取り組みのハイライト

普通科探究ブログ

令和6年5月2日 【78回生(総探)】探究講演会 講師:神戸大学 石川慎一郎 教授

これから取り組む探究学習について、石川先生より「探究学習とはなにか?」という話題から探究学習を進めていくにあたって必要な知識・スキルについてまで幅広い内容で『探究学習』についてレクチャーをしていただきました。特に、1学期の学習活動の中心となる「テーマ設定」については、具体的な手法や留意点をご紹介いただきました。

<生徒の感想>

・探求のいい例やNG例、重視すべきポイントなどを非常に分かりやすく例示していただいたおかげで堅苦しいテーマとその響きから無意識のうちにいい印象を持っていなかった探究がとても面白くやりがいのある教科であるように思えた。

・初めは探求の授業に対して抵抗感や何をすればいいか分からないという意識があったけど、講演を聴いて具体的にどんなことを行えばいいか理解出来たし、テーマの決定などポイントもよくわかった。

・今回講演をきいて、ただただ興味のあることを調べるだけではいけないのだとかんじました。石川先生がおっしゃっていたように、大きすぎず小さすぎずのちょうどいい範囲の話を調べることの大切さを理解でき、どれほどオリジナリティーをつくれるかも大切だということも理解できました。

・今までは探究についていまいち理解できていなくて、何のためにするかや、どういうことをすれば良いかがわかりませんでした。しかし、今日の講演会を聞いて今私たちに求められている生きる力ということについて納得がいく理解ができました。 

・題材をオンリーワンにするのはとても難しいと思うけど、今高校生だから、今2年だからこそできることを武器としておもしろくて初めてで意義のあり驚きのある探求にしてみたいと思った。

令和6年4月25日 【78回生】「総合的な探究の時間(総探)」が始まりました

74~77回生は、SDGsを中心テーマとして探究に取り組んできました。本年度の78回生からは、「神戸2025ビジョン」に基づいた次期マスタープランの構想を想定した、7つの大テーマを中心テーマに据え、これまで以上に社会実践に近い距離で探究学習を進めていきます。年間計画の概要は以下のとおり。

令和6年2月5日 第14回 高校生鉄人化まつり実行委員会 第3回会議

2月5日(月)17:00から「高校生鉄人化まつり」の第3回実行委員会が兵庫高校第1スティームルームで実施されました。兵庫高校、育英高校、神戸野田高校の各校の代表者、NPO法人「KOBE鉄人PROJECT」の代表、区役所の担当者が出席して行われ、参加予定団体が兵庫高校…書道部、吹奏楽部、弦楽部、ギターアンサンブル部、育英高校…ダンス部、野田高校…軽音楽部、長田高校…ダンス部、常磐女子高…バトントワリング部、夢野台高校…コーラス部であることが確認されました。

また実行委員会企画(ステージ企画)と(テントでのオリジナルゲーム企画)について話し合われました。次回は2月21日17:00~兵庫高校で開催される予定です。

令和6年1月15日  第14回 高校生鉄人化まつり実行委員会 第2回会議

1月15日(月)17:00から「高校生鉄人化まつり」の第2回実行委員会が育英高校会議室で実施されました。兵庫高校、育英高校、神戸野田高校の各校の代表者とNPO法人「KOBE鉄人PROJECT」の代表の方が出席し、ポスターのデザインの決定、ステージ参加団体の報告、実行委員会企画の出し物等について、議論が交わされました。次回の会議は2月5日(月)に兵庫高校で実施の予定です。

 

令和5年12月18日(月)「第14回鉄人化まつり」実行委員会

育英高校において、1年グローバルリサーチ履修者6名が、来年3月23日(土)に開催される「第14回鉄人化まつり」の第1回実行委員会に参加した。初回ということで、教員による進行のもと、自己紹介に始まり、これまでの成り立ちと活動の経緯を聞いたうえで、実行役員の選出が行われた。実行委員長、副実行委員長、議長、書記のいずれも、本校生徒が立候補し、(複数名で務める役員もあるが、)すべての運営で本校生徒が関わることになった。実行委員長と議長の進行のもと、第14回のテーマも決定し、4か月後の開催に向けて動き始めた。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_3日目

東京みらいフロンティアツアー3日目。有志の生徒10名は東京大学を訪れた。 
東京大学に進学された先輩2名に案内してもらい、赤門や図書館、安田講堂を見学した。 
道中で東京大学に通われていた文豪夏目漱石などのお話も伺い、ただ見学するだけでなく知識も深めることができた。 
今回の東京大学を見学した経験は東京大学進学を志すきっかけや決意をする機会になったと思う。 
先輩方の背中を追って私たちも”得意”や”好き”を見つけ、憧れられるような存在になりたい。 

  
 
 

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目A班

東京未来フロンティアツアー2日目

私たち2A班は日本アセアンセンター、国連UNHCR、アジア経済研究所に訪れた

 

1.日本アセアンセンター

ここではアセアン加盟国それぞれの文化や特徴を教えてもらった。日本が少子高齢化によりアセアン各国に経済援助を求めなくてはいけない経済の脆弱性や日本とその各国の関係の歴史、近い地域であっても経済を構成する産業の割合の違いなど知ることができよりアジア各国の理解を深めることができた。

 

2.国連UNHCR

難民受け入れに対しての熱い講演をきいた。難民受け入れに対して日本国民が感じているマイナスなイメージは日本がそう思われずにはいられないような社会を構築してしまっているという現状であったり自分たちの先入観で難民の方々の未来の芽を無意識のうちに積んでしまっていることが分かった。講義してくださった方の日本という国を難民にとって生きやすく世界にとって誇れるような国に変えたいという思いを聞き感動したと同時に難民受け入れに対しての考え方が180°変わった。

 

3,アジア経済研究所

世界でも手に入るかわからないアジアのとても貴重な資料また4階にもなる図書館を拝見できて圧巻された。中には戦前のものや北朝鮮の資料もあったりしてとても歴史を感じ取ることができた。またカンボジアの昔から今に至るまでの歴史をお聞きすることができた。カンボジアとアジアのつながりであったり国民が情報操作をされ政府の意識を変えられており、政治に関しての言論の自由が失われている今を知ることができた。観光のイメージしかないカンボジアの見方が変わった。

 

今日はとても自分たちの考え方や見方が変わりました。楽しかったです。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目B班

東京未来フロンティアツアー2日目は、国会議事堂周辺、アジア開発銀行(ADB)、JFOODOを訪れた。

 

国会議事堂周辺

ここではまず、国会議事堂参議院の見学を行った。参議院の歴史や内装に込められた意味などを学びつつ議事堂の中を見てまわった。歴史ある建造物であり、国の重大な決定を行う場所ということもあり、どこか重みのある空気が感じられた。

次に、国立国会図書館に訪れた。この施設では国内のすべての出版物が保管されている。今回は特別に書庫の中まで見学させていただき、明治初期当時の新聞などを拝見した。普段は見ることのできない貴重な資料も生で見る事ができ、とても興味深い体験だった。

その後、参議院会館にて兵庫高校OBの宮崎雅夫議員と対談を行った。宮崎議員が力を入れている農産業関係のお話を聞き、私たち自身の体験や知識と結びつけることで、より一層日本の農産業の未来について深く考える事ができた。

 

アジア開発銀行(ADB)

ここでは、アジア開発銀行が行ってきたアジアにおける貧困問題解決の経験談を英語で講義して頂いた。様々な事例を学び、国際的な問題をどのような角度から捉え、解決にむけてどう働きかければよいかなどを考えた。耳なれない英単語に苦戦しながらも、ADBの方々と深くアジアの国際問題について話し合うことができた。

 

 

JFOODO

ここでは、北川さんによる講義を聴きながら、日本産食品の海外へのアプローチについてなどを考えた。私たちに身近な食品でも、どのようなプロモーションを行うことで立場や考え方の違う人に興味を持ってもらえるのかなど、話し合いながら新たな目線で見つめる事ができた。

  

  

  

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目C班

東京みらいフロンティアツアー二日目。C班の12名はAkeruE、METoA Ginza、Xcenterに訪れた。

 

AkeruE

このAkeruEという施設ではPanasonicが考える、今を生きる子供たちに必要なSTEAM教育の本質を学ぶことができた。私たちが通う兵庫高校でもSTEAM教育には力を入れているが、この施設では今までの授業よりもA(Art)の可能性を感じることができた。

工作をする体験プログラムや動画を作れるプログラムもあり、最近では感じなかった童心や好奇心をくすぐられる展示であった。

 

METoA Ginza

この施設では三菱が行なっているサステナブルな社会を目指すために必要な1つの事柄であるプラスチックリサイクルを楽しく学ぶことができた。

ゲーム感覚で学ぶことができ、実際に体験をするのでより理解を深める展示であった。

他にも三菱が行なっており、兵庫高校も協力しているekinoteなどの活動の展示もあるため社会に寄り添った三菱の形を知る機会となった。

 

Xcenter

この施設では三菱が掲げる未来に必要な最先端のシステムを学ぶことができた。

実際に免許がない子供や高齢者でも運転のできるモビリティに試乗したり、人と協働できるロボットを見学した。

人々の暮らしにもっと豊かさをもたらすようなそんな技術の進歩過程を知り、これからの私たちが担う発展により一層責任を感じると共に進化する楽しさも感じた。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_1日目A班

東京未来フロンティアツアー1日目A班の14名は、千葉県にある量子科学技術研究開発機構へ訪問した。はじめに、機構が行っている研究などの講義を受けた。その後、主加速器(シンクロシトン)を見学し、3つの班に分かれてそれぞれ体験を行った。 
 A班では、窒素(N)が含まれるダイヤモンドの特殊な性質を利用して慢性炎症を予防する実験室の概要を聞き、実際に研究設備を見学した。できて1年ほどと新しい研究室であったが内容がとても面白く免疫についての知識を深められた。 
 B班では、「PET装置の原理を学び、未来のPET装置開発現場の見学」を行った。PET装置のもととなる機械を用いて、どこに放射線を出す物があるのか探す体験をした。また、新しい頭用のPET装置について実際に見た。 
 C班では、光の吸収を利用し、普段目に見えない放射線を測定する体験を行った。講義で学習した内容を踏まえることができ、実践しながら、理解する貴重な体験をすることができた。 
   

東京みらいフロンティアツアー2023_東京武陽会交流会

東京みらいフロンティアツアー1日目の夜には東京武陽会に所属されているOBOGの方との交流会に参加した。 
地元では見られない皇居とビル群の夜景を楽しみながら先輩方と交流した。 
同じ兵庫高校出身であるという仲間意識からなのか、夕食からどの班のテーブルでも談笑が絶えず、和気あいあいとしながら自分たちが進めている研究テーマについてのアドバイスをいただいた。 
先輩方は専門分野をそれぞれ持っておられたのでより詳しい見解を聞くことができた。中には、研究を進めるうえでの心構えやプロセスの重要さを学んだ班もある。 
武陽会の方々は皆何かしらの要職に就き、自分の専門分野のみならず幅広い知見を持ち余裕があって非常にかっこいい尊敬できる先輩方であった。私たちもああなりたい。 
今と昔の兵庫高校の変化の話も交えながら楽しく学ぶことができた充実したひと時であった。 

  

東京みらいフロンティアツアー2023_1日目B班

新神戸9時10分発ののぞみ84号に揺られ、(と言っても揺れはあまり感じられなかったが)我々B班一行は東京の土を、品川駅において踏んだ。やはり新幹線というものは速いらしく、エスカレーターで左による人々を見るまでは東京にいるという実感がなかった。お台場まで電車を乗り継ぎキャリーバッグをがらがらと押し、川崎重工業によるロボットのショールームであるKawasaki Robostageを訪問した。溶接用の屈強なロボットとVRゴーグルなどを組み合わせたドローンの視点をリアルに体験できる装置が目玉で、ある者はUSJのアトラクションのようだと表現するほど面白いものだった。ゲーム産業の更なる発展などを期待できた。講義においてもその内容は非常に充実したもので質問が尽きなかった。 
Kawasaki Robostageを後にし、夏のじりじりとした日差しの中、フジテレビ本社やガンダム像を横目に次の訪問先の産業技術総合研究所に向かった。産業技術総合研究所では人間の労働や生活における運動などに関わる2つの研究を紹介していただいた。どちらも非常に面白い研究で、人体の研究における精密さに驚かされた。 
 今日は非常に有意義で、また楽しい体験を多くすることができた。ご協力いただいたすべての方々に改めて感謝を申し上げる。 

   

  

5月29日(月)15:30~ 第2、3学年(GR、創造科学科)希望者 「ベトナム研修 国内事前研修①」@第2STEAM ROOM

本時は、大阪大学工学研究科の宇山浩教授にご来校いただき、プラスチック素材に関する講義をしていただきました。ベトナムでのフィールドワークの充実を図ることを目的に、現地での研修プログラムの1つである、プラスチック問題について事前研修を行いました。講義では、プラスチック素材の開発史や最先端の素材開発の内容と、今後の開発の視点など、開発の背景について教えていただきました。また、現代の日常生活に欠かせない様々なモノとその素材について、素材開発の現場、製造現場、処理の現場、のように各段階における課題を、特に環境問題を中心に紹介していただきました。

 

5月29日(月)6校時 第2学年普通科 「グループ研究 テーマ設定③」@講堂

本時は、神戸市企画調整局から6名の講師の方々にご来校いただき、普通科全員で一斉授業を実施しました。
前半では、神戸市の総合計画「神戸2025ビジョン」を中心に、様々な地域課題と、それらについてどのように施策対応されているかを教えていただきました。実践例を示していただいたことで、各グループの探究テーマを社会課題につなげていく手がかりを得ることができました。
後半では、探究テーマを掘り下げる手法の1つとして、”ロジックツリー”を体験するワークショップを実施しました。10人程度の班に分かれ、意見を出し合うことと意見の共有を繰り返しながら、ロジックツリーの作成を体験的に学びました。
次回は、本時で身に着けた知識や探究のスキルを活用し、テーマの掘り下げを行います。

  

4月13日(木)7校時 第2学年普通科 「オリエンテーション 探究の進め方」@講堂

本時は、神戸大学の石川慎一郎教授にご来校いただき、普通科全員を対象に、講演をしていただきました。
2年次より始まる、「総合的な探究の時間」の課題研究について、探究の各ステップの紹介や、”良い研究とは?”など、具体例を提示しながらわかりやすく解説していただきました。特にテーマ設定ポイントや留意事項を丁寧に教えていただきました。
次回から、分野ごとに分かれたグループ研究を開始します。

 

令和5年3月22日 第1学年「総合的な探究の時間」(ひょうたん)講演会「SDGsの本質をとらえ、社会課題の解決に挑む」

 本校講堂において、77回生(1年)を対象に、東京都市大学大学院環境情報学研究科の佐藤真久教授から、「SDGsの本質をとらえ、社会課題の解決に挑む」というテーマで講演をしていただいた。

まず,世界情勢の現状とその変化の様子を示していただき,SDGsの意義について説明していただいた。次に,生徒が取り組んだ事前課題の結果をもとに,日本が抱える社会課題について全体で共有し,「これからはどのように学んでいくべきか」を示していただきながら探究学習の取り組み方について教えていただいた。さらに,MDGsとSDGsの取り組みと達成について解説していただき,SDGsを「自分事」として考えていくことの重要性を話していただいた。

生徒は,2学年に進級後,探究学習に本格的に取り組んでいく。その足掛かりとしてSDGsの捉え方を改めて学ぶことができ,今後の学習を進める上で大いに参考になる内容であったと思われる。

 

〈生徒の感想〉(一部抜粋)

・正直、あと30年で地球が大きく変わってしまう実感が湧かなかった。しかし、確かに世界は30年前に比べると大きく変わっているのだから、私たちの将来が大きく変わってしまうのは必然的な事だと思う。私は講演を聞いて、世界の変化を見過ごすのではなく常に現状を把握していくことが大切だと思えた。 

・改めてSDGsについて考えるいい機会になったと思います。アンテナとコミュニケーションが重要だということがわかりました。自分の得意分野だけにとらわれるのではなく、他者ともコミュニケーションをとって他の分野も視野に入れて考えることが大切だということも分かりました。今回の講演を今後の自分の探究活動などにいかしていきたいなと思いました。 

・今日の講義を通して自分の立場を明確にし、意見を持つことの重要性に気がつくことが出来たと思います。特に私は,SDGsは17個の項目がありますが、ひとつひとつを別のものとするのではなく、どれも互いに関係し合い繋がっているので全体を捉えることが大切だと考えました。これからもSDGsを含む様々な社会問題について関心を持ち、解決に向けて考えていこうと感じています。

令和5年3月11日GRⅠ「観光・まちづくりセミナー」参加

グローバルリサーチⅠ(1年)1名が、公益財団法人ひょうご観光本部主催「観光・まちづくりセミナー」に参加した。この生徒は「観光データサイエンス」の学習活動で在日外国人をターゲットに但馬地区の観光ポスターを作成したことから本セミナーに応募し、当選した。実施内容は、城崎温泉の視察、観光事例の紹介、城崎温泉におけるDX関連の取り組み紹介、芸術文化観光専門職大学の学生のよる但馬観光ワークショップ・キャンパスツアーなどである。生徒は自分が調べた内容を現地視察できたとともに、研究内容を学生と共有することもできた。

  

令和5年2月6日・2月20日 第2学年「総合的な探究の時間」(ひょうたん)「中間発表会」

令和5年2月6日と20日に,76回生普通科の「総合的な探究の時間(ひょうたん)」で中間発表会を行った。発表では,各班で取り組んだ探究活動についてパワーポイントを用いて発表・質疑応答を行った。

 感染症対策として過密を避けるために3年生のホームルーム教室も使用し,全64グループを14会場に分けた。2月6日の第1回発表会では,分野横断的に発表グループを編成し,多角的・多面的な視点から質問や意見がもらえるようにした。2月20日の第2回発表会では,担当者を1名ずつ配置し,同じ分野のグループが集まって発表できるようにした。1回目発表終了後,生徒間で発表内容の相互評価を行い,その結果をもとに各グループで発表内容のブラッシュアップを行って2回目の発表に臨んだ。

 生徒は,それぞれ半年間の活動の成果を工夫して発表していた。第3学年進級後も,引き続き同じテーマで探究活動を続け,7月の完成発表会に向けて研究を仕上げていく予定である。

令和5年2月9日GRⅠ「三ッ星ベルト」

本校第一STEAM ROOMにおいて、普通科グローバルリサーチⅠ受講者(1年)15名を対象に、三ッ星ベルト株式会社人事部長倉本信二氏に来校していただき、「地元企業の海外進出の現状とSDGsの取組」をテーマに講義をしていただいた。三ッ星ベルトは、本校所在地の神戸市長田区を代表するゴム産業のメーカーです。今回は、長田のゴム産業の歴史から始まり、企業紹介、海外展開とサプライチェーン、SDGsに関する取組みについて講義をしていただいた。生徒はアジア・ヨーロッパ・北米に工場や販売拠点をもつ三ッ星ベルトの強みを理解するとともに、メーカーのSDGsの取組みについて知ることができた。ESG(環境、社会、企業統治)の観点から三ツ星ベルトのあり方を学んだあと、「ダイバーシティ」をテーマに三ツ星ベルトの取組みについて意見や提案を行うワークショップを行った。