ShounBlog

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サイエンスツアーin東京 その8〈東京大学に潜入する〉

 

2日目午前中の研修地は東京大学です。

有名な赤門や安田講堂の前を通り、講義の会場に向かいました。

今回は

東京大学理学部地球惑星環境学科の高橋嘉夫教授に「研究者は人生の安心安全を切り拓くエクスプローラー:原子分子から理解する宇宙・地球・環境」というタイトルでご講演頂きました。地球誕生から今日までを1年とすると、生命の誕生が12月31日の16時ぐらいというお話が衝撃的でした。

また、小惑星リュウグウから持ち帰ったサンプルを見せてもらいながら、地球にある水の起源についても教えて頂きました。

講義のあとは、12階まである研究棟の屋上に連れて行って頂きました。スカイツリーなども見えて絶景でした!

そのあとは、東大の食堂で昼食をとりました。名物の「赤門ラーメン」を食べている人もいましたね。

最後に安田講堂の前で記念撮影をしました。大学で学びたい、研究を頑張りたいというモチベーションが高まる研修になりました!

 

サイエンスツアーin東京 その6〈Night Lectureで知恵を絞る〉

 

無事、東京の宿に到着し、夕食をとりました。

夕食後は、「Night Lecture」ということで班対抗で謎解き大会を行いました。

白熱しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいましたが、どの班も協力して発想力や論理的思考力を存分に発揮していました。

本日は大きなトラブルもなく無事全行程が終了し、たいへん実りある1日となりました。

ゆっくり休んで、明日からに備えていきましょう。

サイエンスツアーin東京 その5〈JAXAで宇宙に近づく〉

 

本日最後の研修地は

JAXA宇宙筑波センターです。

まず初めに展示室ツアーに参加し、国際宇宙ステーションISSにある実験棟「きぼう」の運用管制室と、宇宙飛行士養成エリアを見学しました。

どちらも普通では入ることのできない場所で、管制室での仕事についてや、宇宙飛行士の方々の訓練に使われた施設を見ることが出来ました。

 

その後、一般公開されている展示を見学しました。これまでに打ち上げられた様々なロケットや衛星が展示されており、見応えのある展示でした。

また、JAXAグッズや宇宙食なども販売されており、お土産に買っている生徒もたくさんいました。

 

本日の研修はこれで終了です。

これからバスで東京の宿舎に向かいます!

 

サイエンスツアーin東京 その4〈理化学研究所でDNAを学ぶ〉

 

2つ目の研修地は

理化学研究所バイオリソースセンターです。

遺伝子や細胞のリソースを収集、保管し、世界中の研究者に提供しているすごい施設です。

はじめに、遺伝子材料開発室の三輪先生より、「薬から見るバイオリソース」という題目でご講演頂きました。

薬が体内で効果を発揮するメカニズムについて、内容は大学2年生での扱うものでしたが、大変わかりやすく説明して頂き、生徒たちもとても良く理解していました。

その後、研究室を案内してくださり、−80℃で保管している遺伝子リソースやDNAを電気信号で読み取る装置を見せて頂きました。

近年では、人間一人分の全DNAですら、比較的簡単に読み出せるようになっているようです。

読み取り技術が上がっている分、その膨大なデータ量を扱う情報技術がとても重要になってくるようです。

理化学研究所をあとにして、今日最後の研修地である、JAXAに向かいます!

 

サイエンスツアーin東京 その3〈KEKで加速器を学ぶ〉

 

サイエンスツアー最初の研修地は茨城県つくば市にある「高エネルギー加速器研究機構」

通称「KEK」です。

 

広大な敷地につくられた巨大な加速器で電子などの粒子を光速に近い速さまで加速し、得られた高エネルギーの粒子や電磁波を様々な研究に活用しています。

最初に見学したのは

加速器がつくった放射光を様々な研究に活用する

「フォトンファクトリー」です。

つくられた放射光は生化学や物質の構造解析、医学イメージングなど、様々な分野の研究に活用されていると教えて頂きました。

 

 

次に見学したのが

「Belle Ⅱ実験」という実験に使われている巨大な実験装置です。

たまたまメンテナンス中ということで普段は見られない検出器の内部まで見ることができました。

とてつもない数の電子と陽電子を正面衝突させることで、放出されるたくさんの粒子を周りの様々な検出器で捉えることで、反応を詳細に解析します。

とにかく大きな実験装置で、その迫力に圧倒されました。

 昼食を食べて

続いての見学地の理化学研究所に

向かいます!

 

サイエンスツアーin東京 その2<茨城空港に降り立つ>

 

神戸空港からのフライトで

無事、茨城空港に到着しました!

 

たまたまですが、

我々が搭乗した飛行機は

「ポケモンジェット」だったらしく

場内アナウンスによると

機長室にはピカチュウも一緒に

乗っていたそうです。

時折、ピカチュウからのメッセージが

流れてきて、

上空で勇気づけられました。

 

茨城に上陸し、

今から1つ目の目的地である

KEKにバスで向かいます!

 

サイエンスツアーin東京 その1 <神戸空港より飛び立つ>

 

本日より

サイエンスツアーin東京が始まります!

18日〜19日までで、

関東地方の研究施設や大学を巡ります。

 

まずは、神戸空港から茨城空港に向かいます!

今年は1年次生10名、2年次生10名の

計20名が参加します。

全員無事集合し、今から飛行機に乗り込みます!

  

 

 

8月5日ミュージアムバスツアー

8月5日(火)

ミュージアムバスツアーが行われました。

これはSSH STREAMプログラムの一環で、誰でも参加できる

「オプショナルツアー」として企画されたものです。

 

県内の様々なミュージアムを巡り、学芸員さんの話を聞いたり、

実際にアートに触れたりしながら兵庫県の歴史や建築、

芸術に触れるイベントです。

 

訪れたのは

・神戸ゆかりの美術館

・神戸ファッション美術館

・兵庫県立美術館

の3施設

神戸ゆかり・ファッション美術館はUFOのような不思議な建物

 

 

 

 

                                                            

 

 

 

 

学芸員さんのお話の中では

本校生徒からの

「どんな仕事をしているの?」

「展示室内にボールペンやシャーペンを持ち込んではいけない理由は?」

といった素朴な疑問から

「『どんな人』が学芸員にむいていますか」

「複数の美術館を巡る展示はどうやって決まっているのか」

とい一歩踏み込んだ質問まで

丁寧に答えていただきました。

講義の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美術館は1000年先まで作品を保存し、未来の人に

バトンを渡す役割を担っているというお話を聞き、

普段とは少し違う鑑賞体験となりました。

神戸の風景を描いた作品と

細かい文字で何か書いてあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギャラリートークでは彫刻作品を囲んで

「この人たちはどういう関係なのか」

「時代は?」「時間帯は?」「何をしている?」

と想像力を膨らませました。

等身大の彫刻作品を囲んでギャラリートーク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイベントを通じて

「初めて美術館に訪れた」という人や

「何度も言っているが、友人と感想を交わしつつ鑑賞するのが楽しい」

という人などいろいろな感想を聞くことができました。

県立美術館の屋外彫刻とパシャリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段とちょっとちがうところに身を置いてみる、

そんな夏にすることができました。今後もぜひ、いろいろな施設に

足を運んでみてくださいね。

SSH生徒研究発表会

 

8月6日(水)~7日(木)に、神戸国際展示場で開催された

「SSH生徒研究発表会」に参加し、ポスター発表を行いました。

 

 

「単眼カメラを用いた機械学習による距離推定」

というテーマで、科学部robotics班の3年生が発表に臨みました。

カメラの画像から自動で距離を推定するシステムの開発に関する内容で、

この技術を搭載した機体で臨んだ

ロボサッカーの全国大会では全国優勝を果たしました。

 

この発表会には、斎藤元彦兵庫県知事も視察に来られ、

本校の発表をご覧になった際には

長い時間足を止めていただき、

研究の内容について、活発に交流していただきました。

 

 

 

7日については、

1,2年次生の希望者15名も見学生徒として参加し、

全国から集まった様々な方々との、活発な議論を通して

多くの刺激をもらい、自身の探究活動についても深く考える良い機会となったとなりました。

来年の大会に向けて、これから頑張っていきましょう!