カテゴリ:スーパーサイエンスハイスクール
皿池湿原観察会 科学部生物班
7月13日(土)、三田市里山保全課のご協力により、科学部生物班6名が皿池湿原の視察を行いました。皿池湿原は、県下有数の生物多様性を誇る貴重な湿原で、兵庫県天然記念物にも指定されています。普段は、立ち入り禁止の区域に入れていただき、ハッチョウトンボやヒメタイコウチ、ヒナノシャクジョウなど、貴重な動植物を沢山観察することが出来ました。また、里山は人の手で管理することで生物多様性が維持されていることを知り、環境の保全の在り方について考える貴重な機会となりました。
9月28日(土)に本校で開催する祥雲SSHシンポジウムにおいて、「皿池湿原の生物多様性」を紹介します。ぜひ、ご参加ください。
SSH ロボカップ2024 オランダ 1
昨日7/14 18:30発成田空港行きの便で、成田にひとまず移動し、21時30分にホテルに到着しました。今朝は6:30より朝食をとり、現在成田空港第一ターミナルにてチェックインカウンターのオープンを待っています。科学部robotics班の3人は元気で、のんびり過ごしています。12時35分発のアムステルダム行きに搭乗予定です。
2年次探究アワー
7月12日(金)2、3時間目は2年次の探究アワーでした。
夏休みや探究祭に向けて、研究計画などを話し合い、これからの探究について進めていきました。
決勝大会出場へ!「第4回プレゼン甲子園近畿ブロック大会」
SS探究Ⅲ 人文社会C「食物アレルギーってなあに?~みんなに伝えるホントの情報~」
の探究チームが「第4回全国高校生プレゼン甲子園」の近畿ブロック予選を勝ち抜き、
8月24日に福井で行われる決勝大会に駒を進めました。
全国高校生プレゼン甲子園は、テーマについて深く考察し、自分の考えや念(おも)いを
「伝える」ことで、論理的思考力、表現力、創造力等を養うとともに、
互いの発表を通して、総合的なプレゼンテーション能力の向上を図ることを目的とする大会です。
第1次予選大会は全国から755チームが参加し、
“Well-beingな社会をつくるために今私たちができること“
をテーマにそれぞれが学校の内外で考えたり、実際に実践したアイデアを
動画で発表しました。
今回行われた第2次ブロック予選はその中から選ばれた21組が決勝を目指して
zoomでの質疑応答を行いました。
結果が出た後、出場した生徒たちは
「取り組みの積み上げが評価されてうれしい」
3人でこれまでやってきた頑張りを称え合いました。
プログレス探究A 農業チャレンジ
三田祥雲館のSSH事業では、本校独自のSTEAM教育=祥雲STREAMプログラムを開発しています。その中で、祥雲館の特色と魅力を活かし、STEAMの「A」を「Agricultre(農業)」、「E」を「Environment」と位置付けています。そこで、1年次生対象の希望者選択科目「プログレス探究A」では、この2年間、放課後農業体験実習行っていました。今年度は、その内容を発展させ、農業の専門家からアドバイスを受けながら栽培・販売までを体験し、これからの農業経営について考えるプログラムを開発します。名付けて「農業チャレンジ」!。
6月19日(水)の放課後、第1回目を行いました。プロ探Aの中でも希望者を対象としましたが、半数以上の19名が集まりました。
9月28日(土)に開催する祥雲SSHシンポジウムで販売できる作物を作ることを目標に、落花生栽培します。「畑仕事は初めて」という生徒が半分以上で、農業の先生に方法を教えていただきながら、1人1株の苗を丁寧に植え付けていきました。
苗を植えた後、倉庫の前で車座になり、農業経営についてのお話を聴きました。「大量生産大量消費の考えから安いものを大量に売ること」、「ブランド化をはかり高くても品質や売り方にこだわること」、どちらが正しいというわけではなく、最適解を考え選択することが大切だということを学びました。「つくる責任、つかう責任」について真剣に考える良い機会となりました。また、先生の農場で開発中のクラフトコーラの試飲をさせていただく、というお楽しみもありました。香ばしく爽やかな甘酸っぱさがとても美味しく、高校生からも好評でした。
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これから、みんなで交代で世話をしながら落花生を育て、収穫出来たら販売方法まで考えていきます。ちゃんと売れる作物ができるか、これを読んでくださっている皆さまも9月28日のミニマルシェを楽しみにしていていください。