研究内容

課題研究(2年)

【課題研究(2年)】生徒研究発表会のリハーサル

1月29日(水)5、6限の課題研究の授業で、生徒研究発表会のリハーサルを行いました。

本番と同じように時間をはかって口頭発表を行い、課題研究アドバイザーの福島先生から指導助言をいただきました。程よい緊張感をもって、リハーサルに臨むことができました。担当教員からも助言を受け、生徒研究発表会に向けてよりよい発表になるように改善していきます。

【課題研究(2年)】サイエンスフェアin兵庫

1月26日(日)に、神戸大学統合研究拠点で、サイエンスフェアin兵庫が開催されました。本校の課題研究(2年)からは、1班が口頭発表とポスター発表、7班がポスター発表を行い、日頃の研究の成果を発表しました。また、本校の自然科学科1年の生徒も参加し、ポスター発表の司会をしたり、発表を聞いたりしました。

発表では、聴講者の方々から質問や助言をしていただき、様々な視点から考察を深めることができました。

また、他の高校や企業、大学の研究機関等の発表もあり、刺激を受けることができました。

【課題研究(2年)】先輩からの指導助言がありました

12月25日(水)の課題研究(2年)の授業に、昨年度龍野高校総合自然科学科を卒業された花谷さんに来ていただきました。それぞれの班の生徒が、自分たちが行っている研究について説明し、指導助言を受けました。

研究については、様々な視点からの助言をしていただきました。生徒からも、生徒研究発表会に向けてスライドの作り方等について質問があり、丁寧に答えてくださりました。

経験者である先輩からの具体的な話を聞くことができ、有意義な時間になりました。

【課題研究(2年)】日本化学会 近畿支部主催 第41回高等学校・中学校化学研究発表会に参加しました

12月25日に大阪大学で行われた化学研究発表会に参加し、本校からは「国産ヒノキの香りの追求~台湾産ヒノキとの比較~」、「牛乳から作るカゼインプラスチック」の2件口頭発表を行いました。

近畿各学校が集まった発表会ということもあり、緊張した面持ちでの発表でしたが、研究に対する質問をはじめ、アドバイスもたくさん頂きました。今後の研究を進めていく上でとても参考になりました。また、発表においては奨励賞も頂きました。

【課題研究(2年)】第47回日本分子生物学会年会

11月29日(金)に,第47回日本分子生物学会年会が,福岡国際会議場マリンメッセ福岡で開催されました。

課題研究(2年)の班のうち,生物分野で研究を進めている班が参加し,「スクミリンゴガイの生態と被害抑制に関する研究」と題してポスター発表を行いました。

外部の発表会に参加するのは2回目でしたが,今回は規模が大きく圧倒されました。ポスター発表では,大学の先生方も自分たちの発表を聞いてくださり,質問をしていただきました。

また,企業ブースも出ており,ブースを見てまわって楽しみました。

参加して学んだことを,今後の研究にも生かしていきます。

【課題研究(2年)】高校生・私の科学研究発表会2024

11月23日(土)に,高校生・私の科学研究発表会2024が,神戸大学で開催されました。

課題研究(2年)の班のうち,物理分野で研究を進めている班が1班,生物分野で研究を進めている班が2班参加し,「自転車による身体への負荷」「荒れ地に花を咲かせましょう 〜地域住民の交流の場の創生〜」「牡蠣殻による水の浄化」と題してポスター発表を行いました。また,本校自然科学部の物理班,化学班,生物班も参加しました。

30分間のフリーセッションで,多くの聴講者の方から質問や助言をいただきました。また,他の高校の口頭発表やポスター発表を聴講し,新たな知見を得ることができました。今後の研究に生かしていきたいと思います。

【課題研究(2年)】日本動物学会近畿支部 秋の高校生研究発表会

11月17日(日)に,日本動物学会近畿支部 秋の高校生研究発表会が,奈良女子大学で開催されました。

課題研究(2年)の班のうち,生物分野で研究を進めている班が参加し,「スクミリンゴガイの生態と被害抑制に関する研究」と題してポスター発表を行いました。

初めての校外での発表でしたが,聴講者の方から質問や助言をいただき,研究を深める良い機会となりました。

また他校の高校生とも交流を深めることができました。

 

【課題研究(2年)】高大連携課題研究合同発表会at京都大学

11月2日に,高大連携課題研究合同発表会at京都大学が開催されました。

課題研究(2年)の班のうち,物理分野で研究を進めている班が参加し,「木片の表面の粗さが摩擦力の大きさに与える影響」と題してポスター発表を行いました。

来場者の方から助言をいただいたり,他のポスター発表や京都大学教育研究科の教授による記念講演を聞いたりして,学びを深めることができました。

【課題研究2年】ウォーターバスを利用したカゼインプラスチック作成

2年生、課題研究において、先日(株)ダイセル様より支援していただいた、実験装置のウォーターバスを用いて、カゼインプラスチックを作成する際の牛乳の温度調整を行いました。

安定した温度で実験を行うことができ、目的とした異なる温度での実験を行うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㈱ダイセル様より,課題研究で使用する実験器具等のご支援をいただきました

総合自然科学科,自然科学部で行っている課題研究ではさまざまな分野を扱っており,実験器具も多く使用しています。

ただ,使用器具には限りがあり,課題研究に制約が出てきてしまう現状がありました。

この現状を受け,㈱ダイセル様より以下の実験器具等のご支援をいただくことになりました。

(1) 耐切創性手袋 80点

(2) オーバーグラス 20点

(3) ウォーターバス 3点

(4) 水質計 5点

物質合成の研究や,環境調査の研究で早速使用させていただきたく予定です。

このたびは,ご支援いただきありがとうございました。

 

【課題研究(2年)】広島県から授業見学に来ていただきました

10月23日(水)に、広島県の教育委員会と広島県教員の方々が、課題研究(2年)の授業を見学に来られました。

それぞれの班の生徒が、現在行っている研究について説明を行ったり、いただいた質問に答えたりしました。今の研究について新しい視点が得られ、より深く考える良い機会となりました。

また、4,5,6班が課題研究アドバイザーの福島先生に助言をいただきました。福島先生に指導していただいている様子も、広島県から来られた方々に見学していただきました。

【実践科学】物理・情報分野

総合自然科学科78回生の実践科学 物理・情報分野の授業で「振り子の周期測定から重力加速度の測定」をテーマに実験データをパソコンの計算ソフトを用いて解析・データ処理を行いました。平均、標準偏差、標準誤差、測定誤差などの学習を前期に行っていたので、実際の実験で、パソコンを用いて計算しました。

 

【課題研究(2年)】中間発表会の振り返り

10月9日の課題研究(2年)の授業では,9月24日に行われた中間発表会の振り返りを行いました。課題研究アドバイザーの福島整先生に来ていただき,全班をまわって指導助言をしていただきました。

福島先生からは,今それぞれの班に必要な話し合うべき事項について助言をしていただき,生徒は中間発表会を聴講していただいた方からのアドバイスシートも参考にして,これからの方針を話し合いました。

【課題研究(2年)】高校生のための現象数理学入門講座と研究発表会2024

10月6日(日)に,高校生のための現象数理学入門講座と研究発表会2024が明治大学で開催されました。

課題研究(2年)の班のうち,数学分野で研究を進めている班が参加し,「析出方法による金属樹のフラクタル構造の違い」と題してポスター発表を行いました。

先日校内で行われた中間発表会の反省を踏まえて今回の発表を行い,さらに今後の研究を深めていく上で有意義な経験となりました。

【課題研究(2年)】令和6年度中間発表会

2024年9月24日に,課題研究(2年)の中間発表会を行いました。

各班ポスター発表を3セッション行いました。初めての発表会で,緊張感のある中での発表でした。

課題研究アドバイザーの福島先生や兵庫県立大学の先生方,株式会社ダイセルの方などに来ていただき,質問や助言をしていただきました。

いただいたご意見を,今後の研究活動に生かしていきたいと思います。

 

【課題研究(2年)】兵庫県揖保川浄化センターにて班別研修を行いました

7月29日(月)に,水質浄化について研究を進めている班が兵庫県揖保川浄化センターを訪れました。

水処理の仕組みについて説明を受けた後,課題研究「カキ殻による水質浄化」について助言をいただきました。

また,水質を浄化させる微生物を顕微鏡で観察しました。

【2年課題研究】第3回課題研究を実施しました。

5月1日(水),令和6年度第3回目の課題研究を実施しました。前回に引き続き,本校で長年探究のアドバイザーとして携わってくださる福島整先生をお招きし,各班の課題の進捗状況をみて,様々な科学的視点でのアドバイスをいただきました。

化学班では,過去に課題研究として行っていた,牛乳から生分解性プラスチックを作ることを目標に研究を進めています。福島整先生から,先行研究で未完成であった部分を知ることが必要であると助言をうけ,今後取り組む内容について話し合いました。

5月8日,15日も引き続き福島整先生からアドバイスをいただきます。

今年度の研究が始まりました

 総合自然科学科2年生の課題研究の授業で、今年度の研究が始まりました。

 8つの研究テーマに分かれて、班ごとに課題を設定します。

 第1回目の今回は、調べたことをまとめたり話し合ったりして、研究内容について検討しました。

課題研究(2年) 令和6年度オリエンテーションを行いました

4月10日(水)の5・6限に78回生の課題研究(2年)のオリエンテーションを実施しました。

5限は担当者の紹介と研究班のグループ分け、6限は研究を進めるにあたって使用する実験ノートの使い方についての説明がありました。来週からはグループごとに分かれて、テーマ決めを行います。

課題研究・空間情報科学班がアーバンデータチャレンジで銅賞

 2024年3月9日(土)に、東京大学駒場リサーチキャンパス An棟2階 コンベンションホールで開催された「アーバンデータチャレンジ2023 」で、課題研究・空間情報科学班が、銅賞を受賞しました。日山地区の自治会長をはじめ、たつの消防署やたつの市産業部農地整備課、たつの市都市政策部まちづくり推進課のみなさまのご協力のお陰です。ありがとうございました。

 

関本義秀氏(東京大学デジタル空間社会連携研究機構機構長)と記念撮影

アーバンデータチャレンジ2023の発表の様子が公開されています

発表は2時間29分、審査発表は4時間57分あたりで視聴できます。

課題研究・空間情報科学班がアーバンデータチャレンジ最終審査会へ

 課題研究・空間情報科学班(2年)が作製した「HIYAMAP」が、令和6年3月9日(土)に東京大学駒場リサーチキャンパス An棟2階コンベンションホールで開催される「アーバンデータチャレンジ2023 with 土木学会インフラデータチャレンジ 2023ファイナル!」に選出されました(190作品の応募の中から選出されたのは14作品)。

https://www.azeta.jp/hiyamap/home.html

 当日の最終審査会(ファイナル)の様子は、YouTube Liveでインターネット中継されます。

 申し込みをすれば、投票権付オンライン参加もできます。ぜひ視聴して応援してください。

 チーム名は「アゼンジャーズ」です。

 https://urbandata-challenge.jp/news/udc2023_final

(課題研究2年)令和5年度生徒研究発表会を開催しました

2024年2月3日(土),龍野高校体育館で令和5年度生徒研究発表会を開催しました。

この1年間,77回生の課題研究では講座担当教員やアドバイザーの先生から指導助言を受け研究を行ってきました。中間発表や校外発表でいろんな方からご意見をいただき,試行錯誤を重ねることで,徐々にですが研究の意義や目的が鮮明化され,内容もブラッシュアップされていきました。今回の口頭発表では今までの研究の成果を十分に発揮するとともに,生徒や来賓の方々から鋭い質問が飛び交うなど,活発な発表会となりました。会が終わり,本校SSH運営指導員の先生方からも好評をいただき,年々課題研究のレベルが上がり内容が充実していると仰っていました。

また本年度から課題研究の口頭発表だけでなく,近隣中学校・高等学校の生徒たちによるポスター発表も実施し,より多くの方々にご来校いただきました。生徒研究発表会の詳細なプログラムは令和5年度 生徒研究発表会 プログラム(表紙:色付き).pdfを参照してください。

今後は未来をつくる創造力を養い,世界を代表するサイエンスリーダーを育成していくと同時に,龍野高校を拠点と

し,西播磨に科学の輪を広げていきます。

 

 

 

 

 

(課題研究2年)令和5年度サイエンスフェアin兵庫に参加

2024年1月21日(日),神戸大学統合研究拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス・甲南大学FIRSTを会場にして,第16回サイエンスフェアin兵庫が開催されました。兵庫「咲いテク(Science & Technology)」運営指導委員会が主催するフェアで,77回生(第2学年)課題研究の8班が研究発表を,78回生(第1学年)が研修を行いました。

前年度までは新型コロナにより午前と午後の二部構成で実施していましたが,本年度は1日開催となり他校生徒や大学・研究機関の発表を見学する機会が増え,レベルの高い研究内容や研究手法など学び,両学年ともに多くの刺激を受けました。

本校の生徒も堂々と発表している様子が見られ,1年間の研究の成果を十分に伝えることができました。質疑応答の中で貴重なご意見をいただいた2年生は,2月3日の生徒研究発表会に向けて最後の調整をしていきます。

1年生はシールラリーのお手伝いをしました

(課題研究2年)7班が兵庫県立工業技術センターで研修を行いました

 12月26日(火),天然素材の香水を研究する7班が兵庫県立工業技術センターで成分分析を行いました。

 7班は,人工的に作られた香りに不快感を覚える人や,感覚過敏症により化学物質の含まれた香水を肌につけることのできない人もいることを知り,多くの人が使える良い香りの香水を作ろうと研究をしていました。その過程でオレンジやレモンの香りを抽出するために水蒸気蒸留法を用いて精油を作り出し,どのような成分で構成されているかを知り最終的な調香に役立てるために成分分析をお願いしていました。

 センターでは研究員の方が1000倍に希釈した精油を「ガスクロマトグラフ質量分析装置」を用いて調べてくださいました。分析が始まるとモニターにグラフ化され,生徒は匂いをかぐ装置を鼻に近づけ,ピークの近くで匂いがでたらボタンを押して,グラフに記録し,またそれがどのような匂いなのかを順次書き取っていきました。

 あらかじめサンプルを予備測定してただいた時のデータと,今回の分析調査のデータを重ね合わせたグラフも作成していただき,生徒たちも納得のいく調査ができました。

 校内ではここまでの分析は到底不可能ですが,高価な装置を使用させていただき,目に見える形で成分分析ができたことはとてもありがたい事です。このデータを元に,生徒たちは考察をさらに深めてくれることを期待しています。

 

(課題研究2年)第40回高等学校・中学校化学研究発表会

 12/25(月)大阪大学豊中キャンパスで開催された「第40回高等学校・中学校化学研究発表会」に、課題研究3班・7班・自然科学部化学班の3つの班が参加しました。

 本発表会は、中学生や高校生の個人並びにクラブ活動における化学に関連した興味深い実験や観察結果、研究成果等を発表する場として開催され、化学のより一層の発展と日本の化学研究の後継者を育てることを目指しています。

 初めての対面での口頭発表に緊張もありましたが、準備してきた内容をきちんと伝え、大学の教授や日本化学会の先生方からの質問にもしっかりと答えることができました。また、私たちを含め、兵庫県・大阪府・京都府・奈良県から中高合わせて24の発表があり、知識や興味の幅を広げることができました。

 研究に優劣をつけないというのが本発表会の方針であり、表彰式では全団体に奨励賞が授与されました。

   

(課題研究2年)「学びのネットワーク」を活用した探究活動

2023(令和5)年12月25日(月)に総合自然科学科の課題研究を行いました。ここでは,「学びのネットワーク」を活用して,総合自然科学科の卒業生が後輩への指導助言をしてくれました。研究の進め方やデータの処理,プレゼンテーションの手法など様々な点について質問し,助言を頂くことができました。

(課題研究2年・探究Ⅱ)2023年甲南大学リサーチフェスタに参加

※12月20日(水)追記

 テーマ「忘却のメリット・デメリット」で探究Ⅱの大西くんが
 ”クリエイティブテーマ賞”を受賞しました!

 

 2023年12月17日(日),高校生や大学生・大学院生による「研究」や「調査」・「活動」について甲南大学主催のオンライン発表会が開催されました。新型コロナウイルスの影響でオンライン開催へと移行してから3年目となり,今年は全体で392チームの応募がある非常に活気あふれた発表会でした。

 本校からは課題研究の8班と2年生で行っている探究の2名が参加し,発表を行うだけでなく他の発表の聴講をして質問するなど積極的な活動がみられました。また甲南大学リサーチフェスタでは文系・理系を問わずに参加が可能であるため,発表者同士でも様々な視点からの質問が飛び交い,「議論」を深めていました。

(課題研究2年)令和5年度高校生・私の科学研究発表会

令和5年11月23日(木祝),神戸大学主催のサイエンスショップ「高校生・私の科学研究発表会」に本校から課題研究の4つ班と自然科学部が参加しました。

神戸大学サイエンスショップは,科学技術が高度化・専門化していく中で,市民と専門家(科学者・技術者)の対話と協働の場づくり,市民のさまざまな科学活動への支援,地域の学校や社会における科学教育に対する支援などに取り組み,地域社会の市民が科学技術をより身近に感じ,課題解決にそれを利用し,また「研究」も含めて「科学」という営みを楽しむ文化をひろげてゆくことを目指しによって2007年に創設されました(神戸大学HPより引用https://www.h.kobe-u.ac.jp/ja/scishop)。

こうした取り組みに対し,龍野高校では毎年積極的に校外発表の場として活用をさせていただき,本年度は以下の内容で発表を行いました。

・児童・生徒ができるバイオ実験の開発(口頭発表)
・兵庫県産ヒシモドキを絶滅から守る(ポスター発表)
・髪の毛と生活習慣の関係性を探る(ポスター発表)
・リラックスする音を探そう(ポスター発表)
・チョークの折れる条件の研究~湿度と強度の関係性~(ポスター発表)

はじめての校外発表で緊張と不安もありましたが,参加した多くの高校生や研究者の方から質問が飛び交い,活発な議論ができ,他校の発表も聴くなかで課題研究への新たな視点や改善・工夫点も見出し,今後の研究を深めていくうえで有意義な経験となりました。

(課題研究2年)授業の様子(11月8日)

8班はシカの糞と空き家の関係性だけでなく,様々なデータをもとにした安心・安全な町の研究をしています。
今日は,たつの消防署から頂いた日山地区の消火栓地図をもとに,フィールドワークを行って地図上に印をつけ,GISに取り込んでいきました。

消火栓のそばにあるホースがどれくらいの範囲をカバーしているかもデータで示すことができます。

2班は11月3日に行われた課題研究合同発表会でいただいた講評をもとに,「騒音」とそれに対する「制御音」をオシロスコープに取り込み,波形データをグラフ化していきます。

6班は,リラックスする音を探し,その波形をフーリエ変換することで共通項を見出す実験をしています。
写真は実際に様々な音を聞き,スマホのアプリでストレス指数(脈拍などから算出)を測定している様子です。

7班は前回のアドバイスにより,必要な道具を自作することからはじめました。写真は水蒸気蒸留を行うために,ガラス管をガスバーナーで温めて折り曲げ,2つのフラスコをつなぐ装置を作っているところです。

(課題研究2年)授業の様子(11月1日)

11月に入り,中間発表で頂いたアドバイスや反省をまとめ,次の実験計画を立てています。

また11月や12月には課題研究合同発表会(@京都大学)や高校生・私の科学研究発表会(@神戸大学),高等学校化学研究発表会(@大阪大学)などの郊外発表へと参加し,より多くの方々から講評をいただきます。

デジタルマイクロスコープを用いて,毛髪の表面を記録しています。
4班は生徒から毛髪をサンプリングし,強度や断面,表面のデータを集め,分析しています。

7班は蒸留でオレンジから精油を抽出する実験を行いました。
課題研究アドバイザーの福島先生から,実験方法の改善案や実験器具の作り方を教わり,
今回の反省を踏まえて次回に再実験します。

デジタルスターラーを用いて氷の攪拌を行っている様子です。
3班は氷の融解時間が回数を重ねるごとに長くなったことから,デジタルスターラー自体が冷えたと仮定し,
複数台のデジタルスターラーで再実験を行いました。

(課題研究2年)課題研究中間発表会振り返り デジタルマイクロスコープの使用

令和5年10月11日(水),9月末に行われた中間発表会の振り返りを,課題研究アドバイザーの福島整を交えて行いました。

またこの日は岡山県立津山高校からSSH先進校視察として,2名の先生方がご来校され,課題研究の様子を見学されました。

また「髪の毛と生活習慣の関係性を探る」研究を進める班では早速デジタルマイクロスコープを使用して,サンプルとして採取した髪の毛の表面を観察しました。

(課題研究2年)第1回班内討議を実施しました

令和5年9月28日(木)~10月2日(月)の3日間,前期の研究成果と課題研究中間発表会の振り返り行うために,班内討議を実施しました。この班内討議は,今までの研究を客観的に振り返ると同時に,発表の中で出た質問や意見に対して,今後の研究の深化を目的としています。生徒はあらかじめ班内討議シートを作成し,当日は司会者を中心にホワイトボードで議論を深めていきました。どの班も実験手法,データの取り方,サンプリングの数,フィールドワークなど前期までの研究成果から現状の課題を見出しました。

また担当教員との実験ノートを用いたヒアリングを年3回行うことで,課題研究の進捗状況について確認しました。

(課題研究2年)中間発表を実施しました

令和5年9月27日(水)5,6限の時間帯で,課題研究中間発表を体育館で実施しました。各班のタイトルは以下の通りです。

1班 チョークの折れる条件の研究~温度と湿度の関係性~
2班 快音化によるストレスの軽減~日々の生活を快適に~
3班 エタノールと氷の寒剤についての研究
4班 髪の毛と生活習慣の関係性を探る
5班 兵庫県産ヒシモドキを野生絶滅から守る
6班 リラックスする音を探そう
7班 天然素材の香水
8班 空き家と野生動物との関係性

4月から約半年の短い期間でしたが,それぞれの班に工夫がみられた発表でした。どの班も正確にデータを取ることへの難しさがあらわれていましたが,来校された方々からは考察を含め高評価をいただきました。

今回の中間発表を経て班内での討議を行い,今後の研究の方針を固めていければと思います。

(課題研究2年)夏季休業中の実践科学&卒業生からのアドバイス

令和5年8月28日(月),13:00~15:00の時間帯で夏季休業中に実践科学の授業を実施しました。

前回授業日であった7月から約1か月間,各班が計画を立てて研究に取り組んでいます。
今回は9月の中間発表に向けて実験のまとめ,考察,研究の要旨,ポスター作製などを進めていきました。

また昨年度に総合自然科学科を卒業した3名に来ていただき,研究に対するアドバイスや,
中間発表で作成するポスターの作り方などを教えていただきました。
卒業生からのアドバイスを参考に,9月の中間発表に向けて各班の取り組みに期待します。

課題研究(2年) 2年生が神戸工業試験場を訪問しました

8月8日(火)にチョークの折れ方に関する課題研究を進める班が神戸工業試験場研修を訪問し、強度測定の方法等の指導助言をいただきました。神戸工業試験場は部品等の強度を様々な方法で測定する会社であり、課題研究にも活用できる手法を学び、測定機器の見学もさせてもらいました。有意義な研修となり、生徒たちは帰りの電車内でも実験方法の見直しや、改善点等を議論していました。

課題研究(2年)物理班が立命館大学の西浦教授の研究室を訪問しました

6月1日(木),本校の創立記念日にあわせて,立命館大学情報理工学部音情報処理研究室を訪問し,西浦敬信教授からノイズキャンセリングに関する指導助言をいただきました。当日は専門的な実験の様子を見学させていただき,課題研究を進める上での実践的な指導を受けることができました。

(課題研究2年)立命館大学の西浦教授よりアドバイスをいただきました

5月24日(水),令和5年度第三回目の課題研究において,ノイズキャンセリングを研究のテーマにしている物理班が,立命館大学の西浦教授からオンラインでアドバイスをいただきました。ノイズキャンセリングに関する講義を2時間受け,6月1日の創立記念日に実際に研究室へ訪れて研究を行う予定です。

オンライン研修

(課題研究2年) 福島整先生からアドバイスをいただきました

5月10日(水),令和5年度第三回目の課題研究を実施しました。今回は本校で長年探究のアドバイザーとして携わってくださる福島整先生をお招きし,各班の課題の進捗状況をみて,様々な科学的視点でのアドバイスをいただきました。

化学班では二つ以上の物質を混合して得られる冷却材「寒剤」について興味を持ったことから,「寒剤」の冷却の仕組み等を調べる上で必要な情報を福島整先生から指導・ご助言をうけ,今後の研究の参考となりました。

また各班からも活発な質問も飛び出し,今後の課題研究の方向性にとても良い影響を与えていたと思います。

5月17日,24日も引き続き福島整先生からアドバイスをいただきます。

令和5年度の課題研究がスタート

本日より課題研究の本格的なスタートです。前回のオリエンテーションで学んだ「研究ノート」を活用して,各班に分かれて活動しています。初回の授業は,まずテーマ決めを行いました。思考ツールであるマンダラートやくらげチャートを利用しながら,それぞれがインターネットで調べたことを基に,思考を深めています。随所で活発な議論も見られ,2時間の授業があっという間に過ぎていきました。次回以降も活発な議論から新たな発想が生み出されることを期待します。

課題研究(2年) 令和5年度オリエンテーションを行いました

4月12日(水)の5・6限に今年度の課題研究(2年)のオリエンテーションがありました。

5限は担当者の紹介を、6限は研究を進めるにあたって使用する実験ノートの使い方について確認しました。

いよいよ来週からはグループごとに分かれて、テーマ決めから行います。

【課題研究Ⅱ】課題研究Ⅱ発表会を行いました

2023(令和5)年2月4日(土)にたつの市青少年館ホールにて,『課題研究Ⅱ発表会』を実施しました。

本会は4月から始まった課題研究の集大成となる発表会です。これまでも,本校体育館でポスターでの中間発表会や,各班が学会等でポスター及び口頭発表を行ってきました。研究においても,中間発表からずいぶんと中身の濃い研究が進んできました。さらに,発表のスキルや質疑応答は場数を踏んで成長してきたので,それらの成果を発揮する機会となりました。また,生徒から多くの質問が出て,演者もそれにしっかりと答えていました。

コロナ禍ではありますが,本校SSH運営指導委員をはじめ多くの先生方や保護者,企業,学校関係者も来場していただきました。ありがとうございました。

【課題研究Ⅱ】サイエンスフェアin兵庫に参加

2023(令和5)年1月29日(日)に神戸大学統合研究拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス・甲南大学FIRSTを会場にして,第15回サイエンスフェアin兵庫が開催されました。兵庫「咲いテク(Science & Technology)」運営指導委員会が主催するフェアで,76回生(第2学年)課題研究Ⅱの8班が研究発表を,77回生(第1学年)が研修を行いました。

コロナ禍ということで,午前と午後の2部に分けての開催となりましたが,2年生は口頭発表3件及びポスター発表5件を行うことができました。今年度も対面での発表経験がなかなか得られない中でしたが,この機会を活かして堂々と発表することや積極的な質疑応答をすることができました。また,1年生も自分たちが行うミニ課題研究よりもレベルの高い発表を聞き、研究手法などさまざまなことに気づき考えるきっかけを得ることができました。

【課題研究Ⅱ】甲南大学リサーチフェスタ2022に参加

2022(令和4)年12月18日(日)に『甲南大学リサーチフェスタ2022』がZoomを用いたオンライン形式で開催されました。規模としては,全体で400件程の発表が行われました。本校からは12件の発表を行いました。

午前に「前発表」として発表練習を行い,午後は「本発表」として発表に対して審査が行われました。どちらの発表時間においても,一生懸命に研究内容を伝えようと試行錯誤していました。また,相手の発表もしっかりと見て「気づきノート」を作成していきました。さらに,質問も積極的に行い,有意義な発表会となりました。

Virtual Science Fairに参加しました

11月11日(金)、令和4年度 Virtual Science Fair(VSF)に課題研究2班と自然科学部物理班・化学班が研究発表を行いました。県内SSH指定校を中心に参加があり、発表・質疑応答・make friendsの時間に意見交換を活発に行い、他校の高校生や先生方に研究内容を説明し、指導助言をうけることができました。大変有意義な時間を過ごすことができました。

課題研究物理班は「水力発電の補助電力への利用」、課題研究化学班は「バイオプラスチックの実用化に向けて」、自然科学部物理班は「斜面を転がる物体の運動」、自然科学部化学班は「銅樹の生成条件と保存方法の検討」について発表しました。

高校生・私の科学研究発表会に参加

 11月23日(水・祝)に神戸大学百年記念館(六甲ホール)で開催された、「高校生・私の科学研究発表会2022」に課題研究3班と自然科学部生物班が研究発表(口頭発表・ポスター発表)を行いました。主催する兵庫県生物学会の会員や神戸大学サイエンスショップの先生や学生、他校の高校生や先生方に研究内容を説明し、指導助言をうけることができました。

 発表テーマは、「水力発電の補助電力への利用」課題研究物理班、「兵庫県花ノジギクの理科教育への活用」課題研究ノジギク班、「級数で定義された関数は元の関数の性質を満たすのか」課題研究数学班、「ペットボトルで簡単組織培養」自然科学部生物班 でした。

 このような発表の機会を提供していただき、兵庫県生物学会のみなさん・神戸大学のサイエンスショップの先生方・運営をしていただいた学生のみなさん、ありがとうございました。

 生徒にとって大変貴重で有意義な体験をすることができました。

課題研究 物理班

課題研究 ノジギク班

課題研究 数学班

口頭発表 数学班

口頭発表 自然科学部

オンライン参加者に質問       

【課題研究Ⅱ】高大連携課題研究合同発表会at京都大学に参加しました

2022(令和4)年11月3日(木・祝)に『高大連携課題研究合同発表会at京都大学』が開催されました。この会は,高大連携のもと,自然科学分野において課題解決型の発展的な学習に取り組む生徒が京都大学に集い,研究発表を行う。さらに,第一線の研究者や大学院生・大学生からの助言・講評を得ることにより,学習意欲を喚起するとともに,思考力・判断力・表現力の向上を図ることを目的に行われました。

本校からは,『老化による身体の変化と食』というタイトルで発表を行いました。校内での発表会(中間発表会)は行ってはいたものの,初めての外部発表で緊張もありましたが,とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。京都大学の先生や学生さんたちをはじめとして,高校の先生や高校生同士でも活発な議論が展開されました。研究についても,新たな方向性を見つけることができました。早速,明日からの課題研究に活かしていきます。

【課題研究Ⅱ】課題研究Ⅱ中間発表会を実施しました

2022(令和4)年10月5日(水)の5・6限に本校体育館にて,『課題研究Ⅱ中間発表会』を行いました。

総合自然科学科の2年生が,4月に1班5名のチームをつくり,それぞれに研究テーマを設定することから始まった課題研究Ⅱの授業。昨年実施した,課題研究Ⅰのプログラム『ミニ課題研究』で学んだ手法を活かしながら,約半年間の研究成果をポスター形式で発表しました。聞き手には,3年生の先輩方と本校及び近隣の学校の先生方が参加され,活発な討議が行われました。ここでの経験を活かし,後半の研究を加速させて欲しいと思います。