【生物班】サギソウ保全地で植生調査

7月27日に地元自治会と龍野高校で保全活動を行っていいるサギソウ群落保全地で植生調査を行いました。

今回の植生調査の目的は、カモノハシやススキなど大型草本を駆除した場合、サギソウやモウセンゴケ、ミミカキグサ類など小型草本がどれくらい生育可能になるのか調べることです。

調査の結果、カモノハシが優占的に生育すると日照条件が悪化するだけでなく、土壌が乾燥化しやすいようです。このことも遷移が進行する要因だと思いました。

これからのサギソウ開花期にそなえて、見学者のために湿地に向かう通路のササなどの刈り取りもおこないました。

 

 植生の構成種を覚える

 カモノハシ群落

 未処理区 大型草本が優占種となる

 処理区 イヌノハナヒゲ類が優占する

 食虫植物 ホザキノミミカキグサ

トウカイコモウセンゴケとミミカキグサ

 

 除草前

 

 除草後