取り組みのハイライト

2021年2月の記事一覧

令和3年2月21日「令和3年度創造科学科合格者説明会」

本校同窓会館ゆ~かり館において、令和3年度推薦入試に合格した本校創造科学科6期生(来年度 新1年)40名を対象に、合格者説明会を行った。学校長および学科長からの挨拶の後、創造科学科3期生(3年、東京大学工学部推薦入試合格、京都大学教育学部特色入試合格)の生徒から、創造科学科で学んだことを踏まえて、創造科学科6期生としての心構えについて話をしてもった。最後に今後の日程と入学までの課題について説明を行った。

  

令和3年2月12日 課題研究 最終発表会

本校武陽ゆーかり館において、本校創造科学科5期生(1年)40名が最先端の自然科学探究活動の成果を発表する「課題研究最終発表会」をオンラインで行った。緊急事態宣言が発出される中、オンラインでの発表会となったが、半年間指導していただいた神戸大学大学院人間発達環境学研究科の大学院生8名の皆さんにも参加していただき、神戸高校との交流発表会で学んだことを生かして主体的な発表を実践した。各班前回の発表会での課題をひとつひとつクリアして、大学院生からもその成長した内容や表現に高い評価をいただいた。なお、発表テーマは以下の通りである。

1班 嶋田ゼミ 半永久的?!第二のカビキラー ~イオン液体のカビ予防効果の検証~
 
2班 西澤ゼミ 5時間後に意外な結果 ~環境DNAを用いたコイとオオクチバスの分布調査~
 
3班 西前ゼミ 君は麗しきシャボン玉の真相を見たか ~表面張力とシャボン玉の関係~

4班 冨田ゼミ どんなフードロスが豆苗を成長させる? ~コンポストを用いて調べる~

5班 松本ゼミ おさかなたちのバーコード集め ~環境DNAで獅子が池の外来種調査~
 
6班 小田ゼミ 町中の石の放射線量について調べる ~GM管を用いた調査~
 
7班 増田ゼミ 土壌のpHが猫草の生長に与える影響
 
8班 三谷ゼミ ジェルポリマーの吸収実験 ~イオンとの関係に迫る~

  

  

  

令和3年2月10日創造応用ⅠL「研究発表会」(社会科学)

本校において、創造科学科4期生(2年生)が社会科学分野の研究成果について英語で発表した。大阪大学大学院国際公共政策研究科から松繁寿和教授、同博士課程3年の孫云之鹏氏、同博士課程1年の曹可虓氏、同じく小林祐美氏、プラティッポーンクン・ルアンリン氏にオンラインにて参加していただき、生徒の発表に対する質問や講評をしていただいた。

  

  

生徒の研究テーマ
・” Research on How the Media Can Increase Interest in Elections”(選挙への関心を高めるメディアの在り方について)
・” Examining of Measures to Improve Long Working Hours for School Teachers”(教員の長時間労働改善方策の検討~教員と生徒へのアンケート調査をもとに~)
・” Gender Issues in Western Movies: Focusing on Working Women”(洋画から見たジェンダー問題~ワーキングウーマンに焦点を当てて~)
・” Suggesting a Proposal to Increase the Numbers of Female Lawmakers to 50% : Based on an Investigatory Questionnaire for Lawmakers of Kobe”(女性議員を5割に増やすための政策提言~神戸市会議員へのアンケート調査をもとに~)
・” How to Make Your Speech More Attractive”(興味を引く話し方~もう式典で眠らない~)
・“Development of Audible Traffic Signal which isn’t grasped noise” (騒音と捉えられない音響式信号機の開発)
・” To institutionalize Euthanasia”(安楽死を法整備する為に)
・” Proposal for Religious Knowledge Education ~religious diversity in Kobe as a teaching material~”(宗教知識教育の提案~「神戸」イスラームを教材に~)
・” Measures against Piracy Comic Websites”(マンガ海賊版サイト対策)
・” The Needs of the Power of the Youth in the Aged Areas”(高齢化する地域における若者の必要性)

令和3年2月10日創造応用ⅠS「研究発表会」(自然科学・文理融合)

本校において、創造科学科4期生(2年生)が自然科学分野と文理融合(都市工学、情報)の研究成果について発表した。神戸大学大学院理学研究科准教授の大堺利行氏、同大学大学院人間発達環境学研究科准教授の稲葉太一氏、兵庫県立大学社会情報科学部助教の石橋健氏、大阪大学大学院理学研究科の大学院生木村祐太氏にオンラインにて参加していただき、生徒の発表に対する質問や講評をしていただいた。

  

  

生徒の研究テーマ
【都市工学】みんなの理想の駅ってなぁに?~「音」で考えるユニバーサルデザイン~
【物理】ダイラタント流体の緩衝性
【生物】ユーグレナの切り花への延命効果
【数学】弁当が混ざらないために~標準偏差を使った信頼区間の推定~
【数学】1番当たる天気予報アプリは?~母比率の分析とポアソン分布より~
【数学】売れるマンガの法則とは?~回帰分析を用いて~
【物理】古池や おゆまる飛び込む 水の音~物体の水面への入水にかかる力~
【観光データ】コロナ禍における北海道の観光業
【化学】蛍光の変化でわかる腐敗度チェック
【数学】記憶力と時間帯~平均値・一元配置分散分析・単回帰分析を用いて~

令和3年2月2日創造基礎A WHO講義「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」

本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科5期生(1年)を対象に、WHO神戸センター テクニカル・オフィサーの茅野龍馬氏から「世界における新型コロナウイルス感染症の現状と対策」というテーマでオンライン講義を行った。新型コロナウイルス感染症について、伝播の状況や変異について説明していただいた。次にWHO、及び神戸センターの説明があり、最後にWHOの新型コロナウイルス感染症対策について講義をしていただいた。WHOから3つのメッセージ「Be SAFE」「Be SMART」「Be KIND」をいただき、自分一人ではなく、社会とともに新型コロナウイルスと向き合うことの大切さを学んだ。