研究内容

2021年8月の記事一覧

課題研究Ⅰ(サイエンス校外実習Ⅰ)

8月23日(月)に76回生(第1学年)総合自然科学科の学校設定科目「課題研究Ⅰ」において,『山崎断層を観察して,自然の驚異を体感しよう!』と題して,日本地震学会会員で,「自然災害で被害なんかにあいたくない」などの本を出版されたり,新聞やラジオでも数多く取り上げられている,西影裕一氏を講師に招き,サイエンス校外実習Ⅰが実施されました。“理科の基本は観察です。実物に勝るものはありません。”という西影先生の言葉通り,実物に触れ,体感する校外実習となりました。

はじめに,安志峠須賀沢(兵庫県山崎町)でのフィールドワーク(露頭観察)を行いました。度重なる地震によって,堅固な岩石も完全に砕かれ粘土化している様子を観察しました。また,その場で岩石採集も行いました。

次に,宍粟防災センターに移動し,施設見学と講義を受けました。お話だけではなく,実際に岩石標本も見せて頂きながらの校外実習となりました。よい機会となりました。

 

 

  

課題研究Ⅰ特別講義

本校では,課題研究などでポスター発表や口頭発表を行う機会は多くあります。そうした発表の際に効果的なプレゼンテーションを行うことは非常に重要です。本特別講義は,プレゼンテーションの一般的な説明から,理系でのプレゼンテーションについて学ぶとともに,重要な事項,注意すべきポイントなど基本的な内容を理解し,今後の発表に活かすことを目的に実施しました。

講師は,甲南大学フロンティアサイエンス学部生命化学科教授の藤井敏司先生です。『理系のプレゼンテーション~どうすれば正確に伝わるのか~』と題して,ご講演を頂きました。同じ内容の発表であっても,講義の内容を踏まえると非常にわかりやすい発表になることを実例とともに講義して頂き,非常にわかりやすい講義でした。