学年・専門部
1・2年生 進路ガイダンス
3月1日、1・2年生の進路ガイダンスを行いました。
〈1年生〉
1・2時間目 分野別模擬授業
看護・医療、社会福祉、語学、経済学などの分野別に分かれ、それぞれ専門の
先生による授業が実施されました。金融投資の基本的内容、言葉を通してみる
人間の考え方など、我々の生活に身近なところからの問題提起などで、学問の
奥深さ、魅力について熱い講義がなされ、生徒たちは興味津々でした。また、
就職・公務員希望者に対しても、心構えやマナーに関する講座が行われました。
3時間目 講演会
「進学について」と題し、谷安啓行先生からご講演いただきました。主に大学へ進学する意味
について、理系・文系のメリット・デメリット、入試の種類などをふまえ、今から何をどうする
べきかについて、教えていただきました。大変わかりやすいお話で、生徒にとって今後の進路
決定・勉学に向けて貴重なものになりました。
〈2年生〉
〔進学希望者〕
1時間目 進路指導部講話
本校の進路指導部長より、今後の進路決定に向けての流れ、
受験の方針、模試の意義と活用法等について講話を行いました。
2・3時間目 学校別説明会
関西圏を中心に、60校の4年制大学・短期大学・専門学校から
講師の方にお越しいただき、各学校を希望する生徒に対し、学校の
概要から受験の方式、卒業後の進路などについて、説明していただ
きました。大変親切かつ丁寧な説明で、少人数でもあり終始和やか
な雰囲気で、より身近に志望校を感じることができました。
〔就職希望者〕
◆インターンシップ報告会
三田市消防本部でのインターンシップを終えた生徒3名より、
実習内容、そこから学んだことについて発表をしてもらいました。
◆卒業生講話
企業に就職し、第一線で活躍している3名の卒業生に来校して
いただき、後輩へのアドバイスも含め、講話をしていただきまし
た。社会人としての含蓄のある先輩たちの言葉に、生徒たちは
真剣に聞き入っていました。
◆座談会
講話をしていただいた3名の卒業生に、先日卒業したばかりの
1人を交え、会社での業務や高校の時の就職活動などについて、
アドバイスを受けました。
卒業証書授与式
暖かな春の到来を待ち望む中、卒業証書授与式が粛々と執り行われました。
76回生の巣立ちの日をご来賓の皆様方をはじめ、保護者の方々、地域の皆様、在校生と職員と共に見守ってくださり、誠にありがとうございました。
入場より堂々とした姿を見せてくれ、その成長ぶりと立派な様子にこれまでの思い出が駆け巡ってきたのではないでしょうか。
卒業証書授与では、体育館に卒業生231名の輝かしい姿、高らかに響く声、未来を見据える熱い眼差しが広がっていました。
校長先生の式辞では、はなむけの言葉として校訓である『まこと』が贈られました。まことの心で物事の本質を見抜き、強く楽しく生きていく。嬉しいこと、悲しいこと、楽しいことがあった時には、いつでも有高に訪れてください、と。校長先生からの温かなお言葉に、嬉しさを感じたのではないでしょうか。
同窓会の清陵会会長様並びに育友会会長様の祝辞では、みなさんの輝ける未来へ向けてのエールや今後の人生の指針となるお言葉をいただきました。
そして、在校生の送辞、卒業生の答辞とそれぞれの立場で今後の有高を発展させ、支えていく決意や、様々な方への感謝の言葉で溢れていました。
卒業生のみなさん、3年間の高校生活はどうでしたか。心に残る素敵な思い出が、一つでもあると嬉しいです。答辞では、後輩や先生方、家族に対しての感謝の気持ちを表していましたね。周りの人たちに気遣いの出来るみなさんなら、人々の織りなす社会に新たな色を加えてくれることでしょう。
力強く、生きていってください。有高は、これからも同じ場所で、時を刻んでいきます。
ご卒業、おめでとうございます。
卒業証書授与式予行・表彰式
卒業証書授与式を明日に控えた2月28日、全校生で予行を行いました。
3年生の晴れの門出を気持ちよく見送ろうと、それぞれが気持ちを引き締めて予行に臨みました。
明日は心に残る、卒業証書授与式が執り行われるとよいですね。
続けて表彰式がありました。
各種団体からの栄えある賞を受賞した3年生が、校長先生より賞状を授与されました。
また、3年間の学業や学校生活を勤しんだ3年生に、育友会会長様よりけやき賞、けやき賞皆勤賞が贈られました。
受賞された皆さん、本当におめでとうございます。たゆみない努力に、皆が拍手を送っていました。良きお手本となってくれましたね。
明日で卒業する3年生は、本校同窓会である「清陵会館」の入会式も本日行い、同窓会副会長様からのお祝いのメッセージをいただきました。これからも有高の卒業生として、先に卒業された諸先輩方と共に、有高の後輩たちの活躍を応援してくれると嬉しいです。
いよいよ巣立ちの時。3年生は「実感がない」「あっという間の3年間だった」「大学生になるのが不安」など、今の気持ちを聞かせてくれました。
明日、それぞれの胸の内に浮かんでくることは何でしょうか。
誰かに、その気持ちを伝えてくださいね。
人と自然科 県庁緑化活動に対し教育長より感謝状をいただきました
2月5日(月)兵庫県庁にて、県庁緑化展示にかかわる感謝状贈呈式が行われ、有馬高校人と自然科フラワーアレンジメント班の生徒が出席し、教育長より感謝状をいただきました。
兵庫県には農水産高校が12校あり、毎月担当校が県庁2号館のロビーに実習で学んだ技術を活かして作庭を行ったり、作品を展示したりして県庁に潤いのある空間を提供しています。この活動に対し、今回兵庫県教育長より感謝状をいただきました。
ちなみに今年度有馬高校人と自然科は10月を担当しました。
10月の県庁緑化を有馬高校が担当しています に関する記事はこちら
今年度は人と自然科農業クラブフラワーアレンジメント班の1年生を中心に作品を展示をしました。授業の中で学ぶフラワーアレンジメントを活用し、「多様性」をテーマにした作品を展示。メインで使われている7色は、LGBTQ+を象徴する色になっており、多様性を互いに認め合える社会の実現を願うという想いが込められています。
最後に教育長と一緒に記念撮影させていただきました。
今回の表彰を励みに、これからも普段の学びを活かして、さまざまな活動に取り組み、スキルアップしていきましょう。
学習活動発表会
1月28日、学習活動発表会が行われました。
人と自然科、総合学科の両科の生徒と教職員が一体となって積み上げてきた、地道な努力と学びの成果を発表する機会がやってきました。
それぞれの持ち場で準備をして、会場と心を整え迎えた当日の様子を、少し長くなりますがブログを通じて感じてください。
こちらは講義棟。芸術作品展示(美術・工芸・書道)発表の様子。
どの作品も時間をかけて丁寧に最後まで仕上げた様子が伝わってきます。
加えて体育館での発表。
家庭・福祉選択研究授業、国際交流・地域貢献、NIE・税の作文・産業社会と人間・人と自然科・修学旅行・ARIMA探究・課題研究をまとめた資料や作品の展示です。
展示発表を熱心に見ていた生徒の感想です。
「写真やイラストが多く、よくまとまっていると思う」
「課題研究の内容に興味が湧いた」
「他の授業でやっていることがよく分かって楽しかった」
など、皆の取り組みに感心を持ち、刺激を受けたようで双方にとって良い学びになったようです。
続いてステージ発表の様子です。
生徒会による趣向を凝らしたオープニングから始まり、産業社会と人間・「シードカードが繋ぐ心と伝統~人から人へ想いを込めて~」・「ファッション・コスメにおける多様性の均質化の流れを変えるには」・人と自然科2年「修学旅行」~沖縄 西表島~・総合学科2年次「修学旅行」~沖縄 石垣島~・「英語探究」・「社会福祉基礎」・「ビブリオバトル」・「根粒菌を用いた緑肥栽培」・「大豆ミートは地球温暖化防止に有効か」・「食堂アプリの開発」・「華道の世界に新しい風を」と、盛りだくさん。
どの発表も準備に時間をかけ、繰り返し練習をし、緊張しながらも多くの聴衆を前に堂々と発言している姿が印象的でした。
そして講評をいただいた先生からは「多様性に富み企画力、調整力が素晴らしく、高校生のまとめる力に感心した」とのお褒めのお言葉をいただきました。さらに、学びが深まるように今後へのアドバイスをご提案くださりました。
最後に校長先生より、発表する人、聞く人、運営するする人がそれぞれの力を発揮した活動となり、今後も有高の学びに自信を持ち、粘り強くVUCAの時代を生き抜いていくよう、お話がありました。
ご来場くださったご来賓並びに保護者や地域の方々、中学生の皆さん、ありがとうございました。
そして、ステージ裏で照明や音響を担ってくれたり、体育館の準備と片付けに勤しんでくれたり、見えない所で学習活動発表会を支えてくれた人、ありがとう。助かりました。
これからも有高生は、夢の実現へ向けてチャレンジをし続けていきます。
今後もよろしくお願いいたします。
防災ジュニアリーダーの小学校訪問
1月16日(火)、本校の防災ジュニアリーダー3名と「社会福祉基礎」受講者、合計12名が三田小学校を訪れ、1年生の児童に防災についての活動を行いました。
主な活動は (1) 防災カードゲーム (2) 紙食器作り (3) 防災のうた でした。
防災カードゲームでは、5,6人のグループになり、ランタン、簡易トイレ、紙スプーン、骨折時の対応、地震のときの対応などを示した14種類のカードについてジュニアリーダーが説明したあと、カードを取り合うゲームをしました。 紙食器作りでは、実際に新聞紙で児童に食器を作ってもらいました。一生懸命取り組み、できたときのうれしそうな顔が印象的でした。最後に行った「防災のうた」は「どんぐりころころ」の替え歌で、防災についての心構えを歌にしたものです。すぐに覚えて大きな声で歌ってくれました。
参加した本校生も元気な1年生に力をもらったようです。ありがとうございました。
人と自然科 77回生 総合実習「野菜班」の活動②
先日、3年生(76回生)の総合実習も終了、いよいよ77回生の出番です。
本日(19日)はニンニク圃場の除草と追肥を行いました。
ニンニクは10~11月に鱗片を植え付けて5~6月に収穫をします。
冬の間に十分に生育させることが大切なので冬の間に3回追肥を行います。
まずは、マルチ穴から出ている雑草を丁寧に抜いていきます。前日に雨が降り、
抜きやすい条件でしたが、中腰で行うためになかなか大変な実習です。
次いで、マルチ穴に追肥をしていきます。葉にかからないように注意して
株元に散布していきます。
2時間で予定していた実習を終えることができました。
これからも実習の様子を紹介していきます。野菜班の成長の様子を
楽しみにしてください。
人と自然科 課題研究発表会を実施しました
1月17日(水)講義棟に人と自然科1年生から3年生が集まり、課題研究発表会を実施しました。
人と自然科3年生課題研究の授業は、入学してから農業や環境について学んできた知識や経験をもとに、生徒自ら課題を設定し、計画、実施、評価反省する科目です。課題研究発表会は3年生にとって3年間の集大成。もう一つの卒業式ですね。
この日は3年生が自分が取り組んだ研究をまとめ、1.2年生の後輩の前で発表しました。人と自然科には野菜、草花、環境(来年度から果樹と緑コースに移行します)の3つのコースがあり、1.2年生はすべての部門を学びます。そして3年生になると一つのコースを選択し、集中的に学びます。ちなみに司会進行や計時もすべて1,2年生の生徒が担当し発表会を進めていきました。
それでは3年生が1年間取り組んだ研究テーマを紹介します。まず草花部門。
・草花でコンパニオンプランツはできるのか?
・綿花の比較実験
・NPKの割合が草花に与える影響
・シードカードで繋ぐ心と伝統~人から人へ想いを込めて~
・未来へつなぐ(繋ぐ)私たちの品種改良~好みの色を咲かせよう~
続いて環境部門。
・竹パウダーとタンニン鉄の有効活用
・浄水発生土の活用方法
・パパイヤの有効活用
・壊れたウッドデッキを修復
・植物にストレスを与えよう
・竹の活用~竹害の改善~
・ブドウの剪定枝を用いた堆肥作り
最後は野菜班です。
・イチゴの栽培・繁殖研究
・ミミズコンポストについて
・カボチャの新栽培
・ジャガイモの長期保存
・袋栽培について
・コンパニオンプランツによる環境にやさしい農業
どの発表も、専門性の高い素晴らしい研究内容で、後輩の1.2年生も先輩方の発表に見とれていました。そして発表会が進むにつれ、同級生や後輩からも質問が多く飛び出し、発表者はしっかり回答していました。さすが3年生ですね。
そして全学年生徒の投票の結果、野菜班『根粒菌を用いた緑肥栽培』の発表が学科代表に選ばれました。
今回学科の代表に選ばれた発表は1月27日(土)に有馬高校で行われる学習活動発表会にて、人と自然科代表として発表します。
中学生の皆さん、保護者の皆さま楽しみにしておいて下さい。
発表会終了後、3年生全員で今回が最後になるかも知れない集合写真です。
3年間人と自然科での学習いかがでしたか?農業や環境、そしてフラワーアレンジメントなど、人と自然科の特色ある学びに前向きな生徒が多く、作文コンクールや農業クラブ各種競技会、フラワーアレンメントの全国大会などで大活躍でしたね。この3年間、心も体も大きく成長したと感じています。人と自然科での学びや経験を活かし、次のステップでも頑張ってください。そして卒業しても、人と自然科の応援団でいて下さいね。農場の先生全員、卒業後の皆さんの活躍を心から祈りつつ、影ながら応援しています。
震災追悼行事
1月17日、29年前に発生した阪神・淡路大震災を受け、追悼行事が校内放送にて行われました。
29年前はまだ生まれていなかった高校生たち。現実味を帯びることは難しいことでしょう。しかし、本日行われた学校での追悼行事や震災体験者、情報番組などで当時の状況を見聞きすることで、様々な感情が湧いてくることと思います。それぞれが感じ、考え、思いを巡らし、伝えていくことが、自然災害に対しての危機管理や備えにつながっていきます。
校長先生の阪神・淡路大震災の被害状況を聞き、加えて先の能登半島地震の被害状況、災害対策状況を現地に赴いて情報収集をして来られたEARTH隊員の坂元先生の講話とスライド投影で、現地の方々の震災後の様子を目の当たりにしました。
生徒の皆さんは何を思ったでしょうか。阪神・淡路大震災の時は生まれていませんでしたが、この度の能登半島地震は、皆さんが存在する現在で起きたことです。
それぞれが抱いた感情と共に、震災により尊い命をなくされた方々へのご冥福をお祈りし、哀悼の意を表するために、黙祷を捧げました。
この度の追悼行事で感じた思いや願いが、これからも皆さんの心の中にとどまり続けることを希望します。
人と自然科 ひとはく連携セミナー最終回 六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わりについて学ぶ
1月12日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度最終回、第8回目となるひとはく連携セミナーが実施されました。
人と自然科は県立人と自然の博物館と連携協定を結んでおり『人と自然』の授業で年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学んでいます。
前回のひとはく連携セミナー 第7回 論文って面白い! 科学論文の読み方入門講座 に関する記事はこちら
今回は加藤 茂弘研究員より『六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり』をテーマに講義いただきました。
皆さんは地層や地質、岩石などに興味はありますか?先日石川県を中心に地震が起こってしまいましたが、私たちが住んでいる真下のには未知の世界が広がっています。まずは地層について学びます。地層には『累重の法則』があり、これは上位の地層のほうが新しく、深くなるほど古くなると言う法則です。一方で大陸プレートの下に海洋プレートが沈み込んでいる場所では海溝にたまった土砂とともに大陸側に押しつけられはぎ取られます。この部分は上に重なるほど古い地層になっており、これを『付加体』といいます。
次に岩石について。岩石は生成の過程により、火成岩、堆積岩、変成岩に大別され、それぞれの岩石の特徴について学びました。特にマグマが冷え固まった結晶化してできた火成岩には、流紋岩・安山岩・玄武岩・・・など中学校の理科で学んだ岩石があげられ、色などそれぞれの岩石の特徴や利用法についても知ることができました。
そして農業と地層との関わりについても学びました。たとえば火山岩が特徴的な地域は鉄やミネラルが豊富で水持ちがよい作物に適しています。そして凝灰岩が特徴的な地域では、粘土状の土を形成していることが多く米作に向いているそうです。このように地層は農業だけでなく、温泉や水の濾過など良い面、逆に地震や土砂崩れを起こしやすいという悪い面など、人間の生活と様々な場面でかかわっているんですね。
その他三田市周辺の特徴的な地層の話を交えながらの話も多く取り入れて下さり、とても興味が持てる内容でした。加藤先生有意義なお話を本当にありがとうございました。
以上で今年度のひとはく連携セミナーは終了です。1年生の皆さんいかがでしたか?高度な内容の講義を博物館の先生から直接聞く機会はなかなかないですよね。今回学んだことを武器にして、2年生以降の学び、そして3年生の進路につなげて下さい。県立人と自然の博物館の皆さま、このような機会をいただき本当にありがとうございました。
人と自然科 令和5年度第2回 先輩農業者特別授業を実施しました
1月15日(月)人と自然科1年生を対象に、今年度2回目となる先輩農業者特別授業を実施しました。
この授業は阪神農業改良普及センター様と連携させて頂き、地域で活躍されている先輩農家の方をお招きし、直接講義を頂くことで、将来の就農・進路につなげようという取り組みです。ちなみに今年は阪神農業改良普及センター様との共同事業として、5月に3年生(急きょ雨で実習できなかった1年生も合流)を対象に、宝塚市で観光農園『エーアイファーム』を経営されている石井伸啓先輩お招きし講義をいただきました。
そして夏季休業中には、農業インターンシップを
夏季休業中都市農業体験実習(有高版農業インターンシップ)に4名挑戦に関する記事はこちら
10月には2年生を対象に、農業先進地見学(バスセミナー)を実施しました。
今回お話しいただいたのは、淡路市でタマネギを中心にイネやキャベツを栽培されている『株式会社 K.ファーム』で雇用就農という形で就農されている吉本 ひばり先輩です。高校卒業後にすぐ就農、現在5年目ということでとてもお若く、私たち高校生にとってとても親しみやすい存在でした。
吉本先輩は農業高校ではなく普通科高校のご出身とのこと。また家が農家でもありませんが、幼いことから海外の友人との交流する中で「海外に日本の農業を広めたい」という熱い想いを持ちはじめたとのことです。そして中学・高校では部活動の陸上競技に打ち込んでいましたが、高校卒業後の進路を考えたとき、やはり幼い頃の夢である「農業」を職にすることを決意。自分の力で淡路島の農家に連絡しまくり、現在お世話になっている「K.ファーム」の社長さんと出会ったとのことでした。すごい行動力ですね。
知識や経験も全くない最初の3年間は感覚での作業や20キロのコンテナを積み上げるなど力仕事がメインの農業特有の大変さに戸惑ったり、仕事でミスをして叱られたり、地域の人に認めてもらうためのコミュニケーションなど、苦労の連続だったようです。そんな中でも自分の作った野菜を食べたときの感動や、同じ仕事をする社長と社員の距離の近さ、屋外での作業の気持ちよさなど農業特有の魅力もたくさん知ることができたそうです。
そして3年目を超えたあたりからやっと仕事にも慣れ、農業の本当のおもしろさが分かってきたとのことで、現在は販売マネージャーとして、各地で開催されるイベントの出展を取り仕切ったり、K.ファーム、さらには淡路島のタマネギを広めたりする活動に尽力されています。この5年間で「継続することの大切さ」に気づいたとのことでした。
吉本先輩からは独立就農と雇用就農のメリット・デメリットについても教えていただきました。独立就農は、経営者として農業経営を行うため、何事も自分で決めることができ、売り上げも自分次第でどこまでも伸ばせます。しかし売り先も自分で決めなければいけないので責任は重大です。一方で雇用就農は従業員として働くため、会社からのサポートがあり、安定した収入をもらいながら技術が身につきます。一方で自分のやりたい農業の実現が難しいというデメリットもあります。
最後に有馬高校人と自然科で学ぶ1年生へ
「とにかく今を楽しんで、勉強も私生活も学校行事も恋愛も部活動も・・・何事も手を抜かずに頑張って欲しい。私も高校時代に陸上を始め、何事も手を抜かずに頑張ってきたことが今の仕事に役立っています。最高な高校生活を送って下さいね。応援しています。」
というメッセージを頂きました。先輩の思いをみんな真剣に受け止めていたようで、講義終了後も『K.ファームにはどのような農業機械が導入されていますか?』『雇用就農するとき、何件くらいの農家に連絡しましたか?大変でしたか?』『雇用されるまでのお金の心配はありましたか?』など現実的な質問も多く飛び出し、充実した時間となったようです。
吉本先輩、お忙しい中興味深いお話本当にありがとうございました。そして阪神農業改良普及センターの皆様、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
人と自然科 冬季休業中も実習の授業を頑張りました
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、約2週間あった冬季休業も終わり、1月9日(火)から新学期が始まりました。この冬季休業中も人と自然科では「総合実習B(別名農場当番)」の授業があり、春からの栽培スタートに向けた実習を当番で行いました。
まずは2年生。ブドウ畑に基肥を施す実習を行いました。有馬高校人と自然科で人気の作物と言えばブドウ。毎年9月には在校生と保護者を対象に販売会を開催しています。
美味しいブドウを栽培するために欠かせないのが土づくり。冬の間にしっかりと肥料を施します。この日施した肥料は油かす・有機化成・苦土石灰・微量要素・・・・などなど
そしてメインの肥料は牧場直送、ダンプいっぱいの牛糞堆肥です。事前に掘っておいた穴の中に一輪車1杯、そしてブドウ畑にまんべんなく置いていきます。一輪車の扱い方上手です。
最後に歩行用のトラクタでブドウ畑を耕うんしていきます。歩行用といえどもかなりのパワーで体ごと持っていかれるので注意です。
1年生の生徒は、もち米を栽培した水田に堆肥を施す実習を行いました。11月に収穫を行い、そして秋の農業祭では大人気商品でしたね。
まずは先発隊が『畔切り』を行ったのちに、堆肥を落とす目印を水田に付けておき・・・
いよいよ説明を受けた本隊が登場。
印をつけた場所に堆肥を落とし、全面に広げていきました。
そして後発隊がトラクタで耕うん、堆肥をすきこんで実習完了です。
そのほかにも、年末に剪定したブドウの選定枝をチップにして堆肥化する実習や、新たな作物として栽培を始めるブルーベリーの鉢上げの実習、竹林管理や農場の環境整備など、新学期からの作物栽培に向け様々な実習を頑張り、知識や技術を身に付けることができました。
新学期からも花苗や野菜、果樹の栽培頑張って勉強しましょう。まずは4月に行われる春の農業祭が目標ですね。今年の春の農業祭は4月20日(土)を予定しています。お野菜の苗、お花の苗を中心に販売します。
皆さん楽しみに待っていてくださいね。
3学期始業式
新しい年が明けました。
年頭より心が傷む出来事がありましたが、一日でも早く、落ち着いた日常を取り戻せますように関係者の皆さまにお見舞い申し上げます。
有馬高等学校は本日1月9日より3学期がスタートしました。
それぞれの冬季休暇を経て全校生が体育館に集いました。
冒頭に校長先生の講話があり、年始の痛ましい出来事に触れられ、これから私たちがどのような心持ちで過ごしていけばよいかを考えさせられました。
そして冬休み中の有高生の活躍を紹介いただき、その雄姿に励まされる思いです。
1月2月3月は『行く・逃げる・去る』と言われるほど、あっという間に過ぎていきます。健康に留意しながら、充実した3学期をそれぞれが過ごしていくよう、校長先生より励ましの言葉をいただきました。
校歌を斉唱し、続いて表彰伝達がありました。
3学期も有高生の活躍と栄光を讃える拍手が、校内外でも響き渡ることを願います。
それぞれが新年に抱いたであろう抱負を胸に、新たな年も歩みを進めていきましょう!
2学期終業式
寒さが増した12月22日、2学期の終業式が行われました。
冷え込む体育館でしたが、全校生が集う中、先ずは有高生の活躍と健闘を称えました。
空手道部の近畿大会壮行会と表彰伝達がありました。
空手道部が近畿大会出場にあたり、形の披露が行われ、その気迫を目の当たりにし、心引き締まる思いにさせられる素晴らしいものでした。校長先生からの渾身のエールをいただき、更に気持ちが引き締まったことでしょう。
また、様々な分野での有高生の活躍を表彰伝達を通して感じることができましたね。努力が実り、高い評価や成績をおさめた生徒の皆さん、おめでとうございます。これからも有高生同士が刺激をし合って、高みを目指していきましょう。応援しています。
終業式での校長先生の講話では、1年の振り返りと共に有高生の活躍を称えられました。また、夢や希望を持つことの大切さと、叶えたい夢に向かって先ずは身近な小さなことから取り組んでいく、というアドバイスをいただき参考になったかと思います。そして、流れ星★の話は趣のある内容でしたね。普段から願いを思い続けることは、実現への大切な第一歩なのですね。
いよいよ令和5年は終わりを告げようとしています。心の大掃除をして、新たな自分になれるチャンスです。3学期の始業式では、そんな皆さんと元気にお会いし、共に成長していける1年の始まりでありたいですね。
良いお年をお迎えください。
人と自然科 農業クラブ サプライズで花の寄せ植えXmasプレゼント
12月22日(金)有馬高校は終業式を迎え、いよいよ令和5年も終わりを迎えようとしています。あったいう間に大晦日・・・お正月・・その前にみんなが楽しみにしているのがXmasですね。
終業式を終えたこの日の午後。JR三田駅前にはサンタ姿の高校生が登場。恒例となりました人と自然科農業クラブ本部役員の生徒による、花の寄せ植えサプライズ無料配布(クリスマスプレゼント)を実施しました。20年以上続いている伝統の地域貢献活動です。
この日に向け、農業クラブの生徒自ら播種、鉢あげなどの栽培を行ってきました。そして今年の寄せ植えは、1鉢にパンジーやビオラを4~6株を植栽。生徒が作成したクリスマスカードを添えました。「花の寄せ植え、無料配布しています。いかがですか~」駅のテラスで受け取ってくれる方を待ちます。
間もなく偶然通りかかった方が立ち寄って下さり・・・
『もらってもいいの?とってもうれしい。』
『本当にありがとう。玄関に早速置いておくわ。』
などなど受け取っていただいた方から嬉しい言葉をたくさん頂きました。そして用意していた100鉢が約40分でなくなってしまいました。寄せ植えを受け取ってくださった皆様。大切に育ててくださいね。
そしてこのブログを見て下さった方にもサンタさんから素敵なプレゼントが届きますように・・・Merry Christmas!
人と自然科 第2回農業法人仕事説明会に参加しました
12月20日(水)加古川市総合文化センターにて今年度2回目となる農業法人仕事説明会が開催され、農業系の大学や農業大学校への進学、そして将来農業関係の仕事に就くことを考えている本校1・2年生の生徒12名が参加しました。この事業は、近年増えている農業法人と農業高校で学ぶ非農家の生徒をマッチングさせることを目的に5年前から実施されています。
近年、将来農業を職としたいという非農家の生徒が増えてきており、その場合農業法人に就職(修行)し、技術の習得と人脈、信頼をを築いた後、新規就農する事例も多くあります。また近年の人と自然科生徒の進路希望、実績を分析すると、127年の歴史(多くの先輩方とのつながり)を活かした幅広い企業への就職はもちろん、農業系の4年生大学や農業大学校などへ進学し、その後就農する生徒が毎年出てきています。以下昨年度の進路結果です。
ちなみに今年(令和5年度)の3年生(76回生)の生徒も、現時点ですでに3名の生徒が農学系の国公立大学に合格。2名の生徒が県立農業大学校への進学、さらに近畿大学や龍谷大学など難関私立大学農学部にも合格しています。(全ての進路が確定しましたら改めて紹介します。)
今回は県下の農業法人16社の経営者がブースを設け、県内4校の農業高校生、農業大学校生87名が参加しました。
参加した生徒は積極的に農業法人のブースを訪れ、資料やタブレット、さらには映像を見ながら、作付け内容や農業へのやりがい、独立就農に向けたサポート体制などの話をメモをとりながら熱心に聞いていました。また、今回は研究開発、コンサル事業などを手がけている企業も参加しており、野菜や花などの作物栽培しか学べない有馬高校にはない、異なる分野の話も聞くことで視野を広げることができたようです。
そして参加者をよく見てみると見覚えのある学生が・・・昨年有馬高校人と自然科から県立農業大学校に進学した卒業生でした。農業大学校でも積極的に頑張っているようで、卒業後は農業法人への就職を希望しているとのこと。活躍する先輩の姿に励まされますね。
約2時間かけて各自6社のブースを回りました。様々な話を聞くことができたようで、参加した生徒はとても満足し、来年以降の進路選択に向け参考になったとのことです。
このような機会をいただきました兵庫県ならびにひょうご農林機構、就農支援センターの皆様、ありがとうございました。
76回生 総合学科課題研究発表会
12月14日(木)、講義棟にて76回生 総合学科課題研究発表会を実施しました。
14講座15班が持ち時間7~10分程度で発表を行いました。
発表テーマには、「食堂アプリの開発」や「大豆ミートは地球温暖化防止に有効か」、「ぬいぐるみキャラクターの活用と未来」などがありました。
どの講座も魅力的な発表でしたね。
今回の課題研究発表会の代表は2024年1月27日(土)に開催される学習活動発表会でも発表を行います。
また、2月3日(土)に豊岡総合高校で開催される兵庫県総合学科高等学校研究発表会においても発表を行います。
ぜひ、学習活動発表会で課題研究の成果をご覧ください。
人と自然科 農業クラブ 三田国際マスターズマラソンに出展しました
12月17日(日)有馬高校がある三田市にて、三田国際マスターズマラソンが開催され、有馬高校人と自然科農業クラブの生徒が花苗販売ブースを出展し大会を盛り上げました。
人と自然科では日頃の学びを活かして地域のイベントに積極的に参加し、社会性を身につけています。
毎年12月の中旬に開催される三田国際マスターズマラソンには、全国から約3,000人のランナーが集まります。コロナ前には毎年農業クラブの生徒が自分たちで栽培した花苗を販売していました。コロナ後最初の大会となった昨年はお休みしていましたが、大会参加者からのアンケートで「草花苗の販売はなくなったの?」「有馬高校生によるお花の苗販売復活して欲しい」というご意見を複数いただいたため、今年度5年ぶりの復活となりました。
早朝7時30分から準備スタート、この日は人気のパンジー、ビオラはもちろん、クリスマスに向けたポインセチア、お正月に向けたハボタンを持参しました。
9時になり、続々とランナーが集まってきました。そんなランナーを迎えたのが、人と自然科キャラクター「ひとっしー」です。最終打ち合わせはもちろん、開会式にもしっかり参加しました。
そしてスタート地点に向かうランナーに生徒と一緒に手を振り、エールを送りました。
一方販売所には応援に来られた方がたくさん草花苗を買いに来て下さいました。この日は前日と比較し気温が一気に下がり、さらに風が強かったので厳しい寒さでしたが一生懸命接客をしていました。
隣のブースでバザーを出展されている有馬高校育友会の焼きそば、チュロス、コーヒーも大人気。頑張っている農業クラブの生徒へと差し入れもいただき、生徒は大喜びでした。ありがとうございました。
12時頃、先頭のランナーが到着。ひとっしーくんもランナーや応援の子どもたちと一緒に写真撮影。あいかわらず大人気ですね。
13時頃大会は無事終了。ランナーの皆さんお疲れ様でした。最後に恒例の集合写真です。
たくさんの方に来場、購入いただき本当にありがとうございました。
ビジネスマナー講座
12月8日(金)放課後、3年生就職内定者、公務員受験者、2年生インターンシップ講座受講生を対象に、講義棟にて「ビジネスマナー講座」を行いました。
講師は、ECC国際外語専門学校 髙橋 佐智子 先生です。
「愛される新入社員になる!」という目標を掲げ、一つずつ事例を示しながらビジネスマナーについて解説していただきました。すべてのマナーは、相手に対する『おもいやり』だという事がよく理解できたと思います。
春から社会人として働く予定の3年生、もうすぐインターンシップが始まる2年生、どちらもすぐにビジネスマナーを実践する事になります。何回教えてもらってもなかなか覚えられないのがビジネスマナーです。フレーズをただ暗記するだけではなく、想像力を使って、臨機応変に対処できるように頑張りましょう!恥ずかしがらず、失敗を繰り返しながら身に付けていってほしいと思います。
髙橋先生、ありがとうございました。
家庭科「フードデザイン」ケーキ講座
12月8日(金) 「フードデザイン」の授業では、大阪調理製菓専門学校より講師の先生をお招きしてケーキ講座を開催しました。今回は、クリスマスケーキの定番「ブッシュドノエル」です。
スポンジ生地を作るコツや綺麗にロールケーキに仕上げる方法など、専門的な内容について学ぶことが出来ました。
家庭科「フードデザイン」では、家庭科技術検定4級・3級取得を目指し、食の基礎について学んでいます。
その中で特に大切に考えていることは、食べてくれる人を思いやる心です。衛生面や栄養価だけでなく、季節や行事を意識した献立や食材の組み合わせについて学び、調理技術を磨いていきたいと思います。
家庭科 77回生 人と自然科 そば打ち体験
12月13日(水)人と自然科「家庭基礎」で、公益財団法人兵庫県生活衛生営業指導センターと兵庫県麺類食堂営業生活衛生協同組合より6名の講師にお越しいただき、そば作りの調理実習を行いました。
お出汁の匂いと、こね鉢や麵切り包丁などの専用の道具を前に、お蕎麦屋さんで修行をしている気分です。
どの班も講師の先生方に手伝っていただきながらそば粉こね、薄く伸ばし、麺切り包丁で細く切って仕上げることが出来ました。薬味は、農場で採れた大根です。おろし大根にして、ネギとワサビも添えて、美味しくいただきました。
講師の先生方、本当にありがとうございました。
皆さんも年越しのそば打ちに挑戦してみてください!
進路フェスタ(進学に関する合同説明会)に参加してきました!
総合学科2年次生徒希望者19名が、12月13日(水曜日)放課後に神戸国際展示場(神戸市中央区港島)で開催された、進路フェスティバルに参加してきました。午前中の短縮授業を終え、直後にバスで学校出発という慌ただしい日程でしたが、参加者各々が目指す進路先の学校ブースに参加し担当の方の説明に熱心に耳を傾け、学校案内や入試要項などの資料を取り、カバンの中身と共に進路に対する意識も大きく膨らんだ半日になりました。
人と自然科 地域自然保護 ありまふじ夢プログラムを実施しました
12月12日(火)人と自然科3年生地域自然保護(学校設定科目)の授業で、ありまふじ夢プログラムを有馬富士公園で実施しました。
「地域自然保護」の授業では県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラム『夢プログラム』を生徒自身が企画し、実践する授業を行ってきました。
以下関連記事のバックナンバーです
現地フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験
現地フィールドワークその5 棚田を管理し土と触れ合う夢プログラム体験
そしていよいよこの日は集大成。自分たちが夢プログラムを企画し実施する日となりました。有馬富士公園は、遊びの王国を利用する小さなお子様を連れた家族連れ、環境学習で利用する小学生、散歩のために利用する年配の方・・・とたくさんの地域の方が利用されていますが、中高生の利用が少ないという現状があります。ということで、今年の夢プログラムのテーマも『高校生に有馬富士公園の魅力を発見してもらうためのプログラム』としました。
この日は雨予報で朝から小雨が降っていましたが、公園に到着した11時ごろには雨も上がり、過ごしやすい気候となりました。ホストとなる3年生も3か月間かけて準備してきたプログラムの成功に向け、最終準備を進めます。
12時ごろ、本日のゲストの到着です。この日ゲストとして迎えたのは、来年度地域自然保護を受講する予定の人と自然科2年生19名です。全員楽しむ気満々です。
まず最初の夢プログラム。タイトルは「treasure hunter~宝を掴み取れ~ in Arimafuji park」です。
有馬富士公園の人気スポットといえば「遊びの王国」。5人1組の班で様々な遊具に隠された有馬富士公園に関する問題を探し、謎解きしていくプログラムで、遊びながら有馬富士公園全体のことについて知ってもらうことが目的です。一番早くに全問正解した班にはお宝がGETできます。説明を聞き、問題と地図を受け取った後、一斉にスタートです。
遊具の影や天井、林の中に問題が隠されています。
そして問題の隣には豆知識があり、そこには別の問題のヒントとなることが書いてあるので、メモを取りながら問題を解いていきます。なかなか手が込んでいますね。ゲストの2年生は遊具で遊びながら、問題を見つけていき、有馬富士公園について楽しく学んでいました。
最後は結果発表。優勝チームはお宝GETです。おめでとうございます。
楽しくアクティブに有馬富士公園について学んだ後は、2つ目の夢プログラム。タイトルは「学びを豊かに、自然探索」です。
有馬富士公園は里山をテーマとした公園で、豊かな自然な魅力の一つ。そして多様な動植物が生息しています。そこで発見した動植物を撮影しながら園内をハイキングし、自然の中で学ぶ楽しさ、大切さを知ってもらうことが目的です。ハイキングコースは「ゆったりコース」と「ハードコース」の2コースで実施。「ゆったりコース」は遊びの王国からかやぶき民家までの緩やかな遊歩道を約1時間かけてゆっくり歩くコースです。
草地の生態園や水辺の生態園など、様々な場所に寄り道しながら、植物や昆虫を観察、写真を撮影し有馬富士公園の豊かな生態を体全体で感じました。
一方で体力に自信のある参加者は「ハードコース」。公園のシンボルである有馬富士の頂上に登るコースです。安全にハイキングするための注意をしっかり行いスタートです。
登山道では遊歩道とは異なった植生が見られます。昆虫の卵や真っ赤に実を付けたナンテンの木など、気に入ったシーンの写真を撮りながら進んでいきます。
途中険しい道もありましたが、どうにが全員山頂に到着。山頂からの景色が一番の撮影スポットでした。
全員かやぶき民家に戻り、最後の夢プログラムは「有馬富士公園の豊かな自然を食べてみよう!!」です。先ほどもお伝えしたとおり、里山をテーマとした有馬富士公園は自然が豊かですが、その自然の魅力をどのようにしてもらったら良いか・・・考えた結果、特別な許可をいただき有馬富士公園で野草や樹木の葉、木の実などを事前に採集、乾燥、調理し、夢プログラム当日に自然を食べてもらうことで、魅力を体感してもらうことにしました。
今回はドングリ粉を使用したクッキー。そして野草はクロモジ・クマザサ・ヤマノイモ・ヨモギを乾燥させて茶葉にし、野草茶として味わってもらいました。試飲、試食の前にそれぞれの植物の効能、アレルギーに対する注意などを行い、早速試飲、試食です。
ドングリクッキーは何度も試作を重ね、100%・50%・チョコチップの3種類を準備。あっという間になくなりました。
そして野草茶はかなりのくせがあったようで・・・一番人気はクロモジ茶でした。
楽しい時間も終了・・・と思ったら最後にサプライズ。二つ目のプログラム「学びを豊かに、自然探索」で自分たちが撮影した写真がその場でプリントされ、記念にプレゼント。
さらにさらに、3年生がこの日までに何度も公園を訪れ、自分たちで撮影した植物や昆虫の写真が収録された、お手製の有馬富士公園写真集もプレゼントされました。
楽しかった時間もあっというまに過ぎていき、2年生は大満足で学校に戻っていきました。記入してもらったアンケートの結果を見ても「全部楽しかった」「有馬富士公園の自然を感じることができた」など、高評価で、とても充実した、時間だったようです。
頑張った3年生も、この日で有馬富士公園での活動は終了です。最後にかやぶき民家を背に、集合写真を撮りました。
ホストを務めた3年生の皆さん、夢プログラム実施いかがでしたか?どの夢プログラムも高校生らしいアイデアで、有馬富士公園の魅力が十分伝わり、とても魅力的な内容だったと授業担当者は感じました。来週の授業ではプログラムの振り返りを行い、夢プログラムをまとめた模造紙を作成しましょう。(作成した模造紙は完成次第、有馬富士公園内にある、三田市自然学習センターに展示させていただく予定です。)
最後にお世話なりました関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
78回生 NIE講演会
12月12日(火)、3・4時間目に兵庫県NIE推進協議会 三好 正文 様にお越しいただき、78回生(人と自然科・総合学科)を対象に新聞の読み方講座を実施しました。
今夏、77回生総合学科もこの新聞の読み方講座を受講しております。
その時の様子は、こちら。
今回の講座でも、新聞の特長を数点教えていただき、実際に新聞を手にして目を通す機会がありました。
「12日の朝刊に、師走っぽい記事は何本あるか」を生徒たちは数えていました。
本文を読まずとも、見出し・前文に目を通すだけで季節や内容が推測できましたね。
また、「師走っぽい記事」にも地域経済面やオピニオン面、広告など、記事の種類にもバリエーションがあることが分かりました。
SNSで情報を集めることが多い中、注意しなければならないのは「フェイクニュース」です。新聞で報道されている記事は、「事実の裏付け」をして掲載しているため、信頼性があります。この「信頼性」はSNSのニュースと新聞の違いでした。
情報で満ち溢れている現代では、自分自身で取捨選択ができるようにならなければなりません。どこの誰が発信した情報であるかを日々確かめることが大切ですね。
ARIMA探究Ⅰ 中間発表会 その2
12月11日(月)3・4時間目に77回生総合学科ARIMA探究Ⅰのコース別中間発表会を実施しました。
今回は4つのコースのうち、3つのコースで中間発表会を行いました。
(「サイエンス」コースは、11月27日に実施済みです。サイエンスコースの中間発表会については、こちら)
今回の中間発表会においても、各コースで講師の先生方をお招きし、ご講評をいただきました。
グローカルコースは甲南大学 教授 久保 はるか 氏、
生活デザインコースは湊川短期大学 准教授 小原 宏基 氏
共生社会コースは三田市健やか育成課 藤園 真奈美 氏、北山 直子 氏
にお越しいただきました。
「グローカル」発表の様子
「生活デザイン」発表の様子
「共生社会」発表の様子
各担当教員のグループ代表として、わかりやすいスライドや言葉を選びながら発表を行なっていました。サイエンス同様、発表後の講師の先生方からの質問に対する応答を見ていると、これまでの探究活動の成果がよく発揮されていたと思います。また、いただいたアドバイスは、発表者だけでなく、発表を聞いていた生徒たちにとっても、今後の探究活動のきっかけになったと思います。
4名の先生方、ありがとうございました。
さて、年内の探究は18日(月)が最終です。
来年7月の最終発表に向けてまたコツコツと頑張りましょう。
人と自然科 農業クラブ福祉施設の花壇装飾活動実施
人と自然科では、日頃の授業や実習で学び、身につけた技術を活用し、様々な活動行っています。先日も三田市消防本部や三田警察署の花壇装飾を行いました。
三田市消防本部前の花壇装飾 Seasons in Autumn に関する記事はこちら
三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn に関する記事はこちら
今年最後の装飾活動として、2学期期末考査が終わった12月7日(木)篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇装飾活動を行いました。人と自然科は14年前からこの活動を継続して行っています。この日に向け、生徒自ら栽培したパンジー、ビオラ、ノースポールなど1000鉢を持参しました。
今回装飾を担当したのが人と自然科農業クラブ役員生徒10名です。人と自然科のような農業を学ぶ学校には『農業クラブ』という組織があり、人と自然科に所属する生徒全員が所属する組織です。そして、その組織をまとめる役目、そして人と自然科を盛り上げるための中心的な活動をしているのが農業クラブ本部役員の生徒です。(農業学科独自の生徒会のようなイメージです)
本部役員が承認された、令和5年度農業クラブ後期総会 に関する記事はこちら
今回の活動では園内5カ所の協同花壇、プランタを装飾しました。上記の後期総会で役員に承認された1・2年生の生徒が参加。初参加の1年生の生徒が2年生の生徒に教わりながら約2時間半で華やかな花壇に仕上げていきました。
この日は風も強く寒い中での活動となりましたが、素晴らしい花壇に仕上がりました。また、今回も感染リスクを考え農業クラブの生徒だけで植え付けていきました。一緒に交流しながら植えるのはもう少し時間がかかりそうです。
最後に中央の協同花壇で集合写真を撮りました。
丹南精明園を訪れた際は是非ご覧下さい。
人と自然科 77回生総合実習「野菜班」始動!
人と自然科では3年生から、より専門的な知識や技術を学ぶために「草花」・「果樹と緑」・
「野菜」と専攻班に分かれて総合実習を行います。
本日(12/8)から専攻班に分かれての実習がスタートしました。野菜班は13名の生徒が
選択しています。
第1回目の実習は来年に向けての土壌管理です。この時期の管理によって次年度の
野菜の出来栄えは大きく左右されます。今回は土壌pHを矯正することと消毒すること
を目的として石灰を散布しました。
2年間、同じクラスで学んでいるので協力体制もバッチリです。あっという間に予定
していた実習は終了しました。現3年生の登校も残すところ、あと1ケ月となりました。
これから、有馬高校の農場の中心は77回生の出番です。今後もブログで実習について
報告します。1年間の成長をお楽しみにしてください。
図書室より クリスマス会
12月7日、期末考査最終日の放課後、図書委員会主催によるクリスマス会を図書室で行いました。
後期図書委員のイベント企画係が中心となって、準備や当日の進行を担ってくれました。
準備は放課後に率先して集まり、パワーポイントやプログラム作成、手順の確認、買い出しなどに時間を割いてくれました。
「何人ぐらい来るかな…」とちょっぴり集まり具合を心配していた図書委員ですが、開始時間前から待ってくれる人もいて、図書室はどんどん賑わっていきました。
50人近くの生徒の皆さんと共にクリスマス会がスタートです
先ず、オープニング・ゲストとして、全国高校ビブリオバトル兵庫県大会で準優勝に輝いた生徒に『アルジャーノンに花束を』のプレゼンテーションを披露してもらいました。さすが準優勝者。初めてビブリオバトルを聞いた生徒さんも居り、その話術に聞き入っていました。オープニング・ゲストさん、ありがとうございました!
続いて『イントロクイズ』『私はだ~れだ』と、クイズを楽しみました。小説が原作となった映画の主題歌の題名を当てたり、顔写真を見て小説家の名前を3択の中から答えるなど、皆で同じ時間を共有しながら楽しいひと時を持ちました。
クイズに正解すると歓声が沸き起こり喜ぶ生徒たち。
お茶とお菓子を食べながら雰囲気を楽しむ生徒など、思い思いにクリスマス会を満喫していたようです。
最後は図書委員が選んだ題材の朗読がありました。だんだんと落ち着いた雰囲気になり、朗読に聞き入っていました。
そして、図書委員長による締めの挨拶でクリスマス会は無事に終了しました。
参加者のアンケートでは、初めて図書室に来た、会に参加してみてよかった、また今回のようなイベントをして欲しい、楽しかった、という意見がありました。
参加してくださった生徒の皆さんも、図書委員も楽しめたようでよかったですね。これを機に図書室にも足を運んでくださいね。そして、会を取りまとめてくれた図書委員の協力に感謝です。
皆さんにとって、楽しく温かい思い出となれば幸いです。
人と自然科 ひとはく連携セミナー 論文って面白い! 科学論文の読み方入門講座
11月24日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第7回目となるひとはく連携セミナーが実施されました。
人と自然科は県立人と自然の博物館と連携協定を結んでおり『人と自然』の授業で年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学んでいます。
前回のひとはく連携セミナー 第6回 未来に残したい農業や農村の持つ魅力 に関する記事はこちら
7回目となる今回は『論文って面白い ~科学論文の読み方入門講座~』をテーマに、中濱 直之研究員より講義をいただきました。
『論文』という言葉を聞くと、大学の先生や博物館の研究員が投稿する・・・など、難しそうなイメージがあるかもしれません。意味としてはある事柄について論理的に述べた文章、もしくは研究結果を発表する文章のことを言います。これらを公に発表するには、『査読』という論文としての重要性、科学的な信頼性を総合的に判断・審査してもらう必要があります。雑誌によっては90%以上掲載拒否となる場合もあるそうです。
しかし意外と身近な存在で、無料で見られるサイトもあり、私たちも気軽に検索、閲覧できるとのこと。今回は実際に自分のタブレットで検索してみました。主なサイトとしてJ-STAGEやGoogle scholarがおすすめだそうです。
論文の構成はタイトルから始まり、要旨・抄録で論文の概観が述べられています。そして導入、材料および方法、結果、考察、図表、引用文献で構成されています。
読むコツとしては最初から全部読むとわからなくなるので、まずタイトルと要旨、図、表を見て論文のおおまかな内容をつかみます。そして初心者には『総説』がおすすめでこれまでの研究分野のまとめや今後の展望が書かれています。
皆さんいかがですか?少しは身近に感じる存在になりましたか。生徒の感想を読むと、実際に自宅でも論文検索を行い、興味関心が広がった生徒も複数いたとのこと。人と自然科では3年生になったら『課題研究』という科目があり、自分で興味関心があるテーマ(課題)を設定し、計画、実施・研究、まとめ・反省・評価を自分で行う大学生の卒業論文のような授業があります。
今回学んだ論文の読み方はこの授業で活かされそうですね。中濱先生、興味深い講義をありがとうございました。
次回ひとはくセミナーは最終回、加藤 茂弘研究員より『六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり』をテーマに講義いただく予定です。
日本文化(フィールドワーク)
10/25,11/1と日本文化の授業で地域の歴史的建造物をめぐるフィールドワークを行いました。
日頃何気なく通っている町中にも歴史の重みを感じさせてくれるものがあります。
通りがかった三田ほんまち交流館の方にも伝統的建造物の説明をしていただいたり、事前学習以外の知識を得ることができました。
途中、私たちの有馬高校の前身でもある三田高等女学校の碑の前で、先輩方の学生生活に思いを馳せながら、フィールドワークを終えました。これらの学びを今後の授業に活かしたいと思います。
ARIMA探究Ⅰ 中間発表会
11月27日(月)5・6時間目にARIMA探究Ⅰ(総合的な探究の時間)の中間発表会を行いました。
ARIMA探究Ⅰでは、自らが解決したい社会課題をもとに「共生社会」「グローカル」「生活デザイン」「サイエンス」の4つのコースに分かれて活動しています。
それぞれが設定したテーマや問いに沿って、文献調査やアンケート、実験の実施などを通して情報収集を行い、それらを分析し、Googleスライドにまとめました。
本日は、調査結果を中間発表として発表しました。
質疑応答や担当教員からのアドバイス、他者の発表を聞きながら質問を考えることで、自らの思考を深めていきました。
「共生社会」の中間発表の様子
「グローカル」の中間発表の様子
「生活デザイン」の中間発表の様子
また、「サイエンス」のコースでは、関西学院大学 生命環境学部 藤 博幸 教授にお越しいただき、ご講評をいただきました。
「サイエンス」のコースでは、10グループの発表があり、それぞれのグループの発表後に質問や今後の探究活動のアドバイスをいただきました。
生徒たちが真剣に話を聞いている様子が印象的でした。
藤先生、ありがとうございました。
さて、今回の発表はまだあくまで「中間」発表です。最終発表は来年7月です。
今回の中間発表での気づきや学びをこれからの探究活動につなげていきましょう。
人と自然科 クラインガルテン12~閉講式~
5月からスタートして約7ケ月、クラインガルテンも本日で終了です。
本日は閉講式です。閉講式の司会も本年度は生徒がおこないました。
校長先生の挨拶の後、受講生の方に修了証の授与です。その後に、受講生、生徒から
授業の感想を述べていきました。
受講生の方からは「この半年間、元気をもらいました」や
「家での家庭菜園に役立てます」などのメッセージをいただき、
生徒からは将来(卒業後)の夢などを語ってもらいました。
最後に… このクラインガルテンの授業を振り返ってどうでしたか?
受講生の方には、積極的に生徒に質問をしていただき、また、進路のことなど
さまざまなアドバイスをいただきました。本当にありがとうございました。
生徒の皆さんも3年間の学習成果を発揮できたことでしょう。
それぞれ、次のステージでも、この経験を活かしてくださいね。
人と自然科 三田市消防本部前の花壇装飾 Seasons in Autumn
11月24日(金)2年生総合実習の授業で、果樹と緑で実習を行った11名の生徒が、実習で学んだ技術を活かして先日の三田警察署に続き、この日は三田市消防本部前の花壇装飾を行いました。
先日行った「三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn」に関する記事はこちら
三田市消防本部にも警察署同様、春と秋の年2回装飾させていただいています。パンジー・ビオラ、大型のハボタンを持参しました。
消防本部には2カ所の花壇があります。まずは掲揚柱の花壇です。多様な色があるパンジー・ビオラの特徴を活かして、ストライプのデザインを採用しました。
そして建物向かって右側の花壇は、大型のハボタンを配置し、周囲を背丈の低いビオラで埋め尽くしました。
最後はかん水して
約1時間で花壇装飾は完成です。最後にみんなで集合写真を撮りました。
三田市消防本部前をお通りの際は是非ご覧下さい。
なお、今回装飾に使用した、パンジーやビオラ、ハボタンなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて、以下のPDFファイルの通り絶賛販売中です。
平日の10:00~16:00、12月の中旬までをめどに販売しています。
また販売所には、ポインセチアや寄せ植え、ギンナンなども販売しています。
生徒が一生懸命栽培した農産物を是非ご購入下さい。
皆さまのお越しをお待ちしております。
図書室より 祝!準優勝! 全国ビブリオバトル兵庫県大会
準優勝をいただきました!
11月23日、甲南大学で行われた『全国高校ビブリオバトル兵庫県大会』にて、1年生ながらにして『アルジャーノンに花束を』を紹介して準優勝に輝きました!
有高としての初出場の生徒さんが準優勝という輝かしい成績を納めることができたことは、本人の努力はもちろんのこと、応援してくれた有高生の皆さん、ご指導いただいた先生方のおかげです。ありがとうございました。
県下のそうそうたる高校が集った県大会での準優勝は価値あるものだと思います。
緊張感満載で始まった予選は5会場に分かれての7人グループでした。どのバトラーもお勧め本の魅力を伝えようと5分間のプレゼンテーションに力と熱がこもり、話に引き込まれ、あっという間の時間でした。
先ずは予選を突破して、ほっとする間もなく決勝戦のスタート。精一杯のプレゼンテーションを披露してくれました。高校生たちの本を通して伝えたい、つながり合いたいという思いは、どのバトラーからも表現されており、素晴らしいものでした。
バトラーの皆さん、本当にお疲れ様でした。どの発表も誰かのチャンプ本になっていたと思います。
有高代表者も全国大会を目指して毎日練習を積んでいた中、惜しくも優勝は逃しましたが、今回の経験が自信となり次へのステップにつながることでしょう。校内選考会や図書室での練習を見ていた他の生徒さんからも「出てみたい」「挑戦したらよかった」という声も多く聞かれました。
経験に勝るものはありません。ぜひ、挑戦してみてください。次はあなたが主役です!新たな景色を見に行きましょう!
兵庫県大会主催の甲南大学様、高校生たちに貴重な場を与えてくださりありがとうございました。
人と自然科 三田警察署の花壇装飾 Seasons in Autumn
11月22日(水)3年生総合実習の授業で、3年生環境班(次年度より果樹と緑班に移行)の11名の生徒が、実習で学んだ技術を活かして三田警察署の花壇装飾を行いました。
人と自然科では、日ごろの授業や実習で学んだ技術を活かして、公共施設の花壇装飾やイベントでの作庭などを行っています。
ひょうごまちなみガーデンショーin明石2023 アグリハイスクールガーデンに出展に関する記事はこちら
淡路花博2023秋 第12回高校生花と緑のガーデンに出展に関する記事はこちら
三田警察署には春と秋の年2回、お邪魔させていただいています。今回は春先まで楽しめる草花苗として、パンジー・ビオラを中心に大型のハボタンも持参しました。
さすがは3年生ですね。これまで学んできた知識と技術を活かし、スムーズに定植していますね。背の高い大型のハボタンを後方に、背の低いパンジー・ビオラを前方にしっかり配置しています。
約1時間半かけて完成した花壇はこちら。
今は少し間隔があいていますが、春になり株が張ってきたらボリュームのある花壇になる予定です。警察署の玄関が一気に華やかになりましたね。
最後に署長と一緒に記念撮影です。三田消防署にご用の方は是非ご覧下さい。
なお今回装飾に使用した、パンジーやビオラ、ハボタンなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて絶賛販売中です。平日の10:00~16:00、12月の中旬までをめどに販売しています。場所は有馬高校西門(6角形の大温室が目印です)から入っていただき、左手の温室です。
無くなり次第終了となります。詳細は以下のとおりです。
生徒が実習で丹精込めて栽培した草花苗です。ぜひご購入ください。
人と自然科 農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒がゆずりは賞(教育長表彰)受賞
11月17日(金)兵庫県公館にて、令和5年度第1回ゆずりは賞表彰式が行われ、本校人と自然科3年生 農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒、S.Yさんが授賞式に出席しました。
兵庫県が設定している「ゆずりは賞」は、スポーツや芸術・文化などの各分野において全国大会、国際大会などで優秀な成績をおさめ、多くの児童や生徒などの模範となるような立派な行いをした個人や団体を兵庫県教育長が表彰し、その功績をたたえる賞で、昭和40年に始まり、50年以上の長い歴史を持つ伝統ある賞です。
今回受賞したS.Yさんは、授業でフラワーアレンジメントを学び、さらに農業クラブフラワーアレンジメント班で技術を高め、第18回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて金賞・文部科学大臣賞を受賞した生徒です。
第18回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて文部科学大臣賞他受賞しました・・・に関する記事はこちら
有馬高校人と自然科の特色ある学びの一つがフラワーアレンジメント。カリキュラムの中にも2・3年生の選択科目で学校設定科目「フローラルアート」を設けており、フラワーアレンジメントについて集中的に学ぶことができます。
3年生フローラルアートで行われているチャレンジ教室「ラウンドアレンジメント」の制作に関する記事はこちら
そしてフラワーアレンジメント技術をさらに高めたい生徒は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属。放課後や休日にも活動を行い、身につけた技術を活かして、農業祭や地域イベントでのアレンジ体験、地域の装飾活動を行っています。
先日開催され、フラワーアレンジメント体験も行われた令和5年度秋の農業祭に関する記事はこちら
アレンジ体験を開催した、第2回フラワータウンフェスティバルに出展しました・・に関する記事はこちら
フラワーアレンジメントで装飾した、10月の県庁緑化を有馬高校が担当しています・・に関する記事はこちら
また今回のような全国大会規模のコンテストにも挑戦し、毎年優秀な成績を収めています。先日も同じくフラワーアレンジメント班に所属している生徒が、第33回全国産業教育フェア福井大会 第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストにおいて兵庫県代表選手に選ばれ出場し、見事銅賞を受賞しました。
第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 銅賞受賞 に関する記事はこちら
さらにフラワーアレンジメントの国家資格であるフラワー装飾技能士の資格取得にも挑戦し、今年度も受賞した生徒を含む3名の生徒が2級に、1名の生徒が3級に合格しています。
夏季休業中資格取得第4弾 国家資格フラワー装飾技能士に挑戦しています・・に関する記事はこちら
S.Yさん。3年間受賞にふさわしい努力を続けてきましたね。ゆずりは賞受賞、本当におめでとうございます。
中学生に皆さん。あなたも人と自然科に入学し、先輩と一緒にフラワーアレンジメント技術を楽しく習得し、活躍してみませんか。お待ちしています。
人と自然科 クラインガルテン11~収穫の日々~
11月、クラインガルテンも収穫の日々を迎えています。
秋になっても、高温続きで例年より少し遅れての収穫です。
(なんとなく、温度が高いと収穫が早そうですが・・・実はある一定の
低温も大切になってきます。)
ハクサイを収穫するのは鎌や包丁を使って行います。さすが3年、慣れたもの
です。
カリフラワーやブロッコリーもたくさん収穫できました。ちなみに普段、食べて
いる部分は蕾です(「花蕾」といいます)。
ルーツをたどれば、カリフラワーやブロッコリーとキャベツは同じ仲間です。
立派なキャベツも収穫できました。
収穫を終えて全員で集合写真です。
5月より実施してきた本年度のクラインガルテンもいよいよ来週で終了です。
受講生の方も生徒の皆さんも残り1回のクラインガルテン、楽しいものに
していきましょう。
77回生 修学旅行 伊丹組 バス出発しました
伊丹着 1組、2組の飛行機は25分遅れで到着しました。
20時42分にバスが伊丹空港を出発しました。
郷の音ホールへの到着予定時間は21時20分頃です。
道路状況によって変わるかもしれませんが、またその時はブログ方を更新します。
77回生 関空組バス乗車完了
関空組のバスが出発しました。郷の音ホールへの到着予定時間は21時40分です。道路状況によって変わるかもしれませんが、またその時はブログ方を更新します。
77回生 修学旅行〜関空到着〜
3組〜6組関空に到着しました。
郷の音ホールへの到着時間は、またバスに乗り次第更新します。
77回生 修学旅行〜那覇空港出発〜
那覇研修終え、これから帰路につきます。関空着の飛行機、伊丹空港着の飛行機両便ともに少し遅れての出発となります。
那覇空港の様子
集合して解団式を行いました。
郷の音ホールへは全クラス予定通り22時ごろ到着予定です。
関空・伊丹空港に着き次第またブログをアップします。
77回生人と自然科修学旅行 その16 那覇空港にて解団式
人と自然科です。無事那覇空港に到着しました。解団式です。
まずは団長である校長先生からの、
『一生の思い出に残る修学旅行を楽しめましたか。貴重な経験ができたのも多くの方のおかげ、特に忘れてはならないのが皆さんの一番の応援団であるご家族のおかげです。帰ったら必ずただいま。楽しかったよ。と伝えて下さい。ゆっくり休んで週明けの22日に元気に登校しましょう。』という言葉が伝えられました。
そして旅行社の方と看護師さんから一言ずつメッセージをいただいたあと
修学旅行委員の2人から
『見えないところで色々と対応してくださりありがとうございました。一生の思い出ができました。怪我などでご迷惑をおかけしましたが、この4日間本当に楽しい修学旅行になりました。お二人のお陰で今日全員無事に帰ることが出来ます。本当にありがとうございました。』
と旅行者と看護師さんへのお礼の言葉がありました。
最後に委員長から、
『本当にとても楽しい修学旅行でしたね。今回の経験をこれからの学校生活に生かしましょう。』
と締めの言葉で解団式は終了です。
それでは総合学科に合流し、兵庫に戻りましょう。
人と自然科の修学旅行報告は以上で終わりとします。2-1の皆さん。修学旅行でクラスの仲間との絆がさらに深まったのではないでしょうか。そして特色ある人と自然科の修学旅行で経験したこと、学んだことを糧に、今後の学校での学びや来年度の進路実現につながることを願っています。
77回生人と自然科修学旅行 その15 石垣島ユーグレナモールにて班別研修
人と自然科です。
西表島大原港から船で出発。西表島ともお別れです。まだ帰りたくないですね。
石垣島まで戻ってきました。
それではこれから最後の研修、石垣島ユーグレナモールを中心に研修です。
ユーグレナモールは沖縄県石垣島の中心商店街で、公設市場を中心に、おみやげ店や飲食店などが並ぶ商店街です。
石垣島産の海産物、農産物はもちろん、石垣島産、石垣島限定のお土産も多くあります。
お昼ご飯もこちらでとります。
せっかくなので八重山そばや石垣牛バーガーなど地元のものをいただぎしょう。これも勉強です。
お土産物の買い忘れはありませんか?
それではこれから石垣空港にバスで向かい、飛行機で那覇空港に戻ります。
77回生 修学旅行最終日〜ホテル出発〜(総合学科)
最終日の朝を迎えました。今朝は大荷物の積み込みがあり大忙しでした。朝食を食べるクラスと荷物の積み込みをするクラスを並行で進め予定通りホテルを出発することができました。
朝食の様子。最後のバイキングを楽しみました!
代表生徒によるホテルの方への挨拶
現在那覇空港に無事到着しました。これから那覇での修学旅行最後の研修があります。
那覇空港での様子
体調不良を訴える生徒も数名いますが、全体としては予定通り進んでおります。
三田への帰着時間は、22時に郷の音ホールを予定しています。時間変更等ありましたら、随時ブログの方を更新していきます。
77回生人と自然科修学旅行 その14 4日目最終日の朝を迎えました
おはようございます。 人と自然科西表島での最終日の朝を迎えました。
本日の天候も晴れの予報。今回引率している農場長の先生は何度も修学旅行を晴れに導いた晴れ男で有名。今回もしっかり力を発揮してくれましたね。
ホテルでの最後の食事です。今朝のおすすめは、昆布イリチー、グルクン唐揚げ、そして一番人気はフーチャンプルです。
3日間おいしい食事を提供いただきありがとうございました。(太ってしましました)。疲れはたまっていないか心配しましたが、みんな元気のようです。今朝も体調不良者はいないようです。
荷物をまとめ、ホテルの方にお礼を伝えてバスに乗り込みホテルを後にします。
パイヌマヤの皆様、快適な3日間をありがとうございました。
これから大原港に移動し、船で石垣島に向かいます。
77回生人と自然科修学旅行 その13 西表島最後の夜 クラスレクで絆を深める
人と自然科です。
今日はアクティブな1日だったのでお腹ぺこぺこですね。
今夜のオススメはマーボー島豆腐とイカとアーサーのかき揚げ、八重山そばミートソースそして沖縄の塩を使った塩キャラメルケーキ・・・最後まで大満足ですね。
今夜もまだまだ終わりません。西表島最後の夜はクラスレクです。懐中電灯を手に、イリオモテヤマネコを探しながらレクレーション会場に移動します。
いよいよクラスレクスタートです。
農場の先生クイズ、ジェスチャーゲーム、気配切り対決、イントロクイズなどで会場は徐々にヒートアップしていきます。
そしていよいよ待ちに待ったビンゴ大会です。景品は・・・誰が当たるかな?
当たった皆さん。おめでとうございます。
そしてクライマックスは花火大会です。
みんなで手持ち花火を持って、修学旅行最後の思い出を作りました。
そしてみんなで円陣を組み、『まだまだ終わりたくない!修学旅行』の掛け声でクラスレクは終了しました。
クラスレクレーションは大成功で終わりました。レク係の皆さん。準備ありがとうございました。
以上で本日の日程は無事終了。明日はいよいよ最終日です。
明日は石垣島に戻り、ユーグレナモールで地元の市場などを見学しながらお土産物を買いましょう。最後まで体調不良とならないよう、ゆっくり休んでくださいね。
おやすみなさい。
77回生 修学旅行3日目(総合学科)
修学旅行3日目を迎えました。本日は、昨日に引き続き、選択別コース体験になります。昨日とは違うコースをみんな楽しみました!
【朝の様子】
沖縄で迎える2日目の朝ということもあり、昨日よりスムーズな流れで集合できました。バイキング形式で好きな物をそれぞれ皿に注いだ食べました。
【仲間川カヌーコース】
石垣港から大原港に向かいカヌー体験をしました。慣れないカヌーで必死にバランスを取りながら進みました。
その後午後より竹富島へ移動して、レンタサイクルを楽しみました。昨日よりも気温が上がり、風も穏やかだったので心地良くサイクリングをしながら竹富島の自然を満喫しました!
【ホテルマリンアクティビティ】
このコースでは午前中にサイクリングを楽しみました。竹富島で、映え写真選手権を行い工夫を凝らしながら自然の中での撮影を行いました。
午後には石垣島に戻りユーグレナモールにて昼食をとり、その後ホテル前でバナナボートなどのマリンアクティビティを体験しました。
【ダイビング&シュノーケルリング】
こちらのコースでは、ダイビング研修を受けその後実践という流れで体験を行いました。少し肌寒く感じることもありましたが、気温が上がったので昨日より快適に体験できました。
【伝統文化体験コース】
石垣島伝統工芸体験コースです。
やいま村でシーサー作りをしました。色とりどりの個性的なシーサー作りができました。その後鍾乳洞を見学し、鍾乳洞内の貝の化石などを見ながら自然の歴史を感じました。
お昼ご飯は美味しい八戸そばをいただきました。昼からは石垣焼窯元で陶芸体験をしました。みんな自分の作品の、完成形を楽しみにしながら作成しました。最後に景色を見ながら食べられる有名なお店でジェラートをいただきました!
体験コースが終わり夕食を食べたあとは、学年レクを行いました。有志の歌やダンス、修学旅行委員のゲームなど星空の下で大盛り上がりで楽しむことができました!
昨晩より少し体調を崩す生徒がいますが、全体としては大きな事故や怪我なく予定通り進んでおります。
明日は、最終日!最後までしっかりと楽しみながら沖縄の文化を学んでもらいたいです!
77回生人と自然科修学旅行 その12 カヌーでジャングル探検
こちらは人と自然科です。軍艦岩の船着場から再び浦内川を下って行きます。
船の中では手作りのランチボックス。お昼ご飯は原生林を見ながらのクルージングランチです。贅沢ですね。
浦内川船着場に到着です。午後からはカヌーで浦内川を川の中から観察します。まずはガイドさんからオールの使い方や安全に楽しむための説明を聞きます。
それでは2人1組で出発です。ガイドさんの話では、この時期にこんなに風が穏やかで、天気がいいのは滅多にないとのことです。
浦内川は沖縄県最長の川です。巨大なマングローブ林にはたくさんの支流があります。
川下からカヌーで昇っていくと、川の水が海水から淡水に変わっていくので、徐々にマングローブの木が変化する所を見ることができます。実際にマングローブに近づいてみます。そして黄色くなって落ちている葉を少し拝借し、かじってみます。・・しょっぱいですね。
マングローブが塩水の環境でも生きていけるのは、海水の塩だけを葉っぱの部分から排出したり、葉っぱに塩分をためて葉っぱごと落としたりする特別な能力がためです。勉強になりましたね。
支流に入って行きます。今日は風も穏やかで潮のタイミングもバッチリ。奥まで探検することができました。
最後は浅瀬にみんなで集合。やっぱりテンション上がってしまいました。
ひと通り楽しんだところで集合写真です。
それでは船着場に戻りましょう。
約2時間のカヌー体験が終わり、皆さん楽しめましたか?全身びしょ濡れの生徒もいますね。気温は20度を超えているので寒くないですか?風邪をひかないように着替えましょう。
それではホテルに戻り、体を温め少し休みましょう。今夜は西表島最後の夜。まだまだプログラムは続きます。
77回生人と自然科修学旅行 その11 トレッキングで西表島の自然を体感する
人と自然科です。午前中はトレッキングでディープな西表島を体感しましょう。
まずは遊覧船に乗り、3キロ上流まで浦内川をのぼって行きます。それでは世界自然遺産の区域に入っていきます。
河口域には、海水の影響を受けマングローブ林が広がっています。リュウキュウイノシシも水辺で遊んでいました。
軍艦岩の船着場に到着です。ガイドさんに続き山の中に入っていきます。
西表島は亜熱帯林の自然が残されている島です。山地にはスダジイ、タブノキ、オキナワウラジロガシなどの照葉樹が広がり、山頂部には、リュウキュウ竹が密生しています。そして低地にはガジュマル等が優先する群落がみられらます。
樹木の根や岩がむき出しの道を歩いて行き、横目で小さな滝を見ながらゴールを目指します。
約40分のトレッキングでまず到着したのわがマリユドゥの滝です。日本の滝100選にも選ばれた西表島の代表的な滝です。高台からの眺めでしたが、緑の中に映えたとても美しい滝でした。
再び出発。さらに20分ほど原生林を進みます。
到着しましたカンピレーの滝です。
高低差の少ない滝が長さ約200mにわたって続く景色は圧巻です。
原生林の中のトレッキング堪能できましたか。そして西表島特有の植生について学ぶことができましたか?
それでは船着場に戻りましょう。
午後からもアクティビティーは続きます。
77回生人と自然科修学旅行 その10 3日目の朝を迎えました
おはようございます。人と自然科西表島での3日目の朝を迎えました。本日の天候も晴れ時々くもり。気温も24度まで上がるとのこと。今日も快適に一日過ごせそうです。
今日も元気に食堂に集まってきました。みんな元気そうですね。疲れはたまっていませんか?少し心配していましたが、今朝も体調不良者はいないようです。
今日も元気に1日過ごすため、しっかり食べましょう。
今日のオススメはフルーツ盛り合わせ、そしてみんな大好きさんぴん茶ですね。
みんな濡れてもいい靴、そして昨日とは違った服装でロビーに集まってきました。
3日目は午前中、カヌーで西表島の自然、特にマングローブ林を満喫します、そして午後からはトレッキングでさらに島特有の生態系、多様な植物について学びます。
青空が広がってきました。それでは行ってきます。