課題研究Ⅰ
令和5年度 模擬課題研究
9月の課題研究Ⅰは,模擬課題研究を通して研究のプロセスを学習します。
1回目の授業では,「課題研究の進め方」について学び,実験実習「偏光板を使って,万華鏡をつくる」では実験の記録をとり,科学的な仕組みを調べる練習をしました。
2回目の授業では,「考察し,結論を導く」について学び,実験実習「水の状態変化」では結果のまとめ方,起こったことから考える(考察)練習しました。
3,4回目の授業では,「仮説を立て,実験方法を考える」について学び,実験実習「梅干しから塩を取り出す」では計画を立て実験を行い,その結果から課題を見つける練習をしました。
次回は,模擬課題研究のまとめ「発表会」です。
今年度は,「仮説を立て,実験方法を考える」について,各班で資料を作成し発表します。
どの班も,発表会に向けて準備に取り組んでいます。
令和5年度サイエンス校外実習Ⅰ
令和5年8月21日(月),78回生総合自然科学科1年生を対象にフィールドワーク実習(サイエンス校外実習Ⅰ)を実施しました。龍野高校では総合自然科学科に地学のカリキュラムを設置していないため,年に2回地学的な内容のフィールドワークを実施しています。本年度も姫路市の北西部にある安富町の三坂峠と山崎町の安志峠須賀沢の2か所で断層壁の見学を行いました。その後宍粟防災センターへ移動し,西影裕一先生に「水害と地震災害,そして防災」の演題で講演していただきました。地震発生や断層構造のメカニズムだけでなく震災の様子をスライドを交えて説明していただくことで,生徒の防災意識が高まりました。
令和5年度課題研究Ⅰ 理系のためのプレゼンテーション講義
2023年(令和5年)7月28日(金) 課題研究Ⅰ特別講義の一環として,甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科の藤井敏司教授をお招きして,『理系のプレゼンテーション~資料作成の基本と応用~』と題して講義をして頂きました。
講義では自分の「イイタイコト」を聞き手にできるだけ深く送り込むことを意識されたお話の他,プレゼンテーションソフトを用いる際の留意点,科学研究のプレゼンテーション資料を作成する際の構成の仕方など,高校在学中だけでなく将来活かせるスキルを多岐にわたり教えていただきました。1年生はこの夏以降,ミニ課題研究を通して自身の研究を発表する機会があります。今回のプレゼンテーション講義を基によい発表をしてくれることを期待しています。
【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究発表会を行いました
2023(令和5)年3月7日(火)3・4限に本校合併教室にて『ミニ課題研究発表会』を行いました。この発表会は,第1学年(77回生)が後期の半年間を活用して行った探究活動の成果発表でした。
これまでに,プレゼンテーションの手法についてや,研究の進め方を学んできました。そのことを活かして,1班5名の8班に分かれての探究活動を進めました。発表会には,第2学年(76回生)の先輩方も聴講し,活発な質疑応答が行われました。また,指導助言として,北川友紀様(株式会社ダイセル主任研究員),芦谷直登様(ひょうご環境体験館館長)のお二人から,研究の進め方(特に,条件の設定方法や俯瞰的に考えることなど),「探究」すること等についてお言葉を頂きました。来年度は各班に指導教員がつき,活動時間も格段に増えた中で探究活動が行われます。今回の「気づき」を活かしてさらによい研究を進めていってほしいと思います。
【課題研究Ⅰ】小高連携いきいき授業を行いました
2023(令和5)年1月24日(火)の午後に,たつの市立誉田小学校とたつの市立東栗栖小学校にて『小高連携いきいき授業』を行いました。この授業は,77回生(第1学年)総合自然科学科の39名がそれぞれの小学校に出向き,6年生の児童に対して,「冬の星座について」のお話やクイズを行った後,「ミニプラネタリウムづくり」を行うものです。
生徒たちは,1月5日の『サイエンス校外実習Ⅱ』で学んだことを活かして,冬の星座についてクイズを交えてお話を行いました。その後,工作用紙と豆電球,OHPシートを使ってミニプラネタリウムづくりです。細かな作業や難しい作業もあって大変でしたが,何よりも安全に実施できるように気を配りながら進めました。指導する立場にたって,その苦労や楽しさを感じ取っていました。最後には,真っ暗にした部屋で点灯式です。小学生の「わぁ~きれい」という言葉を聞くとやってよかったなぁと感じました。