校長室から
シン・ブラ校長♪④ 学校を独占!新入生!
2年生は大阪へ、JR大阪駅に集合し、大阪周遊パスを握りしめ、班別対抗でポイントを集めながらゴールを目指します♪
3年生は奈良へ、学校に集合し、班別でそれぞれ興味のある歴史的土地・場所を自由散策します♪
ということで、1年に1回だけの1年生特典、三田西陵高校を貸し切った新入生オリエンテーション♪
午前中は体育館。校長講話からはじめり、各専門部長の先生からの講話に続き、集団訓練、シークレットプログラムを実施しました。
心なしか、のびのびと楽しそう♪ 元気な笑い声が体育館に響きます!
午後は、グループに分かれて、脱出ゲーム「中学生からの脱却!」
各ポイントで出される課題をグループで解決しながら校舎中を駆け巡ります。
真剣に見つめる先にある問題が
こちら
だから、解答用紙に私の名前が書いてあったのか!と納得。
新入生のご家庭の皆さま、お子様が三田西陵高校に入学されて早5日目。
高校生活、元気に楽しめているんだろうか?とご心配されていることと思います。
ご安心ください! みんなキラキラと三田西陵を謳歌しています。
それでも、新しい生活に緊張もして疲れが出てくるころでしょう。週末ははゆっくり過ごして、また来週、新入生のみなさんの元気な笑顔に出会えるのを楽しみにしています。
シン・ブラ校長♪③ 走る!新入生!
今日から、新入生(31回生)も授業がスタート♪
1時間目の授業の教室を探して、小走りに移動する姿が爽やか。
学年掲示板も学年のカラーが出ています。
左は1年生 右は2年生
ところで、2年生のメッセージに「本気」が何回出てくるでしょう?
【答え】5回です! 2年生(30回生)は本気です!
3年生(29回生)も最高学年として始動しています!
新入生(31回生)のみなさんはそんな先輩達の姿をキラキラとした目で見ています。
校長も負けてはいられない!西陵生のみなさんを「食」で応援する「シン・ブラ校長♪食レポ編」をスタートしました♪
リニューアルした食堂のメニューを校長が実際に食べつくして「食レポ」していきます。
オープン初日はこちら 4月11日.pdf
オープン2日目はこちら 4月12日.pdf
※本館棟階段に掲示中
シン・ブラ校長♪② ダブルでお初
西陵生になりたてホヤホヤの1年生(31回生)が元気に登校してきて、三田西陵高校は一気に賑やかになりました。
①新年度初の「シン・ブラ校長♪」は対面式から
吹奏楽部の演奏にのって、緊張の面持ちで入場してきた1年生
生徒会長あいさつの後、1年生各クラスに記念品の贈呈
②そして、初営業の食堂へ
今年度から食堂の業者さんが変わりましたが、スタッフのみなさんは前の方がそのまま残ってくださったのでほっと一安心。
食券の購入のしかたやメニューが変わったので、生徒のみなさんは少し戸惑い気味。
常連の生徒さんに聞くと、それぞれ味が美味しくなっているんだとか♪
初日ということもあって、1年生の利用も少なく、いつもの賑わいはこれからという印象です。が、きっと口コミで食堂利用者も増えてくるはず。
ちなみに、校長が一番懸念していたのは、あの美味しい食堂のご飯(白飯)の味が変わってしまっているのではないか…。
日替わり定食(今日はとんかつ弁当、500円)をテイクアウトして確かめたところ、美味しいご飯(白飯・少なめに盛り付けてもらっています)はそのままに、冷凍ではない手作りとんかつがとても美味しく揚がっていました!
こちらもお初♪ アイスクリームの自動販売機♪
これから暑くなってきたら大人気間違いなし!
新入生(31回生)を迎えて
お天気に恵まれ、爽やかな春風につつまれて、第31回入学式が晴れやかに挙行されました。
入学式の後は、満開の桜をバックに…と今年はいきませんでしたが、青空のもと、新しい制服でクラス写真撮影。
新入生(31回生)の笑顔とフレッシュで元気な声が響いて、明日から3学年がそろうのが楽しみです。
本日の入学式には、ご多用の中、PTA会長様、同窓会長様、ゆりのき台自治会長様にご臨席いただきました。
本校PTA・同窓会、ゆりのき台自治会の皆さまとご一緒に、三田西陵高校を盛り上げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
(式 辞)
暖かな春の日射しが降り注ぎ、満開のチューリップが咲く、そんな今日の佳き日に、兵庫県立三田西陵高等学校第31回入学式が挙行できますことを大変うれしく思います。
まずは、ただいま入学を許可いたしました200名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの入学を心から歓迎いたします。
そして、今日までお子様方を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様方のご入学を心からお祝い申し上げます。
さて、本校は、平成5年4月、三田市のニュータウンとして誕生したゆりのき台の地に開校し、昨年度、創立三十周年の節目を迎えました。
開校当時の写真を見ると、背丈ほどであったであろう苗木は、今では地面にしっかりと「根っこ」をはり、太くたくましい「幹」をもつ大樹に成長しています。それはまさに、これまでの30年間、ゆりのき台と共に歩んできた本校の発展と歴史そのものだと言えるでしょう。
そのような中、新たに「西陵生」となった31回生のみなさんは、31年目の新たな一歩を踏み出す学年です。みなさんには、本校の校訓「自主・創造・飛翔」のもと、これからの三田西陵高校で過ごす3年間、教育活動の全てを通じて「夢の実現力」に富み、「根っこ」がしっかりとした、太く逞しい「幹」を持つ「西陵生」に育っていってくれることを期待しています。
この春、本校を巣立った28回生は、コロナ禍のまっただ中に入学し、日々の授業における数々の制約や学校行事の縮小、お友達と楽しく歓談したい昼食も黙食を強いられ、決して順風満帆とはいえない高校生活でした。高校3年間で本校の校歌を声高らかに歌う機会もほとんどありませんでした。
きっとみなさんも同じような中学校生活を過ごしてきたのではないでしょうか。
やっとコロナ禍以前の日常が戻ってきた今、31回生のみなさんには、本校の校歌、その歌詞にこめられた思いを噛みしめて歌っていって欲しいと思います。
本校の校歌は3番から成っていて、それぞれに本校の校訓、1番には「自主」、2番には「創造」、3番には「飛翔」が入っています。
「自主」とは「他からの干渉や保護を受けず、自分で決定したり、自分の意志で行動したりすること」です。
自分の考えをしっかり持ち、他者の意見を尊重しながらも自らが下した決定を行動に移していく力です。
「創造」とは「これまでになかったものを新しく創り出すこと」です
既存の発想にとらわれず、課題に対して新しい解決法でもって探究していく力です。
「飛翔」とは「空高く飛びめぐること」です。
自分の目指す方向を見失わず、仲間と一緒に知恵を出し合い課題を解決していく力です。
それぞれの歌詞の最後、1番は「三田西陵 誠あり」、2番は「三田西陵 力あり」、そして3番は「三田西陵 誇りあれ」で締めくくられています。
本校の花と緑に囲まれた、きれいで開放的な教育環境の中で、仲間と共に「誠」をもって、「自主・創造・飛翔の力」をつけ、「西陵生」としての誇りを胸に、校歌を声高らかに歌っていってくれることを期待しています。
保護者の皆様、私たち教職員一同、全力でお子様方の教育に取り組んで参ります。お子様の確かな成長に向けて、学校とご家庭が互いに手を取り合い、同じ歩調で歩んでいくことが大切と考えております。どうか本校の教育活動にご理解いただくとともに、ご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
これから新入生の皆さんが、本校で素晴らしい3年間を過ごすことができますことを心から祈念して、入学式の式辞といたします。
令和5年4月10日
兵庫県立三田西陵高等学校長
校長 切原 賀子
※今年の桜をお祝いに添えて
新年度(令和5年度)がスタート!!
令和5年度のスタートにあたって、1学期始業式では新2・3年生の西陵生のみなさんに次のことを伝えました。
〇「世界に一つだけの花」の歌詞から♪
〇「三田西陵高校グランドデザイン2023」の変更点
「夢の実現力」を鍛えて育てる!
〇「アントレプレナーシップ」に含まれる3つの要素
「アントレプレナーシップ」に含まれる3つの要素を意識しながら、あなただけの、Only oneの花を咲かせることに一生懸命になってください。そして、それぞれが輝く1年になるよう、あなたのやる気スイッチを自分で見つけて押してください。
さあ、午後から新入生(31回生)がやって来ます!
桜は散ってしまいましたが、学校中に咲き誇る満開のチューリップでお迎えします。
シン・ブラ校長♪① スタートアップ三田西陵
昨年度の「ブラ校長♪」シリーズでは、校長が三田西陵高校をブラブラして素敵なことを見つけるとすかさず紹介をしてきましたが、今年度は「シン・ブラ校長♪」にリニューアルしてREスタートします!
今朝も、桜の満開状況と天気予報を気にしながら、どうにか来週の入学式まではもって欲しい… と願いをこめて、青空に映える写真を撮影していると、ちょうどそこに三田祥雲館高校との合同練習に向かう陸上部の生徒のみなさんが集合していました。
先生方だって負けてません!
午前中、「生徒様の学力に合わせた教科指導を実現する、スタディサプリのご説明」と題して、株式会社リクルート 本校担当の大道 泉 様をお迎えした職員研修会 第一弾を実施しました。
すでに、昨年度から先行実施してきた新2学年団をのぞいた先生方が集まり、学校向けスタディサプリ(学校向け総合ICTサービス)の基本的な説明から、どう活用していくか実際にタブレットを使っての実習まで、ぎゅっと詰まった90分に頭がパンパンになりながらも、先生方は西陵生のみなさんのために真剣そのもの。
三田西陵高校では30回生(新2年生)からスタディサプリを導入していますが、今後さらにタブレットを効果的に活用した進路指導(教科指導を含む)としてスタディーサプリを活用し、個別最適な学びを進めていきます!
令和5年度のスタートにあたって
青空に映える満開の桜のもと、初任者2名を含む新着任の先生及び事務職員の方をお迎えし、新メンバーで令和5年度がスタートしました。
そんなフレッシュな気持ち新たに、「学校長から」のページを更新しています。
↓↓↓ こちらからご覧になれます
満開の桜の下では、ソフトボール部のみなさんが恒例のお花見会♪
来週の入学式まで桜の花が残っていますように。
3学期終業式と合格者説明会
4月に三田西陵高校に着任し、1学期の始業式を対面で行って以来、ずっとオンラインでの実施だった始業式と終業式。
やっと3学期の終業式は西陵生のみなさんと向き合って話をすることができました。
伝えたことは次の2つです。
①「心で感じて 心を動かす」のルーツとは?
校長室の前に貼っている張り紙のうち「心で感じて 心を動かす」に込めた思いを、そのルーツを遡ってお話しました。
※詳細については個人情報のため秘密です
②「人生をビンに例えると・・・」から考えてみよう
「Go for 3E!~西陵生のみなさんへ校長メッセージ~」3月号で紹介した「人生をビンに例えると・・・」を再度紹介してお話しました。
※詳細は「Go for 3E!~西陵生のみなさんへ校長メッセージ~」3月号をご覧ください 3月号.pdf
さあ、明日からは春休み♪
4月、1学期始業式、それぞれの”夢”や”希望””を胸に新年度をスタートする西陵生のみなさんと会えるのを楽しみにしています。
そして、午後からは合格者説明会が実施され、4月から西陵生になるみなさんとお家の皆さまがお越しくださいました。
今日はあいにくの雨でしたが、中庭の樹木にはきれいな花が咲き始めています。
4月、桜満開の入学式を心待ちにしています。
ブラ校長♪㉕ 特別編成時間割(最終日)と...春はもうそこまで♪
合格者招集日(新入生書類渡し)の日、1.2年生のみなさんは特編のプログラム最終日♪
1時間目は1,2年生合同で「人権講演会」を実施しました。
三田市国際交流協会(SIA)副会長をされている寿賀様ともうお一方にお越しいただき、「在来外国人と人権」をテーマにお話をいただきました。
普段は小学校でお話をされる機会が多いとのこと。今回は高校生向けに少しレベルを上げた講演会でしたが、以前に高校生に教えておられたという経験から大変分かりやすい内容で、西陵生もメモを取りながら、出題されるクイズを考えたりと、国際理解教育の視点で考えてみるきっかけになりました。
三田西陵高校がある三田市には1,191人(三田市の人口の1.1%)の外国人の方々が生活されています。
多い順に、韓国、ベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、米国、ネパール、ミャンマー、8割以上がアジア系の方だそうです。
「多文化共生」を意識して、みんなが幸せに暮らしていくには?と考え、行動できる西陵生でありたいですね。
そして、「人権講演会」が終るころ、2月の特色選抜、3月の複数志願選抜を合格したみなさんが集まってきていました。
雲ひとつない青空と合格したみなさんの晴れ晴れとした表情に4月が待ち遠しくなりました。
向こうに見える桜のつぼみも膨らみはじめ、春はもうそこまで♪
ブラ校長♪㉔ 特別編成時間割(3日目)
複数志願選抜入試合格発表の日、1,2年生のみなさんは特編のプログラム♪
特編3日目のプログラムで、1年生(30回生)は「やったもん勝ち発表会」を実施しました。
時を遡ること2ヶ月前の1月19日(木)、「やったもん勝ち発表会」の応募告知が各クラスに貼り出され、30回生有志のみならず、1学年教員からもエントリーがあり、今日を迎えました。
30回生有志5チームによるダンス、一輪車、動画発表、歌、5クラス担任それぞれによる趣向を凝らした発表と本番は大盛り上がり!!(だったそうです。)
というのも、通常だったら絶対観に行って、臨場感たっぷりに「ブラ校長♪」でお伝えするところ、校長は合格発表に立ち会うという大事なミッションがあったため… 残念。
▶教員による発表「投資の始め方」S先生
▶有志発表「一輪車」 Aさん
▶教員による発表「炎の体育会30回生 その1」 U先生
▶教員による発表「炎の体育会30回生 最終章」 N先生
本日、三田西陵高校に合格されたみなさん 合格おめでとうございます。
西陵生になったら、こんなわくわくする高校生活が待っていますよ♪
4月、みなさんの入学を心待ちにしています。
ブラ校長♪㉓ 特編時間割(1日目~2日目)
複数志願選抜入試も無事終了し、3月15日(水)から特別編成の時間割がスタートしています!
3学期のこの時期は、次年度に向けた準備のプログラムも入ってくるのため、1,2学期に比べると学年の特色を出したプログラムが限られますが、その中でも学年の趣向を凝らしたプログラムを紹介します。
特編1日目のプログラムで、2年生(29回生)は「主権者教育」を実施しました。
18歳に成人年齢が引き上げられ、「18歳選挙権」がスタートしてから、どこの学校でも「主権者教育」のプログラムを実施していますが、三田西陵高校の内容はひと味違います!
まず、西陵生のみなさんがより自分事としてリアルに選挙を感じられるよう、1時間目は『第1回 29回生主任選挙 選挙公報』として、担任の先生方が次期学年主任の候補者になり、もし自分が学年主任になったら?という公約をマニュフェストとして示し、それをもとに29回生のみなさんが候補者を選び、実際の投票と同じ手順で投票用紙に選んだ候補者の名前を記入し、投票箱に入れて投票するというものです。
①担任の先生が選挙公約を伝えているところ
②記載台で投票用紙に名前を記入しているところ
③投票箱に投票用紙を入れているところ
④投票の様子をドキドキ見守る29回生
実際に選挙で使う記載台と投票箱をお借りした本格的な内容で、数名は本当に自分たちが学年主任を選ぶんだと勘違いした人も。
それを受けて、2時間目は各クラスでワークプリントをもとに「主権者教育」について考えました。
これから順次18歳を迎える29回生にとって、政治を「自分ごと」として考えるとても大事な機会になりました。
特編2日目、1年生は「スタディーサプリ」、2年生は「スタディーサポート」を実施しています。
1年生(30回生)より三田西陵高校では「スタディーサプリ」を活用した進路指導を実施していきます。
令和4年度 ラストの月 ー弥生ー
今日から3月がスタートしました。
令和4年4月に本校に着任して、早いものであと1ヶ月で令和4年度が終ります。
5月から西陵生のみなさん向け、保皆さま皆さま向けに毎月発信している『Go for 3E!』も令和4年度 ラストの発信となりました。
3月といえば、3月11日は東日本大震災が発生した日。以前、ご縁があって震災後に宮城県に訪れた時の様子を振り返っています。
また、中学生の保護者の方からの質問の答えとして、西陵生に送るメッセージを書いています。
保護者の皆さまへはメールでもお知らせします。
西陵生のみなさんには、いつもの場所に拡大して掲示しています。
卒業生(28回生)の巣立ちを見送って
雲一つない晴天に恵まれ、春の足音を感じる佳き日、第28回卒業証書授与式が晴れやかに挙行され、28回生193名は胸を張って、誇らしい姿で会場を後にしました。
本日ご多用の中ご臨席を賜ったご来賓の皆さま、誠にありがとうございました。
今日の卒業の日まで、お子様を支え励ましてこられた保護者の皆様には、お子様にとって大切な3年間を三田西陵高等学校に託していただき、これまで本校の教育活動にご支援・ご協力を賜りましたこと、心から感謝し、お祝いを申し上げます。
創立30周年の歴史の中で、8.020名の卒業生がそれぞれの場所でご活躍されています。
”翔陵会”の皆さま、本日、巣立った193名の”翔陵会”ニューフェースをどうぞよろしくお願いいたします。
(式 辞)
コロナ禍のまっただ中に入学した28回生の皆さんは、入学したときからマスク生活で、お友達の表情も読み取りにくく不安なスタートだったのではないでしょうか。
日々の授業における数々の制約や学校行事の縮小、お友達と楽しく歓談したい昼食も黙食を強いられ、2年生のときは長寿命化工事による喧噪と、決して順風満帆とはいえない3年間の高校生活であったと思います。
学校としてもこの想定外の事態の中で、皆さんの支援のために様々な対応をし、ときには厳しいお願いをしなければならないこともありました。しかし、皆さんは様々な制約の中で、知恵を出し合い、仲間とともに過ごしてくれましたね。
西陵祭、文化の部、体育の部などの行事や部活動で見せてくれた一生懸命に取り組む姿、そして、創立30周年という大きな節目に最高学年として堂々と式典に臨む姿、28回生1人1人が輝く瞬間(とき)は、2年生、1年生にとっての憧れとなりました。この3年間は、平穏なときでは成しえない貴重な経験になったと信じています。
ところで、皆さんは「アントレプレナーシップ」という言葉を聞いたことがありますか?
日本語では「起業家精神」、「起業家活動」と訳されます。
「起業家」と聞くと自分には関係ないと思った人もいるかもしれません。
この言葉は、起業しようとする人に限らず、すべての人に求められる課題解決に向けた考え方やマインドであり行動様式を意味しています。
つまり、この4月に本校のグランドデザインとして皆さんに示した「夢の実現力」に必要な考え方やマインド、行動様式であり、これからあなたが人生を切り拓いていくために必要な言葉だともいえます。
それは、「アントレプレナーシップ」の本質が「どんな未来を自分の手でつくり出したいか」にあるからです。
その、「アントレプレナーシップ」には3つの要素があるのだそうです。
一つに、課題に対して前向きに向き合う『姿勢』です。
「~だからできない」「現状はこうだから仕方ないよね」というできない理由を探すのではなく、「課題を解決するために、自分に何ができるだろうか?」と向き合い、できることに目を向けるということです。
二つに、自分のもっているリソースにとらわれない『思考』です。
自分には知識やスキル、経験が「ないからできない」とあきらめるのではなく、それなら新しい知識を学んでみよう、スキルをもつ人と組んでみよう、「こうやったらできるんじゃないか?」と様々な手段を模索してみるということです。
三つに、失敗を前提に行動し、失敗から生み出す『学び』です。
これまでの教育は、間違わないこと、失敗しないことが求められてきましたが、「アントレプレナーシップ」では失敗することこそが学びです。失敗を恐れず、いろんな方法でやってみて、うまくいかなければ、「どうしたらできるか?」、また違う方法でトライしてみるということです。
それでも、失敗すればくじけるし、上手くいかないと投げ出したくなるものです。
そんなとき、私は玉置浩二さんの「しあわせのランプ」の歌い出し、「幸せになるために、生まれてきたんだから」のフレーズを口ずさんでみることにしています。
人は困難なことに向き合うと、つい複雑に考えすぎてこんがらがるものです。
人生はシンプルです
こんがらがった時こそ、シンプルに幸せになるためにどうすればよいか?と考えてみてください。そのとき、
① 課題に対して前向きに向き合う『姿勢』
② 自分のもっているリソースにとらわれない『思考』
③ 失敗を前提に行動し、失敗から生み出す『学び』
この3つが、あなたが、そして周りの人々が幸せなになるためのきっかけとなってくれるはずです。
ここで、RADWIMPSが歌う「正解 - 18FES ver.」の最後の一節を紹介します。
あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ だけど明日からは
僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで
次の空欄に当てはまる言葉を
書き入れなさい ここでの最後の問い
「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」
制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生
「よーい、はじめ」
歌詞では「君のいない 明日からの日々を 僕は/私は きっと」のあとに回答欄が続いています。
さて、あなたはどんな答えを書くのでしょうか?
今、この学び舎を巣立ち、『正解』のない世界に踏み出していくあなたへ、私から最後のメッセージを贈ります。
『一歩踏み出した瞬間に未知は道となる』
「未知」つまりまだ知らないことにはあこがれや期待とともに不安も伴います。しかし勇気を出して一歩を踏み出せば、「未知」は「道」となって未来につながります。これからの新しい人生、いろいろ思い悩むこともあるでしょう。困難に立ちすくむこともあるかもしれません。そんなとき、校長が「まず一歩を踏み出してみよう」と言っていたなと思い出してください。
THIS IS YOUR LIFE これは あなたの 人生です
さあ、あなたが幸せになるための『正解』を探していってください。
“西陵生しか勝たん” あなたのこれからの人生に幸あれ!!
令和5年2月28日
兵庫県立三田西陵高等学校
校長 切原 賀子
ブラ校長♪で部活動訪問編【女子サッカー部】
第9弾は三田西陵高校を飛び出して、三田祥雲館高校へ出張ブラ校長♪で部活動訪問!
<女子サッカー部の夢>
1回でも多く勝つ!
夢を実現するためにすべきことを尋ねると
・体力面の強化
・日々のつみかさね
・練習の室を上げる
・暗くなってもできることをやる
1年生5人、2年生2人の計7人(うち2名はマネージャー)で活動している女子サッカー部ですが、人数がそろわないと本番に近い練習ができないからと、今年度から三田祥雲館高校の女子サッカー部のみなさんとの合同練習がスタートしました。
試合前は7時間目がある日以外、試合がないときは週に数回、三田祥雲館高校のグランドにお邪魔して、三田祥雲館の女子サッカー部のみなさんと一緒に汗を流しています。
両校合わせても9名、試合人数11名には足りませんが、少ない人数でも11人並みに戦えることを証明すべく、一人一人がhard workで頑張っている女子サッカー部♪
(7名以上だと試合に出場できるのだそうです、)
三田祥雲館高校の顧問の先生方と女子サッカー部のみなさん、夢の実現に向けて、これからもよろしくお願いします。
両校、力を合わせて夢を勝ち取れ!女子サッカー部!!
ブラ校長♪㉒ 「経済的に自立する」人生設計を考える
日本教育公務員弘済会、ジブラルタ生命保険株式会社のファイナンシャルプランナーを講師にお迎きした家庭科の特別授業をブラッとのぞかせてもらいました。
詳しくは家庭科からUPがありますが、校長からは講師の方からいただいた授業の感想をご紹介しておきます。
〇 生徒のみなさんの反応がよく、授業をしていて楽しかったです。
〇 これまでの出前授業はパワーポイントだけの説明でしたが、今回、三田西陵高校でパソコンを使った授業を試験的にやってみて、生徒のみなさんがパソコンを普段から使いこなしている様子で、上手くいきました。
確かに、1年生はBYODで自分のデバイスを毎日持参し、教科書、ノート、筆記用具等と一緒に授業の一部として使いこなしています。
本校はChromebookを使用していますが、立ち上がりも早く、操作性も良いので、今回のように「e-ライフプランニング」でライフプランを入力しながら、条件を変えて改善点を検討していく授業にはもってこいです。
(1年5組の様子)
(1年2組の様子)
本日は、1年生2クラスでの授業でした。
金曜日は1年生3クラスで授業があります。
講師の先生方、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
28回生に贈る『卒業おめでとう』特別号
今日から2月がスタートしました。
2月15日(水)は特色選抜、2月28日(火)は卒業証書授与式と大事な行事を控えています。
2月の校長メッセージ『Go for 3E!』は卒業式を目前に控えた28回生に贈る特別号として、「翔陵会(しょうりょうかい)(本校同窓会)」を紹介し、今年度、関わりの深かった先輩の方々を紹介しています。
保護者の皆さまへはメールでもお知らせします。
西陵生のみなさんには、いつもの場所に拡大して掲示しています。
『Go for 3E!』の紙面では紹介しきれなかった、応接室横の本校卒業生(20回生)による絵画についての説明を合わせて掲示しています。
卒業生(28回生)のみなさんはもちろん、1,2年生(29回生、30回生)のみなさんも応援してくれている先輩方がいるんだということを意識して、学校生活を送ってください。
『令和4年度三田市高校生議会』に西陵生も参加します!
三田市では『三田市高校生議会』という取組みをされています。
(三田市HPより)
選挙権年齢の引き下げにより、選挙を身近に感じるようになった高校生が、市議会議場において市政に対する提案等を行うことを通じて、地域に関心や愛着を持ち、まちづくりの当事者としてまちづくりに参加する意欲を高めるとともに、将来にわたって三田市に住み続けたいと思えるまちづくりに活かすことを目的として、「令和4年度三田市高校生議会」を開催します。
市内8つの高校(市立ひまわり特別支援学校、県立有馬高等学校(全日制)、県立有馬高等学校(定時制)、県立三田祥雲館高等学校、県立三田西陵高等学校、三田学園高等学校、三田松聖高等学校、クラーク記念国際高等学校三田キャンパス)から2名の高校生議長と16名の高校生議員が参加し、市政に対する質問・提案を行い、市長ほか市の職員が答弁します。
三田西陵高校からは、2年生、2名がエントリー!
来週、2月5日(日)の『三田市高校生議会』を控えた二人に、校長がインタビューして、意気込みを聞いてみました。
【三田市高校生議会での質問事項】
Aさん 「三田市内の公園における美化活動について」
Yさん 「三田市における多世代交流館の増設について」
【Q】なぜ『三田市高校生議会』に参加しようと思ったの?
【A】
・昨年度参加した生徒会の先輩から話を聞いていて、三田市長さんとも直接話ができる機会なので参加を決めました。(Aさん)
・地域経営学に興味があり、生徒会顧問の先生から声をかけてもらってすぐに参加を決めました。(Yさん)
【Q】『三田市高校生議会』に参加するまでの流れは?当日の様子は?
【A】
・「どんなテーマにするか?」「動機は?」「どういうことをしたいのか?」といったやりとりを何度か行い、三田市職員の方とのワークショップを経て、質問書、答弁内容を作成しました。
・当日は、実際の三田市議会議場で、【質問内容】を説明し、三田市の幹部職員の方から答弁をいただきます。
二人に、当日の【質問内容】と先に情報をもらっている【答弁内容】についてさらにつっこんだ質問すると、高校生ならではの新鮮な発想で説明してくれて面白い!!
なかなかできない貴重な体験に、二人とも少し緊張していましたが、それ以上に当日が楽しみでしかたない様子。
当日は議場で傍聴ができる他、後日、市公式Youtubeで配信する予定だそうです。
当日、さらに追質問のチャンスがあるかも?
是非、高校生らしい発想で提案をしてほしいと思いました。
西陵生を代表して、頑張ってきてください!
HONEY FM 82.2のスタジオに行ってきました!
HONEY FM 82.2では『ハイスクール特派員登場!』という、三田市内の高校が交代で出演している番組があります。
三田西陵高校は、平成22年から放送部が中心となり、月1回、第3火曜日に出演させていただいています。
今回は、三田西陵高校が『ハイスクール特派員登場!』新年初ということで、公開収録の様子をのぞきに行ってみました。
三田の人にはおなじみ、「フローラ88」の3階にあるスタジオは、グリーンが施されたほっこりした佇まいで、イスに腰掛けて、誰でも収録の様子を聴くことができます。
これまでの放送をアーカイブで聴いていて、いつも上手く言葉をかけて話を引き出し、膨らませてくださるアナウンサーさんがどんな方かと興味津々でしたが、想像どおりのとても優しくあったかい雰囲気の方でした。
西陵生、放送部2年生の2人もリラックスして話をしていました。
本校のHP、トップ画面にも最新の放送のアーカイブを掲載しています。お時間のあるときに、また聴いてみてください。
HONEY FMの皆さま、これからもよろしくお願いいたします。
1.17 震災追悼行事
西陵生のみなさんへの校長メッセージ『Go for 3E! 1月号』においても「忘れてはいけないこと 1.17」としてふれましたが、どうか本日は、震災によって失われた命を想う時間、減災や命を守る行動について考える機会にしてください。
職員室前の1年生連絡黒板のメッセージも震災について考える内容が書かれていましたので紹介しておきます。
朝のSHRの時間に阪神・淡路大震災の追悼行事として、放送部部員が全校放送で呼び掛けてくれました。
(放送部員による呼び掛け 全文)
1995年、1月17日の兵庫南部地震より今年で28年目を迎えます。この地震により、阪神間を中心に多くの人命が失われました。また命のみならず人々が大切にしてきた多くの記憶や財産、社会が積み上可能性も可能性も潰えました。その後の年月は震災で傷ついた被災者の心を少しずつ和らげてきました。しかし、かけがいのないものを喪失した気持ちは、なくなりません。
阪神・淡路大震災のあとも、東日本大震災や様々な自然災害が発生しています。日本に住む私たちは自然災害から逃れることはできないでしょう。しかし、自然に抗うことは難しくも、災害に備え、個人、社会が心構えすることは大切です。兵庫県に住む私たちは、協力し合い、復興の道を歩んできました。阪神・淡路大震災から再確認した協力、協働の精神こそ、過去に学びつつこれからの日々をより安全で安心なものにすることです。
ここに、新たな願いとともに震災の教訓を伝えるべく、犠牲者の霊に黙祷をささげたいと思います。
黙祷
『THIS IS YOUR LIFE』 これは あなたの人生です!
令和5年の新しい年、そして令和4年度最後の学期がスタートしました
3学期始業式では、スタートにあたって『THIS IS YOUR LIFE』の言葉を西陵生のみなさんに紹介し、それぞれの新しい一歩にエールを贈りました。
そして、私たちが忘れてはいけないこと『1.17』についてふれ、本校でも1月17日に追悼行事を行いますが、「命を想う時間」そして「命を守る行動」について考える機会にして欲しいと伝えました。
同じ内容を校長メッセージ『Go for 3E!』1月号にも書いています。
保護者の皆さまへは、メールでもお知らせします。
西陵生のみなさんには、いつもの場所に拡大して掲示しています。
その後、2学期終業式以降に表彰を受けた部や活動の成果を披露し、クラスで表彰を受けたみなさんの頑張りを讃えました。
表彰されたみなさんには、校長室に来てもらい、いろいろな話を聞きながら、表彰状を渡して、頑張りを讃えました。
読書感想画で優秀賞を受賞した3年生男子生徒さんは、4月から大阪の芸術系の大学に進学が決まっているとのこと。一緒に来てくれたお友達と一緒に拍手でお祝いしました。4月からの新生活が楽しみですね。
学校情報化認定とは・・・
日本教育工学協会(JAET)において、教育の情報化の推進を支援するために、「情報化の推進体制」を整え、「教科指導におけるICT活用」「情報教育」「校務の情報化」に積極的に取り組んでいる学校を客観的に評価し、認定するものです。
※認定期間:2025年度~2027年度(3年間)
今後は『学校情報化先進校』に向けて、さらなる取組みを進めていきます!
兵庫県三田市ゆりのき台3丁目4番
TEL:079-565-5287
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