課題研究(2年)
(課題研究2年) 福島整先生からアドバイスをいただきました
5月10日(水),令和5年度第三回目の課題研究を実施しました。今回は本校で長年探究のアドバイザーとして携わってくださる福島整先生をお招きし,各班の課題の進捗状況をみて,様々な科学的視点でのアドバイスをいただきました。
化学班では二つ以上の物質を混合して得られる冷却材「寒剤」について興味を持ったことから,「寒剤」の冷却の仕組み等を調べる上で必要な情報を福島整先生から指導・ご助言をうけ,今後の研究の参考となりました。
また各班からも活発な質問も飛び出し,今後の課題研究の方向性にとても良い影響を与えていたと思います。
5月17日,24日も引き続き福島整先生からアドバイスをいただきます。
令和5年度の課題研究がスタート
本日より課題研究の本格的なスタートです。前回のオリエンテーションで学んだ「研究ノート」を活用して,各班に分かれて活動しています。初回の授業は,まずテーマ決めを行いました。思考ツールであるマンダラートやくらげチャートを利用しながら,それぞれがインターネットで調べたことを基に,思考を深めています。随所で活発な議論も見られ,2時間の授業があっという間に過ぎていきました。次回以降も活発な議論から新たな発想が生み出されることを期待します。
課題研究(2年) 令和5年度オリエンテーションを行いました
4月12日(水)の5・6限に今年度の課題研究(2年)のオリエンテーションがありました。
5限は担当者の紹介を、6限は研究を進めるにあたって使用する実験ノートの使い方について確認しました。
いよいよ来週からはグループごとに分かれて、テーマ決めから行います。
【課題研究Ⅱ】課題研究Ⅱ発表会を行いました
2023(令和5)年2月4日(土)にたつの市青少年館ホールにて,『課題研究Ⅱ発表会』を実施しました。
本会は4月から始まった課題研究の集大成となる発表会です。これまでも,本校体育館でポスターでの中間発表会や,各班が学会等でポスター及び口頭発表を行ってきました。研究においても,中間発表からずいぶんと中身の濃い研究が進んできました。さらに,発表のスキルや質疑応答は場数を踏んで成長してきたので,それらの成果を発揮する機会となりました。また,生徒から多くの質問が出て,演者もそれにしっかりと答えていました。
コロナ禍ではありますが,本校SSH運営指導委員をはじめ多くの先生方や保護者,企業,学校関係者も来場していただきました。ありがとうございました。
【課題研究Ⅱ】サイエンスフェアin兵庫に参加
2023(令和5)年1月29日(日)に神戸大学統合研究拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス・甲南大学FIRSTを会場にして,第15回サイエンスフェアin兵庫が開催されました。兵庫「咲いテク(Science & Technology)」運営指導委員会が主催するフェアで,76回生(第2学年)課題研究Ⅱの8班が研究発表を,77回生(第1学年)が研修を行いました。
コロナ禍ということで,午前と午後の2部に分けての開催となりましたが,2年生は口頭発表3件及びポスター発表5件を行うことができました。今年度も対面での発表経験がなかなか得られない中でしたが,この機会を活かして堂々と発表することや積極的な質疑応答をすることができました。また,1年生も自分たちが行うミニ課題研究よりもレベルの高い発表を聞き、研究手法などさまざまなことに気づき考えるきっかけを得ることができました。
【課題研究Ⅱ】甲南大学リサーチフェスタ2022に参加
2022(令和4)年12月18日(日)に『甲南大学リサーチフェスタ2022』がZoomを用いたオンライン形式で開催されました。規模としては,全体で400件程の発表が行われました。本校からは12件の発表を行いました。
午前に「前発表」として発表練習を行い,午後は「本発表」として発表に対して審査が行われました。どちらの発表時間においても,一生懸命に研究内容を伝えようと試行錯誤していました。また,相手の発表もしっかりと見て「気づきノート」を作成していきました。さらに,質問も積極的に行い,有意義な発表会となりました。
Virtual Science Fairに参加しました
11月11日(金)、令和4年度 Virtual Science Fair(VSF)に課題研究2班と自然科学部物理班・化学班が研究発表を行いました。県内SSH指定校を中心に参加があり、発表・質疑応答・make friendsの時間に意見交換を活発に行い、他校の高校生や先生方に研究内容を説明し、指導助言をうけることができました。大変有意義な時間を過ごすことができました。
課題研究物理班は「水力発電の補助電力への利用」、課題研究化学班は「バイオプラスチックの実用化に向けて」、自然科学部物理班は「斜面を転がる物体の運動」、自然科学部化学班は「銅樹の生成条件と保存方法の検討」について発表しました。
高校生・私の科学研究発表会に参加
11月23日(水・祝)に神戸大学百年記念館(六甲ホール)で開催された、「高校生・私の科学研究発表会2022」に課題研究3班と自然科学部生物班が研究発表(口頭発表・ポスター発表)を行いました。主催する兵庫県生物学会の会員や神戸大学サイエンスショップの先生や学生、他校の高校生や先生方に研究内容を説明し、指導助言をうけることができました。
発表テーマは、「水力発電の補助電力への利用」課題研究物理班、「兵庫県花ノジギクの理科教育への活用」課題研究ノジギク班、「級数で定義された関数は元の関数の性質を満たすのか」課題研究数学班、「ペットボトルで簡単組織培養」自然科学部生物班 でした。
このような発表の機会を提供していただき、兵庫県生物学会のみなさん・神戸大学のサイエンスショップの先生方・運営をしていただいた学生のみなさん、ありがとうございました。
生徒にとって大変貴重で有意義な体験をすることができました。
課題研究 物理班
課題研究 ノジギク班
課題研究 数学班
口頭発表 数学班
口頭発表 自然科学部
オンライン参加者に質問
【課題研究Ⅱ】高大連携課題研究合同発表会at京都大学に参加しました
2022(令和4)年11月3日(木・祝)に『高大連携課題研究合同発表会at京都大学』が開催されました。この会は,高大連携のもと,自然科学分野において課題解決型の発展的な学習に取り組む生徒が京都大学に集い,研究発表を行う。さらに,第一線の研究者や大学院生・大学生からの助言・講評を得ることにより,学習意欲を喚起するとともに,思考力・判断力・表現力の向上を図ることを目的に行われました。
本校からは,『老化による身体の変化と食』というタイトルで発表を行いました。校内での発表会(中間発表会)は行ってはいたものの,初めての外部発表で緊張もありましたが,とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。京都大学の先生や学生さんたちをはじめとして,高校の先生や高校生同士でも活発な議論が展開されました。研究についても,新たな方向性を見つけることができました。早速,明日からの課題研究に活かしていきます。
【課題研究Ⅱ】課題研究Ⅱ中間発表会を実施しました
2022(令和4)年10月5日(水)の5・6限に本校体育館にて,『課題研究Ⅱ中間発表会』を行いました。
総合自然科学科の2年生が,4月に1班5名のチームをつくり,それぞれに研究テーマを設定することから始まった課題研究Ⅱの授業。昨年実施した,課題研究Ⅰのプログラム『ミニ課題研究』で学んだ手法を活かしながら,約半年間の研究成果をポスター形式で発表しました。聞き手には,3年生の先輩方と本校及び近隣の学校の先生方が参加され,活発な討議が行われました。ここでの経験を活かし,後半の研究を加速させて欲しいと思います。