STEAM
令和5年11月30日 秋季STEAM講座
期末考査最終日、今回のSTEAM講座はSTEAM係を対象とした講座を実施した。タッチ決裁や交通系ICカードでも使われている技術NFC(near field communication)を体験し、学校生活のどんな場面に生かせるかを考えるという内容であった。短時間ではあったが、身近なところにあるが仕組みの知らなかった技術に触れるワクワクと、自分たちならどう使うだろうかという探究心がくすぐられるような講座だった。
令和5年11月11日 オープンハイスクール_STEAM活動説明
400名を超える多くの中学生とその保護者の方にご来場いただいた、兵庫高校のオープンハイスクール。今年度もSTEAM係を代表して2名の生徒が、本校のSTEAM教育について説明を担当しました。半年の間に自分たちが経験してきたことを、自分たちなりの言葉で説明することは緊張もあったと思いますが、その頑張りのおかげで、来場者アンケートの結果では、9割以上の方にSTEAM教育の魅力を感じてもらえたようです。
まだまだ自分たちでできることが少ない現状ですが、今回のことを励みに残り半年の活動も頑張ってほしいと思います。
令和5年8月9日 KOBE研修事後学習
KOBE研修の事後学習を行いました。昨年度に引き続き、株式会社ダイヘンの杉原様にもオンラインでご参加いただきました。内容は、フィールドワークに出かけて学んだ内容を、別分野に参加した生徒たちにプレゼンするという内容でした。参加した生徒たちにとっては、神戸にある3つの分野の最先端技術について学ぶことができる非常に有意義な時間となったと思います。3つの分野が必ず進路に直結するとは限らないですが、自分の知らなかった分野についての視野が開けた生徒もいるのではないでしょうか。将来、地元神戸が世界に誇る技術の継承をする生徒や、その一端を担う分野へ飛び込む生徒が1人でも多く出てくれるきっかけになれば、ここまでのKOBE研修のプログラムにも価値が出てくると思う。
令和5年8月3日 KOBE研修(ロボット分野)
KOBE研修の第3弾は、ロボット分野のフィールドワークとして株式会社ダイヘン六甲営業所に行きました。まず、これまで行ってこられた事業や製作されているロボットについてのお話を聴きました。その後、2班ごとに見学コースと体験コースに分かれて、交互にお世話になりました。
「ロボットを作る」という言葉の裏には、ロボットのソフトウェアやハードウェアを設計する人、お客さんのニーズを聴きとる人、売り込む人、メンテナンスをする人などたくさんの人の努力が合わさっていることを学ぶことができました。教科書の勉強だけではなく、その知識をどのように使うか、他の人と協力してよいものを作り上げることの大切さを学んだフィールドワークでした。
令和5年7月26日 KOBE研修(DS分野)
KOBE研修の第2弾は、データサイエンス分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①公益財団法人 計算科学振興財団FOCUSにてスーパーコンピュータやシミュレーションについてのお話を聴き ②理化学研究所に移動して、佐藤副センター長から、スーパーコンピュータ富岳についての講義を受けた後、富岳の実物を見せていただきました。最後に ③神戸医療産業都市の概要説明と、兵庫県立大学の大島先生から「データの重要性について」の講義をしていただきました。
ひとつひとつのお話が非常に興味深く、生徒たちも積極的に質問をしていました。また、スーパーコンピュータ富岳を間近で見ることができたことも、生徒たちには非常に興味深かったようでした。
令和5年7月24日 KOBE研修(医療分野)
KOBE研修の第1弾として、医療分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①神戸市立神戸アイセンター病院院長 栗本 康夫先生によるiPS細胞を用いた再生医療の最前線の話を聴き、 ②国際くらしの医療館・神戸にて、神戸医療産業都市の説明を受けたのち、最先端医療機器の見学や歯髄再生医療についての説明を聴きました。最後に ③公益社団法人 NEXTVISIONの和田浩一様によるVISIONセンターの役割についてお話と、和田様が実際に使用しているICTツールを紹介してもらいました。
どの内容も高校生には難しい内容ではありましたが、生徒たちは自分なりにメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
令和5年7月21日 創造科学科学科説明会
STEAM係の生徒が、創造科学科の学科説明会にて、STEAM体験講座を実施しました。
令和5年7月18日 NIKKEI STEAMシンポジウム参加
5月から2か月にわたるオンラインミーティングなどの準備期間を経て、77回生STEAM係が初めてNIKKEI STEAMシンポジウムに参加した。参加部門は「DIS STEAMゼミ」に参加し、テーマは「ICTで未来を変える。学びの学生生活。」という内容で、自分たちがICTを活用することで学校をよりよくするために必要なシステムを企画するという部門で、生徒たちは「生徒も先生も、使うアプリケーションが多くて困っている」という観点から、独自のポータルサイトにまとめることを提案した。資料提出時間のギリギリまで議論し、スライドを作成や発表練習に取り組んだ結果、全14の高校大学からなる出場チームのうち、審査員特別賞の2チームに選ばれました。
今回のシンポジウム参加をきっかけに、彼らのワクワクが加速することと、兵庫高校のSTEAM教育への取り組みが一歩前進できることを期待している。
令和5年7月13・14日 78回生 総合的な探究の時間×STEAM
78回生の総合的な探究の時間として、「担任団による総合的な探究の時間×STEAM」の講座を実施しました。
生徒は、自分の興味関心に応じた講座に応募し、先生方の趣向を凝らした講座に参加しました。
その様子を写真で紹介します。
【スポーツアナリストに挑戦!!】
【一緒に映画でも見ませんか?】
【理系の料理】
【自分の歩き方を調べよう】
【AI love English】
【中世教会建築を探る】
【古典×日本史 教科横断クイズ】
【音楽 × 数学の世界~MathMagic~ 】
【 生物調査 in English】
令和5年7月10・11日 夏季STEAM講座
78回生STEAM係発足から約3か月。
1学期の最も大きな活動として、夏季STEAM講座を1年生を対象に実施した。
講座は、7月10日(月)にドローン班・3Dプリンタ班・レーザー加工機班が実施し、翌11日(火)はVR班・RFID班が実施した。
各班とも、プレ講座で先輩たちにもらったアドバイスを参考にブラッシュアップを重ね、実習パートでは工夫を凝らした体験を提供できた。
しかし、準備で想定していたこと以上のことが起こることも実習を伴う講義には付き物。初歩的な準備不足から、班同士の連絡・確認不足なども経験することになった。
失敗を経験し、悔しい思いをすることで、生徒たちも臨機応変な対応が求められることや、想定する内容を広げて考えることの大切さを学ぶことができたはずである。
【ドローン班】
【3Dプリンタ班】
【レーザー加工機班】
【VR班】
【RFID班】
令和5年6月19・21・23・26日 夏季STEAM講座プレ講座
夏季STEAM講座の実施に向けて、プレ講座を実施。
19日(月)はVR班とドローン班の、21日(水)はRFID、
23日(金)はレーザー加工機班、26日(月)は3Dプリンタ班のプレ講座を実施した。
スライドを使い実際の夏季STEAM講座での説明を、STEAM係向けに行い、
スライドの作り方や体験パートの見せ方まで77回生からもアドバイスをもらいました。
【6/19実施 VR班・ドローン班】
【6/21実施 RFID班】
【6/23実施 レーザー加工機班】
【6/26実施 3Dプリンタ班】
令和5年6月20日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング⑤
NIKKEI STEAMセミナーに向けたキックオフミーティングの最終回。
資料の大筋が完成し、今回のDISの担当者の方との打ち合わせも本番に向けた微調整のみとなった。あとは、考案しているアプリの金額設定や導入対象などをまとめていく作業と、スライドの完成を残すのみ。
本番は、堂々としたプレゼンを行ってくれると期待している。
次回NIKKEI STEAMシンポジウム7月19日(火)10:00~17:30
令和5年6月13日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング④
NIKKEI STEAMセミナーに向けたキックオフミーティングもいよいよ4回目。
本番の発表に向けて企画の内容もだんだんと練りあがっています。
最終回となる次回は、自分たちの企画をもとにプレゼン資料を形にし、本番に向けた微調整を行うことになっている。
資料作成の期間は限られているが、しっかりと相談しながらいい企画にまとめてくれると期待している。
次回キックオフミーティング6月20日(火)16:30~17:30
令和5年6月7日 STEAM係ミーティング
月に一度のSTEAM係のミーティングも、第4回目となった。今回のテーマは、夏季STEAM講座の実施に向けた状況確認。78回生の16人が、RFID・VR・3Dプリンタ・レーザー加工機・ドローンの5班に分かれて生徒対象の講座を計画している。77回生のアドバイスをもらいながら、講座内容の確認や機器の調整をおこなった。
本番の講座の前に78回生同士でそれぞれの講座を体験する、プレ講座の実施も検討中である。
今回の講座をきっかけに、知識を深め、自分の感動を他の生徒につなげることの大切さを学んでほしい。
令和5年5月23日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング②
5月9日の第1回目に引き続き、第2回目のキックオフミーティングに参加した。
前回のミーティングで与えられたテーマをもとに考えた企画を、DISの方に営業面とシステム開発面からご意見をいただいた。今回のミーティングで、発表するシステムの基本的な方向性が決まり、これから具体的な内容を考えていくことになる。第3回のミーティングでは、各参加グループのテーマ発表となっているので、グループとして納得のいく発表を目指して頑張ってほしい。
次回キックオフミーティング6月6日(火)16:30~17:30
令和5年5月9日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング①
STEAM係2年生の新たな目標の1つとして、7月19日にNIKKEI STEAMシンポジウムに参加することにした。その事前に行われる全5回のキックオフミーティングのうちの第1回目に参加した。
与えられたテーマは難しいですが、係として取り組む初めて探究活動として、生徒たちのやる気も十分!運営を担当されるダイワボウ情報システム株式会社様のサポートを受けながら、頑張ってくれることでしょう。
次回キックオフミーティング5月29日(火)16:30~17:30
令和5年4月27・28日 文化祭
2年生が、昨年度末から企画したSTEAM係としての文化祭参加が実現した。
内容は、「RoboMaster競争」と題して、STEAMで所有するRoboMasterというラジコンを使ってタイムアタックをするというものである。
事前に用意したブースの説明動画と操作説明動画をVRゴーグルを使って視聴してもらい、いざ、実践。
なかなか操作に難航する人もいれば、30秒前後の好タイムを叩き出す猛者もいた。
(ちなみに最速は、STEAM LABの“自称”マッドサイエンティスト サワー・ソーダことサワダである。タイム22秒)
1年生は、作成したオリジナルゲームを飲食スペースなどに展示し、店番もこなした。
本来、1年生の文化祭は、楽しむだけのものであるが、STEAM係では店舗運営も先立って経験できた。
ひとイベントを終え、いよいよSTEAM係は、それぞれの学年で次のステップへ向か予定である。
今回の活動を糧として、新しい境地を自分たちで開いてくれることを期待している。
令和5年4月17日 77・78回生合同 STEAM係ミーティング
昨年度から継続の77回生のSTEAM係5人と、今年度78回生の各クラスから選ばれた16人のSTEAM係が合同でミーティングを行いました。
ミーティングの前半は担当教員からSTEAM係の目指す姿と活動内容についての話があり、昨年度活動してきた内容のレベルの高さを知った78回生は、期待と少しの不安の入り混じるような表情でした。
後半は77回生の5人から、月末の文化祭でのSTEAM係としての出店の仕事について話がありました。
やる気十分な78回生は、早速それぞれが関わる内容について、先輩から指導を受け、翌日から活動を開始するようです。
今後の78回生のミーティングは77回生が主体となってマネージメントをしていきます。
これまでの活動から得た知識や経験をもとに後輩を導いてくれることを期待しています。
令和5年4月10日(月)デジタルクリエイター体験講座表彰式
3月6・18日に実施したデジタルクリエイター体験講座の表彰式を行いました。
賞品は、神戸電鉄様より提供していただきました。最優秀賞の2人には、なんと、神戸電鉄の車両で実際に使用されていたつり革2点が贈呈されました。その他の生徒は参加賞として「神戸電鉄文房具3点セット」をいただきました。
今回の講座で作成した作品については、神戸電鉄の駅で遊んでもらえるようにしていただく予定です。公開日が決まり次第お知らせします。
令和5年3月16日 兵庫高校デジタルクリエイター体験講座 Day2
先週に引き続き、株式会社しくみデザイン様に講師をしていただき、兵庫高校デジタルクリエイター体験講座 Day2をオンラインで開催した。
先週のDay1で試作したゲームを、1週間の間にブラッシュアップしてきた生徒たちは、
新たに、「ターゲットとペルソナ」という視点を加え、「ターゲットとなる層は?ターゲットの中でも具体的な人物イメージは?」を念頭に作業に没頭。
魅力的な表紙をつけて、試作品が完成した。
完成したゲームを、実際にしくみデザイン様や神戸電鉄様にも遊んでもらい、それぞれのゲームにコメントをもらい、7つの作品の中から最優秀作品賞を2つ選出してもらった。
2日間の体験をもとに、モノづくりのおもしろさとデザイン思考の大切さを学ぶことができた生徒たちが、今後も新しいモノをどんどん作り出してくれることを期待したい。
令和5年3月16日 ひょうごチャンネル「兵庫の教育」にてSTEAM教育の紹介
兵庫県が制作するひょうごチャンネルにて、本校で実践してきたSTEAM教育が取り上げられた。兵庫県の教員採用試験のPR動画として制作されたものであるが、兵庫高校の雰囲気が少しでも伝われば幸いである。
令和5年3月8日 兵庫高校デジタルクリエイター体験講座
株式会社しくみデザイン様を講師にお迎えし、「兵庫高校デジタルクリエイター体験講座」を実施した。
参加者は、創造科学科1年生5名・STEAM係2名の計7名となった。
しくみデザイン代表取締役の中村様のお話では、実際に社会で活用された興味深い事例をいくつも紹介していただいたり、音楽演奏アプリ「KAGURA」の体験もさせていただいた。
また、ご自身のモノづくりについて「キッカケは、コンプレックス。」「夢を叶えるショートカットは、その方法を自ら作り出すこと」という非常に興味深いお話を伺うことができた。
アプリ作成体験では、神戸電鉄様とのコラボ企画で「駅の5分で人を笑顔にする」というテーマで参加者がアプリづくりを体験した。
今回の講座では、個人で企画・設計を行う大変さはあるが、デザイン思考を身につけるための貴重な体験となった。
デジタルクリエイター体験講座は3月16日(木)に第2回が実施予定である。
製作途中のアプリが、よりおもしろいものに仕上がることに期待したい。
令和5年3月2日 経済産業省「未来の教室」最終報告会 での活動報告
「未来の教室」最終報告会にて、本校職員がSTEAMライブラリーを活用した「第1学年総合的な探究の時間」での実践報告を行った。
令和5年2月3日 第11回「第1学年STEAM係」ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。
代表者を中心に、「3学期の活動」「来年度の文化祭」「春期STEAM特別講座」の 3点について話し合った。
3学期の活動については、各班の取り組みの現状を報告し合った。
STEAM Room内掲示のポスター作製・各機器のミニ取扱説明書の進行具合のペースを上げるため、
取り組む担当者をクラス単位という形にした。機器の管理体制についても、
メンバーで協力しながら取り組むことも再確認できた。
来年度の文化祭については、出店予定の内容を周知し、現状の参加予定者だけでなく、
誰でも気軽に参加してほしいと協力を促す形になった。
春季STEAM特別講座は、参加者のフォローが必要なのではないかとの意見があり、
こちらもコアメンバー以外の参加者を募る形となった。
令和5年2月3日 第11回「第1学年STEAM係」ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。前回選出された代表2名を中心に、「3学期の活動」「来年度の文化祭」「春期STEAM特別講座」の 3点について話し合った。
3学期の活動については、行事写真をまとめた動画の作成、プログラミング、機器の使用ルールづくり、などついて活動担当者から意見を出し、それをたたき台にして話し合った。
来年度の文化祭については、議論が盛り上がって様々な意見が出てきたが、最終的に、ドローン車のタイムアタック、文化祭特別VR動画、校内AR探索、の3つを運営する方向で考えていくことになった(変更の可能性あり)。来年度もSTEAM係として活躍してくれる5人を中心に、これから細かな設定を考えていくようだ。
春期STEAM特別講座については、生徒の中から「教員を対象に企画したい」との強い声があり、限られた日程ではあるが、春季休業前の短縮授業期間(3/15,16,20)の午後に何らかの講座を開講することになりそうだ。生徒参加も受け入れて、興味ある誰もが学べる場として開講を計画しており、兵庫高校らしい新しい学びのスタイルが確立されそうだ。
令和5年1月12日 第10回「第1学年STEAM係」ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。
今回は、3学期の活動として、「来年度も継続すべき事」「機器や部屋の使用ルール作り」「第2学年STEAM係の活動」「文化祭に向けて」など、STEAM係の活動を継続的なものにするためには何が必要かという観点から、多岐に渡って話し合った。
2年生になってもSTEAM係としてぜひ活動したい(5段階の5)と思ってくれている生徒が4名もおり、来年度のSTEAM係の大活躍が確保された。そんなこともあり、3学期の活動については、次回より生徒主体で話が進められるよう、司会進行と運営を生徒に委譲(というより移譲)することになった。
月1回程度の会合ではあるは、会うたびに成長している彼らの活躍を見てもらえる場を本年度中にもう1度設けたいと思う。
令和4年12月27日DXスタートアップ研修
普通科生徒(1年)1名、グローバルリサーチ受講生(1年)4名と創造科学科7期生(1年)7名を対象に、「DXスタートアップ研修」を実施した。多くは自宅から参加し、一部校内第一STEAM ROOMで実施した。
前半はDXの事例として「web3.0時代のメタバース」というタイトルで株式会社OPSION 深野崇社長から講義を受けた。初めに、仮想オフィスRISAにログインし、各自で設定したアバターで入った。RISA操作説明とテレワークの現状、テレワークで起きる課題とRISAによる解決について説明していただいた。続いて、新しく開発された「AZITO」の紹介をしていただいた。参加者がそれぞれクリエイターとなって、NFT技術を用いた売買が行える、そのステージとしてAZITOを開発されたことを説明していただいた。
後半は、株式会社dotの冨田侑希社長から、「ワクワクしながら、新しい事業を考えよう!」というテーマで講義をしていただいた。次に、「happy innovation」というワークショップを行い、問いを掛け合わせてアイデアを考えた。チームdotのメンバー6名がファシリテーターとなり本校生徒からアイデアを引き出していき、2時間半の活動のあとに生徒が考えたアイデアを発表し共有した。
最後に、本日の研修の締めくくりとして、実際に起業するにあたり、どのような支援を得ることができるのかを知るために、神戸市役所医療・新産業本部新産業部新産業課の武田卓課長から「神戸市スタートアップ支援事業について」というテーマで、神戸市が行っている具体的な支援について講義をしていただいた。
令和4年12月21日 第9回「第1学年STEAM係」ミーティング
第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。
今回は、「2学期活動報告会」と題して、4つの班の活動内容、成果物、できたこと、できなかったこと、一人一人の感想を共有した。
「動画編集班」は大山での野外活動をまとめた動画を保護者説明会で上映させてもらった。また、編集と改良を重ねた超大作動画(30分程度?)を、学年集会で上映させてもらった。
「3Dプリンタ班」は、夏期休業期間中にできなかったスマホスタンド約30個の印刷を終えて、参加者に渡すことができた。また、生物教員から欲しいとリクエストのあったT2ファージ(大腸菌ウイルス)を制作し、プレゼントした。
「ドローン班」は、体育祭の映像を360度カメラやドローンを用いて撮影した。編集やアウトプットする場面は持つことができなかったが、映像の可能性について考えることができた。
「SNS班」は、ネット掲示板での新たな繋がりの構築を計画していたが、調べれば調べるほど管理とリテラシーの問題で工面することが分かり、システム運用までこぎつけることができなかった。現存する掲示板の運営が大変であることを様々な角度から知ることができた。
学校で大きな役割をいただいた班もあれば、行動に起こすまで漕ぎ付けなかった班もあるが、成功も失敗も含めて、各々が次につながる形で報告会を終えることができた。
令和4年12月19日 第7回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年323名を対象に、7回目となるSTEAMの授業を実施した。
全8クラス各8班の計64班が製作した動画を、8部屋に分かれて上映した。これまで学んできたsociety5.0やモビリティ―(鉄道・船・車)、自動運転、エネルギー、地図の収益化などのテーマを盛り込んで、第三者に伝える動画を作成しており、各班分かりやすく遊び心満載の作品となっていた。昨年度に比べて映像編集経験のある生徒の割合が増えており、どの作品も優劣をつけられない出来栄えであった。今回教材を使用させていただいたブリタニカ・ジャパンの江口さんより、優秀作品3作品を製作した全員にブリタニカ賞を授与していただいた。
動画作成の際に著作権については大きく触れなかったこともあり、本HPに製作動画を掲載できないのが残念ではあるが、本校にお越しの際はぜひ見ていただきたい。
令和4年11月12日 学校説明会(STEAM教育)
11月12日(土) 学校説明会(オープンハイスクール)にて、第1学年STEAM係のメンバー2名が本校のSTEAM教育について説明を行った。本校の学校説明会は生徒・保護者で参加者が1000名をはるかに超えるため、3回に渡って説明会を行った。
STEAMとは何か、夏季に自分たちがどんなことをしたか。教員ではなく、1年生である彼らがこんなにも大勢の前で一生懸命に説明する姿。まさにSTEAMであり、兵庫高校の魅力だな、と感じながらカメラのシャッターを切りました。
令和4年10月13日 第5回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年323名を対象に、5回目となるSTEAMの授業を実施した。
これまで学んできた内容を簡単に振り返り、最終目標である動画作成について学んだ。動画作成の説明では、盛り込むテーマや対象、作成のポイントなどに触れ、発表会から逆算的に動画の編集や撮影を行うことについて考えた。最後に、撮影を行う5人班で絵コンテづくりについて考え、意見を交わし合った。
絵コンテづくりから本格的に制作に取り組んだ者はほぼいないようだが、昨年度に比べて映像編集をしたことがある生徒が多いようだ。発表会が楽しみである。
令和4年9月30日 第6回「第1学年STEAM係」ミーティング
第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。2学期の活動は「STEAM係がやりたいことをする」と「STEAMを学年(学校)に広げる」という2つの目標を掲げており、前回決まった4班の進捗状況を共有した。
「動画編集班」は、10/5-7(2泊3日)の1年野外活動@大山での動画を募集し、表彰したり、編集した動画を公開する取り組みをしようとしている。中間考査期間中の保護者説明会で発表できるかな??とのことである。
「3Dプリンタ班」は、教員が欲しいものを募って形にするという、生徒ではなく教員をSTEAM巻き込む取り組みをしようとしている。その後、生徒にも欲しいものを募っていくようである。
「ドローン班」は、先日行われた体育祭を撮影しており、映像の活用について検討中であるが、動画編集班と一部協力をして、何かしらの形でアウトプットしようとしている。
「SNS班」は、レンタル掲示板を利用して、兵庫高校の中で学年や部活に捕らわれない新たな繋がりを構築しようとしている。管理面と普及活動での課題があげられたが、兵庫高校らしい形での実施を検討中である。
いずれの班も、「やりたいことをやる」が前提であるので、「成功・失敗」は不問で、挑戦する姿を温かく見守っていただきたい。
令和4年9月29日 第4回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年323名を対象に、4回目となるSTEAMの授業を実施した。この日は広島県より教育委員会と複数校の教職員に授業を見学していただいた。
2ヵ月ぶりの授業ということで、まずsociety5.0とSTEAM教育を実践する理由について簡単に復習した。次に、これまでの学習(society5.0、鉄道、自動運転)を活かすツールとして、デジタルマップについて学び、活用の可能性について考えた。さらに、海のモビリティとして、ボートの設計ついて考えた。その中で、波のエネルギーを電気エネルギーに変える方法やウェーブハーモナイザー(波エネルギーを動力にする船)ついて学び、これを活用する未来について話し合った。最後に、5人班になって異なる立場で今回学んだことについて意見交流を行った。班での話し合いを終えた後、再生可能エネルギーの発電効率とグリーンウォッシュの問題について触れ、大きな疑問を投げかけられた形で授業を終えた。
次回の授業より動画作成活動に入るので、これまでの4回で学んだことに対して、どんな肉付け(自走する学びのSTEAM)をしてくれるか楽しみである。
令和4年9月2日 第5回「第1学年STEAM係」ミーティング
第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。2学期の活動は「STEAM係がやりたいことをする」と「STEAMを学年(学校)に広げる」という2つの目標を掲げ、班の構成から活動内容まで完全にSTEAM係に一任した形を取ることにした。
全員でブレインストーミングをし、やりたいことや楽しそうな活動をあげていき、話し合いの結果、4つの班に分かれて活動することになった。大きく「動画編集」「3Dプリンタ」「ドローン」「SNS」の4テーマで動くようだが、確定ではない。その後、活動内容について詰めていく話し合いを行ったが、班によって進捗状況がバラバラであったので、次回のミーティングまでに行動に移せる状態に。ということでミーティングを終えた。
( ※写真撮影を忘れていました。)
令和4年8月10日 KOBE研修 事後学習
KOBE研修参加者56名を対象に、KOBE研修の事後学習として、医療分野・データサイエンス分野・ロボット分野でそれぞれ学んできたことを、パワーポイントにまとめて、発表会を行った。各分野4班ずつあり、第1・2STEAM ROOMの2部屋(2班ずつ)に分かれ、これまで学んできたことをそれ以外の分野を学んだ班に向けて発表した。事前学習で考えたことやフィールドワークで学んだり体験してきたことを伝えようとする賢明な姿が多く見られた。各班で発表のスタイルやフォーカスを当てたポイントが異なり、それぞれの発表を楽しむことができた。また、すべての分野が繋がっていることを感じさせてくれるよい発表会となった。最後に、株式会社ダイヘンの杉原さんにご講評いただき、KOBE研修を無事終えた。
事前学習・フィールドワーク・事後学習と、提出課題やパワーポイント作りなど、多くの課題を課されて大変な研修ではあったと思われるが、個々人の感想を見ると、それ以上に多くのものを得ることができたようだ。
令和4年8月3日 KOBE研修(ロボット分野)フィールドワーク
KOBE研修(ロボット分野)への参加希望者20名が、六甲アイランドにある株式会社ダイヘン六甲事業所を訪問した。初めに、FAロボット事業部長の金子氏にお挨拶をいただき、次に、FAロボット事業部企画部長の星島氏にダイヘンの歴史とロボットビジネスについてご講義していただいた。その後2班に分かれ、一方は自動化工場を見学し技術者の方々に仕事のご説明をしていただいた、もう一方はテクニカルセンターでロボットを動かす体験学習をさせていただいた。自動化工場ではロボットがロボットを作る様子を見ることができ、技術者の仕事では職人ならでは技術を見ることができた。体験学習では、ロボットを扱う難しさとその改善の遍歴を肌で感じることができた。最後に、質疑応答の時間を設けていただき、30分以上も質疑応答にお付き合いくださり真摯にご回答いただいた。ロボット分野の最前線である現場を体験し、そこで働く方々の生の声を聴くという大変有意義が時間となった。
令和4年7月28日 KOBE研修(ロボット分野) 事前学習
KOBE研修(ロボット分野)参加希望者21名が、事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新のデータサイエンス、③未来にこんなデータ活用ができたらいいな、の3つのテーマに、総合的な探究の時間(STEAM)で扱っている5つの視点(安全性・ビジネス活動・生活の質・環境・イノベーション)を盛り込んだ発表を行った。構成順は自由に、約15分間の発表と質疑応答を行った。どの班もかなり調べており、何よりパワーポイント発表へのこだわりが1年生とは思えないほど素晴らしかった。最後に、本校にお越しくださった株式会社ダイヘン人事部担当の杉原さんにご講評いただいた。また、事前に生徒から募っていた50個ほどの疑問・質問にも1つ1つ丁寧答えていただき、事前学習の段階でかなりの知識を身に付けることができた。フィールドワーク当日は感性を大切にして、企業見学と体験を楽しんでほしい。
令和4年7月27日 KOBE研修(データサイエンス分野)フィールドワーク
KOBE研修(データサイエンス分野)への参加希望者13名が、ポートアイランドにある計算科学センタービル2階の(公財)FOCUSを訪問した。まず初めに、FOCUSの普及促進グループ長である中谷景一さんにご挨拶とFOCUSの説明をしていただいだ。次に、担当課長である高橋太一さんにFOCUSのスパコンでできることとこれまでしてきたことについてご講演いただいた。最後に、FOCUSを利用されている(株)CAEソリューションズのテクニカルセンター所長である田倉啓之さんに、CAE解析(コンピュータを用いたエンジニアリング)の可能性についてと本能寺の変を再現された話をしていただいた。場所をキメックセンタービルのセミナー室に移動し、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩さんに、医療産業都市の開発の歴史と現在の取り組みについてご説明いただいた。次に、理化学研究所計算科学研究センター副センター長の佐藤三久さんに、「京」と「富岳」の開発や仕組みから近年おこなった解析や取り組みなどについてお話しいただき、目の前で「富岳」を稼働していただいた。また、「富岳」の広報スタッフの方々にオンライン見学会を実施していただき、普段では見れない細かな部分まで見せていただき説明いただいた。最後に、兵庫県立大学情報科学研究科の大島裕明さんに機械学習の仕組みと現在の機械学習がどこまで進んでいるかについてご講義いただき、google colaboratoryで実演していただいた。盛りだくさんのイベントであったため、質疑応答では質問が絶えず、さらに深堀りをするのに十分な時間を確保できなかったが、最先端で行われているデータ活用とその可能性について触れられた有意義な時間となった。
令和4年7月26日 KOBE研修(DS分野) 事前学習
zoomによる参加者を含むKOBE研修(データサイエンス分野)参加希望者15名が、事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新のデータサイエンス、③未来にこんなデータ活用ができたらいいな、の3つのテーマに、総合的な探究の時間(STEAM)で扱っている5つの視点(安全性・ビジネス活動・生活の質・環境・イノベーション)を盛り込んだ発表を行った。構成順は自由に、約15分間の発表と質疑応答を行った。どの班もよく調べており、独自性のある発表ができていた。最後に、オンラインでご参加いただいた神戸医療産業都市推進機構の井上さんにご講評いただいた。広く深い知識を共有することができ、明日のフィールドワークがますます楽しみになった。
令和4年7月25日 KOBE研修(医療分野)フィールドワーク
KOBE研修(医療分野)への参加希望者20名が、ポートアイランドにあるキメックセンタービルのセミナー室を訪問した。まず初めに、神戸アイセンター病院の院長であり眼の再生医療研究の第一人者である栗本康夫さんにご講演いただいだ。再生医療研究の変遷を丁寧に説明していただき、世界初の手術をされた話やその映像を見せていただき、現在取り組まれている最新の研究についてもお話しいただいた。次に、国際くらしの医療館・神戸に移動し、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩さんに、医療産業都市としての震災後開発の歴史と現在の取り組みについてご説明いただいた。その後、国際くらしの医療館・神戸の川本さんと上田さんにアエラスバイオの取り組みについてご説明いただき、歯髄再生治療や8K映像などを用いた手術室や医療現場を再現された施設案内をしていただいた。最後に、公益社団法人NEXT VISIONの和田浩一さんに、最新の視覚支援機器について説明していただいだき、VISION PARKで行っている支援についてお話しいただいた。
生徒たちも、STEAM教育で学んできた知識が少しずつ繋がりを持ち始めたようで、世界の最先端で活躍されている方や最先端の技術開発をしている施設が密集している神戸医療産業都市を訪れたことで、神戸の魅力を感じたとともに、進路実現に向けてのよい刺激となった。
令和4年7月21日 KOBE研修(医療分野) 事前学習
第1学年希望者22名が、KOBE研修(医療分野)の事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。生徒たちがまとめてきた内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新医療、③未来にこんな医療があったらいいな、の3つのテーマについて、構成順は自由で約15分間の発表と質疑応答を行った。最後に、全班の発表を終えて学年主任と副主任より講評をいただいた。調べてきた内容やテーマによる掘り下げ具合が班によって異なり、広く深い知識を得ることができた。パワーポイントを初めて使用するメンバーもいたが、どの班もよく調べて分かりやすい発表ができており、発表の場としても大変よい機会になった。フィールドワーク当日が楽しみである。
令和4年7月19日 第1学年STEAM係制作「学校紹介VR動画」公開
先週、県内外の高校教職員31名(7/11 STEAM授業公開)及び、学校評議委員7名(7/14 学校評議委員会)の皆さんに見ていただき好評であった、第1学年STEAM係が制作した「学校紹介VR動画」をHPトップ画面の左側に掲載することになりました。
あくまで ver.1.0 (試作)動画ということで、制作した生徒たちもまだまだ改善の余地があると考えているようですが、まずは取り組みを知っていただこうということで、掲載しております。
兵庫高校、兵庫高校生らしい動画になっていますので、温かい気持ちでご覧ください。
令和4年7月15日 第1学年STEAM講演会
第1学年全員を対象に、「ポストコロナの未来を切り拓くために~困難を乗り越え、頂点を目指した挑戦~」と題して、川崎重工業株式会社常務取締役 兼 公益財団法人NIRO理事長 兼 関西経済連合会科学技術産業振興委員長 兼 兵庫県教育委員である、牧村氏に講演していただいた。
川崎重工業でのモーターサイクルの開発事例を挙げて、総合技術力を結集してテクノロジーの頂点を目指すお話をしていただいた。また、ヘリコプターの開発事例を挙げて、パートナーと協力して難題を乗り越える話をしていただいた。最後に、環境にも配慮した日本の未来を切り拓くツールとして、水素社会を目指す取り組みと開発についてお話をしていただいた。どの話にも共通していたのが、描く未来のために何ができるのかを真剣に考え続け、世界の最先端で活躍しているという自負と責任を持って行動し、失敗を恐れず高い目標や難題にも果敢に挑み続けてきたということであった。チームで将来のビジョンを描き、それぞれの立場で課題を見つけ解決に向けて努力をし、再びチームとなったときに響き合う。兵庫高校もチームで響き合う学校でありたい。
令和4年7月15日 夏期STEAM特別講座(AR)
希望者16名に対して、「発見!兵庫高校には○○がいた!?~ARで見つけ出せ!~」と題して、ARの体験講座を行った。
ARとは、Augmented Reality(拡張現実)のことで、近年ではスマートフォン向けゲームへの活用や、各種小売店でも、ARを活用した技術が取り入れられている、画期的な技術である。
講座の前半は、生徒がスマートフォンのカメラ機能を使って、QRコードを読み取ることで現実世界に映像を表示するという活動を、グループごとに行った。また、班ごとに、表示されたARの指示に従って、校内に隠された拡張現実を探すという活動を行った。
講座の後半では、各自でAR作成ソフトを使って、AR作成体験をしました。普段は出来上がった技術を使うだけだったことが、今では自分が作る側にもなれる体験を行うことで、生徒たちにとって新しいアイデアや可能性を開くことにつながったと思います。
令和4年7月14日 夏期STEAM特別講座(ドローン)
全学年希望者を対象に夏期STEAM特別講座(ドローン)を開講した。
本日は、希望者9名に対して、「ドローンであそぼーんwithほんのちょっとの学び」と題して、第1学年STEAM係の4名が第1STEAM ROOMにて教育用ドローンTelloを使用した体験講座を実施した。
初めに、ドローンの仕組みや取り巻く法律について説明を行った。次に、参加者全員がiPod Touchを使ってドローンを操縦した。ブレイクとして、再び全員集めてドローンのクイズ大会を行った。その後、離れたところからドローンを操縦し、第1STEAM ROOM内に貼られた付箋をドローンで見つけて撮影するという体験を行い、操縦が難しい原因や付属センサーについて学ぶとともに操縦テクニックを身に付けた。最後に、参加者全員でタイムアタックレースを行った。
今回企画運営したSTEAM係の生徒たちは、参加者にワクワクと学びを提供しようと、一生懸命に企画してくれた。参加者はもちろん、企画した彼らにとってとても貴重な体験となり、深い学びになったと思われる。
令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(3Dプリンタ)
希望者26名に対して、「スマホスタンド製作体験~推しをこの手で~」と題して、第1学年STEAM係の4名が3Dプリンタ(3D CAD)の体験講座を行った。
※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本講座は昨日実施予定であったが、「RFID」と同時展開での実施となった。そのため、参加予定者が32名から6名減している。
今回の特別講座で最多の参加人数となった3Dプリンタ講座。STEAM係の生徒が自分たちで作成した説明用スライドをもとに説明をし、参加者にスマホスタンド作成に必要なデータ編集手順をレクチャー。普段は使い慣れないモデリング用のソフトウェアを使い、戸惑う参加者たちのサポートもしっかりとこなし、3Dプリンタで自分のオリジナルのものが作れるという参加者の期待にも見事に応え、これまで自分たちが取り組んできた活動の成果をしっかりと発揮しました。
講座終了後以降、参加者が作成したデートをもとに、現在、STEAM係で3D印刷中です。
完成品は、また個別に呼び出しますので、声がかかった人は取りに来てください。
令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(RFID)
希望者15名に対して、第1STEAM ROOMにて「RFIDって何?でんぱ組への誘い~RFIDを用いた企画立案で一儲け~」と題して、RFIDの使用体験とプリ企画立案を行った。
※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本日は夏期STEAM特別講座「3Dプリンタ」と「RFID」を2本同時展開で実施することになったため、参加予定者が20名から5名減している。
初めに、でんぱ組.incの最盛期と現状について話を聞いた。次に、RFIDとは何か、どのような仕組みなのかについて学び、実際にRFIDを使用してデータの書き込み、データの収集、RFタグの検索などを行った。3つのグループに分かれ企画立案の基礎を学び、RFIDを用いた企画立案を行った。最後に、各班で考えたRFIDを用いた企画を発表し、質疑応答を通して企画の質を高めた。電波法の関係で用途に制限が掛かりはするが、多くの可能性を感じさせる話し合いができた。
令和4年7月11日 STEAMモデル校 授業公開
県内外より高校教職員31名を対象に授業公開を行った。午前は第1学年総合的な探究の時間の生徒と配信の様子を見ていただいた。午後は、本校のSTEAM教育の取り組みについてお話しさせていただき、夏期STEAM特別講座(360どカメラ・VRゴーグル)を見ていただいた。また、第1学年STEAM係が作成した学校紹介VR動画をVRゴーグルで視聴していただき、360度カメラとVRゴーグルの使用方法や映像編集についてSTEAM係より説明を行った。最後に質疑応答の時間を設けさせていただき、授業公開を終えた。
試行錯誤しながらではあるのだが、本校の取り組みを見ていただくことでほんの少しでも助力になれれば幸いである。
令和4年7月11日 夏期STEAM特別講座(360度カメラ・VR)
全学年希望者を対象に、本日より1週間夏期STEAM特別講座を開講した。
初日である本日は、希望者17名に対して、「人類最速体験~ウサイン・ボルト走らせてみた!~」と題して、360度カメラとVRゴーグルの使用体験を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。
初めに、速い生き物が100mを走ると何秒くらいなのかということから、ボルトの速さについて考えた。次に、360度カメラと編集アプリの説明を受け、3つのグループに分かれて100m紐と360度カメラを持って好きな場所で100m・200mの撮影を行った。最後に、撮影した360度動画を編集アプリで9.58秒に倍速編集し、VRゴーグルで視聴した。各々が撮影した映像がボルト視点になることで、編集の面白さや360度カメラ・VRゴーグルの可能性について考えるよい機会となった。3枚目の写真は、全員が各班の動画を観終えた後、よりボルト感を出すために参加者全員で風を出して4D体験をしている様子である。
令和4年7月11日 第3回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年323名を対象に、3回目となるSTEAMの授業を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。
初めに、society5.0とSTEAM教育を実践する理由について復習した。次に、自動運転の開発途中でぶつかる倫理的な問題や優先順位について、トロッコ問題を用いて考えた。また、最新の自動運転車のセンサーについて学び、交通事故原因の9割である人為的なミスを回避するための開発が進んでいることを知った上で、交通事故が無くならない原因について考えた。最後に、5人班になり異なる立場に立って自動運転について意見交流を行った。
本校が考えるリアルタイム一斉配信の最終的な授業形態としては、他校(他クラス)との交流授業を可能にし、共同編集ソフトやFormsなどで全生徒の意見を収集し、生徒とのやり取りや他校(他クラス)の意見を全生徒が視聴するなど、普段の1クラス授業ではできない拡張した相互的交流のある授業を考えている。現在はその途上段階にあり、一斉配信の欠点や失敗も多々あるのだが、STEAMらしく実践を繰り返し改善していきたい。
令和4年7月7日 第4回「第1学年STEAM係」ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。本日は、いよいよ来週に迫った学校紹介VR動画の公開と、夏期STEAM特別講座(3Dプリンタ・ドローン)の実施に向けて、最終調整を兼ねた打合せを行った。進捗状況は班によってバラバラではあったが、どの班も真剣に、参加者に満足してもらえるイベントになるよう知恵を出し合っていた。彼らの取り組む姿や表情を見ていると、ワクワクを中心とする学びの良さが見えてくる。
本年度初めての取り組みであった第1学年STEAM係。係の創設は強制的ではあったものの、明日の放課後もすべての班が自主的に集まって活動したいと申し出てきた。当日の出来栄えがどうであれ、彼らが先輩や教員に教える姿は、想像するだけで楽しみだ。
6/29実施 データサイエンス体験講座 の外部広報
先日メットライフ生命さんに実施していただいたデータサイエンス体験講座「PPDACを用いた問題解決」が多方面で取り上げていただいておりますので、情報共有させていただきます。
神戸市:https://www.city.kobe.lg.jp/a05822/585150324865.html
メットライフ生命プレスリリース:https://www.metlife.com/content/dam/metlifecom/jp/corp/pdf/about/press/2022/220630_03.pdf
ICT教育ニュース:https://ict-enews.net/2022/07/01metlife/
令和4年6月29日 職員研修会(STEAM教育)
本校職員54名を対象に、STEAM教育についての職員研修会を行った。
合同会社楽しい学校コンサルタント代表の前田氏を講師にお招きし、本校職員らは自身の高校生活を振り返り、学ぶ動機や切っ掛けが何だったかを思い返し、ワクワク(やモヤモヤといった感情)を中心とした主体的な学びについて考えた。
ワクワクを中心とした学びについて考える中で、改めて生徒の立場に立ち、学ぶ意味や学ぶ楽しさについて再認識し、学び方(興味関心に対する向き合わせ方)の重要性を考える機会となった。
「ワクワクを中心に知る(知識や経験)と創る(挑戦や行動)が循環すれば学びが自走する。(=学びのSTEAM化)」が絵空事ではなく、この兵庫高校で実現できるよう、今後も教員としてできうる「知る」や「創る」の機会を提供し、自走する学びを体現しようとする生徒たちの芽を大切にしていきたい。
~今後の予定(希望者全員参加可能なSTEAM講座)~ ※詳細は実施後
<夏期STEAM特別講座>
7/11(月) 360度カメラ・VR 、7/12(火)3Dプリンター 、7/13(水)RFID 、
7/14(木)ドローン 、7/15(金)AR
<KOBE研修>
医療分野・・・7/21(木)事前学習、7/25(月)フィールドワーク、8/10(水)事後学習
データサイエンス分野・・・7/26(火)事前学習、7/27(水)フィールドワーク、8/10(水)事後学習
ロボット分野・・・7/28(木)事前学習、8/3(水)フィールドワーク、8/10(水)事後学習
令和4年6月29日 創造応用Ⅰ データサイエンス体験講座「PPDACを用いた問題解決」
第2学年創造科学科生35名が、「創造応用Ⅰ」にてデータサイエンス体験講座「PPDACを用いた問題解決」を受講した。本講座は、今年6月に神戸市と包括連携協定を結んだメットライフ生命保険株式会社の「人材育成の取り組み」の一環として、本校でSTEAM教育をしていただけることになり、データサイエンティストである田村氏にご講義いただいた。まず、データサイエンスとは何か、PPDACサイクルとは何かについて、社会需要に着目しながらお話しいただいた。次に、警察庁のオープンデータを用い、PPDACサイクルに沿って兵庫県の交通死亡事故を減らすための探究活動を行った。Analysis(分析)では、Excelを用いてグラフ化し、死亡事故件数の多い他県と比較することで兵庫県の特徴を考察した。最後にデータ分析により、現状だけでなく未来を予測できるということについて回帰分析を用いてお話をしていただいた。2学期より本格的に探究活動を行う創造科学科生にとって、エビデンスの重要性とその示し方を学ぶ大変有意義な時間となった。
令和4年6月13日 第3回 第1学年STEAM係ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。本日は、フィールドワークに出向いている班もあり12名でミーティングを行った。前回設定した3テーマ「学校案内VRの制作」「夏期講座(3Dプリンタ)の実施」「夏期講座(ドローン)の実施」について、グループに分かれて詳細を詰めていく作業を行った。前回のミーティング以降、時間を見つけて何度も試作品を制作したり、解説用のパワーポイントを作り始めたグループもあり、講座開講(自ら学んだ先端技術を同学年や先輩・教員に教えるという体験)へのワクワクがあふれ出すメンバーが現れた。失敗を許容して新しいことに挑戦し続けるこの空気感が、他の生徒や学校全体に広がればいいなと思う。
・「学校案内VRの制作」は7/11(月)を目標にver.1.0を制作し、承認を得次第公開する予定である。
・「夏期講座(3Dプリンタ)」は7/12(火)放課後、希望者を対象に講座を開講する。
・「夏期講座(ドローン)」は7/14(木)放課後、希望者を対象に講座を開講する。
令和4年6月5日 ドローン研修
第1・2学年の参加希望生徒14名と教員3名を対象に、ドローン研修を実施した。昨年度に引き続き、(株)TASKSの野谷さんに、本校用にカスタマイズした形で講義と実習を行っていただいた。まず、第1STEAM ROOMで実施した講義では、ドローンを取り巻く法律や規則、ドローンの種類、国内外のドローン事情について学んだ。次に、体育館で実施したドローン実習では、安全第一に基礎的な操縦から少し応用した操作まで全員が操縦体験をして学んだ。最後に設けていた質疑応答では、生徒たちの質問が止むことなく、それに対して一つ一つ丁寧に答えていただき、予定していた20分を大幅に上回り、40分以上も対応してくださった。これからのドローンの進化と可能性に期待し、今後の学びに活かしたいと思える時間となった。
令和4年6月2日 第2回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年全8クラス(普通科7クラス、創造科学科1クラス)323名を対象に、第1STEAM ROOMからメイン配信する同時展開の相互型オンライン授業を実施した。まず初めに、前回扱ったSociety5.0・STEAM・モビリティについて簡単に復習した。次に、日本の鉄道の凄さについて学び、エンジニアリング・データ・所有権の3つのテーマから1つを選択し、「5つのなぜ」(課題の本質を追及するテクニック)を用いて、日本の鉄道が凄い理由を考えた。テーマが難しかったので、QRコードで掲載された記事を参考に掘り下げた。その後、ジグソー法を用いて3人で内容の共有を図り、学びを深めた。最後に、5人組になり、安全性・ビジネス・生活・環境・イノベーションの5つの視点から改めて日本の鉄道について考え、グループでモビリティ開発における調和の手立てについて話し合った。
令和4年5月19日 第1回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)
第1学年全8クラス(普通科7クラス、創造科学科1クラス)323名を対象に、第1STEAM ROOMからメイン配信する同時展開の相互型オンライン授業を実施した。第1回はオリエンテーションということで、本日の講義テーマである「モビリティ5.0」についてのグループ探究に加え、STEAMとは何か、先輩たちの成果物(動画作品)観賞など、50分でかなり盛り沢山の学習を行った。「モビリティ5.0」については、昨年同様ブリタニカ・ジャパン(株)さんと連携を取り、STEAM ライブラリーを活用した学習を展開している。今回の授業は情報量が多かったので、次回は補足説明を入れ、グループ活動を中心としてSTEAM探究を展開する。
令和4年5月16日 第2回 1年STEAM係ミーティング
第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。本校でのSTEAM教育の普及と、STEAM機器のエキスパートの増加を目的としている。各クラスより、前回選んだ機器(VRゴーグル・ジンバルカメラ・3Dプリンタ・飛行ドローン・ドローン車・RFID)のプレゼンを行った。各々が調べてきたことについてスライドを用いて説明したり、制作物や実演を交えて紹介した。全ての発表を終え、期末考査後の特別時間割期間にSTEAM特別講座を2つ開くことになった。また、本校紹介VRの作成も行うことになった。いずれも、第1学年から2・3年の先輩や本校職員、ないしは他校や地域に広がるという、特異なボトムアップ型のSTEAM活動ということで目が離せない。
令和4年4月18日 第1回 1年STEAM係ミーティング
第1学年各クラスより2名の計16名がSTEAM係として選出された。本校でSTEAM教育を普及することと、STEAM機器のエキスパートになることを目的とし、月に1回集まってミーティングを行うことになった。初回は、本校にあるSTEAM機器に触れようということで、自己紹介の後、教員による機器の簡単な説明を受け、各クラスで興味を持った機器を使用した。機器の存在は知っているが、触ったことが無いというものがほとんどであったので、使用方法を模索しながら何ができるか話し合った。扱うことになった機器はVRゴーグル・ジンバルカメラ・3Dプリンタ・飛行ドローン・ドローン車・RFIDで、次回各クラスで選出した機器をプレゼンすることになった。いつでも自由にSTEAM活動が行えるよう、希望があれば第1STEAM ROOMを解放することになった。
令和4年3月25日 DX研修
全学年希望者9名を対象に「DX研修」を実施した。
午前の部では、株式会社OPSIONが開発したクラウドオフィス「RISA」に入室し、アバターを操作した。「RISA」内の体験部屋に移動し、深野崇社長より「仮想空間の再定義ーRISAの開発ー」というテーマで、RISA開発に至る経緯とテレワークにおける課題と可能性についてご講義いただいた。
午後の部では、株式会社dotの冨田侑希代表より「ワクワクしながら新しい事業を考えよう!」というテーマで、株式会社dotの成り立ちとチームdotの活動についてお話しいただき、新たな事業を企画するための「0→1」「1→100」について講義いただいた。その後、チームdotメンバー9名(代表含む)に1対1で付いていただき、事業の「0→1」ワークショップを実施した。各ペアで話した内容はポイントごとに情報共有して発表した。最後に神戸市医療・新産業本部武田課長より、神戸市のスタートアップ事業のサポート体制について情報提供していただいた。
令和4年3月22日 春期STEAM特別講座(電子工作)
全学年生徒及び教員を対象に、春期STEAM特別講座の「みんな大好き電子工作2!(Aruduino使用)」を実施した。参加人数は生徒2名、教員3名であった。具体的な内容としては、C++言語を駆使し、Aruduinoを使用して電子オルゴールを作るというものであった。振動数を調整して音を鳴らすことから始まり、音の大きさ・音程・音色をコントロールし、和音のメロディーを作曲した。進捗状況に差が生まれやすい講座であることを懸念していたが、少人数ということもあり、個別対応した贅沢な講座となった。
令和4年3月16日 春期STEAM特別講座(RFID)
全学年生徒及び教員を対象に、春期STEAM特別講座の「企画力No.1決定戦!(RFID使用)」を実施した。参加人数は生徒2名、教員4名であった。具体的な内容としては、RFIDの仕組みを学び、企画書の作成方法を学び、RFIDを自由に使って実験し、議論しながら企画書を作成し、企画書のプレゼン・質疑応答を行った。参加者が少なかったということもあり、生徒はペアになって企画立案をしてプレゼンを行い、全教員からの投げかけられる鋭く厳しい質問や指摘に対応した。
令和4年3月15日 春期STEAM特別講座(3Dプリンタ)
全学年生徒及び教員を対象に、春期STEAM特別講座の「ものづくり工房(3Dプリンタ使用)」を実施した。参加人数は生徒4名、教員3名であった。本講座は、自然科学部に所属する第2学年のlittle teacher(生徒)が講座内容を一から考え、講義を行った。具体的な内容としては、3Dプリンタの仕組みを学び、PCでの印刷デザイン方法を学び、実際にデザインし、3Dプリンタ印刷を行った。3Dプリンタ初心者用講座ということで、参加者が持ち寄った写真データを使用して透かし絵を作成した。
令和4年3月15日 DX研修事前学習
全学年希望者9名(当日は10名)を対象に「DX研修」の事前説明会を行った。事前説明会では、当日もお世話になる株式会社OPSION深野崇社長とzoomで繋ぎ、クラウドオフィス「RISA」の使用方法について、デモンストレーションとレクチャーをしていただいた。
3月25日の当日は、クラウドオフィス「RISA」体験、株式会社OPSION深野社長講義、チームdot冨田代表講義、チームdotによるワークショップ、神戸市医療・新産業本部武田課長講義を予定している。
令和4年3月1日 経済産業省「STEAMライブラリー」教材の一部に活動風景を使用
経済産業省が「未来の教室」ビジョンの取り組みの1つとして構築された「STEAMライブラリー」にて、ブリタニカ・ジャパン株式会社が追加した教材17作品のガイダンス動画に、本校の活動写真と動画が使用されることになった。本動画を通して、1つのSTEAMテーマで、生徒たちが学びを楽しみ、真剣になり、ともに協力し、行動に起こす姿が伝わればと思う。
https://www.steam-library.go.jp/search?search=%E3%83%96&page=1
令和4年2月22日 ブリタニカ・ジャパン(株)STEAMリーフレットに特集記事掲載
ブリタニカジャパン株式が発行するリーフレット「STEAM×Britannica」(STEAMライブラリー活用事例)にて、第1学年普通科・創造科学科の計320名に対して実施した「総合的な探究の時間」の取り組みについての特集が組まれた。内容としては、本校での取り組み、教員へのインタビュー、生徒へのインタビューが掲載されている。
令和4年1月23日 ドローン研修
全学年のうち参加希望生徒9名と教職員6名を対象に、これからの社会を支えるテクノロジーの一つとなるドローンについて、専門インストラクター指導のもと、講義と実習を行った。
第1STEAM ROOMでの講義では、ドローンを取り巻く11個の法律のうち重要な2つについてお話しいただいた。2015年の首相官邸へのドローン落下をきっかけに法整備が進んだこと、飛行禁止区域や10個の飛行規則が設けられている理由、今年の6月から航空法が改正されることなど、ドローンの進化とそれを取り巻く法律について、具体例を織り交ぜながら丁寧に説明していただいた。また、現在のドローンや搭載カメラの性能、これからのドローンの可能性について、空の産業ロードマップをもとに使用用途と合わせて説明していただいた。
体育館での実習では、「Phantom4」を用い、ドローンを飛ばす手順や注意事項について指導を受け、資格取得スクールで実際に行われているカリキュラムの一部を参加者全員が体験した。
質疑応答の時間では、参加者の質問に対して1つ1つ丁寧に答えていただき、STEAM教育の目標でもある先端技術の活用や創造的な問題解決について考えを深めるよい機会となった。
令和4年1月13日 朝日新聞EduA(オンライン版)への記事掲載
先日紹介した「朝日新聞EduA」のオンライン版にて、第1学年普通科・創造科学科の計320名に対して実施する「総合的な探究の時間」の詳細記事が掲載された。紙面の内容に加えて、生徒のコメントと活動風景の写真2枚が追加されている。
令和4年1月9日 朝日新聞EduAへの記事掲載
朝日新聞社が月1回発刊する全国紙「朝日新聞EduA」にて、本校のSTEAM教育実践が掲載された。記事の内容は、第1学年普通科・創造科学科の計320名に対して実施する「総合的な探究の時間」についてである。公立高校でのSTEAM教育への取り組みとして、注目していただき、最終発表時の写真も添付されている。
令和3年12月20日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson7
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。企業や大学での最新の研究を学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。モビリティをテーマにしたSTEAMの授業もいよいよ最後となり、8クラス8班の計64班が8か所に分かれて作成した動画の発表会を行った。ニュース番組風に撮影したり、パワーポイントを駆使して撮影したり、フリースタイルの動画作成を楽しんだ作品が多かった。また、班によって重点を置いている箇所が異なり、内容的にも飽きさせない発表会となった。最後に、優秀作品の表彰をして授業を終えた。(授業満足度96%)
令和3年12月9日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson6
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。前回の授業の続きで、これまで学んできた内容を各班に分かれて4分程度の動画にする活動を行った。もともと動画撮影は放課後だけで行う予定であったが、班によるばらつきがあったため、進捗状況をクラスで確認し合う日として1日設けた。また、この日の時間の使い方は学級委員長を中心にクラス裁量としたので、撮影を行うクラスもあれば、撮影を終えて編集について話し合うクラスもあった。各クラスや班の進捗状況を感じることができ、生徒たちにとってとてもよい刺激となった。発表会が楽しみだ。
令和3年11月18日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson5
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。企業や大学での最新の研究を学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。モビリティ―を大テーマにLesson5では「未来の創造」というテーマで、これまで学んできたことを5人組の64班に分かれて4分程度の動画にして発表することを目的に、動画撮影のポイントと注意事項、絵コンテづくりや撮影方法、編集アプリの紹介などを行った。どのようの動画づくりにするか話し合う時間となり、具体的なイメージを持てない班も多くあったので、後日、この日の授業で説明した内容に補足を加えて補助動画を配信した。
令和3年10月14日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson4
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。企業や大学での最新の研究を学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。モビリティ―を大テーマにLesson4では「自動運転」というテーマで自動運転の仕組みや倫理的な問題について個人で深く考えグループ活動を通してさらに学んだ。具体的な内容としては、「トロッコ問題」を題材に究極の選択をする判断基準と倫理的な問題について考えたり、パラリンピックを題材に自動車に搭載されている様々なセンサーについて学んだ。また、リアルタイムでのスマホアンケートを実施し、自分の考えはみんなと比べてどうなのかなども考えた。最後に「5つの視点(安全性・企業・生活の質・環境・イノベーション)」で考えた意見交換をすることで、さらに深い学びとなった。(授業満足度93%)
令和3年8月24日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 事後学習
第1学年希望者55名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修)」の事後学習として、医療分野・データサイエンス分野・ロボット分野でそれぞれ学んできたことを、パワーポイントにまとめて、発表会を行った。全14班が第1・2STEAM ROOMの2部屋に分かれ、これまで学んできたことをそれ以外の分野を学んだ班に向けて発表した。最新の機器を紹介したり、専門用語をかみ砕いて説明したり、何を見聞きして何を学んだか一生懸命に話す姿が多く見られた。各班で焦点を当てた個所が異なり、それぞれの発表を楽しむことができた。また、核となる部分やちょっとした接点ですべての分野が繋がっていることを感じさせてくれたよい発表会となった。
令和3年8月4日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) ロボット分野FW
第1学年希望者11名が「夏期STEAM特別講座」の一環で、株式会社ダイヘン六甲事業所を訪問した。初めに、FAロボット事業部長の金子健太郎氏にお挨拶をいただき、次に、FAロボット事業部企画部長の中岡将晃氏にダイヘンの歴史と製品についてご講義していただいた。その後2班に分かれ、一方は自動化工場と技術者の方々の仕事の様子を見学し、もう一方はテクニカルセンターでロボットを動かす体験学習をさせていただいた。自動化工場ではロボットがロボットを作る様子を見ることができ、技術者の仕事では職人技の数々を見ることができた。体験学習では、ロボットを扱う難しさとその改善の遍歴を肌で感じることができた。最後に、10~15分程度の質疑応答の時間を設けていたのだが、生徒たちの質問は途切れることなく、ダイヘンの皆さんは1時間近く質疑応答にお付き合いくださり真摯にご回答してくださった。ロボット分野の最前線である現場を体験し、そこで働く方々の生の声を聴くことで、自身の進路を考える大変良い機会になったようだ。
令和3年7月29日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) DS分野FW
第1学年希望者30名が「夏期STEAM特別講座」の一環で、キメックセンタービルを訪問した。そこでは、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩氏、兵庫県立大学情報科学研究科准教授の大島裕明氏、FOCUSグループ長の中谷氏とFOCUSを利用されているCAEソリューションズの田倉氏、理化学研究所の副センター長の佐藤三久氏および広報スタッフにより、それぞれご講演いただいた。
具体的には、井上氏は、神戸医療産業クラスターについて、大島氏は、AIや人工知能のしくみとこれからの社会について、中谷氏は、FOCUSとスーパーコンピュータの仕組みについて、田倉氏は、本能寺の変の火災の再現について、佐藤氏と広報スタッフは、富岳をオンラインで中継し、質疑応答しながら富岳の仕組みと活用についてお話してくださった。
参加生徒からは、「気候変動が激しく何が起こるか分からない世の中で、シミュレーション予測できるというのは社会にとってとても有意義だ。ビッグデータでAI学習した機械と人間が共存するために人はどこで差別化を計ればいいのか?」等の感想や質問も飛び交い、自身の進路やこれからの社会について考えるうえで大変良い機会になったようだ。
令和3年7月28日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) ロボット分野 事前学習
第1学年希望者11名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ ロボット分野FW」の事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容として、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新ロボット、③未来にこんなロボットがほしいの、3つのテーマを踏まえ、構成順は自由に変えて約10分間の発表と質疑応答を行った。各班で調べてきた内容や掘り下げ具合が異なり、どの班もよく調べられた発表であった。プレゼン発表では、株式会社ダイヘン人事部採用教育課長の杉原健朗氏がオンラインで参加してくださり、最後に講評をいただいた。広く深い知識を共有でき、FW当日がとても楽しみである。
令和3年7月27日夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 医療分野FW
第一学年希望者14名が「夏期STEAM特別講座」の一環で、キメックセンタービルを訪問した。そこでは、神戸アイセンター病院の院長で、眼の再生医療研究の第一人者である栗本康夫氏、株式会社ビジョンケア代表取締役社長の高橋政代氏、公益社団法人NEXT VISIONの和田浩一氏、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩氏より、それぞれご講演いただいた。
具体的には、栗本氏は、眼の再生医療研究の歴史や実践の詳細、高橋氏は、再生医療研究、またAIロボット研究に携わるようになった経緯や新しい事に挑戦する際の心構え等考え方、和田氏は、再生医療の進展により自身の障がい体験をビジネスに活用できた魅力と、その仕事への生きがい、最後に井上氏は、医療産業クラスターの説明と、自身の就業体験についてご講演くださった。参加生徒からは、「AIロボットが専門的な技術も取得するなら、仕事を奪われる人もでるのでは?その人たちはどうするのだろうか?」等の質問も飛び交い、自身の進路選択も含めて大変示唆をいただいたようであった。
令和3年7月26日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) DS分野 事前学習
第1学年希望者30名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ ロボット分野FW」の事前学習として、6班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容として、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新のデータサイエンス、③未来にこんなデータ活用ができたらいいなの、3つのテーマを踏まえ、構成順は自由に変えて約12分間の発表と質疑応答を行った。各班で調べてきた内容や掘り下げ具合が異なり、どの班もよく調べていた。広く深い知識を共有することができ、FW当日が楽しみである。
令和3年7月21日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 医療分野 事前学習
第1学年希望者14名が「夏期STEAM特別講座Ⅱ 医療分野FW」の事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。また、プレFWとして訪れた「国際くらしの医療館・神戸」での取材の様子と質疑応答をとりまとめたものを共有した。生徒たちのプレゼンの内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新医療、③未来にこんな医療があったらいいなの、3つのテーマを踏まえ、構成順は自由に変えて約12分間の発表と質疑応答を行った。各班で調べてきた内容や掘り下げ具合が異なり、どの班もよく調べており、広く深い知識を持つことができた。FW当日が楽しみである。
令和3年7月19日 夏期STEAM特別講座Ⅰ(3Dプリンタ)
STEAM夏期特別講座Ⅰの「100均でバズる商品を開発しよう!(3Dプリンタ使用)」の第2回目を行いました。本日の参加人数は5名でした。前回の講座でリサーチについて学び、実際にリサーチした結果とそこから見つけた課題について各々が報告した。また、それ踏まえて3Dプリンタで作成する商品のデザインを行い、プレゼンを行った。限られた時間であったため、形や大きさ寸法までしっかりしたデザインを作れた者はいなかったが、3Dプリンタの使用方法を学習し、自らデザインしたものが形になるということを学んだ。
令和3年7月14日 夏期STEAM特別講座「みんな大好き電子工作」
STEAM夏期特別講座の「みんな大好き電子工作~ArduinoでLEDイルミネーション~」を行いました。
本日の参加人数は、20名。
ESP32というチップがのった開発ボードを使って、LEDを点滅させていきます。テーマは「パルス信号を操る!」です。
最初はプログラミングの基礎。次に単純な点滅。そしてPWM制御という高速点滅を学んだあと、フルカラーLEDで色相環を一周するように様々な色で光らせていきます。
初めてのプログラミングということもあって、最初はうまく動かせないようでしたが、試行錯誤を繰り返して最後には作り上げるという経験をしてくれました。
令和3年7月14日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson3
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。具体的には、企業・大学での最新の研究などを中学・高校での学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。教材自体が開発段階であるので、ワークシートや補助教材、評価基準やアンケートなど、必要に応じて準備しており、モビリティ―を大テーマにLesson3では「鉄道」というテーマで日本の鉄道が速くて正確な理由について個人で深く考えグループ活動を通してさらに学んだ。具体的な内容としては、「5つのなぜ」というテクニックを用いて疑問を繰り返すことで課題の本質を捉え、グループでその本質を共有したり、「5つの視点(安全性・企業・生活の質・環境・イノベーション)」で考えることで違う側面が見えてきたり、一つのテーマだけで深い学びを行った。(授業満足度96%)
令和3年7月13日 夏期STEAM特別講座Ⅰ(3Dプリンタ)
昨日参加できなかった者を対象に、STEAM夏期特別講座Ⅰの「100均でバズる商品を開発しよう!(3Dプリンタ使用)」の第1回目を行いました。参加者は2名でした。商品開発に向けてのリサーチについて学んだ。誰に対して、どういった内容を、どのような方法で、どれくらいの期間で調査するか。また、リサーチした結果からニーズを考え、3Dプリンタで作れるものについて考えた。参考として、100均で売っている3Dプリンタを使って作れそうなものを提示した。
令和3年7月12日 夏期STEAM特別講座「みんな大好き電子工作」
STEAM夏期特別講座の「みんな大好き電子工作~ArduinoでLEDイルミネーション~」を行いました。
本日の参加人数は、他の講座と日が重なったこともあって少なめの2名。
ESP32というチップがのった開発ボードを使って、LEDを点滅させていきます。テーマは「パルス信号を操る!」です。
最初はプログラミングの基礎。次に単純な点滅。そしてPWM制御という高速点滅を学んだあと、フルカラーLEDで色相環を一周するように様々な色で光らせていきます。
最初の準備で手間取ってしまい、予定より遅れてしまったので最後は時間が来てしまいました。しかし、2人とも最後までやりたいということで時間を延長して、最後の色相環までやりきってくれました。
令和3年7月12日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 事前説明会
第1学年希望者55名を対象に「夏期STEAM特別講座Ⅱ」の事前説明会を行った。当初7月9日に予定していたが、大雨警報が発令されたため、順延して本日の実施となった。夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修)では、3種類のフィールドワーク(FW)を計画しており、医療分野FW、データサイエンス分野FW、ロボット分野FWを行う。この説明会では、各FWに応じた資料を配布し、訪問先についてよく調べて質問を考えるという課題を与えた。また各FWで班を構成し、後日行う事前学習で班ごとにプレゼンを行うという課題も与えた。夏休みとはいえ、少し課題を与えすぎた感はあるが、価値あるFWにするためにも彼らの頑張りに期待したい。
令和3年7月12日 夏期STEAM特別講座Ⅰ(3Dプリンタ)
STEAM夏期特別講座Ⅰの「100均でバズる商品を開発しよう!(3Dプリンタ使用)」の第1回目を行いました。本日の参加人数は3名。商品開発に向けてのリサーチについて学んだ。誰に対して、どういった内容を、どのような方法で、どれくらいの期間で調査するか。また、リサーチした結果からニーズを考え、3Dプリンタで作れるものについて考えた。参考として、100均で売っている3Dプリンタを使って作れそうなものを提示した。
令和3年7月9日 夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 医療分野 プレFW
第2学年希望者14名を対象にした夏期STEAM特別講座Ⅱ(KOBE研修) 医療分野FW
の事前学習として、国際くらしの医療館・神戸に潜入取材させていただいた。代表生徒2名が取材する予定であったが、大雨警報が発令されたため、事前に募っていた質問を携えて教員2名が取材を行った。運営管理部係長の川本美咲氏に館内を案内いただき、遠隔医療支援システムNOALON、8K技術・周術期医療、歯髄再生治療などについて丁寧に説明していただいた。お答えいただいた質問の回答は、後日実施される事前学習にて生徒と共有する。
夏期STEAM特別講座の実施(予告)
令和3年6月16日 自然科学部・STEAM新入部員募集
少しずつSTEAM教育活動の裾野を広げるため、自然科学部の活動の一部にSTEAMを加え、中途での新入部員の募集を開始した。扱えるモノとして、3Dプリンタ、ドローン(空)、ドローン(陸)、360度天球カメラ、掃除ロボット、高性能PC、タブレットなど、多岐に渡る。STEAMの特性を遵守し、活動内容は部員の意見を尊重して考える。入部希望人数の予測が立たなかったので第2学年に限定して募集を掛けたが、説明会に参加したのは5名であった。総合的な探究の時間および夏期STEAM特別講座で、さらに興味を持つ生徒が増えることを期待する。
令和3年6月11日 STEAM教育教員研修
本校職員53名を対象に、STEAM教育教員研修を行った。函館工業高等専門学校一般系教授で日本STEAM教育学会STEAM教育研究会代表も務められている下郡啓夫氏により、受験勉強とSTEAM、データサイエンスとSTEAMという2つのテーマでご講演いただいた。コロナ禍ということで、オンラインでのご講演であったが、本校におけるSTEAMの方向性についてご指導いただき、学校全体で考えるよい機会となった。
令和3年6月3日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson2
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。具体的には、企業・大学での最新の研究などを中学・高校での学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。教材自体が開発段階であるので、ワークシートや補助教材、評価基準やアンケートなど、必要に応じて準備しており、モビリティを大テーマにLesson2では「ボートの設計」というテーマで波のエネルギー、電気エネルギーへの変換、設計する上で必要な要素についてペアやグループで考えた。今回は通信回線の問題を考量して放送室より各教室に配信したが、教室の音を拾うのが難しく相互コミュニケーションを取るのが難しかった。(授業満足度95%)
令和3年5月26日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1補足動画アップ
第1学年全生徒(320名)を対象に実施した、総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1の補助動画を限定公開でアップした。前回の授業では十分に説明できなかったSTEAMとSociety5.0、モビリティと前回の授業の狙いについて説明し、モビリティの未来について考える全6回の授業であることを伝えた。また、最新のテーマを題材にした学びであるということ、「5つの視点(安全性・企業・生活の質・環境・イノベーション)」で多角的に事象を評価するのが大切だということ、グループで意見を出し合うことに重きを置いているということを付け加えた。(補助動画満足度92%)
令和3年5月6日 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)Lesson1
第1学年全生徒(320名)を対象に、総合的な探究の時間でSTEAM教育を実施した。具体的には、企業・大学での最新の研究などを中学・高校での学びの教材としてオンライン上に集約した『STEAMライブリー』普及の一環で、ブリタニカ・ジャパン株式会社と共同し、オンライン教材を用いて授業を行った。教材自体が開発段階であるので、ワークシートや補助教材、評価基準やアンケートなど、必要に応じて準備しており、モビリティを大テーマにLesson1では「モビリティの調和」というテーマでモビリティとSociety5.0についてペアやグループで学んだ。第1STEAM ROOMより各教室に配信する予定であったが、通信回線が脆弱であったため、立ち上がりの20分が上手く配信できない教室があった。後日補助動画を作成して配信する。(授業満足度89%)
令和3年3月24日DXスタートアップ研修
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)3名と創造科学科4期生(2年)4名を対象に、「DXスタートアップ研修」を実施した。前半はDXの事例として「クラウドオフィスRISA」の体験と創業者の株式会社OPSION 深野崇社長から講義を受けた。初めに、RISAにログインし、仮想空間内つくられたオフィスに、各自で設定したアバターで入った。RISA操作説明とテレワークの現状、テレワークで起きる問題点とRISAによる解決について紹介をしていただいた。続いて、深野社長から「仮想空間の再定義-RISAの開発-」というテーマで、自身の経歴を振り返りながら、起業に向かう姿勢についてお話をしていただいた。また、実際に起業するにあたり、課題設定と仮説、その検証というプロセスを通して事業内容を明確にしていくことの大切さも教えていただいた。RISAについては、オンラインでのコミュニケーションにおいて、相手の状況を「見える化」することにより、より円滑に仕事を進めることを目指したとのことであった。
後半は、BBT大学の斎藤先生から、「ワクワクしながら、新しい事業を考えよう!」というテーマで、初めにご自身の経歴を踏まえながら「ユニコーン」((時価総額10億ドル超の未上場ベンチャー)を目指す経営スタイルから「ゼブラ」(持続可能な成長の目指す スモールカンパニー)型の企業を目指すにいたったことについてお話があった。続いて、「セルフ・コンコーダント・ゴール」(真の欲求に基づいた目標)を考えるために、問いを立てるワークショップを行った。次に、問いを掛け合わせてアイデアを考えた。ワークショップはチームdotのメンバー7名がファシリテーターとなり、本校生徒からアイデアを引き出していった。そして、生徒が考えたアイデアを発表し、斎藤先生からコメントをいただいた。
最後に、本日の研修の締めくくりとして、実際に起業するにあたり、どのような支援を得ることができるのかを知るために、神戸市役所の武田課長から「神戸市スタートアップ支援事業について」というテーマで、神戸市が行っている具体的な支援について講義をしていただいた。
令和3年3月16日DXスタートアップ研修 事前指導
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)と創造科学科4期生(2年)を対象に参加希望者を募り、8名がDX研修に応募した。この日は株式会社OPSIONが提供する「クラウドオフィスRISA」のログイン及びアバター設定のデモンストレーションを行った。また、当日はおもに自宅参加となるため、オンライン授業の心得やトラブル対応について確認した。
令和3年2月2日未来探求ゼミナール発表会
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の成果発表を実施した。班で作成したポスターをもちいて、神戸の課題や魅力について発表した。発表に対して、兵庫県立大学社会情報科学部助教の石橋健氏からコメントをいただいた。
〈発表タイトル〉
1A 台湾人の心をつかめ!~ぽかぽか有馬温泉~
1B 大人も子供も楽しめる~神戸でかわいいスイーツ巡り~
2A 神戸市広報強化していこうや!
2B 三宮のあとは、掬星台でnight
3A 地元の人しか知らない、神戸の魅力。
3B こうべのたべものはおいしい。
4A 愛され神戸
4B KOBE坂道で高齢者に健康を
5A Let’s Go! KITANO IZINNGAI!!!
5B 電車賃が高いんじゃ!!
令和3年1月26日未来探求ゼミナール講義
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を実施した。前回、個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、班でポスター原案を作成した。この原案をワールドカフェ形式で共有し、ブラッシュアップしていった。図表を3つ以上用いることや図表の見せ方に着目してポスターを作成した。
令和3年1月12日未来探求ゼミナール講義
本校コンピュータールームにおいて、創造科学科5期生(1年)が、「未来探求ゼミナール」の講義を受けた。このプログラムは、株式会社JTBが開発したデータサイエンツール「観光予報DS」を用いた探究学習である。今回は第1回ということで、㈱JTB営業第二課の石井浩之氏からこのプログラムの主旨説明と観光予報DSのログイン方法や活用法について講義をしていただいた。次回は個人テーマからグループテーマへ課題設定をしていき、ポスターを作成する予定だ。