太子町総合公園柳池で生物調査に参加

 3月19日、太子町総合公園柳池の清掃活動・生物調査に自然科学部5名と課題研究生物多様性班2名が参加しました。

 清掃活動・生物調査に先立って、前姫路市立手柄山温室植物園園長の松本修二氏による講演会がありました。「植物を守るには」というテーマで話していただきました。手柄山温室植物園の地域の希少植物の保全活動の様子や、生物多様性、絶滅危惧植物、特定外来種・要注意外来種についての解説や、生息域内保全・生息域外保全を行う場合の注意点についても説明がありました。

 龍野高校での地域の生物多様性の保全活動「生物多様性龍高プラン」に関連した、大変参考になる内容でした。

 講演会の後、まずは柳池周辺や池の中のごみを集めました。自然科学部の生徒も胸の高さまである長靴(胴長)を着用して、ため池内のビニール袋などのゴミを回収しました。

 清掃活動のあと、たも網を使って生き物調査をしました。前日までの雨のため、昨年よりも水位が高くコイなど魚は見えてはいるのですが捕獲できませんでした。しかし、メダカやアメリカザリガニ、ミナミヌマエビなどを採集し、みんなの採集品を持ちよって、松本さんたちに解説をしていただきました。

 新入生の皆さんも、生き物や野外活動に関心のある人は、一緒に活動しませんか。

講演会「植物を守る」

講演会 「植物を守るには」

      松本修二氏(手柄山温室植物園) 

清掃活動

生物調査 (後方は龍野高校生物多様性野外実験場)

採集品の解説

 

講演会のグラフィックレコード 

制作 NPO法人アンビシャスコーポレーション

講演会のグラフィックレコード 

 制作 NPO法人アンビシャスコーポレーション