課題研究Ⅰ

総合自然科学科の1年生が受講する『課題研究Ⅰ』とは,理科と公共を融合させた科目であり,私たちを取り巻く様々な社会問題を自然科学の観点から分析することにより,自ら課題を見つけ出し,その問題を解決するための方法を習得することを趣旨としています。

前期は,主に公共の色を強く持つ授業が展開されます。様々な社会問題の学習とその解決法を研究することによって,科学的なリテラシーだけでなく,将来科学者として必要なグローバルな科学観や倫理観を養います。後期は,主に理科の色を強く持つ授業が展開されます。主体的な学びと,科学的思考力や応用力,さらに知の統合を図っていきます。5人編成で課題研究を行い,3月には「ミニ課題研究発表会」が行われます。毎週1時間,および長期休業中なども一部使って研究に取り組みます。

2年生ではさらにレベルの高い研究活動を課題研究で行い,校内外での研究発表も行います。また,3年生の理数探究では,2年生で作製した日本語のポスターを英語で作製し,英語で発表します。

2026(令和8)年度は以下の8つのテーマに分かれて研究しています。

 ①「ベナール対流の発生条件に関する研究」

 ②「ボールの空気圧と跳ね返りに関する研究」

 ③「結束バンドの強度に関する研究」

 ④「スライム電池の電圧に関する研究」

 ⑤「身近な液体を用いた金属サビの還元に関する研究」

 ⑥「ジャガイモ細胞への水の出入りに関する研究」

 ⑦「月の高度の測定に関する研究」

 ⑧「復習の周期の違いによる記憶力に関する研究」

研究内容

課題研究Ⅰ

【課題研究Ⅰ】第3回・第4回 模擬課題研究

 7月27日(月)・28日(火)の2日間にわたり、第3回・第4回となる「模擬課題研究」を実施しました。今回のテーマは「梅干しから白い塩を取り出す」です。

 初日(27日)は、「実験方法の考え方を学ぶ」ことを目的に、班ごとに話し合いながら実験に挑戦しました。「一見簡単そうに見える実験」ですが、実際にやってみると想定通りにはいかず、生徒たちは大苦戦。思うような結果が得られないもどかしさを味わいました。

 2日目(28日)の目的は、「課題解決の方法を改良し、試行すること」です。前日の失敗や結果を受け、「なぜうまくいかなかったのか」「どう改善すれば白い塩だけを取り出せるのか」を根拠に基づいて考え抜き、再実験を行いました。

 次回は、今回の取り組みをまとめる発表資料の作成を行います。「どのような仮説を立てて実験し、どんな結果からどう改善へとつなげたのか」という内容の発表に向けて準備を進めます。

【課題研究Ⅰ】第2回 模擬課題研究

 7月14日(火)に第2回模擬課題研究の授業を実施しました。

 今回は、「水の状態変化」をテーマに実験を行いました。状態変化に伴って浮き沈みするビーカーの様子を、生徒たちは熱心に観察しながら記録をとっていました。

 今回の授業の目的は2つです。

  1.結果を適切にまとめる

  2.得られた結果を分析する。考察する。

 生徒たちは「あとでしっかりと考察するためには、どうやって記録をとるべきだろうか?」と自ら考え、工夫しながら実験に取り組んでいました。一歩進んだ科学的な視点が身に付く、有意義な時間となりました。

【課題研究Ⅰ】模擬課題研究がスタートしました

 6月26日(金)の「課題研究Ⅰ」の授業より、模擬課題研究が始まりました。

 この模擬課題研究では、実験の記録方法から考察・発表の仕方まで、研究の土台となる基礎力を養います。

 初回のテーマは、「偏光板を用いた万華鏡づくり」です。万華鏡づくりを通して、「正しい記録の取り方」を学びました。実験の操作手順や、結果を「正確に記録すること」は、すべての研究の基本となります。

 生徒たちは「きれい!」「どうしてこうなるの?」とペアで楽しく協力しながら実験に取り組み、「後で見直せる正確な記録の取り方」を意識して真剣にノートに向き合っていました。

 次回は「実験結果のまとめ方と考察」について学ぶ予定です。

<課題研究Ⅰ> 令和8年度 課題研究Ⅰがはじまりました

4月17日(金)、総合自然科学科81回生を対象に課題研究Ⅰオリエンテーションがあり、

担当教員から今年度の予定と課題研究の始めるにあたっての心構えなどについて話がありました。

また、先輩方が取り組まれた課題研究の紹介がありました。

【課題研究Ⅰ】ミニ課題研究クラス発表会

3月6日(金)に、HR教室においてミニ課題研究のクラス発表会を行いました。

先日の生徒研究発表会で発表した内容について、各班が改めて口頭発表を行いました。

質疑応答も活発に行われ、やり取りを通して研究内容をさらに深める様子が見られました。

模擬課題研究やサイエンスフェアin兵庫、生徒研究発表会など、1年間の課題研究の経験を踏まえ、生徒たちの確かな成長が感じられる発表となりました。