日(火)第3学期始業式。生徒の皆さんがそろって元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
よいお年をお迎えください
2学期終業式が終わり、冬季休業に入りました。学校では、部活動で登校している人もいますが、もの悲しい雰囲気が漂っています。
クリスマスまでの期間、美術の授業で制作したクリスマスオーナメント(?)が飾られていました。朝日を浴びると光り輝いて、とてもいい感じでした。
久しぶりに、オオムラサキのケージに行ってみました。幼虫の姿は見当たりませんでした。冬は、落葉したエノキの葉の裏側で越冬するそうです。
朝、真っ白な霧に包まれることが多くなりました。秋から冬にかけて発生する風物詩で「丹波霧」と呼ばれています。自然の深さと神秘さを感じます。
寒い日が続きますが、皆さん体調など崩さないよう、くれぐれもご自愛ください。新年の1月9日(火)に、全員がそろって元気な姿を見せてくれることを期待しています。
それでは・・・
☆ よいお年をお迎えください ☆彡
塵も積もれば山となる
12月22日(金)第2学期終業式を行いました。校長式辞では、「塵も積もれば山となる」をテーマに、3つのエピソードを紹介しました。
①のエピソードは、実践すると大変なことになります。元ネタは、戦国時代の武将豊臣秀吉の家臣 曽呂利新左衛門 が秀吉に要求した褒美の話です。興味のある人はぜひ調べてみてください。
②のエピソードは、こんなことにならないように、という教訓として受け取ってください。個人的に大好きな漫画・アニメで、実写映画化もされています。その物語の発端となった出来事の話でした。
③のエピソード「1日1%」の結論は、計算結果が示すとおり客観的な事実です。ただし「1年間継続する」ことが最も大変です。「継続は力なり」と言いますが、まさにそのとおり。
私もこれを機に「1日15分の努力」を始めました。何を始めたかは秘密です。1年後に37倍の成果が現れるよう、頑張ります。
第2回氷上西高校魅力化推進協議会
12月13日(水)氷上西高校において魅力化推進協議会を行いました。丹波市教育委員会、芦田集学校、青垣地域自治協議会、佐治倶楽部の方々に集まっていただき、特にeスポーツ部の活動に焦点を当てて協議しました。部長の金井君と副部長の山下君からは、現在の活動報告と今後の活動提案がありました。
eスポーツ部は、4日(月)から正式に活動をスタートしています。この日、各新聞社の取材を受け、記事が掲載されました。(神戸新聞NEXTの記事はこちら→https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202312/0017127686.shtml)
現在、部員は1年生7人、活動は週4回(月火木金)。今後さらに部員が増えることを期待しています。部員同士でルールを協議したり、スキルに基づいて各自の目標を設定したりしています。「部活動」として着実にスタートしていると感じました。
今後は、月1回で交流会を開催する予定です。まず、1月20日(土)に地域の方々を対象とした企画を計画中です。近々、詳細を案内できると思います。また、2月には同世代向けの交流会を考えています。近隣の中学生や高校生を、氷上西高校に招く会となりそうです。
魅力化推進協議会でも、メンテナンス費用やプロコーチ招聘など、今後の様々なサポートについて検討していただいています。その支援に感謝の気持ちでいっぱいです。今後の活動の展開が楽しみです。
2学年修学旅行
12月4日(月)から7日(木)まで、修学旅行で沖縄へ行ってきました。いろんな「人」「もの」「こと」と出会い、貴重な時間を過ごすことができました。2年生にとって、大きく成長する機会になったと思います。
修学旅行中の様子は、「学校行事」の「行事特設ページ」をご覧ください。ここでは、修学旅行中に感じたことを、少しだけ書き留めておきます。
ひめゆり平和祈念資料館。宮良ルリさんの記録映像にハッとしました。元ひめゆり学徒隊の一人で、資料館館長も務められ、2年前に97歳で亡くなられました。20年前に直接お会いして話を聞き、涙したことを思い出しました。
ビーチでの一コマ。マリン体験ができなかったのは残念でしたが、ゆったり・まったりとした時間が流れていました。
飛行機雲。美ら海水族館の館内から出たときの1枚。雲が飛行機の形に見えたので、思わず撮りました。
ホテルでのビュッフェ形式の食事。品数豊富で、どれも美味しくて、思わず食べ過ぎてしまいました。今日から節制生活です。
校内点描2
西高は今日まで2学期期末考査でした。5日間全員欠席なしで受験できました。生徒の皆さん、ご苦労さまでした。
来週12月4日(月)から7日(木)まで、2学年は修学旅行に行きます。行き先は沖縄です。沖縄の来週の天候は良くなさそうですが、全員で事故・怪我・病気なく思い切り楽しんできたいと思います。
今回のブログでは、試験期間中に校内を見回って、目についたものをいくつか紹介します。
まず、職員室前廊下。提出課題と思われる冊子類が山積みになっていました。提出しなければならないものがたくさんあるようです。大変そうです。
次に、校長室前。美術2年生の個人作品「ストーンアート」が展示されています。1つ1つ個性的で興味深い。思わず見入ってしまいます。
最後に、特別教室棟。校内美化のポスターが刷新されていました。C類型の人が作成したようです。どれも力作でしたが、特にシュールだったのが下の写真です。
カメムシ
最近は寒くなって数が減りましたが、今年はカメムシが大量発生していました。西高の校長室では、今もカメムシが頭上を飛び回っています。
西高に出現しているカメムシは、茶色です。私が住んでいる加西市では、緑色です。これまで、南北の気候差によって色が変わるのだと思っていましたが、種類が違うようです。西高で見られるのは、茶色の「クサギカメムシ」。加西市では、緑色の「ツヤアオカメムシ」が多く見られます。
西高の校内では、次のような掲示がしてあります。作成者が誰なのかは聞いていません。もしかしたら、無断転載となるかもしれません・・・。(後日談:西本教頭先生作でした。掲載についても許可済みです。)
以前勤めていた宍粟(しそう)市の高校でも、カメムシが多かったです。宍粟市では、カメムシと呼ばずにガイザと呼びます。丹波市でも特別な呼び方があるのかと思っていましたが、普通にカメムシと呼ぶようです。
ちなみに下の写真は、メスのガイザと教えてもらったもの(当時の生徒による情報)「メスはオスに比べて大きくて、滅多に見ることができない」と聞き、写真を残していました。今回改めてネットで調べてみると、「オオトビサシガメ」という別の種類のカメムシのようです。
文化祭「いろどり王国」
先週末10日(金)11日(土)の文化祭「いろどり王国」の報告です。「学校生活の様子」の記事(→こちら)もご覧ください。
各々が自分たちの「いろどり」を発揮し、一つの大きな絵を描きあげてくれた、そんな素晴らしい文化祭でした。全てを伝えようとすると書き切れないので、ステージ以外の特筆すべきほんの一部だけの記事です。
青垣小・青垣中・氷上中の作品展示。青垣小1年生の絵に心動かされました。青垣中・氷上中の吹奏楽部にもお世話になりました。
模擬店、全制覇。どれもおいしかった。
1年生ケーキセットとクッキーとマシュマロ。あまりにもかわいいデコレーションで、インスタ映えしそう。
2年生お化け屋敷。なかなかの雰囲気。脅かし役が不在だったのが残念。
3年生ネコバス。学年対抗優勝だけあって、クオリティが高い。
茶華道部のお茶会。絵になるかっこよさ。お茶、おいしかったです。
PTAの方には、模擬店・受付・駐車場整理とフル回転でお世話になりました。
レストラン山の駅さんのWESTバーガー。清水さん家のシイタケソテーが絶品でした。(形を崩してしまった写真ですみません)
3 Roasteryさんのラテ。ハートのラテアートに心躍りました。
eスポーツ見学会。キーボード、マウスなど、いろんなものがレインボーに輝いていました。
全ての出し物で、思いっきり楽しませてもらいました。興奮と感動が冷めやらぬ2日間でした。ありがとうございました。
地域イベント満喫
今日10日(金)と明日11日(土)は、西高文化祭「いろどり王国」!文化祭の詳細は、次週のブログで改めてお伝えします。今回は、先週末に西高生が参加した地域イベントの様子を紹介します。
11月4日(土)
(青垣中学校文化祭)
西高ダンス部のステージを見ました。青垣中学校の展示は、レベルが高い。驚きました。西高の文化祭でも、青垣小学校・青垣中学校・氷上中学校の展示作品をお借りしています。感謝。
(常瀧寺もみじ祭り)
荒木本舗さんと共同開発したお饅頭を販売していました。もちろん、購入しました。大公孫樹(大イチョウ)を見るため山を登りましたが、想像以上にきつかった・・・
11月5日(日)
(八宿祭り)
あまごバーガー(FLOPPY BURGER HOUSEさんとのコラボ)とマリトッツオ(Gulten Free Bakery 369さんとのコラボ)を販売していました。どちらも美味しかったです。他にも多くのお店や催し物がありましたが、時間の都合で泣く泣く後にしました。
(架け橋プロジェクト丹波祭・のど自慢大会)
柏原高校・氷上高校・氷上西高校の生徒による共同企画。丹波市長の林時彦様もお越しになりました。優勝は山南町。司会の徳岡さん、大活躍でした。
すべてを訪れることは叶いませんでした。ほんの一部の紹介です。西高生、大活躍!皆さん、お疲れさまでした。
自主・互譲・責任
氷上西高校は「自主・互譲・責任」の校訓を基に建学の精神を継承してきました。今回は、今も学校に残っている校訓を探してみました。
まず、体育館。校歌の上に校訓が掲げてあります。この校訓がいつ誰によって書かれたものかは、記録に残っていません。
次に、中庭。校訓碑がありました。碑の裏側には「十周年記念60.11.1」とあります。しかし、創立二十周年記念誌には「昭和62年4月30日建立」とありました。真相は・・・謎です。
さらに、こんな碑も見つけました。「元気・根気・やる気」初代校長、松尾源三先生の言葉を、第4回卒業生が後輩に伝えたいと思い、卒業記念として建てたそうです。
(追伸)
今週末は、氷上西高生が様々なイベントで活躍します。すべてを見て回ることができないのが残念ですが、皆さんの活躍を期待しています。
11月3日(祝)
・佐治八宿祭り:地域ビジネス栗ぜんざい班、架け橋クイズ大会、ダンス部出演
・緑の中のコンサート(年輪の里):ギター部出演
・氷上中文化祭:ダンス部出演
11月4日(土)
・常瀧寺もみじ祭り:地域ビジネスぎんなん&栗饅頭班
・青垣中文化祭:ダンス部出演
11月5日(日)
・佐治八宿祭り:地域ビジネスあまごバーガー班、マリトッツォ班
・常瀧寺もみじ祭り:地域ビジネスぎんなん&栗饅頭班
・芦田ふれあい祭り:eスポーツ部ボランティアスタッフ、ダンス部出演
・架け橋丹波祭(年輪の里):架け橋6町対抗イベント(私はのど自慢大会で審査員をします)
eスポーツ部~本格稼働まであとわずか!
eスポーツ部を覗くと、今日も準備作業に余念がありませんでした。
ゲーミングデスクとゲーミングチェアの組み立て作業は完了。さらに、PCやモニターなどの接続と配線も完了。ついに、本格稼働へ向けた雰囲気が高まってきました。
おそらくデスク配置についても検討を重ねたのでしょう。最新スペックの5人用対戦ゲーム環境は、部屋の奥に設置されていました。また、練習用のロースペックPCは、パーティションに沿う形で設置されていました。まだできていないものの、Nintendo Switchでくつろぐスペースも確保できそうです。
週明けの10月30日(月)に、専用回線工事を行います。回線が引かれれば、パソコンの設定やアカウントの取得などの作業に入り、いよいよ本格稼働となります。まもなく「eスポーツ部始めました!」という告知ができそうです。
後日、完成披露の報道発表を、改めて大々的に行う予定です。生徒の皆さんだけでなく、地域の皆様も楽しみにしておいてください(・・・というか、自分自身が最も楽しみにしているのかもしれません)。
キンモクセイ・ギンモクセイ
毎朝出勤すると、まず校長室の窓を開けます。2週間ほど前から、キンモクセイの甘い香りが漂ってくるようになりました。キンモクセイはどこにあるのかと探してみると、玄関先に大きな木が立っていました。これまであまり意識していなかったので、それがキンモクセイであることに気づいていませんでした。
過去の資料を調べてみると、昭和54年3月31日に植えられたようです。県立学校シンボル樹として行われた植樹の一環で、一本が当時20万円もしたとか。また、キンモクセイは青垣町の町木でもあります。
玄関両脇にキンモクセイが2本並んでいるのかと思いきや、玄関に向かって右側の木はギンモクセイのようです。その花は白色で、香りはキンモクセイよりも控えめで、花に顔を近づけるとほのかに感じられる香りでした。
キンモクセイの花言葉の1つに「謙虚」があります。その由来は、素晴らしい香りを放つのに比べて、花が控えめであることだとされています。ギンモクセイの花言葉の1つは「初恋」です。中国では古くから、デートの前にギンモクセイのお酒を飲んで甘い香りを漂わせる習慣があったそうです。
氷上西高校校歌3番解説
9月15日のブログに続いて、今回は校歌3番の解説をします。校歌解説はこれで完結となります。3番のテーマは「校訓にあるような理想を抱いて未来に臨む西高生」です。
♪3番♪
自主と互譲と負う責任と
永代不変の理想に生きる
手立てを探る未知への門出
還らぬ時の束の間惜しみて
氷上西高 氷上西高 挙りに挙る
<言葉の意味>
互譲:自己の利益ばかりにとらわれず、他を思いやり譲り合うこと。
手立て:方法
束の間:一瞬。短い間。
挙る:一斉に、一致して事を行う。西高全体がそろって理想に向かって進むことをいう。
<大意>
自主・互譲・責任の校訓をいただいて、氷上西高生は時代を越えた真の理想に生きようとする。
その手立てを求めたずねて、未知の世界へと旅立つ時は来る。
今こそ、二度と還らない時の一瞬をも惜しんで、氷上西高そろって、理想に向かって進もう。
*****
作詞・作曲をされた方について調べてみました。
作詞:富田 砕花(とみた さいか)
「兵庫県文化の父」と称される詩人、歌人。岩手県盛岡市出身で、1921年(大正10年)に芦屋市に移住。1976年(昭和51年)4月17日、校歌作詞のため氷上西高校に来校されています。そして同年6月18日、氷上西高校開校記念式典で校歌が披露されました。
作曲:橋本 喬雄(はしもと たかお)
旧中町出身の作曲家。多くの学校の校歌を作曲されています。近くでは、丹波市立和田中学校、丹波市立神楽小学校、丹波篠山市立丹南中学校など。私の地元、加西市立善防中学校の校歌も作曲されています。
残念ながら、お二人とも既にお亡くなりになっています。調べてみて、歴史の深さや重さを改めて感じました。お二人の思いも受け継ぎ、校歌を大切に歌い続けていきたい、そう思いました。
eスポーツ部~進捗状況報告
10月4日(水)eスポーツ部の準備作業を見学しました。部屋の中にはタイルカーペットが敷き詰められていました。部屋の雰囲気が一気に変わりました。9月15日神崎先生の記事の写真と比べてみてください。→記事へのリンク
その後は、ゲーミングデスク&チェアの組み立て作業が行われました。ものづくりが大好きな私も組み立てたかった・・・しかし「生徒の手作りでeスポーツ部を形にする」というコンセプトを尊重し、泣く泣く手はつけませんでした。
すべて組み立てるには、もう少し時間がかかりそうです。ゲーミングデスク&チェアをそれぞれ10台ずつ組み立てる予定です。それが完了すれば、次にPC、Switch、モニターなどの配線や設定作業が待っています。なかなか活動をスタートできていませんが、楽しみながら着実に準備が進行しています。
(訂正)
8月25日の校長たよりで「9月4日に専用回線工事を行います」と書きました。しかし、その後工事が延期となりました。9月20日再調査が行われ、10月30日工事予定。NTTさんに「できるだけ早く工事をしてください」とお願いしていますが、なかなか対応してもらえないのがもどかしい・・・
ウェルビーイング教員研修会
9月25日(月)放課後、全教員が集まって研修会を実施しました。テーマは「ウェルビーイング~幸せに働ける組織づくり~」です。
ウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良い状態にあることをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念」のことを言います。これからの教育現場でキーワードとなる概念です。
事前に教員アンケートを実施し、その結果データを用いて対話をする「サーベイフィードバック」という手法を用いました。職場改善に向けての取組(=アクションプラン)について話し合いました。
教員が笑顔でいる方が、生徒の皆さんも幸せだと思います。西高の魅力を維持するためにも、教員が笑顔でいられる職場環境をつくります。
校内点描
在校生でも意外と気づいていないかも・・・そんな校内のさりげない風景(?)を集めてみました。
(メダカ)
校務員の石井さんが飼育されています。かなりお腹が大きくなっているので、もしかしたらまた卵を産むのかもしれません。
(自動販売機)
2台のうち1台は、100円からのリーズナブルな価格です。6月に教育実習に来られた中垣先生が、西高在籍中に生徒会役員として要望し、導入されたものです。
(エレベーター)
特別教室棟にあるエレベーターは、最新式です。非接触型のボタンを備えています。思わず「ハーッ」と手をかざしてしまいます。
(幼虫)
久しぶりにオオムラサキのケージを覗いてみると、緑色の幼虫がいっぱいでした。エノキの葉もかなり食べられているようです。