取り組みのハイライト

2020年2月の記事一覧

課題研究「自然科学発表会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科4期生(1年)40名が課題研究最終発表会「未来を拓く自然科学を学ぼう」を行いました。ゲストとして、研究指導にも携わっていただいた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生をお招きし、質疑応答や講評をしていただきました。

  

1班「イオン液体で一攫千金!?~NMR測定を用いた天然有機化合物の抽出~」
2班「空からやつらが降ってきた!! ~TNT換算を使った隕石の詳細解明~ 」
3班「ルビちゃんのひ・み・つ♡~ SDS電気泳動を用いて~」
4班「おさかなたちのわすれもの♡~環境DNAを用いて~」 
5班「名探偵 環境DNAの捜索~絶滅危惧種の追跡者~」 
6班 「水中の食べ物ホンマに安全なん?~放射線観測を用いた食品の安全性について~」
7班「プラごみ問題レスキュー隊!~柑橘類を用いたリモネン抽出~」
8班「ひかれあう原子の物語~ 液体による表面張力の違い~」

RRE「外国人留学生交流会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科4期生(1年生)40名が大阪大学の留学生15名と英語を用いて交流会を行いまし。自己紹介の後、本校生は「兵庫高校の紹介、神戸の魅力と社会課題」をテーマにスライドを用いてプレゼンテーションを行い、留学生は「地域の魅力と課題」をテーマに発表しました。1年間の集大成の交流会ということもあり、楽しみながら積極的に留学生と交流するとともに、他国の魅力・課題を学ぶことができました。

  

〈生徒感想〉

I spent quality time in today’s exchange. I learned many things. Not only culture and social issues of foreign countries but also the importance of courage to talk with international students. Talking with foreign people made me interesting, happy and exciting. Through talking with them, I found it is important to speak not to be afraidof some mistakes and enjoy talking with them!

I thought that I should get more vocabrary. When I talk with a student from Bangladesh, I could not talk well because I have not memorised words. I also thought that talking with people in English is very fun. But it is difficult for me to make sentences. So I would like to study harder and try to talk with many people in English.

創造応用「最終発表会」

本校教室及び武陽ゆ~かり館において研究活動の集大成として最終発表会を実施した。社会科学分野では、論文にまとめた内容を英語で発表しました。大阪大学経済学研究科教授の佐々木勝氏をはじめ、大学院生の方々にも参加いただき、質疑と講評をしていただきました。自然科学分野では、物理・化学・生物・数学・都市工学の5つの分野に分かれ、研究成果を口頭発表しました。神戸大学人間発達環境学研究科准教授の稲葉太一氏や大阪大学大学院理学研究科准教授の小田原厚子氏をはじめ、学部生にも参加していただき、質疑と講評をしていただきました。

  

社会科学分野(個人研究)

「外国人労働者のための日本語教育」

「日本の難民への言語支援について」

「地場産業を活かした甲冑モチーフ ケミカルシューズの販売」

「日本の女性の管理職を増やすには」

「日本における外国人労働者の受け入れに関する問題点とその解決策について」

「アフガニスタンにおけるテロ多発の原因究明」

「日本の高等学校におけるグローバル人材育成プログラムを考える」

「フェイクニュース対策に関する法律立案」

「ラグビーワールドカップによる経済効果」

「違法伐採木材の流通を防ぐために」

「ネパールの児童労働全廃に向けて ~永続的に農業で貧困を解決するには~」

「日本の難民申請者の待遇を改善するには」

「実践的メディア・リテラシーを身につける教育について」

「外国人の公務員就任に関する国籍条項」

「多剤耐性菌の新たな発現を防ぐ」

「労働組合による同一労働同一賃金の達成~産業別組合を中心とした組合形態への改革~」

「シティズンシップ教育として日本の部活動を考える」

「物流コストから考える今後のサプライチェーン」


自然科学分野(グループ研究)
物理班「太陽光発電の効率を上げるための条件」
化学班「臭い!汚い!でも安い!泥電池の可能性」
生物班「グリーンヒドラの出芽と老化」
数学班「統計で考える〇〇~眠りやすい電車の特徴とは?~会話が弾むためには?~YouTubeでバズるためには?~」
都市工学班「外国人にとっての日本らしさとは~店の外観から考える~」

第7回高校生国際問題を考える日

神戸ファッションマートで実施された「第7回高校生国際問題を考える日」に創造科学科3期生(2年)、4期生(1年)の文系選択者、グローバルリサーチⅡ受講生が参加しました。午前中は東京オリンピック・パラリンピックに関する基調講演とパネルディスカッションがありました。創造科学科3期生7名とグローバルリサーチⅡ選択者の6名は午後からポスターセッションを行い、その中の1名は県教委が主催するポスター発表コンクールで発表者に選出され、審査員の前で発表しました。

  


【高校生国際問題を考える日について】
 第7回となる「高校生国際問題を考える日」は本校が幹事校となり連携先の大阪大学、WHO神戸センター(平成28年度より)、兵庫県教育員会が主催で実施されています。本校SGH担当教員が連携先とともに実施内容の企画立案を行いました。今年度はSGH事業の成果普及をするため、従来の教員向けランチョンセミナーに加え、新たにポスター発表コンクールを実施し、全国のSGH指定校を中心に生徒が発表を行い、審査を受けました。最優秀ポスターの発表をすべての参加者の前で行い、探究学習のモデルを示すことができました。参加者は生徒541名、教員73名、ポスター発表121件と過去大規模なものとなりました。