取り組みのハイライト

STEAM

令和5年11月30日 秋季STEAM講座

 期末考査最終日、今回のSTEAM講座はSTEAM係を対象とした講座を実施した。タッチ決裁や交通系ICカードでも使われている技術NFC(near field communication)を体験し、学校生活のどんな場面に生かせるかを考えるという内容であった。短時間ではあったが、身近なところにあるが仕組みの知らなかった技術に触れるワクワクと、自分たちならどう使うだろうかという探究心がくすぐられるような講座だった。

 

 

令和5年11月11日 オープンハイスクール_STEAM活動説明

 400名を超える多くの中学生とその保護者の方にご来場いただいた、兵庫高校のオープンハイスクール。今年度もSTEAM係を代表して2名の生徒が、本校のSTEAM教育について説明を担当しました。半年の間に自分たちが経験してきたことを、自分たちなりの言葉で説明することは緊張もあったと思いますが、その頑張りのおかげで、来場者アンケートの結果では、9割以上の方にSTEAM教育の魅力を感じてもらえたようです。

 まだまだ自分たちでできることが少ない現状ですが、今回のことを励みに残り半年の活動も頑張ってほしいと思います。

 

  

令和5年8月9日 KOBE研修事後学習

KOBE研修の事後学習を行いました。昨年度に引き続き、株式会社ダイヘンの杉原様にもオンラインでご参加いただきました。内容は、フィールドワークに出かけて学んだ内容を、別分野に参加した生徒たちにプレゼンするという内容でした。参加した生徒たちにとっては、神戸にある3つの分野の最先端技術について学ぶことができる非常に有意義な時間となったと思います。3つの分野が必ず進路に直結するとは限らないですが、自分の知らなかった分野についての視野が開けた生徒もいるのではないでしょうか。将来、地元神戸が世界に誇る技術の継承をする生徒や、その一端を担う分野へ飛び込む生徒が1人でも多く出てくれるきっかけになれば、ここまでのKOBE研修のプログラムにも価値が出てくると思う。

  

令和5年8月3日 KOBE研修(ロボット分野)

KOBE研修の第3弾は、ロボット分野のフィールドワークとして株式会社ダイヘン六甲営業所に行きました。まず、これまで行ってこられた事業や製作されているロボットについてのお話を聴きました。その後、2班ごとに見学コースと体験コースに分かれて、交互にお世話になりました。

「ロボットを作る」という言葉の裏には、ロボットのソフトウェアやハードウェアを設計する人、お客さんのニーズを聴きとる人、売り込む人、メンテナンスをする人などたくさんの人の努力が合わさっていることを学ぶことができました。教科書の勉強だけではなく、その知識をどのように使うか、他の人と協力してよいものを作り上げることの大切さを学んだフィールドワークでした。

  

  

令和5年7月26日 KOBE研修(DS分野)

KOBE研修の第2弾は、データサイエンス分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①公益財団法人 計算科学振興財団FOCUSにてスーパーコンピュータやシミュレーションについてのお話を聴き ②理化学研究所に移動して、佐藤副センター長から、スーパーコンピュータ富岳についての講義を受けた後、富岳の実物を見せていただきました。最後に ③神戸医療産業都市の概要説明と、兵庫県立大学の大島先生から「データの重要性について」の講義をしていただきました。

ひとつひとつのお話が非常に興味深く、生徒たちも積極的に質問をしていました。また、スーパーコンピュータ富岳を間近で見ることができたことも、生徒たちには非常に興味深かったようでした。

  

令和5年7月24日 KOBE研修(医療分野)

KOBE研修の第1弾として、医療分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①神戸市立神戸アイセンター病院院長 栗本 康夫先生によるiPS細胞を用いた再生医療の最前線の話を聴き、 ②国際くらしの医療館・神戸にて、神戸医療産業都市の説明を受けたのち、最先端医療機器の見学や歯髄再生医療についての説明を聴きました。最後に ③公益社団法人 NEXTVISIONの和田浩一様によるVISIONセンターの役割についてお話と、和田様が実際に使用しているICTツールを紹介してもらいました。

どの内容も高校生には難しい内容ではありましたが、生徒たちは自分なりにメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

 

  

令和5年7月18日 NIKKEI STEAMシンポジウム参加

5月から2か月にわたるオンラインミーティングなどの準備期間を経て、77回生STEAM係が初めてNIKKEI STEAMシンポジウムに参加した。参加部門は「DIS STEAMゼミ」に参加し、テーマは「ICTで未来を変える。学びの学生生活。」という内容で、自分たちがICTを活用することで学校をよりよくするために必要なシステムを企画するという部門で、生徒たちは「生徒も先生も、使うアプリケーションが多くて困っている」という観点から、独自のポータルサイトにまとめることを提案した。資料提出時間のギリギリまで議論し、スライドを作成や発表練習に取り組んだ結果、全14の高校大学からなる出場チームのうち、審査員特別賞の2チームに選ばれました。

今回のシンポジウム参加をきっかけに、彼らのワクワクが加速することと、兵庫高校のSTEAM教育への取り組みが一歩前進できることを期待している。

令和5年7月13・14日 78回生 総合的な探究の時間×STEAM

78回生の総合的な探究の時間として、「担任団による総合的な探究の時間×STEAM」の講座を実施しました。

生徒は、自分の興味関心に応じた講座に応募し、先生方の趣向を凝らした講座に参加しました。

その様子を写真で紹介します。

 

【スポーツアナリストに挑戦!!】

 

【一緒に映画でも見ませんか?】

 

【理系の料理】

 

【自分の歩き方を調べよう】

 

【AI love English】

 

【中世教会建築を探る】

 

【古典×日本史 教科横断クイズ】

 

【音楽 × 数学の世界~MathMagic~ 】

 

【 生物調査 in English】

 

令和5年7月10・11日 夏季STEAM講座

78回生STEAM係発足から約3か月。

1学期の最も大きな活動として、夏季STEAM講座を1年生を対象に実施した。

講座は、7月10日(月)にドローン班・3Dプリンタ班・レーザー加工機班が実施し、翌11日(火)はVR班・RFID班が実施した。

 

各班とも、プレ講座で先輩たちにもらったアドバイスを参考にブラッシュアップを重ね、実習パートでは工夫を凝らした体験を提供できた。

しかし、準備で想定していたこと以上のことが起こることも実習を伴う講義には付き物。初歩的な準備不足から、班同士の連絡・確認不足なども経験することになった。

失敗を経験し、悔しい思いをすることで、生徒たちも臨機応変な対応が求められることや、想定する内容を広げて考えることの大切さを学ぶことができたはずである。

 

【ドローン班】

  

【3Dプリンタ班】

  

【レーザー加工機班】

  

 

【VR班】

  

【RFID班】

  

 

令和5年6月19・21・23・26日 夏季STEAM講座プレ講座

夏季STEAM講座の実施に向けて、プレ講座を実施。

19日(月)はVR班とドローン班の、21日(水)はRFID、

23日(金)はレーザー加工機班、26日(月)は3Dプリンタ班のプレ講座を実施した。

スライドを使い実際の夏季STEAM講座での説明を、STEAM係向けに行い、

スライドの作り方や体験パートの見せ方まで77回生からもアドバイスをもらいました。

【6/19実施 VR班・ドローン班】

   

  

 

【6/21実施 RFID班】

  

 

【6/23実施 レーザー加工機班】

  

 

【6/26実施 3Dプリンタ班】

 

令和5年6月20日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング⑤

NIKKEI STEAMセミナーに向けたキックオフミーティングの最終回。

資料の大筋が完成し、今回のDISの担当者の方との打ち合わせも本番に向けた微調整のみとなった。あとは、考案しているアプリの金額設定や導入対象などをまとめていく作業と、スライドの完成を残すのみ。

本番は、堂々としたプレゼンを行ってくれると期待している。

 

次回NIKKEI STEAMシンポジウム7月19日(火)10:00~17:30

令和5年6月13日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング④

NIKKEI STEAMセミナーに向けたキックオフミーティングもいよいよ4回目。

本番の発表に向けて企画の内容もだんだんと練りあがっています。

最終回となる次回は、自分たちの企画をもとにプレゼン資料を形にし、本番に向けた微調整を行うことになっている。

資料作成の期間は限られているが、しっかりと相談しながらいい企画にまとめてくれると期待している。

 

次回キックオフミーティング6月20日(火)16:30~17:30

 

令和5年6月7日 STEAM係ミーティング

月に一度のSTEAM係のミーティングも、第4回目となった。今回のテーマは、夏季STEAM講座の実施に向けた状況確認。78回生の16人が、RFID・VR・3Dプリンタ・レーザー加工機・ドローンの5班に分かれて生徒対象の講座を計画している。77回生のアドバイスをもらいながら、講座内容の確認や機器の調整をおこなった。

本番の講座の前に78回生同士でそれぞれの講座を体験する、プレ講座の実施も検討中である。

今回の講座をきっかけに、知識を深め、自分の感動を他の生徒につなげることの大切さを学んでほしい。

  

令和5年5月23日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング②

5月9日の第1回目に引き続き、第2回目のキックオフミーティングに参加した。

前回のミーティングで与えられたテーマをもとに考えた企画を、DISの方に営業面とシステム開発面からご意見をいただいた。今回のミーティングで、発表するシステムの基本的な方向性が決まり、これから具体的な内容を考えていくことになる。第3回のミーティングでは、各参加グループのテーマ発表となっているので、グループとして納得のいく発表を目指して頑張ってほしい。

 

次回キックオフミーティング6月6日(火)16:30~17:30

 

令和5年5月9日 NIKKEI STEAMオンラインミーティング①

STEAM係2年生の新たな目標の1つとして、7月19日にNIKKEI STEAMシンポジウムに参加することにした。その事前に行われる全5回のキックオフミーティングのうちの第1回目に参加した。

与えられたテーマは難しいですが、係として取り組む初めて探究活動として、生徒たちのやる気も十分!運営を担当されるダイワボウ情報システム株式会社様のサポートを受けながら、頑張ってくれることでしょう。

次回キックオフミーティング5月29日(火)16:30~17:30

 

 

令和5年4月27・28日 文化祭

2年生が、昨年度末から企画したSTEAM係としての文化祭参加が実現した。

内容は、「RoboMaster競争」と題して、STEAMで所有するRoboMasterというラジコンを使ってタイムアタックをするというものである。

事前に用意したブースの説明動画と操作説明動画をVRゴーグルを使って視聴してもらい、いざ、実践。

なかなか操作に難航する人もいれば、30秒前後の好タイムを叩き出す猛者もいた。

(ちなみに最速は、STEAM LABの“自称”マッドサイエンティスト サワー・ソーダことサワダである。タイム22秒)

1年生は、作成したオリジナルゲームを飲食スペースなどに展示し、店番もこなした。

本来、1年生の文化祭は、楽しむだけのものであるが、STEAM係では店舗運営も先立って経験できた。

 

ひとイベントを終え、いよいよSTEAM係は、それぞれの学年で次のステップへ向か予定である。

今回の活動を糧として、新しい境地を自分たちで開いてくれることを期待している。

  

   

令和5年4月17日 77・78回生合同 STEAM係ミーティング

昨年度から継続の77回生のSTEAM係5人と、今年度78回生の各クラスから選ばれた16人のSTEAM係が合同でミーティングを行いました。

ミーティングの前半は担当教員からSTEAM係の目指す姿と活動内容についての話があり、昨年度活動してきた内容のレベルの高さを知った78回生は、期待と少しの不安の入り混じるような表情でした。

後半は77回生の5人から、月末の文化祭でのSTEAM係としての出店の仕事について話がありました。

やる気十分な78回生は、早速それぞれが関わる内容について、先輩から指導を受け、翌日から活動を開始するようです。

今後の78回生のミーティングは77回生が主体となってマネージメントをしていきます。

これまでの活動から得た知識や経験をもとに後輩を導いてくれることを期待しています。

  

令和5年4月10日(月)デジタルクリエイター体験講座表彰式

3月6・18日に実施したデジタルクリエイター体験講座の表彰式を行いました。

賞品は、神戸電鉄様より提供していただきました。最優秀賞の2人には、なんと、神戸電鉄の車両で実際に使用されていたつり革2点が贈呈されました。その他の生徒は参加賞として「神戸電鉄文房具3点セット」をいただきました。

 今回の講座で作成した作品については、神戸電鉄の駅で遊んでもらえるようにしていただく予定です。公開日が決まり次第お知らせします。

令和5年3月16日 兵庫高校デジタルクリエイター体験講座 Day2

先週に引き続き、株式会社しくみデザイン様に講師をしていただき、兵庫高校デジタルクリエイター体験講座 Day2をオンラインで開催した。

先週のDay1で試作したゲームを、1週間の間にブラッシュアップしてきた生徒たちは、

新たに、「ターゲットとペルソナ」という視点を加え、「ターゲットとなる層は?ターゲットの中でも具体的な人物イメージは?」を念頭に作業に没頭。

魅力的な表紙をつけて、試作品が完成した。

完成したゲームを、実際にしくみデザイン様や神戸電鉄様にも遊んでもらい、それぞれのゲームにコメントをもらい、7つの作品の中から最優秀作品賞を2つ選出してもらった。

2日間の体験をもとに、モノづくりのおもしろさとデザイン思考の大切さを学ぶことができた生徒たちが、今後も新しいモノをどんどん作り出してくれることを期待したい。

 

  

令和5年3月16日 ひょうごチャンネル「兵庫の教育」にてSTEAM教育の紹介

兵庫県が制作するひょうごチャンネルにて、本校で実践してきたSTEAM教育が取り上げられた。兵庫県の教員採用試験のPR動画として制作されたものであるが、兵庫高校の雰囲気が少しでも伝われば幸いである。

https://www.youtube.com/watch?v=80S_lqE4bdA&pp=ygUq5YW15bqr44Gu5pWZ6IKy44CA77yW44Gk44Gu54m55Yil44Gq44GT44Go

令和5年3月8日 兵庫高校デジタルクリエイター体験講座

株式会社しくみデザイン様を講師にお迎えし、「兵庫高校デジタルクリエイター体験講座」を実施した。

参加者は、創造科学科1年生5名・STEAM係2名の計7名となった。

しくみデザイン代表取締役の中村様のお話では、実際に社会で活用された興味深い事例をいくつも紹介していただいたり、音楽演奏アプリ「KAGURA」の体験もさせていただいた。

また、ご自身のモノづくりについて「キッカケは、コンプレックス。」「夢を叶えるショートカットは、その方法を自ら作り出すこと」という非常に興味深いお話を伺うことができた。

アプリ作成体験では、神戸電鉄様とのコラボ企画で「駅の5分で人を笑顔にする」というテーマで参加者がアプリづくりを体験した。

今回の講座では、個人で企画・設計を行う大変さはあるが、デザイン思考を身につけるための貴重な体験となった。

デジタルクリエイター体験講座は3月16日(木)に第2回が実施予定である。

製作途中のアプリが、よりおもしろいものに仕上がることに期待したい。

 

  

  

令和5年2月3日 第11回「第1学年STEAM係」ミーティング

第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。

代表者を中心に、「3学期の活動」「来年度の文化祭」「春期STEAM特別講座」の 3点について話し合った。

 

3学期の活動については、各班の取り組みの現状を報告し合った。

STEAM Room内掲示のポスター作製・各機器のミニ取扱説明書の進行具合のペースを上げるため、

取り組む担当者をクラス単位という形にした。機器の管理体制についても、

メンバーで協力しながら取り組むことも再確認できた。

 

来年度の文化祭については、出店予定の内容を周知し、現状の参加予定者だけでなく、

誰でも気軽に参加してほしいと協力を促す形になった。

 

春季STEAM特別講座は、参加者のフォローが必要なのではないかとの意見があり、

こちらもコアメンバー以外の参加者を募る形となった。

 

 

令和5年2月3日 第11回「第1学年STEAM係」ミーティング

 第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。前回選出された代表2名を中心に、「3学期の活動」「来年度の文化祭」「春期STEAM特別講座」の 3点について話し合った。

3学期の活動については、行事写真をまとめた動画の作成、プログラミング、機器の使用ルールづくり、などついて活動担当者から意見を出し、それをたたき台にして話し合った。

来年度の文化祭については、議論が盛り上がって様々な意見が出てきたが、最終的に、ドローン車のタイムアタック、文化祭特別VR動画、校内AR探索、の3つを運営する方向で考えていくことになった(変更の可能性あり)。来年度もSTEAM係として活躍してくれる5人を中心に、これから細かな設定を考えていくようだ。

春期STEAM特別講座については、生徒の中から「教員を対象に企画したい」との強い声があり、限られた日程ではあるが、春季休業前の短縮授業期間(3/15,16,20)の午後に何らかの講座を開講することになりそうだ。生徒参加も受け入れて、興味ある誰もが学べる場として開講を計画しており、兵庫高校らしい新しい学びのスタイルが確立されそうだ。

  

 

 

令和5年1月12日 第10回「第1学年STEAM係」ミーティング

 

第1学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。

今回は、3学期の活動として、「来年度も継続すべき事」「機器や部屋の使用ルール作り」「第2学年STEAM係の活動」「文化祭に向けて」など、STEAM係の活動を継続的なものにするためには何が必要かという観点から、多岐に渡って話し合った。

 

2年生になってもSTEAM係としてぜひ活動したい(5段階の5)と思ってくれている生徒が4名もおり、来年度のSTEAM係の大活躍が確保された。そんなこともあり、3学期の活動については、次回より生徒主体で話が進められるよう、司会進行と運営を生徒に委譲(というより移譲)することになった。

月1回程度の会合ではあるは、会うたびに成長している彼らの活躍を見てもらえる場を本年度中にもう1度設けたいと思う。

  

令和4年12月27日DXスタートアップ研修

普通科生徒(1年)1名、グローバルリサーチ受講生(1年)4名と創造科学科7期生(1年)7名を対象に、「DXスタートアップ研修」を実施した。多くは自宅から参加し、一部校内第一STEAM ROOMで実施した。

前半はDXの事例として「web3.0時代のメタバース」というタイトルで株式会社OPSION 深野崇社長から講義を受けた。初めに、仮想オフィスRISAにログインし、各自で設定したアバターで入った。RISA操作説明とテレワークの現状、テレワークで起きる課題とRISAによる解決について説明していただいた。続いて、新しく開発された「AZITO」の紹介をしていただいた。参加者がそれぞれクリエイターとなって、NFT技術を用いた売買が行える、そのステージとしてAZITOを開発されたことを説明していただいた。

 後半は、株式会社dotの冨田侑希社長から、「ワクワクしながら、新しい事業を考えよう!」というテーマで講義をしていただいた。次に、「happy innovation」というワークショップを行い、問いを掛け合わせてアイデアを考えた。チームdotのメンバー6名がファシリテーターとなり本校生徒からアイデアを引き出していき、2時間半の活動のあとに生徒が考えたアイデアを発表し共有した。

 最後に、本日の研修の締めくくりとして、実際に起業するにあたり、どのような支援を得ることができるのかを知るために、神戸市役所医療・新産業本部新産業部新産業課の武田卓課長から「神戸市スタートアップ支援事業について」というテーマで、神戸市が行っている具体的な支援について講義をしていただいた。

 

  

  

令和4年12月21日 第9回「第1学年STEAM係」ミーティング

第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。

今回は、「2学期活動報告会」と題して、4つの班の活動内容、成果物、できたこと、できなかったこと、一人一人の感想を共有した。

「動画編集班」は大山での野外活動をまとめた動画を保護者説明会で上映させてもらった。また、編集と改良を重ねた超大作動画(30分程度?)を、学年集会で上映させてもらった。

「3Dプリンタ班」は、夏期休業期間中にできなかったスマホスタンド約30個の印刷を終えて、参加者に渡すことができた。また、生物教員から欲しいとリクエストのあったT2ファージ(大腸菌ウイルス)を制作し、プレゼントした。

「ドローン班」は、体育祭の映像を360度カメラやドローンを用いて撮影した。編集やアウトプットする場面は持つことができなかったが、映像の可能性について考えることができた。

「SNS班」は、ネット掲示板での新たな繋がりの構築を計画していたが、調べれば調べるほど管理とリテラシーの問題で工面することが分かり、システム運用までこぎつけることができなかった。現存する掲示板の運営が大変であることを様々な角度から知ることができた。

学校で大きな役割をいただいた班もあれば、行動に起こすまで漕ぎ付けなかった班もあるが、成功も失敗も含めて、各々が次につながる形で報告会を終えることができた。

  

令和4年12月19日 第7回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)


第1学年323名を対象に、7回目となるSTEAMの授業を実施した。

全8クラス各8班の計64班が製作した動画を、8部屋に分かれて上映した。これまで学んできたsociety5.0やモビリティ―(鉄道・船・車)、自動運転、エネルギー、地図の収益化などのテーマを盛り込んで、第三者に伝える動画を作成しており、各班分かりやすく遊び心満載の作品となっていた。昨年度に比べて映像編集経験のある生徒の割合が増えており、どの作品も優劣をつけられない出来栄えであった。今回教材を使用させていただいたブリタニカ・ジャパンの江口さんより、優秀作品3作品を製作した全員にブリタニカ賞を授与していただいた。

動画作成の際に著作権については大きく触れなかったこともあり、本HPに製作動画を掲載できないのが残念ではあるが、本校にお越しの際はぜひ見ていただきたい。

  

 

令和4年11月12日 学校説明会(STEAM教育)

11月12日(土) 学校説明会(オープンハイスクール)にて、第1学年STEAM係のメンバー2名が本校のSTEAM教育について説明を行った。本校の学校説明会は生徒・保護者で参加者が1000名をはるかに超えるため、3回に渡って説明会を行った。

STEAMとは何か、夏季に自分たちがどんなことをしたか。教員ではなく、1年生である彼らがこんなにも大勢の前で一生懸命に説明する姿。まさにSTEAMであり、兵庫高校の魅力だな、と感じながらカメラのシャッターを切りました。

 

令和4年10月13日 第5回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)

第1学年323名を対象に、5回目となるSTEAMの授業を実施した。

これまで学んできた内容を簡単に振り返り、最終目標である動画作成について学んだ。動画作成の説明では、盛り込むテーマや対象、作成のポイントなどに触れ、発表会から逆算的に動画の編集や撮影を行うことについて考えた。最後に、撮影を行う5人班で絵コンテづくりについて考え、意見を交わし合った。

絵コンテづくりから本格的に制作に取り組んだ者はほぼいないようだが、昨年度に比べて映像編集をしたことがある生徒が多いようだ。発表会が楽しみである。

  

令和4年9月30日 第6回「第1学年STEAM係」ミーティング

第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。2学期の活動は「STEAM係がやりたいことをする」と「STEAMを学年(学校)に広げる」という2つの目標を掲げており、前回決まった4班の進捗状況を共有した。

「動画編集班」は、10/5-7(2泊3日)の1年野外活動@大山での動画を募集し、表彰したり、編集した動画を公開する取り組みをしようとしている。中間考査期間中の保護者説明会で発表できるかな??とのことである。

「3Dプリンタ班」は、教員が欲しいものを募って形にするという、生徒ではなく教員をSTEAM巻き込む取り組みをしようとしている。その後、生徒にも欲しいものを募っていくようである。

「ドローン班」は、先日行われた体育祭を撮影しており、映像の活用について検討中であるが、動画編集班と一部協力をして、何かしらの形でアウトプットしようとしている。

「SNS班」は、レンタル掲示板を利用して、兵庫高校の中で学年や部活に捕らわれない新たな繋がりを構築しようとしている。管理面と普及活動での課題があげられたが、兵庫高校らしい形での実施を検討中である。

いずれの班も、「やりたいことをやる」が前提であるので、「成功・失敗」は不問で、挑戦する姿を温かく見守っていただきたい。

  

令和4年9月29日 第4回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)

第1学年323名を対象に、4回目となるSTEAMの授業を実施した。この日は広島県より教育委員会と複数校の教職員に授業を見学していただいた。

2ヵ月ぶりの授業ということで、まずsociety5.0とSTEAM教育を実践する理由について簡単に復習した。次に、これまでの学習(society5.0、鉄道、自動運転)を活かすツールとして、デジタルマップについて学び、活用の可能性について考えた。さらに、海のモビリティとして、ボートの設計ついて考えた。その中で、波のエネルギーを電気エネルギーに変える方法やウェーブハーモナイザー(波エネルギーを動力にする船)ついて学び、これを活用する未来について話し合った。最後に、5人班になって異なる立場で今回学んだことについて意見交流を行った。班での話し合いを終えた後、再生可能エネルギーの発電効率とグリーンウォッシュの問題について触れ、大きな疑問を投げかけられた形で授業を終えた。

次回の授業より動画作成活動に入るので、これまでの4回で学んだことに対して、どんな肉付け(自走する学びのSTEAM)をしてくれるか楽しみである。

 

令和4年9月2日 第5回「第1学年STEAM係」ミーティング

第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。2学期の活動は「STEAM係がやりたいことをする」と「STEAMを学年(学校)に広げる」という2つの目標を掲げ、班の構成から活動内容まで完全にSTEAM係に一任した形を取ることにした。

全員でブレインストーミングをし、やりたいことや楽しそうな活動をあげていき、話し合いの結果、4つの班に分かれて活動することになった。大きく「動画編集」「3Dプリンタ」「ドローン」「SNS」の4テーマで動くようだが、確定ではない。その後、活動内容について詰めていく話し合いを行ったが、班によって進捗状況がバラバラであったので、次回のミーティングまでに行動に移せる状態に。ということでミーティングを終えた。

( ※写真撮影を忘れていました。)

 

令和4年8月10日 KOBE研修 事後学習

KOBE研修参加者56名を対象に、KOBE研修の事後学習として、医療分野・データサイエンス分野・ロボット分野でそれぞれ学んできたことを、パワーポイントにまとめて、発表会を行った。各分野4班ずつあり、第1・2STEAM ROOMの2部屋(2班ずつ)に分かれ、これまで学んできたことをそれ以外の分野を学んだ班に向けて発表した。事前学習で考えたことやフィールドワークで学んだり体験してきたことを伝えようとする賢明な姿が多く見られた。各班で発表のスタイルやフォーカスを当てたポイントが異なり、それぞれの発表を楽しむことができた。また、すべての分野が繋がっていることを感じさせてくれるよい発表会となった。最後に、株式会社ダイヘンの杉原さんにご講評いただき、KOBE研修を無事終えた。

事前学習・フィールドワーク・事後学習と、提出課題やパワーポイント作りなど、多くの課題を課されて大変な研修ではあったと思われるが、個々人の感想を見ると、それ以上に多くのものを得ることができたようだ。

  

令和4年8月3日 KOBE研修(ロボット分野)フィールドワーク 


KOBE研修(ロボット分野)への参加希望者20名が、六甲アイランドにある株式会社ダイヘン六甲事業所を訪問した。初めに、FAロボット事業部長の金子氏にお挨拶をいただき、次に、FAロボット事業部企画部長の星島氏にダイヘンの歴史とロボットビジネスについてご講義していただいた。その後2班に分かれ、一方は自動化工場を見学し技術者の方々に仕事のご説明をしていただいた、もう一方はテクニカルセンターでロボットを動かす体験学習をさせていただいた。自動化工場ではロボットがロボットを作る様子を見ることができ、技術者の仕事では職人ならでは技術を見ることができた。体験学習では、ロボットを扱う難しさとその改善の遍歴を肌で感じることができた。最後に、質疑応答の時間を設けていただき、30分以上も質疑応答にお付き合いくださり真摯にご回答いただいた。ロボット分野の最前線である現場を体験し、そこで働く方々の生の声を聴くという大変有意義が時間となった。

  

  

令和4年7月28日 KOBE研修(ロボット分野) 事前学習

KOBE研修(ロボット分野)参加希望者21名が、事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新のデータサイエンス、③未来にこんなデータ活用ができたらいいな、の3つのテーマに、総合的な探究の時間(STEAM)で扱っている5つの視点(安全性・ビジネス活動・生活の質・環境・イノベーション)を盛り込んだ発表を行った。構成順は自由に、約15分間の発表と質疑応答を行った。どの班もかなり調べており、何よりパワーポイント発表へのこだわりが1年生とは思えないほど素晴らしかった。最後に、本校にお越しくださった株式会社ダイヘン人事部担当の杉原さんにご講評いただいた。また、事前に生徒から募っていた50個ほどの疑問・質問にも1つ1つ丁寧答えていただき、事前学習の段階でかなりの知識を身に付けることができた。フィールドワーク当日は感性を大切にして、企業見学と体験を楽しんでほしい。

  

令和4年7月27日 KOBE研修(データサイエンス分野)フィールドワーク

KOBE研修(データサイエンス分野)への参加希望者13名が、ポートアイランドにある計算科学センタービル2階の(公財)FOCUSを訪問した。まず初めに、FOCUSの普及促進グループ長である中谷景一さんにご挨拶とFOCUSの説明をしていただいだ。次に、担当課長である高橋太一さんにFOCUSのスパコンでできることとこれまでしてきたことについてご講演いただいた。最後に、FOCUSを利用されている(株)CAEソリューションズのテクニカルセンター所長である田倉啓之さんに、CAE解析(コンピュータを用いたエンジニアリング)の可能性についてと本能寺の変を再現された話をしていただいた。場所をキメックセンタービルのセミナー室に移動し、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩さんに、医療産業都市の開発の歴史と現在の取り組みについてご説明いただいた。次に、理化学研究所計算科学研究センター副センター長の佐藤三久さんに、「京」と「富岳」の開発や仕組みから近年おこなった解析や取り組みなどについてお話しいただき、目の前で「富岳」を稼働していただいた。また、「富岳」の広報スタッフの方々にオンライン見学会を実施していただき、普段では見れない細かな部分まで見せていただき説明いただいた。最後に、兵庫県立大学情報科学研究科の大島裕明さんに機械学習の仕組みと現在の機械学習がどこまで進んでいるかについてご講義いただき、google colaboratoryで実演していただいた。盛りだくさんのイベントであったため、質疑応答では質問が絶えず、さらに深堀りをするのに十分な時間を確保できなかったが、最先端で行われているデータ活用とその可能性について触れられた有意義な時間となった。

 

 

  

   

令和4年7月26日 KOBE研修(DS分野) 事前学習

zoomによる参加者を含むKOBE研修(データサイエンス分野)参加希望者15名が、事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新のデータサイエンス、③未来にこんなデータ活用ができたらいいな、の3つのテーマに、総合的な探究の時間(STEAM)で扱っている5つの視点(安全性・ビジネス活動・生活の質・環境・イノベーション)を盛り込んだ発表を行った。構成順は自由に、約15分間の発表と質疑応答を行った。どの班もよく調べており、独自性のある発表ができていた。最後に、オンラインでご参加いただいた神戸医療産業都市推進機構の井上さんにご講評いただいた。広く深い知識を共有することができ、明日のフィールドワークがますます楽しみになった。

  

令和4年7月25日 KOBE研修(医療分野)フィールドワーク

KOBE研修(医療分野)への参加希望者20名が、ポートアイランドにあるキメックセンタービルのセミナー室を訪問した。まず初めに、神戸アイセンター病院の院長であり眼の再生医療研究の第一人者である栗本康夫さんにご講演いただいだ。再生医療研究の変遷を丁寧に説明していただき、世界初の手術をされた話やその映像を見せていただき、現在取り組まれている最新の研究についてもお話しいただいた。次に、国際くらしの医療館・神戸に移動し、神戸医療産業都市推進機構の井上千浩さんに、医療産業都市としての震災後開発の歴史と現在の取り組みについてご説明いただいた。その後、国際くらしの医療館・神戸の川本さんと上田さんにアエラスバイオの取り組みについてご説明いただき、歯髄再生治療や8K映像などを用いた手術室や医療現場を再現された施設案内をしていただいた。最後に、公益社団法人NEXT VISIONの和田浩一さんに、最新の視覚支援機器について説明していただいだき、VISION PARKで行っている支援についてお話しいただいた。

生徒たちも、STEAM教育で学んできた知識が少しずつ繋がりを持ち始めたようで、世界の最先端で活躍されている方や最先端の技術開発をしている施設が密集している神戸医療産業都市を訪れたことで、神戸の魅力を感じたとともに、進路実現に向けてのよい刺激となった。

  

  

令和4年7月21日 KOBE研修(医療分野) 事前学習

 第1学年希望者22名が、KOBE研修(医療分野)の事前学習として、4班に分かれて調べてきた内容をプレゼンした。生徒たちがまとめてきた内容としては、①FW当日の注目ポイント、②注目する最新医療、③未来にこんな医療があったらいいな、の3つのテーマについて、構成順は自由で約15分間の発表と質疑応答を行った。最後に、全班の発表を終えて学年主任と副主任より講評をいただいた。調べてきた内容やテーマによる掘り下げ具合が班によって異なり、広く深い知識を得ることができた。パワーポイントを初めて使用するメンバーもいたが、どの班もよく調べて分かりやすい発表ができており、発表の場としても大変よい機会になった。フィールドワーク当日が楽しみである。

  

令和4年7月19日 第1学年STEAM係制作「学校紹介VR動画」公開

先週、県内外の高校教職員31名(7/11 STEAM授業公開)及び、学校評議委員7名(7/14 学校評議委員会)の皆さんに見ていただき好評であった、第1学年STEAM係が制作した「学校紹介VR動画」をHPトップ画面の左側に掲載することになりました。

あくまで ver.1.0 (試作)動画ということで、制作した生徒たちもまだまだ改善の余地があると考えているようですが、まずは取り組みを知っていただこうということで、掲載しております。

兵庫高校、兵庫高校生らしい動画になっていますので、温かい気持ちでご覧ください。

令和4年7月15日 第1学年STEAM講演会

第1学年全員を対象に、「ポストコロナの未来を切り拓くために~困難を乗り越え、頂点を目指した挑戦~」と題して、川崎重工業株式会社常務取締役 兼 公益財団法人NIRO理事長 兼 関西経済連合会科学技術産業振興委員長 兼 兵庫県教育委員である、牧村氏に講演していただいた。

川崎重工業でのモーターサイクルの開発事例を挙げて、総合技術力を結集してテクノロジーの頂点を目指すお話をしていただいた。また、ヘリコプターの開発事例を挙げて、パートナーと協力して難題を乗り越える話をしていただいた。最後に、環境にも配慮した日本の未来を切り拓くツールとして、水素社会を目指す取り組みと開発についてお話をしていただいた。どの話にも共通していたのが、描く未来のために何ができるのかを真剣に考え続け、世界の最先端で活躍しているという自負と責任を持って行動し、失敗を恐れず高い目標や難題にも果敢に挑み続けてきたということであった。チームで将来のビジョンを描き、それぞれの立場で課題を見つけ解決に向けて努力をし、再びチームとなったときに響き合う。兵庫高校もチームで響き合う学校でありたい。

  

令和4年7月15日 夏期STEAM特別講座(AR)

希望者16名に対して、「発見!兵庫高校には○○がいた!?~ARで見つけ出せ!~」と題して、ARの体験講座を行った。 

ARとは、Augmented Reality(拡張現実)のことで、近年ではスマートフォン向けゲームへの活用や、各種小売店でも、ARを活用した技術が取り入れられている、画期的な技術である。

講座の前半は、生徒がスマートフォンのカメラ機能を使って、QRコードを読み取ることで現実世界に映像を表示するという活動を、グループごとに行った。また、班ごとに、表示されたARの指示に従って、校内に隠された拡張現実を探すという活動を行った。

講座の後半では、各自でAR作成ソフトを使って、AR作成体験をしました。普段は出来上がった技術を使うだけだったことが、今では自分が作る側にもなれる体験を行うことで、生徒たちにとって新しいアイデアや可能性を開くことにつながったと思います。

  

令和4年7月14日 夏期STEAM特別講座(ドローン)

全学年希望者を対象に夏期STEAM特別講座(ドローン)を開講した。

本日は、希望者9名に対して、「ドローンであそぼーんwithほんのちょっとの学び」と題して、第1学年STEAM係の4名が第1STEAM ROOMにて教育用ドローンTelloを使用した体験講座を実施した。

初めに、ドローンの仕組みや取り巻く法律について説明を行った。次に、参加者全員がiPod Touchを使ってドローンを操縦した。ブレイクとして、再び全員集めてドローンのクイズ大会を行った。その後、離れたところからドローンを操縦し、第1STEAM ROOM内に貼られた付箋をドローンで見つけて撮影するという体験を行い、操縦が難しい原因や付属センサーについて学ぶとともに操縦テクニックを身に付けた。最後に、参加者全員でタイムアタックレースを行った。

今回企画運営したSTEAM係の生徒たちは、参加者にワクワクと学びを提供しようと、一生懸命に企画してくれた。参加者はもちろん、企画した彼らにとってとても貴重な体験となり、深い学びになったと思われる。

  

令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(3Dプリンタ)

 希望者26名に対して、「スマホスタンド製作体験~推しをこの手で~」と題して、第1学年STEAM係の4名が3Dプリンタ(3D CAD)の体験講座を行った。

※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本講座は昨日実施予定であったが、「RFID」と同時展開での実施となった。そのため、参加予定者が32名から6名減している。

 

今回の特別講座で最多の参加人数となった3Dプリンタ講座。STEAM係の生徒が自分たちで作成した説明用スライドをもとに説明をし、参加者にスマホスタンド作成に必要なデータ編集手順をレクチャー。普段は使い慣れないモデリング用のソフトウェアを使い、戸惑う参加者たちのサポートもしっかりとこなし、3Dプリンタで自分のオリジナルのものが作れるという参加者の期待にも見事に応え、これまで自分たちが取り組んできた活動の成果をしっかりと発揮しました。

講座終了後以降、参加者が作成したデートをもとに、現在、STEAM係で3D印刷中です。

完成品は、また個別に呼び出しますので、声がかかった人は取りに来てください。

 

   

令和4年7月13日 夏期STEAM特別講座(RFID)

 

希望者15名に対して、第1STEAM ROOMにて「RFIDって何?でんぱ組への誘い~RFIDを用いた企画立案で一儲け~」と題して、RFIDの使用体験とプリ企画立案を行った。

※ 昨日の大雨洪水警報の発令により、本日は夏期STEAM特別講座「3Dプリンタ」と「RFID」を2本同時展開で実施することになったため、参加予定者が20名から5名減している。

初めに、でんぱ組.incの最盛期と現状について話を聞いた。次に、RFIDとは何か、どのような仕組みなのかについて学び、実際にRFIDを使用してデータの書き込み、データの収集、RFタグの検索などを行った。3つのグループに分かれ企画立案の基礎を学び、RFIDを用いた企画立案を行った。最後に、各班で考えたRFIDを用いた企画を発表し、質疑応答を通して企画の質を高めた。電波法の関係で用途に制限が掛かりはするが、多くの可能性を感じさせる話し合いができた。

  

令和4年7月11日 STEAMモデル校 授業公開

県内外より高校教職員31名を対象に授業公開を行った。午前は第1学年総合的な探究の時間の生徒と配信の様子を見ていただいた。午後は、本校のSTEAM教育の取り組みについてお話しさせていただき、夏期STEAM特別講座(360どカメラ・VRゴーグル)を見ていただいた。また、第1学年STEAM係が作成した学校紹介VR動画をVRゴーグルで視聴していただき、360度カメラとVRゴーグルの使用方法や映像編集についてSTEAM係より説明を行った。最後に質疑応答の時間を設けさせていただき、授業公開を終えた。

試行錯誤しながらではあるのだが、本校の取り組みを見ていただくことでほんの少しでも助力になれれば幸いである。

  

令和4年7月11日 夏期STEAM特別講座(360度カメラ・VR)

全学年希望者を対象に、本日より1週間夏期STEAM特別講座を開講した。

初日である本日は、希望者17名に対して、「人類最速体験~ウサイン・ボルト走らせてみた!~」と題して、360度カメラとVRゴーグルの使用体験を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。

初めに、速い生き物が100mを走ると何秒くらいなのかということから、ボルトの速さについて考えた。次に、360度カメラと編集アプリの説明を受け、3つのグループに分かれて100m紐と360度カメラを持って好きな場所で100m・200mの撮影を行った。最後に、撮影した360度動画を編集アプリで9.58秒に倍速編集し、VRゴーグルで視聴した。各々が撮影した映像がボルト視点になることで、編集の面白さや360度カメラ・VRゴーグルの可能性について考えるよい機会となった。3枚目の写真は、全員が各班の動画を観終えた後、よりボルト感を出すために参加者全員で風を出して4D体験をしている様子である。

  

令和4年7月11日 第3回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)

第1学年323名を対象に、3回目となるSTEAMの授業を実施した。この日は兵庫県下の高校教職員の先生方に授業見学に来ていただいた。

初めに、society5.0とSTEAM教育を実践する理由について復習した。次に、自動運転の開発途中でぶつかる倫理的な問題や優先順位について、トロッコ問題を用いて考えた。また、最新の自動運転車のセンサーについて学び、交通事故原因の9割である人為的なミスを回避するための開発が進んでいることを知った上で、交通事故が無くならない原因について考えた。最後に、5人班になり異なる立場に立って自動運転について意見交流を行った。

本校が考えるリアルタイム一斉配信の最終的な授業形態としては、他校(他クラス)との交流授業を可能にし、共同編集ソフトやFormsなどで全生徒の意見を収集し、生徒とのやり取りや他校(他クラス)の意見を全生徒が視聴するなど、普段の1クラス授業ではできない拡張した相互的交流のある授業を考えている。現在はその途上段階にあり、一斉配信の欠点や失敗も多々あるのだが、STEAMらしく実践を繰り返し改善していきたい。