校長たより

校長たより

吹奏楽部・サブカルチャー(茶華道)部

7日(日)多可町文化会館(ベルディーホール)で行われたブラスフェスタに行ってきました。氷上西高校と多可高校の吹奏楽部が、合同で出演しました。顧問の中澤先生と富永先生も出演されていました。両校とも部員が少ないので、今後も一緒に活動する機会が増えれば・・・と思います。
吹奏楽部は、15日(月・祝)に青垣住民センター西側「青垣ひろっぱーく」で行われるリニューアルオープンイベントでも演奏します。今度は、青垣中学校吹奏楽部との共演です。そちらも楽しみにしています。

10日(水)サブカルチャー(茶華道)部の活動を見学しました。中島先生のご指導のもと、和やかな雰囲気で活動していました。私自身、茶道の作法には詳しくありませんが、部員の皆さんにいろいろ教えてもらいながら、お茶を楽しみました。
3年生の足立眞白さんは、3年間の活動経験があり、非常に落ち着いた振る舞いでした。2年生の3人はまだまだこれからかな・・・学ぶことが多くて大変そうです。これからの頑張りに期待しています。ほっとする時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

ふれあい体験

7月1日(月)から5日(金)まで、1学期期末考査を行いました。本日(5日)無事に終了しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。
テストが終わり部活動再開、という人もいるでしょう。最近は蒸し暑い日が続いています。熱中症にはくれぐれも注意しながら、体を徐々に慣らしてください。

今回は、テスト前に行われた1年生の「ふれあい体験」について書きます。

28日(金)1年生の家庭基礎(中澤先生)の授業で、認定こども園あおがきを訪れ、ふれあい体験を行いました。私が見に行ったときは、ちょうど玉入れを始めるところでした。

そら組(5歳児)のみんなは礼儀正しくて元気いっぱい、西高の1年生も負けじと元気でした。玉入れが始まると、1年生は情け容赦なく必死になり、そして・・・園児たちに勝ってしまいました。

園児たちのくやしそうな表情に少し心が痛みましたが、玉片付けでは園児たちが勝ち一件落着しました。最後には、園児たちとタッチをして退場しました。その光景を見て、心が洗われ、優しい気持ちになり、元気をもらいました。

園の先生方からは、認定こども園あおがきを卒業した1年生もいると聞き、懐かしい顔を見ることができてよかったと言っていただきました。また、園の先生方と談笑する1年生の姿も見られました。
園児たちや園の先生方には、大変お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いします。

オオムラサキ放蝶会

25日(火)青垣小学校の3年生を招いて、オオムラサキ放蝶会を行いました。丹波の森公苑の角谷様にも専門家としてご来校いただき、解説等をしていただきました。丹波の森公苑様には、毎年ご支援をいただいています。ありがとうございます。

西高生によるオオムラサキ講座の後、幼虫やサナギを観察し、実際に触れてもらいました。最後には全員で放蝶を行いました。小学生たちが目を輝かせながらはしゃぐ姿が印象的でした。

西高での飼育担当の中心は藤澤先生です。藤澤先生によると、今年はオオムラサキの生育に関して少し心配なことが起こっている、とのことです。
①今年は6月6日に最初の羽化を確認。近年、羽化がかなり早くなっています。
②今年のオオムラサキは、ほとんどが雄。雌が少ないため、産卵してくれるかが心配です。
③今年のオオムラサキは、例年以上に羽が痛んでいます。

丹波の森公苑の角谷様によると、
①丹波の森公苑では、今年は羽化が遅れている。
②雌は雄より2週間ほど遅く羽化する。今、幼虫やサナギでいるものが雌になる可能性もある。
とのことでした。

近畿総体

近畿総体を観戦してきました。


☆15日(土)ボクシング部田村さん、女子ライトフライ級で決勝進出☆彡

大阪朝鮮中高級学校で試合が行われました。対戦相手は、和歌山高校のNさん。初めて対戦する相手ですが、中学の時に日本一になっている強豪でした。

素人目ですが・・・構えた姿に、いい意味で力が抜け、余裕が感じられました。狙いを定めて、パンチを繰り出す瞬間にスピードを上げる、そんなレベルアップが見られました。試合は相手を圧倒し、3-0の判定勝ちで、決勝進出を果たしました。

(決勝は翌日の16日(日)、ライフル射撃部と日程が重なり、観戦できませんでした・・・)

決勝の対戦相手は、近畿最強の大阪府羽衣学園高校のMさん。善戦したものの、0-3の判定負けで2位となりました。これまでの対戦で最も善戦したと聞きました。

そして、女子ライトフライ級からは2人が全国へ出場できるということで、2年連続の全国インターハイ出場を決めました!強豪ひしめく中での出場決定は、見事としかいいようがありません。次の目標へ向かって、全国でまず1勝、を願っています。


☆16日(日)ライフル射撃部横谷君、ビームピストルで9位☆彡

大阪府能勢ライフル射撃場で試合が行われました。本格的なライフル射撃場で、独特の雰囲気がありました。かなり暑くて、じっとしていても汗が出るような環境。集中力を持続させるのは、なかなか難しいと感じました。

結果は501点。県総体の491点を上回る得点を出しました。特に最後の2発、59発目・60発目は、連続で満点の10点を出しました。精神的な強さを感じさせてくれた競技内容でした。

順位は2点差の9位。8位までがファイナル進出だっただけに、悔しい思いもしましたが、大健闘でした。兵庫県から出場した選手の中では3番目、というところにも成長の跡が見られました。

横谷君はこれで引退となります。今回の経験は、今後の高校生活やこれからの人生に活かされることと思います。引き続き、後輩の指導もよろしくお願いします。

第1回(?)体育祭

8日(土)体育祭を実施しました。風がかなり強かったものの、爽やかな快晴の1日でした。これまでは「体育大会」と呼んでいましたが、49回目を迎える今年、初めて「体育祭」としました(今回を「第1回体育祭」と呼ぶかどうかは、もうしばらく検討します)。

応援旗の部では、第1学年が優勝しました。遠くから見ると、夕焼けを思わせるグラデーションが映えました。予行では全く飛べなかった大縄飛びが、1日で見違えるように飛べるようになったことに驚きました。

競技の部では、第2学年が優勝しました。綱引きでは、一斉に全員が上を向くという体勢が見事でした。パフォーマンスバトルでは、昨年とガラッと雰囲気を変え、さすがと思わせる団結力を見せてくれました。

パフォーマンスバトルの部では、第3学年が優勝しました。あのパフォーマンスは凄かった!体が震えるような感動を、久々に感じさせてもらいました。途中から、涙を流しながら見入っていました。3年生にとっては高校生活最後の(そして、おそらく人生最後の)体育祭となりましたが、今後の人生における大きな財産になったと思います。

準備を進めてくれた生徒会をはじめとする生徒の皆さん、いろんな面でサポートしてくださった先生方・PTAの皆様、ボランティアとして運営補助をしてくれた青垣中学校の生徒の皆さん、生徒たちに熱い声援を送ってくださった保護者の皆様・地域の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。

改めて「氷上西高校の体育祭最高!」と思いました。

体育祭予行

明日8日(土)に体育祭を開催します。今日7日(金)は明日の本番に向けて、午前は会場準備や予行、午後は学年別練習を行いました。

今日は、ほぼ全員が学校指定の体操服を着用しています。氷上西高校の体操服は「赤色」です。真っ赤な姿もなかなか見応えがあります。ちなみに明日は、各学年ごとのTシャツ姿になります。

今年は、吹奏楽部の人員が増えました。中澤先生、富永先生、事務室の壇さんも加わっています。体育祭の開会式や閉会式での演奏が、かなり華やかになりそうです。

午後の学年別練習では、恒例のパフォーマンスバトルへ向けて、大きなかけ声が響いていました。どの学年も気合い十分で、明日が楽しみです。

保護者の皆様、地域の皆様、お時間が許すようでしたら、ぜひ氷上西高校の体育祭にお立ち寄りください。生徒たちへ熱いご声援を送っていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。

県総体

26日(日)県総体を観戦しました。ボクシング部は西宮香風高校で、ライフル射撃部は明石西高校で、大会が行われました。

☆ボクシング部・田村さん、女子ライトフライ級優勝、近畿大会へ☆彡

対戦相手は、昨年度と同じ芦屋学園高校のMさん。試合は(素人目ですが)両者とも昨年よりスピードが上がり、成長を感じました。そんな中、田村さんは積極的に前へ前へと出て、相手を圧倒しているように見えました。
判定結果は2-1の勝利。専門的なことはわかりませんが、改めてボクシング競技の難しさを感じました。とりあえず第一関門突破です!
神戸新聞NEXTの記事は→こちら(会員でないと全文は読めません)

☆ライフル射撃部・横谷君、ビームピストル5位、近畿大会へ☆彡

ボクシング会場の西宮香風高校から、ライフル射撃会場の明石西高校へ大急ぎで移動しました。明石西高校に到着したときには、ビームピストルは終わり、ビームライフルの試射が始まっていました。
ビームピストルの得点は491点。本番で大自己ベストを出したそうです。男子4位で全国大会は逃したものの、男女あわせて5位に入り近畿大会出場を決めました。昨年全国・近畿に進めなかった先輩のリベンジを果たしてくれました!

(日程が重なり、今年も観戦することはできませんでしたが・・・)
☆トライアスロン・金井君、県高校選手権で1位☆彡

26日(日)「みんなのチャレンジトライアスロンin丹波青垣」に出場。この大会は県高校選手権を兼ねており、昨年に続いて1位になりました。
しかし今年は、他府県の高校生に敗れて全高校生では2位。悔しい思いをしていると聞きました。7月の全国大会での更なる奮起に期待しています。

さらに・・・
☆陸上競技部・五十川君、砲丸投、県大会出場☆彡

5月11日(土)明石公園陸上競技場(きしろスタジアム)で行われた丹有地区予選を突破し、県総体に出場しています。
県総体は、31日(金)神戸ユニバー記念競技場で行われましたが、平日のため観戦することができませんでした。顧問の先生から、写真を送ってもらいました。

校門前には、昨年度の卒業生が贈ってくれた卒業記念品の横断幕が掲げられました。「輝く地域の星」としての活躍、嬉しい限りです。

トビタテ!ポーランドへ2

3年生の足立花穂さんと校長室で話をしました。並々ならぬ思いの強さとレベルの高さを感じました。
8月1日から2週間、ポーランドへ留学します。滞在する都市は、クラクフ、ワルシャワ、チェンストホバ。チェンストホバは、足立さん曰く「ポーランドの精神的首都」だそうです。練習曲は、ショパンのエチュード10-10、10-11、10-8、ノクターン9-3、さらにいくつかのワルツ。調べてみると、かなり難易度の高い曲です。クラクフ音楽大学とショパン音楽大学でレッスンを受けます。

改めて応募書類を確認しました。5000字以上の文章を書き上げ、内容も素晴らしいものです。その中の応募理由(ほんの一部)を紹介します。

『将来自分の演奏で地域の人々に感動を届け、皆を笑顔にして元気づけ、地域の活性化を図りたいという私の思いを、実現に近づけてくれるきっかけとなると確信しました。事前学習では日本全国から集まった高い志を持つ高校生の方々と出会うことができ、渡航するまでの間にもお互いを高めあえることができると知りました。非常に音楽に関わりの深い生活をされているポーランドの人々を目の当たりにし、その中で自分自身も沢山のことを学び、将来の夢の実現に近づけたいです。』

ちなみに、私とショパンとの出会いは映画「さびしんぼう」でした。1985年公開、監督は大林宣彦さん(2020年に亡くなられましたが、一世を風靡した監督)、主演は富田靖子さんと尾美としのりさん(お二人とも現在も活躍中)。広島の尾道を舞台とし、「転校生」「時をかける少女」とあわせて「尾道三部作」と呼ばれています。
映画全編にショパンの「別れの曲」が流れ、「別れの曲」が中心となってストーリーが進んでいきます。私の青春時代、お気に入りの映画の一つです。この映画がきっかけで、ショパンにもはまりました。

完全定時退勤日

9日(木)は「完全定時退勤日」でした。先生方の勤務終了時刻の16:50にあわせて、生徒も先生も事務室の方も、全員が一斉に下校・退勤します。昨年度に月1回から始めて、今年度からは月2回実施しています。

今年度新しく来られた先生方は、最初戸惑われていました。「本当に定時に退勤するんですか」と聞かれたこともありましたが、徐々に定着してきました。生徒たちは慣れた様子で、部活動をしていてもうまく時間の管理を行い、16:50には校門を出ています。

月2回の実施日については、先生方の仕事や生徒たちの部活動などに影響が出ないように日程調整をして、事前に行事予定に組み込んでいます。その日にあわせて計画的に仕事を進めていき、当日に仕事を持ち帰ったり、翌日に仕事を持ち越したりすることがないようにしていきたいと考えています。

生徒も先生も事務室の方も、リフレッシュする時間をとりながら、毎日を元気に過ごしていきましょう。できれば「完全定時退勤日」以外の日も、早く帰れる日は早く帰る、でいきたいものです。健康第一です。

以下の写真は、9日(木)17:00の学校の様子です。

トビタテ!ポーランドへ

5月1日(水)朗報が入ってきました。3年生の足立花穂さんが「トビタテ!留学JAPAN」の選考を通過し、奨学金を受けて留学することが決まりました。昨年の宮垣さんに続き、2年連続の快挙です。花穂さんはピアノを学ぶため、本場のポーランドに8月1日から留学します。

花穂さんのピアノについて知ったのは、昨年の5月終わり頃でした。昼休みになると毎日音楽室や体育館でピアノを弾いているという話を聞き、様子を見に行ったのが最初でした。

その美しいメロディーに、感動を覚えました。実はそのとき、私の好きなショパンの「別れの曲」をリクエストしました。練習して完成したら、聴かせてもらう約束をしています。

1月には、写真を入れた応募書類の「自己PR」を見せてもらいました。そこからは、本場で音楽を学びたい!という強い意志が伝わってきました。

また、応募に際して、かなりの量の文章も書いていました。その文章にも読む人を感動させる力がありました。今週は花穂さんとゆっくり話する時間が取れなかったので、ゴールデンウィークが終わったらじっくり話を聞いて、応募書類の文章も紹介できればと思います。

全く別の話題ですが・・・下の写真は、普通教室棟2階の掲示板。思わず目を引かれて、写真に収めました。スキルアップに向けて、皆の意識が高まることを期待しています。

ギンモクセイの実

今週は、21日(日)22日(月)1年生オリエンテーション合宿、22日(月)2・3年生進路探究バスツアー、25日(木)部活動総体壮行会と、多彩な行事がありました。これらの様子については、先生方が記事を投稿してくれています。学校生活の様子や行事特設ページは、こちらからご覧ください。

ここでは先日、ふと気づいたことについて書きます。
毎朝、校務員の石井さんが玄関周りの掃除をしてくださっています。25日(木)の朝には、玄関前でいっぱいの実を集められていました。
よく見てみると、玄関に向かって右側にあるギンモクセイに、たくさんの実がついていました。一方、左側にあるキンモクセイには、全く実はついていません。

調べてみると、日本にあるキンモクセイには実はつかないようです。キンモクセイはイチョウと同じ雌雄異株(雌花と雄花を別の株につける植物)ですが、日本には雄木しかありません。キンモクセイは雄木の方が花付きがよく、江戸時代に中国から雄木が輸入され、その後挿し木で増やされたのだそうです。
どうやら氷上西高校のキンモクセイ・ギンモクセイは、雄木・雌木のペアのようです。(昨年10月のキンモクセイ・ギンモクセイの記事は→こちら

高源寺坐禅体験

16日(火)1年生の高源寺坐禅体験を実施しました。今年は、その様子を少しだけ覗くことができました。

昨年のブログでは「座禅」と書きましたが、正しくは「坐禅」と書くようです。「坐」は座る行為を表し、「座」は座る場所を表します。「ざ禅」においては行為が重要であると考え、「坐禅」がよりふさわしい表記とされています。

当日は、山本住職様からさまざまな教えを受けました。特に、坐禅の2つの目標 ①自分の呼吸に集中する ②足が痛いのを我慢する を強調されました。集中力と忍耐力は、学校生活や将来においても必要とされる力です。

これから西高で過ごしていく中で、好きなことだけでなく嫌いなことにも取り組まなければなりません。嫌いなこととどう向き合うか。今回の坐禅を通じて、自分の心に問いかけてみてください。

以下は、高源寺で撮影した写真です。
300年ぶりに大改修された仏殿。4月29日(月)に落慶法要があります。

苔の帽子をかぶった石像。昨年テレビで取り上げられていました。

始業式・入学式

8日(月)午前に始業式、午後に入学式を行いました。

始業式の校長式辞では、「ア・ヒ・ル」の話をしました。
 ア:あいさつをする
 ヒ:人の話を聴く
 ル:ルールを守る
これらは、大人になってからも大切なことです。生徒の皆さんはもちろん、先生方にも心がけてほしいと思います。

入学式の校長式辞では、「校訓」の話をしました。
 自主:誰かに指示される前に行動できる
 互譲:思いやりを持って互いに譲り合う
 責任:自分に与えられたことを最後まで果たそうとする
校訓は、本校の「不易(いつの時代においても必要とされるもの)」の1つです。ことあるごとに思い返しましょう。

入学式で、ダンス部とギター部の人たちが、校歌を披露してくれました。高らかな歌声、ありがとうございました。西高では、毎日放送で校歌が流れます。新入生の皆さんも、一日も早く歌えるようになってください。

当日は、全校生欠席なし!でした。全校生が元気な姿で西高に勢揃いしたことは、何よりも喜ばしいことでした。しかし、無理は禁物です。自分のペースをつかむまでは、しんどいときは休みながら、ゆったりとスタートしていきましょう。

令和6年度スタート

4月1日(月)新着任の先生方を迎えました。今年度は異動が多く、職員室の雰囲気も少し変わったように感じます。しかし、「西高生のために」という強い意志は変わらず、皆さんの熱い思いが感じられます。

4日(木)は新入生登校日でした。新入生たちの緊張した様子が印象的でした。最上級生・中堅学年となる皆さん、3学期に話した「恩送り」をよろしくお願いします。先輩として、新入生を温かく迎え入れてください。

学校では、水仙や桜の花が美しく咲き誇り、新入生を歓迎する雰囲気を作り出しています。週明けは少し天気が悪そうですが、春らしい暖かい日が続きそうです。8日(月)に、新入生を含む全校生徒が、元気な姿で西高に勢揃いすることを楽しみにしています。

令和6年度へ向けて

3月29日(金)は、令和5年度最後の勤務日となりました。3月に入って初めて、ストーブをつけなくても過ごしやすい、暖かい日和が訪れました。

体育館には、新しい音響設備が導入されました。ふるさとひょうご寄付金~環境応援プロジェクト~によるものです。ご寄付いただいた皆様に、心より感謝申しあげます。前方スピーカーからはっきりとした音が流れるようになりました。早速、4月当初の様々な式典から活用していきます。

普通教室棟の1階廊下の天井が、きれいになりました。さらに、事務室から普通教室棟へ向かう通路の上や、体育館前方の壁なども、これから整備していきます。

異動される先生方の見送りが行われました。氷上西高校のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。新しい職場でも健康に気をつけて、さらなるご活躍をお祈りしています。(写真は撮影することができていません。異動される先生方に関する情報は、近々、新聞などで発表されます。)

恩送り

本日22日(金)第3学期終業式を行い、令和5年度を無事に終えることができました。在校生の皆さん、1年間お疲れさまでした。保護者の皆様、1年間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

校長式辞では、卒業式の式辞でも触れた「恩送り」について、3つの話をしました。

①映画ペイフォワード
②スーパーボランティア尾畠春夫さん
③シンガーソングライターasariさん

この1年間を振り返ると、多くの方々からたくさんの恩を受けたと感じます。先生方、家族、地域の方々、友人たち・・・。受けた恩は心に刻んで、感謝の気持ちを持ち続けましょう。そして、これから出会うであろう人たちに「恩送り」をしましょう。

春休みを充実したものにし、大きな事故や病気、怪我などなく、新入生の皆さんも含め、4月8日(月)に元気な姿で集まることを楽しみにしています。令和6年度も、部活動、学校行事、生徒会活動、学習活動などで、さらなる活躍を期待しています。

丹波佐治福よせ雛

3月2日(土)丹波佐治福よせ雛を見に行きました。氷上西高校からは、探究Iの温泉班と保護猫班が、関西大学佐治スタジオで展示を行っています。
芸が細かくて、よーく見てみると、いろんなところに猫が潜んでいます。後ろで足湯をしている姿が滑稽でしたが、左側の足湯で2体ともひっくり返っているのはわざと?

他のところも見て回りました。今年のテーマは夏で、バーベキューや海水浴、宴会など、微笑ましいお雛様たちの姿に心が和みました。丹波佐治福よせ雛は、3月24日(日)まで、丹波市青垣町佐治地域内の数ヶ所で楽しむことができます。

また、当日は青垣住民センターで、ギター部によるライブが行われました。その様子はこちら→「ギター部活動報告 福よせ雛LIVE」

別の話題ですが・・・
青垣小学校の「まちの自慢発表動画」を拝見しました。「丹波布」の学習として、3年生が綿花を栽培し、1年生が綿くりをして、6年生が丹波布を織るという、繋がっていく活動が印象的でした。下のQRコードから、発表動画を視聴できます。

第48回卒業証書授与式

2月27日(火)第48回卒業証書授与式を挙行しました。48回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご卒業を心よりお喜び申し上げます。丹波市長様、PTA会長様をはじめ、多くのご来賓の皆様にもご臨席賜りました。深く感謝申し上げます。

卒業式における卒業生・在校生の皆さんの立ち居振る舞いは、とても立派でした。皆さんが「輝く地域の星」として更なる飛躍を遂げ、「幸せになる」ことを心より願っています。2年生は最上級生、1年生は中堅学年として、先輩の意思をしっかり引き継いでください。

卒業生の教室には、美術部と2年生有志が描いたという黒板アートがありました。力作だったので、写真を撮らせてもらいました。

体育館の舞台上にあったお花は、玄関に移動して飾られています。玄関が一層豪華になりました。

最後に、式辞で紹介した詩を掲載しておきます。田口久人さんの作品です。当たり前の何気ない日々を大切にしていきましょう。

「幸せになる」
一瞬でも幸せになりたいなら
好きなものを食べなさい
1時間幸せになりたいなら
仲のいい人と話しなさい
1日幸せになりたいなら
大好きな人と出かけなさい
毎日幸せになりたいなら
今が幸せであることに気づきなさい

卒業生を送り出す準備


20日(火)連携型入学者選抜の合格者発表を行いました。西高の連携型入試は、5年連続で定員を超過しています。それはとてもありがたいことですが、不合格者が出るのは心苦しい。3月入試で再挑戦してくれることを願っています。

一方、体育館では卒業式へ向けて、シート敷きと椅子並べが行われていました。卒業生を送り出す準備が着々と進んでいます。
1月10日から始まった「校歌をしっかり歌おうキャンペーン!」が、20日に終わりました。放課後、教室から高らかな歌声が聞こえてきました。27日(火)卒業式での校歌斉唱が楽しみです。

校長室前には、美術の新しい作品が展示されました。スマホスタンド、シーサー、そして土偶(?)だそうです。力作揃いで、一気に華やかになりました。

たんばっ子!学びフェスタ・チャレンジQのメッセージ

たんばっ子!学びフェスタのチャレンジQで、丹波地域の小学2年生から6年生が、各学年ごとに作成された筆記問題に挑戦しました。このたび、氷上西高校の1・2年生が、応募者へのメッセージを書きました。

問題に取り組んだ小学生たちが、高校生からのメッセージを受けて、励みにしてくれれば嬉しいです。ちなみに、小学2年生の問題を見てみると、大人でも少し悩むような骨のある良問でした。小学生たちが懸命に問題に取り組んでいる姿を想像すると、微笑ましい気持ちになりました。

8日(木)は、am*amさんのキッチンカーが今年度最後の来校でした。今回は、下の写真のようなバレンタイン用クッキーの販売もありました。レーザーで加工したというチャームつきです。
1年間お世話になりました。来年度もよろしくお願いします。