進路指導の取り組み

進路指導部の取り組み

PTA総会進路講演会 駿台予備学校 恒川久仁子先生が講演

 5月12日に、平成29年度PTA総会が開催されました。その後の進路講演会(PTA主催)では、駿台予備学校神戸校の校舎長、恒川久仁子先生による講演があり、約90名の保護者の方々が、熱心に聞き入っておられました。
 今回の講演では、「第一志望は、ゆずれない」をテーマに、大学入試の現状を知る、大学入試の基礎知識、現役合格勉強法、第一志望合格に向けて、以上4つの項目に分けて、お話しくださいました。 AO入試や推薦入試で早期に合格を決めた生徒の学力が振るっていないこと、安易に妥協して入学した大学に失望して、再受験する学生が顕在化していることなど、入試を取り巻く現状分析に始まって、入試にかかわる年間スケジュール、入学者選抜の方法など大学入試のノウハウについて、また、現役合格した学生が高校時代にしていたこと、受験科目を早期に軽減することが、決して良い結果に結びついていないことなど、多くの示唆に富んだご指摘もありました。
 さらには、模試の成績表の見方や、入試結果から見えてくる合格者の答案の特徴など、豊富な実例とデータに基づいて、貴重なご助言の数々をいただきました。先生は、夢野台高校の志望動向や入試結果なども熟知されており、そのことを踏まえた具体的なお話しでしたので、保護者の皆様にとっても理解しやすい内容で、大きな収穫があったことと推察しています。
  「第一志望をゆずらない」ための受験生の覚悟や、「第一志望をゆずらせない」ための保護者の心構え、そして、それらを支援する立場にある学校・教師が果たすべき責任をもご教示くださったように思います。
 ご多忙中にもかかわらず、本校のために貴重なご講演をいただきました恒川先生に、厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

神戸大学の学生34人が来校

 5月8日に神戸大学の学生34人が来校しました。これは、教育実習を間近に控えた神戸大学生が、一足早く高校での教育活動の様子を見学することを目的として、毎年この時期に本校で受け入れている事業です。平成23年5月に初めて実施してから、ことしで7年目になりました。この7年間に、将来教職に就くことを希望している300名近い神戸大学生が、本校を「体験」したことになります。

【教職類型で学ぶ生徒と交流】
 5月8日には、本校の各担当教員から、高校での教育活動の現状と課題をテーマにした講演が行われたのをはじめ、教職類型生徒との交流がありました。
 3年生との交流では、受験勉強の方法や、神戸大学での生活についての質問が数多く出されました。大学生は、それらの質問一つ一つに、丁寧に答えてくださいました。自らの経験に基づいた助言の数々は、受験を間近に控えた3年生にとって、貴重な情報になったことと思われます。

 

【1年生の歓迎会にも合流】
 また当日は、この4月に特色選抜で入学した教職類型1年生の歓迎会が類型2年生の主催で行われ、大学生はこの行事にも参加しました。体育館で1、2年生の生徒とともにさまざまなゲームを楽しんだほか、少人数のグループに分かれて懇談しました。ここでも、神戸大学生ならではの多くの有益な情報が提供されて、神戸大学への理解が深まりました。加えて、大学入試や大学生活についても、多くの知識を得ることができました。

 

公務員試験説明会を開催

  4月21日に、公務員試験説明会を開催しました。夢野台高校を卒業してすぐに就職する人は毎年数人ですが、その中では公務員としての就職を希望する人が多数を占めています。これまでの実績では、神戸市、兵庫県、兵庫県警などが就職先として多く見られました。
 今回、講師としてお招きしたのは、大原簿記専門学校神戸校の松村誠先生です。説明会で松村先生は、兵庫県、神戸市の採用試験の情報を中心に、具体的な試験の種類・内容・傾向のほか、面接試験の狙いと対策など、今回の説明会のためにご用意いただいた豊富な資料をもとに、きめ細かくご説明くださいました。
 その中で松村先生は、夢野台高校で学んでいる普通の教科の学習が、実はそのまま公務員試験の対策になっていること、部活動での体験が面接試験などにも生かされること、したがって、日々の授業や部活動に懸命に取り組むことが、きわめて重要であるとのご指摘をいただきました。公務員を志望する生徒にとって、示唆に富む内容ばかりで、すばらしい機会になりました。ご多忙中の所、本校生徒のためにご講義いただきました松村誠先生に、改めまして厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。
 なお、当日の出席者は3年生3名、2年生2名、1年生1名の計6名の生徒に加えて、保護者1名の方のご参加がありましたことを、あわせてご報告いたします。

看護系説明会を実施

看護系説明会を実施、神戸市看護大学の林千冬先生が来校

 

 511日に、全学年の看護系進学希望者を対象に、CPU教室において、看護系進学説明会を実施しました。講師は、神戸市看護大学教授の林千冬先生です。聴講したのは1年生から3年生まで、将来看護職に就くことを志望する31名の生徒で、熱心に耳を傾けました。

 当日は、兵庫県看護協会から用意されたリーフレット類、また林先生ご自身が作成してくださいました資料に基づいて、看護師としての仕事の内容、看護師になるまで、大学と専門学校の違い、今日の看護師がおかれている医療の環境、将来の展望などについて、わかりやすく丁寧に説明してくださいました。

 本校でも看護師を志す生徒が増加しています。神戸市看護大学は、兵庫県立大学の看護学部とともに、看護系大学・学部として全国的にもトップレベルにあり、研究・教育環境が十二分に整っている大学です。ぜひ、志望校の選択肢として考えてほしいと思います。

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