学年・専門部
産業社会と人間 「起業家教育ワークショップ」
7月31日(水)に、1年生総合学科の希望者を対象に起業家教育ワークショップが開催されました。
今回ご講演いただいた株式会社エス・プロモーションの代表取締役である山本佳典さんは、ご自身で実際に起業され、またこれから起業していく人をサポートするお仕事をされています。
個人的には「起業」という言葉を聞くと、カッコいいな、というイメージと、失敗のリスクが高そう、というイメージもあります。皆さんはどうですか?今回参加できなかった生徒にも、講演の内容を簡単にまとめて以下に示そうと思います。
まず、起業する際に覚えておかなければならない原則として「自分の苦手なこと、経験したことのないことを仕事にしようとすると失敗する」というお話がありました。当たり前のことですが、起業という夢を抱くと「今までやったことのない新しい分野でチャレンジしよう」という考えになりがちです。しかしそれは多くの場合うまくいかないとのことでした。
昨今よく言われるように、AIの台頭により様々な仕事がロボットに取って代わられる時代がすでに始まりつつあります。そんな時代をこれから生きていくこれからの高校生が持っておくべき考え方として「自分の身は自分で守る」や「常に時代の変化をとらえる」、そして「社会に出てから成功する人とは、どんな時代になっても一人で生きていける力がある人」というお話がありました。今後の生き方として大変参考になる言葉でした。
また、起業して実際に思われたことを3点ずつ述べておられました。
<やりがい・よかったこと>
①学んだことが自分の成果・お客様のために直結する。
②自分の裁量で時間やお金をコントロールできる。
③会社員の立場ではできない社会への影響を与えられる。
<大変だったこと・ピンチだったこと>
①当初、周りから理解してもらえなかった。
②自由の裏には責任が伴うこと。
③自分で仕事を生み出していく必要があること。
最後に、高校生が知っておくべき考え方として以下の3点が紹介されました。
①自分の得意を知り、生かすこと。
②当たり前を疑うこと。
③常に学び続けること。
これらのことは、すでに社会人である我々の心にも深く刺さる言葉でした。現状維持に甘んじず、常に向上心を持って生きていかなけらばならないという気持ちになった1時間でした。
ウィンマリー高校2日目④
本日8/1(木)は普段の授業に加えて、
文化交流、そしてオーストラリア現地の動物・虫に触れる機会がありました。
まず、2時間目に文化交流を行いました。
有馬高校の生徒たちが準備してきた「書道」の授業を行い、
ウィンマリー高校の生徒たちに実際に書道を体験していただきました!
「笑」という漢字で書く練習をした後、
ウィンマリー高校の生徒たちは彼らの名前を漢字で書きました!
4時間目は動物園の方に学校に来ていただき、動物・虫を実際に見せていただきながら
オーストラリアの生物の実態について学びました。
最初は怖くて触ることができない人もいましたが、徐々に動物や虫に慣れていき
最後には大きな蛇と一緒に写真を撮ることができました!
明日8/2(金)はシドニーの街を散策予定です。
ウィンマリー高校1日目③
本日7/31(水)からウィンマリー高校を訪問し、授業に参加しました!
空港を降りてから学校に到着するまで、冬のオーストラリアの寒さに驚き、
「さむっ!」と言いながら上着を着込む生徒の姿が見受けられました。
学校に着いてからホストをしてくださる家族の生徒と出会い、少しホッとした様子でした。
ウィンマリー高校の先生方・生徒の皆さんは手作りのかわいいぬいぐるみやミートパイ、
サンドイッチを準備し私たちを出迎えてくれました。
午後からは数学・体育・ヨガなどの授業に参加し、
慣れない英語の中でもなんとか授業についていこうとする生徒の姿が印象的でした。
明日もウィンマリー高校で1日授業を受ける予定です。
オーストラリアに到着!②
現地時間9時前に無事にオーストラリアに着きました!
機内で朝食も済ませ、現在バスでウィンマリー高校に向かっています。
バスの中でガイドさんからオーストラリアの歴史・生活についてお話を伺い、オーストラリアに到着したことを実感しています。
2024年度オーストラリア研修スタート!①
本日より、2024年度オーストラリア研修がスタートしました。
本校から1年生4名、2年生8名、3年生2名の計14名が
オーストラリアの姉妹校「ウィンマリー高校」を訪れます!
伊丹空港に15時に集合し、17時過ぎに出発しました。
18時半頃に羽田空港に到着し、夕食も済ませ、次のフライトに備えています。
出発が30分程度遅れるという連絡が入っているため、22時半過ぎに出発予定です。
現地には明日の朝9時前(日本時間では8時前)に到着予定です。
到着次第、お知らせします!
続 人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 後編 (大会2日目)
さて、今年の農業クラブ県大会も最終日を迎えました。
第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 前編(大会1日目) に関する記事はこちら
加西市民会館に県下11校の農業高校生が集合。昨夜は発表の疲れでみんなぐっすり寝られたようです。
農業クラブ県連盟副会長の開会宣言の後、成人代表より結果発表があり、表彰者が壇上に呼ばれました。
今年の有馬高校人と自然科の結果は以下の通りです。
プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)優秀賞 3-1 Y.K O.K 1-1 U.Y H.Y
意見発表会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)
分野Ⅰ類(農業生産・農業経営)優秀賞 2-1 I.K
分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)最優秀賞 3-1 N.S
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)優秀賞 3-1 N.N
農業鑑定競技会(農具や機械、植物の病気害虫など、農業に関する知識を競い合う競技)
分野果樹 最優秀賞 3-1 T.M
分野草花 優秀賞 3-1 Y.Y
1学科1クラスしかない少数ながら精鋭ぞろいの人と自然科。他の大規模農業高校に負けず劣らずの素晴らしい戦いを行い、出場したすべての競技で上位3賞に入賞という前代未聞??の大活躍という結果でした。
まずは優秀賞を獲得したプロジェクト発表会。あと一歩及ばず最優秀賞・近畿大会出場は逃しましたが、優秀賞の獲得は人と自然科としては4年連続5回目の受賞という快挙です。
そして意見発表会ではⅡ類の生徒が最優秀賞を獲得。4年連続優勝カップを有馬高校にもって帰ることができました。N.Sさんは8月21日~22日兵庫県で開催される、近畿学校農業クラブ連盟大会に兵庫県の代表として出場する権利を得ました。(近畿大会で最優秀賞を受賞した場合、全国大会に出場となります。まさに農業高校の甲子園・インターハイです。)そしてⅠ類・Ⅲ類に出場した2名の選手も3位と2位の優秀賞という結果。惜しくも近畿大会にコマを進めることはできませんでしたが、発表競技での3賞入賞は本当にすごいことなんです。
農業鑑定競技会では、2分野で最優秀賞を含む入賞。入賞した2名とも全体2位以内の成績であったため、10月に岩手県で開催される日本学校農業クラブ全国大会への出場を決めました。
表彰後は模範発表。最優秀賞を受賞し、近畿大会に兵庫県代表として出場する選手が全参加者の前で発表します。意見発表会分野Ⅱ類で最優秀賞を獲得した本校の生徒も、会場が静まり返るほどの素晴らしい発表をしてくれました。
そして式典の後半では参加者全員でFFJの歌斉唱。全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。大きな声でみんなで歌い、最後は拍手が沸き起こりました。感動です。
最後は県連盟クラブ旗引継ぎ。今年度事務局である播磨農業高校から次年度事務局校の山崎高校に県連盟旗が引き継がれました。そして引き継がれた県連盟旗を先頭に、有馬高校を含む11校の農業高校のクラブ旗が退場し、大会は終了となりました。
最後に獲得した賞状やカップ・盾を手に、校長先生を囲んでみんなで記念撮影です。兵庫県のマスコットキャラクター「ハバタン」と播磨農業高校のマスコットキャラクター「播農ぴよ吉」も駆けつけてくれました。
これまで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。意見発表会で兵庫県代表として近畿大会に出場する選手は、全国大会出場を目指し頑張りましょう。そして農業鑑定競技会で10月に岩手県で開催される全国大会に出場する選手は全国制覇を目指しさらに学習を深めましょう。後輩の皆さんも先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張り、来年につなげていきましょう。これからも人と自然科生徒の活躍にご期待下さい。
人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 前編 (大会1日目)
夏休みに入った講義棟をのぞいてみると・・・暑い中毎日、一生懸命発表練習をしている姿が
人と自然科の生徒にとって夏といえば・・・もちろん農業高校の甲子園・インターハイとも呼ばれる、農業クラブ連盟大会各種競技会です。農業高校の生徒が日頃の授業や実習で身につけた知識や技術、そして農業クラブ活動等をとおして経験したことをまとめ、発表し、兵庫県さらには近畿・全国の農業高校生と競い合う大会です。有馬高校は昨年も県大会、近畿大会を突破し全国大会にコマを進めています。
今年の第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会は事務局校の播磨農業高校がある加西市で開催。出発前には早朝からクラスの仲間や農場の先生に加え、校長先生・教頭先生、事務長先生も激励に来てくださいました。
7月23日(火)には農業鑑定競技会(農具や機械、植物の病気害虫など、農業に関する知識を競い合う競技)が開催され、野菜・草花・果樹の3部門に1年生から3年生まで校内大会を突破した16名の生徒が出場しました。(競技会場は一切撮影NGのため、入口のみの紹介です。参考までに校内大会の記事をご覧ください)
そして7月24日(水)・25日(木)には大会の花形競技である、プロジェクト発表会と意見発表会が開催され、加西市民会館に県下11校の農業高校生が集結しました。
県連盟副会長の開会宣言により、いよいよスタートです。まずはクラブ旗入場。
県連盟旗を先頭に県下11校の農業クラブ会長が旗を持ち入場します。まるで甲子園の入場のような光景です。有馬高校も人と自然科110名の代表として、農業クラブ会長が歴史ある有馬高校農業クラブ旗を持ち、堂々と入場しました。県下11校の農業クラブ旗が並ぶ光景は圧巻です。
県連盟会長や多くの来賓の方から歓迎や激励の言葉をいただき、開会式は滞りなくすすみ無事終了。
いよいよ午後からは競技会に入ります。これまでの準備、練習の成果を十二分に発揮できるように、発表直前まで先生との打ち合わせ、そして炎天下の中屋外で最後の調整です。
そして競技会直前、プロジェクト発表会の選手代表の一声で円陣を組み、お互いハイタッチして士気は最高潮。いよいよ発表競技のスタートです。
プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興) 3-1 Y.K O.K 1-1 U.Y H.Y
そして意見発表会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)には、3つの分野に学校代表がそれぞれ出場しました。
分野Ⅰ類(農業生産・農業経営)2-1 I.K
分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)3-1 N.S
分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)3-1 N.N
発表会は一発勝負。プロジェクト発表会は10分以内、意見発表会は7分以内で発表します。緊張の中、今まで積み重ねた準備と数えきれない練習を糧に自信に満ち溢れた、そして有馬高校人と自然科の代表としての誇りを持ったすばらしい発表でした。本当に頑張りましたね。100点満点です。
ちなみにこの日発表競技に出場した生徒は、近くの施設に宿泊。県内の農業高校生とボッチャや花火などを行い交流したとのこと。
全国の農業高校生とつながりができるのが農業クラブ活動の魅力ですね。
さて、競技の結果は翌日の大会式典で発表です。結果は続 人と自然科 第72回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍 後編 (大会式典)で紹介します。
人と自然科 夏季休業中資格取得第1弾 ガス溶接技能講習を実施しました
いよいよ夏休みがスタートしました。人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施、斡旋しています。先日も有馬高校を会場として行われた日本農業技術検定試験に11名の生徒が挑戦。さらに9月に行われる危険物取扱者試験にも10名の生徒が申し込むなど、各々が自身の興味関心のある資格に挑戦しています。そして夏休みは自由に活用できる時間が確保しやすいため、多くの生徒が様々な資格・検定に挑戦しています。
中でも人と自然科の生徒に人気があるのは建機系資格。今年度第1弾として7月21日(日)と22日(月)に、ガス溶接技能講習が行われ、1~3年生の希望生徒17名が挑戦しました。
1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習です。この資格は技能講習のため、翌日に学科試験があり、不合格の場合は補習をして再試験を受ける必要があります。全員合格できるようにしっかり学びましょう。
教本やスライド、実物の機材や映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心としたガスの種類、それぞれの性質や発火温度、比重、発熱量・・・
ガス溶接に欠かせないガス容器の取り扱い方法や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や粉じん爆発の災害事例やその防止方法などを学んでいきます。大切な部分は教本にマーカーでラインを引いていきます。この資格は技能講習のため翌日には学科試験があり、不合格の場合お金を払って補習と再試験を受ける必要があります。お金と時間を無駄にしないように、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。
2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。このあと実施される学科試験に向け、講義が始まる前から自主学習している姿も見られました。
まずは1日目に学んでいなかった労働安全衛生法や高圧ガス保安法などの関係法令について学びました。事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどが法令で定められているとのこと。普段の農業実習にもつながりますね。
そしていよいよ学科試験。結果は・・・全員合格で一安心。発表時には拍手が沸き起こりました。
そしていよいよ実技講習に移ります。
ボンベとガス溶接機をつなぎ圧力計を装着します。
そして安全具を装着。目を傷めないためのサングラスとヒューム(鉄が混ざった煙)を吸わないためのマスクもしっかり装着します。
準備ができたらまずは鉄の切断技術を習得します。点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節します。火の色が青白く変わりましたね。
一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達するためには待ち時間もほかの人がやっている姿を見ることが大切です。あっという間にみんな技術を習得し、一人で作業を行うことができるようになりました。
切断技術を身に付けた後は、2枚の板を接合する溶接を学びます。
両端を仮止めし、一定のスピード、幅で進めていきます。
早速つなぎ目を確認。上手く溶接できましたか?
このように2日間かけて実施したガス溶接技能教習も、全員資格を取得することができ無事終了。みんな笑顔で手を振りながら学校に戻っていきました。
ちなみに今年の夏休み中にはガス溶接以外にもチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が希望者を対象に行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。自身の将来の進路目標実現のため、頑張りましょう。
第2回オープンハイスクールを実施しました
7月20日(土)第2回オープンハイスクールを行いました。
朝早くから、中学生や保護者の方々が本校を訪れてくださりました。
高校生スタッフも事前に打ち合わせを行い、訪れた方に有高の魅力を伝えようと、準備を重ねて当日を迎えました。
担当分けをした持ち場に分かれて来校者をお迎えしました。
受付、誘導、教室での出迎えなど、初めての経験をする高校生スタッフも多い中、中学生に楽しんでもらいたい思いで、応対にあたっていました。
今回のオープンハイスクールでは、各クラスに分かれて有高の紹介動画を視聴いただいた後、体験授業を受けていただきました。
中学校では体験できない授業もあり、高校での学びに興味を持ってもらえたでしょうか。
体験授業後は高校生スタッフとの座談会。
中学生からの質問に有高生が答えます。
始めはお互いに緊張していましたが、中学生に話しかけていくうちにだんだんと打ち解けていき、笑顔で話をすることができました。
高校生スタッフを中心としたオープンハイスクールはいかがでしたでしょうか。
不慣れでご迷惑をおかけした点もあったと思いますが、有高のことや雰囲気、生徒の様子が少しでも伝わっていれば嬉しいです。
高校生スタッフは、「中学生と話ができて楽しかった」「やってみてよかった」「ぜひ有高に来てほしい!」などの感想を述べていました。高校生スタッフにとっても良い経験になったようです。
ご参加くださった皆さま、暑い中、ありがとうございました。
また、有高でお会いできるのを楽しみにしております。
第2回NIE「私の推し記事コンクール」優秀賞受賞
兵庫県NIE推進協議会が主催した「私の推し記事コンクール」で3年のNさんが優秀賞を受賞しました。
NIEとはNewspaper In Educationの略で、教育現場に新聞を取り入れていこう、という取り組みのことです。本校は研究指定を受けて2年目になります。
春休み課題として現2,3年生総合学科の全員が課題としてそれぞれの「推し記事」を探し、それに対する意見や感想等をまとめ、NIE推進協議会に提出していたものの中から今回特に優秀だったということで表彰を受けました。
1,2年生は夏休みの課題として「新聞コンクール」が出されています。自分の興味がある分野に関する記事を探し、意見をまとめてください。皆さんの素晴らしい作品を楽しみにしています!
1学期終業式
暑さが増した7月19日。1学期の終業式が体育館で行われ、校長先生に講和をいただきました。
春からの有高生の活躍で、新聞に取り上げられた記事を紹介されました。有高生の新聞記事インタビューに答えた「言葉」には意義があることを唱えられました。
また、過ぎ去った日には戻れない、やり直しができないこともある。だからこそ、一生懸命に生きていくことの重要性を話され、やり直しはできずとも、『見直し』はできると。目の前にやってきた夏休みも、後悔ない青春の日々を過ごしてください、と締めくくられました。
有意義な夏休みを過ごしましょう。
続いて、夏休み中、オーストラリアに短期研修に行く14名の生徒団の挨拶がありました。
異国文化に触れ、価値観や異文化生活を体感し、学びを深めたい思いを語ってくれました。現地で学びんだことを、有高に持ち帰って報告会で共有くださいね。
そして、卓球部女子ダブルスが近畿大会出場にあたり、壮行会が開かれました。
継続は力なり、努力の賜物で勝ち取った近畿大会への出場権を手にした以上、精一杯の闘いをしてくれることと思います。
全校生が応援しています!
その他、各方面の部活動で活躍した生徒の皆さんの表彰伝達も行われました。
皆さんの頑張り、努力が、周囲の人の力にもなっています。
入賞おめでとうございます。
いよいよ夏休み。どんな風に過ごすかは自分自身。
9月2日、生き生きと美しい表情の皆さんに会えることを期待しています!
産業社会と人間 「大学訪問」
総合学科の1年生は、7月12日(金)に大学訪問を行いました。
訪問先の大学は
1コース・・・兵庫医科大学→関西学院大学三田キャンパス
2コース・・・神戸親和大学→関西学院大学上ヶ原キャンパス
3コース・・・神戸女学院大学→武庫川女子大学
4コース・・・大阪工業大学→関西学院大学三田キャンパス
の4つの中から、事前に自分の興味関心と進路希望に合わせて選択しました。
朝まで雨が降っていましたが、日中は曇り空でこの時期らしい蒸し暑さもありましたが、生徒たちは大学の職員や学生の説明に熱心に耳を傾け、進んで質問をする様子も見られました。また、実際にキャンパス内を歩き、様々な施設を見させていただくことで、大学の雰囲気を感じ取ることができました。
夏休み中に各大学でオープンキャンパスが行われます。今回訪れた大学を再び訪れても良いでしょうし、また違う大学を訪れてみても良いと思います。1年生は卒業後の進路に対してまだまだ実感が湧かない人もいると思いますが、情報収集は進路決定をしていくうえでまず初めにすべきことです。ぜひ自分から積極的に動いて、進路についての知識を深めていきましょう。
三田小学校 自由研究応援プロジェクト
7月16日午後。ここは三田小学校ビオトープ前。
三田小学校6年生の夏休みの宿題に『自由研究』がある、と聞きつけた有高生7名(総合学科3年生、1年生)は、お困りごと、ご相談ごとはお任せあれ!とばかりに三田小学校を訪問させていただきました。
7名の中には卒業生もいます。探究活動を行っている総合学科の生徒は、自分たちが探究したことやその方法、アイデアが少しでも小学生の役に立てば、という思いでした。
小学校を懐かしく感じながら打ち合わせをし、緊張しつつ、6年生が待つ体育館へ。
拍手で迎えられてほっとしたのか、自己紹介では笑顔が見られました。
そもそも『自由研究』とは何でしょう。一緒に考えます。6年生は一生懸命に聞いてくれました。
クラスごとに分かれてのアドバイスも真剣なまなざしで、高校生の話を聞き入ってくれ、やる気がみなぎります。
小学生は屈託なく質問をしたり、話しかけたりしてくれました。
グループを回りながら話をしているうちに、自分たちが役に立っている、という実感が湧いてきたようです。
時間終了時には、6年生から感謝の拍手をいただきました。
高校生の学びや達成感も大きく、「小学生の柔軟な意見に驚いた」「行こうかどうか迷ったけど、行って良かった」「楽しかった」と、校長室で感想を述べていました。
三田小学校の6年生のみなさん、校長先生をはじめ、職員のみなさま、温かく迎えてくださり、また貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
自由研究、がんばって取り組んでください。そしてまた、いつでも話しかけてくださいね。
有高生もいつでも質問に応えられるように、勉学に励んでいきたいと思います。
探究活動や自由研究で、実りある夏休みにしましょう!
人と自然科 収穫までもう一息 ブドウの袋掛けを行いました
人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、ベリーAは2年生の『果樹と緑』の授業で、ピオーネは3年生で『果樹と緑』コース(科目)を選択した生徒を中心に、そしてマスカットは全学年の生徒が『総合実習B』(別名放課後の農場当番)の授業で栽培を学んでいます。
1学期期末考査前には、一粒一粒丁寧に粒を抜き、房の形を整える摘粒作業を行いましたね。
ブドウの栽培 現在摘粒作業中です・・・・に関する記事はこちら
1学期期末考査に全力を出し切った生徒たちは、翌日からすぐに気持ちを切り替えてブドウ畑に向かいます。あっという間に粒が大きくなり、しっかり育っていますね。
そして夏休み前最後の作業となる袋がけの実習を行いました。袋がけは、鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(乾燥などから身を守るため、ブドウ自身が出す油脂成分。)が取れるのを防ぐことを目的に行う作業です。有馬高校で栽培する3種類のブドウ合わせて約1600房すべてに袋掛けを行います。
まずは最後となる房の確認、『修正摘粒』です。摘粒ができているか、裂果がないか最終確認する大切な作業です。今回袋がけをしたら次房を触れるのは収穫後となり、房を整える最後のチャンスです。
今年も考査中にしっかり梅雨の雨が降ったため、特にピオーネで粒が大きくなり詰まってしまい、結構時間がかかってしましました。
そしていよいよ袋がけです。紙袋を受け取り、各自の担当区に入っていきます。
袋の口に隙間がないように、袋の上部で丁寧に止めていきます。
ひと房残らず袋掛けすることはもちろん。口の綴じ方も注意が必要で、広がっているとそこから雨が入ってきてカビ(病気)が発生したり、害虫が入ってくるのでしっかり止めます。しっかりできましたか?
袋掛けは約1時間で完了しました。白い袋がぶら下がっている光景は爽快ですね。
そして袋掛け終了後はブドウ畑を電気柵で囲みます。アライグマによる食害を防ぐためです。
近年有馬高校で一番悩まされている害獣はアライグマです。(今年は特に害獣被害が目立ちます。アライグマに加えてカラスも大暴れしています。)先日収穫交流会を行った、1年生が「農業と環境」の授業で大切に栽培していたスイートコーンもかなりやられてしまいました。
園児の皆さんと一緒にスイートコーンの収穫を楽しみました・・に関する記事はこちら
アライグマの鼻の高さをイメージしながら、電気線を張っていきます。これで大丈夫・・・と信じたいですね。定期的に見回りに行きましょうね。
さて、夏休みに入ると、「総合実習B」(別名夏休みの農場当番)がスタートし、実習でかん水(水やり)や副梢などの枝管理を定期的に行う予定です。収穫までもう一息です。頑張りましょう。
ちなみに有馬高校のブドウは、在校生ならびにその保護者限定での販売となります。(過去、ブドウが足りないなど地域の方にご迷惑をおかけした経験から、現在は一般販売を行っておりません。)2学期始業式でブドウ販売に関するお知らせを生徒に配布し、販売日(学年ごとに設定しています)をお知らせます。ご確認ください。
人と自然科「クラインガルテン⑥」スイートコーンの収穫
連日、酷暑の毎日ですがクラインガルテンの野菜は元気です!
5月に定植して2ケ月、アライグマやカラスなどの被害もありましたが、
スイートコーンを収穫する日がやってきました。
まずは収穫の方法の説明です。
収穫の目安は絹糸(ひげ)の色が茶色になった頃が目安になります。
畑に行き、収穫のスタートです。次々と収穫を終えて満面の笑顔です。
それが終われば担当圃場で誘引や収穫などの管理実習です。
最後に今回の収穫物をもって記念写真です。
1学期の授業形式のクラインガルテンは本日で終了です。1学期お疲れさまでした。
次回は8月、夏野菜の片づけと秋冬野菜の種まきをおこないます。2学期からも授業の様子を発信していきます。
各学年 進路行事
7/9(火)に各学年で進路行事が開催されました。
1年「進路講演会」
1学年対象に進路講演会を行いました。講演会では、1年生からの準備の重要性、自分が学びたい学部学科選びのポイント、進路実現のために今から何をすべきかなどについての話がありました。放課後には早速進路指導室を訪ね、オープンキャンパスの案内や大学のパンフレットを手に取る生徒の姿が見られました。
2年「分野別説明会」
1時間目は、講義棟で進学希望者を対象に、進学や受験全般についての講演会を行いました。2時間目、3時間目は分野別に各教室に分かれ、自分の興味がある分野について大学・専門学校の方の話を聞きました。大学や専門学校ではどのようなことを学ぶのか、そのためにはどのような準備をしたらいいのかなど、より具体的な内容について知ることができました。自分の学びたい分野について理解を深めるとともに、進路希望をより明確にするためのよい機会になりました。
また、就職希望者には、就職講座を行いました。講座では、高卒就職のメリットや求人票の見方、有馬高校の就職指導・支援などについて、卒業生のエピソードやアドバイスをまじえながら詳細な説明がありました。年々人数が減ってきている就職希望者ですが、この機会に高卒就職について理解を深めてほしいと思います。
3年「難関大学対策講座・学校別入試対策講座」
大学進学希望者対象に、入試対策講座を開催しました。外部から専門の講師の先生に来ていただき、現在の大学の入試実態について詳しく説明を受けました。近年の入試の傾向や受験準備としてすべきことなど具体的な内容を聞き、生徒たちは改めて受験に対する意欲が高まったようでした。
その後各教室に分かれ、学校別説明会を行いました。各学校の特色や入試についてなど、大学の方から直接話を聞くことができ、非常に有益な情報を得ることができました。大学入試を目前にひかえ、講師の先生方の話に真剣に耳を傾ける生徒たちの姿が見られました。
また、7/10(水)には3年対象「看護医療講座」、「専門学校講座」を行い、出願時の注意事項や入試に向けてなど、受験に向けての具体的な内容について説明を受けました。7/19(金)には、「4年制大学・短大講座」も実施する予定です。
まもなく夏休みを迎えます。自分の将来や進路について考えを深め、進路実現のために今自分がすべきことに取り組んでほしいです。また、3年生にとっては進路実現に向けて本格的に動き出す時期です。有意義な夏休みになるように願っています。
人と自然科 園児の皆さんと一緒にスイートコーンの収穫を楽しみました。
人と自然科1年生農業と環境の授業では、4月からスイートコーンの栽培をとおして農業に関する基礎的な知識や技術を学んできました。
授業では担当区を任され、たねまきから収穫まで、責任を持って各自が管理してきました。
スイートコーン収穫にむけラストスパート・・・に関する記事はこちら
そして1学期期末考査が終わり、いよいよ7月9日(火)、北摂第一幼稚園の園児46名を農場に招き、スイートコーンを一緒に収穫する交流会を行いました。スイートコーンの絹糸(ひげ)も茶色に変わってきて、収穫適期を迎えていますね。
ちなみに交流会前日には、園児の皆さんが段差や雑草でつまずかないように、みんなで環境整備をしました。
まずは高校生代表のお兄さんから「いまからスイートコーンを収穫に行きます。楽しく収穫しましょうね。そして優しく取ってあげてください。」と歓迎のあいさつを行いました。そして園長先生から「園児のみんなこの日を楽しみにしていました。本当にありがとうございます」とお礼の言葉をいただいた後、園児からも一斉に「よろしくおねがいします」と元気いっぱいのあいさつをもらいました。
あいさつの後はお兄さん、お姉さんと手を繋いでペアを作り、楽しくいろんな話をしながら早速スイートコーンが栽培されている畑に向かいます。
そしてお兄さん、お姉さんの手をひっぱり、自分よりも背の高いスイートコーンのジャングルの中に突撃です。みんな見えなくなりましたね。
どんどん前に進んでいくとペアの高校生が担当した区域に到着。たくさんあるスイートコーンの中から、大きいものを選び、一緒に力を合わせてもぎ取ります。
立派なスイートコーンが収穫できましたか?おいしそうなスイートコーンをGETです。やったね!!
楽しくなって次々収穫。どんどん袋の中がいっぱいになっていきます。
自慢のスイートコーンをもって仲良くなったお兄さん・お姉さんと一緒に記念写真です。
収穫が終わった後も、幼稚園での生活や、人と自然科での楽しい毎日について、お互いいっぱいお話ししましたね。
そしてあっという間に終わりの時間に・・・もうすぐお別れです。最後に代表のお兄さんから「今日は楽しかったですか。楽しかった人は手を挙げてください。」という質問に、園児から一斉に手が上がりました。交流会は大成功です。
バスまでみんなでお見送りです。何度もハイタッチを繰り返しているシーンがあちこちで見られ、なんだか切ない気持ちになりましたね。短かい時間でしたが、本当に充実した交流会でした。
私たちが一生懸命栽培したスイートコーンを、おうちの人と一緒においしく食べてくださいね。北摂第一幼稚園のみなさん楽しい時間を本当にありがとうございました。
人と自然科 1年生「農業と環境」 スイートコーン収穫にむけラストスパート
人と自然科1年生「農業と環境」の授業では、現在はイネとスイートコーンの栽培を行いながら農業に関する基礎的な知識や技術を実践的に学んでいます。
先日も教育実習生指導の下、田植え実習を行い、イネ(モチ米)は順調に生育しています。
農業と環境の授業で田植え実習を行いました・・に関する記事はこちら
そして5月に圃場に定植したスイートコーンも順調に生育しており、収穫間近となっています。
5月の定植後も授業では「土寄せ」(倒伏を防ぐために土を株元に寄せる作業)や「捕植」(生育が悪い株を新しい苗に植え替える作業)
別名命のオーディションともいわれる「間引き」(1か所に2本育ててきたスイートコーンの芽を1本に絞る作業)
「追肥」(植物の生育を見ながら追加で肥料を与える作業)を3回(だんだんスイートコーンが大きく成長しているのが写真で分かると思います)
【1回目】 【2回目】 【3回目】
生育が順調かどうか判断するための「葉齢計算」(葉の枚数を計算する)や害虫が発生していないかの「観察」
「除草」(雑草をとる作業)や「中耕」(土を耕し、土の中に空気を入れる作業)
「受粉」(株ごと揺らして花粉を周囲に飛ばし、受精を促し、実の詰まったスイートコーンにする作業)
「穂切り」(スイートコーン最大の敵である害虫の「アワノメイガ」の被害を少なくし、農薬の使用を少なくするために、雄穂を切り落とす作業)
などなど1年1組の生徒は授業内だけでなく、昼休みや放課後も自主的に畑に足を運び、管理・観察を行う姿も多くみられます。本当に素晴らしいですね。
そして6月最終週現在は以下のような状態。絹糸(スイートコーンのひげ)の部分が少し茶色くなってきました。
この調子で順調に生育したら7月第2週には収穫を迎える予定です。しかし収穫までに心配なことが2つ。これから梅雨終盤を迎える天候と、最近有馬高校の農場をうろついているアライグマやカラスなどの動物(害獣)です。このような困難を乗り越え、収穫を迎えることができたスイートコーンは、北摂第一幼稚園の年中さんと一緒に収穫を楽しんだり、市道横の販売所にて地域の方にも販売予定です。
おいしいスイートコーンが収穫できるように、みんなで祈りましょう。
人と自然科 ひとはく連携セミナー3回目 アフリカの古代湖の魚から進化について学ぶ
6月21日(金)人と自然科1年生学校設定科目「人と自然」の授業で、今年度第3回目となる「ひとはく連携セミナー」を行いました。
有馬高校人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から、各分野のユニークかつ専門的な講義を直接受講することができます。前回第2回目も太田 英利研究員から「生物の「種」について」をテーマに講義をいただきました。
前回のひとはく連携セミナー2回目 生物の「種」について学ぶ に関する記事はこちら
そして第3回目となるこの日は人と自然の博物館内にあるホロンピアホールにて、高橋 鉄美研究員より、『タンガニイカ湖での調査』をテーマに古代湖に住む魚の生態やそれを通した進化について講義を頂きました。
まずはタンガニイカ湖について・・・世界には約20ほどの古代湖が存在していますが、タンガニイカ湖は1000万年前にできた湖だといわれています。アフリカのザンビアにある大きな湖で、全長650km。その距離は三田市から仙台市と同じ距離になり、地球上の18%の水を占めるといわれている巨大な湖です。
そんなタンガニイカ湖は水深も約1400mあり、この湖には多くの魚が生息しているそうで、そのほとんどが固有種なのだそうです。その中でも特にシクリッド科(カワスズメ科)と呼ばれる魚が特徴的で、例えば歯に注目したらコケを食べる種が歯がブラシのように進化したり、うろこを食べる種は毛抜きのように進化したり・・・など多様な進化を遂げている個体が多く存在しているとのことでした。
講義中盤では、実際に高橋先生が現地調査した現地の生活や動物の生態についても教えていただきました。アフリカでよく食されているホロホロチョウやチニョンゲ、チャンゴンゴなどの熱帯魚の食べ方、ウルウルと呼ばれる小さなハチやサバンナモンキー、カメレオンなどの現地では身近な動物についても、特性や危険性などについて紹介していただきました。
そして最後に調査から見えた生物の進化について説明いただきました。一つの祖種から多くの種に急速に分化し、分化した種が異なる環境に適応する力を持つことを適応放散といいます。そしてタンガニイカ湖のシグリット科の魚においては、口内保育という独特の育児方法と岩住みという特徴から異所的種分化を行いやすいということが分かってきたとのことでした。さらに性選択と自然選択との連動をもたらす形質「マジックトレイト」の一例として、オスとメスでサイズが異なる例やpHの耐性などについての影響も教えていただきました。
専門的な内容はまるで大学の講義のようで難しい部分もあったようですが、振り返りのレポートを見ると「興味深い内容で面白かった」「生物の進化について理解できた」など前向きな感想も多く充実した時間となったようです。
さて、次回の人博連携セミナーは、夏休みを挟んだ9月20日(金)『鳥たちの多彩なコミュニケーション』と題して太田菜央研究員より、鳥たちの鳴き声や行動の意味について学ぶ予定です。楽しみですね。
人と自然科 スマート&大型農業機械ふれあい体験会にお邪魔させていただきました
人と自然科の生徒が学ぶ『農業』において、生産性を高めるために活躍してきたのが農業機械です。2年生の選択科目にも『農業機械』の授業があり、エンジンの仕組みや燃料の種類、性質を学ぶだけでなく、実際に刈払機やトラクタなどの操作方法も、座学と実習をとおして学んでいます。
しかし有馬高校の農場は、大規模な農家さんに比べると小さく、農業機械も小型のものを使用しています。さらに近年、農業者の⾼齢化や労働⼒不⾜を補うために、デジタル技術を活⽤し農業の⽣産性向上を図る技術が搭載されたスマート農業機械が開発され、活躍していますが、残念ながら有馬高校にはまだ導入されていません。
田植えに向けトラクタ耕うん実習を行いました・・に関する記事はこちら
そのような状況の中、6月21日(金)有馬高校のすぐ目の前にある三田小学校で、5年生を対象とした『農業機械に触れる体験学習会』が企画され、最新のロボットトラクタや、日本最大級の耕うん用トラクタが間近に見ることができるとのこと。そこで農業を学んでいる人と自然科の生徒もぜひご参加どうですか?とお誘いいただき、3年生の生徒が喜んで参加させていただきました。
小学校到着後、まず目の前に現れたのが、横幅5.5mのロータリ&ハロー(畑を耕し、土を砕く作業機)を装着した巨大なトラクタです。
実際に三田市内の大規模農家さんで活躍しているとのことです。農機具メーカーの方によると日本最大級の大きさなのだそうです。後ろの作業機が折りたたむ姿はまるで巨大ロボットのようでしたね。
次はラジコン草刈り機です。
1台は斜面の草を刈るのに適した草刈り機で、エンジンオイルが偏らないように、斜面の角度に応じてエンジンも傾く構造をしていましたね。そしてもう一台はまるでクモのような姿をしており、前後左右縦横無尽に移動する姿に魅了されましたね。
次は田植機とコンバインです。
田植機は6条植え(一度に6列イネの苗を植えることができる)で、GPSがついており直行アシスト機能がついています。そしてコンバインは4条刈(一度に4列のイネを刈ることができる)で、機体についているセンサが作業情報をタブレット端末に伝え、日々の作業情報を蓄積し、作業管理・機械情報管理を分析することができるとのことです。(ちなみにこのコンバインが今回登場した農業機械の中で一番高額とのことでした。)
そして最後はロボットトラクタです。
事前にタブレットPCで耕うんなどを行うコースを設定しておくと、運転席に誰もいない状態で、リモコン操作でトラクタが作業を行います。今回は実際に30m×30mの枠を水田に見立て、無人運転を見せていただきました。
畑の端に近づくとスピードを落とし旋回。そして直進に入るとスピードを上げる姿は感動でしたね。そしてタブレットにはトラクタの前方に付けられたカメラから送られていた映像も観ることができましたね。
約1時間、農機具メーカーの方に丁寧に説明していただきました。今回の体験会は小学5年生の子供たちに、最新&大型の農業機械の姿を見せてときめきを与え、農業への興味、関心を高めることが目的と伺っていましたが、私たち農業を学ぶ高校生も十分ときめきましたね。
今回お誘いいただいた三田小学校の先生方、そして農機具メーカー『株式会社ヰセキ』の皆様、このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
人と自然科 ブドウの栽培 現在摘粒作業中です
6月も後半となり、近畿地方もいよいよ梅雨に突入しました。そんな中でも人と自然科の生徒は『総合実習』の授業を中心に実習を頑張っており、例えば野菜苗の土づくりや・・・
学校樹を使った樹木の剪定・・・
大温室の熱帯果樹の管理(今年もバナナに花が咲き、たわわに実がついています。)など、楽しく技術を身に付けています。
そして人と自然科の人気の一品、ブドウ栽培も順調に進んでいます。ちなみに有馬高校ではベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、ベリーAは2年生の生徒が必修(全員)で『果樹と緑』の授業で、ピオーネとマスカットは3年生の『果樹と緑』の授業で選択した技術を学んでいます。
4月から栽培をスタートさせ、栽培は順調に進んでおり、5月下旬~6月上旬にかけて種なしや果実の肥大を目的としたジベレリン処理も実施しました。
その後も生徒はブドウの栽培技術を毎週のように学んでおり、茎と葉の間からでた「副梢」を摘んだり、まきひげを除去したり、伸ばしたつるが地面に付かないように、そして果実に栄養が行きわたるように先端を止める「摘芯」という技術を学びました。
そして6月下旬に入り生徒が頑張っているのが、「摘粒」という技術です。ベリーAの場合は1房75粒。ピオーネの場合は45粒を目標に一粒一粒抜いていきます。まずはピオーネ栽培中の3年生の様子です。
梅雨に入ったということでこれから雨の日が増えてきます。今はまだ小粒ですが、ブドウの粒は雨が降るたびに肥大するので、ブドウ畑に行くたびに房が詰まっています。そこで房の内側にある上向き、下向きの粒や変形の粒、割れた粒を抜いていきます。ピオーネは房をゆすってみて、支梗(粒の塊)が独立して動いたら完成です。
続いてベリーA栽培中の2年生の様子です。抜きすぎると房がすかすかになり、残しすぎたら粒が割れてしまいます。完成形を予想しながら行うので、もっとも技術と経験が必要な作業といえます。時には玉直しといい、粒の位置を変えながら円筒型に整えていきます。
ベリーAは最終的に房を釣り針上に曲げられるようになったらOKです。この作業が7月上旬まで続き、いよいよ袋がけに入っていきます。9月の収穫に向けあと一踏ん張りです。
みんな真剣な表情ですね。
さて、収穫したブドウは有馬高校の生徒、保護者限定に販売します。現時点では9月第2週を予定していますが、今後の天候によって変わってくるので2学期に始業式に配布予定の『ブドウ販売について』のお知らせを楽しみに待っていてください。
美味しいブドウを皆さんに購入していただけるように頑張りましょう。(もちろん一週間を切った1学期期末考査も全力で頑張りましょう。)
人と自然科「クラインガルテン」⑤害虫防除と鳥除け
今年は少し梅雨入りが遅いようです。クラインガルテンの実習は晴れに恵まれて順調です。
12日はトウモロコシ栽培の難敵であるアワノメイガの防除を行いました。
アワノメイガは成虫が雄穂に卵を産み付け、実を食害する害虫です。これを防除するためには
薬剤散布が効果的です。
生徒が教室と圃場で説明を行い、1株ずつ粉状の薬を散布していきます。
約1時間かけて共有のトウモロコシ圃場の散布を終了しました。担当区域では、
つるなしインゲンの収穫もスタートです。
収穫を終えていい笑顔です!
19日は鳥除けのための紐張りです。
鳥は羽根に障害物が当たると嫌がります。この性質を利用して紐を張る
鳥除けを行いました。
今回は前回のアワノメイガについての生態や薬剤に頼らない防除方法について
説明を行い実習のスタートです。
紐を張るコツは「張る高さ」「緩まずピンと張る」ことです。
協力してしっかり張ることはできましたか?
いよいよ来週からナスやピーマン、トマトなどの収穫できそうです。
これで安心ですね。
有高祭レポート⑤最終
楽しかった有高祭の最終時間。
全校生が体育館に集い、校長先生のお話を伺ったり、各部門での最優秀賞・優秀賞を称え合ったりしました。
スローガン通りの『笑顔満祭』の有高祭だったと思います。
有高生はもちろん、ご来校くださった皆さまも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
校長先生のお話にもあったように、『終わった後が肝心』です。最高のパフォーマンスを披露できたのですから、その力を良い方向に活かしていきましょう。
また、準備や運営で大変なこともあったかと思います。でも、生徒の皆さんと有高祭の感想を話していると「楽しかった」「たくさん売れて良かった」「3年生の劇がすごかった」など、前向きな意見を聞くことができました。
大変を乗り越えた証ですね。皆さんの心に、心地良い感覚が芽生えていることを願います。
今後の生活につなげていってください。
そして、ご来場くださった皆さま、ご協力いただきました方々に感謝いたします。ありがとうございました。
それでは有高祭レポート、これにて終了です!
有高祭レポート④
有高祭レポートもいよいよ佳境に入って参りました!
2日目の舞台発表の様子です。
3年生のクラス劇、有志発表、吹奏楽部の演奏にと盛りだくさんでした。1日目には演劇部の発表もありましたね。
体育館は終始熱気に包まれ、笑顔満祭に来場者が楽しんでいました。
いろいろな場所で、笑顔満祭な有高祭でした。
有高祭レポート③
有高祭レポート3回目です。
今回は、体育館に飾られていたクラス旗のご紹介です。
放課後、残ってコツコツと締め切り日までに仕上げた各クラスの力作をご覧ください。
学年ごとに最優秀賞・優秀賞が投票により選ばれました。
3年生。
2年生。
1年生。
皆さんは、どの旗に心揺さぶられますか
有高祭レポート、もう少し続きます。
人と自然科 農業機械の授業で刈払機の操作方法について学びました
6月も中旬を過ぎ、いよいよ梅雨が近づいてきました。人と自然科の農場でこの時期に大変なことは、もち米を栽培している水田のあぜやブドウを栽培している果樹園のに繁茂する雑草です。雨上がりに一気に成長してしまい、病気の原因や害虫のすみかになってしまいます。
1年生「農業と環境」の授業で田植え実習を行いました・・・に関する記事はこちら
ブドウ栽培 ジベレリン処理を行いました・・に関する記事はこちら
梅雨を前に、実習でいつでも草刈りができる技術を習得するため、2年生農業機械の授業で、刈払機の操作について学びました。
運転実習の前に、まずはエンジンの仕組みや安全に実習を行うための知識を習得しました。ちなみに刈払機に搭載されているエンジンは2サイクルエンジンです。点火プラグやキャブレターなどガソリンエンジン特有の部品の役割や仕組み、エアークリーナーやマフラーの役割、燃料となる混合油の作り方などについて実物を交えながら学びました。
さらに刈払機を使用する際に最も重要な安全について。保護エプロンや保護面の装着やベルトの調整など実演を交えて学びまた。そして刃に当たった石が飛ばないための刃の動かし方、刃の交換方法、エンジンのかけ方などについてしっかり学びました。
しっかり知識を身につけ、翌週は早速果樹園に向かい、実習を通して技術を習得します。今回は安全に配慮しながら同時に10台の機械を動かし、草刈りを行いました。
保護面や保護エプロンを着用、ベルトの長さを調節し、エンジンをかけまます。刃の周囲に人や物がないかしっかり確認しましょう。
エンジンが始動したところで、草刈りの開始です。ポイントは・・・刃を水平にし、地面に近い位置で、右から左に動かし、一歩前に出て再び右から左に刃を動かします。
刃の角度が上向きになってしまうと、刃に当たった石が顔の付近に飛んできてしまうので危険です。また、刃を反対の左から右に動かすと、刈った草が前に飛んでしまい、刈りにくくなります。
合計2時間の実習を行いましたが、きれいになりましたか?初めて機械を使用するということで、少し刈った草丈が長めに残っている部分も見られましたね。農業機械はとにかく使い続けることで上達します。これから何度も実習で操作し、技術を習得しましょう。
人と自然科では夏季休業中、農業や造園業、建設業などに就業した際、刈払機を運転するときに必要な「刈払機取扱作業者」の資格を取得することができます。
昨年夏季休業中に実施した「刈払機取扱作業者」資格取得講習の様子はこちら
ちなみに今年はフォークリフト、チェンソー、ガス溶接の資格取得講習を予定しており、延べ60名以上の生徒が申し込みを終えています。卒業後の進路実現に向け、様々な機会を生かし、スキルアップしていきましょう。
人と自然科 地域自然保護 現地フィールドワークその3 有馬富士公園の昆虫を調査する
人と自然科3年生の学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。
前回は「緑の環境クラブ」の皆様に、里山管理に関する夢プログラムを体験させていただきました。(5月28日に予定されていた、元キッピーフレンズ、公園の植物を活用した夢プログラムは警報による休校のため、10月に延期となりました)
前回のフィールドワーク 里山管理を体験する に関する記事はこちら
現地フィールドワーク3回目となる6月11日(火)は、三田市自然学習センターの吉田コミュニケーターにお世話になり、公園内の昆虫を捕獲・調査するプログラムを体験しました。
緑豊かな有馬富士公園には多様な種類の昆虫が生息しており、とにかく捕まえまくる(危険な蜂やヘビはNG)という、楽しそうなプログラムです。世界には約100万種、日本には約3万種の昆虫が確認されていますが、そのうち1000種類を越える昆虫が公園に生息しているとのこと。今日の目標はみんなで力を合わせて50種類以上の昆虫を捕獲することです。(特別な許可を得て捕獲しております。)
捕獲するコツを教えていただいた後、早速網と虫かごを持って出発です。公園に出た瞬間全員スイッチが入りましたね。里山の中にも入り、全力で追いかけます。
早速チョウを捕獲したようですね。捕獲した昆虫は虫かご、もしくはジップロックに入れます。一見かわいそうに見えるかもしれませんが、トンボや蝶などは羽を傷めない優しい方法なのだそうです。
公園内にある、狐の巣穴を再現した洞窟内も捜索。洞窟内に生息するカマドウマが発見されました。そして葉の上にケムシ発見。タケカレハの幼虫です。どうやら毒を持っているようで慎重にジップロックにいれます。
地面や樹木もじっくり観察します。いつもは気になりませんが、アリがあちらこちらに歩きまわっていました。よくよく見てみると、種類の異なるアリが。最終的には3種類確認できました。
そして木の幹には擬態している昆虫が結構いました。どこに隠れているのか分かりますか?(2種類います)
さらに樹液が出ている樹木も観察。甲虫が集まっており、枝などでほじくってみるとクワガタムシが出てきました。(これまでの地域自然保護の活動でクワガタムシが捕獲できたのは初めてですね)
こんな感じであっというまに約1時間、みんな小学生に戻ったかのように全力で公園内を走り回り、様々な昆虫を捕獲・観察することができました。
学習センターに戻り、捕獲した昆虫の名前を図鑑で調べ、仲間分けをしていきます。
名前がわかったら付箋を貼って、「チョウの仲間」「カメムシの仲間」「コウチュウの仲間」「トンボの仲間」・・・など仲間分けします。分からない名前は吉田さんに同定してもらいました。
調査の結果、「チョウの仲間」は、ベニシジミやヒョウモンエダシャク、テングアツバなど8種類、「コウチュウの仲間」は、ノコギリクワガタやスジクワガタ、シロテンハナムグリなど15種類、その他二ホンミツバチやハナアブ、マダニなどなど・・・全部で56種類の昆虫を捕獲することができました。目標達成ですね。
プログラムを通して、楽しみながら有馬富士公園の生物多様性が感じることができました。コミュニケーターの吉田さん楽しいプログラムをありがとうございました。
今回の夢プロ体験で前半の公園でのフィールドワークは終了です。ここからは、これまでの活動を通して取材した、あ有馬富士公園の魅力と改善点を有馬富士公園の巨大な白地図にまとめていきます。そして9月には人と自然の博物館の研究員や公園関係者、県職員の皆様の前で発表し、自分たちが実際に企画、実施する夢プログラムへとつなげていきます。頑張りましょう。
有高祭レポート②
6月14日、有高祭2日目のスタートです!
2日目は約300名の保護者の方やご家族の方々が、朝早くからお越しくださいました。今日も真夏を思わせるような暑い中でしたが、多くの方々がお時間を取って有高生の活躍を見に来てくださいました。本当にありがとうございました。
本日もステージ発表や露店、展示がそれぞれのブースで繰り広げられました。
こちらは清陵会館。マンガアニメーション部、書道部、ESS部、写真部、美術工芸部の日頃の活動の成果が展示されていました。
書道部は中庭で迫力あるパフォーマンスを披露してくれました。
日々の鍛錬の現れ。観客を魅了する、滅多に見ることのできない風景でした。
こちらは本館3階で行われていた茶華道部と図書委員会、「生涯スポーツ」の研究発表掲示。
茶華道部のお手前は、毎年恒例、人気です。時間になると多くの人が、しばしの静寂を求めて訪れていました。部員の所作も板について、手慣れた手付き、手慣れた接待をしていました。
図書委員会は委員会活動ながら、一人一人が役割分担を担い、『クイズ本トレ』を展示していました。クイズ形式で本を身近に感じて、読書の魅力を伝えようと委員が準備をしました。
今日も各場所で、「笑顔満祭」の模様でした。
有高祭レポートはまだまだ続きます!
有高祭レポート①
真夏日を思わせるような快晴の下、1日目に当たる6月13日、令和6年度有高祭がスタートしました。
今年度の有高祭テーマは『笑顔満祭~最高の瞬間を共に~』です。
1年生は初めての、3年生は最後の有高祭です。全クラスがそれぞれの立場で、協力しながら最高のパフォーマンスを見せてください。そして、笑顔満祭で取り組み、表現し、笑顔満祭の2日間にしてください。
有高祭の模様を数回に分けてお届けしますので、こちらのブログを見て、ご家庭でも『笑顔満祭』になっていただけると嬉しいです。
では初めに、校長先生、生徒会長からの挨拶の後、オープニング生宣伝がありました。生だけに臨場感があり、ノリに乗っての宣伝は、会場を巻き込む興味深いものでした。
舞台発表の最初を飾ったのは筝曲部です。琴の雅な音色に現世をしばし忘れてしまうかのようでした。古典音楽は滅多に聞くことができませんので、生徒にとっても良い刺激となったことでしょう。
3年生の本日発表された3クラスの劇も、各クラスで音響や道具、衣装に趣向を凝らし、脚本を練りに練り、監督の指導の下での練習の成果を遺憾なく発揮していました。笑いあり、感嘆あり、苦笑あり。そして、堂々とした3年生の姿は、眩しく映りました。
こちらは体育館前。2年生の露店が立ち並び、風に乗ってお腹を刺激する良い香りが漂う場所でした。美味しそうな物を手に持って嬉しそうに移動する生徒の表情は、普段見られないものでした。人は美味しいもの、楽しい雰囲気には弱いですね。
そして教室棟では1年生が展示を披露してくれています。
アトラクションあり、ゲームあり、力作ありです。
笑顔満祭。いろいろな場所で笑顔が満開でした。
ご来校いただきました約180名の保護者やご家族の皆さま、バザーを担ってくださいました育友会役員の方々、暑い中ありがとうございました。
明日もそれぞれの心と表情が笑顔満祭の1日となることを願いつつ、有高祭レポートは続きます!
人と自然科でトライやるウィークの中学生頑張りました
6月3日(月)~7日(金)の5日間、狭間中学校の2年生の生徒2名が有馬高校人と自然科の農場、学校園庭で「トライやるウィーク」を頑張りました。
兵庫県では中学2年生を対象に、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高める事を目的に「トライやるウィーク」が展開されています。そして有馬高校でも毎年、農業や植物管理の仕事を実際に現場で体験したいという中学生を人と自然科の農場で受け入れています。
まずは事前訪問の様子から。校長室を訪ね、先生方の前で決意文を読んでくれました。
「野菜の育て方を学びたい」「継続力や集中力を身に付けたい」「健康に優しいい野菜の栽培方法を体験したい」と意気込みを発表してくれました。そして校長先生からも「熱中症に気を付けて、そして指導を担当する先生方の話をしっかり聞いて、体験からいろいろなことを学んでください。がんばってください。」と励ましの言葉を頂きました。
そしていよいよ「トライやるウィーク」開始です。
人と自然科は野菜・草花・果樹と緑の3つのコースがあり、それぞれのコースで様々な農業体験を行いました。
例えば野菜コースではトマト苗の定植やキュウリの収穫・袋詰め作業、タマネギやニンニクの調整
果樹と緑コースでは、ブドウの整枝作業や樹木の剪定作業
そして草花コースでは花壇や花苗の管理作業を行い、最終日には販売所で花苗の販売実習も行い、来校された地域のお客様に人と自然科の生徒が栽培した草花苗を実際に販売しました。
そして校務員さんと一緒に行った学校樹の剪定作業でトリマーを、芝生の管理として芝刈機を実際に操作して管理作業を体験しました。
5日間のトライやるウィークはあっという間に終了。最後にお礼と報告のため、教頭先生を訪ねました。二人ともトライやるウィーク前の比べて自信に満ちた表情のように感じました。
5日間慣れない作業でとても疲れたけど、全ての体験が楽しく充実していたとのこと。一番印象に残ったのは二人ともキュウリの収穫・袋詰め作業だったようです。教頭先生からも、「体験中大変だったこと、困ったことをどのようにしたら解決できるのか。それを考えるのが君たちの役目です。将来農業をしなかったとしても今回の体験が二人のこれからに生きてきます。残りの中学校生活も楽しんでくださいね」と励ましの言葉をいただきました。
最後は恒例 農場長との記念撮影です。
5日間体を動かす作業ばかりで大変だったと思います。まずはゆっくり休んで下さい。そして残りの中学校生活、充実した時間にして下さい。有馬高校の先生方も二人を応援しています。
人と自然科 1年生農業と環境の授業で田植え実習を行いました
6月6日(水)1年生「農業と環境」の授業で、手植えによる田植え実習を行いました。この日に向け、有馬高校の水田でも事前に2年生「農業機械」の授業で耕うん実習を行い準備を進めてきました。
さて、2時間目が終わり、いよいよ田植え実習ということで、みんなサンダル姿で集合してきました。
まずは実習前の事前学習です。田植えの手順や苗の植え方、水分補給や着帽、タオルを首に巻く・・・など熱中症予防についての注意点などについて重点的に説明を受けました。
この日実習を仕切るのは、摂南大学に在籍し、農業の教師を目指している2名の教育実習生です。一人は人と自然科を、もう一人は総合学科を卒業された先輩です。人と自然科には農業の学びを活かし、国公立大学や難関私立大学に進学し、毎年のように卒業生が、教育実習生として戻ってきています。
また有馬高校では総合学科の生徒も2,3年生の選択科目で農業の授業を受講することができ、今回教育実習で戻ってきてくれた生徒のように、授業で農業に興味を持った生徒が農学部に進学し、関連産業に就職している生徒もいます。
ホワイトボードを使った説明も終わり、いよいよ水田に向かいます。そして水田でも実演を交えて最後の説明を受けます。
イネの苗を受け取り、一列に並びます。 そして早速田んぼに入りましょう。畦を踏んではいけません。裸足で水田に入るということで、最初は躊躇している生徒もいましたが、すぐにやる気モードに突入です。
そしていよいよ田植え開始。苗を3本取り分けます。このとき、根のかたまりの部分を持ってちぎらないと、根が切れて活着しにくくなります。そして教育実習生の合図で一斉にイネの苗を植えていきます。ちなみに有馬高校で今年栽培するイネは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。
イネの苗は玉ヒモ(20cmおきにイネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ、中指の第1関節の深さまで植えていきます。ロープを持つ生徒も真剣です。
そして一歩下がって自分の足跡を消します。ここで重要ポイント。一連の作業が終わったら全員で腰を上げること。これが全体を教育実習の先生が玉ヒモを持つ生徒に次に進める合図を出すきっかけになります。
膝下まで沈む水田に足を取られてしまう生徒もいましたが、楽しく真剣に実習を行うことができました。
そして開始1時間30分が過ぎたころ、1枚の田んぼにイネの苗ををまっすぐ等間隔に植えることができました。
足を洗って振り返り。教育実習生からも、一生懸命頑張ったということでほめてもらえましたね。みんな達成感と充実感に満ちた表情でした。
今回手植えをしたもち米は、10月下旬に収穫を迎える予定です。有馬高校では毎年手刈りで収穫しています。
そして今年は11月9日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米、そしてこのもち米を使って加工した「焼餅入りおしるこ」として販売予定です。楽しみですね。
収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。
人と自然科「クラインガルテン」④トマトのえき芽取り
今回の授業ではトマトのえき芽取りを行いました。えき芽とは主茎と本葉の間から発生する芽のことです。
通常のトマト栽培では主茎を1本にする仕立て方にします。そのため、発生するえき芽は除去
する必要があります。今回も生徒の説明からスタートです。
えき芽の発生する位置や実際のトマトを使って再確認です。受講生の方も
生徒の説明を真剣に聞いてくれています。下調べした成果がありましたね。
ただ、えき芽が大きくなりすぎている株もあり、なかなか難しい管理となりました。
ちなみに、えき芽を取ることで、①主茎に養分が集中する ②日当たりや風通しがよくなる
などの効果があります。
陽射しも強くなってきましたが、和気あいあいと会話をして楽しく実習を終える
ことができました。来週のクjラインガルテンもお楽しみに!
人と自然科 農業クラブ三田警察署の花壇装飾活動&感謝状をいただきました
6月4日(火)農業クラブ本部役員ならびに有志の生徒7名が三田警察署を訪れ、花壇装飾活動を行いました。人と自然科では、日ごろの授業や実習で学んだ技術を活かして、公共施設の花壇装飾やイベントでの作庭などを行っています。今回は先週の三田市消防本部に続いての公共施設植栽活動です。
三田警察署でも事前に代表生徒が、冬のお花であるパンジーやビオラの片付けを行い、基肥(お花を定植する前に施す肥料)を施し、耕うんを行い定植できるように準備を行っていました。
今回は自分たちで栽培したサルビアやペチュニア、マリーゴールド約300鉢を持参し装飾開始です。
まずは花苗を並べてデザインを決めていきます。早速ベゴニアの苗を中央に配置していますね。
そして後方に背の高いサルビアを配置し、左右はオレンジと黄色のマリーゴールドで何かをデザインしているようです。
ペチュニアで隙間を埋めてデザイン完成。一斉に定植していきましょう。
潅水をたっぷり行い周囲の土や花がらを掃除して・・・
約1時間半かけて完成した花壇はこちらです。
真ん中にはベゴニアで110の数字を、そして右側には警察署の地図記号、右側には兵庫県のマークをマリーゴールドでデザインしました。
花壇完成後、三田署長が見に来てくださり、その後署長室に案内され、直接感謝状をいただきました。
そして署長との懇談会も行い、お花の管理方法を伝えるとともに、生活安全課の署員の方からも近年高校生の間で広がっている闇バイト、裏バイトに関する情報提供や兵庫県警が運用している犯罪発生マップの紹介などをしていただきました。
最後に署長と一緒に記念撮影です。このたびは感謝状をいただき本当にありがとうございました。
なお今回装飾に使用した、マリーゴールドやペチュニアなどの花苗は現在有馬高校ガラス温室にて絶賛販売中です。平日の9:00~17:00、6月いっぱいをめどに販売しています。場所は有馬高校西門(6角形の大温室が目印です)から入っていただき、左手の温室です。
無くなり次第終了となります。詳細は以下のとおりです。
生徒が実習で丹精込めて栽培した草花苗です。ぜひご購入ください。
人と自然科 ひとはく連携セミナー2回目 生物の「種」について学ぶ
5月31日(金)人と自然科1年生学校設定科目「人と自然」の授業で、今年度第2回目となる「ひとはく連携セミナー」を行いました。
有馬高校人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から、各分野のユニークかつ専門的な講義を直接受講することができます。第2回目の講義は太田 英利研究員から「生物の「種」について」をテーマに講義をいただきました。
まずは「種類」と「種」の違いについて皆さんはわかりますか?英語で言うと「種類」は「kind」、「種」は「species」となり、地球上に生きている個体の集合体を「種」といっています。種の定義としてよく使われるのが「生物学的概念」と「類型学的概念」で、簡単に言うと「生物学的概念」は生殖の可否で分類し、集合体を作る考え方で、「類型学的概念」は姿・形で分類し集合体を作る考え方です。
しかし姿・形は生き物が住んでいる環境によって異なってくる可能性も高く、確実性に疑問がもたれることもあります。そこで新しい考え方として出てきたのが「遺伝子に基づく類縁関係」で分類する方法です。実際にDNAの配列を参考に分類していきます。「遺伝子に基づく類縁関係」が発揮された一つの例として、アオカナヘビの例を教えていただきました。
沖縄県の宮古諸島と沖縄諸島に生息しているアオカナヘビ。見た目がほぼ同じことから1990年代まで同じ種と考えられていました。しかし詳しくDNAの解析をしてみると姿かたちがよく似た全く別の「種」ということが分かり、1996年に宮古諸島に生息していたアオカナヘビがミヤコカナヘビに改名されたのだそうです。面白い事例ですね。
同じようにワニ・カメ・ムカシトカゲ・トカゲ・ヘビは爬虫類の仲間ですが、DNA解析を行ったところ、ワニとカメは鳥に近い、特にワニは極めて鳥に近いということが分かったとのことです。生き物の世界もまだまだ新しい発見がたくさんありますね。生徒は一所懸命にメモをとりながら聞いていました。太田先生、興味深いお話をありがとうございました。
次回の「ひとはく連携セミナー」は高橋 鉄美研究員より『タガニイカ湖での調査』というテーマで、世界に生息する固有種について学びます。楽しみですね。
人と自然科 農業クラブ活動として三田市消防本部の花壇装飾活動実施
人と自然科のように高校で農業を学ぶ生徒は全員、生徒会に加え農業クラブという組織に所属します。そして日ごろ授業や実習で学んだ知識や技術を自分のものにするため、様々なボランティア活動に取り組んだり、全国の農業高校生と知識や技術を競い合う競技会に挑戦したりしています。
最近のボランティア活動 でんスポアドベンチャーフェスタにて苗販売&アレンジ体験実施しましたに関する記事はこちら
最近行われた知識を競い合う競技会 農業クラブ農業鑑定競技会校内予選会に関する記事はこちら
そして5月30日(木)農業クラブ本部役員ならびに有志の生徒9名が三田市消防本部を訪れ、花壇装飾活動を行いました。この日に向けて代表の生徒が事前に、冬に植栽したパンジーやビオラの片付けを行い、基肥(お花を定植する前に施す肥料)を混ぜ込み、耕うんを行うなど準備を行っていました。
植え付け当日、マリーゴールド、ペチュニア、ベゴニア、サルビアなどの花苗約400鉢を持参し、自分たちでデザインを考え植栽します。ちなみに有馬高校農業クラブが植栽を担当しているスペースは、道路に面した花壇と、庁舎の入り口右側にある2か所の花壇です。
今回は男子チームと女子チームに分かれてデザインしました。相談しながら花壇の配植を検討し、苗をおいていきます。
まずは男子チーム。中央にマリーゴールドとペチュニアでラインを作り、淡い色のベゴニアで挟むデザインのようです。
一方の女子チーム。中央に背の高いサルビアを配置し、周囲を背の低い花苗で囲むという高低差を活かしたデザインのようです。
そしてデザインが完成したらみんなで一斉に植えています。途中署員の方がたくさん覗いてくださり、「いつもありがとうございます」「とてもきれいですね」とうれしい声をたくさん掛けていただきました。
最後にたっぷり潅水(かんすい)して約1時間で終了です。
完成した花壇はこちら。
最後にみんなで記念写真。
完成を知った署員の皆さんが見に来てくださり、一緒に写真を撮りました。かっこいい消防士の皆さんに囲まれて緊張しましたね。
三田市消防本部前を通る際は、是非ご覧下さい。
人と自然科 令和6年度第1回先輩農業者特別授業を行いました
5月29日(水)人と自然科3年生の生徒を対象に、先輩農業者特別授業が開催されました。先輩農業者特別授業は阪神農業改良普及センター様にサポートいただき、実際に地域で活躍されておられる農業者の方を招いて生の声を聴くことで、就農、進学への意識を高めることを目標に行われています。
人と自然科を卒業していく生徒は、保育や芸術、経済など様々な分野に進学、そして製造業やサービス業など幅広い職種に就職していきますが、もちろん農業を学ぶ学科ということで、就農や関連産業への就職を目標としている生徒が一定数います。そのような生徒は農学系の国公立大学、私立大学、県立農業大学校、専門学校へ進学した後、就農や関連産業への就職を果たす生徒が多いようです。
それ以前の人と自然科卒業生の進路実績をご覧になりたい方はこちらページ(学科概要)内のリンクをご覧ください
この先輩農業者特別授業は、就農や関連産業への就職を目指す生徒を後押しすることはもちろん、経営者でもある先輩農業者の話は他の分野へ進む生徒にとっても有益な情報をたくさん得ることができる絶好の機会となっています。
今回お話をいただいた小仲さんは、県内の農業高校を卒業後、東京にあった農業者大学校へ進学。卒業後平成8年に、ウメとクリを栽培する『湖梅園』の4代目として就農されました。現在はクリ7.5ha、ウメ1.6haを栽培されており、特に小仲さんが栽培されるクリは日本中の料理人から高い評価を得ており、『令和天皇即位の礼』の晩餐会デザートでも使用され、世界中の国賓が小仲さんのクリを口にされたそうです。世界中の有名人に自分が栽培したクリを食べてもらいたいという夢の一つが叶った瞬間だったと誇らしげに話しておられました。
小仲さんのこだわりは土づくり。『畑で出たものは畑に帰す』という思いから自作の堆肥舎を建て、三田牛の牛糞を近隣の牧場から分けていただき、クリのイガや剪定枝など通常廃棄の対象となるものも、混ぜ合わせ自家製完熟堆肥を作り、畑に戻しているとのことでした。 さらに持続可能な農業経営を目指し、樹高を低くする低樹高栽培や果樹栽培ではなかなか取り組みにくい機械化を積極的に進めており、乗用草刈機や乗用防除機(スピードスプレーヤー)、ウッドチッパーなど積極的に導入されているとのことでした。
後半は自身の高校時代、大学校時代、就農直後、そして後継者が戻ってきて一緒に経営している現在を振り返り
『大学校時代で得たものは人とのつながり。今でもそのつながりを経営に生かしている』
『農業経営で大切なことの一つが情報を得ること。天候や社会情勢が原因で経営が予定通りいかないことがあるがそれが農業。情報を得て早く対応することが大切』
など日々感じることを直球で伝えていただき、最後に高校生へのメッセージとして
『私も含め今の農業者が皆さんにかなわないもの。それは若さ、価値観、感性の3つ。新しい価値観、感性とパワーで、今の農業を変えていってください。応援しています。』と激励いただきました。
小仲さんの言葉の一つ一つに、仕事に対するプライドやこだわりが感じられましたね。質問も積極的にでてきたところからも、たくさんのヒントを得ることができたのではないでしょうか。この特別授業を糧に、いよいよ進路実現に向け頑張っていきましょう。
小仲さん、熱い話を本当にありがとうございました。そしてご支援いただきました阪神農業改良普及センター様、このような機会をいただきありがとうございました。
人と自然科「クラインガルテン」③スイートコーンの追肥、トマトの誘引
前日までの大雨から一転、気持ちのいい晴れの天気です。
2週間前に植え付けしたスイートコーンも大きくなってきました。
今日は「追肥」・「中耕」・「土寄せ」をしました。
「追肥」は生育に合わせて途中で施す肥料のことです。
「中耕」は土の表面を軽く耕すことで、通気性や水の通りが良くなり除草もできます。
「土寄せ」は株元に土を寄せることで風などで倒れるのを防ぐ効果があります。
まずは肥料についての説明です。窒素・リン・カリウムが三大要素で植物の
生育には欠かすことができない要素です。
受講生の方と生徒が協力して実習を進めていきます。
次は担当区域の誘引です。前回の追肥の効果が現れて成長スピードも早く
なってきました。誘引する道具(テープナー)を使い誘引をしていきます。
生徒たちは慣れた手つきで受講生の方と誘引実習を進めていきました。
足元の悪い中での実習でしたが、皆さんお疲れ様でした。
人と自然科 野菜班 収穫の春です
3年野菜班の実習も軌道にのってきました。
トマトのえき芽取り、ナス・キュウリの誘引、キュウリの収穫とすることは
たくさんあります。野菜の成長に合わせて生徒の技術力も成長しています。
次にジャガイモの収穫です。有馬高校では、「キタアカリ」・
「メークイン」・「ポロシリ」を栽培しています。
本当はジャガイモ自体を大きくするためには花を摘み取ります。学校では
授業で「科」の分類で使用するために少し残しています。
ジャガイモと同じ「科」はトマトやナスです。色は違いますが
花の形は同じです。
皆さん、いい笑顔です。たくさん収穫することができました。
人と自然科 ブドウ栽培 ジベレリン処理を行いました
人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、2年生の果樹と緑の授業でベリーA、3年生果樹と緑で高級ブドウのピオーネを、そして「総合実習」の授業を中心に全学年でマスカット・オブ・アレキサンドリアの栽培技術を学んでいます。
4月の芽かき作業から栽培はスタート、生徒は毎週ブドウ畑に足を運び技術を習得しています。
そして5月に入るとブドウは一気に成長し、様々な管理作業に追われています。たとえば上に伸び、屋根に突き当たろうとしている枝を折らないように、ねじりながら下に向ける「捻枝」、テープナーという道具を使って針金にとめていく「誘引」作業や1本の枝に2つ~3つついている花穂(つぼみの塊)を1つにしぼる「摘穂」、房の形を整える「整房」などなど、毎回実習は充実していますね。
そして5月下旬に入り、いよいよジベレリン処理を学びました。ジベレリンは植物ホルモンの一種。主に無核化(種なしにすること)を目的に行い栽培期間中2回実施します。
まずは2年生によるベリーAのジベレリン処理です。
ベリーAの場合、ジベレリンの濃度は100ppm。実施時期は開花前約2週間です。判断方法の一つとして、蕾の幅が約1.8mmを超えてきたた頃。タイミングを逃すと果実にに種が残ってしまうため、中間考査終了後、短時間残って実習を行いました。カップに入れ、花穂(つぼみの状態の房)を一つ一つ丁寧に液に浸していきます。
しっかり処理できましたね。2回目は開花後訳15日後が適期です。しっかり取り組みましょう。
その一週間後・・・今度は3年生の生徒ピオーネのジベレリン処理を行いました。
ピオーネの1回目の処理適期は満開から約5日後。濃度は12.5ppmです。さすが3年生。昨年ベリーAの栽培を学んだだけあって、慣れた手つきです。
ちなみにピオーネの2回目ジベレリン処理時期は1回目の10~15 日後です。
3年生がジベレリン処理を行った翌日には、2年生総合実習で、着粒促進のためにマスカット・オブ・アレキサンドリア のフルメット処理も行いました。
これからブドウ栽培は最大の難関「摘粒」(粒を一粒一粒落として房の形を整える作業)へと移っていきます。ブドウを待っている皆様(有馬高校の生徒・保護者限定販売です)のために頑張りましょう。
3学年 就職・進学 面接講座
5月27日(月)山口学園ECC国際外国語専門学校より講師の高橋先生をお招きして、面接講座を開催しました。
就職・公務員希望の生徒は勿論、早期に総合型選抜等で面接指導が必要な生徒も参加して、第一印象の大切さや挨拶・お辞儀など、ロールプレイングをしながら学ぶことができました。
アシスタント3名がとても良い見本を示してくれたおかげで、参加者はイメージを掴みやすかったのではないでしょうか。進路実現に向けて、面接で良い印象を残せるように頑張っていきましょう!
ARIMA 探究Ⅰ 「キーワード発表会」
27日(月)の5,6限に行われた2年生の「ARIMA探究Ⅰ」では、探究活動の第一歩として、キーワード発表会とキーワードマッピングを行いました。
5限目に行われたキーワード発表会では、クラスを3つのグループに分け、その中で各自が現在興味・関心を持っている事柄とその理由についてそれぞれ説明しました。また、その説明を聞いたグループのメンバーは、質問したり意見を述べたりするなど、活発に交流していました。
6限はその続きとしてキーワードマッピングを行いました。思いついたキーワードに関連する語句をどんどん書き出し、イメージを膨らませました。今後の探究が楽しみです。
人と自然科 令和6年度農業クラブ前期総会を開催しました
中間考査が無事終了し、先日有馬高校では前期生徒総会が開催されました。
生徒総会に続き、5月24日金曜日には講義棟に 人と自然科の1年生から3年生の生徒全員が集まり、令和6年度農業クラブ前期総会が開催されました。
人と自然科のように、全国の農業に関連する学科で学ぶ生徒は全員『生徒会』に加えて『農業クラブ』という組織に所属しています。(そのため生徒総会と農業クラブ総会の両方に出席します。)農業クラブが生徒会と異なるのは、農業や環境などに関する知識や技術を習得する日頃の授業や実習も農業クラブ活動であり、習得した知識や技術を活かした地域貢献活動も農業クラブ活動です。
直近の地域貢献活動 でんスポアドベンチャーフェスタ出店に関する記事はこちら
また全国の農業高校生と交流したり、農業について学んだことを全国約9万人の農業高校生と競い合う各種競技会に挑戦したりするのも農業クラブ活動の特徴です。
先日全国の農業高校生とフラワーアレンジメント技術を競い合った第19回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストに関する記事はこちら
昨年全国の農業高校生と競い合った農業クラブ全国大会熊本大会に関する記事はこちら
総会の進行はもちろん農業クラブ本部役員の生徒が全て行います。そして今年度初めてBYOD端末(一人一台端末)のタブレットコンピュータに総会資料を配信しペーパーレスで行うことにしました。
前期副会長による開会の言葉の後、まずは人と自然科のリーダーである前期会長より挨拶です。『競技会や郊外活動などで活躍された、昨年卒業された先輩方に負けないように人と自然科の生徒が一丸となって頑張りましょう』とクラブ員一人一人を鼓舞する素晴らしい挨拶でした。
そして議長が選出された後、総会に入ります。執行部事業から令和5年度事業報告と令和6年度事業計画案
執行部会計から令和5年度会計決算報告と令和6年度会計予算案、さらには監査委員から会計監査報告があり、異議もなく承認されました。
議長解任後は昨年度の活動成績報告。昨年度は前文で紹介した農業クラブ全国大会やフラワーアレンジメントに加え、全国産業教育フェアフラワーアレンジメントコンテストでも銅賞に入賞するなど様々なコンテストで優秀な成績を収めることができたことが報告され、『今年度も先輩に負けない活躍ができるように頑張りましょう。』と言葉がありました。
第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 銅賞受賞に関する記事はこちら
県庁緑化活動に対し教育長より感謝状をいただきました に関する記事はこちら
農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒がゆずりは賞(教育長表彰)受賞 に関する記事はこちら
農業クラブフラワーアレンジメント班 さんだチャレンジャーズアワードを受賞 に関する記事はこちら
次は令和6年度前期有馬高校農業クラブ執行役員の紹介です。2.3年生を中心とした11名の執行部役員に加え、新たに7名の1年生を加えた27名の執行委員が紹介されました。このメンバーが人と自然科の核となり、農業祭などの行事やオープンハイスクールの運営、農業を通したボランティア活動など、人と自然科を盛り上げてくれます。役員のみなさんよろしくお願いします。
最後はもちろんFFJの歌斉唱です。FFJの歌は全国の農業高校生が県大会や全国大会、農業高校生が集う会議や交流会で必ず斉唱する歌です。
(日本学校農業クラブ連盟HP内に、FFJの歌が聞けるリンクがあります)
農業クラブ本部役員の生徒の大声に多くの生徒が応え、会場は大合唱でした。人と自然科生徒の勢いを感じました。
閉会のことばで前期総会も無事終了。
農業クラブ活動はいよいよ本格的にスタートします。6月には兵庫県下11校の農業高校生が集まるイベント『リーダー講習会』そして7月には農業高校生の甲子園、インターハイとも呼ばれる『各種競技会』の予選会である県大会です。人と自然科のみなさん、日々の農業学習を楽しみながら全国制覇を目指し、頑張りましょう。
人と自然科 令和6年度 第1回農業法人仕事説明会に参加しました
5月23日(木)加古川総合文化センターにて、農業法人仕事説明会が開催され、将来農業関係の仕事に就く可能性がある、人と自然科の生徒6名が参加しました。
ひょうご農林機構(ひょうご就農支援センター)が主催で開催されているこの事業は、県内の農業高校、農業大学校に所属している生徒を対象に毎年2回開催されます。近年増えている農業法人と農業を学んでいるが、家が農業をしていない生徒をマッチングさせることを目的に6年前から実施されています。今回は県下の農業法人17社の経営者、そして社員の方がブースを設け、生徒・学生は県内8校から74名の生徒・学生が参加しました。
人と自然科生徒の近年の進路状況を見てみると、128年の歴史を持つ有馬高校において、多くの先輩方とのつながりを活かた幅広い企業への就職はもちろん、農業系の4年制農学系大学や農業大学校などへ多数の生徒が進学し、大学、農業大学校卒業後に就農する生徒が毎年のように出てきています。
(参考)今年3月に卒業した人と自然科進路実績はこちら.pdf
今回参加した6人の生徒は、国公立大学・私立大学農学部や農業大学校に進学した後に就農、もしくは農業関連産業を希望する2年生です。開会式の後早速ブースを回ります。
この日出展いただいた農業法人は、有馬高校の通学域でもある神戸市だけでなく、たつの市や上郡町、新温泉町や淡路市など県内全域から、そして、野菜・畜産・水稲など多様な経営体の法人のからの参加がありました。スライドや資料、動画などを準備いただき、分かりやすく説明していただきました。
本校から参加した6人は、一人6社~7社の農業法人ブースを訪れ、経営内容やこだわり、勤務体系、休日などの話を熱心に聞き、メモを取っていました。そして時には農業に対する自分たちの考えも経営者の方に伝えていました。
そして会場を見回っていると見覚えのある学生が・・・1年前に人と自然科を卒業し、現在県立農業大学校2年生として農業を学んでいる先輩でした。すでに就職活動がスタートし、関連産業への就職か農業法人への就農か迷っている中での参加なのだそうです。農業大学校でも様々なことにチャレンジし、毎日充実されているとのこと。とてもうれしいです。活躍している先輩の姿に励まされますね。
3時間の説明会はあっという間に終了。終了後のアンケートを覗いてみると、「熱い思いを持っている経営者の方が多く、農業に対するプライドを感じた」「進路選択を考えるきっかけになった」・・・などなど充実した時間となったです。
次回の開催は12月です。このような機会をいただきましたひょうご農林機構のみなさま、本当にありがとうございました。
人と自然科 農業クラブ農業鑑定競技会校内予選会実施しました
5日間にわたる1学期中間考査がついに終わりました。生徒の皆さん手ごたえはいかがですか?これからは有高祭(文化祭)にむけ、忙しくなりますね。
さて1学期中間考査中、人と自然科では農業クラブ農業鑑定競技会の校内予選会が密かに開催されていました。
人と自然科の生徒も含め、全国の高校で農業を主に学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会で、別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、8万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。
昨年度の農業高校の甲子園 農業クラブ全国大会熊本大会に出場 に関する記事はこちら
そして各種競技の中で有馬高校が得意としているのが「農業鑑定競技会」です。農業鑑定競技会は、実習や座学など、農業に関する学習で得た知識を活かし、鑑定・判定を通して問題を解いていく競技です。出題数は40問で、農業に関わる生物やその病気、種子、肥料、機械機具、・・・等々を20秒または40秒というわずかな時間で鑑定・判定します。
この農業鑑定を人と自然科では、科目「総合実習」の考査として実施しており、特に1学期中間考査は7月の県大会出場をかけた校内予選会として実施しました。学年関係なくガチンコ勝負。今年から新設された野菜・草花・果樹の3つの部門の代表権を争います。
昨年の県大会 第71回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 前編(競技会当日)に関する記事はこちら
このように机の上に植物や工具、病気や害虫の写真が並べられ、生徒は観察しながら問題を解いています。
せっかくなので今回校内予選会(1学期中間考査)で出題された問題をいくつか紹介します。
この花をもつ果実の名称を答えなさい。
このうち、パイプレンチはどれですか?記号で答えなさい。
このうち短日植物はどれですか?記号で答えなさい。
このような問題が40問続き、正答率で競います。ちなみに昨年は、人と自然科の生徒が県大会で最優秀賞(1位)と優秀賞(2位)を受賞し全国大会に出場。全国大会においても優秀賞を受賞することができました。
昨年の県大会 第71回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 後編(大会式典)に関する記事はこちら
今回有馬高校の代表に選ばれる皆さん。先輩の活躍に続き、今年も全国大会に出場できるように、そして日本一を目指し頑張って準備していきましょう。
前期生徒総会・表彰伝達
中間考査が終了し、ほっとした表情で全校生徒が体育館に集い、前期生徒総会が行われました。
生徒会が主体的に総会を進行し、滞りなく終了しました。
活動報告や予算案、各委員会の活動計画を発表した皆さん、お疲れ様でした。そして、総会に参加した全校生徒の皆さんは生徒会運営を承認しましたので、それぞれができることをし、協力して学校生活を盛り立てていきましょう!
続いて、表彰伝達式が行われました。各方面で成果を上げた皆さんへ、教頭先生から表彰状が手渡され、誇らしげな姿が見られました。
栄光を手にした時の気持ちや景色を忘れず、これからの日々も積み重ねていってください。
そして、有高祭に向けての準備をしつつ、全校生が生き生きとした姿が見られることを願います。
人と自然科 第19回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて銀賞・銅賞・奨励賞受賞しました
先日第19回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストの結果が発表され、人と自然科フラワーアレンジメント班で技術を磨いている生徒が、銀賞・銅賞・奨励賞受賞しました。
まずは人と自然科のフラワーアレンジメントに関する取り組みについて少し紹介します。人と自然科では2、3年生の選択科目で学校設定科目「フローラルアート」を設定しており、授業でフラワーアレンジメントに関する知識や技術を習得することができます。
そしてさらに高度な技術を習得したい生徒は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属し、放課後や休日も練習を行い、国家資格であるフラワー装飾技能士の資格取得や全国大会への挑戦に向けた練習を行っています。
国家資格フラワー装飾技能士に挑戦しています・・に関する記事はこちら
もうひとつの全国大会 第22回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 銅賞受賞に関する記事はこちら
そして今回フラワーアレンジメント班の生徒が出場した第19回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストはフラワーデザインの甲子園ともいえるイベントで、全国の高校でフラワーアレンジメントを学ぶ生徒が日本一を目指し挑戦する大会です。今回はフラワーアレンジメント班に所属している生徒が挑戦。大会に向けて、特別非常勤講師のフローリストの先生にアドバイスいただきながら自分たちでデザインを考え、花台も自分の手で制作。2ヶ月以上かけて完成させました。
今回の大会テーマは「サステナビリティ」です。テーマに沿って作品の随所に工夫を凝らしていますね。出場した選手の作品と作品コンセプトはこちらです。
S.Aさん タイトル:四季の”Re”サイクル (NFD銀賞)
シュレッダーした落ち葉を糧にして、失われつつある日本の四季がこれからもめぐり続けてほしいという願いを込めました
I.Yさん タイトル:循環 (NFD銅賞)
色とりどりの植物が重なり合って、繰り返し生命が巡り自然が循環する様子を表現しました
I.Kさん タイトル:果てしない可能性 (奨励賞)
私たち高校生からあふれ出す個性的なアイデアが世界中で実行され、持続可能な社会が実演されている様子を表現しました
S.Hさん タイトル:想望
感情が複雑に絡み合う世界。多様性を互いに認め合い平和な時代をともに築いていくという想いを作品に込めました
どの作品も個性的で素晴らしい作品ですね。入賞したみなさんおめでとうございます。
ちなみに先日人と自然科に入学した1年生も3人の生徒がフラワーアレンジメント班に入部したとのことです。先輩の活躍に負けないように練習頑張りましょう。
人と自然科「クラインガルテン」②~スイートコーン、サツマイモ定植
クラインガルテンも2回目、今回は前回、定植したトマトとナスの支柱立て、スイートコーンと
サツマイモの定植を行いました。
今回より生徒がホワイトボードを使用して説明を行いました。今回のテーマは「なぜ支柱をするのか?」です。初めての説明、緊張していました・・・。
説明後、実習開始です。特にトマトでは花の向きを見て支柱を立てるのがポイントです。
支柱立てが終わると、次はスイートコーンの定植です。ここでも、植え方を生徒が説明しました。段々と慣れてきましたね。
スイートコーンは受粉しやすいように「並木植え」という方法で行います。この作目は担当区域ではなく全員で協力して約100本の植え付けを行いました。
最後にサツマイモの植え付けです。今回は活着しやすく、多くのイモが取ることができる
「斜め植え」で行います。ここでも全員で協力して行いました。秋のイモ掘り、楽しみですね。
今日は盛りだくさんの内容でした。皆さんお疲れさまでした。
人と自然科 地域自然保護 現地フィールドワークその2 里山管理を体験する
人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。
前回は実際に有馬富士公園で夢プログラムを実施されている地域の先輩方からプログラムを体験させていただいており、里山を存分に楽しむプログラムを体験しました。
前回のフィールドワーク 『ありまふじ里守の会』里山を存分に楽しむ に関する記事はこちら
そして5月14日(火)、現地フィールドワーク2回目として、有馬富士公園で里山管理活動を継続的に行い、さらにはシイタケ菌打ち体験やキノコ観察会などの体験活動を来園者に提供されている『緑の環境クラブ』の方々から夢プログラムを体験しました。まずは体験の1週間前、グループの代表の方に来校いただき事前学習を行いました。
里山と人間との密接な関係や多様な生態系、そして常緑樹を中心に間伐するなど、里山管理の方法について学んだ後、安全に里山管理柄を行うための注意点について詳しく説明いただきました。特に今回は太い樹木を伐木するということで、鋸刃の入れ方やロープのかけ方など、専門的な技術をスライドを見ながら学びました。
そして一週間が過ぎ、有馬富士公園へ。天候は快晴です。
ヘルメットと剪定ばさみ・のこぎりを装着し、自己紹介です。今回は緑の環境クラブより10名の方にお世話になります。お忙しい中本当にありがとうございました。そして安全に実習を行うための最終確認。マダニなどから守るために肌の露出を避けること、ハチやマムシが出たときは安易に近づかず周囲に知らせることなど、けがをしないための大切な心構えを再確認しました。
3班に分かれ、いよいよ実習地へ向かいます。
ラジオ体操、そしてマダニ対策の虫よけスプレーをしっかり吹き付けた後、里山に入ります。
入る直前には、触るとかぶれる可能性のあるウルシ類の植物も教えていただきました。
まずは全員で下草刈り体験です。このように地表部を覆うネザサをノコギリや剪定ばさみで刈っていきます。
『バイオネスト』という分解を促進させるためのスペースに集めていきました。さっぱりして風通しが良くなりましたね。
次は間伐体験です。混み合った里山を明るくしていきます。一週間前の事前学習で教えてもらった内容を思い出しながら、ロープと滑車をかけていきます。
今回はソヨゴやヒサカキなどの常緑樹をノコで伐採しました。太い樹木は下の写真のように受口を作り、ロープを引っ張り、意図した方向へ倒していきました。
そして間伐した樹木置き場を作るために丸太を削って杭を作り、枝を使って支え、安全に杭を打ちバイオネストを作りました。
伐採した木は腐食し土に還りやすくするために小さく切断し、お手製のバイオネストに積んでいきました。
木を1本間伐しただけで、上空から光がさしてきました。里山の中に光が入ると、地表面に新しい植物が芽吹き始め、多様な生態系が生まれます。
約2時間のプログラムはあっという間に終了。最後に道具の手入れをしっかり行います。これも大切なプログラムです。
最後に大ホールに戻って振り返りです。この日見つけた樹木の名前を復習し、
1人ずつ本日のプログラムで気づいたことを発表しました。『木を1本切るだけで様々な技術が必要だということを学んだ』『里山管理の方法について学ぶことができた』『次回機会があれば、もっと太い木を間伐してみたい』など前向きな意見ばかりで、生徒にとって忘れられない経験となったようです。
緑の環境クラブの皆さん、すばらしい夢プログラムをありがとうございました。
この日あまりにも天気が良かったので、最後に公園のシンボルツリーの前で集合写真を撮りました。
次回の現地研修は元キッピーフレンズの方から、公園の植物を活用した夢プログラムを体験する予定です。
人と自然科 ひとはく連携セミナー1回目 兵庫県のlいろいろな生き物について学ぶ
人と自然科には身近な環境保全方法を学ぶ「ナチュラルキープ」やフラワーアレンジメント技術を専門的に学ぶ「フローラルアート」など、人と自然科でしか学べない授業「学校設定科目」がたくさんあります。
そして1年生の生徒が全員学ぶ学校設定科目が「人と自然」。今年も「人と自然」の授業で、ひとはく連携セミナーがスタートしました。有馬高校人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から、各分野のユニークかつ専門的な講義を直接受講することができます。有馬高校から徒歩で約15分。みんなで元気よく歩いていきます。天気にも恵まれてよかったですね。
さて、第1回目の講義はセミナーは「兵庫県のいろいろな生物」をテーマに、毎年お世話になっている鈴木武研究員から講義をいただきました。鈴木先生は植物研究の第一人者ですが、植物以外にも昆虫やは虫類など幅広く研究されています。
まずは「種分化」について学びました。大陸移動や砂漠・氷河の形成などが障壁となって複数の集団にれること分断されることを地理的隔離といい、また個体群の中で生殖が行われないこと、もしくは同じ場所に生息していても互いの間で交雑が起きないことを「生殖的隔離」といいます。このような様々な隔離によって「種」というのができあがっていくのだそうです。
次に種分化の一例として、鈴木先生が研究の第一人者であるタンポポについて説明していただきました。タンポポにはカンサイタンポポやセイヨウタンポポ、カントウタンポポ、シロバナタンポポなど多様な種類があり、花弁の色はもちろん、特に外片の細かな形の違いで見分けるのだそうです。ちなみに近年はカンサイタンポポとセイヨウタンポポの雑種も増えているそうです。
そして鈴木先生のコレクションも実際に見せていただきました。ヘラクレスオオカブトや蛇のレプリカ、イモリやハツカネズミ・・・それぞれの生き物の触り方や特徴など実際に触れて学ぶことができました。
ちなみに生き物には特徴から名前がついているものが多くあるようで、例えば今回見せていただいた生き物では、イモリは井戸や池を守る「井守」、ヤモリは家を守る「家守」、コウモリは河を守る「河守」という意味が込められているとのことでした。
とても興味深く学べたようであっという間に90分すぎてしまいました。鈴木先生本当にありがとうございました。はじめてのひとはくセミナーということで、集合写真を撮りました。
今年入学した1年生は、農業や環境に特に興味があり、普段の農業に関する実習も意欲的です。そして人と自然科ではこのようなユニークな経験、体験を積み重ね、3年後の進路実現につなげていきます。
次回のひとはくセミナーは太田 英利研究員より『生物の種について』というテーマで、「種」についてさらい知識を深めていきます。頑張りましょうね。
【福祉】3年生 生活支援技術-車いす介助(校外)-
2024年5月14日(火)8:45~10:35
学校から三田駅まで車いすで出かけてきました。前日までの雨が心配でしたが、とても良い天気。暑いくらいでした。校内で習得した技術を、まちへ出ての実践です。
道中の坂道の移動はきちんとできています。校内ではできない、横断歩道を渡りました。信号のタイミングが早いところもあったり、信号のないところもありました。止まってくれた運転手さん、ありがとうございました。
また道路が傾いていたりして真っすぐに進めなかったり、ちょっとした段差に前輪がとられたりしてしまうこともありました。
学校から約15分ほどで三田駅前に到着しました。
エレベーターも学校では実践しにくいことの一つです。介助するときは、先の乗るは介助者?それとも車いすに乗っている人?そんなことを考えました。すれ違う人に「勉強頑張ってね」と声をかけてもらいました。
外出するには目的があります。その目的の一つ、買い物も実践しました。お釣りを取りやすいように前に出してくれたり、車いすに配慮した席(他の机と高さが少し違った)の説明をしてくれたりと店員さんの配慮がうれしかったです。
今日体験して感じたことを、マップにして行きたいと思います。
さて、次はどこへ何をしに行きましょうか。みんなが過ごしやすいまちを考えていきたいですね。