子どもみらい類型

子どもみらい類型

教育入門Ⅱ 「初等教科教育(家庭)について」


5/2(水)の教育入門Ⅱは「初等教科教育(家庭)について」でした。「小学校家庭科の授業を体験しよう」というテーマで、武庫川女子大学文学部教育学科の藤本勇二先生に特別講義をしていただきました。
藤本先生は3年前まで徳島県で小学校教諭として初等教育に携わっておられましたが、「若い先生を育てたい」との思いから現職に就かれました。
今日の講義では、授業づくりのポイントとして1.子どもの活動を作る 2.子どもの日常を足場にする 3.解決するのは子ども の3点を挙げられました。食品推理ゲームや野菜の浮き沈み実験、旬の野菜ワークなど実際の小学校家庭科の授業を紹介しながら、授業作りのポイントについてわかりやすく説明していただきました。
「大切なことは、子どもの声を聞くこと」という先生の言葉からは、子ども達の学ぶ意欲を引き出したいという思いが強く伝わってきました。子どもみらい類型の生徒達も生き生きと授業に参加しており、藤本先生からは「非常に授業がしやすい雰囲気でした」と褒めていただきました。
次回のテーマは「安全教育とボランティア」。講師は県立舞子高等学校 環境防災科長 諏訪清二先生です。
 

教育入門Ⅰ「マインドマップ」


 5/1(火)3・4限  マインドマップの講義・演習を行いました。
 昨年はほとんど知られていなかった「マインドマップ」でしたが、本校のオープンハイスクール等で目にしたことのある生徒が多数いました。
 イメージ(絵)と言葉(単語)と色(カラー)を組み合わせて、自分の考えを整理していく手法を、講義や遊びなどを用いて学習していきました。今回のテーマは「私の夢」です。現状や、叶えるためにはどうしたらよいのかを、マインドマップを用いて表現していきました。多くの作業時間が取れたため、多数の生徒が色や絵を効果的に使いながら素晴らしい作品が出来上がりました。
 
 
 

教育入門Ⅱ「初等教科教育(国語)」

 4月25日の教育入門Ⅱ(2年生)は初等教科教育、特に小学校の国語教育について講義を受けました。講師は前回に引き続き、神戸海星女子学院大学 心理こども学科の大岸啓子教授です。
 前回大岸先生に提出した感想用紙には丁寧にアンダーラインが引かれて返却されました。今回の講義資料には感想文中の質問や気づきなどが数多く取り上げられており、生徒達の質問にも一つ一つ丁寧に答えていただきました。
 小学校国語の目標や指導内容などについても詳しく講義され、実践の報告では小学校教諭時代の音楽会のVTRを見せていただきました。優しく、温かく、丁寧な講義がとても印象的でした。
次回は初等教科教育(家庭)について、武庫川女子大学 藤本勇二先生の講義を受けます。
 
 

子どもみらい類型オリエンテーション講義

4月24日(火)の教育入門Ⅰは、オリエンテーション講義を行いました。テーマは「教職の魅力」。講師は、教育サポーター・仲島正教先生です。
優しさを育てるクラス作りをはじめとして、「教育は『今日行く』」、「教師は子どもの未来の応援者」、「『できる、できない』ではなく『やるかやらないか』だ」と訴えられました。
先生を目指す生徒達の心に響く素晴らしい講義でした。生徒達も教育入門Ⅰ第1回の授業という緊張感はいつの間にか消え、仲島先生の言葉に引き込まれていました。講義終了後は生徒全員と仲島先生で記念写真を撮影しました。次回は「マインドマップ演習」です。
 

子どもみらい類型 教育入門Ⅱ

 4月18日(水)5・6時間目、教育入門Ⅱでは、神戸海星女子学院大学 心理こども学科 大岸啓子(おおぎし ひろこ)教授より、「初等教育について ―幼稚園・小学校の先生になりたい人へ―」と題し、講義をしていただきました。
初等教育の目的・目標といったことから、初等教育の現状など、先生のご経験に基づいた示唆に富む内容でした。
 生徒たちも真剣な眼差しで聞き入っており、「その子にとって何が大事なのか考えることが大切だと分かった。」「『先生が変われば子供も変わる』という言葉が印象に残った。」というような感想が聞かれました。
 次回は,初等国語教育について、引き続き、大岸先生にお話をしていただきます。
 
 

教育入門Ⅰ「特別講義」

 3/16(金)13:30~15:00 本年度最後の特別講座として、武庫川女子大学文学部教育学科の 中本 秋夫先生をお招きしました。
 テーマは「子どもの発達を支えるもの」
 
 教師・保育士に大切な
 「人を大切にし、子どもを人として尊重する態度と実践」
 そして
 「子どもを安心させようという気持ち」
 「おかえり」と子どもを心から受け止める「愛」
 
 教育・保育の原点ともいえる奥の深い内容でしたが、小学校教諭の経験もお持ちの先生の話は丁寧で高校生にもわかりやすく、助手のドラえもんと共に楽しく話をしていただきました。
 
 
 
 

教育入門「小学校実習②」

 2/14(火)3・4限 今回の教育入門Ⅰは、2回目の小学校実習です。前回同様、小学校の3時間目後半から担当教室に入り、4時間目終了、そして給食までお世話になりました。
 卒業間近な6年生向けのプレゼント製作を任されたり、算数の丸付けを手伝ったりと初めての経験に戸惑いながら、それぞれが一生懸命取り組んでいました。
 また、担当クラスの先生が授業をされている様子を熱心に観察し、先生の目線で児童を見つめることも体験しました。生徒達は、今回の実習を通じて気付いたことや学んだことを「実習の記録」として実習先の小学校に提出します。
 今回で、本年度の現場実習は全て終了しました。お世話になった幼稚園・保育園・小学校の先生方、子どもたちには、貴重な経験の場を提供していただき、本当に感謝しています。双方にとってさらに充実した実習となるよう、今後とも努力を重ねていきたいと思います。ありがとうございました。
  
 
 
 
 あかしあ台小学校はインフルエンザによる学級閉鎖のために実習ができなくなりました。児童のみなさん、早く回復して元気な姿を見せてくださいね。
 実習を予定していた7人は学校に居残りです。梶原校長先生より直々に音楽の個人レッスンをしていただきました。なんと未経験者を含む7人全員が、ピアノで伴奏を弾きながら歌うことができるようになりました。
 また、レッスンの順番待ちの時間を利用して「教育入門Ⅰ」の授業紹介を企画しました。
1年間の授業を振り返りながら、新入生へのプレゼンテーションを考えました。
 

教育入門Ⅰ「小学校実習」

 2/7(火)3・4限 今回の教育入門Ⅰは、初めての小学校実習です。
 お世話になった小学校は、ゆりのき台小学校、けやき台小学校、あかしあ台小学校、すずかけ台小学校、学園小学校の5校です。インフルエンザの流行で学級閉鎖になっているクラスもありましたが、元気いっぱいの児童達に迎えられ、緊張感の中、実習がスタートしました。
 小学校の3時間目後半から担当教室に入り、4時間目終了、そして給食までお世話になりましたが、子ども達の前で自己紹介をしたり、早速授業のお手伝いをさせていただいたりと、大変忙しい2時間を過ごしました。
 生徒達は学習内容の幅広さや教室移動・授業準備のめまぐるしさに戸惑っていましたが、帰校後に感想を聞くと、どの生徒も「大変やった」「忙しかった」「楽しかった」と充実ぶりを口にしていました。
 来週の教育入門Ⅰも小学校実習を行います。これから1年間、計10回、同じ小学校で実習させていただきます。
 
 
 
 

教育入門Ⅰ「小学校実習の事前指導」

 1/31(火)3・4限 今回の教育入門Ⅰは、小学校実習の事前指導です。今回は、三田市教育委員会学校教育課指導主事 福本八重歌先生にご指導いただきました。
 まず、小学校教諭の仕事について、ワークシートを用いて作業後、一人ひとり発表しました。福本先生が発表内容をホワイトボードにまとめられました。まとめの的確さはもちろんのこと、小学校の先生らしい丁寧な字と、よく考えられた板書計画が印象的でした。
 続いて、小学校教育の現状と課題についてお話しいただき、三田市の学校教育については三田市制作のDVDを見せていただきました。生徒達は自分たちの出身校や知人が出てくる場面もあり、興味深く鑑賞していました。
 最後に、グループワークを通して、小学校実習で留意したいことをまとめていきました。8つの「見る」のお話しは非常に具体的で、生徒達にとってもわかりやすい内容でした。(8つの「見る」…「見下ろす・見下す・見落とす・見比べる」は×、「見つめる・見わたす・見守る・見極める」は○)
 2/7・14はいよいよ小学校実習です。近隣の5つの小学校で初めての実習を行います。

 
 
 

教育入門Ⅰ「演劇実習②」

 1/24(火)3・4限 今回の教育入門Ⅰは、先週に引き続き演劇実習です。今回も中畑八郎先生にご指導いただきました。
 最初に、前回の振り返りと注意がありました。「受け身にならず、積極性を持つことが大事」だと強調されました。演じることにとどまらず、人生の全ての場面に通じる言葉だと感じました。
 続いては、演じることについての講義です。テレビの「報道」と「バラエティー」を引き合いに出しながら、真実を見抜く目を持つことが大切であると話されました。また、文化についても触れられ、「文化とは社会・人生のゆとりであり、ゆとりは遊び心につながる、ゆとりが社会生活を円滑にする」と語られました。
 後半は表現練習です。状況に応じた表現練習にはじまり、ジェスチャーゲームやコミュニケーション練習を行いました。中でも、ジェスチャーゲームでは、「公園で阿波踊りをする猿」や「化粧をする私のお姉さん」「お風呂の後でアイスを食べる弟」「お父さんのいびきで起きたお母さん」などのお題が出され、生徒達は四苦八苦しながらも表現を楽しんでいました。中畑先生は、恥ずかしさからなかなか演じたがらない生徒にも、「まずはやってみる努力をする」ことの大切さを説かれ、生徒もそれに応えようと一生懸命頑張っていました。
 最後に2回の講座のまとめとして、人間観察することの大切さを話されました。将来教師をめざす生徒達に、「子どもの興味ある話題を提供しようと思うと人間観察が必要です。人間観察をすると人の心がわかるようになり、想像力が広がります。そうすると知識も豊富になります。」と熱く語られました。
 
 「努力しないといい先生にはなれません。学校に行くのは資格を取るためです。受け身にならず、積極的に努力することで、必ずいい先生になれます。いつか近い将来、保育園や幼稚園で皆さんとお出会いしたいと思います。その時にはいい先生になっていて下さいね。」現在も市内各地の幼稚園や保育園、児童クラブなどで人形劇をされている中畑さんからのメッセージでした。
 
  
 次回は1月31日、小学校実習の事前指導として、三田市教育委員会の福本八重歌先生にご指導いただきます。