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プログレス探究A 地理情報システム入門

7月16日(火)午後、第2回プログレス探究Aで「地理情報システム入門」を行いました。プログレス探究Aは、1年次生対象のSSH特別学校設定科目です。

講師として、人と自然の博物館から三橋弘宗先生をお招きし、地理情報の意義から、オープンソースのフリーソフトであるQGISの基本的な使い方までを学びました。

 

 

 

世の中の情報の70~80%には地理情報が含まれていること、したがって、地理情報を解析することはあらゆる分野で有効であることを知り、驚きました。3時間という短い時間に講義、実習が詰め込まれ、みんなへとへとになっていましたが、情報分析の技術の一端を習得することで、視野がぐっと広がる授業となりました。

【生徒の感想より】

今まで1つの情報、例は飲食店の多さ、など1つの情報のことしか考えることができなかったけれど、このQGISというものを使えば、飲食店が多いところはどういう土地との関わりがあるのかなどを知ることができた。そして、このソフトを使えばさらに3つ、4つの情報を合せて見ることができて、すごいなと感じた。

地理情報システムは、思っているよりもとても身近で、今の生活や、安全のために必要不可欠なものだと思った。中高生の間に学んでおくことが将来にとても役立つのでもっと学びたいと思いました。

これからAIが大きな役割を担っていくであろう社会の中で、AIに全部任せるのではなくて、どんな情報を組み合わせてどんな資料を作るのか、どう活用できるのかは人間が考えて、そのバラバラの情報を組み合わせてまとめ、活用できるデータ資料とするのはコンピューターに任せるという形が理想だと考えた。また、うまくデータを持ってこれなくて質問ばかりになっていまった部分もあったから悔しかったけど、この技術を活用できるようになればあらゆる分野で必ず大きな力になると感じた。だからこそ信用できる情報の提供と入手、情報モラルが重要だと思う。