2023年3月の記事一覧

令和4年度 スマホ講演会

 3月20日(月)1限、1年生を対象に、スマホ講演会を実施しました。KDDIスマホ・ケータイ安全教室よりDVDをお借りして視聴しました。非常によくできたアニメ動画3本が中心で、「いじめ問題」・「ゲーム障害」・「パパ活」についてのものでした。どれもちょっとした行き違いやちょっとくらいという安易な気持ちから、大きな取り返しのつかないような問題になってしまう状況に描かれていました。アニメの後には、実例の事件まで何件も挙げられており、実際に日本各地で頻発していることであると実感できました。

 「ゲーム(スマホ)障害」については、WHO(世界保健機関)が2019年に新しい病気として認定されました。「ゲーム(スマホ)障害」の人数は年々増加しており、研究によると、この病気に苦しむ人は世界で100人に3人くらいの割合でいると想定されています。まとめで生徒指導部長が話されていたように、学年に置き換えると6人いてもおかしくない状況であるということです。

 生徒にとってスマホは、最も身近で大切なアイテムかもしれませんが、大変危険な部分がひそんでいるということをしっかり理解できたと思います。簡単に発信できるSNS等でデジタルタトゥーとならないように気をつけることを心に刻み、自分自身ではわかっているけど、改めて考えさせられた講演会でした。

KDDIスマホ・ケータイ安全教室の
上級者編を視聴しました

最後に指導部長のまとめと諸注意

合格者発表

 2月20日(月)に自然科学コース推薦入試の合格者発表があり、3月17日(金)には複数志願選抜学力検査の合格者発表がありました。

 合格者の受検番号が掲示されると、それまでの静寂とはうって変わって歓声があがりました。合格された皆さん、おめでとうございます!本校の第47回生として充実した高校生活を送られることを期待します。

 
自然科学コース合格者発表の様子

 

 
複数志願選抜合格者発表の様子

さわやか挨拶運動

 3月8日(水)、春の訪れが感じる中、今年度最後の「さわやか挨拶運動」が行われました。生徒会(45回生)と1年5組が共に、相生駅北側・南側ロータリーに分かれて実施しました。

 今年度もコロナ禍の中、全員が全てマスクをつけて実施しました。コロナは大幅に減少していますが、感染対策を施しながら、来年度も頑張って続けていきます。

 いつも通り、朝早く来た者から周辺のゴミ拾いを行い、タバコの吸い殻等を丁寧に拾い集めることができました。また今回は、地域づくり活動応援事業の予算で「旗本浅野家若狭野陣屋」の紹介と唯一残る建造物「札座(ふだざ)」保存協力を呼び掛けるクリアファイルを作製しましたので、出勤・登校中の皆さんに配布しました。一部の方は、立ち止まって熱心に見てくださっていたので嬉しかったです。

 生徒会と1年5組のさわやかな挨拶の声が響きわたる、「さわやか挨拶運動」でした。

駅北側と駅北出口には、生徒会の挨拶運動とクリアファイルの配布を行いました。
相生駅でのクリアファイル配布。 駅南では1年5組が頑張りました。

令和4年度 薬物乱用防止講演会

 

 3月7日(火)4限、姫路南少年サポートセンターから3人の講師を招いて、薬物乱用防止講演会を実施しました。

 最初に、西岡所長のご挨拶から、経験豊富な齊藤補導職員の講演がありました。覚醒剤・大麻・コカイン等様々な薬物の隠語(別の呼び名)から薬の効果や副作用の話、そして様々な薬物に関する日本の法律の話まで、実例も含めて多くの有益な話を聞くことができました。

 後半は、薬物依存に堕ちていくどこにでもいる高校生が、自分自身だけではなく家族をも崩壊させていく、ドキュメンタリー風に編集された実話に基づいた生々しい映像のビデオでした。「たったの1回」が絶対ダメなことなんだと理解することができました。1年生代表謝辞の中にもありましたが、薬物に絶対手を出してはいけないという考えを一層強く形成することができた講演会でした。

 

前半の講演会 生徒代表による謝辞

令和4年度地域づくり活動実践交流会

 3月5日(日)、県立先端科学技術支援センターで「地域づくり活動実践交流会」が開催され、相高生徒会の代表3名は「ポスターセッション」に参加し発表しました。

 相高では、西播磨県民局主催の「地域づくり活動」において、「相高地域貢献・魅力発信事業」という名称で、毎月のさわやか挨拶運動・学期毎の通学路清掃・歴史巡検等を実施しています。25分のポスターセッションということで、今年度は歴史巡検の内容を絞って、ふるさと相生の歴史遺産である「旗本浅野家若狭野陣屋」について発表しました。若狭野陣屋に唯一残る建造物が「札座(ふだざ・さつざ)」です。「札座」とは、藩札の発行をつかさどった役所のことで、1822年の業務開始から、明治政府の藩札回収(1879)まで業務を行いました。その後、民家に転用され、庵寺(あんでら)そして村の集会所となりましたが、老朽化による雨漏り等で空き家となって現在に至っています。この「札座」の建物も、歴史的価値を認め られることなく、また文化財として登録されることもなく、静かに姿を消そうとしています。このような危機的状況を憂えた郷土史家である松本恵司先生(毎年相高歴史巡検の講師としてお世話になっています)が、「札座保存プロジェクト」を立ち上げ、私たちもそれに共鳴し、「若狭野陣屋清掃ボランティア」を行い、また若狭野陣屋を紹介するクリアファイルを作成して、今回の発表を行いました。

 14団体が一堂に会しての「ポスターセッション」でしたが、臆することなく立派に発表することができました。

臆することなく大きな声で発表中! 皆さんにしっかりとアピールできました。

 

 

今年作製したクリアファイルです。

相高事務室前にも置いてますので、ご自由に持ち帰ってください。
3月8日(水)と4月28日(金)のさわやか挨拶運動でも配布予定です。
相生駅前北ロータリー(7時10~40分頃の予定)