進路指導の取り組み

2017年6月の記事一覧

70回生で大学合格体験報告会を開催

 第3学年を対象に,今年度大学に現役合格を果たした卒業生(69回生)を招き,大学合格体験報告会が6月27日に開催されました。
 今回話をしてくれた卒業生は,同志社大学,神戸市外国語大学,立命館大学,武庫川女子大学,神戸市看護大学に進学した5名(男子3名,女子2名)です。
 受験対策や勉強のコツ,推薦入試での小論文,面接対策などの学習面のアドバイスや,苦しいときや辛いときはどのように乗り越えたか,という精神面での話もありました。卒業生からのメッセージを受けて,進路実現に向けて意欲を高めることができました。来年は70回生の中から誰が,71回生に話をしてくれるのでしょうか?楽しみにしています。

  

72回生で文理選択講演会を開催

 第1学年の生徒を対象に、文理選択に向けての講演会を実施しました。2年次以降の文系・理系のコース選択を今年の2学期に行いますが、それに先だって、大学入学後の研究活動の内容や将来の進路について、大学の担当者から直接お話をうかがう機会を設定しました。
 今回は文系学部での学びをテーマに、文系学部の種類、文系学部卒業後の進路、高校時代につけておくべき学力等について、関西学院大学入試部の二宮仁様にお話しいただきました。
 文系学部であっても数学・理科をきちんと学習して入学した人が、入学後にも成績を伸ばしていること、理系学部で学ぶ場合でも、ツールとしての英語が必須であること、必ずしも資格を必要としない就職先(金融、損保、運輸、商社など)であれば、どの学部からでもチャレンジ可能であること等々、熱心にご講義いただきました。
 キャリア支援のあり方を、長年にわたって現場で見てこられた二宮様の豊富なご経験に基づいたお話は、文理選択の確かな道しるべになったように思います。
  二宮仁様、本当にありがとうございました。

 なお、次回、6月27日(火)には、理系学部での学びと進路について、関西大学入学センターの大塚進様にご講演をいただく予定です。

  

看護系説明会を開催

【講師は神戸市看護大学教授の林千冬先生】
 5月31日に本校CPU教室において、看護系進学希望者を対象にした、看護系説明会を開催しました。当日は、講師として神戸市看護大学教授の林千冬先生をお招きし、看護の仕事と進学についてご講演をいただきました。聴講したのは1年生から3年生までの看護・医療系統への進学を希望している30人の生徒です。
  今回の講義では、看護職という資格とその種類、看護職の役割、活躍の現場など、具体的なお話に始まって、看護そのものの本来の役割について、専門家の立場からご説明いただきました。

 
 
【学び続ける意欲が不可欠】
 また、看護職に就くための道筋について、大学と専門学校の違い等、生徒がもっとも関心のあることについても、丁寧に分かり易くご説明くださいました。さらに、これからの看護職に求められる資質として、進歩し続ける医療の環境に対応できる持続的な学習意欲をあげられました。資格をとったその後は、決められたことをこなしていればよいだけの仕事ではないことが、よく理解できことと思います。資格・免許があれば安泰、という発想ではなく、看護職という仕事の奥行きの深さ・本当の魅力を十二分に理解したうえで、志を新たにしてほしいと感じました。

 

【サンテレビが取材に】
 林先生のご講義にふれて、神戸市看護大学へ進学する意志を強くした生徒が、これまでにも多数ありました。そして、実際に神戸市看護大学に進学をして卒業、その後にあちこちの病院・施設等で活躍している卒業生も少なくありません。そうした生徒が、さらに増えてくれることを期待しています。
 なお、当日は地元のサンテレビから取材があり、講演会の様子とともに、参加生徒へのインタビューなどを交えて、夜のニュース番組で紹介されました。



 林千冬先生、本当にありがとうございました。