総合自然科学科の1年生が受講する『課題研究Ⅰ』とは,理科と公共を融合させた科目であり,私たちを取り巻く様々な社会問題を自然科学の観点から分析することにより,自ら課題を見つけ出し,その問題を解決するための方法を習得することを趣旨としています。
前期は,主に公共の色を強く持つ授業が展開されます。様々な社会問題の学習とその解決法を研究することによって,科学的なリテラシーだけでなく,将来科学者として必要なグローバルな科学観や倫理観を養います。後期は,主に理科の色を強く持つ授業が展開されます。主体的な学びと,科学的思考力や応用力,さらに知の統合を図っていきます。5人編成で課題研究を行い,3月には「ミニ課題研究発表会」が行われます。毎週1時間,および長期休業中なども一部使って研究に取り組みます。
2年生ではさらにレベルの高い研究活動を課題研究で行い,校内外での研究発表も行います。また,3年生の理数探究では,2年生で作製した日本語のポスターを英語で作製し,英語で発表します。
2025(令和7)年度は以下の8つのテーマに分かれて研究しています。
①「角度と飛距離に関する研究」
②「表面張力と洗剤濃度に関する研究」
③「ものの溶けやすさ、溶けにくさに関する研究」
④「臭わない油の作成に関する研究」
⑤「各歯磨き粉の成分による加熱した際の反応の違いに関する研究」
⑥「生物と色認識に関する研究」
⑦「食パンとカビに関する研究」
⑧「数列に関する研究」
課題研究Ⅰ
【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究第4回目の授業を実施しました
11月11日(火)ミニ課題研究の第4回目の授業を実施しました。
先週に引き続き実験を継続しています。
実験結果が出てきた班や、実験方法をもう一度考え直さないといけない班等、各班の進捗状況は様々です。しかし、どの班も実験に真剣に取り組み研究進めようとしています。
【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究第3回目の授業を実施しました
11月4日(火)ミニ課題研究の第3回目の授業を実施しました。
先週に立てた実験計画を元に本日から実験を開始しました。
デジタルマイクロスコープを活用したり、力センサーを用いて摩擦力を測定したりと様々な器具を用いて実験をしていました。
仮説を検証するための実験方法になっているか等反省や振り返りをしながら活動していました。
【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究第2回目の授業を実施しました
10月28日(火)よりミニ課題研究の第2回目の授業を実施しました。
各班テーマ設定が決まり実験計画について話し合っていました。
テーマ(仮説)の検証のためにどのような実験が必要か、実験のために何が必要か等、今まで模擬課題研究で学んできたことを活かしながら話し合っていました。
次回からは実験を行っていく予定です。
【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究が始まりました
10月21日(火)よりミニ課題研究が始まりました。
ミニ課題研究は、自分たちで研究課題を設定し仮説を立て検証する授業です。
今までの模擬課題研究では、与えられたテーマについて研究する中で、研究の進め方について学んできました。
ミニ課題研究では、学んだことを活かして主体的に研究活動を進めて欲しいと思います。
第一回目は、研究活動の第一歩となる「仮説設定」に取り組みました。各班研究テーマについてどのような仮説を立てればよいかを話し合っていました。
次回は研究計画を立てる予定です。実験道具の準備など自分たちで計画を立てて研究を進めます。
【課題研究Ⅰ】模擬課題研究発表会
10月7日(火)に模擬課題研究発表会を実施しました。
「うめぼしから白い塩を取り出す方法」というテーマで、7月から実験と振り返りを行い、どのようにすれば実験が成功するのかを理由も含めて発表しました。
初め、生徒たちは簡単な実験に思えるのになかなか上手くいかず苦戦していましたが、振り返りをする中で実験方法の改善点を発見し白い塩を取り出すことに成功しました。
発表会では、成功した実験方法の紹介とその理由について発表しました。実験方法を改善、検討していく過程は今後の課題研究につながるものになると思います。
次回以降は、自分たちでテーマを設定し研究を進めていく「ミニ課題研究」が始まっていきます。