探究内容

探究Ⅰ

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう⑤~先行研究の調べ方について~

令和8年6月23日(火),先行研究の調べ方について演習を通して学びました。

最初は先行研究の意義について担当の教員から講義を受け,その後検索の仕方(AND検索,OR検索,NOT検索といった検索方法)を学んで実際に使ってみました。

最近はGoogleで検索を行うとAIが自動で回答をしてくれるようになり便利にはなりましたが,その反面,誤った回答をしていることもあるので注意が必要です。必ずWEBページを参照しソース元をたどるようにすることが大切です。(もちろんWEBページ自体が誤りを含んでいるものも多いのですが)。

最後はGoogle Scholarを使い論文を興味のあるテーマの論文を検索し,論文情報をまとめる実習を行いました。

 

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう④~どのリボンの滞空時間が長いか検証しよう2~

令和8年6月16日(火),前回リボンを使ったミニ探究で得られたデータをもとに,箱ひげ図を作成しました。

箱ひげ図は中学生でも学習する内容なので復習しながらグループで作成していきます。

出来上がった箱ひげ図とヒストグラムを見比べて,それぞれのグラフの長所や短所について話しあいました。

また今回は架空のバスケットボールの選手の得点を用いて「どのバスケットボール選手を獲得したい⁈」という話し合いも行いました。数字だけでは見えにくい要素をデータを箱ひげ図にグラフ化することで様々な議論ができました。

データをまとめたり分析したりすることは慣れるまで難しく感じますが,文系でも理系でも必要なスキルとなるので是非活用してくれることを期待しています。

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう④~どのリボンの滞空時間が長いか仮説をたて実験しよう1~

令和8年6月9日(火),本時の探究Ⅰではリボンを使ったミニ探究を行いました。

まず長さと幅の違う短冊状の紙を4種類用意し,重ねた所をホッチキスで留めリボンの形にしました。

どのリボンが滞空時間が長くなるか仮説を立てた上で,作成したリボンをを高い所から落として実験します。

さらに今回は実験で得られたデータをもとに,度数分布表を作成しヒストグラムを書き出しました。

こうした数学的統計処理を行いグラフ化することで,得られたデータの分布を視覚的に比較することができます。また最終的に仮説が間違っていなかったかを数値的な根拠を述べることができます。

今回は簡単な統計処理でしたが,次回は得られたデータを異なったグラフでの処理の仕方を学びます。

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう③~データから社会の課題を探ろう~

令和8年5月26日(火),オープンデータを使って社会の課題を探る実習を行いました。

探究では様々なデータを扱いますがデータを読み取る力とデータから推測する力の2つを身につけなければなりません。

今回は独立行政法人統計センターがまとめているSSDSE(教育用標準データセット)を用いて,都道府県ごとの人口・出生数・死亡数などのデータを読み取る練習を行いました。さらに読み取ったデータを根拠に推測される(または今後起こりえる)社会課題を考え,それを問いの形へと言い換えていきました。

1時間で実施するため,事前に特徴的な都道府県を抽出しそれを読み取る形になりましたが。多くの生徒はデータを読み取ることはできても,データをもとに課題を推測することや問いへ言い換えることに難しさを感じていました。今後文系や理系に関係なくデータの読み取りやそこから考えられる事柄については必要なスキルとなりますので,今後力を付けて行きましょう。

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう②~アイデアを生み出そう!~

令和8年5月12日(火),今回はアイデアを生み出すための「アイデア拡張実習」を行いました。

シンキングツールには様々な手法がありますが,今回は「マインドマップ」,「ブレインストーミング」,「KJ法」の3つを使って思考を深めていきます。

各クラスによって活動するテーマは別々でしたが,考査前でもあったので「考査でよい点数をとるためには⁈」というテーマでKJ法を実施しているクラスも多くみられました。最後には黒板にはりだし,クラス全体で共有しました。

シンキングツールはどの教科でも使うことができますので,探究で学んだことを日々の授業にぜひ活用してもらいたいです。

 

令和8年度 探究Ⅰ 探究の基礎を学ぼう①~探究的な見方・考え方とは?~

令和8年4月28日(火),本日からHR単位で探究の基礎を学びます。

1回目は「探究的な見方・考え方」についてです。

見方や考え方について簡単な講義を受けた生徒たちはプリントに描かれた「迷路」を計6回解き,解けた時間を計測していきました。結果をグラフ化すると,どの生徒も1回目は時間が掛かっていましたが2回目以降は早くなっていきました。この結果をもとになぜこのような変化が起こったのかそれぞれのグループで協議しました。

今回は迷路を解く時間の「変化」や他の人と「比較する」ことを中心に考えていきました。他にも探究的な見方・考え方は「関連付け」をしたり,「多面的に考え」たりもします。今後も様々な場面でこれらのような見方・考え方を用いて探究の学びを深めていきます。

令和8年度 探究Ⅰオリエンテーション

令和8年4月14日(火)と21日(火)の2回にわたり81回生第1学年に向けて,探究のオリエンテーションを実施しました。昨年度と同様,探究を統括する企画広報部が探究についてのガイダンスを行い,3年生からは探究の成果をスライドで発表してもらいました。また今年からは「研究倫理」について理化学研究所 生命医科学研究センターが発行している『高校生のための研究倫理』を用いて,全体で研究不正の防止や研究に参加してもらう方の保護について学びました。

これから3年間,楽しみながら探究で様々な力を身につけていきましょう。

【79回生発表タイトル(発表者)】

・睡眠時間が長い人と短い人では学習効果にどんな差があるか(吉田さん,三村さん,谷田さん,竹山さん)

使用教材:『高校生のための研究倫理』
     (理化学研究所 生命医科学研究センター 生命医科学倫理とコ・デザイン研究チーム)

探究Ⅰ テーマに対して多くの「問い」を立てよう

令和8年2月17日(火),本日から自分たちの決めたテーマに対して「問い」を立て始めます。

前回の授業ではグループごとにKJ法を用いてテーマを絞り込んでいきました。今回はそれらに対して問い立てをしていきます。まずは担当の先生から問いの種類や立て方に関する基本的な内容を講義をうけ,その後様々な角度から問いを立てていきます。この時,問いを立てることや問いを深めることが高校生にとって難しいので,グループで話し合ったり,生成AIを使用しながら問い立てのヒントを得たりしていました。また途中でテーマを変更したりするグループもありこの時期はなかなか前に進みません。本校の探究活動においてもテーマを決めて探究上の課題やリサーチクエスチョン(RQ)を導くまでには2~3カ月かかります。ですがこの時期にテーマに関する知識を丁寧に調べたり,グループ内で試行錯誤することはとても大切な事です。また決めたことを一度やってみて,その後に振り返りながら小さなサイクルで探究活動を回すことをすることも大切です。

小さなことからでいいので,一歩踏み出した活動をしていくことを期待します。

   

探究Ⅰ  探究テーマを深めるために生成AIを活用しよう

令和8年1月27日(火),各クラスで生成AIを用いた探究学習の進め方の講座を開きました。

近年の生成AIをめぐる環境は目まぐるしく変化し,生成AIが広まり始めた4年前に比べ回答の精度や情報の正確性が各段に進歩しています。一方で生成AIをめぐってのトラブルも増加する傾向にあるため,龍野高校では正しい生成AIの使い方を1年生で学び,教科の学習や探究活動に活用をしていきます。

前半では生成AIの仕組みや利用上の注意点を講義形式で学び,後半では実際に生成AIを用いてその回答の検証などを行いました。また対話型の生成AIに対してこちらが求めた回答を引き出すためには「良い質問」を行う必要があるため,質問づくりやプロンプト作成の練習も行いました。

最後には生成AIを扱う上で重要な点をまとめ,授業を終えました。

今後様々な活動で生成AIを利用しますが,あくまで生成AIは手段として用いることを念頭に置き,最後は自分たちの考えをもって臨んで欲しいと思います。

令和7年度 探究Ⅰ テーマ設定講演会

令和8年1月13日(火),80回生が次年度から行う探究のテーマを決めるために,大学の先生にテーマ設定に関する講演をしていただきました。

探究活動においてテーマとそのテーマに対する課題の設定はとても重要です。龍野高校の探究では,1年生の1月から3月にかけてテーマを考え,近いテーマの人同士でグループをつくりテーマに対する深掘りや課題の設定を行っていきます。その間にテーマが変わったりすることもありますので,時間をかけてじっくり考える期間をとります。

今回の講演では,テーマの決め方にはいろいろありますが,主には「自分との関わり」を出発点とし,興味関心があるテーマにすることが重要だとおっしゃられました。また今後テーマに対して課題の設定=問いを立てることについてもお話しされ,良い問いと悪い(良くない)問いの具体例を示されました。

いよいよ探究のスタートラインにたちました。80回生がどのような探究活動をしていくか楽しみにしています。

令和7年度 探究Ⅰ ミニ探究社会科学~地域の課題解決策を発表する~

令和7年12月16日(火),クラスごとにミニ探究の発表会を実施しました。

今回のミニ探究では次の流れで実施しました。

①テーマを選択(人やお金の流れ,健康・安全,環境,多様性,テクノロジー,豊かな生活 など)

 ↓

②たつの市が抱える課題の現状分析(GISやインターネット検索サイト,インスタ,広報などから)

 ↓

③たつの市の課題解決に対して「問い」の形で問題提起

 ↓

④課題解決策を「仮説」として, 実現可能か複数視点から検証

 ↓

⑤「仮説」を立証するための先行事例やデータを収集

  ↓

⑥結果・考察をまとめる(ポスター)

 ↓

⑦クラス内で発表(代表班は2月7日の生徒研究発表会でポスターセッション)

どのグループも③~⑥で苦戦しましたが,全5回という短い時間の中で工夫を凝らしたポスターが出来上がりました。

   

発表の内容は多岐にわたりましたが,共通するのは「たつの市の課題を自分事として捉える」という視点を持てた事です。自分ならこうする,という視点は今までとは異なる見方・考え方をすることができます。例えば何気なく通う通学路でも新たな発見があるかもしれません。探究はそういった意味で「受動的」から「能動的」へと意識を変化させるきっかけとなります。ぜひ2年次からもっと自分事として探究活動に取り組んでいくことを期待しています。

 

令和7年度 探究Ⅰ ミニ探究社会科学~地域の課題に対して解決策を考える~

令和7年11月4日(火),80回生の探究Ⅰでは前回に引き続きミニ探究を行っています。

今回は地域課題を解決するためのアイデアを基に「仮説」を立てる練習を行いました。

その仮説が正しいかどうかを検証するために,アイデアが実現可能かどうか具体的に調べていきます。

例えば,「ショッピングモールの誘致」というアイデアを出して,「たつの市に人を呼び込むために大型ショッピングモールを誘致したらどうか」と仮説を立てとしても,立地や集客性などを考えたらなかなか難しいことが分かります。

新しく何かを生み出すためには,今あるモノ・コトに目を向けて,それを違った視点で捉えたり,組み合わせたりすることが必要です。ぜひ高校生ならではの「新しい視点」でのアイデアを期待しています。

令和7年度 探究Ⅰ ミニ探究社会科学~地域の課題に対して問いを立てる~

令和7年10月28日(火),80回生の探究Ⅰでは今回からミニ探究を行っていきます。

生徒たちはグループを作成し,たつの市の課題に関する6つのテーマから1つを選んで課題解決に向けたアイデアを出していきます。

今回のミニ探究では,テーマに対して「問い」を立てる練習も兼ねています。探究活動ではこの「問い」が重要であり,今後の活動で最も大切なポイントです。

生徒たちはテーマに対してキーワードを挙げたり,ブレインストーミングで課題解決のアイデアを出し合ったりしながら進めました。

令和7年度 探究Ⅰ ミニ探究社会科学~地域の課題解決講演会~

令和7年10月21日(火),80回生の探究Ⅰではたつの市役所から講師をお招きして「たつの市の現状」についてご講演頂きました。

講演の後には3つのテーマを出していただき,生徒同士でテーマについて話し合いを行いました。

【テーマ】

 ①シティプロモーション

  皆さんの,「たつの市」のイメージは? たつの市といえばなに?魅力や足りないところは?
  自分の住んでいる自治体と比べてどうか?

 ② 関係人口

  皆さんなら,どのようなまち,どのような方法,どのような人となら,まちづくりに関わりたいと思うか?

 ③ 住みたい場所について

  皆さんは,これから大学進学や就職等,さまざまな世界へ羽ばたき活躍されます。
  どのようなまちであれば,帰りたい? 住みたい? と思うか?

グループに分かれてテーマについて話し合い,最後に代表者が発表しました。

次回から実際にたつの市の現状をResasなどを用いて分析し,地域が抱える課題とその解決策について話し合っていきます。

令和7年度 探究Ⅰ 探究の手法を学ぼう⑤~Resasとジオグラフの使い方を学ぼう~

令和7年10月7日(火),80回生の探究Ⅰでは「地域経済分析システム(以下Resas)」や帝国書院が提供している「ジオグラフ」の使い方について学びました。

Resasは特定の地域をターゲットに交流人口や産業構造の比較,福祉や観光など多岐にわたって分析できるシステムです。

ネット環境にあればパソコンからでもスマートフォンからでも簡単にアクセスすることができ,視覚的にも非常にわかりやすくなっています。

動画でResasの基本的な使い方を学んでから,実際に生徒たちは教員から出された「お題」に対してResasを用いて調べてみました。Resasを使っているうちに興味をひかれ,積極的に取り組む生徒が多くなったように見受けられました。

10月21日からは実際にたつの市について,強みとなる点だけでなく弱点といった課題を分析し,改善できることを探究していくミニ探究を実施します。

令和7年度 探究Ⅰ 探究の手法を学ぼう④~先行研究・事例を探そう~

令和7年9月16日(火),80回生の探究Ⅰでは先行研究・事例の探し方について実習を通して学びました。

まずは先行研究の意義について確認しました。先行研究は,新しい知識を構築するための基盤となります。他者の研究成果を理解することで、生徒自身の研究テーマに対する視野が広がります。

(探究ⅠワークシートNo.1より抜粋)

本校では主にGoogle ScholarやCiNii(一部)などのインターネット論文などを中心に先行研究を探します。

今回はインターネットの検索エンジンでAND検索,OR検索,NOT検索といった検索方法などを具体的な事例挙げて演習した後,各自の興味のあるテーマに対してGoogle Scholarで検索しました。

令和7年度 探究Ⅰ 進路×探究①~自分の進路と探究をマッチさせよう~

令和7年9月2日(火),80回生の探究Ⅰでは夏休み中の課題として(株)フロムページが発行している『夢ナビ進路探究ワークBOOK』を用いて「自分の進路と探究をマッチさせよう」を行いました。

 高校1年生ではこの9月に2年生から文系・理系のどちらに進むかを決めます。将来の職業につながる大切な選択をするために,「自分のやりたいこと」から見つけ,大学でどんな研究しているかを調べていきます。

夏休みにオープンキャンパスに行ったり,大学の研究室の動画などを視聴することで将来について考えてきました。

是非来年のテーマは自分の将来に関わるようなテーマにしていってもらいたいです。

使用教材:『夢ナビ進路探究ワークBOOK』(株式会社フロムページ)

令和7年度 探究Ⅰ 探究の手法を学ぼう③~アンケートってどうやって作るの?~

令和7年7月15日(火),80回生の探究Ⅰでは調査・研究の手法の一つとしてアンケートの作り方について学びました。

アンケート調査は定量的な調査と定性的な調査のどちらも可能ではありますが,注意しなければならないことも多く,今回はアンケート作成における注意点を学びました。

また実際に探究Ⅱで生徒たちが作成したアンケートに答えると当時に,アンケートの意義や目的がはっきりしているかどうかも検証しました。

令和7年度 探究Ⅰ 探究の手法を学ぼう②~円滑なコミュニケーションとは?~

令和7年7月1日(火),80回生の探究Ⅰではコミュニケーション実習を行いました。

 

探究活動は主にグループで課題に解決していくことがあります。他者に自分の考えを正確に伝えるためにも,コミュニケーションの重要性は高くなります。そのためにコミュニケーションとは何かを学び,気を付けなければならないことを,ロールプレイングや実習を通して学びました。

先生の指示に従って絵を描いてみました。グループで見比べると,一人一人の絵が違うことがわかります。

曖昧な言葉を使うと,相手に様々な印象を与えてしまうということを体験しました。

令和7年度 探究Ⅰ ミニ探究自然科学~紙飛行機を遠くまで飛ばそう➂~

令和7年6月24日(火),80回生の探究Ⅰでは,前回実際に体育館で飛ばした紙飛行機の飛距離の集計や飛ばしたときの様子を動画で確認をして,次のように考察を行いました。

➀条件の中でどのような工夫を行ったか,➁その理由,➂結果,④反省点や改善点

考察を黒板にそれぞれが記入し,全体で共有したあとは,「これが一番よく飛ぶ紙飛行機」を各グループで考えて,画用紙に描きました。

使用教材:『課題研究メソッド2nd Edition』(啓林館)