研究内容

課題研究(2年)

(課題研究2年)授業の様子(11月8日)

8班はシカの糞と空き家の関係性だけでなく,様々なデータをもとにした安心・安全な町の研究をしています。
今日は,たつの消防署から頂いた日山地区の消火栓地図をもとに,フィールドワークを行って地図上に印をつけ,GISに取り込んでいきました。

消火栓のそばにあるホースがどれくらいの範囲をカバーしているかもデータで示すことができます。

2班は11月3日に行われた課題研究合同発表会でいただいた講評をもとに,「騒音」とそれに対する「制御音」をオシロスコープに取り込み,波形データをグラフ化していきます。

6班は,リラックスする音を探し,その波形をフーリエ変換することで共通項を見出す実験をしています。
写真は実際に様々な音を聞き,スマホのアプリでストレス指数(脈拍などから算出)を測定している様子です。

7班は前回のアドバイスにより,必要な道具を自作することからはじめました。写真は水蒸気蒸留を行うために,ガラス管をガスバーナーで温めて折り曲げ,2つのフラスコをつなぐ装置を作っているところです。

(課題研究2年)授業の様子(11月1日)

11月に入り,中間発表で頂いたアドバイスや反省をまとめ,次の実験計画を立てています。

また11月や12月には課題研究合同発表会(@京都大学)や高校生・私の科学研究発表会(@神戸大学),高等学校化学研究発表会(@大阪大学)などの郊外発表へと参加し,より多くの方々から講評をいただきます。

デジタルマイクロスコープを用いて,毛髪の表面を記録しています。
4班は生徒から毛髪をサンプリングし,強度や断面,表面のデータを集め,分析しています。

7班は蒸留でオレンジから精油を抽出する実験を行いました。
課題研究アドバイザーの福島先生から,実験方法の改善案や実験器具の作り方を教わり,
今回の反省を踏まえて次回に再実験します。

デジタルスターラーを用いて氷の攪拌を行っている様子です。
3班は氷の融解時間が回数を重ねるごとに長くなったことから,デジタルスターラー自体が冷えたと仮定し,
複数台のデジタルスターラーで再実験を行いました。

(課題研究2年)課題研究中間発表会振り返り デジタルマイクロスコープの使用

令和5年10月11日(水),9月末に行われた中間発表会の振り返りを,課題研究アドバイザーの福島整を交えて行いました。

またこの日は岡山県立津山高校からSSH先進校視察として,2名の先生方がご来校され,課題研究の様子を見学されました。

また「髪の毛と生活習慣の関係性を探る」研究を進める班では早速デジタルマイクロスコープを使用して,サンプルとして採取した髪の毛の表面を観察しました。

(課題研究2年)第1回班内討議を実施しました

令和5年9月28日(木)~10月2日(月)の3日間,前期の研究成果と課題研究中間発表会の振り返り行うために,班内討議を実施しました。この班内討議は,今までの研究を客観的に振り返ると同時に,発表の中で出た質問や意見に対して,今後の研究の深化を目的としています。生徒はあらかじめ班内討議シートを作成し,当日は司会者を中心にホワイトボードで議論を深めていきました。どの班も実験手法,データの取り方,サンプリングの数,フィールドワークなど前期までの研究成果から現状の課題を見出しました。

また担当教員との実験ノートを用いたヒアリングを年3回行うことで,課題研究の進捗状況について確認しました。

(課題研究2年)中間発表を実施しました

令和5年9月27日(水)5,6限の時間帯で,課題研究中間発表を体育館で実施しました。各班のタイトルは以下の通りです。

1班 チョークの折れる条件の研究~温度と湿度の関係性~
2班 快音化によるストレスの軽減~日々の生活を快適に~
3班 エタノールと氷の寒剤についての研究
4班 髪の毛と生活習慣の関係性を探る
5班 兵庫県産ヒシモドキを野生絶滅から守る
6班 リラックスする音を探そう
7班 天然素材の香水
8班 空き家と野生動物との関係性

4月から約半年の短い期間でしたが,それぞれの班に工夫がみられた発表でした。どの班も正確にデータを取ることへの難しさがあらわれていましたが,来校された方々からは考察を含め高評価をいただきました。

今回の中間発表を経て班内での討議を行い,今後の研究の方針を固めていければと思います。

(課題研究2年)夏季休業中の実践科学&卒業生からのアドバイス

令和5年8月28日(月),13:00~15:00の時間帯で夏季休業中に実践科学の授業を実施しました。

前回授業日であった7月から約1か月間,各班が計画を立てて研究に取り組んでいます。
今回は9月の中間発表に向けて実験のまとめ,考察,研究の要旨,ポスター作製などを進めていきました。

また昨年度に総合自然科学科を卒業した3名に来ていただき,研究に対するアドバイスや,
中間発表で作成するポスターの作り方などを教えていただきました。
卒業生からのアドバイスを参考に,9月の中間発表に向けて各班の取り組みに期待します。

課題研究(2年) 2年生が神戸工業試験場を訪問しました

8月8日(火)にチョークの折れ方に関する課題研究を進める班が神戸工業試験場研修を訪問し、強度測定の方法等の指導助言をいただきました。神戸工業試験場は部品等の強度を様々な方法で測定する会社であり、課題研究にも活用できる手法を学び、測定機器の見学もさせてもらいました。有意義な研修となり、生徒たちは帰りの電車内でも実験方法の見直しや、改善点等を議論していました。

課題研究(2年)物理班が立命館大学の西浦教授の研究室を訪問しました

6月1日(木),本校の創立記念日にあわせて,立命館大学情報理工学部音情報処理研究室を訪問し,西浦敬信教授からノイズキャンセリングに関する指導助言をいただきました。当日は専門的な実験の様子を見学させていただき,課題研究を進める上での実践的な指導を受けることができました。

(課題研究2年)立命館大学の西浦教授よりアドバイスをいただきました

5月24日(水),令和5年度第三回目の課題研究において,ノイズキャンセリングを研究のテーマにしている物理班が,立命館大学の西浦教授からオンラインでアドバイスをいただきました。ノイズキャンセリングに関する講義を2時間受け,6月1日の創立記念日に実際に研究室へ訪れて研究を行う予定です。

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