美術科ニュース
5月24日 1年生校外学習
美術科1年生は兵庫県立美術館にいき、校外学習をおこないました。
学芸員の方から事前レクチャーを受けた後、2班に分かれて行動しました。
片方のグループが自由に作品を鑑賞している間に、もう片方のグループは、ある一つの作品について学芸員さんを中心として、互いに意見を出し合いながら鑑賞をしました。
立体作品を鑑賞したのですが、
男性に見える/女性に見える/顔の中心を境にして、右側は女性、左側は男性にみえる…
陰影でたくさんの色があるように見える/もしかして照明の当たり方によって表情、見え方が変わる?…
など、本当に多様な意見がでてきました。
まとめでは
・作品を鑑賞するときは、まず自分で考えてみることが大事、そのあとほかの人と意見交換をすると見え方が広がる。
・想像力を働かせて作品をみる面白さもあるし、キャプション(作品名や作者、制作年、サイズ、材料等が記載されているプレート)を見ることで知識を得るからこそ見える面白さもある。
など、学芸員さんから作品鑑賞のたのしさについてお話がありました。
一つ一つの作品をじっくりをみたせいで、すべての作品を見ることができなかった生徒もいたようです。
今回みたのは常設展です。見れなかった作品がある人は、ぜひ改めて美術館へ見に行きましょう!
5月24日(金)実技テスト(素描)
実技テストを行いました。
美術科の3年生は定期考査の度に実技テストに取り組みます。今回は素描のテストです。
進路や専攻に応じて石膏(木炭デッサン、鉛筆デッサン)、固定モチーフ(木炭デッサン、鉛筆デッサン)、個別モチーフ(鉛筆デッサン)を選択して受験します。
今回の出題は
石膏デッサン:マルス像(半身)
固定モチーフ:瓶ケース、コーラ瓶、鏡、ロープ、リンゴ
個別モチーフ:霧吹き、四角い箱(のようなもの)、テニスボール2個、ロープ
でした。
テストは午前、午後合わせて6時間。1日集中して一枚の作品を描き上げます。
3年生の皆さん、手応えはどうでしたか?
この経験をもとに、受験に向け、卒業制作に向けてしっかり力を伸ばしていきましょう。
5月16日(木) 3年素描授業風景
木炭デッサンチームは人物デッサンが完成し、講評を行いました。
その後、新課題の石膏像は「ラオコーン」像です。
5月16日(木) 専門3授業風景
日本画
人によって進展は違いますが・・・作品制作に入った人もいます。水干絵具でカラフルな下地を作っています。その上に方解末という岩絵の具を重ねて塗っているので光を当てると表面がキラキラ光ります。草稿(大下絵)を下地の上に転写して、胡粉(白い絵の具)でなぞっています。
クラフト
紙の折り跡による光の透け具合の様子を研究しています。折っては広げ、光に透かして確認します。
5月13日(月)専門3授業風景
日本画
スケッチから草稿(大下絵)をおこしています。少しずつ作品のイメージをつかみながら制作を進めているようです。色がつくとどんな作品になるのでしょうか。
油彩画
構想画の制作中です。自分で作り上げた世界を油絵具の表情を生かして描き上げることが目標です。どんな作品ができるかな。完成を楽しみにしています。
彫刻
モデル実習tが続いています。今日が制作日程の折り返し地点。結構人物の形ができてきました。ここからどんどん作りこんでいきます。制作の佳境です。
ビジュアルデザイン
ビンと布巾がモチーフの色彩構成が完成しました。本日は講評会を行った後、新しい課題の制作を始めました。新しい課題は「絵具のパッケージデザイン」です。かっこいいのを作ってください!
クラフト
本日も技法の研究です。丸い木の棒が曲がっています!棒を蒸して、4/22のブログで写真を掲載していた三日月形の木型で押し曲げて固定し乾かしたとのことです。木ってこんなに曲がるんですね。