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2026年9月の記事一覧

24回生修学旅行 32<食文化コース③>

1時間ほど移動して,次にやって来たのは「ますやパン」さんです。

ここでは,先ほどの前田さんが生産している小麦を使った「北の香り」という,ますやブレンドの小麦粉と,帯広のおいしい水を使って,ピザづくりに挑戦しました。

まずは生地づくり。

生地をちぎって,くっつけるという作業を何度も繰り返すことで,生地がだんだんなめらかになり,よく膨らむようになるそうです。

小麦は春・秋・冬に植えられ,厳しい冬を越すことで,より強く育つそうです。

「人間も,多少のストレスがあるほうが大きく育つのと同じですね」

そんなお話もありました(笑)。

トッピングに使うスイートコーンにも,こだわりがあります。

収穫してからわずか2時間ほどで加工することで,フレッシュなおいしさを保っているそうです。

 

そして,ますやパンさんは76年の歴史を持つパン屋さん。

40年勤めている職人さんしか作れない「オドゥブレ十勝」というパンもあるそうです。

素材はできる限り十勝産にこだわっており,小麦を十勝産だけでまかなえるようになるまでには,なんと26年かかったそうです。

小麦は,畑で育っている姿を見ただけでは,そのおいしさがなかなか伝わりません。
だからこそ,実際に食べてもらい,「十勝の小麦っておいしい」と感じてもらうことが大切なのだそうです。

地産地消を進めるためには,まず地元の人が地元のものを「おいしい」と思うことが大切。

そのため,ますやパンさんは食育活動にも力を入れています。
年間100回ほど食育活動に出向き,ピザ窯を軽トラックに載せて,実際にピザを作っているそうです。

自分で作ったものを自分で食べる。

その経験を通して,「十勝っておいしいんだな」と感じてもらうことが,地産地消の第一歩であり,地元に思いを寄せてもらうことにもつながるのだそうです。

さらに,2030年には「十勝パン」のブランド化も目指しているとのこと。

十勝のパンの特徴である「もちもちした食感」をブランドとして発信し,ますやパンだけでなく,他のパン屋さんとも協力しながら,より多くの人に十勝のパンを知ってもらいたいという思いを聞かせていただきました。

そして,先ほどお話を聞いた前田さんについても,いろいろと教えていただきました。

前田さんは,生産者から消費者まで,その先までしっかりと見据えて小麦を作っている,すごい生産者なのだそうです。

小麦は品種を変えるたびに機械を掃除する必要があり,複数の品種を扱うのはとても大変。

それでも,「十勝の小麦を届けたい」という思いを持って,たくさんの努力をされているそうです。

畑で小麦を育てる人,それを加工する人,そしてパンとして私たちに届ける人。

さまざまな人の思いと努力がつながって,私たちの「おいしい」ができているんですね。

 

さあ,いよいよ自分たちで作ったピザをいただきます!

 

24回生修学旅行 31<リゾート観光・航空コース②>

いよいよ,実際の「牛追い」です!

先ほどのプレゼンテーションで,みんなの投票によって選ばれたのは,「チームボディビル」の作戦。

今回は,その「チームボディビル」の方法で,実際に牛追いを行いました。

作戦を実行するメンバーだけでなく,他の生徒たちも応援したり,牛を後ろから追いかけたりしながら,みんなで協力して牛たちを牛舎へ誘導していきます。

担当の方からは,牛追いには30分ほどかかると予想されていました。

ところが……

なんと,15分で牛追いが終了!

予想していた時間の半分ほどで,見事に牛たちを牛舎へ戻すことができました。

担当の方からも,「すごい!」と褒めていただき,生徒たちも嬉しそうでした。

実際にやってみると,思ったように動いてくれない牛もいれば,すんなり動いてくれる牛もいて,牛にもそれぞれ個性があることが分かります。

そんな牛たちを見ていると,なんだかかわいく感じますね。

 

 

ファームエリアには牛だけでなく,ヤギなどの動物もいます。

牛追いを終えた後は,動物たちと触れ合ったり,ファームエリアを散策したりしながら,北海道の自然をしっかり楽しみました。

「自分たちで考えた作戦を,実際にやってみる」。

そして,その結果を体験を通して確かめる。

普段の授業ではなかなかできない,貴重な学びになりましたね。

リゾート観光・航空コース,まだまだ続きます!

24回生修学旅行 30<スポーツコース②>

<初めてのアイスホッケー観戦>

午後は,苫小牧市を拠点とする「レッドイーグルス北海道」の開幕戦を観戦しました。

生徒たちにとって,アイスホッケーの試合を生で見るのは,ほとんどが初めて。

氷上を高速で駆け抜ける選手たち。
激しくパックを奪い合い,ゴールを目指す姿。

テレビで見るのとは違い,実際に目の前で繰り広げられる試合は,迫力が全然違います。

「速い!」
「すごい!」

そんな声も聞こえてきました。

選手たちのスピードや激しいプレーに,生徒たちもどんどん引き込まれていきます。

そして,試合に先立ち,チームのこれまでの歩みや,地域との関わりについてのお話も聞かせていただきました。

レッドイーグルス北海道では,学校への訪問やスケート教室などを通して,子どもたちとの接点を増やす取り組みを行っています。単に試合を見てもらうだけではなく,実際にアイスホッケーに触れてもらい,「アイスホッケーって楽しい」「もっとやってみたい」と思ってもらう。そうした活動を積み重ねることで,地域の中にアイスホッケーを根付かせ,地域に愛されるチームを目指しているそうです。

そして,特に印象に残ったのが,

「このチームがあって良かった」

と,地域の人たちに思ってもらえるチームを目指している,というお話でした。強いチームをつくり,試合に勝つことだけがスポーツチームの役割ではありません。地域の人たちとのつながりを大切にし,スポーツを通して地域を盛り上げていく。

そんな「地域に根付いたスポーツチーム」のあり方についても,考えることができた一日になりました。

 

初めてのアイスホッケー観戦。

迫力ある試合を楽しむだけでなく,スポーツと地域とのつながりについても学ぶことができましたね!

 

 

24回生修学旅行 29<食文化コース②>

工場から移動して,次にやって来たのは「ポップコーンファクトリー」です。

ここでは,先ほど畑で見学したトウモロコシが,どのようにポップコーンになっていくのかを学びました。

まずは,ポップコーンの原料となるトウモロコシの倉庫へ。

乾燥させたトウモロコシを実際に手に取って,少しかじってみました。

外側は黄色いのですが,中は白い色をしています。この白い部分が弾けて,ポップコーンになるそうです。

倉庫では,虫などを防ぐために低温で保管されています。

 

そして,次はポップコーンの生産工場へ。

前田さんは,日本で初めて電子レンジで温めて食べられるポップコーンを作ったそうです。

実際に電子レンジで温めてみると,袋がどんどん膨らんでいき……

ホカホカの出来立てポップコーンが完成!

みんなで出来立てのポップコーンをいただきました。
やっぱり出来立てはおいしいですね!

 

また,冬は特に厳しい北海道の環境の中で,雇用と生産を安定させ,地域に貢献するためにトウモロコシを育てているというお話も聞かせていただきました。

前田さんはとても気さくな方で,終始,楽しく分かりやすく説明してくださいました。
実際に生産の現場を見て,作り手の方から直接お話を聞くことで,十勝の食文化について,より深く知ることができました。

前田さん,本当にありがとうございました!

最後はみんなで「ポップコーンヘッド」をかぶって……

「はい,とかちー!」

みんなで記念撮影です!

 

畑でトウモロコシが育てられ,それが加工され,私たちが食べるポップコーンになる。
十勝の「食」ができるまでを,実際に見て,聞いて,味わうことができましたね。

24回生修学旅行 28<ものづくり・動物コース②>

ものづくり動物コースの午後は,広川さんご夫妻と,ばんえい馬の「モモちゃん」を講師にお迎えしました。

出番を静かに待っていたモモちゃん。とても優しく,穏やかな表情をしています。

広川さんご夫妻は,現在17頭の馬たちと暮らしています。そのうち2頭はイベントなどで畑を耕したり,人を乗せたりして活躍していますが,その他の馬たちは,それぞれのペースでのんびりと暮らしているそうです。

まずは,十勝の農業と馬についてのお話を伺いました。

現在,十勝で馬を使って畑を耕す農家はありません。しかし,昔ながらの暮らしや,馬と共に生きてきた歴史に関心を持つ人は増えているそうです。

「効率的ではないからと無くしてしまうのではなく,今という時代だからこそ,馬と共に生きてきた歴史や大切なことを知ってほしい」

という言葉がとても印象に残りました。

お話の後は,まず生徒たちが鍬を使って,人力で畑を耕してみます。

ところが,これが想像以上の重労働。
硬い土を相手に,手や腰に負担を感じながら,広大な土地を人力だけで耕すことの大変さを身をもって体験しました。

そこへ,いよいよモモちゃんの登場です!

人間が「クラウ(土起こしの器具)」を支えると,あとはモモちゃんが力強く引っ張っていきます。

先ほどまで生徒たちが苦戦していた土が,あっという間に耕されていきました。

その圧倒的なパワーに驚いた後は,今度は生徒たちがクラウを引っ張ってみます。

高校生4人が力を合わせれば何とか動かすことはできましたが,10メートルほどで限界です。

改めて,モモちゃんのすごさを実感しました。

その後は,大型トラクターや巨大なクラウも見学しました。

広大な十勝で農業を営むためには,馬の力だけでなく,最新の大型機械を使って効率よく農業を行うことも必要です。

「昔の農業」と「今の農業」。

実際に体験し,比較することで,それぞれの良さや役割について考えることができました。

最後は,頑張ってくれたモモちゃんに,みんなでご褒美のニンジンをプレゼント。

希望者は,モモちゃんの背中に乗せてもらう貴重な体験もしました。

馬の上から見る景色は想像以上に高く,最初は少し緊張した生徒もいましたが,モモちゃんの温かな体温を感じながら,馬と触れ合う素敵な時間を過ごすことができました。

広川さんご夫妻,そしてモモちゃん,貴重な体験と学びをありがとうございました!

24回生修学旅行 27<経営コース②>

経営コースは,昼からフィールドワークを行いました。

今回のテーマは,「十勝・帯広に修学旅行生を呼び込もう」。

十勝・帯広の魅力を紹介するマップを作成するために,班に分かれて街へ出かけました。

そして,それぞれの班がいろいろなお店を訪問し,そのお店の魅力や,地域のために取り組んでいることなどをインタビューしました。

有名なお店では,ちょうど昼時でとても忙しく,対応することが難しいと断られてしまったグループもありました。

一方で,たくさんのお店の方が,慣れないインタビューでしどろもどろになっている生徒たちに,とてもやさしく丁寧に対応してくださいました。

そんな温かい対応からも,十勝・帯広の方々の地元への愛情が感じられたのではないでしょうか。

インタビューにご協力いただいたお店の皆さま,本当にありがとうございました!

 

実際に街を歩き,地域の方とお話をすることで,ガイドブックやインターネットで調べるだけでは分からない,十勝・帯広の魅力を感じることができたと思います。

皆さん自身も,この町の良さを感じることができましたか?

そして,いつか大人になって十勝を訪れる機会があれば,今日伺ったお店や,インタビューや講話の中で名前が出てきたお店などを,ぜひ巡ってみてくださいね。

24回生修学旅行 26<自然(カヌー)コース②>

午後は,「とかち鹿追ジオパーク」へ向かいました。

午前中に学んだことをさらに深めながら,三田の地形とも比べて,火山による地形の成り立ちや,それが食料生産,鉱物,生物などにどのようにつながっているのかを学びました。

そして,今度は実際の絶景スポットへ移動。

北海道ならではの雄大な景色を,みんなで堪能しました。

あまりの景色の素晴らしさに,

「ずっとここにいたい~」

という声も聞こえてきました(笑)。

 

ただ景色を見るだけではなく,「なぜここにこんな地形があるのか」「この大地がどのようにしてできたのか」と考えながら見ることで,いつもとは違った景色に見えてきます。

大自然を全身で楽しみ,たくさん学び,そして,これまで何気なく見ていた景色の「裏側」にある面白さを知る。

そんな一日になったのではないでしょうか。

24回生修学旅行 25<自然(トレッキング)コース②>

午後からは,トレッキングです!

然別湖は,噴火によってできた山が川をせき止めることで生まれた湖です。

今回は,そんな然別湖を囲む東ヌプカウシヌプリと西ヌプカウシヌプリの間の山中を歩きました。

そして,このトレッキングで生徒たちが楽しみにしていたのが,「ナキウサギ」との出会いです。

地中にある永久凍土の影響で,「風穴」と呼ばれる冷たい風が吹き出す場所があります。

この風穴の周辺には,北海道でも限られた場所にしか生息していないナキウサギが暮らしています。

ガイドさんによると,ナキウサギを見ることができるかどうかは,本当に五分五分とのこと。

果たして,見ることはできるのでしょうか……。

生徒たちはいくつもの風穴に分かれ,それぞれの場所を手分けして探します。

そして,静かに待つこと数十分……。

「…………いた!」

なんと,ナキウサギを見ることができました!!

しかも,時間を分けて行動した2つの班,どちらもナキウサギに遭遇することができました。

後半の班では,なんと2匹も発見!

生徒たちは,スマートフォンで写真を撮りながらも,できるだけ肉眼でその姿を見ようと,静かにじっとナキウサギを見つめていました。

なかなか姿を見せてくれないナキウサギだからこそ,実際に出会えたときの喜びは大きかったですね。

そして最後に,ガイドさんから永久凍土と地球温暖化についてのお話を聞きました。

この地域に暮らす動植物は,永久凍土がもたらす独特の気候や環境の中で,その生態系を形作っています。

もし,地球温暖化によって永久凍土が影響を受ければ,そこに暮らす動植物にも影響が及ぶ可能性があります。

そんな話を聞きながら,生徒たちはさまざまな植物についての解説を受け,ときには実際に植物を味わいながら,山の中を歩きました。

実際にナキウサギと出会い,その暮らす環境を自分の目で見たからこそ,地球温暖化や自然環境の変化についても,より身近な問題として感じることができたのではないでしょうか。

「見て,触れて,体験して,考える」。

自然コースでは,まさにそんな学びを体験することができましたね。

そして何より……。

念願のナキウサギに出会えて,本当によかったです!

24回生修学旅行 24<リゾート観光・航空コース①>

このコースでは,まず,今回の修学旅行でお世話になっている星野リゾートの安田修平さんから,「星野リゾート」についてのお話をしていただきました。みんなも知っているくらい有名な星野リゾート。
その経営についてのお話や,お客様を迎える「おもてなし」の考え方など,普段なかなか聞くことのできない貴重なお話をしていただきました。

そして,その後は,この星野リゾートで実際に行われている新人研修の一つ,「牛追い」を体験します。ファームエリアにいる牛たちを牛舎に戻すためには,どうすればうまくいくのか。

まずは,ファームエリアの様子や牛の特徴,使用してよい道具など,牛追いを行うための条件を一通り説明していただきました。その条件をもとに,グループで「どうすれば牛たちをうまく誘導できるのか」を相談します。そして,グループごとに考えた方法をプレゼンテーションしました。

 

 

この後は,いよいよ自分たちが考えた方法を実際に試します。

ただ考えて発表するだけではなく,この後,本当に自分たちで牛を誘導することになります。
だからこそ,生徒たちも「どうすればうまくいくのか」と,真剣に作戦を考えていました。

 果たして,牛たちは思い通りに動いてくれるのでしょうか?

さあ,いよいよ「牛追い」の実践です!

24回生修学旅行 23<スポーツコース①>

<共同創造空間の創出>

スポーツコースでは,午前中に「エスコンフィールドHOKKAIDO」を訪れました。

まずは,球場を運営する方から講話をしていただきました。

エスコンフィールドは,単に野球を観戦するための場所ではありません。

地域の人たちが集まり,交流する場として,さらに住宅や商業施設などを含めた,まちづくりの拠点として発展させていく取り組みについて,詳しく説明していただきました。

エスコンフィールドを含む「北海道ボールパークFビレッジ」の大きな特徴は,「野球だけを目的としない施設づくり」です。

「野球を見ない人にも来てもらえる場所にする」。

そんな発想から,球場だけでなく,さまざまな施設や楽しみ方が生まれています。

スポーツを「見る」だけではなく,スポーツをきっかけに人が集まり,そこから新しい交流や地域のにぎわいを生み出していく。

普段,何気なく利用しているスポーツ施設も,見方を変えると,まちづくりや地域活性化につながるさまざまな工夫があることが分かりますね。

 

そして,講話の後は,いよいよ球場見学です!

今回,案内役を務めてくださったのは,北海道日本ハムファイターズの公式チアリーダー「ファイターズガール」の皆さんです。

普段は観客席から見ている球場を,今回は実際に歩きながら,施設や設備について説明していただきました。

球場内に足を踏み入れると,まず目に飛び込んでくるのが,その圧倒的なスケールです。

中でも生徒たちが驚いていたのが,巨大ビジョン。

その大きさは,なんと16m×86m!

甲子園球場のビジョンが8m×29mということを考えると,その大きさがよく分かりますね。

映像や照明などを組み合わせ,試合そのものだけでなく,「球場にいる時間」そのものを楽しんでもらうための仕掛けが,あちこちに施されています。

普段テレビや観客席から見ている球場を,実際に歩いてみることで,スポーツを楽しむためにどのような工夫がされているのかを,体験しながら学ぶことができました。

 

 

24回生修学旅行 22<食文化コース①>

このコースは,食べ物の「生産」から「加工」,そして「販売」まで,一連の工程を体験しに行くコースです。

まずは,snow travel HOKKAIDOの湯川大輔さんから,十勝の食文化についてのお話をしていただきました。湯川さんは,北海道のライフスタイルマガジン「northern style スロウ」の編集者でもあり,十勝を知り尽くしている方です。そんな湯川さんから,食の宝庫である十勝の食文化について,さまざまなお話を聞かせていただきました。

そして,その後は,前田農産食品株式会社の前田さんに先導していただき,実際の農業の現場へ。

農作物を守るためのビニール靴を履いて,みんなでトウモロコシ畑に向かいました。

 

今回見せていただいたトウモロコシは,ポップコーンに使われる品種だそうです。
全国の映画館やお菓子などに使われるものとして出荷されているとのこと。

実際に畑を見ながら,トウモロコシの品種や育て方の違いなど,生産について詳しく教えていただきました。

普段,私たちが何気なく食べているポップコーンも,こうした農家の方々の仕事によって作られているんですね。

「食べる」だけでは分からない,食べ物が生まれるまでの過程を,実際の現場で学ぶことができました。

 

ここから,生産された農作物がどのように加工され,そしてどのように商品として販売されていくのでしょうか。

まだまだ「食」の学びは続きます!

24回生修学旅行 21<ものづくり・動物コース①>

ものづくり動物コースは,午前中に「エゾシカレザークラフト」に挑戦しました。

講師をしてくださったのは,足寄町で地域おこし協力隊として活動されている佐藤さんです。愛知県から北海道へ移住した佐藤さんは,地元のハンターの方々と協力し,これまで廃棄されることも多かったエゾシカの革を活用したレザークラフトやワークショップを行っています。

「採算が取れない」「誰もやらない」。
それでも,目の前にある命を「見ぬふりできない」という佐藤さんの思いから,この取り組みは始まったそうです。

野生動物の革を製品として活用するには,洗浄や乾燥,防腐処理,なめし加工など,たくさんの手間がかかります。

また,エゾシカの革は一枚一枚,厚みやシワ,状態が異なります。
だからこそ,革の状態を確かめながら,一つひとつ丁寧に手縫いで仕上げていくそうです。

今回のワークショップでは,パスケースを作りました。

まずは,エゾシカの革ができるまでの背景や制作過程について動画を見せていただきました。
本来なら捨てられてしまうかもしれなかった命の一部を,新たな形で活用していることを知り,生徒たちも真剣な表情で動画を見ていました。

そして,いよいよ実践です。

エゾシカの革はとても丈夫で硬いため,まずはボンドで仮留めをした後,トンカチと工具を使って,糸を通すための穴を一つずつ開けていきます。

「トントン!」と会場に響く音。

最初は遠慮がちに叩いていた生徒も,コツをつかむと,力強くトンカチを振るようになっていました。

その後は,「サドルステッチ」という方法で縫い合わせていきます。
1本の糸の両端に針をつけ,クロスさせながら縫っていく,なかなか難しい作業です。

細かな作業に苦戦しながらも,生徒たちは手元に集中して,一針一針丁寧に縫い進めていました。

ストラップを付けたり,角を丸くしたり,それぞれが工夫を加えて,世界に一つだけのエゾシカ革のパスケースが完成しました!佐藤さんの思いと,生徒たちの丁寧な仕事によって,捨てられるはずだった革が,素敵な作品へと生まれ変わりました。

今回の体験を通して,ものを「つくる」だけでなく,命を無駄にしないことや,資源を大切にすることについても考えることができたのではないでしょうか。

さて,このパスケースに定期券や交通系ICカードを入れれば,通学も少し楽しくなりそうですね(笑)。

24回生修学旅行 20<経営コース①>

経営コースでは,帯広市にあるホテル「NUPKA」にお邪魔し,ホテルを運営する十勝シティデザイン株式会社の代表取締役,坂口琴美さんからお話をしていただきました。

坂口さんは十勝で生まれ育ち,高校時代の留学を経験した後,大学進学のために上京。その後,東京で10年以上にわたって飲食店を経営されました。

そんな坂口さんが,なぜ十勝・帯広に戻り,地域のためにさまざまな事業を始めたのか。

これまで歩んできた道のりをお話ししていただく中で,故郷である十勝・帯広に対する熱い思いが伝わってきました。

坂口さんは,東京で十勝のお店を始めるなど,東京から十勝の魅力を発信する取り組みも行っていました。その一つが,十勝・帯広の魅力を伝える短編映画「my little guidebook」です。

実際にその紹介動画も見せていただきましたが,十勝の魅力を伝えたいという思いが感じられ,なんだか胸に来るものがありました。

その後,坂口さんは十勝・帯広に戻り,「ホテル」を拠点に,馬車BARやクラフトビールなど,十勝の魅力を生かしたさまざまな取り組みを行っています。

「自分の生まれ育った地域を元気にしたい」。

その思いを形にするために,新しいことに挑戦し続けている坂口さん。

これから大学生,そして社会人になっていく皆さんにとって,参考になることがたくさんあったのではないでしょうか。

今はまだ,自分たちが住んでいる町の良さに気づいていないかもしれません。地元を離れて,ふと立ち止まったときに,初めてその良さに気づくこともあるのかもしれません。

そんなときに,今回の修学旅行で出会った坂口さんの「地元に対する熱い思い」と,「何事にもチャレンジしていく姿勢」を思い出してもらえればと思います。

今日という一日が,皆さんのこれからの人生の道しるべの一つになれば嬉しいですね。

坂口さん,貴重なお話をありがとうございました!

 

24回生修学旅行 19<自然(カヌー)コース①>

自然コースは,然別湖でのカヌー体験からスタートです!

然別湖の水深は,なんと約70m。
最初はその深さに少し腰が引けていた生徒もいましたが,カヌーに乗って漕ぎ始めると,すぐに慣れてスイスイ進んでいきました。北海道の雄大な自然に囲まれた然別湖を,湖の上から眺めるのはまた格別ですね。

 

 

そして,カヌーの後は,然別湖の生態系を守るための活動です。外来種であるウチダザリガニを捕獲し,その生態について調査しました。

仕掛けておいた網には,なんと約200匹ものウチダザリガニが!捕獲したザリガニを手に取り,オスとメスを見分けていきます。

……とはいえ,ザリガニを手でつかむのは,なかなか勇気がいります。

「キャー!」

「無理!無理!」

生徒たちの悲鳴が湖畔に響き渡り,ちょっとした大騒ぎになっていました(笑)。

 

そして,捕獲したウチダザリガニは,その場で茹でていただきました。

さっきまで「触るの無理!」と言っていた人も,今度はしっかり実食です(笑)。

「エビとかカニみたいでおいしい!」

と,生徒たちからは好評でした。

カヌーで自然を楽しむだけでなく,外来種が生態系に与える影響について学び,実際に捕獲・調査まで体験しました。

見て,触れて,そして食べてみる。

然別湖の自然について,体験を通して学ぶことができましたね。

 

24回生修学旅行 18<自然(トレッキング)コース①>

自然コースは,まず鹿追ジオパークを訪れ,周辺の土地の成り立ちについて講話を受けました。

プレートの衝突や火山の噴火など,さまざまな地質的な活動によって,北海道ならではの動植物が生息する豊かな大地がつくられてきたことを学びました。

その後は,鉱物や生き物について気になったことを質問しながら,施設内を見学しました。

希少な北海道石について教えていただいたり,ナキウサギの見つけ方を教わったり……。

午後からは実際に自然の中を歩く予定ということもあり,生徒たちの期待も高まってきました。

 

次にバスに乗り,施設で学んだ周辺の土地を実際に見に行きました。

ガイドの方からは,

「ただ綺麗な風景を見るだけではなく,どうやってこんな土地ができたのか,と考えながら見てほしい」

というお話がありました。

目の前に広がる景色を「きれいだな」と眺めるだけでなく,「なぜこんな地形になっているんだろう?」と考えてみる。それが地学への第一歩なのかもしれませんね。

 

北海道の雄大な景色に圧倒されながらも,地形を実際に見て,午後から訪れる然別湖がどのようにしてできたのかを考えました。

そして,お昼ご飯と足湯でしばし休憩。

しっかりエネルギーをチャージして,午後からのトレッキングに備えます。

 

さあ,いよいよ然別湖でのトレッキングです!

24回生修学旅行 17<きたおれプラン>

今日も皆さん元気です!体調不良者もなく,全員が今日のプログラムに参加します。嬉しい限りです。

ブログでも何度か紹介してきましたが,1年以上前から生徒たちと一緒に「修学旅行プロジェクトチーム」,通称「SPT」を立ち上げ,この2日目のプランを考えてきました。

ただ「楽しい」だけの修学旅行ではなく,「北海道」×「楽しさ」×「学び」をコンセプトに,学校だからこそできる修学旅行とは何かを考えてきました。

そして,このプランを「北海王に俺はなる!」,通称「きたおれプラン」と名付け,準備を進めてきました。

いよいよ,今日が本番当日です!

これまで生徒たちと一緒に考え,準備してきたことが,どんな一日になるのでしょうか。
各コースの様子をお届けしていきたいと思います。

さて,各コースとも元気に出発しましたが……。

雲海を見るために朝早く起きたこともあり,バスに乗ると,すぐに熟睡モードに入っている生徒がたくさんいました(笑)。

北海道は広いので,移動にもそれなりに時間がかかります。今のうちにしっかり休んでおくのも大切ですね。

バスの中ではゆっくり休んで,目的地に着いたら元気いっぱい活動しましょう!

 

さあ,「きたおれプラン」の本番スタートです!

24回生修学旅行 16<2日目朝食>

2日目の朝食です。

雲海を見に行くために,朝早く起きた生徒も多かったですが,修学旅行の本体はここからです。

昨日の夜は,よく眠れましたか?朝早くから活動していたこともあり,少し眠たそうな顔をしている人も多くいますね。まずは朝食をしっかり食べて,今日一日を元気に過ごしましょう!

朝食はバイキング形式です。朝からモリモリ食べている人もいれば,昨日の夕食でお腹いっぱい食べすぎて,「あまり食べられない……」という人もいました(笑)。

 

食事を取りに行く際の混雑を避けるため,クラスごとに時間差をつけていますが,全員が同じ会場で朝食を食べることができます。今日から2日目,3日目と,コースに分かれての活動が始まります。そのため,これからは全体で行動することはもちろん,クラスの中でも行き先がバラバラになります。夕食もそれぞれのレストランで食べることになるので,こうして24回生みんなが同じ場所に集まって一緒に食事をする機会は,実はとても貴重なのかもしれませんね。

 

みんなで食べる朝食でしっかりエネルギーをチャージして,さあ,2日目のスタートです!

今日も一日,思いっきり楽しみましょう!

 

24回生修学旅行 15<雲海>

修学旅行2日目
おはようございます!

2日目の朝です。

雲海を見に行くため,朝4時40分に集合です。
今回は希望者のみでしたが,なんと135名もの生徒が集まりました。

みんな元気ですね!昨日の夜の時点では,雲海が見られる確率は50%とのことでした。果たして,雲海を見ることができるのでしょうか……。

今日の天気も晴天!山頂までくっきり見えます。

……ということは,残念ながら,今回は壮大な雲海を見ることはできませんでした。

ただ,完全に何もなかったわけではありません。
雲海の「タマゴ」のような雲が,山々の谷間から少しずつ流れてきていました。

 

それでも,朝日がとてもきれいで,山頂から見る景色は素晴らしかったです。
朝早く起きて,ロープウェイに乗って山の上まで登ってきたかいがありましたね。

 

山頂には,雲海を見るための場所だけでなく,おしゃれなスポットもたくさんありました。
生徒たちは,そんな「映える」風景を見つけては,写真をたくさん撮っていました。

 

 

今回は残念ながら雲海を見ることはできませんでしたが,これも自然相手ならではのこと。
きれいな朝日と素晴らしい景色を見ることができたので,早起きした価値は十分にあったのではないでしょうか。

そして,実は4日目の朝に,もう一度雲海にチャレンジする機会があります。さて,そのときはどうでしょうか。

もう一度,朝早く起きてチャレンジしてみますか?

24回生修学旅行 14<点呼・消灯>

22時30分,点呼をして消灯です。

普段なら,まだまだ起きている時間という人も多いかもしれませんね。
しかし今日は,朝早く起きて伊丹空港に集合し,北海道に到着してからノーザンホースパークで自転車をこぎ,ホテルに着いてからはプールで遊び……。

さすがに,かなり疲れているのではないでしょうか(笑)。

しかも,明日の朝は早起きをして,雲海を見に行く人も多いと思います。
明日の昼間を元気に過ごすために,今日はしっかり休みましょう。

そして,修学旅行では「自分だけが楽しければいい」というわけではありません。
同じ部屋で過ごす友達のことも考えて,消灯時間になったら,みんなが気持ちよく眠れるようにすることも大切です。

今日は早く寝て,明日に備えましょう。

24回生の北海道修学旅行,1日目終了です!
明日も素敵な一日になりますように。
おやすみなさい。

 

24回生修学旅行 13<室長会議>

1日目の最後に,室長会議を行いました。

増本先生から明日の行程や連絡事項が伝えられました。
……というよりも,先生から一方的に伝えるというより,みんなで一緒に確認する,という感じの時間になりました。

まずは,各自でしおりをもう一度よく読み返します。
そのうえで,増本先生から出された「明日の行程に関する問い」について,テーブルごとに話し合いました。

また,今日一日の行動を振り返り,「ここはちょっとダメだったな」というところについても,それぞれのテーブルで話し合いました。

生徒たちからは,「時間を守れなかった」ということを反省点として挙げる声もありました。
自分たちで今日の行動を振り返り,明日はどうすればよいかを考えることは,とても大切なことですね。

今日の反省を明日につなげることで,さらによい修学旅行になっていくのではないでしょうか。

室長の皆さん,今日確認したことや話し合ったことを,部屋のメンバーにもよく伝えておいてくださいね。

明日からは,さらにパワーアップした24回生を期待しています!