活動記録
2020年7月の記事一覧
【SSH】理数探究基礎:「課題研究の企画書をつくろう」
7月14日に行われた1年次の理数探究基礎では、研究グループごとにさらに話し合いを進め、自分たちの研究の企画書をつくりました。
テーマの内容を深掘りし、先行研究はないか、どうやったら仮説に対する答えにたどりつけるか・・・、どのグループも活発に議論をしていました。スマートフォンも使いながら、リーダーを中心に「何を」「どうやって」研究していくのかを、時間いっぱい考え抜きました。
今後、この企画書は担任に提出され、助言を得たのち、いよいよ研究が始まります。期限までにメンバーでうまく時間を合わせ、協力して仕上げましょう!
(話し合いの様子)
テーマの内容を深掘りし、先行研究はないか、どうやったら仮説に対する答えにたどりつけるか・・・、どのグループも活発に議論をしていました。スマートフォンも使いながら、リーダーを中心に「何を」「どうやって」研究していくのかを、時間いっぱい考え抜きました。
今後、この企画書は担任に提出され、助言を得たのち、いよいよ研究が始まります。期限までにメンバーでうまく時間を合わせ、協力して仕上げましょう!
(話し合いの様子)
【SSH】科学部がJpGUの高校生セッションで発表をしました
7月12日、JpGU(日本地球惑星科学連合大会)の高校生セッションがオンラインで行われ、本校の科学部から3つの班が発表を行いました。JpGUは地球惑星科学の分野では国内最大級の学会で、例年であれば幕張メッセで開催されるところ、今年はコロナウイルスの影響でオンラインでの開催でした。
まず、「自作の高い分解能をもつ簡易分光器による電子レンジプラズマの分光」について、3年次の赤瀬彩香さんと高瀬健斗君が発表しました。さすが3年次という落ち着きのある、丁寧な発表でした。
次に「播磨花崗閃緑岩マグマの固結過程におけるマグマ残液の循環」について、2年次の岩本澪治君を中心に発表しました。こちらも、はきはきと丁寧に発表できていました。
最後に「紫外線の強度を反応染料で染色した綿糸の退色の程度で指標する」について、2年次の内藤麻結さんと山本夏希さんが発表しました。2人の掛け合いという、珍しい形式での発表で、テーマの魅力をよく伝えられたと思います。
3班ともしっかりと準備をしていたのですが、学会側のサーバートラブルのため、質疑応答などは残念ながら後日、メールで行うことになりました。ここまで多くの時間と労力を費やしてきただけに、しっかりと発表をしたかったことと思いますが、まだまだ発表の機会はありますので、次の発表は今日以上のものを目指してほしいです。
(発表の様子)
(発表の合間にはクイズラリーにも参加しました)
まず、「自作の高い分解能をもつ簡易分光器による電子レンジプラズマの分光」について、3年次の赤瀬彩香さんと高瀬健斗君が発表しました。さすが3年次という落ち着きのある、丁寧な発表でした。
次に「播磨花崗閃緑岩マグマの固結過程におけるマグマ残液の循環」について、2年次の岩本澪治君を中心に発表しました。こちらも、はきはきと丁寧に発表できていました。
最後に「紫外線の強度を反応染料で染色した綿糸の退色の程度で指標する」について、2年次の内藤麻結さんと山本夏希さんが発表しました。2人の掛け合いという、珍しい形式での発表で、テーマの魅力をよく伝えられたと思います。
3班ともしっかりと準備をしていたのですが、学会側のサーバートラブルのため、質疑応答などは残念ながら後日、メールで行うことになりました。ここまで多くの時間と労力を費やしてきただけに、しっかりと発表をしたかったことと思いますが、まだまだ発表の機会はありますので、次の発表は今日以上のものを目指してほしいです。
(発表の様子)
(発表の合間にはクイズラリーにも参加しました)
【SSH】科学部が日本環境化学会2020で優秀賞(全国第2位)受賞!
本校科学部の研究が全国で高い評価を得ました!
本校科学部の研究「クロゴキブリを無色化してキチンを単離する試み」が、日本環境化学会主催第15回高校環境化学賞で優秀賞を受賞しました。最優秀賞に次ぐ第2位の成績です。
この研究は、本校卒業生の桝本貫太君が始めたもので、赤瀬彩香さんと高瀬健斗君(2人とも現在3年次に在籍)がその内容をさらに発展的に深めてまとめ上げたものです。
赤瀬彩香さんと高瀬健斗君は「自分たちが科学部に入って最初の研究テーマだったので、この研究には思い入れがあります。優秀賞という高い評価をもらえて、とてもうれしいです!」と顔をほころばせました。
研究概要のポスターはこちら です。
今年はコロナウイルスの影響で登校できず、部の研究も進められない状況が長かったですが、逆境に負けず今年も頑張ってください!
(校長から表彰状をいただきました)
(科学部顧問の川勝先生と受賞生徒)
本校科学部の研究「クロゴキブリを無色化してキチンを単離する試み」が、日本環境化学会主催第15回高校環境化学賞で優秀賞を受賞しました。最優秀賞に次ぐ第2位の成績です。
この研究は、本校卒業生の桝本貫太君が始めたもので、赤瀬彩香さんと高瀬健斗君(2人とも現在3年次に在籍)がその内容をさらに発展的に深めてまとめ上げたものです。
赤瀬彩香さんと高瀬健斗君は「自分たちが科学部に入って最初の研究テーマだったので、この研究には思い入れがあります。優秀賞という高い評価をもらえて、とてもうれしいです!」と顔をほころばせました。
研究概要のポスターはこちら です。
今年はコロナウイルスの影響で登校できず、部の研究も進められない状況が長かったですが、逆境に負けず今年も頑張ってください!
(校長から表彰状をいただきました)
(科学部顧問の川勝先生と受賞生徒)
【SSH】データサイエンスコンテストでの挑戦が始まりました
7月5日、「データサイエンスコンテスト」(兵庫「咲いテク」推進委員会主催)のキックオフイベントがオンラインで行われ、本校科学部の生徒2名が参加しました。
このコンテストでは、ビッグデータを活用した「日本への旅行の共同企画」の立案を、台湾の国立彰化女子高級中学校と、西オーストラリア州のロスモイン高校の生徒と共同で行います。データの分析力だけでなく、英語でのコミュニケーション力やプレゼンテーション力など、多くの能力が求められるコンテストです。
キックオフイベントでは、すべての生徒のパソコンをネットワークで中継するテレビ会議で行われ、ルール説明や質疑応答はすべて英語で行われました。本校の2名の生徒は同じグループに所属することになり、台湾の生徒2名、オーストラリアの生徒2名を加えた計6名のグループで挑戦します。
決勝進出、そして入賞をめざして、これから頑張ってください!
(オンライン会議の様子)
このコンテストでは、ビッグデータを活用した「日本への旅行の共同企画」の立案を、台湾の国立彰化女子高級中学校と、西オーストラリア州のロスモイン高校の生徒と共同で行います。データの分析力だけでなく、英語でのコミュニケーション力やプレゼンテーション力など、多くの能力が求められるコンテストです。
キックオフイベントでは、すべての生徒のパソコンをネットワークで中継するテレビ会議で行われ、ルール説明や質疑応答はすべて英語で行われました。本校の2名の生徒は同じグループに所属することになり、台湾の生徒2名、オーストラリアの生徒2名を加えた計6名のグループで挑戦します。
決勝進出、そして入賞をめざして、これから頑張ってください!
(オンライン会議の様子)
【SSH】JSTによる「SSH新規指定校訪問」を受けました
7月1日、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から2名の担当者と、県教育委員会高校教育課から主任指導主事1名が来校されました。文部科学省のSSH事業についてあらためて説明をいただくとともに、本校SSHの取組を説明し、そのあと、1年次の「理数探究基礎」や、2年次「生物」の探究的な実験の授業を参観していただきました。
本校のSSH事業についていただいたご助言を、今後の事業展開や生徒の活動に活かしていきたいと思います。
(会議の様子)
(参観授業の様子)
本校のSSH事業についていただいたご助言を、今後の事業展開や生徒の活動に活かしていきたいと思います。
(会議の様子)
(参観授業の様子)
【SSH】理数探究基礎:「課題研究のテーマを決めよう」
6月30日と7月1日に行われた理数探究基礎では、ここまで機械的に割り振った班で話し合って決めた推薦テーマについてプレゼンテーションを行いました。自分たちの考えたテーマの魅力や面白さをいかに伝えるか、頭を悩ませたことだと思います。
いざプレゼンが始まると、自分たちが真剣に考え、話し合った成果をきちんと伝えよう!という意思が伝わってくるものばかりでした。中にはスマートフォンを使ったプレゼンをしているグループや、個人でテーマを持ち込んだ熱意のある生徒もおり、どのクラスも大いに盛り上がっていました。そして、発表も良かったですが、テーマ自体も実に魅力にあふれていましたね!どの人も探究活動に真剣に向き合ってくれていると感じました。
次の時間からは、テーマの話し合いをしたグループではなく、その研究がやりたくて集まったメンバーでグループ活動をしていきます。それもあって、どのテーマで研究をしようか、迷う生徒も多かったのではないかと思います。テーマが決まれば、次にやるのは研究をどうやって進めるか、の計画の立案です。班ごとに内容や方法も違うので、研究の個性も出るようになってきますよ。
いざプレゼンが始まると、自分たちが真剣に考え、話し合った成果をきちんと伝えよう!という意思が伝わってくるものばかりでした。中にはスマートフォンを使ったプレゼンをしているグループや、個人でテーマを持ち込んだ熱意のある生徒もおり、どのクラスも大いに盛り上がっていました。そして、発表も良かったですが、テーマ自体も実に魅力にあふれていましたね!どの人も探究活動に真剣に向き合ってくれていると感じました。
次の時間からは、テーマの話し合いをしたグループではなく、その研究がやりたくて集まったメンバーでグループ活動をしていきます。それもあって、どのテーマで研究をしようか、迷う生徒も多かったのではないかと思います。テーマが決まれば、次にやるのは研究をどうやって進めるか、の計画の立案です。班ごとに内容や方法も違うので、研究の個性も出るようになってきますよ。
【SSH】自然科学探究基礎Ⅰの授業の様子
以前、自然全体を把握するためには、地球科学の学びを基礎にした理解が必要である、ということを学びました。6月25日3限目・1年5組の自然科学探究基礎Ⅰの授業では、地球のもつ大きな特徴である、生命現象について学びました。
授業で扱ったのは「生体細胞内にある酵素」で、人間も含めた全ての生物の細胞内にある酵素「カタラーゼ」の作用をみています。この実験では、過酸化水素水(H2O2の水溶液)に、すりおろしたニンジンを加えました。すると、ニンジンの細胞内のカタラーゼのはたらきで過酸化水素が分解され、酸素が生じて泡立ちます。
カタラーゼのはたらきは、体内でできてしまった有害な過酸化水素を穏やかな条件で速やかに分解することです。どんな細胞(動物でも植物でも)にも、同じカタラーゼという酵素があるのは、よくよく考えれば不思議ですね。
授業で扱ったのは「生体細胞内にある酵素」で、人間も含めた全ての生物の細胞内にある酵素「カタラーゼ」の作用をみています。この実験では、過酸化水素水(H2O2の水溶液)に、すりおろしたニンジンを加えました。すると、ニンジンの細胞内のカタラーゼのはたらきで過酸化水素が分解され、酸素が生じて泡立ちます。
カタラーゼのはたらきは、体内でできてしまった有害な過酸化水素を穏やかな条件で速やかに分解することです。どんな細胞(動物でも植物でも)にも、同じカタラーゼという酵素があるのは、よくよく考えれば不思議ですね。
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