普通科探究ブログ
令和2年12月22日 神戸大学ジャンモネCoE ミニシンポジウム
本校において、本校1年生全員を対象に、オンラインにて神戸大学ジャンモネCoE ミニシンポジウムを実施した。当初は対面での講演会として実施予定であったが、感染状況を考慮して、ZOOMを活用して神戸大学から配信していただき、生徒たちは各HR教室で講演を聞き、積極的に質疑応答も行った。講演テーマは以下のとおりである。
講演①「地球を守ろう:誰もが安心して利用できる持続可能な新しいエネルギー」
神戸大学SDGs推進室長 先端融合研究環教授 喜多 隆 氏
講演②「EUの環境・SDGs政策」
神戸大学理事・副学長 大学院経済学研究科教授 吉井 昌彦 氏
令和2年10月5日~12月14日 ひょうたん「グループ研究」(6回/全10回)
各HR教室において、普通科74回生(GR除く)が10月5日~12月14日までの月曜6限(計6回)、SDGsにテーマに分かれてグループ研究に取り組んだ。各日の取り組み内容は以下の通りである。
10/5 グループ研究① 活動計画を立てる
10/12 グループ研究② グループ研究、FWやアンケート調査の計画など
選択講座 講演会「文献研究について」
講師:親和中学・親和女子高等学校校長補佐 勝山元照先生
10/26 グループ研究③ *定期戦壮行会のため
11/2 グループ研究④ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など
*HR教室のWi-Fi環境が整い、タブレットPCを各グループ1台導入開始
11/9 グループ研究⑤ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など
11/16 グループ研究⑥ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など
選択講座 講演会「探究を進める上での分析・考察の注意点」
講師:神戸大学大学院人間発達環境学研究科準教授 林創先生
12/14 グループ研究⑦ グループ研究、FWやアンケート調査の計画・実施など
令和2年11月16日グローバルリサーチⅡ「中間発表会」
本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究についての口頭発表(発表8分、質疑応答3分)を行った。今回は、甲南大学サイエンスフロンティア学部教授の甲元一也氏と大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏にオンラインで参加していただき、生徒の口頭発表に対して、アドバイスをしていただいた。
発表タイトルは以下のとおり
1班「移動の制限と国籍-COVID-19と難民-」
2班「日英のコロナ対策」
3班「神戸市の児童虐待の現状と改善」
4班「男性の育児参加の現状とこれから」
5班「成長都市から学ぶこれからの神戸」
6班「テレワークによる地域活性化」
7班「市街化調整区域とまちづくり-神戸から30分の秘境に迫る!-」
8班「神戸市の竹の有効活用-竹が神戸の自然を守る!!-」
9班「日本における地熱発電の現状と提案」
10班「韓国の制度を取り入れた介護技能実習生の労働環境の改善について」
令和2年11月16日 2学年「探究を進める上での分析・考察の注意点」講演会
神戸大学大学院人間発達環境学研究科準教授の林創先生より、9月28日の「探究学習の手法」に続き、アンケート調査やインタビューを中心に探究活動をしている生徒を対象とした選択講座として、「探究を進める上での分析・考察の注意点」というタイトルで講演会(ビデオオンデマンド形式)を実施しました。
林先生の講義では、収集したデータを効果的に提示する手法やデータの分析方法をさまざまな図、グラフなどの具体例を提示しながら丁寧に分かり易く解説していただきました。今回も、新型コロナウイルス感染症の影響により、残念ながら動画による講義となってしましましたが、PC室で個人のペースに合わせて受講する事ができました。
令和2年11月14日グローバルリサーチ「学校説明会」
本校講堂において、中学3年生延べ約700名を対象に、学校説明会が実施されました。この全体説明会において、普通科グローバルリサーチ受講者(2年)のうち3つの班が、「ひょうたん」及び「グローバルサーチ」の紹介と自身の課題研究についての発表を行った。
発表タイトルは以下のとおり。
「移動の制限と国籍~COVID-19と難民~」
「市街化調整区域とまちづくり」
「神戸市の竹の有効活用」
令和2年10月12日NIE特別講義「新聞はどう生き残るのか?」
本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチ受講生(1年)を対象に、日経新聞社神戸支社支局長の堀直樹氏をお招きし、「新聞はどう生き残るのか?~ニューメディアの台頭が迫る変革~」というテーマで講義およびワークショップを実施した。第一部「メディアの興亡~マスメディアの失速、ニューメディアの台頭~」では、マスメディアの歴史と近年のネットを用いたニューメディアについてお話をしていただいた。次に、講義を参考に、グループで新聞について「SWOT分析(S:強みW:弱みO:機会T:脅威)を行い、発表した。そして第2部「新聞はどう生き残るか?~新聞の役割と情報リテラシー~」では、新聞の電子化にいち早く取り組んだ日経新聞の事例や、新旧のメディアとどう向き合うのかの情報リテラシーについてお話していただいた。最後の質疑応答も活発に行われ、実りの多い講義となった。
令和2年10月12日グローバルリサーチ「口頭発表会」
本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、普通科グローバルリサーチⅡ受講者(2年)34名が、パワーポイントを使用し、自身が取り組む課題研究のうち、課題の背景、先行事例とその課題、仮説についての口頭発表(発表4分、講師コメント2分)を行った。今回は、大阪大学大学高等教育・入試研究開発センター特任助教の金泓槿氏をお招きし、生徒の口頭発表に対して、おもに仮説設定についてアドバイスをしていただいた。
〈発表テーマ〉
1班 移動の制限と国籍~COVID-19と難民~
2班 日英のコロナ比較
3班 コロナの影響で神戸市の児童虐待件数は増加したのか
4班 男性の育児参加の現状とこれから
5班 成長都市から学ぶこれからの神戸
6班 テレワークによる地域活性化
7班 市街化調整区域の意義
8班 神戸市の竹林復興~経済活動と自然保護の両立を求めて~
9班 日本における地熱発電の現状と提案
10班 技能実習生が労働力となっている現状と解決策について
令和2年10月12日 第2学年 探究「文献研究について」講演会
親和中学校・女子高等学校校長補佐の勝山元照先生より、本校「総合的な探究の時間」のための講義を実施しました。文献研究を中心に探究活動をしている生徒を対象とした選択講座として、「文献研究について」というタイトルで講義をして頂きました。
勝山先生の講義では、探究学習を進めるにあたって、単なる調べ学習に終わらせないために史資料を批判的に読み解く方法についてお話しいただきました。解説の際には、身近な「神戸」に関する史資料を具体例に挙げながら説明をして下さり、生徒たちの理解も深まりました。
令和2年10月4日グローバルリサーチFW「こうべ六甲私有林研究会」
神戸市北区の有野町唐櫃清水が原山林において、「竹害」をテーマに研究している普通科グローバルリサーチ受講生(2年)1名が、「こうべ六甲私有林研究会」に参加した。午前の部は、清水が原山林と整備実施方針について、下唐櫃林産農協西向山林部長からお話を聞き、現地を見学した。午後の部は、私有林整備に関する支援や活用の可能性について議論し、里山防災林整備区域を見学した。
令和2年9月28日 第2学年 探究「探究学習の手法」講演会
神戸大学大学院人間発達環境学研究科準教授の林創先生より、本校「総合的な探究の時間」のための講義動画を作成していただき、各教室において2年生普通科の生徒(GR選択者を除く)を対象に、「探究を進める上での調査と実験の注意点」というタイトルで、探究学習の手法についての講演会(ビデオオンデマンド形式)を実施しました。
林先生の動画では、社会科学の実験について具体例をいくつか提示しながら解説して頂きました。また、調査方法についてはアンケート調査の手法を質問文の作り方から丁寧にご指導して頂きました。
令和2年9月28日グローバルリサーチ「新聞ワーク」
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)の3回目の授業が行われた。今回はSDGsに関連させて新聞記事を2選びワークシートを準備し、授業ではそのうち1つを選択してお互いに記事の内容を発表し、ディスカッションを行った。生徒は2つから1つを選んだ理由を述べるとともに、記事について自分の立場を明確にして議論をすることができた。
令和2年9月25日グローバルリサーチ FW「神戸市農政計画課」
三宮ビル東館にて、普通科グローバルリサーチ受講生(2年)の3名が神戸市経済観光局農政計画課の土地利用担当 吉森久貴係長と児嶋晃弘係長から神戸市における「竹害」の現状と課題についてお話を伺った。これまで森林保全の取り組みは進んでいたが、昨年の台風19号の千葉での大規模停電が契機となって森林整備に注目が集まり、今年度から神戸市では竹林を中心に森林整備に力を入れている。同課では、淡河町勝雄地区で竹林整備のモニタリング調査を行うなど、全国でも先進的な取り組みを行っている。
令和2年9月14日GR・RRE「英語によるプレゼンテーションの技法」
本校講堂において、普通科グローバルリサーチ受講者(1年)と創造科学科5期生(1年)を対象に、神戸市外国語大学教授の野村和宏氏をお招きし講義を行って頂いた。内容は辞書を引く意味やプレゼンテーションの技法、スピーチをする上での注意点などについて、オールイングリッシュで講義をして頂いた。また、講義の合間に即興スピーチの実践やグループワークも行った。なお、感染予防をしながらの英会話レッスンをするために、今回はマウスシールドを着用をして授業を実施した。
令和2年9月3日グローバルリサーチ「新聞ワーク」
普通科グローバルリサーチ受講生(1年)の初めての授業が行われた。社会問題に関する新聞記事を持参し、お互いに記事の内容を発表し、ディスカッションを行った。生徒は記事について自分の立場を明確にして、白熱した議論をすることができた。将来の研究に向けて、課題設定につながる授業だった。
令和2年8月22日グローバルリサーチFW「ひの家ふぇ」
コミュニティカフェ「ひの家ふぇ」にて、グローバルリサーチ受講生(2年)4名が、神戸市北神区役所まちづくり課係長の船引紀利氏とひの家ふぇ店主の樋ノ上美和氏からお話を伺った。この班は持続可能な農業を目指して「神戸の農村への移住」をテーマに研究をしており、船引氏からは「神戸農村スタートアッププログラム」について、樋ノ上氏からは八多町の現状と課題、ひの家フェの取り組みについて話をいていただいた。
令和2年7月30日 第2学年 探究「テーマ設定」講演会
本校講堂において、2年生全員を対象に、神戸大学大学教育推進機構教授の石川慎一郎先生を講師としてお招きして、「はじめての探究―世界と地域と私の接点」というタイトルで、探究テーマの設定についての講演会を実施した。
石川先生からは、「良い研究」を理解する→「テーマ」を探す→「手法」を多元化する、という成功する探究の3つのステップをお示しいただいたあと、良い研究の例を具体的に御紹介いただいた。
本校の「探究」は、地元、神戸(兵庫県)の問題を取り上げ、しっかりした調査・実験・研究を行い、問題を解決し、「次世代に選ばれるまちKOBE」の実現を図る具体的な提言・提案につなげることとあわせてSDGsと関連付けた世界への視点を持つことを目標としている。御講演では、将来の進路もイメージしながら、まず探究で取り組みたい大領域を決め、その中に含まれるSDGsの中で興味・関心があるものを絞り込み、神戸市・兵庫県の抱える問題でそこに関連するものを探っていくことを御指導いただいた。
令和2年6月15・22・29日・7月6・13日 ひょうたん「新聞ワーク」
各HR教室において、普通科74回生(2年1~7組)が6月15日から7月13日までの月曜6限(計5日間)、各テーマに分かれて新聞ワークに取り組んだ。各日の取り組み内容は以下の通りである。
6/15 新聞ワークの取り組み方についての説明、新聞ワーク1回目(ワークシート①の記入)
6/22 班内での新聞ワーク用ワークシートの回し読みの仕方の説明、前回のワークシート①の回し読みをし、ふりかえりシート①に記入。
6/29 新聞ワーク2回目(ワークシート②の記入)
7/6 前回のワークシート②を回し読みし、ふりかえりシート②の記入。今回ワークシート作成者にふりかえりシートに書いた内容を伝えるべくコメントシートの記入も追加(ふりかえりシートの内容を転記)。さらに、班内で回し読みした記事の感想を1人1分程度で発表し、班ごとにベストレポートを選出。
7/13 新聞ワーク3回目(ワークシート③の記入)。その後作成したワークシート③を回し読みし、ふりかえりシート③の記入。コメントシートの交換。
令和2年6月29日GRⅡ「研究の進め方」
本校同窓会館ゆ~かり館において、グローバルリサーチⅡ(2年)の生徒対象に、甲南大学サイエンスフロンティア学部教授の甲元一也氏をお招きし、講義を行った。今回はオンライン会議ツールzoomを使って講義をしていただき、質疑応答はオンライン質問ツールslidoを用いた。テーマは「研究の進め方」で、テーマ設定から情報収集、研究計画の策定、データの収集・分析、成果の発信という研究サイクルについて生徒は学習した。
令和2年6月23日-26日グローバルリサーチ「説明会」
本校理科1教室において、1年生対象に、2・3年のグローバルリサーチ選択生徒が説明会を実施した。おもに研究やフィールドワーク、研修旅行について説明した。また、部活動との両立や研究の不安など、1年生からの質問に先輩が丁寧に説明した。連日、10名を超える1年生が参加し関心の高さが伺えた。
ひょうたん「オリエンテーション・プレ新聞ワーク」
各教室において、2学年普通科(1~7組)のA班の生徒(出席番号前半)が総合的探究の時間「ひょうたん」の授業のオリエンテーションをモニターを使って受講した。また、オリエンテーションの後は『日本経済新聞(2019年10月18日)高校生向け特別版』を使ったプレ新聞ワークに取り組んだ。